JP4437819B2 - 車両用表示装置、車両および表示方法 - Google Patents

車両用表示装置、車両および表示方法 Download PDF

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Description

本発明は、車両の速度やエンジンの回転数等の車両情報画像を表示するための車両用表示装置、該車両用表示装置を搭載した車両、および該車両用表示装置における表示方法に関するものである。
近年、自動車のインストルメントパネル(以下、インパネと称する)には、走行状態に応じて、車両の速度やエンジンの回転数等の車両状態情報や、ナビゲーション画像等の付加的画像の表示サイズなどを変化させる車両用表示装置が提案されている(特許文献1,2参照)。
例えば、特許文献1では、車両の走行状態の変化に応じて表示情報及び表示面積を適宜変化させることで、車両走行に必要な種々の情報をその重要度に見合った形態で表示し、運転者その他の乗員に対して確実に報知している。
また、特許文献2では、画像表示装置に表示する地図画面の画面数または複数画面の画面比率を走行状態に対応して設定することが開示されている。
特開平9−123848号公報(1997年5月13日公開) 特開2001−133272号公報(2001年5月18日公開)
しかしながら、特許文献1に開示されるように、車両の走行状態の変化に応じて表示情報及び表示面積を適宜変化させるため、速度メーターなどが走行状態に応じて縮小/拡大される。例えば、ある走行状態から別の走行状態に変化すると、速度メーターが40%に縮小される。このような場合、ユーザは、縮小前の速度メーターと縮小後の速度メーターとが別画像であると認識し、両者が同一の画像を表示しているものと即座に認識することができない可能性がある。特に、運転中では、ユーザがインパネを見る時間が短いため、この傾向が高まることが予想される。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、表示形状を変化させてもユーザにとって同一の情報画像であることが視認しやすい車両用表示装置、車両および表示方法を実現することにある。
本発明の車両用表示装置は、上記の課題を解決するために、車両に搭載され、該車両に関する情報を含む車両情報画像を表示するための表示部を備える車両用表示装置であって、該車両情報画像の基本画像となる第1の車両情報画像と、該第1の車両情報画像を3次元的に回転させた1以上の第2の車両情報画像とを有することを特徴としている。
また、本発明の車両用表示装置は、上記の構成に加えて、前記第2の車両情報画像の横幅は、前記第1の車両情報画像の横幅よりも短いことを特徴としている。
また、本発明の車両用表示装置は、上記の構成に加えて、前記第2の車両情報画像の縦幅は、前記第1の車両情報画像の縦幅よりも短いことを特徴としている。
また、本発明の車両用表示装置は、上記の構成に加えて、前記第2の車両情報画像の表示面積は、前記第1の車両情報画像の表示面積よりも小さいことを特徴としている。
また、本発明の車両用表示装置は、上記の構成に加えて、前記第1の車両情報画像と、前記第2の車両情報画像とは、車両の走行状態によって切り換えることを特徴としている。
ここで、3次元的に回転させるとは、車両表示装置の表示画面に平行な方向を除く方向を軸として回転させることである。
上記の構成によれば、車両用表示装置は、必要に応じて、基本となる第1の車両情報画像を3次元的に回転させた第2の車両情報画像を表示部に表示する。よって、上記車両用表示装置は、必要に応じて、表示部に異なる表示形状の車両情報画像を表示させることができる。これにより、表示部における車両情報画像の表示形状に合わせて、他の画像の表示面積を変更したり、他の画像を追加したりできる。
また、本発明の車両用表示装置は、上記の課題を解決するために、車両に搭載され、該車両に関する情報を含む車両情報画像を表示するための表示部を備える車両用表示装置であって、該車両情報画像の基本画像となる第1の車両情報画像を有し、前記第1の車両情報画像を必要に応じて所定の回転軸に対して所定角度だけ回転させた第2の車両情報画像を生成する画像生成部と、前記画像生成部が生成した第2の車両情報画像を表示部に表示する画像表示処理部とを備えることを特徴としている。
また、本発明の表示方法は、上記の課題を解決するために、車両に搭載され、該車両に関する情報を含む車両情報画像を表示するための表示部を備える車両用表示装置における表示方法であって、該車両情報画像の基本画像となる第1の車両情報画像を有し、前記第1の車両情報画像を必要に応じて所定の回転軸に対して所定角度だけ回転させた第2の車両情報画像を生成する画像生成ステップと、前記第2の車両情報画像を表示部に表示する画像表示ステップとを含むことを特徴としている。
ここで、第1の車両情報画像及び第2の車両情報画像は、ある視点位置からみたときに、近いものを大きく遠いものを小さく描いた遠近感を有する二次元の画像である。
上記の構成または方法によれば、車両用表示装置は、必要に応じて、基本となる第1の車両情報画像を所定の回転軸に対して所定角度だけ回転させた第2の車両情報画像を表示部に表示する。よって、上記車両用表示装置は、必要に応じて、表示部に異なる表示形状の車両情報画像を表示させることができる。これにより、表示部における車両情報画像の表示形状に合わせて、他の画像の表示面積を変更したり、他の画像を追加したりできる。
また、このとき、ユーザは、単に車両情報画像が回転しただけであるため(つまり、単に、視点位置が変化しただけであるため)、回転前の第1の車両情報画像と回転後の第2の車両情報画像との車両情報画像が同一の車両情報画像であることを即座に認識することができる。
また、車両情報画像の一部が表示部からはみ出していた場合、車両情報画像を回転させることで、表示形状が変化し、表示部からはみ出していた領域を表示部内に含めることができる。例えば、車両情報画像が速度メーターであり、一般道路を走行中には、一般道路では通常走行しない速度以上の速度領域(例えば、100km/h以上)を表示部からはみ出させ、高速道路を走行する際には、該速度メーターを回転させて全速度領域を表示部に表示させることができる。
さらに、本発明の車両用表示装置は、上記の構成に加えて、車両の走行状態を検知する車両走行状態検知部を備え、前記画像生成部は、前記車両走行状態検知部が検知した走行状態に応じて、前記第1の車両情報画像を回転させることを特徴としている。
上記の構成によれば、画像生成部は、走行状態に応じて、自動的に車両情報画像を回転させることができる。したがって、画像生成部は、走行状態に適した表示形状となるように車両情報画像を自動的に変更することができる。
