JP4439696B2 - 圧接型半導体装置 - Google Patents

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Description

【0001】
本発明は、ダイオード、ショットキ・バリヤ・ダイオード(SBD)、サイリスタ、ゲート・ターン・オフ・サイリスタ(GTO)、MOS型電界効果トランジスタ(MOS FET)等の内部接合構造を形成した半導体基板を有する薄型の半導体ペレットを備え、かつ、該半導体ペレットからの発熱を効率良く放熱できる構造を有する圧接型半導体装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の圧接型半導体装置の一例を図20に示す。
図において、1は水冷フィンを兼ねたブロック状の銅ベースである。この銅ベース1上にメタライズされたアルミナ基板2が載置され、このアルミナ基板2上に端子3,4が配置されている。該端子3,4間及び端子3と別の端子5間にそれぞれ半導体ペレット6を挟んで複数本のボルト7により板ばね8を締め付け、半導体ペレット6に加圧力を加えるようにしている。
上記のように、従来の圧接型半導体装置では水冷フィンを兼ねたブロック状の銅ベース1等、強固でかつ比較的大型な部材を使用し、半導体ペレット6に加圧力を加えた際の反作用を受けて変形しないように十分なものを用いるようにしていた。
【0003】
次に、この種の圧接型半導体装置に使用される半導体ペレットの構造の一例を図19に示す。
図において、PN接合又はショットキ接合を形成した半導体基板17の両主面に電極金属板18,19を設け、該電極金属板18,19に半田20,21を介してNiメッキを施したMo等の温度補償板22,23を固着させていた。
【0004】
さらに、従来の圧接型半導体装置では、組立体を収納する絶縁ケースの内部に封止用絶縁樹脂を注入することがある。かかる場合に加圧機構のばね自体のばね力を保持させるためには、該ばね自体の弾性を保持すべく軟質性樹脂で封止する必要がある。
ところが、軟質性樹脂を絶縁ケース内に充填する場合、従来では半導体ペレットの外周を囲む外囲器等を設けておらず、該軟質性樹脂が、半導体ペレットと該半導体ペレットを挟持する端子板との間に侵入することを防止する構造を有していなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来の圧接型半導体装置は、上記のように構成されているので、次のような解決すべき課題があった。
(1)従来では銅ベース1、あるいは図示していないが枠体等として半導体ペレットに加圧力を付与する場合に、その反作用を受けて変形しないように銅ベースを厚く、かつ、大型化させたり、枠体等自体も強固な構造にする必要があった。
しかしながら、かかる場合には、半導体ペレットのPN接合又はショットキ接合(以下、ジャンクションと略記する)と端子間の距離がその分長くなり、熱抵抗を増加させ、放熱性を悪くしていた。
また、水冷フィンを兼ねたブロック状の銅ベース1等をこの種の圧接型半導体装置内に取り込むことは、設計の自由度を損ねる等の問題もあった。
(2)図20に示したような構造では、半導体ペレット6に加圧力を付与する場合に、複数本のボルト7を交互に締め付け、バランスを調整しながら作業を行う必要があり工数がかかっていた。
また、締め付けのバラツキにより半導体ペレット6と端子3,4間あるいは端子3,5間の平行度が構造的に完全にはとれないという問題もあった。
(3)軟質性樹脂を絶縁ケース内に充填する構造の圧接型半導体装置にあっては、半導体ペレットと端子間に軟質性樹脂が侵入すると、ジャンクション・端子間の熱抵抗が増大し、放熱性が悪くなる。その結果、接触抵抗を増大させ、半導体ペレット上に電流の部分的集中を生じさせ、半導体ペレットを電流破壊させる原因ともなっていた。
【0006】
