JP4439164B2 - 身体インピーダンス測定装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、人間の身体のインピーダンスを測定する装置に関し、より詳しくは人間の身体を左右の手足と胴体の5つの部分に分割してそれら各部分のインピーダンスを電気インピーダンス測定法によって求める身体インピーダンス測定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば特表平10−510455号公報に開示されているように、人間の身体を左手、右手、左足、右足および胴体の5つの身体部分に分割して、電気インピーダンス測定法によってそれぞれの身体部分のインピーダンスを測定し、この求められたインピーダンス値にそれぞれの組織に特有の係数を与えて、各部分の体脂肪量を求めるようにした方法が知られている。
【0003】
この公報に開示された方法は公知の4端子法を利用するもので、図6、図7に示されるように、人体を、左手、右手、胴、左足、右足の5つの部分に分けて、それぞれのインピーダンスをZ,U,M,X,Yとし、また左手、右手、左足、右足の各末端にそれぞれ測定用電極E1,E2;E3,E4;E5,E6;E7,E8を設けて各インピーダンスZ,U,M,X,Yの値を求めるように構成されている。この場合、各電極に接触する人体末端組織および接触インピーダンスをそれぞれv1,v2,v3,v4,v5,v6,v7,v8で表し、前記各インピーダンスZ,U,M,X,Yの値を測定する際にそれらインピーダンスv1〜v8を除外するようにされている。
【0004】
すなわち、例えば図6(a)(b)に示されるように、定電流Iを電極E8から電極E4に流して電極E2,E3間の電圧V1を、入力抵抗値の極めて高い電圧信号増幅器を持つ測定器によって測定すると、電流はインピーダンスv3,Z,v2へは流れないので、電圧V1は体内の電流流路上の点b−P間に発生する電位降下の値に等しくなる。よって、式V1/Iを演算することにより右手インピーダンスUの値を求めることができる。同様に、電極E6,E2間の電圧V2を測定すると、体内の電流流路上の点P−Q間の電位降下を測定したことになり、式V2/Iを演算することにより胴体インピーダンスMの値を求めることができる。また、電極E7,E6間の電圧V3を測定して式V3/Iを演算することにより右足インピーダンスYの値を求めることができる。
【0005】
次に、図7(a)(b)に示されるように、定電流Iを電極E5〜電極E1に流して電極E3,E2間の電圧V4および電極E6,E7間の電圧V5をそれぞれ測定し、式V4/IおよびV5/Iを演算することにより左手インピーダンスZおよび左足インピーダンスXの値をそれぞれ求めることができる。
【0006】
一方、人間の身体を複数の部分に分け、各部分のインピーダンスを求めるようにした他の公知例として、米国特許第5,335,667号明細書に開示されたものがある。
【0007】
この米国特許明細書に開示された方法はやはり4端子法を利用するもので、図8(a)に示されているように、右手、右足にそれぞれ設けた電流電極101,102間および左手、左足にそれぞれ設けた電流電極103,104間に定電流Iを流し、図8(b)に示されているように、インピーダンスを測定したい人体の部分の両端に電圧計測電極105,106を設置してそれら両電極105,106間の電圧を測定することで、その間のインピーダンスを求めるようにされている。このように4個の電流電極と2個の電圧計測電極よりなる、少なくとも6個の電極を使用して人体の部分組織のインピーダンスの測定が行われる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記特表平10−510455号公報に開示されている測定法においては、例えば図7に示されるように左手および左足の各先端に設けた電流電極間に電流を流すと、図9に示されているように、胴部を流れる電流は左側部分に偏って流れることになり、同様に図6に示されるように右手および右足の各先端に設けた電流電極間に電流を流すと、胴部を流れる電流は右側部分に偏って流れることになる。このように人体の片側に電流を流すような電極配置は胴体部において電流分布が偏り、胴部全体を代表するインピーダンスの評価に適していないという問題点がある。
【0009】
