JP4126513B2 - エレクトロコーティングによる防汚方法および防汚装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は海洋鋼構造物または火力や原子力発電所の導水管内に付着するふじつぼ等の海洋付着生物の防汚方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、海洋鋼構造物に付着するふじつぼ等の海洋付着生物の汚損防止方法としては、有機錫等の毒性のある化学物質を添加した防汚塗料もしくは疎水性のシリコン系塗料を塗布することが一般的であった。
【0003】
一方、船舶のバラストタンク内部の防食法としてエレクトロコーティングがある。エレクトロコーティングは、鋼板をカソードとして微弱電流を通電することにより、海水中に存在するカルシウムイオンやマグネシウムイオンが鋼板表面に図6に示すようにMg(OH)2 とCaCO3 の2層のエレクトロコーティングとして析出することを利用して防食するものである。すなわち、Mg(OH)2 層は、アルカリ性で防食効果があるが溶けやすく、CaCO3 は防食効果はないが溶けにくいので、この2層からなるエレクトロコーティングにより、実用的な防食が達成できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
火力や原子力発電所で冷却水として海水を導入する導水管内には、ふじつぼなどの海洋付着生物が付着し、水路が狭窄してしまう。それを除去するには潜水夫が潜り、はつり取っている。これには多大の人工を要するほか、管内面を傷つけて塗装を除去してしまい、管の腐食を引き起こす。海洋付着生物の汚損防止方法には先に述べた防汚塗料を塗布することも考えられるが、有機錫等の毒物が魚や貝に蓄積される海洋汚染を引き起すので採用することはできない。また、シリコン系塗料も性能およびコスト面で問題がある。さらに塗装法による場合、3〜5年の範囲内でメンテナンスが必要となることも問題である。
【0005】
本発明は以上述べた問題点に鑑み案出されたもので、導水管や海洋鋼構造物に付着する海洋付着生物を適当な周期で容易に剥離することができるエレクトロコーティングによる防汚方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明のエレクトロコーティングによる防汚方法は、海水中に浸漬した鋼板をカソードとし、該鋼板に対峙して配置したアノードとの間で通電することにより、鋼板表面にCaCO3 ・Mg(OH)2 のエレクトロコーティングを析出させ、該エレクトロコーティングに付着した海洋付着生物を、カソードとアノードの間に電流密度が1〜5A/m2 の電流を通電して、エレクトロコーティングと共に剥離して除去するものである。
【0007】
鋼板をカソードとして海水中で通電すると、鋼板表面付近で水の電気分解反応により、水素と水酸イオンが発生する。水素は空気中に発散し、水酸イオンはPH値を上昇させる。PH値が8以上に上昇すると海水中のカルシウムイオンと炭酸イオンが結合し、炭酸カルシウム(CaCO3 )を形成する。PH値が9以上に上昇するとマグネシウムイオンと水酸イオンが結合し、水酸化マグネシウムMg(OH)2 を形成する。形成されたCaCO3 やMg(OH)2 の微粒子はコロイド状に鋼板表面近傍を浮遊しているが微粉子表面は+または−に荷電している。CaCO3 の粒子は、PHが9未満では+に荷電し、PHが9を越えると−に荷電する。一方、Mg(OH)2 の粒子はPHが11未満では+に荷電し、PHが11を越えると−に荷電する。また、カソードである鋼板表面の水酸イオン濃度は、表面で最も高く表面から遠ざかるに従って低下するので、鋼板表面近傍でPH値の勾配が生じている。この勾配の大きさはカソードの電流密度が大きいほど大きい。今適当な電流密度による通電により、鋼板表面のPH値が10程度であるとすると、Mg(OH)2 は、+に荷電しているので電気泳動により表面に付着し、CaCO3 はそのPHでは−に荷電するので電気的に反発し、表面からわずかに離れる。わずかに離れた位置ではPH値は低下し9未満となっているのでCaCO3 は+に荷電しており、カソードに引き付けられて、そこに停滞する。このような原理により鋼板表面直近には、Mg(OH)2 の層が形成され、外側にCaCO3 の層が形成されて、CaCO3 ・Mg(OH)2 の2層のエレクトロコーティングが形成される。なお、エレクトロコーティングは130〜250mA/m2 の微弱な電流密度で形成することができる。