【発明の目的】
本発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、放熱性、作業性に富み、従来のものに比較して小型・強固で設計の自由度もあり、かつ、半導体ペレットと端子間の平行度が容易に取れ、また、封止用の軟質性樹脂の半導体ペレットと端子間の侵入を構造的に防止し得る圧接型半導体装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明によれば、PN接合又はショットキ接合が形成された半導体基板を有し、該半導体基板主面には電極金属が設けられ、前記電極金属の表面に該電極金属とは別の金属又は該金属の合金からなる金属層が設けられた半導体ペレットと、
該半導体ペレットの一方の主面に接する第1の極性を有する第1主端子板と、
上記半導体ペレットの他方の主面に接する該第1主端子板とは反対極性となる第2の極性を有する第2主端子板と、
上記第1主端子板及び第2主端子板の外側にそれぞれ配置された第1絶縁板及び第2絶縁板と、
上記第1絶縁板上に配置された調芯機構と、
該調芯機構の上部に配置された枠体可撓板を介して前記調芯機構に加圧力を付与する単一の加圧手段と、
上記第2絶縁板の外側に配置され前記枠体可撓板と連結された枠体金属板と、を少なくとも含むことを特徴とする圧接型半導体装置が提供される。
好ましくは、電極金属の表面に、Rh等又はRhの合金等からなる金属層を設けた半導体ペレットを使用するものである。該半導体ペレットに金属層を設けることにより従来使用していたMo等の温度補償板が不要となる。すなわち、該金属層と端子板が接触した際に、装置運転時のジャンクションからの発熱により両者の熱膨張係数の相違からそれら金属層・主端子板間で滑動するが、相対的に薄い金属層が滑動に適した媒体となり、温度補償板を有するものと同様の温度補償ないし補完作用を果たすこととなる。その結果、半導体ペレット自体を薄く形成することができ、熱抵抗を減少させ、全体として放熱効果を高めることができる。
【0008】
また、本発明は、十分強固な枠体金属板と枠体可撓板とにより枠体を構成するようにしたものである。これにより、大型で重量の嵩む金属ブロックや必要以上の強度を持つ枠体が必要でなくなり、小型化・軽量化が実現できる。
さらに、本発明は、1本の雄ねじの締め付け等、単一の加圧手段を備えた調芯機構を有し、該単一の加圧手段によりバランス調整の容易化等工数の削減による作業性の向上を図る。
また、上記調芯機構により半導体ペレットと主端子間の平行度が確実に取れるようにし、熱抵抗の減少により放熱効果をさらに高める。
【0009】
好ましくは、半導体ペレットの外周をOリング等で包囲して気密容器部を形成し、半導体ペレットと主端子間に封止用の軟質性樹脂が侵入するのを防止するようにしたものである。これによりジャンクション・主端子間の熱抵抗の増大が回避でき、放熱性を損ねることもなく、半導体ペレット上の電流の部分的集中が避けられ、半導体ペレットの電流破壊を招来させないものとなる。
【0010】
以下に、本発明の実施例を図に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例を示す圧接型半導体装置の要部の斜視図である。また、図2は、図1の横断面図である。
これらの図において、26は半導体ペレット全体を示す。この半導体ペレット26の詳細を図3に示す。
【0011】
すなわち、本発明の圧接型半導体装置に使用される半導体ペレット26は、PN接合又はショットキ接合が形成された半導体基板27を有し、該半導体基板27の両主面に電極金属板28,29が設けられている。
上記電極金属板28,29の表面には本発明の特徴である薄い金属層30,31を設ける。この金属層30,31は、後述する主端子板の金属面が加圧接触した際に、両接触面で滑動するのに適した金属層からなる。