これに対して、前記米国特許第5,335,667号明細書に開示されている測定法においては、図8に示されるように、二つの電流源から電流を両手と両足間に流すようにされているので、注入電流の約半分ずつが胴部の右側と左側とにそれぞれ流れることになって体全体に平均的に分布し、これによって平均的な電位分布が得られ、正しいインピーダンスの測定が可能になるという長所を有している。
【0010】
ところが、この米国特許明細書に記載の測定法においては、測定電極を測定したい身体部分の両端に配置しなければならないという問題点がある。例えば足のインピーダンスを測定したい場合には、電圧計測電極を足首と足の付け根とに配置しなければならない。
【0011】
ところで、この種の体脂肪計に要求される機能としては、手軽に、かつ服装にも影響されずに測定することができ、しかもできるだけ正確に身体の各部分毎のインピーダンスを分離測定して、各部分に特有の係数をもって全身の脂肪量に変換できる点にある。このような観点からすれば、前述の米国特許明細書に記載の方法では、全身を分離測定するに当たり、電圧計測電極を衣服の下に配置する必要があって簡便に使用するのが困難であるという問題点がある。
【0012】
また、人間の身体組織は、電極と皮膚面との接触抵抗の大きさも含めて完全には電気インピーダンスの上で左右対称ではなく、2つの電流装置から定電流を図8(b)に示されるように同時に注入した場合にも、電極101と電極103とに接続される定電流回路の電流制御増幅器から回路コモンを見たインピーダンスには差が生じてしまう。したがって、例えば電極102と電極104とに全く同じ量の電流I/2が帰還するように回路設計をしたとしても両手部に同じ電流I/2が流れることはなく、例えば左手に発生する電圧を左手の両端に設けた電極により測定して得られる電圧測定値Vrによって式Vr/(I/2)にてインピーダンスを求めても正確な左手インピーダンスを得ることができないという問題点がある。
【0013】
また、これらの測定法は4端子法を測定原理としており、身体インピーダンスの値を電圧値で測定するための一対の電圧電極は、測定装置の測定台上で、または測定者の身体表面上で互いに電気絶縁関係になるように設けられ、それぞれの電圧電極に接続される電圧測定回路の入力端子間も、ほぼ電気絶縁の関係に置かれるか、または測定対象インピーダンス値に比べて極めて電気抵抗の高い関係に置かれていた。
【0014】
しかし、人間の皮膚面が乾燥、角質化していたり、電圧電極への接触が不完全であったりすると、電圧電極と皮膚面との間の接触抵抗が極めて高くなり、電圧測定端子から見た信号源インピーダンスが極めて高くなって電圧測定端子間に誘導ノイズが生じることになる。特にその値が測定値に近い電圧の場合には誤ってその値を測定してしまう可能性があった。
【0015】
本発明は、このような問題点を解消するためになされたもので、人間の身体の内で内臓脂肪に最も相関の大きい胴部の体脂肪量を、胴部全体に電流が分布するようにして胴部インピーダンスを求めることにより得るとともに、従来の4端子法による測定において生じる誘導ノイズによる誤測定を起させないようにして胴部のみのインピーダンスを正確に求めることによって内臓脂肪量を正確に推定することのできる身体インピーダンス測定装置を提供することを目的とするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段および作用・効果】
前記目的を達成するために、本発明による身体インピーダンス測定装置は、
手部接触用に近接配置される左右の手部接触用電極と足部接触用に近接配置される左右の足部接触用電極とを備え、左右の手部接触用電極または足部接触用電極から胴部を通して左右の足部接触用電極または手部接触用電極へ電流を流し、身体における左右の手、胴および左右の足の各部分しくはその各部分のうちのいずれかの部分のインピーダンスを求める身体インピーダンス測定装置において、
前記手部接触用電極および足部接触用電極を、それぞれ互いに零でない有限値の導電度をもって配置するとともに、前記導電度を測定のパラメータとし、かつ前記電極を全て電流電極で構成し、
同時に左右の手部接触用電極または足部接触用電極からそれぞれが近似する値の電流を胴部断面に流入させるとともに、この胴部断面を通してそれぞれが近似する値の電流を左右の足部接触用電極または手部接触用電極へ流出させることを特徴とするものである。
【0017】
