JP4440013B2 - 遊技機の遊技機枠 - Google Patents

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Description

本発明は、球を遊技機枠の裏側から遊技機枠の前側の球皿構造体に誘導する樋の閉め忘れ防止を図ることができる遊技機の遊技機枠に関する。
パチンコ機の遊技機枠には、遊技機枠を取り付けるパチンコ店の島と呼ばれる遊技機設置構造体の補給系統から供給された球を、遊技機枠の裏側におけるタンクで貯蔵し、この貯蔵された球を賞球または貸球としてタンクから払い出し、この払い出された球を遊技機枠の裏側から遊技機枠の前側における球皿構造体の球収納室に前横樋で誘導する構造が知られている。この前横樋を筒状に形成し、この筒状の前横樋を遊技機枠に取り付けることが考えられるが、前横樋の内部を点検する作業が面倒である。そこで、前横樋を前側に開口された溝構造体とこの溝構造体の前側を塞ぐ蓋構造体とから構成し、溝構造体を遊技機枠に設け、溝構造体の前側を塞ぐように蓋構造体を遊技機枠に着脱自在に取り付けるように構成した場合、作業者が蓋構造体を遊技機枠に固定する固定具を確実に止めることを忘れることがある。このような場合、固定具が遊技中の振動で脱落し、蓋構造体が遊技機枠から脱落してしまう。そして、蓋構造体が遊技機枠から脱落すると、前横樋としての機能が失われ、球を遊技機枠の裏側から遊技機枠の前側の球皿構造体に誘導することができないという欠点がある。
特開2004−33250号公報
発明が解決しようとする問題点は、前横樋を前側に開口された溝構造体とこの溝構造体の前側を塞ぐ蓋構造体とから構成し、溝構造体を遊技機枠に設け、溝構造体の前側を塞ぐように蓋構造体を遊技機枠に着脱自在に取り付けるように構成した場合、作業者が蓋構造体を遊技機枠に固定する固定具を確実に止めることを忘れることがあるという点である。
本発明に係る遊技機の遊技機枠は、遊技機枠遊技機枠の裏側におけるタンクから払い出された球を遊技機枠の裏側から遊技機枠の前側に開閉可能に設けられた球皿構造体の球収納室に誘導する前横樋を備え、前横樋が前側に開口された溝構造体とこの溝構造体の前側を塞ぐ蓋構造体とから構成され、遊技機枠には溝構造体と取付部とが設けられ、蓋構造体には取付部に前側から後側への押し込みで係合し後側から前側への引っ張りで解除し得る固定具が設けられ、固定具と取付部との係合・解除によって、蓋構造体が遊技機枠に着脱自在に取り付けられ、球皿構造体の裏面には球皿構造体が閉じられる過程において固定具を取付部に押し込むように後側に押す操作具確認部が設けられたことを最も主要な特徴とする。本発明に係る遊技機の遊技機枠にあっては、蓋構造体が下部に固定具を備え上部に係合部を備え、遊技機枠が溝構造体の下部に取付部を備え溝構造体の上部に蓋構造体の係合部と係合する被係合部を備えたりすることも特徴とする。
本発明に係る遊技機の遊技機枠は、作業者が、蓋構造体を取り外し、溝構造体を検査した後、溝構造体に蓋をするべく、蓋構造体を遊技機枠に装着し、固定具を取付部に押し込むように操作したが、固定具が取付部に確実に押し込まれておらず、固定具と取付部との嵌め合いが解除され得る状態のまま、球皿構造体を閉じても、操作具確認部が固定具を取付部に押し込み、固定具が取付部に確実に押し込まれ、固定具と取付部との嵌め合いが解除されることはないという利点がある。これによって、固定具が遊技中の振動で脱落することも、蓋構造体が遊技機枠から脱落することもないという利点がある。蓋構造体が下部に固定具を備え上部に係合部を備え、遊技機枠が溝構造体の下部に取付部を備え溝構造体の上部に蓋構造体の係合部と係合する被係合部を備えれば、蓋構造体が遊技機枠に固定具で取り付けられて、蓋構造体と溝構造体とかなる前横樋の内部を球が流れる場合、操作具確認部で押え付けられている固定具が球から蓋構造体への負荷を負担するので、係合部と被係合との嵌め合い構造を前後方向で直線的に嵌まったり抜けたりすることが可能な構造としても、係合部と被係合との嵌め合いが外れることがないという利点がある。