本発明の実施例では該金属層30,31として、ロジウム(Rh)、モリブデン(Mo)、タングステン(W)若しくはチタン(Ti)又はそれらの合金からなる金属層を設ける。
なお、これらの金属の線膨張率(α)を示せば次の通りである。
Rh(α)=8.4×10↑−6・・・・・・・・・・・・(1)
Mo(α)=3.7〜5.3×10↑−6・・・・・・・・(2)
W(α)=4.5×10↑−6・・・・・・・・・・・・・(3)
Ti(α)約9×10↑−6・・・・・・・・・・・・・・(4)
また、上記(1),(3),(4)については常温のときの値を、上記(2)については20〜100℃のときの値を示す。
したがって、上記金属として使用可能な範囲を線膨張率で示せば、α=2〜10×10↑−6となる。
【0012】
また、上記の金属層30,31は、蒸着、スパッタ溶射、メッキ等の方法で電極金属板28,29の表面に平坦に付着させる。電極金属板28,29の材料は、アルミニウム又はアルミニウム合金等でなるべく厚くし、シリコン等からなる半導体基板27を圧接する際の柔らかい緩衝材としての役目を果たすものである。
【0013】
なお、上記電極金属板28,29の厚さは、この実施例では1〜20μm、その上に設ける金属層30,31の厚さは、0.1〜10μmとした。
【0014】
上記のような構造を採用することにより、次のような結果が得られた。
すなわち、従来の半導体ペレット16(図19参照)と比較した場合、温度補償板22,23の厚さは0.3〜0.5mmであり、半田20,21の厚さが200〜500μmであるから合計の厚さ(T1)は、T1=2Ta1=2((300〜500)+(200〜500))=1000〜2000(μm)となる。
これに対して、本発明での合計の厚さ(T2)は、仮に電極金属板の厚みを加えて計算してもT2=2Ta2=((1〜20)+(0.1〜10))=2.2〜60(μm)となり、T1≫T2であるからその分、熱抵抗が減少し、放熱性が著しく向上すると共に小型化に寄与する。
【0015】
しかも、半田により固着する場合のボイドの発生に起因する電流破壊等による信頼性の低下も防止することができる。
また、半田として含有する鉛等の有害物質を使用することがなく、半田付け作業に伴うその後の洗浄作業の省略、クリームソルダが不必要等作業性、環境性、材料面など種々の利点が生じる。
【0016】
次に、再び図1及び図2に戻って、本発明の複合半導体装置の構造について説明する。上記のように構成の半導体ペレット26が第1主端子板基部32aと第主端板基部33aに挟持されている。すなわち、半導体ペレット26は、一方の主面に第1主端子板基部32aが、他方の主面に、第1主端子板32と反対極性を有する第2主端子板基部33aが接している。これら第1主端子板32及び第2主端子板3の一端は、それぞれの基部32a,33aから図1に示すように斜め上方に立ち上がる外部導出部32b,33bを有している。
【0017】
上記第1主端子板32,第2主端子板33のそれぞれの基部32a,33aの外側には第1絶縁板34及び第2絶縁板35がそれぞれ配置されている。また、下方に位置する第2絶縁板35の外側には枠体金属板36が配置されている。この枠体金属板36には、該枠体金属板36の側面から垂直に上方に立ち上がる一対の枠体支持部36a,36aが形成されている。
【0018】
上記枠体支持部36a,36aに対してコ字状の折曲部37a,37aを有する枠体可撓板37が接続され一体化されている。この枠体可撓板37の略中央には雌ねじを形成したねじ孔38が形成されている。
上記のねじ孔38には、単一の加圧手段としてのボルト39が螺着し、このボルト39をねじ込むことにより該ボルト39の先端部39aが調芯機構40を押圧する構造となっている。
【0019】