例えば、車両情報画像が速度メーターであり、車両走行状態検知部が走行道路(一般道路または高速道路)を検知するものとする。この場合、車両状態検知部が一般道路であることを検知すると、画像生成部は、速度メーターの高速度領域よりも低速度領域が大きく表示されるように該速度メーターを回転する。もしくは、画像生成部は、速度メーターの高速度領域を表示部からはみ出すように該速度メーターを回転させる。これにより、一般道路では必要のない高速度領域を表示する面積を小さくすることができる。また、車両状態検知部が高速道路であることを検知すると、画像生成部は、速度メーターの全速度領域を均等に表示するように該速度メーターを回転する。これにより、ユーザは、高速道路で走行する可能性のある全速度領域を視ることができる。
さらに、本発明の車両用表示装置は、上記の構成に加えて、前記画像表示処理部は、前記車両走行状態検知部が検知した走行状態に応じて、該走行状態に関連する走行状態関連画像を前記表示部に表示させることを特徴としている。
上記の構成によれば、ユーザは、車両の走行状態に関連した走行状態関連画像を表示部で確認することができる。ここで、上述したように、表示部に表示される車両情報画像は、走行状態に応じて、その形状が変化する。よって、画像表示処理部は、該車両情報画像の形状の変化に応じて、上記走行状態関連画像を表示部の適当な場所に配置させることができる。その結果、ユーザは、走行状態関連画像と、車両情報画像との両方をより確実に視認することができる。
さらに、本発明の車両用表示装置は、上記の構成に加えて、前記画像生成部は、前記第1の車両情報画像を回転させるとき、該回転の動きを示す動画像の第2の車両情報画像を生成することを特徴としている。
上記の構成によれば、ユーザは、車両情報画像が走行状態に応じて回転する様子(過程)を確認できる。これにより、ユーザは、同一の車両情報画像が継続して表示されていることをより一層確実に認識できる。
さらに、本発明の車両用表示装置は、上記の構成に加えて、前記第1の車両情報画像が複数種類あり、所定の該第1の車両情報画像を合成する車両情報画像合成部を備え、前記画像生成部は、前記車両情報画像合成部が合成した合成車両情報画像を生成することを特徴としている。
上記の構成によれば、画像生成部は、車両情報画像合成部が合成した合成後車両情報画像を生成する。よって、合成される車両情報画像の各々に対して第2の車両情報画像を生成する処理に比べ、第2の車両情報画像を生成する回数が減る。これにより、画像生成部における処理が簡略化できる。
本発明に係る車両は、上記課題を解決するために、上述のいずれかの車両用表示装置を備えていることを特徴としている。
上記の構成によれば、ユーザは、車両情報画像について、その表示形状が変化しても同一の情報画像であることが視認しやすくなる。
本発明の車両用表示装置は、車両情報画像の基本画像となる第1の車両情報画像と、該第1の車両情報画像を3次元的に回転させた1以上の第2の車両情報画像とを有する。
それゆえ、上記車両用表示装置は、走行状態に応じて、表示部に異なる表示形状の車両情報画像を表示させることができる。これにより、表示部における車両情報画像の表示形状に合わせて、他の画像の表示面積を変更したり、他の画像を追加したりできる。また、ユーザは、単に車両情報画像が回転しただけであるため、回転前と回転後との車両情報画像が同一の車両情報画像であることを即座に認識することができるという効果を奏する。
〔実施形態1〕
本発明の一実施形態について図1ないし図18に基づいて説明すると以下の通りである。なお、本実施形態では、本発明の車両用表示装置を、自動車のインストルメントパネル(以下、インパネと称する)の表示装置として適用した場合について説明する。
本実施形態にかかる車両表示システムは、図1に示すように、所定の情報を表示するための車両用表示装置1、車両用表示装置1にて表示する表示情報を出力するための表示情報センサシステム3、自動車の位置を検知するナビゲーションシステム4、および、自動車の周囲の映像を映し出すカメラシステム5を備えている。
表示情報センサシステム3は、自動車の速度を検知する速度センサ31、エンジンの回転数を検知するエンジン回転数センサ32、および車内の温度を検知する車内温度センサ33、燃料の残量を検知する燃料残量センサ(図示せず)、エンジン冷却用の水温を検出する温度センサ(図示せず)、シフトポジションを検出するシフトポジション検出センサ(図示せず)などを備えている。
ナビゲーションシステム4は、自動車の位置を検知し、目的地あるいは次のパーキングエリアまでの距離や、走行経路を出力するものであり、一般的なシステムが用いられる。ナビゲーションシステム4は、自動車の現在位置情報や、走行経路に関する走行経路情報を車両用表示装置1に出力する。
カメラシステム5は、自動車の外回りの任意の位置(例えば自動車の右前方、右側方、右後方、左前方、左側方、左後方)に配設され、周囲の情報を撮像することが可能なカメラから構成されている。カメラシステム5は、配設されたカメラのいずれが起動しているかを示すカメラ起動情報や、カメラが撮像する撮像画像を車両用表示装置1に出力する。
車両用表示装置1は、自動車のインパネに装着され、例えば速度やエンジン回転数、自動車の現在位置情報、ナビゲーション画像、カメラ画像などを表示する。車両用表示装置1は、表示する画像に関する情報を、表示情報センサシステム3、ナビゲーションシステム4、カメラシステム5より取得する。
車両用表示装置1は、図1に示されるように、表示制御部11と、画像パーツデータベース12と、表示部13と、装置起動検知部14と、ETC情報検知部21および発進検知部22を含む自動車状態センサシステム2とを備えている。
ETC情報検知部21は、ETC(Electronic Toll Collection:自動料金収受システム)運用のために有料高速道路の料金所で発信される無線信号を基にして、自動車が一般道路から有料高速道路に入ったこと、または、自動車が有料高速道路から一般道路に出たことを検知し、その旨を出力するものである。ETC情報検知部21は、検知結果に応じて、自動車の通行道路が有料高速道路であるか一般道路であるかを示すETC情報(車両走行状態情報)を、表示制御部11に出力する。
発進検知部22は、自動車が発進したことを検知するものである。発進検知部22は、発進したことを検知すると、その旨を示す発進検知情報(車両走行状態情報)を表示制御部11に出力する。発進検知部23が発進を検知する方法は、例えば、自動車のアクセルがユーザにより踏まれたことを検知したり、車軸が回転を開始したことを検知することにより行われる。