図1−図5は、発明を実施するための最良の形態である。図1は、遊技機枠71と遊技盤110との外観を示す。図2は、球皿構造体82が閉じられた場合における遊技機枠71の球皿構造体82の周りを縦方向に切断した断面を示す。図3は、可動枠75の内部から遊技機枠71の前側に球を排出する通路を形成する構造の前側からの外観を示す。図4は、固定具211を分解して示す。図5は固定具211の内部構造の断面を示す。この明細書において、「前」、「後」、「裏」、「左」、「右」、「上」、「下」の方向は、図1の状態に遊技機枠71および遊技盤110を置いて前側から見た場合に特定される方向である。「後」と「裏」とは同じ方向である。
図1を参照し、パチンコ機における遊技機枠71の前側の構造について説明する。遊技機枠71において、前横樋106は、遊技主体収納構造体78に設けられる溝構造体171と、溝構造体171の前側を塞ぐように遊技主体収納構造体78に着脱される蓋構造体172と、遊技主体収納構造体78に設けられる取付部244と、蓋構造体172に設けられる固定具211とを備え、固定具211が取付部244に押し込まれることによって、蓋構造体172が溝構造体171の前側を塞ぐように遊技主体収納構造体78に取り付けられ、その状態において、人が固定具211を前側に引っ張ると、固定具211が取付部244から前側に引き抜かれるのに伴い、蓋構造体172が遊技主体収納構造体78から前側に取り外される。可動枠75にヒンジで前側横方向に片開き可能に取り付けられた球皿構造体82の裏面には、操作具確認部192が設けられる。操作具確認部192は、球皿構造体82が閉じられる過程において、固定具211を取付部244に押し込むように後側に押す部分である。つまり、操作具確認部192が球皿構造体82の裏面に設けられているので、作業者が、蓋構造体172を取り外し、溝構造体171を検査した後、溝構造体171に蓋をするべく、蓋構造体172を遊技主体収納構造体78に装着し、固定具211を取付部244に押し込むように操作したが、固定具211が取付部244に確実に押し込まれておらず、固定具211と取付部244との嵌め合いが解除され得る状態のまま、球皿構造体82を閉じても、図2に示すように、操作具確認部192が固定具211を取付部244に押し込み、固定具211が取付部244に確実に押し込まれ、固定具211と取付部244との嵌め合いが解除されることはない、という利点がある。
遊技機枠71は、パチンコ店の図外の遊技設置構造体に取り付けるための外枠と呼ばれるような固定枠72を備える。固定枠72は、前後方向に開放された縦長な長方形の空間を囲む額縁形状である。固定枠72の下部前面に設けられた幕板部73には、低音用のスピーカーの低音を幕板部73の裏側から前側に放出する放音孔部74が左右に設けられる。放音孔部74の裏面には図外のスピーカーが、個別に取り付けられる。固定枠72には、前枠または中枠と呼ばれるような可動枠75が左側のヒンジ76で前側横方向に片開き可能にかつ着脱可能(交換可能)に取り付けられる。可動枠75は、前後方向に開放された縦長な長方形の空間を囲む額縁形状の合成樹脂からなる可動枠本体77と、可動枠本体77から内部に延設された合成樹脂からなる遊技主体収納構造体78とを備える。可動枠75は、閉じられた場合、図外のロック機構によって、開閉不能に固定枠72に支持される。可動枠本体77には、パネル枠81および球皿構造体82が左側に設けられる図外のヒンジで前側横方向に片開き可能に取り付けられる。パネル枠81は、前後方向に開放された窓83を囲む額縁形状である。パネル枠81の裏面には、ガラスまたは合成樹脂からなる光透過性を有する前面パネル84が、窓83を覆う格好で取り付けられる。パネル枠81の裏面上部には、中・高音用の図外のスピーカーが左右に取り付けられる。このスピーカーの設けられるパネル枠81の部分には、スピーカーの中・高音をパネル枠81の裏側から前側に放出する図外の放音孔部が設けられる。