本発明によれば、身体に接触する電極の全てが電流電極で構成されていることにより、身体の各部分の全てに同時に電流が分布されるので、従来の片手と片足との間に電流を流す方法に比べて胴部を流れる電流分布が偏ることがなく、胴部インピーダンスを正確に測定することができる。また、身体末端部に近接配置される電極から身体への電流の注入が行われるので、電極を足の付け根などに移動させる必要がなく、測定者が衣服の着脱を行うことなく、電極を手と足の先端部に固定的に配置して、身体各部分のインピーダンスを容易に測定することができるという利点がある。
【0018】
また、測定者が電極に不完全に接触していたり、測定者の皮膚面が乾燥、角質化していても、電極間の電圧を測定するための電圧測定回路の端子間は常に低い抵抗で結合されている構成になるので、誘導ノイズによって測定入力端子間には測定信号に比べて極めて小さい電圧しか発生せず、誘導ノイズを正しい測定値と誤ることがないという利点がある。なお、足部または手部の電極において、各電極間はせいぜい数百オームの電気抵抗を有するものである。
【0019】
本発明においては、前記手部接触用極または足部接触用極間に既知の抵抗を接続することによって、有限値の導電度をもって配置するのが好ましい。また、導電性を持った測定台に電極を配置するようにもできる。このようにすれば、電極間に接続された抵抗の値、または導電性測定台の電極間に存在する等価抵抗の値が既知であれば、身体各部分のインピーダンス値を未知数とする回路方程式の係数をなす電流値を既知にすることができ、胴部のインピーダンス値を容易にかつ正確に求めることが可能となる。
【0020】
本発明において、電極間に接続される抵抗の値または導電板上に設けられた電極間の等価抵抗は、予め既知のものを設置して使用しても良いし、人間の身体インピーダンスの測定動作の直前に事前測定動作モードを設けて、現在の抵抗値または等価抵抗値を測定し、既知としても良い。従来の4端子法を測定原理とする測定装置であれば、電気絶縁が低下すれば測定誤差発生の要因となるが、本発明のように事前測定モードで測定した現在の抵抗値もしくは等価抵抗値を使用すれば、誤差要因とはならないという利点がある。
【0021】
発明においては、前記手部接触用極または足部接触用極はそれぞれ、左の手部接触用と右の手部接触用に設けられる各1個の電極、または左の足部接触用と右の足部接触用に設けられる各1個の電極であるのが好ましい。このように電極を両足用または両手用をそれぞれ備えることにより、足部または手部のインピーダンスを胴部インピーダンスから独立に求めることができ、胴部インピーダンスも他の部分に対して独立に求めることができるので、内臓脂肪量推定誤差を小さくすることができる。また、これら2電極間は身体部と電極との接触抵抗が高い場合にその値に比べて十分小さい抵抗値である導電性を有するために、誘導ノイズの影響を受けずに、正確に測定することができる。
【0022】
また、本発明においては、前記手部接触用電極または足部接触用極が固定的に設けられるのが好ましい。これにより、電極を移動させることがなく、測定者にとって使い勝手の良い測定装置を得ることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
次に、本発明による身体インピーダンス測定装置の具体的な実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
【0024】
図1(a)(b)(c)には、本発明の第1の実施形態に係る身体インピーダンス測定装置の測定原理を示す回路構成図が示されている。
【0025】
本実施形態においては、人体を、左手、右手、胴、左足、右足の5つの部分に分けて、各部分のインピーダンスをZ,U,M,Y,Xとし、また足用測定器と手用測定器とを設け、足用測定器には左足用と右足用にそれぞれ測定電極E1,E2を、手用測定器には左手用と右手用にそれぞれ測定電極E3,E4を設けるようにされている。
【0026】
ここで、足用測定器の電極E1,E2は、測定者が衣服を着用していても接触が容易なように足の裏など足の先端部が接触できるようにされており、手用測定器の電極E3,E4は、測定者が衣服を着用していても接触が容易なように指先や掌が接触できるようにされている。また、これら両測定器は、測定者の体内を流れる電流が帰還するように、また電圧信号が測定できるように、互いに導線で結ばれている。
【0027】