装置起動検知部14は、自動車のエンジンが起動されたことを検知するものである。装置起動検知部14は、エンジンが起動されたことを検知すると、その旨を示す装置起動情報(車両走行状態情報)を表示制御部11に出力する。
画像パーツデータベース12は、表示部13に表示する複数の画像パーツの基となる3次元画像データを記憶するものである。なお、各画像パーツに対応する3次元画像データは、事前に作成されている。画像パーツとは、例えば、自動車の速度を表示するための速度メーター、エンジンの回転数を表示するための回転数メーター、車内温度を表示するための車内温度表示画像などである。
図2は、画像パーツデータベース12が記憶する画像パーツの一例(画像パーツP)の外形を示したものである。図2に示されるように、画像パーツPは、例えばX,Y,Zの3次元座標により表される3次元画像であり、その重心が原点に位置する。
表示部13は、液晶表示パネルからなり、そのサイズは、例えば、表示領域の縦横のサイズ比を示すアスペクト比が例えば7:3の横長に設計されている。
表示制御部11は、図1に示されるように、画像パーツ読み出し部111、画像パーツ一時メモリ112、画像処理部113、画像表示処理部114、および、画像パーツ表示情報記憶部115を備えている。
画像パーツ表示情報記憶部115は、表示部13に表示する画像パーツの種類と、各画像パーツの回転状態、各画像パーツの表示部13における配置座標と、上記自動車状態とを対応付けて記憶するものである。
ここで、回転状態とは、画像パーツを図2に示すように3次元座標系に表したときに、画像パーツの回転状態を示すものである。例えば、回転させない基本の状態(基本状態)や、該基本状態からY軸を回転軸として角度45°(ここでは、Y軸に対して右回り方向をプラスとして記載している)だけ回転させた状態などである。
また、配置座標とは、画像パーツが表示部13に表示されるときの座標を表すものである。表示部13は、例えば図3に示されるように、P,Qの2軸座標により内部の点が特定できる。ここで、図2に示した画像パーツPの視点位置Aからみた重心が、表示部13の座標(p,q)に配置される場合、配置座標は、該(p,q)となる。なお、図中の点a0,a1,b,c0,c1,c2,d0,d1,d2,e,fは、それぞれ配置座標により特定される点の具体例である。
画像パーツ読み出し部111は、画像パーツ表示情報記憶部115を参照して、ETC情報検知部21、発進検知部22または装置起動検知部14が出力する車両走行状態情報に対応する画像パーツを決定し、決定した画像パーツに対応する3次元画像データを画像パーツデータベース12から読み出す。そして、画像パーツ読み出し部111は、読み出した3次元画像データを画像パーツ一時メモリ112に格納する。
画像処理部113は、画像パーツ一時メモリ112に格納された3次元画像データを基に、ある固定の視点位置(ここでは、図2に示す視点位置Aとする)からみたときの画像パーツの車両情報画像を生成するものである。ここで、車両情報画像は、近くが大きく、遠くが小さくみえるように表現された画像である。画像処理部113は、画像パーツ表示情報記憶部115を参照して、車両走行状態情報および画像パーツ一時メモリ112から読み出した画像パーツに対応する回転状態を決定する。そして、画像処理部113は、画像パーツ一時メモリ112から読み出した画像パーツを決定した回転状態とし、視点位置Aからみたときの車両情報画像を生成する。
例えば、画像パーツ表示情報記憶部115が図2に示されるような画像パーツPと、回転状態「基本状態」とを対応づけて記憶していた場合を考える。この場合、画像処理部113は、画像パーツPを回転させずに、図4(a)のような基本車両情報画像(第1の車両情報画像)を生成する。また、画像パーツ表示情報記憶部115が図2に示されるような画像パーツPと、回転状態「回転軸:Y軸、回転角度45°」とを対応づけて記憶していた場合、画像処理部113は、Y軸を回転軸として45°だけ画像パーツPを右回りに回転させ、図4(b)のような回転車両情報画像(第2の車両情報画像)を生成する。
画像表示処理部114は、画像処理部113から出力された各画像パーツの車両情報画像を表示部13に表示させる。このとき、画像表示処理部113は、画像パーツ表示情報記憶部115を参照して、表示部13における各画像パーツの配置座標を決定する。
また、画像表示処理部114は、各画像パーツに対応する表示情報を表示情報センサシステム3から取得し、取得した表示情報を画像パーツに付加して表示する。例えば、画像パーツが速度メーターである場合、画像表示処理部114は、速度センサ31から現在の速度情報を取得し、取得した速度情報を速度メーターに付加して、表示部13に表示させる。
<実施例1>
次に本実施形態の具体的な一実施例について説明する。本実施例1の画像パーツデータベース12は、画像パーツとして、速度メーターとエンジン回転数メーターとが組み合わさった速度・回転数メーターPと、自動車の速度を数字で表示する速度数値表示画像Pとを記憶している。
また、画像パーツ表示情報記憶部115は、図5に示されるようなテーブルを記憶している。すなわち、画像パーツ表示情報記憶部115は、通行道路「一般道路」および装置起動時の自動車状態と、回転状態「基本状態」・配置座標a0の速度・回転速度メーターPおよび回転状態「基本状態」・配置座標bの速度数値表示画像Pとを対応づけて記憶している。さらに、画像パーツ表示情報記憶部115は、通行道路「有料高速道路」の自動車状態と、回転状態「回転軸:Y軸、回転角度:45°」・配置座標a1の速度・回転速度メーターPおよび回転状態「基本状態」・配置座標bの速度数値表示画像Pとを対応づけて記憶している。
図2〜8を参照しながら、本実施例の処理フローを説明する。
図6は、本実施例に係る車両用表示装置1の処理の手順を示すフローチャートである。
まず、ステップ(以下、単にSと称する)1において、装置起動検知部14は、エンジンが起動されたことを検知して、その旨を示す装置起動情報を表示制御部11に出力する。
装置起動検知部14から装置起動情報を受けた画像パーツ読み出し部111は、画像パーツ表示情報記憶部115を基に、自動車状態「装置起動時」に対応する画像パーツを、画像パーツデータベース12から読み出す画像パーツとして決定する。そして、画像パーツ読み出し部111は、決定した画像パーツの3次元画像データを画像パーツデータベース12から読み出す。ここでは、画像パーツ読み出し部111は、図5に示すテーブルに従って、速度・回転数メーターP・速度数値表示画像Pを画像パーツデータベース12から読み出し、読み出した画像パーツを画像パーツ一時メモリ112に格納する(S2)。なお、以下では、速度・回転数メーターPをメーターパーツと呼ぶ場合もある。
