JP4437905B2 - ねじ孔位置計測用治具、及び、これを用いたねじ孔位置計測方法 - Google Patents

ねじ孔位置計測用治具、及び、これを用いたねじ孔位置計測方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4437905B2
JP4437905B2 JP2003291955A JP2003291955A JP4437905B2 JP 4437905 B2 JP4437905 B2 JP 4437905B2 JP 2003291955 A JP2003291955 A JP 2003291955A JP 2003291955 A JP2003291955 A JP 2003291955A JP 4437905 B2 JP4437905 B2 JP 4437905B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screw hole
screw
hole position
position measuring
taper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2003291955A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005061979A (ja
Inventor
津根雄 伊東
Original Assignee
株式会社伊東Nc工業
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社伊東Nc工業 filed Critical 株式会社伊東Nc工業
Priority to JP2003291955A priority Critical patent/JP4437905B2/ja
Publication of JP2005061979A publication Critical patent/JP2005061979A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4437905B2 publication Critical patent/JP4437905B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Length-Measuring Instruments Using Mechanical Means (AREA)
  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)

Description

本発明は、ワークのねじ孔の位置を計測するためのねじ孔位置計測用治具、及び、これを用いたねじ孔位置計測方法に関する。
例えば、自動車エンジンのガスタービンのケースは、2つに分けたケースをアルミダイキャストにより成型し、一方にはボルトの通し穴、他方にはねじ孔をそれぞれ設けて、十数個または数十個のボルトで固定し組み立てられるが、ボルトで固定する位置が多いので、ねじ孔に位置ずれがあった場合に組み立てられない場合がある。したがって、ねじ孔の位置を計測し、良品及び不良品を選別し、不良品は除いておく必要がある。
ところが、計測用の設備として一般的にはノギスや3次元測定器が備えられているが、ノギスや3次元測定器でねじ孔の位置を直接的に計測することは困難である。例えば、ノギスを用いての計測では、計測時に内面に接触させるいわゆる「クチバシ」部分がねじ孔内に入らず計測できないことがあり、3次元測定器を用いての計測では、プローブの接触位置(頂点及び斜面)によっては誤計測となってしまうからである。
そこで、ねじ孔の位置をねじ部の検査を行うためのねじゲージを介してノギスや3次元測定器を用いて計測することが行われている。例えば、そのねじゲージを取り付けた状態で、ねじゲージの軸部をノギスや3次元測定器で計測することによりねじ孔の位置を求めている。
また、計測を容易にするものとして、エアマイクロメータの原理を利用し、非接触でねじ孔の計測を可能とする計測装置がある(例えば、特許文献1参照。)。
特開平6−323835号公報(段落〔0011〕−〔0045〕、図1乃至図25)