パネル枠81は、閉じられた場合、図外のロック機構によって、開閉不能に、可動枠本体77に支持される。球皿構造体82は、閉じられた場合、ロック機構によって、開閉不能に、可動枠本体77に支持される。可動枠本体77の右縦片には施錠装置86が設けられる。可動枠75やパネル枠81および球皿構造体82が閉じられてロック機構で開閉不能に支持された状態において、遊技店の店員が図外のキープレート(鍵)を遊技機枠71の前側から施錠装置86の鍵穴87に挿入し、当該キープレートを例えば右側に90度回転操作すると、固定枠72と可動枠75とのロック機構による支持形態が解除される。この支持形態の解除後に、店員が可動枠75を前側に引くことによって、可動枠75はヒンジ76を中心として前側に片開きされる。また、上記施錠装置86の鍵穴87に挿入されたキープレートが例えば左側に90度回転操作されると、可動枠75とパネル枠81とのロック機構による支持形態が解除される。この支持形態の解除後に、店員がパネル枠81を前側に引くことによって、パネル枠81は前記図外のヒンジを中心として前側に片開きされる。このように、パネル枠81が前側に開かれた状態において、店員が可動枠75の前面に設けられたロック解除操作体89を操作すると、可動枠75と球皿構造体82とのロック機構による支持形態が解除される。この支持形態の解除後に、店員が球皿構造体82を前側に引くことによって、球皿構造体82は前記図外のヒンジを中心として前側に片開きされる。球皿構造体82の前面には、球収納部90と発射操作機構91とを備える。球収納部90は、遊技に使用する球を受ける上方に開放された形態である。球皿構造体82の裏面には、球を球収納部90に供給する球取入口92と、球収納部90から発射機構103に球を供給する球供給口93とを備える。
遊技主体収納構造体78は、前側に開放された遊技主体収納室95と、遊技主体収納室95の背壁に形成された前後方向に貫通する中央開口部96とを備える。遊技主体収納室95の左側部には、遊技盤110を裏側から前側に押圧する板ばねにより構成された遊技主体押圧部97と、遊技主体押圧部97で前側に押された遊技盤110を前側から受け止める遊技主体受部98とを備える。遊技主体収納室95の右側部には、遊技主体ロック部材99を備える。遊技主体ロック部材99は、遊技主体収納構造体78から前側に突出する円筒状の台座の中心にロック操作部100を回転可能に備える。ロック操作部100は、台座から前側に突出した操作軸の端部に固定された横長な形態である。遊技主体収納構造体78における遊技主体収納室95よりも下部における前面には、遊技主体棚101を備える。
遊技主体棚101の前面には、発射機構103、発射レール104、ファール球取入口部105、前横樋106を備える。発射レール104は、球皿構造体82の球供給口93から供給された1個の球を受け取る。発射機構103は、電力供給と遮断とを交互に受けることによって、球収納部90から発射レール104に供給された1個の球を遊技盤110の遊技領域113に向けて発射する。発射レール104は、発射機構103から発射された球を、遊技盤110における発射通路122の入口に誘導する。ファール球取入口部105は、遊技盤110の発射通路122から落下する球を取り込む。ファール球取入口部105に取り込まれた球は、前横樋106を経由して球取入口92に排出される。前横樋106は、可動枠75の裏部に取り付けられた払出機構107から払い出された球を球取入口92に排出する。可動枠75の裏部には、タンク108を備える。タンク108は、遊技設置構造体の補給系統から供給された球を貯蔵し、貯蔵した球を払出機構107の球払出動作に伴い払出機構107に供給する部品である。