次に、画像処理部113は、画像パーツ一時メモリ112から画像パーツを読み出す。そして、画像処理部113は、画像パーツ表示情報記憶部115を参照して、自動車状態「装置起動時」および読み出した画像パーツに対応する回転状態を決定する。ここでは、画像処理部113は、速度・回転数メーターP・速度数値表示画像Pの両方に対して、回転状態「基本状態」を決定する。そして、画像処理部113は、読み出した画像パーツに対して回転処理を行わずに、視点位置A(図2参照)からみた基本車両情報画像を生成し、生成した基本車両情報画像を画像表示処理部114に出力する。その後、画像表示処理部114は、表示情報センサシステム3からの表示情報を付加した各車両情報画像を表示部13に表示させる(S3)。
このとき、画像表示処理部114は、画像パーツ表示情報記憶部115を参照して、自動車状態「装置起動時」および受けた画像パーツに対応する配置座標を決定する。ここでは、画像表示処理部114は、速度・回転数メーターPについて配置座標a0(図3参照)を、速度数値表示画像Pについて配置座標b(図3参照)を決定する。なお、以下では、画像処理部113が回転状態「基本状態」で生成した基本車両情報画像を表示部13に表示することを「通常表示」と呼ぶ。
図7は、S3の処理後における表示部13の表示例を示す。図7に示されるように、表示部13は、配置座標a0(図3参照)の位置に回転させていない基本状態の速度・回転数メーターPを、配置座標b(図3参照)の位置に回転させていない基本状態の速度数値表示画像Pを表示している。
なお、回転させていない基本状態の速度・回転数メーターPは、その縦幅が大きく、図7に示されるように下方の一部(例えば、100km/h以上の高速度領域に相当する)が表示されていない。しかしながら、装置起動時は通常一般道路を通行するため、高速度領域を表示する必要がない。そのため、速度・回転数メーターPの一部(高速度領域)が表示されていなくても問題がない。逆に、表示部13において低速度領域がより大きく表示されることから、低速度領域を主に使用する一般道路において、ユーザは、速度の変化を確認しやすくなる。
次に、ユーザが有料高速道路に入ると、表示制御部11は、ETC情報検知部21から通行道路が有料高速道路であることを示す車両走行状態情報(ETC情報)を取得する(S4)。
有料高速道路であることを示すETC情報を取得した表示制御部11において、画像パーツ読み出し部111は、画像パーツ表示情報記憶部115を参照して、表示する画像パーツとして、自動車状態「有料高速道路」に対応する画像パーツ(ここでは、速度・回転数メーターP・速度数値表示画像P)を決定する。ただし、決定した該画像パーツは、上記S2で画像パーツデータベース12から読み出した画像パーツと同じであるため、画像パーツ読み出し部111は読み出し処理を行わない。
次に、S5において、画像処理部113は、画像パーツ表示情報記憶部115を参照して、自動車状態「有料高速道路」および速度・回転数メーターPに対応する回転状態(ここでは、「回転軸:Y軸、回転角度:45°」)を決定する。そして、画像処理部113は、決定した回転状態になるように、速度・回転数メーターPを回転させ(図2における点線にあたる)、視点位置Aからみた回転車両情報画像を生成する。その後、画像表示処理部114は、画像処理部113が生成した回転車両情報画像を、表示部13の配置座標a1に表示する。
図8は、S5の処理後における表示部13の表示例を示す。図8に示されるように、表示部13は、配置座標a1(図3参照)の位置に上記回転状態「回転軸:Y軸、回転角度:45°」となるように回転された速度・回転数メーターPの回転車両情報画像を表示している。すなわち、ユーザは、図4で示したように、S3の処理後の速度・回転数メーターPと、S5の処理後の速度・回転数メーターPとが単に回転しただけで、同一の画像パーツであることを即座に認識することができる。
また、図8に示される速度・回転数メーターPは、回転状態「回転軸:Y軸、回転角度:45°」になるように回転されたあとの回転車両情報画像であるため、その縦幅が回転前(基本状態)における基本車両情報画像と比較して小さくなる。これにより、高速道路を通行中において、車両用表示装置1は、速度・回転数メーターPの高速度領域を表示部13に表示させることができる。さらに、画像表示処理部114は、速度・回転数メーターPの車両情報画像の縦幅が小さくなったことを利用して、速度・回転数メーターPの配置座標を表示部13の上方に上げている。これにより、画像表示処理部114は、図7では表示されていなかった高速度領域をより確実に表示部13に表示させることができる。
なお、画像処理部113は、速度・回転数メーターPを基本状態から回転状態「回転軸:Y軸、回転角度:45°」まで連続的に回転させた一連の回転車両情報画像を生成することが好ましい。これにより、画像表示処理部114は、速度・回転数メーターPが回転している様子を表示させることができる。その結果、ユーザは、同一の画像パーツである速度・回転数メーターPが表示部13に継続して表示されていることをより一層確実に認識できる。
また、同様に、画像表示処理部114は、速度・回転数メーターPの配置座標について、配置座標a0から配置座標a1に連続的に変化させて表示することが好ましい。その結果、ユーザは、同一の画像パーツである速度・回転数メーターPが表示部13に継続して表示されていることを一層確実に認識できる。
次に、ユーザが有料高速道路から一般道路に出ると、表示制御部11は、ETC情報検知部21から、通行道路が一般道路であることを示すETC情報を取得する(S6)。
一般道路であることを示すETC情報を取得した表示制御部11において、画像処理部113は、画像パーツ表示情報記憶部115を参照して(図5参照)、自動車状態「一般道路」および速度・回転数メーターPに対応する回転状態として「基本状態」を決定する。これにより、画像処理部113は、回転させていた速度・回転数メーターPを基本状態に戻し、視点位置Aから見た該速度・回転数メーターPの基本車両情報画像を生成する。その後、画像表示処理部114は、速度・回転数メーターPを表示部13の配置座標a0に表示する。これにより、表示部13は、図7に示されるようなメーターパーツの通常表示を行う(S7)。
なお、このとき、画像処理部113は、速度・回転数メーターPを回転状態「回転軸:Y軸、回転角度:45°」から「基本状態」まで連続的に回転させた一連の回転車両情報画像を生成することが好ましい。これにより、画像表示処理部114は、速度・回転数メーターPを連続的に回転しているように表示させることができる。すなわち、ユーザは、速度・回転数メーターPが回転して通常表示に戻る過程を表示部13に見ることができる。その結果、ユーザは、同一の画像パーツである速度・回転数メーターPが表示部13に継続して表示されていることを一層確実に認識できる。