上記調芯機構40は、第1絶縁板34上に載置され、前記ボルト39による押圧力を受け、調芯作用を行いつつ、第1主端子板32を介して半導体ペレット26に加圧力を付与する。この場合に、半導体ペレット26には1本のボルト39の締め付けにより第1主端子板基部32a及び第2主端子板基部33aとの平行度を保って加圧力が付与されるため、熱抵抗を減少させ、かつ、作業性が向上する。また、上記の加圧力に対する反作用を一体化させた枠体金属板36と枠体可撓板37により受け止め、保持するようにしたので、従来のようにブロック状の大型で重量の嵩む銅ベース等を使用する必要がなくなる。
【0020】
特に、枠体金属板36は、半導体ペレット26と対向する面及びその周辺を熱伝導性の良い銅等の材料で形成し、それ以外の部分を機械的強度の高い鉄等の材料で形成すれば、安価で、かつ、放熱性が良く、従来のものと比較して小型軽量でしかも十分機械的強度の高い枠体が形成できて好適である。
【0021】
また、上記枠体可撓板37のねじ孔38は、該枠体可撓板37に直接形成しても良いが、図4に示すように該枠体可撓板37は単に透孔38aとし、該透孔38aの下面、すなわち、調芯機構40側にナット44を設けるようにしても良い。このようにすることにより、枠体可撓板37が比較的薄い場合に、上記ナット44のねじ部が加圧力の反作用を受け止め、強固に保持することができる。
【0022】
さらに、上記第1絶縁板34及び第2絶縁板35の材料としては、安価で絶縁耐圧が高く、加圧力に耐え得るマイカ等を使用すれば好適である。
また、枠体可撓板37は、ボルト39の頭部を、トルクレンチ等を用いて予め定められた所定の加圧力まで締め付けた際に、所定の位置まで変位し、調芯機構40を介して半導体ペレット26を圧接する板ばねないし弾性体としての役目を果たすものである。
【0023】
上記構造を備えた組立体は、絶縁ケース41内に収められる。この絶縁ケース41は両端が開口しており、一方の開口端から枠体金属板36の裏面側が絶縁ケース41の外部に露出するように形成することにより、絶縁ケース41を外部部材に取り付けて使用する場合に放熱性が良好となり好ましい。
【0024】
上記絶縁ケース41内には、他方の開口端から封止用樹脂が充填されるが、かかる場合に、枠体可撓板37あるいは調芯機構40が弾性体として機能し、半導体ペレット26に加圧力を付与しなければならないので、少なくとも絶縁ケース41の下部、すなわち、枠体可撓板37及び調芯機構40を含む下部は、軟質性樹脂42、例えばシリコンゴム等のゲル状コート材を充填する必要がある。
上記の場合に、ゲル状コート材は高価であるため、その充填量を必要最小限とし、該ゲル状コート材の上部には、エポキシ樹脂等の硬質性樹脂43を充填するようにすれば、安価となると共に、全体にゲル状コート材を充填するよりは、上部からの金属片等の異物の侵入による事故を回避する上で好ましい。
【0025】
また、第1主端子板32及び第2主端子板33に形成した外部導出部32b,33bの先端部は、図5に示すように、硬質性樹脂43内にナット収容孔45を設け、ナット44を収容した後、該ナット収容孔45を塞ぐようにして折り曲げて置くと、ナット44の抜出が防止できると共に、外部端子46と外部導出部32b,33bとを接続する場合に、ボルト39を締め付けるだけで、両者の接続ができて便利である。
【0026】
上記の実施例によれば、1つの半導体ペレット26に対して単一の加圧手段としてのボルト39を締め付けることにより、調芯機構40を介して所定の加圧力が付与される。このため、従来のように複数本のボルトを締め付けて加圧力を付与するものと異なり、締め付けのバラツキにより第1主端子板32あるいは第2主端子板33と半導体ペレット26との片当たりが避けられ、常に平行度を保った加圧接触機構が得られる。このため放熱性が向上し、かつ、片当たりによる半導体ペレット26の部分的電流集中を生起させることもなくなる。