本実施形態では、図示のように、足用測定器の電極E1と電極E2との間および手用測定器の電極E3と電極E4との間にそれぞれ数百オーム以下の抵抗R1,R2が接続される。このように抵抗を接続すると、二つの足用電極間および二つの手用電極間のインピーダンスはそれぞれ低くなる上に、1個の電流源から各電極を通して両手足を含む全身に同時に電流を流すことができる。すなわち、測定電極は全て電流電極として使用される。なお、電極間に抵抗を接続する代わりに、手または足を接触する電極が測定器の測定台上に設置された導電板の上に設けられ、電極間の等価抵抗値がR1,R2になるようにしても良い。また、抵抗R1,R2の値は、身体インピーダンス測定動作に先立って特別に測定して既知化しても良い。
【0028】
このような構成の身体インピーダンス測定装置においては、次のような測定手順にしたがって測定が行われる。
【0029】
まず、第1測定ステップとして、図1(a)に示されるように、電極E1と電極E4との間に既知の一定電流Iを印加する。この一定電流Iは、演算増幅器Aの制御動作で作られる。すなわち、演算増幅器Aの一方の入力に参照電圧Vcを与え、もう一方の入力に参照抵抗Rcを接続し、更にその参照抵抗Rcを接続した側の入力と電極E4とを接続すると、演算増幅器AはV5=Vcとなるように電流を制御する。V5=Vcが成立するときの電流をIとすると、I=V5/Rc=Vc/Rcであるから、一定電流Iを回路に流すにはVc/Rc=Iが成立するようにVcとRcの値を選ぶと良い。
【0030】
そうすると、電流Iは電極E1において両足の各インピーダンスY,Xに対してそれぞれI−iとiとに分流して両足を同時に流れ、胴部で集まることになる。また、胴部で集まった電流は両手インピーダンスU,Zに対してそれぞれI−iとiとに分流して両手を同時に流れ、電極E4に集まり、再び電流Iとなって体外へ出ることになる。
【0031】
このとき、各電極間に発生する電圧と演算増幅器Aの出力電圧を測定し、電極E1−E2間がV1、電極E3−E4間がV2、演算増幅器Aの出力Oと回路コモンEとの間がV4であったとする。電圧V3は、次式
V3=V4−V2−V5=V4−V2−Rc・I
で表わされるから、この電圧V3はV2,V4を測定すれば既知化される。このとき、人体を5つの部分に分けた等価回路には次の式が成り立つ。
(I−i)・Y−i・X=V1 ……………(1)
(I−i)・Y+I・M+i・Z=V3 ……………(2)
(I−i)・U−i・Z=V2 ……………(3)
これら式(1)〜(3)において、係数となる電流値は、i=V1/R1、i=V2/R2より既知となり、Iは既知であるので全て既知となる。
【0032】
次に第2測定ステップとして、図1(b)に示されるように、今度は既知の一定電流Iを電極E2と電極E3との間に印加する。そうすると、電流Iは電極E2において両足の各インピーダンスX,Yに対してそれぞれI−jとjとに分流して両足を同時に流れ、胴部で集まることになる。また、胴部で集まった電流は両手インピーダンスZ,Uに対してそれぞれI−jとjとに分流して両手を同時に流れ、電極E3に集まり、再び電流Iとなって体外へ出ることになる。
【0033】
このとき、各電極間に発生する電圧を測定し、電極E2−E1間がV6、電極E4−E3間がV7であったとする。このとき、人体を5つの部分に分けた等価回路には次の式が成り立つ。
(I−j)・X−j・Y=V6 …………(4)
(I−j)・Z−j・U=V7 …………(5)
これら式(4)(5)において、係数となる電流値は、j=V6/R1、j=V7/R2より既知となり、Iは既知であるので全て既知となる。
【0034】
こうして、前記式(1)〜(5)の連立方程式を解けば、身体各部のインピーダンスX,Y,Z,U,Mを求めることができる。ただし、両足インピーダンスX,Yおよび両手インピーダンスZ,Uの中には電極との接触インピーダンスr1,r2,r3,r4がそれぞれ含まれる。なお、実施に当たっては、予め方程式の解X,Y,Z,U,MをV1,V2,V4,V6,V7とRc,Iからなる演算式の形で記述しておき、前述の第1測定ステップおよび第2測定ステップのように順次電流を切り換えて所定の端子に発生する電圧V1,V2,V4,V6,V7を測定して演算回路に読み込み、前記演算式に代入するようにすれば良い。
【0035】
また、測定器表面が濡れるなどしても測定値に影響を与えないようにするには、測定器に接触して身体インピーダンスを測定する前に、零測定モードとして身体を電極に接触させずに電極E1と電極E2との間に一定電流Iを流して両電極間に発生する電圧V01を測定し、更に電極E3と電極E4との間に一定電流Iを流して両電極間に発生する電圧V02を測定し、現在の測定器の状態での電極間抵抗R1とR2とをそれぞれR1=V01/I、R2=V02/Iのように求める。そして、前述のように身体インピーダンス測定時にはR1,R2として零測定モードで求めた抵抗値R1,R2を適用するようにする。