ところで、ねじゲージは、ねじの検査を目的としたものであり、ねじ部が高精度で作成されているので、コストが高く、ある呼び径のゲージを十数本も用意することは通常行われない。したがって、ねじゲージを用いて多くのねじ孔の位置を計測する際には、ねじゲージの着脱を頻繁に行うことになる。また、ねじゲージのねじ部は高精度であるため、ねじ孔とのガタが小さい場合にはその着脱は容易ではない。また、ねじゲージの軸部は通常精度を要求されないので、計測結果は誤差を含むことになる。またさらに、ねじ孔の倒れや、ねじ孔とのガタによる誤差も含むことになる。
また、3次元測定器での計測は、プログラムに従って自動的に行われるようになってきているため、軸部の位置が一定になるようにねじゲージを取り付ける必要があるが、ねじゲージは、軸方向の位置決め機能を有していないので作業者が軸部の位置が一定になるように取り付けることになり面倒である。
一方、特許文献1に示されるようなねじ孔の計測のみを目的とした計測装置を備えるには、経済的、スペース的に困難な場合が多い。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ねじ孔の位置を正確に測定することができ、かつ、測定の際の着脱が容易なねじ孔位置計測用治具、及び、これを用いたねじ孔位置計測方法を提供することにある。
上記課題を解決するために請求項1記載の発明は、軸状体の軸方向の一方に形成されたものであって、入り口側にざぐりが形成された被計測ねじ孔に固定するためのねじ部と、前記軸状体の他方に形成され、外周がねじ孔位置の計測に用いられる円柱形状を含むねじ頭部と、前記ねじ部とねじ頭部との間に、前記ねじ部側から前記ねじ頭部側へ向かうにつれて広がるようにテーパ部が形成され、、そのテーパの角度は前記ざぐりが形成するテーパ部の角度より大きい形状になされ、前記ねじ部を前記被計測ねじ孔に固定するときに前記ねじ頭部のテーパ部が前記ざぐりのテーパ部の一部に当接することを特徴としている。
また、請求項2記載の発明は、前記ねじ頭部のテーパ部は、そのテーパの角度が130度±1度となるように設定されていることを特徴としている。
また、請求項3記載の発明は、ねじ孔位置計測用治具として、一方にねじ部が形成され、他方に円柱形状を含むねじ頭部が形成され、前記ねじ部とねじ頭部との間に、前記ねじ部側から前記ねじ頭部側へ向かうにつれて広がるようにテーパ部が形成され、そのテーパの角度は計測するねじ孔の入り口に形成されるざぐりが形成するテーパ部の角度より大きい形状になされたものを準備する工程と、前記ねじ孔に前記ねじ孔位置計測用治具を固定するとともに、前記ねじ頭部のテーパ部を前記ざぐりのテーパ部の一部に当接させる工程と、前記ねじ頭部の円柱形状の外周から前記ねじ孔位置計測用治具の軸心の位置を計測し、前記軸心の位置を前記被計測ねじ孔の位置とする工程とを含むことを特徴としている。
また、請求項4記載の発明は、前記準備工程は、種々の呼び径のねじ孔のそれぞれに対応するねじ孔位置計測用治具を複数個準備することを特徴としている。
また、請求項5記載の発明は、前記準備されるねじ孔位置計測用治具の前記円柱形部分の長さが等しくなされたことを特徴としている。
また、請求項6記載の発明は、前記ねじ頭部のテーパ部は、そのテーパの角度が130度±1度となるように設定されていることを特徴としている。
請求項1記載のねじ孔位置計測用治具によれば、被計測ねじ孔に固定されるときにざぐりのテーパ部の一部に当接するテーパ部を備えているので、ガタつくことが無く、かつ、ねじ孔の位置を計測することができる。
請求項2記載のねじ孔位置計測用治具によれば、ねじ孔のばりを回避して取り付けることができるので、倒れによる誤計測を発生しない。
請求項3記載のねじ孔位置計測方法によれば、被計測ねじ孔に固定されるときにざぐりのテーパ部の一部に当接するテーパ部を備えているので、ガタつくことが無く、かつ、ねじ孔の位置を計測することができる。
請求項4記載のねじ孔位置計測方法によれば、種々のねじ孔に対するねじ孔位置計測用治具を用意するので便利である。
請求項5記載のねじ孔位置計測方法によれば、ねじ頭部の円柱形状の高さを等しくすることができるので、例えば、3次元測定器でプログラムに従って自動的に計測を行う場合にねじ孔の呼び径によって、計測する高さを変更する必要が無い。
請求項6記載のねじ孔位置計測方法によれば、ねじ孔のばりを回避して取り付けることができるので、倒れによる誤計測を発生しない。
以下、本発明に係るねじ孔位置計測用治具、及び、これを用いたねじ孔位置計測方法の実施形態を、図面に基づいて詳細に説明する。
