JP4438158B2 - コンクリート構造物の防汚方法およびコンクリート構造の海水導水管の防汚装置 - Google Patents

コンクリート構造物の防汚方法およびコンクリート構造の海水導水管の防汚装置 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は海洋のコンクリート構造物または火力や原子力発電所のコンクリート製の導水路内に付着するふじつぼ等の海洋付着生物の防汚方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
火力または原子力発電所の冷却水の海水取水路や取水口などのコンクリート構造物には、ふじつぼなどの海洋付着物が付着し、水路が狭窄してしまう。その対策として、塩素注入等が一部で行われているが、環境問題から有効性が確認されるほど大量に注入することができない。そのため発電所の定期点検時等に人が入って付着生物の除去を行うか、ロボットを使用して除去を行っているがコストに問題がある。
【0003】
一方、船舶のバラストタンク内部の防食法としてエレクトロコーティングがある。エレクトロコーティングは、鋼板をカソードとして微弱電流を通電することにより、海水中に存在するカルシウムイオンやマグネシウムイオンが鋼板表面に、図7に示すようにMg(OH)2 とCaCO3 の2層のエレクトロコーティングとして析出することを利用して防食するものである。すなわち、Mg(OH)2 層は、アルカリ性で防食効果があるが溶けやすく、CaCO3 は防食効果はないが溶けにくいので、この2層からなるエレクトロコーティングにより、実用的な防食が達成できる。
【0004】
本願発明者等は、上記エレクトロコーティングについて種々の研究を行っている過程で、エレクトロコーティングが海洋鋼構造物の防汚に有効であることを発見し、特許出願(特開平10−232952号(未公開))を行った。
【0005】
上記発明は海水中に浸漬した鋼板をカソードとし、該鋼板に対峙して配置したアノードとの間で通電することにより、鋼板表面にCaCO3 ・Mg(OH)2のエレクトロコーティングを析出させ、該エレクトロコーティングに付着した海洋付着生物を、カソードとアノードの間に電流密度が1〜5A/m2 の電流を通電して、エレクトロコーティングと共に剥離して除去するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記発明をコンクリート構造物に適用することができれば、環境への影響がなく、メンテナンスコストを低減することができるが、コンクリートは非導電体であるため適用できなかった。
【0007】
本発明は従来技術のかかる問題点に鑑み案出したもので、コンクリート構造物の海水に浸漬している部分の表面に鋼鈑などの金属板を固定して、導電性を与えて、コンクリート構造物にエレクトロコーティングによる防汚方法を適用することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本発明のコンクリート構造物の防汚方法はコンクリート構造物の海水に浸漬した部分の表面に金属板を固定し、該金属板をカソードとし、該金属板に対峙して配置したアノードとの間で通電することにより、金属板表面にCaCO3 ・Mg(OH)2 のエレクトロコーティングを析出させ、該エレクトロコーティングに付着した海洋付着生物を、カソードとアノードの間に電流密度が1〜5A/m2 の電流を通電して、エレクトロコーティングと共に剥離して除去するものである。
【0009】
上記金属板は鋼鈑であるのが好ましい。
【0010】
海洋付着生物の剥離のための通電期間は、0.5〜5ヶ月であるのが好ましい。
【0011】