図3を参照し、前横樋106の構造について説明する。前横樋106における溝構造体171は、遊技主体収納構造体78が遊技主体収納室95と中央開口部96と遊技主体受部98と遊技主体棚101と切欠部102および前壁109を有する形状に成形型を用いて形成される場合において、遊技主体収納構造体78に遊技主体収納構造体78と一緒に形成される。つまり、溝構造体171および遊技主体収納構造体78は単一物として形成され、溝構造体171が遊技主体収納構造体78の一部分を構成するものである。溝構造体171は、可動枠75の前壁109から裏側に突出し、前方に開口された横長な形状である。溝構造体171の底壁176は、球受取部166の左側壁に形成された開口177から取り込んだ球を右側に流下する斜面になっている。開口177は、ファール球取入口部105から排出された球や払出機構107から排出された球を溝構造体171に取り込むためのものである。溝構造体171の遊技主体棚101との境界を形成する隔壁180の前面には、複数の被係合部181を横に並んだ形態に備える。被係合部181は、隔壁180の前面から内部に直線的に窪む窪みとして形成される。前壁109には、取付部244を備える。
蓋構造体172は、無色な光透過性の有る合成樹脂からなる裏側に開口された横長であるものの、溝構造体171よりも横幅の小さい形状である。蓋構造体172は、縦方向の前面部187、前面部187の上縁から裏側に突出する上面部188、上面部188の後縁から上方に突出するフランジ部189、フランジ部189の上縁から裏側に直線的に突出する複数の係合部190、前面部187の下縁から裏側に突出する底面部191、底面部191から下方に突出する取付足194、前面部187の左縁から裏側に突出する左側壁193、取付足194に設けられた固定具211を備える。左側壁193は、上面部188および底面部191に連接される。
そして、蓋構造体172の左側壁193が溝構造体171における開口177の形成された左側壁と前後方向で突き合わせられるように、蓋構造体172の底面部191が溝構造体171の底壁176に下側から被せられる。その後、蓋構造体172の係合部190が溝構造体171の被係合部181に前側から挿入され、固定具211が取付部244に押し込まれることによって、蓋構造体172が溝構造体171における前方開口の一部を前側から塞ぐように、可動枠75に取り付けられる。蓋構造体172が可動枠75に取り付けられることによって、蓋構造体172と溝構造体171とが前横樋106を形成し、溝構造体171における蓋構造体172より右側に露出した部分が、前横樋106から排出される球を、図1に示す球皿構造体82の球取入口92に排出する球出口124となる。つまり、蓋構造体172が下部に固定具211を備え上部に係合部190を備え、遊技機枠71における遊技主体収納構造体78が溝構造体171の下部に取付部244を備え溝構造体171の上部に蓋構造体172の係合部190と係合する被係合部181を備えているので、蓋構造体172が遊技主体収納構造体78に固定具211で取り付けられて、蓋構造体172と溝構造体171とかなる前横樋106の内部を球が流れる場合、操作具確認部192で押え付けられている固定具211が球から蓋構造体172への負荷を負担するので、被係合部181と係合部190との嵌め合い構造を前後方向で直線的に嵌まったり抜けたりすることが可能な簡単に形成し得る構造しても、被係合部181と係合部190との嵌め合いが外れることがないという利点がある。
図4を参照し、図1−図3に示した固定具211の構造について説明する。固定具211は、市販品であって、係合具222と操作具223とを備える。係合具222および操作具223は、互いに別々に形成される。係合具222は、前後方向に貫通する中心孔224を有する円筒本体225の一端部に受部226を備え、円筒本体225の他端部に掛止部227を備える。受部226と掛止部227との間における円筒本体225の外周面は、受部226の外径と掛止部227の外径との双方よりも細い、くびれ部228として形成される。受部226は円筒本体225の一端部より軸心方向の外側に開口する皿状である。掛止部227は、割溝229によって、周方向に独立した複数の片持ち梁のような弾性片として形成される。割溝229は、掛止部227の他端部とくびれ部228との間を、軸心方向と直径方向とに切り欠かれている。掛止部227を構成する各弾性片の中心孔224を囲む内面には、突起230が、軸心方向に向けて突出する。操作具223は、棒本体231の一端部に鍔232とくびれ部233と摘み234とを備え、棒本体231の他端部に係合溝235を備える。棒本体231は、受部226の方向から中心孔224に挿入されるとともに、中心孔224に挿入された場合に突起230を中心孔224の径方向外側に押して掛止部227を押し広げる、太さである。鍔232は、棒本体231の外径よりも大きな外径であって、受部226における周壁で囲まれた内部に取り込まれる大きさである。くびれ部233は、鍔232から同軸状に突出し、鍔232と摘み234との双方よりも細い。摘み234は、摘み234から同軸状に突出し、くびれ部233と鍔232との双方よりも太い円盤形状である。