その後、車両用表示装置1は、ユーザからの指示により電源の供給が停止され、処理を終了する。
<実施例2>
次に本実施形態の他の実施例について説明する。本実施例2の画像パーツデータベース12は、画像パーツとして、速度メーターPと、エンジン回転数メーターPと、パーキングエリア走行距離表示画像Pとを記憶している。
また、画像パーツ表示情報記憶部115は、図9に示されるようなテーブルを記憶している。すなわち、画像パーツ表示情報記憶部115は、通行道路「一般道路」および装置起動時と、通行道路「有料高速道路」との各々の自動車状態に対応づけて、表示すべき画像パーツおよび該画像パーツの回転状態・配置座標を記憶している。
図2・3および図9〜13を参照しながら、本実施例の処理フローを説明する。
図10は、本実施例に係る車両用表示装置1の処理の手順を示すフローチャートである。
まず、S11において、装置起動検知部14は、エンジンが起動されたことを示す装置起動情報を表示制御部11に出力する。
次に、画像パーツ読み出し部111は、画像パーツ表示情報記憶部115を参照して、自動車状態「装置起動時」に対応する画像パーツ(ここでは、速度メーターPおよびエンジン回転数メーターP、なお、以下では、該速度メーターPおよびエンジン回転数メーターPをメーターパーツと呼ぶ場合もある)を決定する。そして、画像パーツ読み出し部111は、決定した画像パーツを画像パーツデータベース12から読み出し、読み出した画像パーツを画像パーツ一時メモリ112に格納する(S12)。
次に、画像処理部113は、画像パーツ一時メモリ112から画像パーツを読み出し、画像パーツ表示情報記憶部115を参照して、自動車状態「装置起動時」および読み出した画像パーツに対応する回転状態を決定する。ここでは、画像処理部113は、速度メーターPおよびエンジン回転数メーターPの両方に対して、「基本状態」を決定する。そして、画像処理部113は、読み出した画像パーツを回転させることなく、視点位置A(図2参照)からみた基本車両情報画像を生成する。
その後、画像表示処理部114は、表示情報センサシステム3からの表示情報(ここでは、速度センサ31からの速度情報、エンジン回転数センサ32からのエンジン回転数情報)を付加した基本車両情報画像を表示部13に通常表示させる(S13)。
このとき、画像表示処理部114は、画像パーツ表示情報記憶部115を参照して、自動車状態「装置起動時」および各画像パーツに対応する配置座標(ここでは、速度メーターPについて配置座標d0(図3参照)、エンジン回転数メーターPについて配置座標c0(図3参照))を決定する。
図11は、S13の処理後における表示部13の表示例を示す。図11に示されるように、表示部13は、配置座標d0(図3参照)の位置に視点位置Aから見た基本状態の速度メーターPを、配置座標c0(図3参照)の位置に視点位置Aから見た基本状態のエンジン回転数メーターPを表示している。
次に、ユーザが有料高速道路に入ると、表示制御部11は、ETC情報検知部21から通行道路が有料高速道路であることを示すETC情報を取得する(S14)。
その後、有料高速道路であることを示すETC情報を取得した表示制御部11において、画像処理部113は、画像パーツ表示情報記憶部115を参照して、自動車状態「有料高速道路」および速度メーターPに対応する回転状態として「回転軸:Y軸、回転角度:45°」を決定する。同様に、画像処理部113は、エンジン回転数メーターPの回転状態を「回転軸:Y軸、回転角度:45°」と決定する。
そして、画像処理部113は、速度メーターPおよびエンジン回転数メーターPを、Y軸を回転軸として45°だけ回転させ、視点位置Aからみた回転車両情報画像を生成する(S15)。その後、画像表示処理部114は、該回転車両情報画像を表示部13に表示する。これにより、ユーザは、速度メーターP及びエンジン回転数メーターPが回転したように視認する。
このとき、画像表示処理部114は、画像パーツ表示情報記憶部115を参照して、自動車状態「有料高速道路」および各画像パーツに対応する配置座標(ここでは、速度メーターPについて配置座標d1(図3参照)、エンジン回転数メーターPについて配置座標c1(図3参照))を決定する。
次に、画像処理部113における回転処理が終了すると、画像パーツ読み出し部111は、画像パーツ表示情報記憶部115を参照して、自動車状態「有料高速道路」に対応する画像パーツ(ここでは、速度メーターP、エンジン回転数メーターP、パーキングエリア走行距離表示画像P)を表示すべき画像パーツであると判断する。
このとき、画像パーツ読み出し部111は、画像パーツ一時メモリ112を参照して、既に速度メーターPおよびエンジン回転数メーターPを読み出していることを認識し、パーキングエリア走行距離表示画像Pのみが追加すべき画像パーツであると判断する。そして、画像パーツ読み出し部111は、追加すべき画像パーツであるパーキングエリア走行距離表示画像Pの3次元画像データを画像パーツデータベース12から読み出し、読み出した3次元画像データを画像パーツ一時メモリ112に格納する。
画像パーツ一時メモリ112にパーキングエリア走行距離表示画像Pが格納されると、画像処理部113は、画像パーツ表示情報記憶部115(図9のテーブルを参照)を基に、自動車状態「有料高速道路」および該パーキングエリア走行距離表示画像Pに対応する回転状態(ここでは、「基本状態」)を決定する。そして、画像処理部113は、決定した回転状態「基本状態」を基に、パーキングエリア走行距離表示画像Pを回転させることなく、視点位置Aからみたパーキングエリア走行距離表示画像Pの車両情報画像を生成する。
その後、画像表示処理部114は、画像パーツ表示情報記憶部115を基に、自動車状態「有料高速道路」および該パーキングエリア走行距離表示画像Pに対応する配置座標(ここでは、配置座標e(図3参照))を決定する。そして、画像表示処理部114は、ナビゲーションシステム4から現在位置情報とパーキングエリアまでの距離に関する情報を取得して、表示部13に追加画像パーツであるパーキングエリア走行距離表示画像Pを表示させる(S16)。
図12は、S16の処理後における表示部13の表示例を示す。図12に示されるように、表示制御部11は、速度メーターPおよびエンジン回転数メーターPを回転させることで、速度メーターPおよびエンジン回転数メーターPの車両情報画像の縦幅を狭くし、追加画像を表示させるためのスペースを広げている。
