JP4439065B2 - 塗布具付容器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、容器内に収容された液状の内容物を容器から直接塗布することができる塗布具付容器に関するものであり、特に、この内容物を塗布面で伸ばすことができると共に塗布面で押圧マッサージを行うことができ、さらに必要に応じて内容物を手に取って使用することもできる、塗布具付容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
かかる塗布具付容器として、例えば図1に断面図で示すものが、特開平11-244770号に開示されている。図示の塗布具付容器1においては、例えば肩こり薬などの液状の内容物を収容する容器本体2の瓶口3に中栓4が嵌合して取り付けられている。なお、瓶口3の外周面にはキャップ5をねじ込むためのねじ山が設けられている。
【0003】
中栓4の天面には、複数の突部6が、また、その中央には吐出口7がそれぞれ設けられている。さらに中栓4の天面には、例えばスポンジ製の弾性体8が配置されている。弾性体8には、中栓4の吐出口7と位置合わせされた中心孔8aおよび、突部6と位置合わせされた複数の孔または切り欠き8bが設けられている。弾性体8上には、さらにカバー9が配設されている。カバー9は、例えばウレタン樹脂等からなる基部10と、例えばトリコット等の織布または不織布からなる上部11とを積層した構造となっている。なお、中栓4の外周には、このカバー9を固定するためのリング12が嵌め込まれている。
【0004】
一方キャップ5には、その内側中央部に、中栓4の吐出口7を密閉するためのシール13が、外側の天面には複数のマッサージ用突部14がそれぞれ設けられている。
【0005】
図2は、カバー9の外観を示すものであり、中栓4に取り付ける前の状態を示している。図2(a)は平面図、図2(b)は側面図、図2(c)は図2(b)の一部を拡大してそれぞれ示すものである。図示のようにカバー9は円形をなしており、その中央には、中栓4の吐出口7と位置合わせされた孔部15が設けられている。
【0006】
この孔部15は、打ち抜き加工などにより形成される。しかしながら、この孔部15には、塗布具付容器1の使用中に、その外周から繊維のほつれが生じたり、破れたりし易いと言った問題がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、上述した問題点を解決した、塗布具付容器を提案するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
すなわち本発明は、瓶口を覆う中栓の天面に吐出口を設け、この吐出口を包囲する中栓の天面の複数位置にそれぞれ突部を設けると共に、前記中栓の天面上に、前記吐出口および前記突部と位置合わせされた複数の孔部または切り欠き部を有する弾性体を取り付け、この弾性体の表面を少なくとも前記吐出口および前記突部の先端と略同一高さに位置させ、かつこの弾性体の表面に、前記吐出口と位置合わせされた円形の孔部を有するカバーを取り付けた塗布具付容器において、前記カバーが、ウレタン樹脂からなる基部と、この基部の上部に積層された織布または不織布からなる積層物であり、該カバーの孔部の周囲を加熱して、この孔部の周囲に自己溶着層を形成したことを特徴とするものである。
【0009】
本発明による塗布具付容器は、塗布面となるカバーの中央に設けられた孔部の周囲を加熱して溶着層を形成して固化させたことにより孔部での繊維のほつれや、カバーの破れを防ぐことが可能となる。溶着は、超音波加熱や高周波加熱により行うことが可能である。また弾性体はスポンジでも良く、その表面が前記吐出口および前記突部の先端からわずかに突出しても良い。
【0010】
また本発明による塗布具付容器においては、キャップの天面の複数位置にマッサージ用の突部を設けることができる。さらに、容器はボトル型、チューブ型のいずれでも良い。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態について説明する。
【0012】
図3は、本発明による塗布具付容器に用いるカバーを示すものである。なお、本発明における塗布具付容器自体は、図1に示す塗布具付容器1と同様の構成を有しており、したがって図面および説明は省略する。
【0013】
図示のカバー16は、図2のカバー9と同様に円形をなし、中央には塗布具付容器の中栓の中央に設けられた吐出口と位置合わせされた孔部17を有する。なお、本カバー16は、図2のカバー9と同様に、ウレタン樹脂からなる基部と、トリコット等の織布または不織布からなる上部とを積層したものとすることができる。
【0014】
本カバー16においては、孔部17の外周を溶着により固化させている。この溶着部18を設けたことにより、孔部17からの繊維のほつれや、カバーの破れを防ぐことができるようになる。この溶着部18の形成方法としては、例えば超音波による加熱や、高周波による加熱が利用できるが、これらに限定されるものではない。
【0015】
以上説明したように、本発明による塗布具付容器は、塗布面となるカバーの中央に設けられた孔部の周囲を溶着により固化させたことにより、孔部での繊維のほつれや、カバーの破れを防ぐことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 塗布具付容器の断面図である。
【図2】 図1の塗布具付容器に用いるカバーの外観を示す図である。
【図3】 本発明による塗布具付容器に用いるカバーを示す平面図である。
【符号の説明】
1 塗布具付容器
2 容器本体
3 瓶口
4 中栓
5 キャップ
6 突部
7 吐出口
8 弾性体
9,16 カバー
10 カバー9の基部
11 カバー9の上部
12 リング
13 シール
14 マッサージ用突部
15 カバー9の孔部
17 カバー17の孔部
18 溶着部
Claims (9)
- 瓶口を覆う中栓の天面に吐出口を設け、この吐出口を包囲する中栓の天面の複数位置にそれぞれ突部を設けると共に、前記中栓の天面上に、前記吐出口および前記突部と位置合わせされた複数の孔部または切り欠き部を有する弾性体を取り付け、この弾性体の表面を少なくとも前記吐出口および前記突部の先端と略同一高さに位置させ、かつこの弾性体の表面に、前記吐出口と位置合わせされた円形の孔部を有するカバーを取り付けた塗布具付容器において、
前記カバーが、ウレタン樹脂からなる基部と、この基部の上部に積層された織布または不織布からなる積層物であり、該カバーの孔部の周囲を加熱して、この孔部の周囲に自己溶着層を形成したことを特徴とする、塗布具付容器。 - 前記弾性体の表面を、前記吐出口および前記突部の先端からわずかに突出させたことを特徴とする、請求項1記載の塗布具付容器。
- 前記弾性体がスポンジであることを特徴とする、請求項1または2記載の塗布具付容器
- 前記溶着を超音波加熱により行うことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の塗布具付容器。
- 前記溶着を高周波加熱により行うことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の塗布具付容器。
- 前記中栓に設けた前記吐出口に密接するシール部をキャップの内奥部に設けたことを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項記載の塗布具付容器。
- 前記キャップの天面の複数位置にマッサージ用の突部を設けたことを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項記載の塗布具付容器。
- 容器がボトル型の形態をなすことを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項記載の塗布具付容器。
- 容器がチューブ型の形態をなすことを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項記載の塗布具付容器。
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