また、複数のボルトを調整しながら何度も締め付ける作業がなくなり、トルクレンチ等で予め定められた所定の値まで1本のボルト39を締め付ければ良いので作業工数が大幅に削減することができる。
【0027】
次に、調芯機構の他の実施例について図6及び図7を参照して説明する。なお、以下の図では、先の実施例で説明した部材又は部品同一の部材又は分には同一符号を付して重複した説明を避ける。これらの図において、符号50は調芯機構全体を示す。上記調芯機構50は、外周に雄ねじ51を刻設し、該雄ねじ51が枠体可撓板37のねじ孔38に螺合する調芯体52と、該調芯体52の下面に設けた球面状凹部53に摺接し、かつ、第1絶縁板34上に載置される半球状台座54とから構成されている。なお、上記調芯体52の上面には、該調芯体52の回動を容易にするために、例えば、四角形の有底孔55を設けるようにしても良いし、調芯体52の上部の一部の外周を多角形としても良い。
【0028】
上記の構成によりトルクレンチ等で調芯体52を所定のトルクを加えるように締め付け回動させれば、枠体可撓板37が変位すると共に、調芯体52の球面状凹部53と半球状台座54との摺接面での相対的回動により該半球状台座54の切欠面54aを、半導体ペレット26の主面に対して平行度を保って加圧することができる。
【0029】
上記の実施例のような調芯機構50を用いれば、部品点数、組立工数が少なく、かつ、半導体ペレット26に対して平行度を保った簡易・確実な加圧が可能となる。
【0030】
次に、調芯機構のさらに別の実施例につき、図8乃至図10を参照して説明する。調芯機構60は、調芯体61を有する。この調芯体61は、その外周に雄ねじ62が形成され、上部にはトルクレンチで回動させ易いように、例えば六角形等の多角形頭部63を備えている。また、調芯体61の下部先端部に、その内部から外部に向かって拡径するすり鉢状の有底孔64が形成されている。上記すり鉢状の有底孔64には可動部材65が挿入される。すなわち、可動部材65は、鍔部66を挟んで互いに反対方向に延びる第1棒状部67及び第2棒状部68を有し、第1棒状部67が上記すり鉢状の有底孔64内に挿入される。この場合、該第1棒状部67の先端部及びすり鉢状の有底孔64の底面は、曲率半径を共通にする係合面を形成するのが好ましい。当該係合面は後述するように加圧力が加わった場合に、互いにスムーズに動けるための摩擦係数の少ない接触面とするためである。
【0031】
一方、上記第2棒状部68は、皿ばね69の中心孔70に挿通される。また、前記鍔部66は、皿ばね69の上端を規制するために設けられ、該皿ばね69の下端は第1絶縁板34上に載置される。
上記皿ばね69は、図示のように複数枚でも1枚でも良い。具体的には半導体ペレット26に付与される予定の加圧力によりその弾性係数、枚数、寸法等が設計される。
【0032】
上記のような調芯機構60は、調芯体61の多角形頭部63をトルクレンチ等で予め定められたトルクが加わるように回動させることにより、枠体可撓板37が変位すると共に、第1棒状部67の先端部がすり鉢状有底孔64の底面に摺接し、可動部材65を揺動させる。すなわち、皿ばね69が第1絶縁板34に対して片当たりしている場合でも第1棒状部67が揺動し、第1絶縁板34を介して半導体ペレット26に対して常に均一な加圧力を付与するように作用する。
【0033】
次に、半導体ペレット26第1主端子板32又は第2主端子板33間にゲル状コート材等である軟質性樹脂4が侵入するのを防止するための構造について説明する。図11及び図12は、第1主端子板32又は第2主端子板33の基部32a(33a)にOリング収納凹部48を形成するようにしたものである。すなわち、第1主端子板32又は第2主端子板33の上面には半導体ペレット26の位置決めを兼ねた浅い半導体ペレット位置決め用凹部49が形成され、この位置決め用凹部49の外周にOリング47を収納するOリング収納凹部48を形成する。なお、該Oリング収納凹部48の平面形状は、半導体ペレット26の形状に合わせて該半導体ペレット26が四角形の場合には四角形とするのが好ましい。Oリング47も通常のO形状でも良いが、図11のように、該Oリング収納凹部48の形状に合わせて四角形に成形を施したリング状のものでも良い。前記第1主端子板32等への実装密度を高めるためである。