(ねじ孔位置計測用治具の一実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態を示すものであり、測定対象となるワークのねじ孔に固定されるねじ孔位置計測用治具1の構造を示すもので、図1(a)は側面図、図1(b)は正面図である。このねじ孔位置計測用治具1は軸状体をなし、図1に示すように、右側に所定の呼び径のねじが加工されたねじ部11、左側にノギスや3次元測定器での計測に用いる円柱形のねじ頭部12、ねじ頭部12とねじ部11の間には、ねじ部11側からねじ頭部12側に向うにつれて広がるように径が徐々に大きくなるテーパ部13を有している。また、図1では、ねじ部11の左端とテーパ部13の間に、ねじの谷の径より小さい径のにげ部14を設けてあるが、にげ部14は、ねじの加工をし易くするためのものであり無くてもよい。
また、ねじ頭部12の端面には、スリワリが設けてあるが、これは取り付けの際にマイナスのスクリュードライバーを差し込んで回すためのものであり、十字溝形状にしてプラスのスクリュードライバーを差し込めるようにしてもよいし、また、作業者が手で回転させ締めるのに十分なねじ頭部12の径の場合には、スリワリや十字溝形状は無くてもよい。また、端部には、取り扱い上の安全性を考慮して面取りがなされている。
ねじ部11は、孔位置計測用治具1を所定のトルクでねじ孔に締め付けたときに、ワークのねじ孔にかじらないだけのねじ山の数を少なくとも備えることが可能な長さがあればよい。また、好ましくは、ねじ山の精度を、JIS(Japanese Industrial Standard)で定められたねじ山の等級の2級程度で作成すれば、ねじ孔との間でガタを有するので、ワークへの着脱をスムーズに行える。
テーパ部13のねじ部11側の最小径は、ねじ部11のねじの外径以下でかつ曲げ力やせん断力等に対し十分な強度を有する径以上であって、例えば、図1に示すようなにげ部14を有する場合には、にげ部14の径を最小径とし、にげ部14を有さない場合には、ねじの外径Dを最小径とし、テーパ部13のねじ頭部12側の最大径Wは、ねじの呼び径(ねじ孔またはねじ部11の呼び径のことでどちらの場合でも同じ)より大きくし(例えば径で2mm大きくする)、そのテーパ角度Tは、後述のねじ孔のざぐりのテーパ部のテーパ角度Zより大きければよく、130度±1度が好ましい。このテーパ部13の作用については後述するが、それにより、最大径Wをねじの呼び径より大きくする理由や、テーパ角度Tを120度より大きくする理由等を明らかにする。
ねじ頭部12の円柱形部の長さlは、軸方向に、計測のために接触させるノギスのいわゆる「ジョウ」や「クチバシ」部分を受けるのに十分な長さ、もしくは、3次元測定器のプローブを受けるのに十分な長さがあればよく、また、作業者がねじ頭部12を指で摘んだときのバランスがいいように例えば全体の長さlに対して1/3以上の長さが好ましい。また、ねじ頭部12の円柱形部の径W1は、テーパ部13の最大径より小さくした段形状にしてもよいが、作りやすさ、摘みやすさ、及び、ノギスや3次元測定器のプローブの受けやすさ(計測のしやすさ)から、図1に示すようにテーパ部13の最大径W1と同じ、つまり、ねじの呼び径(ねじ孔またはねじ部11の呼び径のことでどちらの場合でも同じ)より大きい径が好ましい。
また、このようなねじ孔位置計測用治具1は、旋盤やマシニングセンタによる切削加工で作成することができるが、ねじ部11、テーパ部13及びねじ頭部12の同軸度を確保するために、これらの各部の加工は、加工工程でセンター軸を設定したら、そのセンター軸を変えずに同時に加工することが好ましい。また、ねじ孔位置計測用治具1を切削加工ではなく転造やヘッダ加工により作成することも可能である。
(ねじ孔位置計測方法)
次に、上述のねじ孔位置計測用治具1を用いたねじ孔位置計測方法について詳述する。図2は本発明に係るねじ孔位置計測方法の主要な工程の一例を示すフローチャートである。
まず、ねじ孔位置計測用治具1は、種々の呼び径についてそれぞれ複数個を用意する(図2ステップS101:以下、省略してS101と示す。他も同様。)例えば、図3に示すようにM6〜M24迄の9種類のねじ孔位置計測用治具1a〜1iをそれぞれ5つ用意し、ケース3に収納して用意しておく。このように種々の呼び径のねじ孔のそれぞれに対応するねじ孔位置計測用治具を複数個準備しておけば、ワークに種々のねじ孔が空けられている場合に対応でき、さらに複数のねじ孔が空けられている場合に計測中にねじ孔位置計測用治具1を着脱する必要が無くなる場合があり便利である。