【0008】
ふじつぼなどの海洋付着生物はこのようにして形成されたエレクトロコーティング表面に付着し、そこで成長し、次第に厚くなる。この状態で1〜5A/m2 の電流密度で通電し続けると、次第に鋼板表面付近に水酸イオン(OH- )が蓄積されPH値が上昇する。PH値が11を越えるとMg(OH)2 の粒子は−に荷電するのでカソードの表面と反発し合うことになり、エレクトロコーティングが鋼板表面から剥離し、海洋付着生物も一緒に鋼板表面から剥離し、鋼板表面は元の状態に戻る。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の1実施形態について図面を参照しつつ説明する。
図1は、エレクトロコーティングの生成反応図である。図において、1は鋼板のカソード、2はアノード、3は直流電源である。アノード2はマグネシウム、アルミニウム、亜鉛等の溶解性電極でも銀/鉛(Ag/Pb)等の不溶解性電極のどちらでもよい。海水中には、図に示すようにカルシウムイオン(Ca2+)、マグネシウムイオン(Mg2+)、炭酸イオン(HCO3 - )が存在している。通電するとカソード1の表面付近で水の電気分解が行われ、水素(H2 )と水酸イオン(OH- )が発生する。水素は空気中に発散し、水酸イオン(OH- )はPH値を上昇させる。
【0010】
図2は、海水中におけるPH値と、固体のCaCO3 およびMg(OH)2 の関係を示すグラフで、横軸はPH値、縦軸は固体の割合である。図のようにカルシウムはPH値が8を越えると固体の方解石(CaCO3 、calcite )またはあられ石(CaCO3 、aragonite )の割合が増加し、PH9ではほぼ100%固体になる。一方、マグネシウムはPHが9を越えると固体の割合が増加し、PH10でほぼ100%固体になる。なお、このときの海水条件は20℃、塩分濃度3.48%である。
【0011】
図3は、海水中の炭酸カルシウム微粉子の表面電荷密度(ζ−potential )とPHとの関係を示すグラフである。図に示すように炭酸カルシウム微粉子は、PHが約9未満では+に荷電し、約9を越えると−に荷電する。なお、I.E.Pは等電点(isoelectric point )である。
【0012】
図4は、海水中の水酸化マグネシウム微粉子の表面電荷密度とPHとの関係を示すグラフである。図に示すように水酸化マグネシウム微粉子はPHが約11未満では+に荷電し、約11を越えると−に荷電する。
【0013】
図5は、鋼板表面近傍のPHの分布状況を示す図である。図においてMは鋼板、OHPはouter Helmholtz plane 、NDLはネルンスト拡散層(Nernst diffusion layer)をそれぞれ表している。なお、NDLの厚さδは海水の流速などに大きく影響される。図に示すようにNDL内ではPHは、鋼板M側で高く外部に向って低い勾配を有している。したがって、鋼板表面近傍のPH値が10〜11であるとMg(OH)2 の微粒子は+に荷電しているので、−に荷電している鋼板表面に集り、鋼板に付着する。一方、CaCO3 の微粒子はこのようなPH値では、−に荷電するので電気的に反発し表面からわずかに離れるが、そこではPH値が低下して9未満となっているのでCaCO3 は+に荷電し、カソード1に電気的に引き付けられてそこに停滞する。
【0014】
図6は、エレクトロコーティングの成長過程を示す図である。エレクトロコーティング4は以上述べた原理により形成されるので、Mg(OH)2 およびCaCO3 の微粉子がNDL内で常に電気泳動を起こしておりTypeAのような多層構造にはならずTypeBのような2層構造となり、Mg(OH)2 とCaCO3 の層がそれぞれ厚くなる。
【0015】