次に本発明の作用を説明する。コンクリート構造物の表面にアンカーボルト等を用いて鋼鈑などの金属板を固定し、金属板に対峙してアノードを配置する。鋼鈑をカソードとして海水中で通電すると、鋼鈑表面付近で水の電気分解反応により、水素と水酸イオンが生する。水素は空気中に発散し、水酸イオンはPH値を上昇させる。PH値が8以上に上昇すると海水中のカルシウムイオンと炭酸イオンが結合し、炭酸カルシウム(CaCO3 )を形成する。PH値が9以上に上昇するとマグネシウムイオンと水酸イオンが結合し、水酸化マグネシウムMg(OH)2 を形成する。形成されたCaCO3 やMg(OH)2 の微粒子はコロイド状に鋼鈑表面近傍を浮遊しているが微粉子表面は+または−に荷電している。CaCO3 の粒子は、PHが9未満では+に荷電し、PHが9を越えると−に荷電する。一方、Mg(OH)2 の粒子はPHが11未満では+に荷電し、PHが11を越えると−に荷電する。また、カソードである鋼鈑表面の水酸イオン濃度は、表面で最も高く表面から遠ざかるに従って低下するので、鋼鈑表面近傍でPH値の勾配が生じている。この勾配の大きさはカソードの電流密度が大きいほど大きい。今適当な電流密度による通電により、鋼鈑表面のPH値が10程度であるとすると、Mg(OH)2 は、+に荷電しているので電気泳動により表面に付着し、CaCO3 はそのPHでは−に荷電するので電気的に反発し、表面からわずかに離れる。わずかに離れた位置ではPH値は低下し9未満となっているのでCaCO3 は+に荷電しており、カソードに引き付けられて、そこに停滞する。このような原理により鋼鈑表面直近には、Mg(OH)2 の層が形成され、外側にCaCO3 の層が形成されて、CaCO3 ・Mg(OH)2 の2層のエレクトロコーティングが形成される。なお、エレクトロコーティングは130〜250mA/m2 の微弱な電流密度で形成することができる。
【0012】
ふじつぼなどの海洋付着生物はこのようにして形成されたエレクトロコーティング表面に付着し、そこで成長し、次第に厚くなる。この状態で1〜5A/m2の電流密度で通電し続けると、次第に鋼鈑表面付近に水酸イオン(OH- )が蓄積されPH値が上昇する。PH値が11を越えるとMg(OH)2 の粒子は−に荷電するのでカソードの表面と反発し合うことになり、エレクトロコーティングが鋼鈑表面から剥離し、海洋付着生物も一緒に鋼鈑表面から剥離し、鋼鈑表面はもとの状態に戻る。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下本発明の1実施形態について、図面を参照しつつ説明する。図1は本発明のコンクリート構造物の防食方法の実施状態を示す断面図である。図において、1は厚さ2〜3mmの鋼鈑であり、図示しない直流電源の負側に接続されて、カソードになる。20はコンクリート、21はアンカーボルトである。アンカーボルト21は種々の形式のものがあるが、図1にはめねじ型のアンカーボルトが示されている。めねじ型のアンカーボルト21は、内面にめねじが切ってあり、先端に複数のスリットを有する筒体21aと、筒体21aの先端部に係合する截頭円錐状のこま21bとからなり、筒体21aをコンクリート20に明けたきり穴に打ち込むと、その逆作用でこま21bが筒体21aの先端部に進入し、筒体21aの先端部を拡げて、筒体21aをきり穴に密着させて固着させる。21cは通常のボルトで、筒体21aのめねじに螺合して、鋼鈑1をコンクリート20表面に固定する。22はエレクトロコーティング、23はふじつぼなどの海洋付着生物である。
【0014】
次に図2ないし図7を用いてエレクトロコーティングの生成および海洋付着生物が付着したエレクトロコーティングが剥離する原理を説明する。
【0015】
図2はエレクトロコーティングの生成反応図である。図において、1は鋼鈑のカソード、2はアノード、3は直流電源である。アノード2はマグネシウム、アルミニウム、亜鉛等の溶解性電極でも、銀/鉛(Ag/Pb)等の不溶解性電極のどちらでもよい。海水中には、図に示すようにカルシウムイオン(Ca2 + )、マグネシウムイオン(Mg2+)、炭酸イオン(HCO3-)が存在している。通電するとカソード1の表面付近で水の電気分解が行われ、水素(H2 )と水酸イオン(OH- )が発生する。水素は空気中に発散し、水酸イオン(OH- )はPH値を上昇させる。
【0016】
図3は海水中におけるPH値と、固体CaCO3 およびMg(OH)2 の関係を示すグラフで、横軸はPH値、縦軸は固体の割合である。図のように炭酸カルシウムはPH値が8を越えると個体の方解石(CaCO3 、calcite)またはあられ石(CaCO3 、aragonite)の割合が増加し、PH9ではほぼ100%固体になる。一方、水酸化マグネシウムはPHが9を越えると固体の割合が増加し、PH10でほぼ100%固体になる。なお、このとき海水条件は20℃、塩分濃度3.48%である。
【0017】