【0036】
このようにすれば、測定台が濡れるなどして従来の4端子法を測定原理とする測定器であれば大きい測定誤差が発生するのに対して、誤差無く正確な測定を実施することができる。
【0037】
本実施形態の身体インピーダンス測定装置によれば、両足から与えた電流は一旦胴部に集められた後再び両手部に分かれて流れ出すようにされているので、片手と片足間に電流を印加する従来方法に比べて、電流を胴部全体に分布させることができることになり、正確に胴部インピーダンスのみを抽出して求めることができる。また、測定したい部位の両端に電極を配置しなくても、手と足とに設置した固定の電極の電極間に発生する電圧を測定し、回路方程式を解くことで両手、両足および胴部よりなる人体の主要5部分のインピーダンスを求めることができるという利点がある。
【0038】
また、インピーダンス測定装置の測定回路の二つの入力と接続される二つの電極間の抵抗は常に低い値であるので、接触抵抗が極めて高い場合に電極に誘導ノイズが生じても抵抗に誘起される電圧は極めて低いので、誤測定を回避することができる利点がある。また、電極は両足用と両手用の2個で済む利点もある。
【0039】
次に、本実施形態の身体インピーダンス測定装置を体脂肪計に適用した具体例について説明する。図2(a)(b)には、本具体例における体脂肪計の回路構成図が示され、図3には、同体脂肪計による測定状態の外観図が示されている。
【0040】
図2において、符号1にて示されるのは、人体の体内組織構成を等価インピーダンス回路で描いたモデルであり、左足、右足、胴、左手、右手の各部分のインピーダンス値がY,X,M,Z,Uで表されている。また、足用測定器2と手用測定器3とが設けられ、足用測定器2には左足と右足の先端に、またそれぞれの足の裏全体に測定電極E1,E2を設け、手用測定器3には左手と右手の先端にそれぞれ測定電極E3,E4を設けるようにされている(足用測定器3には体重計が併設される場合もある。)。これら電極はいずれも皮膚と接触し、その接触面を通して人体に電流が流入する経路をなしている。足用測定器2の電極E1と電極E2との間および手用測定器3の電極E3と電極E4との間にはそれぞれ抵抗R1,R2が接続されている。なお、これら抵抗R1,R2としては、電極間に導電性を与え電流経路を作るものであれば抵抗以外のものでも良く、例えば測定台を導電板で構成し、電極と電極との間が導電板でつながれている構成になっていても良い。
【0041】
前記各電極E1,E2,E3,E4はそれぞれ端子P1,P2,P3,P4に接続され、端子P5は定電流回路4の出力OとともにアナログスイッチAS1の入力端子c1に接続され、端子P6は回路コモンEに接続される。また、アナログスイッチAS1の入力端子c1に対応する出力端子a1,b1はそれぞれ端子P1および端子P2に接続され、アナログスイッチAS1のもう一方の入力端子c2は参照抵抗Rcとともに演算増幅器Aの反転入力に接続され、この入力端子c2に対応する出力端子a2,b2はそれぞれ端子P4および端子P3に接続されている。
【0042】
前記定電流回路4は、非反転入力端子に参照電圧Vcが入力されて定電流Iを出力する演算増幅器Aと、この演算増幅器Aから定電流Iが出力されるように回路を制御する参照抵抗Rcを備えてなり、演算増幅器Aの負荷が変動しても常に一定値I=Vc/Rcの電流が出力されるように構成されている。
【0043】
第1の測定ステップにてアナログスイッチAS1は端子a1,a2側に接続され、電極E1と電極E4との間に定電流Iが印加される。また、第2の測定ステップにてアナログスイッチAS1はb1,b2側に接続され、電極E2と電極E3との間に定電流Iが印加される。
【0044】
アナログスイッチAS2の入力端子a3,b3,d3,e3,f3にはそれぞれ端子P1,P3,P5,P2,P4が接続され、これらの入力に対応する出力端子c3は電圧測定回路5の演算増幅器A'の入力抵抗R10に接続されている。また、アナログスイッチAS2の入力端子a4,b4,d4,e4,f4にはそれぞれ端子P2,P4,P6,P1,P3が接続され、これらの入力に対応する出力端子c4は電圧測定回路5の演算増幅器A'の入力抵抗R20に接続されている。
【0045】
前記電圧測定回路5は、演算増幅器A'、入力抵抗R10,R20のほかに、フィードバック抵抗R30,R40を備えて構成されている。なお、入力抵抗R10,R20としては、測定誤差が生じないように、身体による信号源インピーダンス(数百オーム程度)に比べて十分大きい値(数百Kオーム程度)が選ばれる。