そして、測定を行うワーク2に空けられたねじ孔21の呼び径に対応するねじ孔位置計測用治具1を複数個用意した中から選択して、ワーク2のねじ孔21に固定する(S102)。図4に、ねじ孔位置計測用治具1をねじ孔21に固定された状態の断面図を示す。ねじ孔21は、テーパ部221を備えるざぐり22を有し、通常、ざぐり22のテーパ部221のテーパ角度Zは90度から120度である(図4では、120度)。一方、ねじ孔位置計測用治具1のテーパ部13のテーパ角度Tは、ざぐり22のテーパ部221のテーパ角度Zの120度より大きく180度以下に(図4では、130度)なされているので、図4に示すようにざぐり22の端部(ざぐりのテーパ部221の一部)にテーパ部13が当接することにより、ねじ孔位置計測用治具1がガタつかず、ねじ孔位置計測用治具1の軸心は、ざぐり22の軸心に一致するように固定されることになるが、マシニングセンタ等を用いたねじ孔の加工では、ねじ孔とざぐりの同軸度を確保して加工することができるので、ねじ孔位置計測用治具1の軸心は、ざぐり22の軸心すなわちねじ孔21の軸心に一致するように固定されることになる。
また、ねじ孔にねじを加工をするとき、ねじ孔の入り口にばりが発生することがあるが、テーパ部13のテーパ角度Tは、ざぐり22のテーパ部221のテーパ角度Zより大きく(図4では、130度)なされているので、ねじ孔の入り口とテーパ部13の間に隙間が形成されるので、ばりとテーパ部13が当たりねじ孔位置計測用治具1が倒れて取り付けられることが無い。ばりに当たって倒れて取り付けられた場合には、ねじ頭部12の測定される軸方向の位置により、ねじ孔位置が変化してしまう。したがって、テーパ角度Tを120度より大きくして、ばりとの当たりによる倒れをなくすことにより、ねじ孔位置を正確に計測できることになる。また、テーパ角度Tは130度±1度にすることが好ましく、130度±1度であれば実験的には、より確実にばりとの当たりを回避し、ざぐりに対して安定的に取り付く。
また、ざぐりの径がねじ頭部12の径より大きい場合でも、図示しないがねじ孔位置計測用治具1は、テーパ部13の端部がざぐり22のテーパ部221の一部に当接し、ねじ孔の入り口とテーパ部13の間に隙間が形成されるので、同様にばりによる倒れが無く、ねじ孔21の軸心に一致するように取り付けることができる。
また、ねじ孔位置計測用治具1は、上述のようにテーパ部13がワーク2のざぐり22のテーパ部221の一部に当接した状態で固定されるので、例えば、3次元測定器でプログラムに従って自動的に計測をする場合に、容易にねじ頭部12は常に一定の高さで固定することができる。またさらに図3に示す種々の呼び径に対応するねじ孔位置計測用治具のそれぞれのねじ頭部12の円柱形部の長さlを等しい長さとすれば、呼び径によって計測の高さが変化しないので、プログラムに従って自動的に計測をする場合に、計測する高さを同じ設定にすればよくさらに便利である。
次に、ワーク2のねじ孔21の位置としてねじ孔21に取り付けられたねじ孔位置計測用治具1のねじ頭部12を計測することでねじ孔21の位置を得る(S103)。例えば、図5に示すように、ねじ頭部12に3次元測定器のプローブを接触させて計測したり、図6に示すようにノギスを用いて計測することができる。そして、このようにねじ頭部12を計測することで、ねじ孔位置計測用治具1の軸心を計測でき、ねじ孔位置計測用治具1の軸心は、ねじ孔21の軸心に一致するように固定されているので、ねじ孔21の位置を得ることができる。
本発明に係るねじ孔位置計測用治具の形状を示す側面図である。 本発明に係るねじ孔位置計測用治具の形状を示す正面図である。 本発明のねじ孔位置計測用治具を用いたねじ孔位置計測方法の工程の一例を示すフローチャートである。 種々の呼び径のそれぞれについてねじ孔位置計測用治具を複数個を用意した一例の図である。 ねじ孔位置計測用治具をねじ孔に固定した様子を示す断面図である。 ねじ孔位置計測用治具を用いての測定の様子を示す図である。 ねじ孔位置計測用治具を用いての測定の様子を示す図である。
符号の説明
1 ねじ孔位置計測用治具
11 ねじ部
12 ねじ頭部
13 テーパ部
14 にげ部
2 ワーク
21 ねじ孔
22 ざぐり
221 テーパ部
3 ケース