さらに、画像表示処理部114は、速度メーターPおよびエンジン回転数メーターPの配置座標を配置座標c0・d0からc1・d1(図3参照)とすることで、速度メーターPおよびエンジン回転数メーターPの下方のスペースをより一層広げている。
これにより、画像表示処理部114は、追加画像であるパーキングエリア走行距離表示画像Pを表示部13に表示させることができる。その結果、ユーザは、有料高速道路を通行中に知りたいパーキングエリア走行距離情報を表示部13で確認することができる。
次に、ユーザが有料高速道路から一般道路に出ると、表示制御部11は、ETC情報検知部21から通行道路が一般道路であることを示すETC情報を取得する(S17)。
一般道路であることを示すETC情報を取得した表示制御部11において、画像パーツ読み出し部111および画像表示処理部114は、画像パーツ表示情報記憶部115を参照して、自動車状態「一般道路」に対応する画像パーツにパーキングエリア走行距離表示画像Pが含まれないことを認識する。そして、画像パーツ読み出し部111は、該パーキングエリア走行距離表示画像Pに対応する3次元画像データを画像パーツ一時メモリ112から削除するとともに、画像表示処理部114は、該パーキングエリア走行距離表示画像Pを表示部13に表示させない(S18)。
その後、画像処理部113は、画像パーツ表示情報記憶部115を参照して、自動車状態「一般道路」および速度メーターPに対応する回転状態として「基本状態」を決定する。同様に、画像処理部113は、画像パーツ表示情報記憶部115を参照して、自動車状態「一般道路」およびエンジン回転数メーターPに対応する回転状態として「基本状態」を決定する。そして、画像処理部113は、視点位置Aから見た基本状態の速度メーターP・エンジン回転数メーターPの基本車両情報画像を生成する。その後、画像表示処理部114は、回転させていない基本状態の速度メーターP・エンジン回転数メーターPの車両情報画像を表示部13に表示する。これにより、表示部13は、図11に示されるようなメーターパーツの通常表示を行う(S19)。
その後、車両用表示装置1は、ユーザからの指示により電源の供給が停止され、処理を終了する。
以上のように、画像処理部113は、ETC情報に応じて、速度メーターPおよびエンジン回転数メーターPを回転させて車両情報画像を生成する。図13は、速度メーターPおよびエンジン回転数メーターPの車両情報画像の簡略図である。図13では、車両情報画像における遠近を明瞭に表すために、速度メーターPおよびエンジン回転数メーターPを四角形として示している。図13(a)は基本状態(回転させていない状態)の速度メーターPおよびエンジン回転数メーターPの基本車両情報画像であり、図13(b)はY軸を回転軸として45°だけ回転させた速度メーターPおよびエンジン回転数メーターPの回転車両情報画像である。
図13に示されるように、回転させたあとの回転車両情報画像の縦幅は、基本状態の基本車両情報画像の縦幅に比べて小さい。これにより、表示部13において、速度メーターPおよびエンジン回転数メーターPを除くスペースが広くなる。その結果、パーキングエリア走行距離表示画像Pのような追加画像を表示させることができる。
<実施例3>
さらに、本実施形態の他の実施例について説明する。本実施例3の画像パーツデータベース12は、画像パーツとして、速度メーターPと、エンジン回転数メーターPと、車内温度表示画像Pとを記憶している。
また、画像パーツ表示情報記憶部115は、図14に示されるようなテーブルを記憶している。すなわち、画像パーツ表示情報記憶部115は、「装置起動時」と「発進後」との各々の自動車状態に対応づけて、表示すべき画像パーツおよび該画像パーツの回転状態・配置座標を記憶している。
図2・3および図14〜18を参照しながら、本実施例の処理フローを説明する。
図15は、本実施例に係る車両用表示装置1の処理の手順を示すフローチャートである。
まず、S21において、装置起動検知部14は、エンジンが起動されたことを示す装置起動情報を表示制御部11に出力する。
次に、画像パーツ読み出し部111は、画像パーツ表示情報記憶部115を参照して、自動車状態「装置起動時」に対応する画像パーツ(ここでは、速度メーターP、エンジン回転数メーターPおよび車内温度表示画像P)を決定する。そして、画像パーツ読み出し部111は、決定した画像パーツを画像パーツデータベース12から読み出し、読み出した画像パーツを画像パーツ一時メモリ112に格納する(S22)。
次に、画像処理部113は、画像パーツ一時メモリ112から画像パーツを読み出し、画像パーツ表示情報記憶部115を参照して、自動車状態「装置起動時」および読み出した画像パーツに対応する回転状態を決定する。ここでは、画像処理部113は、速度メーターPに対して「回転軸:Z軸、回転角度:−45°」を、エンジン回転数メーターPに対して「回転軸:Z軸、回転角度:45°」を、車内温度表示画像Pに対して「基本状態」を決定する。
なお、回転角度は、回転軸に対して右回り方向の角度をプラスとし、左回り方向の角度をマイナスとして表されている(図2参照)。すなわち、「回転軸:Z軸、回転角度:−45°」は、Z軸を回転軸として左回りに45°だけ回転させることを意味しており、「回転軸:Z軸、回転角度:45°」は、Z軸を回転軸として右回りに45°だけ回転させることを意味しており、
まず、画像処理部113は、回転状態が「基本状態」以外の画像パーツ(ここでは、速度メーターPおよびエンジン回転数メーターP)に対する車両情報画像の生成処理を先に行う。
画像処理部113は、回転軸をZ軸として左回りに45°だけ速度メーターPを回転させたのち、視点位置Aから見た回転車両情報画像を生成する。また、画像処理部113は、回転軸をZ軸として右回りに45°だけエンジン回転数メーターPを回転させたのち、視点位置Aから見た回転車両情報画像を生成する(S23)。
具体的には、図13と同様に速度メーターPおよびエンジン回転数メーターPを簡略的に四角形の板状であるとすると、回転軸をZ軸として左回りに45°だけ回転させた速度メーターPの回転車両情報画像は、図18(c)のようになる。また、回転軸をZ軸として右回りに45°だけ回転させたエンジン回転数メーターPの回転車両情報画像は、図18(b)のようになる。なお、図18(a)は、回転させてない基本状態の速度メーターP,エンジン回転数メーターPの基本車両情報画像である。
そして、画像処理部113は、回転軸をZ軸として左回りに45°だけ回転させた速度メーターPの回転車両情報画像と、回転軸をZ軸として右回りに45°だけ回転させたエンジン回転数メーターPの回転車両情報画像とを画像表示処理部114に出力する。画像表示処理部114は、表示情報センサシステム3からの表示情報(ここでは、速度センサ31からの速度情報と、エンジン回転数センサ32からのエンジン回転数情報)を付加した速度メーターPおよびエンジン回転数メーターPの回転車両情報画像を表示部13に表示させる(S24)。