ふじつぼなどの海洋付着生物はこのようにして形成された、エレクトロコーティング4の表面に付着し、そこで成長し、次第に厚くなる。この状態で1〜5A/m2 の電流密度で通電し続けると次第に鋼板表面付近に水酸イオン(OH- )が蓄積されPH値が上昇する。PH値が11を越えるとMg(OH)2 の粒子は−に荷電するのでカソード1の表面と反発し合うことになり、エレクトロコーティング4が鋼板表面から剥離し、海洋付着生物も一緒に鋼板表面から剥離し、鋼板表面は元の状態に戻る。
【0016】
図7は本発明を海水導水管に適用した場合のシステムの説明図である。図7において、5は海水導水管、6は揚水ポンプ、7はパネル、8は電源システム、9は防食監視システム、10は電位計測用電極、11は防汚監視システムである。海水導水管5は直径が2m位の鋼管である。アノード2は導水管5の中心位置に管長手方向に一定の間隔で設けられている。アノード2の材質は銀/鉛(Ag/Pb)である。7は運転用パネルで電源システム8,防食監視システム9,防汚監視システム11を内蔵している。電源システム8の−側は、海水導水管5に接続されており、+側は各アノード2に接続されている。防食監視システム9は各電位計測用電極(Ag/AgCl)10に接続されている。電位計測用電極10は海水導水管5の内面に貼付されていて鋼板の電位を計測し、その電位が防食電位以上であった場合には、防食電位以下になるようにするため通電を行うべく防食監視システム9から電源システム8に指令を出して防食電流を流す。防汚監視システム11は揚水ポンプ6の負荷を検出しており、ふじつぼの付着などにより海水導水管5が狭窄して揚水ポンプ6の負荷が上昇してきたら、電源システム8に指令を出して電流密度が1〜5A/m2 になるようにアノード2と海水導水管5との間に通電を行う。この通電により、導水管5内面に付着した海洋付着生物をエレクトロコーティング4とともに剥離して除去する。
【0017】
【実施例】
以下,本発明の有効性を実際に海中でテストした結果について説明する。
図8は、テスト装置の説明図である。図のように海水中に試験枠を浸漬する。試験枠には陰極(カソード)としてのテストピースと陽極とが取り付けられており、交流から直流に変換する整流器を有する直流電源装置のそれぞれ−側と+側にリード線を介して接続されている。
【0018】
図9ないし図14はテスト結果の写真である。鋼板(テストピース)への生物付着に及ぼす電着膜(エレクトロコ−ティング)または通電の影響を調整するために各種のテストピースを海水中に沈設し、その表面の生物付着状況を観察した。テストピースは図8に示すようなサイズなので表面積は920cm2 である。図9ないし図14において,左上の写真(1)はテストピースの表面にタールエポキシ塗装を施したものでテスト中は無通電である。右上の写真(2)は海水中で電流密度1A/m2 の通電を10日間行って、エレクトロコーテングを形成させたものでテスト中は無通電である。左下の写真(3)は無処理の鋼板を使用しテスト中は電流密度0.5A/m2 の通電を行った。右下の写真(4)は無処理の鋼板を使用しテスト中は電流密度2.0A/m2 の通電を行った。図9は浸漬前の表面状態の写真、図10は浸漬2週間後の表面状態の写真、図11は浸漬3週間後の表面状態の写真、図12は浸漬4週間後の表面状態の写真、図13は浸漬3ヶ月後の表面状態の写真、図14は浸漬4ヶ月後の表面状態の写真である。これらの図からわかるように、浸漬後2週間ないし3週間経過の時点では(1)および(2)ではかなりの生物付着がみられるが、(3)および(4)では生物付着が少い。これは、通電したときの鋼板表面での電気分解反応(2H2 O+O2 +4e- =40H- )により海水中の酸素が消費されて酸欠状態になっているためと考えられる。
【0019】
浸漬後3ヶ月経過したものでは通電のテストピースでも生物付着が観察される。これらをそのまま、さらに、1ヶ月浸漬し続けると(4)のテストピースでは生物が付着した電着膜(エレクトロコーティング)の表面剥離が起こり、逆に、奇麗な電着膜表面が観察された(図14)。1年間試験を継続した結果(4)では付着生物は認められず、防汚条件として有効であることがわかった。
【0020】