【0046】
第1の測定ステップにてアナログスイッチAS2は端子a3とa4、b3とb4、d3とd4が順に選ばれ、それぞれ電圧V1,V2,V4が測定される。また、第2の測定ステップにてアナログスイッチAS2はe3とe4、f3とf4が順に選ばれ、それぞれ電圧V6,V7が測定される。
【0047】
前記電圧測定回路5による人体のインピーダンス測定に際しては数十KHzの交流信号が印加されるので、この電圧測定回路5の演算増幅器A'の出力側には、この演算増幅器A'の出力電圧を整流する整流回路6と、この整流回路6から出力される電圧信号を平滑化するフィルタ回路7が設けられ、さらにそのフィルタ回路7にて平滑化されて直流に変換された後にアナログ信号をデジタル値に変換するA/D変換器8が設けられている。
【0048】
こうして、A/D変換器8により変換されたデジタル測定値はI/O回路9を通して演算回路CPU10に入力され、この演算回路CPU10により各種演算が実行される。この演算回路CPU10には、演算のための各種プログラム並びに記憶定数および演算結果を記憶するROM,RAM等で構成された記憶素子11が接続されている。また、前記I/O回路9には、測定者が自己の年齢や性別など、測定インピーダンスを基に体脂肪量を算出するのに必要な各種データを設定するためのキースイッチ12と、測定データ等を表示するための表示器13とが接続されている。
【0049】
このような構成において、演算回路CPU10からの指令に基づき、アナログスイッチAS1,AS2により電流印加端子と電圧測定端子とを前述の第1測定ステップおよび第2測定ステップに対応するように所定位置に切り換え操作することで、人体を両足、胴、両手の5つの部分に分けたときのそれら各部のインピーダンス値X,Y,Z,U,Mを求めることができる。
【0050】
これら測定されたインピーダンス値X,Y,Z,U,Mのうちで特に胴部のインピーダンスMと予めX線CTなど直接的な内臓脂肪測定手段による測定結果と比較することによって求められた特有な変換係数と、キースイッチ12から与えられた個人特有の設定値、更には体重計が併設されている場合にはその体重計からの体重測定値とを演算させることで、内臓脂肪量など内臓脂肪関連情報を算出して表示器13に表示することができる。
【0051】
図4(a)(b)には、本発明の第2の実施形態に係る身体インピーダンス測定装置の測定原理を示す回路構成図が示されている。なお、この図4においては、図1と比較して、一定電流回路および人体との対応図は省略されている。
【0052】
本実施形態において、測定器の電極として、足用測定器は左足用にE1の1電極、右足用にE21,E22の2電極の計3電極を備えている。また、手用測定器は左手用にE3の1電極、右足用にE41,E42の2電極の計3電極を備えている。前記第1の実施形態においては、足、手のインピーダンスは電極との間の接触インピーダンスを含めて求めるように構成されているが、本実施形態においては、右足と右手のそれぞれは接触インピーダンスを除外して求めるように構成されている。
【0053】
右足のインピーダンスをX、電極E21,E22との接触インピーダンスをそれぞれr21、r22、左足の接触インピーダンスを含めたインピーダンスをY、右手のインピーダンスをU、電極E41,E42との接触インピーダンスをそれぞれr41、r42、左手の接触インピーダンスを含めたインピーダンスをZ、胴部のインピーダンスをMとし、電極E21と電極E22との間、電極E22と電極E1との間に数百オーム程度の抵抗R11,R12をそれぞれ接続し、電極E41と電極E42との間、電極E42と電極E3との間に数百オーム程度の抵抗R21,R22をそれぞれ接続する。
【0054】
このような構成の身体インピーダンス測定装置においては、次のような測定手順によって測定が行われる。
【0055】
まず、第1測定ステップとして、図4(a)に示されるように、電極E1と電極E41との間に既知の一定電流Iを印加する。このとき、抵抗R11,R12を流れる電流をそれぞれi,iとすると、各電流は図4(a)のように分流して両足を同時に流れ、胴部で集まることになる。抵抗R21,R22を流れる電流をそれぞれi,iとすると、胴部で集まった電流は両手インピーダンスU,Zに対してそれぞれI−iとiとに分流して図4(a)のように両手を同時に流れ、電極E41において集まり、再び電流Iとなって体外へ出ることになる。
【0056】