このとき、画像表示処理部114は、画像パーツ表示情報記憶部115を参照して、自動車状態「装置起動時」および各画像パーツに対応する配置座標(ここでは、速度メーターPについて配置座標d2(図3参照)、エンジン回転数メーターPについて配置座標c2(図3参照))を決定する。
次に、画像処理部113は、回転させない基本状態の車内温度表示画像Pの基本車両情報画像を生成し、生成した車内温度表示画像Pの基本車両情報画像を画像表示処理部114に出力する。画像表示処理部114は、車内温度表示画像Pの基本車両情報画像を受けると、車内温度センサ33から車内温度情報(ここでは、前部座席が21.0℃、後部座席が23.0℃)を取得する(S25)。
次に、画像表示処理部114は、車内温度情報を付加した車内温度表示画像Pの基本車両情報画像を表示部13に表示させる(S26)。
このとき、画像表示処理部114は、画像パーツ表示情報記憶部115を参照して、自動車状態「装置起動時」および車内温度表示画像Pに対応する配置座標(ここでは、配置座標f(図3参照))を決定する。
図16は、S26の処理後における表示部13の表示例を示す。図16に示されるように、表示部13は、配置座標d2(図3参照)の位置に回転軸をZ軸として左回りに45°だけ回転させた速度メーターPを、配置座標c2(図3参照)の位置に回転軸をZ軸として右回りに45°だけ回転させたエンジン回転数メーターPを表示している。このとき、速度メーターPおよびエンジン回転数メーターPは、上述したように縦軸のZ軸に対して回転させた状態となっているため、その横幅が短くなっている。よって、図16に示されるように、速度メーターPおよびエンジン回転数メーターPの左右にスペースが生じるため、画像表示処理部114は、車内温度表示画像Pをエンジン回転数メーターPの横に追加表示させることができる。
次に、表示制御部11は、発進検知部22からの発進検知情報を受けたか否かを判断する(S27)。
発進検知部22からの発進検知情報がない場合(S27でNO)、表示制御部11は、S24およびS26で表示している速度メーターP、エンジン回転数メーターPおよび車内温度表示画像Pを継続して表示させる(S28)。
一方、発進検知部22からの発進検知情報を受けた場合(S27でYES)、画像パーツ読み出し部111および画像表示処理部114は、画像パーツ表示情報記憶部115を参照して、自動車状態「発進後」に対応する画像パーツに車内温度表示画像Pが含まれないことを認識する。そして、画像パーツ読み出し部111は、該車内温度表示画像Pに対応する3次元画像データを画像パーツ一時メモリ112から削除するとともに、画像表示処理部114は、該車内温度表示画像Pの車両情報画像を表示部13に表示させない(S29)。
その後、画像処理部113は、画像パーツ表示情報記憶部115を参照して、自動車状態「発進後」および速度メーターPに対応する回転状態として「基本状態」を決定する。同様に、画像処理部113は、画像パーツ表示情報記憶部115を参照して、自動車状態「発進後」およびエンジン回転数メーターPに対応する回転状態として「基本状態」を決定する。
そして、画像処理部113は、基本状態に戻した速度メーターP・エンジン回転数メーターPの基本車両情報画像を生成する。その後、画像表示処理部114は、視点位置Aから見た速度メーターP・エンジン回転数メーターPの基本車両情報画像を表示部13に表示する。このとき、画像表示処理部114は、画像パーツ表示情報記憶部115を参照して、自動車状態「発進後」および各画像パーツに対応する配置座標(ここでは、速度メーターPについて配置座標d0(図3参照)、エンジン回転数メーターPについて配置座標c0(図3参照))を決定する。
これにより、表示部13は、図17に示されるようなメーターパーツの通常表示を行う(S30)。
その後、車両用表示装置1は、ユーザからの指示により電源の供給が停止され、処理を終了する。
以上のように、画像処理部113は、装置起動時から発進するまでの間、速度メーターPおよびエンジン回転数メーターPを、縦軸であるZ軸を回転軸として回転させ、横幅の短い車両情報画像を生成する(図18参照)。これにより、表示部13において速度メーターPおよびエンジン回転数メーターPの左右のスペースが広くなり、その結果、画像表示処理部114は、車内温度表示画像Pのような車内情報を示す画像を表示させることができる。
そして、発進検知部22からの発進検知情報を受けて、画像表示処理部114は、車内情報を示す車内温度表示画像Pを非表示とし、画像処理部113は、速度メーターPおよびエンジン回転数メーターPを基本状態に戻して基本車両情報画像を生成する。これにより、発進後において、ユーザは、速度メーターPおよびエンジン回転数メーターPを正面からみた基本車両情報画像をみるため、該メーターパーツを一層確認しやすくなる。
〔実施形態2〕
上記実施形態では、各画像パーツに対して回転状態を決定する構成であった。この場合、各画像パーツに対してそれぞれ車両情報画像の生成処理をする必要がある。そのため、画像処理部113における処理時間が長くなるおそれがある。本実施形態は、画像処理部113における処理時間を短縮できる構成である。
本実施形態について、図19〜図26に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態1にて説明した図面と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
図19は、本実施形態の車両表示システムの構成を示すブロック図である。図19に示されるように、本実施形態の車両表示システムは、上記実施形態1と比較して、車両用表示装置1の代わりに車両用表示装置1aを備えている点で異なる。
車両用表示装置1aは、表示制御部11aと、画像パーツデータベース12と、表示部13と、装置起動検知部14とを備えている。
表示制御部11aは、上記実施形態の表示制御部11と比較して、画像パーツ表示情報記憶部115の代わりに画像パーツ表示情報記憶部115aを備え、さらに、パーツ合成部116(車両情報画像合成部)およびパーツ合成情報記憶部117を備えている点で異なる。
パーツ合成情報記憶部117は、合成する複数の画像パーツ(第一の車両情報画像)と、各画像パーツの相対位置を決定するための重心位置とを対応付けて記憶している。図23は、パーツ合成情報記憶部117の一記憶例を示す図である。