図5を参照し、固定具211による溝構造体171と蓋構造体172との係合について説明する。図5のa図に示すように、係合具222のくびれ部228が、蓋構造体172の前側から取付孔243に嵌め込まれることによって、受部226と掛止部227とが、取付孔243の周囲における蓋構造体172を挟む格好となり、係合具222が、蓋構造体172に取り付けられる。そして、操作具223の棒本体231が、係合具222の受部226の方向から中心孔224に挿入されることによって、係合溝235が、突起230に嵌め込まれた格好となり、操作具223が、係合具222に取り付けられる。これによって、固定具211が蓋構造体172に取り付けられる。この蓋構造体172に取り付けられた固定具211の蓋構造体172より裏側に突出した先端部としての係合具222における掛止部227が、溝構造体171を備えた遊技主体収納構造体78に設けられた前側に開口した筒状の取付部244の内部に挿入され、係合具222の周囲における取付部244の前面に接触される。
次に、図5のb図に示すように、人が、操作具223の摘み234を矢印X1で示すように前側から裏側の方向に押すことによって、上記突起230と係合溝235との嵌まり合いが解除され、棒本体231が中心孔224の内部を後側である奥に進入する。これに伴い、棒本体231の外周面が、突起230を中心孔224の径方向外側に押して、掛止部227を押し広げる。この中心孔224の径方向外側に押し広げられた掛止部227が、取付部244を径方向外側に突っ張るように、取付部244に接触する。これによって、固定具211が取付部244に押し込まれた形態となり、溝構造体171が蓋構造体172を塞ぎ遊技主体収納構造体78に固定具211で脱落しないように取り付けられる。その状態において、人が、摘み234を矢印X1で示すように裏側から前側の方向に引っ張ることによって、棒本体231が中心孔224の内部を奥から前側に後退する。これに伴い、掛止部227が自身の弾性で径方向内側に縮んで図5のa図に示すように取付部244から離れる。そして、人が摘み234を持ったまま矢印X2で示す方向に移動することによって、蓋構造体172が取付部244から離れ、溝構造体171が前方に開放される。
図1に戻り、遊技機枠71に交換可能に取り付けられる遊技主体としての遊技盤110の構造について説明する。遊技盤110について説明する。遊技盤110は、遊技盤110の方形な前面における内ガイドレール111と外ガイドレール112とで囲まれた内側の遊技領域113に、複数の入賞部品114、多数本の遊技釘115、戻り球防止弁116、球反発体117、アウト口118などの前部品を備え、内ガイドレール111および外ガイドレール112の外側の非遊技領域に、盤面飾り119、証紙台120、取付部121を備える。内ガイドレール111の左側部と外ガイドレール112の左側部との間の隙間は、発射通路122である。取付部121は、遊技盤110を遊技主体収納室95に固定するものであって、遊技主体収納室95に設けられた遊技主体ロック部材99と係合するロック挿入孔123を備える。証紙台120が、盤面飾り119との連結部である図外のヒンジを回転中心として前方に開かれることによって、下部の取付部121が遊技盤110の前側から見える格好となる。そして、証紙台120が上記ヒンジを回転中心として後方に閉じられることによって、下部の取付部121が証紙台120で覆われて盤面飾り119の前側から見えなくなる。閉じられた証紙台120の前面には、検査に合格して販売の認可を受けたことを示すための図外の証紙が、貼り付けられる。