Claims (6)

  1. 軸状体の軸方向の一方に形成されたものであって、入り口側にざぐりが形成された被計測ねじ孔に固定するためのねじ部と、
    前記軸状体の他方に形成され、外周がねじ孔位置の計測に用いられる円柱形状を含むねじ頭部と、
    前記ねじ部とねじ頭部との間に、前記ねじ部側から前記ねじ頭部側へ向かうにつれて広がるようにテーパ部が形成され、、そのテーパの角度は前記ざぐりが形成するテーパ部の角度より大きい形状になされ、前記ねじ部を前記被計測ねじ孔に固定するときに前記ねじ頭部のテーパ部が前記ざぐりのテーパ部の一部に当接することを特徴とするねじ孔位置計測用治具。
  2. 前記ねじ頭部のテーパ部は、そのテーパの角度が130度±1度となるように設定されている請求項1に記載のねじ孔位置計測用治具。
  3. ねじ孔位置計測用治具として、一方にねじ部が形成され、他方に円柱形状を含むねじ頭部が形成され、前記ねじ部とねじ頭部との間に、前記ねじ部側から前記ねじ頭部側へ向かうにつれて広がるようにテーパ部が形成され、そのテーパの角度は計測するねじ孔の入り口に形成されるざぐりが形成するテーパ部の角度より大きい形状になされたものを準備する工程と、
    前記ねじ孔に前記ねじ孔位置計測用治具を固定するとともに、前記ねじ頭部のテーパ部を前記ざぐりのテーパ部の一部に当接させる工程と、
    前記ねじ頭部の円柱形状の外周から前記ねじ孔位置計測用治具の軸心の位置を計測し、前記軸心の位置を前記被計測ねじ孔の位置とする工程とを含むことを特徴とするねじ孔位置計測方法。
  4. 前記準備工程は、種々の呼び径のねじ孔のそれぞれに対応するねじ孔位置計測用治具を複数個準備する請求項3に記載のねじ孔位置計測方法。
  5. 前記準備されるねじ孔位置計測用治具の前記円柱形部分の長さが等しくなされた請求項4に記載のねじ孔位置計測方法。
  6. 前記ねじ頭部のテーパ部は、そのテーパの角度が130度±1度となるように設定されている請求項3乃至請求項5のいずれかに記載のねじ孔位置計測方法。


JP2003291955A 2003-08-12 2003-08-12 ねじ孔位置計測用治具、及び、これを用いたねじ孔位置計測方法 Expired - Lifetime JP4437905B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003291955A JP4437905B2 (ja) 2003-08-12 2003-08-12 ねじ孔位置計測用治具、及び、これを用いたねじ孔位置計測方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003291955A JP4437905B2 (ja) 2003-08-12 2003-08-12 ねじ孔位置計測用治具、及び、これを用いたねじ孔位置計測方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005061979A JP2005061979A (ja) 2005-03-10
JP4437905B2 true JP4437905B2 (ja) 2010-03-24