このとき各電極間に発生する電圧を測定し、電極E1−E21間がV1、電極E1−E22間がV2、電極E3−E41間がV3、電極E3−E41間がV4であったとする。また、V5は、図1と同様にして、定電流回路の出力電圧を電極E1の点で回路コモンとの間で測定すると、その値を使って既知化される。ただし、接触インピーダンスr2はYに、接触インピーダンスr3はZにそれぞれ含まれるものとする。
【0057】
このとき、人体を5つの部分に分けた等価回路には次の式が成り立つ。
(I−i)・Y−i・X−i・r21=V1 …………(6)
(i−i)・r22−i・r21=V1−V2 …………(7)
(I−i)・Y+I・M+i・Z=V5 …………(8)
−i・Z+(I−i)・U+(I−i)・r41=V3……(9)
(I−i)・r41−(i−i)・r42=V3−V4……(10)
これらの式(6)〜(10)において、係数となる電流値は、i=V2/R12、i=(V1−V2)/R11、i=V4/R22、i=(V3−V4)/R21より既知となり、Iは既知であるので全て既知となる。
【0058】
続いて、第2測定ステップとして、図4(b)に示されるように、今度は既知の一定電流Iを電極E21と電極E3との間に印加する。そうすると、電流Iは電極E21において抵抗R11と接触インピーダンスr21とに対してjとI−jとに分流し、両足のインピーダンスX,Yにおいて、Xには(I−j)が、Yにはjがそれぞれ流れ、胴部で集まることになる。また、胴部で集まった電流は、両手のインピーダンスU,Zに対してそれぞれjと(I−j)とに分流して両手を同時に流れ、電極E3において集まり再び電流Iとなって体外へ流れ出ることになる。
【0059】
このとき各電極間に発生する電圧を測定し、電極E21−E1間がV6、電極E22−E1間がV7、電極E41−E3間がV8、電極E42−E3間がV9であったとする。
【0060】
このとき、人体を5つの部分に分けた等価回路には次の式が成り立つ。
(I−j)・r21+(I−j)・X−j・Y=V6……(11)
(I−j)・r21+(j−j)・r22=V6−V7…(12)
−j・U−j・r41+(I−j)・Z=V8 …………(13)
(j−j)・r42−j・r41=V8−V9 …………(14)
これらの式(11)〜(14)において、係数となる電流値は、j=(V6−V7)/R11、j=V7/R12、j=V9/R22、j=(V8−V9)/R21より既知となり、Iは既知であるので全て既知となる。
【0061】
こうして、前記式(6)〜(14)の連立方程式を解けば、身体各部のインピーダンスX,Y,Z,U,Mと接触インピーダンスr21、r22、r41、r42とを求めることができる。
【0062】
本実施形態によれば、右足インピーダンスXと右手インピーダンスUとはいずれも接触インピーダンスが除外されて求められるので、全身、内臓脂肪量ばかりでなく、全身の体脂肪量も推定することができる。また、内臓脂肪量の推定に手、足それぞれのインピーダンス値も参加させることができる。
【0063】
図5には、本発明の第3の実施形態に係る身体インピーダンス測定装置の測定原理を示す回路構成図が示されている。本実施形態では、図1に示される第1の実施形態のものと比較して、抵抗R1,R2の値がそれぞれ2等分され、その2等分された各抵抗の中央に、測定端子兼一定電流印加端子P7,P8が設けられている。
【0064】
本実施形態において、第1測定ステップでは、図1(a)に示されるのと同様に、電極E1と電極E4との間に既知の一定電流Iが印加される。これに対して、第2測定ステップでは、端子P7と端子P8との間に既知の一定電流Iが印加される。
【0065】
第1測定ステップにおいて、人体を5つの部分に分けた等価回路に成り立つ式は前述のように次式である。
(I−i)・Y−i・X=V1 ……………(1)
(I−i)・U−i・Z=V2 …………(3)
【0066】
第2測定ステップとして、既知の一定電流Iを端子P7と端子P8との間に印加すると、電流Iは端子P7において抵抗R1/2と両足の各インピーダンスX,Yに対してそれぞれjとI−jとに分流して同時に両足を流れ、胴部に集まることになる。そして、胴部で集まった電流Iは、両手インピーダンスZ,Uと抵抗R2/2に対してそれぞれjとI−jとに分流して両手を同時に流れ、端子P8において集まり、再び電流Iとなって体外へ出ることになる。
【0067】
このとき、端子P7−電極E2間の電圧がV6、電極E3−端子P8間の電圧がV7、演算増幅器Aの出力と回路コモンE間の電圧がV5であったとすると、人体を5つの部分に分けた等価回路には次の式が成り立つ。