遊技盤110は、遊技機枠71に次のように装着される。少なくとも、パネル枠81が開けられた状態において、遊技盤110の遊技領域113が前側に向けられ、遊技盤110が遊技機枠71の前側から遊技主体収納室95に挿入され、遊技盤110の下部が遊技主体棚101の上に載せられ、遊技盤110の左側部が遊技主体受部98と遊技主体押圧部97とで前後方向から挟まれた後、遊技盤110の右側部が後側に押され、遊技主体ロック部材99のロック操作部100が取付部121のロック挿入孔123に後側から挿入されて前側に突出した状態において、作業者がロック操作部100を例えば右方向に90度回転操作すると、ロック操作部100がロック挿入孔123の周りにおける取付部121と係合し、遊技盤110が可動枠75の前部である遊技主体収納室95に取り付けられる。これによって、遊技盤110の遊技領域113から前側に突出した入賞部品114、遊技釘115、戻り球防止弁116、球反発体117、アウト口118などの遊技部品が前側に向けられる。このように遊技盤110が装着された後、パネル枠81が閉じられることによって、遊技領域113および発射通路122が窓83と対応し、人が、パチンコ機を前側から見た場合、前面パネル84を通して、遊技領域113、入賞部品114、遊技釘115、戻り球防止弁116、球反発体117、アウト口118、発射通路122を見ることができる。
遊技盤110が可動枠75に装着され、可動枠75とパネル枠81および球皿構造体82が閉じられ、図外の電源装置、主制御装置、複合制御装置、図柄制御装置、発射払出制御装置など複数の制御装置が電気的に起動し、球が球収納部90に入れられ、遊技者が発射操作機構91を操作すると、発射機構103が球収納部90から供給された球を1個ずつ発射操作機構91の操作量に応じた発射力で遊技盤110の遊技領域113に発射する。遊技領域113に発射された球は、遊技釘115や球反発体117あるいは入賞部品114で流れを変えられるとともに、入賞部品114の何れかに入賞する。この入賞の結果として、払出機構107が遊技機枠71の裏側から遊技機枠71の前側の球収納部90に賞球としての球を払い出す。
操作具確認部192がゴムやバネのような弾性を有する物質で形成されれば、操作具確認部192による固定具211への押し込みがより安定する。遊技機として球を使用するスロットマシンの遊技機枠としても適用することができる。
遊技機枠と遊技盤とを示す分解斜視図(最良の形態)。 球皿構造体の周りを示す縦断面図(最良の形態)。 前横樋を前側から示す分解斜視図(最良の形態)。 固定具を示す分解斜視図(最良の形態)。 固定具の内部構造を示す断面図(最良の形態)。
符号の説明
71 遊技機枠
82 球皿構造体
90 球収納部
108 タンク
171 溝構造体
172 蓋構造体
181 被係合部
190 係合部
192 操作具確認部
211 固定具
244 取付部

Claims (2)

  1. 遊技機枠が遊技機枠の裏側におけるタンクから払い出された球を遊技機枠の裏側から遊技機枠の前側に開閉可能に設けられた球皿構造体の球収納室に誘導する前横樋を備え、前横樋が前側に開口された溝構造体とこの溝構造体の前側を塞ぐ蓋構造体とから構成され、遊技機枠には溝構造体と取付部とが設けられ、蓋構造体には取付部に前側から後側への押し込みで係合し後側から前側への引っ張りで解除し得る固定具が設けられ、固定具と取付部との係合・解除によって、蓋構造体が遊技機枠に着脱自在に取り付けられ、球皿構造体の裏面には球皿構造体が閉じられる過程において固定具を取付部に押し込むように後側に押す操作具確認部が設けられた遊技機の遊技機枠。
  2. 蓋構造体が下部に固定具を備え上部に係合部を備え、遊技機枠が溝構造体の下部に取付部を備え溝構造体の上部に蓋構造体の係合部と係合する被係合部を備えたことを特徴とする請求項1記載の遊技機の遊技機枠。
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