【0034】
上記のような構造によれば、弾性体で形成したOリング47をOリング収納凹部48に収納して半導体ペレット26の圧接構造を形成した場合、第1主端子板32と第2主端子板33との間にOリング47による気密容器部が形成される。したがって、この気密容器部内への軟質性樹脂42の侵入が防止され、上記第1主端子板32または第2主端子板33と半導体ペレット26の接触不良等を生じさせるおそれがなくなる。
【0035】
次に、他の軟質性樹脂侵入防止構造について、図1及び図14を参照して説明する。この実施例では先の実施例とは異なり、Oリング47を直接第1主端子板32及び第2主端子板33間に挿入するのではなく、円筒体56の両端面と上記第1主端子板32および第2主端子板33との間にOリング47を設けるようにしたものである。なお、上記円筒体56は、例えばポリエステル等の樹脂により製作する。また、該円筒体56の両端面にOリング47の収まりを良くするために適当な座ぐり部を形成するようにしても良い。
【0036】
上記のような構造の円筒体56を半導体ペレット26の外周に配置すれば、上記同様に圧接構造を形成した場合に、半導体パレット26の周囲に第1主端子板32、第2主端子板33、Oリング47及び円筒体56からなる気密容器部が形成され、該気密容器部内への軟質性樹脂42の侵入が防止される。このため、半導体ペレット26と第1主端子板32、第2主端子板33との接触不良等が防止され、部分的な電流集中が回避でき、電気的特性を損ねることもなくなる。
特に先の実施例のようにOリング47を直接挿入せず、円筒体56を介在させて挿入しているため、Oリング47の劣化による軟質性樹脂42の侵入を長期間に亘って阻止することができ、高い信頼性を維持することができる利点がある。
【0037】
次に、複数の半導体ペレットを用いて圧接型半導体装置を構成する場合の実施例について説明する。先ず、上記の圧接型半導体装置では複数の半導体ペレット間を、配線抵抗を最小限にして効率良く結線することが要求される。このため、先の実施例では第1主端子板32、第2主端子板33の外部導出部32b,33bを、図1に示すように基部32a,33aから直接斜め上方に延在するように形成したが、以下の実施例に使用する上記第1主端板32および第2主端子板33の外部導出部32c,33cは、基部32a,33aから水平方向に延ばし、これに連続して垂直方向にクランク状に折り曲げて形成するようにし、上記要求を満たしている。
【0038】
すなわち、上記のような外部導出部32c,33cを有すれば、例えば2つの半導体ペレット26を有する圧接型半導体装置では、図16に示すように該半導体ペレット26,26間の結線を外部導出部32c,33cを利用して効率的に行うことができる。
これを、図17及び図18を用いてさらに詳しく説明する。
【0039】
図17及び図18は、図16のB―B線に沿う断面を示すものであるが、図17では、上側の外部導出部32cと下側の外部導出部33cとを互いに接触させ、2つの半導体ペレット26,26の直列接続ができるようにしたものである。また、図18に示したものは、上側の外部導出部32c,32c同士を互いに接触させ、2つの半導体ペレット26,26の並列接続ができるようにしたものである。
さらに、図は省略したが下側の外部導出部33c,33c同士を互いに接触させ、2つの半導体ペレット26,26の並列接続を実現することもできる。
【0040】