・(X+R1/2)=(I−j)・(Y+R1/2)……(15)
・(Z+R2/2)=(I−j)・(U+R2/2)……(16)
V6+j・X+I・M+j・Z+V7+I・Rc=V5……(17)
これらの式(15)〜(17)において、係数となる電流値は、j=V6/(R1/2)、j=V7/(R2/2)より既知となり、Iは既知であるので全て既知となる。また、R1,R2,Rcも設計時点で与えられる既知の値である。
【0068】
こうして、前記式(1)(3)と式(15)〜(17)とで連立方程式を解けば、身体各部のインピーダンスX,Y,Z,U,Mを求めることができる。
【0069】
本実施形態によれば、両足のインピーダンスXとY、および両手のインピーダンスZとUがそれぞれほぼ等しいので、両足、両手ともにほぼI/2に等しい電流が流れることから、左右の足からほぼ等しい値の電流が胴部に流れ込み、同時にほぼ等しい値の電流が胴部から左右の手に流出することになるため、より胴部を流れる電流分布の均一化を図ることができ、正しい胴部インピーダンスMを測定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)(b)(c)は、本発明の第1の実施形態に係る身体インピーダンス測定装置の測定原理を示す回路構成図である。
【図2】図2(a)(b)は、第1の実施形態を体脂肪計に適用した具体例を示す回路構成図である。
【図3】図3は、体脂肪計による測定状態の外観図である。
【図4】図4(a)(b)は、本発明の第2の実施形態に係る身体インピーダンス測定装置の測定原理を示す回路構成図である。
【図5】図5は、本発明の第3の実施形態に係る身体インピーダンス測定装置の測定原理を示す回路構成図である。
【図6】図6(a)(b)は、第1の従来例による身体インピーダンス測定装置の測定原理を示す回路構成図(1)である。
【図7】図7(a)(b)は、第1の従来例による身体インピーダンス測定装置の測定原理を示す回路構成図(2)である。
【図8】図8(a)(b)は、第2の従来例による身体インピーダンス測定装置の測定原理を示す回路構成図である。
【図9】図9は、従来例の問題点を説明する図である。
【符号の説明】
1 人体の等価インピーダンス回路モデル
2 足用測定器
3 手用測定器
4 定電流回路
5 電圧測定回路
6 整流回路
7 フィルタ回路
8 A/D変換器
9 I/O回路
10 演算回路CPU
11 記憶素子
12 キースイッチ
13 表示器
AS1,AS2 アナログスイッチ
E1,E2,E3,E4,E21,E22,E41,E42 電極
P1〜P8 端子
X 右足のインピーダンス
Y 左足のインピーダンス
M 胴部のインピーダンス
Z 左手のインピーダンス
U 右手のインピーダンス

Claims (4)

  1. 手部接触用に近接配置される左右の手部接触用電極と足部接触用に近接配置される左右の足部接触用電極とを備え、左右の手部接触用電極または足部接触用電極から胴部を通して左右の足部接触用電極または手部接触用電極へ電流を流し、身体における左右の手、胴および左右の足の各部分しくはその各部分のうちのいずれかの部分のインピーダンスを求める身体インピーダンス測定装置において、
    前記手部接触用電極および足部接触用電極を、それぞれ互いに零でない有限値の導電度をもって配置するとともに、前記導電度を測定のパラメータとし、かつ前記電極を全て電流電極で構成し、
    同時に左右の手部接触用電極または足部接触用電極からそれぞれが近似する値の電流を胴部断面に流入させるとともに、この胴部断面を通してそれぞれが近似する値の電流を左右の足部接触用電極または手部接触用電極へ流出させることを特徴とする身体インピーダンス測定装置。
  2. 前記手部接触用極または足部接触用極間に既知の抵抗を接続することによって、有限値の導電度をもって配置する請求項1に記載の身体インピーダンス測定装置。
  3. 前記手部接触用極または足部接触用極はそれぞれ、左の手部接触用と右の手部接触用に設けられる各1個の電極、または左の足部接触用と右の足部接触用に設けられる各1個の電極である請求項1または2に記載の身体インピーダンス測定装置。
  4. 前記手部接触用電極または足部接触用極が固定的に設けられる請求項1〜3のいずれかに記載の身体インピーダンス測定装置。
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