Family

ID=34369459

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003291955A Expired - Lifetime JP4437905B2 (ja) 2003-08-12 2003-08-12 ねじ孔位置計測用治具、及び、これを用いたねじ孔位置計測方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4437905B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005181107A (ja) * 2003-12-19 2005-07-07 Ito Nc Kogyo:Kk ねじ孔位置計測用治具、及び、これを用いたねじ孔位置計測方法
CN104697423A (zh) * 2015-04-01 2015-06-10 航天精工股份有限公司 沉孔角度的测量量规以及测量方法

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103148753B (zh) * 2013-01-31 2016-01-06 武杨文松 一次同时检测孔的通端和止端的塞规
CN104913749A (zh) * 2015-06-08 2015-09-16 广西玉柴机器股份有限公司 一种测量轴承座的跳动的心轴组件
CN110230966B (zh) * 2019-06-06 2024-05-14 中信戴卡股份有限公司 一种位置度规
CN112683208B (zh) * 2020-12-04 2022-06-10 中国航空工业集团公司北京航空精密机械研究所 一种获取无基准位置度的方法
CN113701583B (zh) * 2021-09-16 2024-01-30 昆山星益沅精密机械有限公司 一种浮动式螺纹牙规及应用有该螺纹牙规的自动螺纹检测装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005181107A (ja) * 2003-12-19 2005-07-07 Ito Nc Kogyo:Kk ねじ孔位置計測用治具、及び、これを用いたねじ孔位置計測方法
JP4565149B2 (ja) * 2003-12-19 2010-10-20 株式会社伊東Nc工業 ねじ孔位置計測用治具、及び、これを用いたねじ孔位置計測方法
CN104697423A (zh) * 2015-04-01 2015-06-10 航天精工股份有限公司 沉孔角度的测量量规以及测量方法
CN104697423B (zh) * 2015-04-01 2017-07-18 航天精工股份有限公司 沉孔角度的测量量规以及测量方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005061979A (ja) 2005-03-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20060073744A1 (en) Tool for chip removing machining
US20160100919A1 (en) Blank with encoding and method of manufacturing a dental moulded component
US20090183610A1 (en) Method of Machine Tool Calibration
CN107378497B (zh) 三剖分式大倾角倾斜箱体的加工与检测系统及方法
JP4855327B2 (ja) 工具及び工具の補正方法
JP2009519137A5 (ja)
JP4437905B2 (ja) ねじ孔位置計測用治具、及び、これを用いたねじ孔位置計測方法
JP6921511B2 (ja) 自動工具交換装置付き工作機械及び自動測定方法
CN109570638B (zh) 中间轴螺旋齿对齿的滚齿加工方法
CN108705381B (zh) 一种深槽侧孔数控加工的找正方法和找正装置
JP4565149B2 (ja) ねじ孔位置計測用治具、及び、これを用いたねじ孔位置計測方法
JP6858531B2 (ja) 軸連結調整機構
CN112276571A (zh) 一种斜孔加工方法
KR102061821B1 (ko) 5축 공작 기계용 표준시편
KR20170068911A (ko) 테스트 바 및 이를 이용한 볼 스크류 지지용 베어링 유닛 설치방법
US20210381816A1 (en) Machine Tool Inspection
CN213380587U (zh) 一种主轴分度精度校验治具
CN114367873A (zh) 一种回转类零件孔系位置度在加工过程中的保证方法
KR102379294B1 (ko) 마이크로미터를 활용한 테이퍼축 외경 검사 방법
CN113063330A (zh) 一种测量锥孔口径的千分尺及其测量方法
CN112756717B (zh) 数控铣削螺纹的重新定位方法
JP2024013392A (ja) 旋削工具、及びワークの加工方法
CN212902972U (zh) 一种壁厚测量工具
EP4427869A1 (en) A machine tool accessory
JP2005233911A (ja) 雌ねじ検査治具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060804

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091222

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091225

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130115

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4437905

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140115

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D02

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term