図4は海水中の炭酸カルシウム微粉子の表面電荷密度(ζ−potential)とPHとの関係を示すグラフである。図に示すように炭酸カルシウムの微粉子は、PHが約9未満では+に荷電し、約9を超えると−に荷電する。なお、I.E.Pは等電点(isoelectric point)である。
【0018】
図5は海水中の水酸化マグネシウム微粉子の表面電荷密度とPHとの関係を示すグラフである。図に示すように水酸化マグネシウム微粉子はPHが約11未満では+に荷電し、約11を超えると−に荷電する。
【0019】
図6は鋼鈑表面近傍のPHの分布状況を示す図である。図においてMは鋼鈑、OHPはouter Helmholtz plane、NDLはネルンスト拡散層(Nernst diffusion layer)をそれぞれ表している。なお、NDLの厚さδは海水の流速などに大きく影響される。図に示すようにNDL内ではPHは、鋼鈑M側で高く外部に向かって低い勾配を有している。したがって、鋼鈑表面近傍のPH値が10〜11であるとMg(OH)2 の微粒子は+に荷電しているので、−に荷電している鋼鈑表面に集り、鋼鈑に付着する。一方、CaCO3 の微粒子はこのようなPH値では、−に荷電するので電気的に反発し表面からわずかに離れるが、そこではPH値が低下して9未満となっているのでCaCO3 は+に荷電し、カソード1に電気的に引き付けられてそこに停滞する。
【0020】
図7はエレクトロコーティングの成長過程を示す図である。エレクトロコーティング4は以上述べた原理により形成されるので、Mg(OH)2 およびCaCO3 の微粉子がNDL内で常に電気泳動を起こしておりTypeAのような多層構造にならずTypeBのような2層構造となり、Mg(OH)2 とCaCO3の層がそれぞれ厚くなる。
【0021】
ふじつぼなどの海洋付着生物23はこのようにして形成された、エレクトロコーティング22の表面に付着し、そこで成長し、次第に厚くなる。この状態で1〜5A/m2 の電流密度で通電し続けると次第に鋼鈑表面付近に水酸イオン(OH- )が蓄積されPH値が上昇する。PH値が11を越えるとMg(OH)2 の粒子は−に荷電するのでカソード1の表面と反発し合うことになり、エレクトロコーティング22が鋼鈑1表面から剥離し、海洋付着生物23も一緒に鋼鈑1表面から剥離し、鋼鈑1表面は元の状態に戻る。
【0022】
図8は本発明を海水導水路に適用した場合のシステムの説明図である。図8において、5は海水導水路、6は揚水ポンプ、7はパネル、8は電源システム、9は防食監視システム、10は電位計測用電極、11は防汚監視システムである。アノード2は導水路5の中心位置に導水路の長手方向に一定の間隔で設けられている。アノード2の材質は銀/鉛(Ag/Pb)である。7は運転用パネルで電源システム8、防食システム9、防汚監視システム11を内蔵している。電源システム8の−側は、海水導水路5に接続されており、+側は各アノード2に接続されている。防食監視システム9は各電位測定用電極(Ag/AgCl)10に接続されている。電位計測用電極10は海水導水路5の内面に貼付されていて鋼鈑1の電位を計測し、その電位が防食電位以上であった場合には、防食電位以下になるようにするため通電を行うべく防食監視システム9から電源システム8に指令を出して防食電流を流す。防汚監視システム11は揚水ポンプ6の負荷を検出しており、ふじつぼの付着により海水導水路5が狭窄して揚水ポンプ6の負荷が上昇してきたら、電源システム8に指令を出して電流密度が1〜5A/m2 になるようにアノード2と海水導水路5との間に通電を行う。この通電により、導水路5内面に付着した海洋付着生物23をエレクトロコーティング22とともに剥離して除去する。
【0023】
【実施例】
以下本発明の効果を立証するために行ったテストについて説明する。テストは鋼鈑の2枚テストピースを海水中に浸漬し、一方のテストピースは電源の負側に接続して、アノードとの間で所要の通電を行い、他方のテストピースは比較対象として通電せずタールエポキシ塗装鋼鈑を使用した。テスト時期は6月から8月の3ヶ月である。図9は本発明の方法を実施したテストのデータを示し、図10は比較対象のデータを示している。グラフはテストピース表面の海洋付着生物の付着面積比率(縦軸)と浸漬日数(横軸)の関係を示しており、グラフ上の写真は、それぞれの写真から延出した細線の先端が示す浸漬日数経過時のテストピース表面の状態を示している。