本発明は、以上述べた実施形態や実施例に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。たとえば、電流密度1〜5A/m2 の通電は常時していてもよいし、冬場など生物付着量の少ないときには、防食のための微弱電流(150〜250mA/m2 )を流しておき、生物付着量の多い夏場には電流密度を上昇させるようにしてもよい。
【0021】
【発明の効果】
以上述べたように本発明のエレクトロコーティングによる防汚方法は、海水中で電流密度1〜5A/m2 の通電を行うだけで、鋼板表面に付着した海洋付着生物を剥離することができるので、有毒な防汚塗料を使用する必要がなく、また、人手による除去も要しないのでメンテナンス費用の削減が可能であるなどの優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】エレクトロコーティングの生成反応図である。
【図2】海水中におけるPH値と固体のCaCO3 およびMg(OH)2 の生成との関係図である。
【図3】海水中のCaCO3 粒子のPH値と表面電荷密度(ζ−Potential )との関係図である。
【図4】海水中のMg(OH)2 粒子のPH値と表面電荷密度との関係図である。
【図5】鋼板表面近傍のPHの分布状況を示す図である。
【図6】エレクトロコーティングの成長過程を示す図である。
【図7】海水導水管用防汚システムの説明図である。
【図8】テスト装置の説明図である。
【図9】浸漬前の表面状態の写真である。
【図10】浸漬1週間後の表面状態の写真である。
【図11】浸漬2週間後の表面状態の写真である。
【図12】浸漬4週間後の表面状態の写真である。
【図13】浸漬3ヶ月後の表面状態の写真である。
【図14】浸漬4ヶ月後の表面状態の写真である。
【符号の説明】
1 鋼板(カソード)
2 アノード
4 エレクトロコーティング
Claims (3)
- 海水中に浸漬した鋼板をカソードとし、該鋼板に対峙して配置したアノードとの間で電流密度が130〜250mA/m 2 の電気を通電することにより、鋼板表面に下層がMg(OH) 2 で表層がCaCO 3 であるエレクトロコーティングを析出させ、該エレクトロコーティングに付着した海洋付着生物を、カソードとアノードの間に電流密度が1〜5A/m2の電気を1〜5ヶ月間通電して、エレクトロコーティングと共に剥離して除去することを特徴とするエレクトロコーティングによる防汚方法。
- 揚水ポンプに接続された大径の鋼管製の海水導水管のエレクトロコーティングによる防汚装置であって、海水導水管内に長手方向に適宜の間隔で配置されたアノードと、海水導水管がカソードとなるように上記アノードとの間で通電する電源システムと、防食監視システムと、防汚監視システムとからなり、上記防食監視システムは海水導水管の内面に電位計測用電極が貼付されていて鋼板の電位を計測し、その電位が防食電位以上であれば、防食電位以下にするるように、かつ、電流密度が130〜250mA/m 2 の電流を通電することによって、鋼板表面に下層がMg(OH) 2 で表層がCaCO 3 であるエレクトロコーティングを析出させるように通電すべく上記電源システムに指令を出すものであり、上記防汚監視システムは上記揚水ポンプの負荷を検出し、海洋付着生物によって海水導水管が狭窄して揚水ポンプの負荷が所要の値以上に上昇したら、電源システムに指令を出して電流密度が1〜5A/m2になるようにアノードと海水導水管の間に通電させて海洋性付着物を剥離して除去するものであることを特徴とする海水導水管のエレクトロコーティングによる防汚装置。
- 上記電位計測用電極はAg/AgCl製である請求項2記載の海水導水管のエレクトロコーティングによる防汚装置。
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- 1998-08-19 JP JP23295298A patent/JP4126513B2/ja not_active Expired - Lifetime
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