なお、上記外部導出部32c,33cの形状は種々のものが考えられ、上記実施例の形状に限定されるものではなく、先の実施例として示した図1の外部導出部32b,33bであっても上記2つの半導体ペレット26,26あるいはそれ以上の複数の半導体ペレット26同士の接続構造を実現することができる。
【0041】
【発明の効果】
本発明は、上記のように構成したので、概略以下のような効果を奏する。
(1)半導体ペレットを従来のものと比較して薄型としたので、半導体ジャンクションと外部部材間の熱抵抗が減少し、半導体基板からの発熱に対する放熱性を著しく高めることができる。
特に圧接構造を採用する場合、加圧力等の種々の制約から枠体金属板や枠体可撓板を比較的厚く設計せざるを得ないこともある。かかる場合においても上記のような薄型の半導体ペレットを使用することにより全体として従来のものより小型で熱抵抗を減少させ、放熱性を高め得る利点がある。
(2)本発明の圧接型半導体装置に用いる半導体ペレットの構造では、半田を使用しないので、半田のボイドが発生することがない。また、半田の金属疲労による固着劣化等を招来させない。以上総合して、信頼性、作業性、環境性等が向上する。
(3)従来のように複数本のボルトの締め付けによりバランス調整をしながら加圧力を加えるものと異なり、単一の加圧手段により調芯機構に加圧力を加えるようにしているので、作業工数少なく容易迅速に所定の加圧力を半導体ペレットに付与できると共に、単一の加圧手段であるから加圧力にバラツキが生じることがなく、主端子板と半導体ペレット間の平行度も自動的に取れる。
(4)枠体を枠体金属板と枠体可撓板により構成することにより、種々の金属材料の組み合わせが可能となり、装置の小型化、軽量化、設計の自由度が実現できる。
(5)Oリングによる気密容器部を設け、半導体ペレットと主端子板間への軟質性樹脂侵入防止構造を採用すると、接触不良による電気抵抗、熱抵抗の増大を防止し、信頼性の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の圧接型半導体装置の概略構造を示す斜視図である。
【図2】上記圧接型半導体装置の横断面図である。
【図3】上記圧接型半導体装置に使用する半導体ペレットの正面図である。
【図4】上記圧接型半導体装置の枠体可撓板に対する補強手段を施した例を示す横断面図である。
【図5】上記圧接型半導体装置の外部導出部と外部端子の接続構造例を示す部分断面図である。
【図6】上記圧接型半導体装置に使用する調芯機構の例を示す横断面図である。
【図7】上記調芯機構の斜視図である。
【図8】上記圧接型半導体装置に使用する調芯機構の他の例を示す横断面図である。
【図9】上記図8の調芯機構の斜視図である。
【図10】上記図8の調芯機構の一部断面図である。
【図11】上記圧接型半導体装置の絶縁ケース内に充填する封止用の軟質性樹脂侵入防止構造の一例を示し斜視図である。
【図12】上記図11におけるA−A線に沿う断面図である。
【図13】上記圧接型半導体装置の絶縁ケース内に充填する封止用の軟質性樹脂侵入防止構造の他の例を示し図である。
【図14】上記図13の軟質性樹脂侵入防止構造に使用する円筒体の斜視図である。
【図15】本発明の圧接型半導体装置に使用する外部導出部の他の形状を示す斜視図である。
【図16】上記図15の外部導出部を使用して2つの半導体ペレットを接続した状態を示す斜視図である。
【図17】図16のB−B線に沿う断面図であって、2つの半導体ペレットを上記外部導出部を利用して直列接続した例を示す断面図である。
【図18】図16のB−B線に沿う断面図であって、2つの半導体ペレットを上記外部導出部を利用して並列接続した例を示す断面図である。
【図19】従来の圧接型半導体装置に使用される半導体ペレットの正面図である。
【図20】従来の圧接型半導体装置の構造例を示す部分断面図である。
【符号の説明】
26 半導体ペレット
27 半導体基板
28,29 電極金属板