【0024】
通電した電流密度(A/m2 )と通電日数は次の通りである。
【0025】
初期被膜生成通電:1A/m2 ×5日
防食通電:0.5A/m2 ×50日
剥離通電:2A/m2 ×21日
これらの図からわかるように、比較対象のタールエポキシ塗装鋼鈑は、浸漬日数が15日程度で、生物付着面積率が100%になるのに対し、本発明では生物付着面積率が100%になるのに45日かかり、その後剥離通電により21日で付着生物は完全に剥離し、元の状態に戻った。
【0026】
本発明は以上述べた実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を変更しない範囲で種々の変更が可能である。たとえば金属板は鋼鈑に代えてアルミニウム板でもよい。
【0027】
【発明の効果】
以上述べたように本発明のコンクリート構造物の防汚方法は、非電導体であるコンクリート構造物の表面に導電体である金属板を固定し、エレクトロコーティングによる防汚方法をコンクリート構造物に適用できるようにしたので、海水中で電流密度1〜5A/m2 の通電を行うだけで、金属板表面に付着した海洋付着生物を剥離することができる。したがって、有毒な防汚塗料の使用の必要がなく、また、人手による除去も必要としないのでメンテナンス費用の削減が可能であるなどの優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施方法を示す断面図である。
【図2】エレクトロコーティングの生成反応図である。
【図3】海水中におけるPH値と固体のCaCO3 およびMg(OH)2 の生成との関係図である。
【図4】海水中のCaCO3 粒子のPH値と表面荷電密度(ζ−potential)との関係図である。
【図5】海水中のMg(OH)2 粒子のPH値と表面荷電密度との関係図である。
【図6】鋼鈑表面近傍のPHの分布状況を示す図である。
【図7】エレクトロコーティングの成長過程を示す図である。
【図8】海水導水路用防汚システムの説明図である。
【図9】本発明を実施したテストデータである。
【図10】比較対象のデータである。
【符号の説明】
1 鋼鈑(金属板)
2 アノード
20 コンクリート
21 アンカーボルト
22 エレクトロコーティング
23 海洋付着生物

Claims (3)

  1. コンクリート構造物の海水に浸漬した部分の表面に板を固定し、該板をカソードとし、該板に対峙して配置したアノードとの間で電流密度が130〜250mA/m の電気を通電することにより、鋼板表面に下層がMg(OH) で表層がCaCO であるエレクトロコーティングを析出させ、該エレクトロコーティングに付着した海洋付着生物を、カソードとアノードの間に電流密度が1〜5A/mの電気を0.5〜5ヶ月間通電して、エレクトロコーティングと共に剥離して除去することを特徴とするコンクリート構造物の防汚方法。
  2. 揚水ポンプに接続され、コンクリート構造で内面の海水に浸漬する部分に鋼板を固定した大径の海水導水管のエレクトロコーティングによる防汚装置であって、海水導水管内に長手方向に適宜の間隔で配置されたアノードと、海水導水管がカソードとなるように上記アノードとの間で通電する電源システムと、防食監視システムと、防汚監視システムとからなり、上記防食監視システムは海水導水管の内面に電位計測用電極が貼付されていて鋼板の電位を計測し、その電位が防食電位以上であれば、防食電位以下にするため電流密度が130〜250mA/m の防食電流を通電することによって、鋼板表面に下層がMg(OH) で表層がCaCO であるエレクトロコーティングを析出させるように通電すべく上記電源システムに指令を出すものであり、上記防汚監視システムは上記揚水ポンプの負荷を検出し、海洋付着生物によって海水導水管が狭窄して揚水ポンプの負荷が所要の値以上に上昇したら、電源システムに指令を出して電流密度が1〜5A/m になるようにアノードと海水導水管の間に通電させて海洋性付着物を剥離して除去するものであることを特徴とするコンクリート構造の海水導水管の防汚装置。
  3. 上記電位計測用電極はAg/AgCl製である請求項2記載のコンクリート構造の海水導水管の防汚装置。
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