30,31 金属層
32 第1主端子板
33 第2主端子板
32a,33a 基部
32b,33b 外部導出部
32c,33c 外部導出部
34 第1絶縁板
35 第2絶縁板
36 枠体金属板
36a 枠体支持部
37 枠体可撓板
37a 折曲部
38 ねじ孔
38a 透孔
39 ボルト
39a 先端部
40 調芯機構
41 絶縁ケース
42 軟質性樹脂
43 硬質性樹脂
44 ナット
45 ナット収容孔
46 外部端子
47 Oリング
48 Oリング収納凹部
49 位置決め用凹部
50 調芯機構
51 雄ねじ
52 調芯体
53 球面状凹部
54 半球状台座
54a 切欠面
55 四角形の有底孔
56 円筒体
60 調芯機構
61 調芯体
62 雄ねじ
63 多角形頭部
64 すり鉢状の有底孔
65 可動部材
66 鍔部
67 第1棒状部
68 第2棒状部
69 皿ばね
70 中心孔

Claims (7)

  1. PN接合又はショットキ接合が形成された半導体基板を有し、該半導体基板主面には電極金属が設けられ前記電極金属の表面該電極金属とは別の金属又は該金属の合金からなる金属層設けられた半導体ペレットと、
    該半導体ペレットの一方の主面に接する第1の極性を有する第1主端子板と、
    上記半導体ペレットの他方の主面に接する該第1主端子板とは反対極性となる第2の極性を有する第2主端子板と、
    上記第1主端子板及び第2主端子板の外側にそれぞれ配置された第1絶縁板及び第2絶縁板と、
    上記第1絶縁板上に配置された調芯機構と、
    該調芯機構の上部に配置された枠体可撓板を介して前記調芯機構に加圧力を付与する単一の加圧手段と、
    上記第2絶縁板の外側に配置され前記枠体可撓板と連結された枠体金属板と、を少なくとも含むことを特徴とする圧接型半導体装置。
  2. 前記金属層が、Rh,Mo,W,Ti又はRhの合金,Moの合金,Wの合金,Tiの合金のいずれかであることを特徴とする請求項1に記載の圧接型半導体装置。
  3. 前記単一の加圧手段は、1本の雄ねじを前記枠体可撓板に設けた雌ねじに螺合させることにより該枠体可撓板を撓ませて前記調芯機構に加圧力を付与することを特徴とする請求項1に記載の圧接型半導体装置。
  4. 前記調芯機構は、外周に雄ねじを刻設し、該雄ねじが前記枠体可撓板の雌ねじに螺合する調芯体と、該調芯体の下面に設けた球面状凹部に摺接し、かつ、前記第1絶縁板上に載置される半球状台座とから構成されることを特徴とする請求項に記載の圧接型半導体装置。
  5. 前記調芯機構は、外周に雄ねじを刻設し、該雄ねじが前記枠体可撓板の雌ねじに螺合すると共に、下部先端部に、内部から外部に向かって拡径するすり鉢状の有底孔を形成した調芯体と、該有底孔に挿入される第1棒状部及び皿ばねを受ける鍔部を挟んで該第1棒状部の反対側に延びる第2棒状部とを有する可動部材と、該可動部材の第2棒状部が挿入される中心孔を形成した皿ばねとから構成されることを特徴とする請求項に記載の圧接型半導体装置。
  6. 前記第2主端子板上に配置された半導体ペレットが円筒体によって包囲され、該円筒体の上端面と前記第1主端子板間及び該円筒体の下端面と前記第2主端子間に弾性体で形成したOリングを介在させ、前記半導体ペレットが収納される気密容器部を形成したことを特徴とする請求項に記載の圧接型半導体装置。
  7. 前記第1主端子板又は第2主端子板の基部に、前記半導体ペレットが収納される位置決め用凹部と、該位置決め用凹部の外周を囲むようにOリング収納凹部とを形成し、該Oリング収納凹部に弾性体で形成したOリングを収納して前記第1主端子板及び第2主端子板間に前記半導体ペレットが収納される気密容器部を形成したことを特徴とする請求項に記載の圧接型半導体装置。
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