パーツ合成情報記憶部117は、例えば図23で示されるように、合成する画像パーツとして、速度・回転数メーターP・カメラ起動表示画像Pの二つを記憶している。さらに、パーツ合成情報記憶部117は、速度・回転数メーターPの重心位置が原点であり、カメラ起動表示画像Pの重心位置が座標(0,y3,0)であることを記憶している。
パーツ合成部116は、複数の画像パーツを合成する処理を行うものである。パーツ合成部116は、パーツ合成情報記憶部117を基に、合成する画像パーツを画像パーツ一時メモリ112から読み出す。そして、パーツ合成部116は、パーツ合成情報記憶部117が記憶する各画像パーツの重心位置を基に、読み出した各画像パーツの相対位置を決定し、画像パーツの合成処理を行う。パーツ合成部116は、合成した画像パーツを画像パーツ一時メモリ112に格納する。なお、以下では、合成した画像パーツを合成画像パーツと称する。
画像パーツ表示情報記憶部115aは、表示部13に表示する画像パーツまたは合成画像パーツの種類と、各画像パーツまたは合成画像パーツに対する回転状態と、各画像パーツまたは合成画像パーツの表示部13における配置座標と、上記自動車状態とを対応付けて記憶するものである。
<実施例4>
次に、本実施形態の一実施例について説明する。本実施例4の画像パーツデータベース12は、画像パーツとして、速度・回転数メーターPと、カメラ起動表示画像Pと、走行経路表示画像P10とを記憶している。
また、画像パーツ表示情報記憶部115aは、図22に示されるようなテーブルを記憶している。すなわち、画像パーツ表示情報記憶部115aは、通行道路「一般道路」および装置起動時と、通行道路「有料高速道路」との各々の自動車状態に対応づけて、画像パーツまたは合成画像パーツ、および、該画像パーツまたは合成画像パーツの回転状態・配置座標を記憶している。
また、パーツ合成情報記憶部117は、図23に示されるようなテーブルを記憶している。
次に、本実施例の処理フローを説明する。図24は、本実施例に係る車両用表示装置1aの処理の手順を示すフローチャートである。
まず、S41において、装置起動検知部14は、エンジンが起動されたことを示す装置起動情報を表示制御部11aに出力する。
次に、画像パーツ読み出し部111は、画像パーツ表示情報記憶部115aを参照して、自動車状態「装置起動時」に対応する画像パーツ(ここでは、メーターパーツである速度・回転数メーターP、および、カメラ起動表示画像P)を決定する。そして、画像パーツ読み出し部111は、決定した画像パーツの3次元画像データを画像パーツデータベース12から読み出し、読み出した画像パーツを画像パーツ一時メモリ112に格納する(S42)。
次に、パーツ合成部116は、パーツ合成情報記憶部117が記憶する画像パーツに対応する3次元画像データを画像パーツ一時メモリ112から読み出す。ここでは、パーツ合成部116は、速度・回転数メーターPおよびカメラ起動表示画像Pを画像パーツ一時メモリ112から読み出す。
そして、パーツ合成部116は、図23のテーブルを基に、速度・回転数メーターPの重心位置を原点とし、カメラ起動表示画像Pの重心位置をXYZ3次元座標(0,y,0)として、速度・回転数メーターPおよびカメラ起動表示画像Pを合成する(S43)。パーツ合成部116は、速度・回転数メーターPおよびカメラ起動表示画像Pの合成画像パーツを画像パーツ一時メモリ112に格納する。
図20は、合成画像パーツを示す図である。なお、図20では、簡略的に速度・回転数メーターPの外形を長方形の板状とし、カメラ起動表示画像Pの外形を正方形の板状としている。
次に、画像処理部113は、画像パーツ一時メモリ112から合成画像パーツを読み出し、画像パーツ表示情報記憶部115aを参照して、自動車状態「装置起動時」および該合成画像パーツに対応する回転状態を決定する。ここでは、画像処理部113は、図22に示すテーブルを参照して、速度・回転数メーターPおよびカメラ起動表示画像Pの合成画像パーツに対して、「基本状態」を決定する。そして、画像処理部113は、読み出した合成画像パーツを回転させることなく、視点位置A(図20参照)からみた基本車両情報画像を生成する。
その後、画像表示処理部114は、表示情報センサシステム3からの表示情報(ここでは、速度センサ31からの速度情報とエンジン回転数センサ32からのエンジン回転数情報)およびカメラシステム5からのカメラ起動情報を付加し、合成画像パーツを表示部13に表示させる(S44)。
このとき、画像表示処理部114は、画像パーツ表示情報記憶部115aを参照して、自動車状態「装置起動時」および合成画像パーツに対応する配置座標(ここでは、配置座標a0(図3参照))を決定する。
図25は、S44の処理後における表示部13の表示例を示す。図25に示されるように、表示部13は、配置座標a0(図3参照)の位置に、回転していない基本状態の速度・回転数メーターPおよびカメラ起動表示画像Pの合成画像パーツを表示している。なお、図25において、カメラ起動表示画像Pは、左前方、左側方、左後方のカメラが起動していることを示している。
次に、ユーザが有料高速道路に入ると、表示制御部11aは、ETC情報検知部21から、通行道路が有料高速道路であることを示すETC情報を取得する(S45)。
有料高速道路であることを示すETC情報を取得した表示制御部11aにおいて、画像処理部113は、画像パーツ表示情報記憶部115aを参照して、自動車状態「有料高速道路」および合成画像パーツに対応する回転状態として、「回転軸:Y軸、回転角度:45°」を決定する。そして、画像処理部113は、回転軸をY軸として45°だけ回転させた合成画像パーツの回転車両情報画像を生成する(S46)。
図21(a)は、回転させない基本状態の合成画像パーツの基本車両情報画像であり、図21(b)は、回転軸をY軸として45°だけ回転させた合成画像パーツの回転車両情報画像である。
そして、画像表示処理部114は、画像処理部113が出力する合成画像パーツの回転車両情報画像を表示部13に表示する。
次に、画像処理部113における回転処理が終了すると、画像パーツ読み出し部111は、画像パーツ表示情報記憶部115aを参照して、自動車状態「有料高速道路」に対応する画像パーツ(ここでは、走行経路表示画像P10)を表示すべき画像パーツであると判断する。このとき、画像パーツ読み出し部111は、画像パーツ一時メモリ112を参照して、既に速度・回転数メーターPおよびカメラ起動表示画像Pを読み出していることを認識し、走行経路表示画像P10のみが追加すべき画像パーツであると判断する。そして、画像パーツ読み出し部111は、追加すべき画像パーツである走行経路表示画像P10の3次元画像データを画像パーツ一時メモリ112から読み出し、読み出した3次元画像データを画像パーツ一時メモリ112に格納する。
画像パーツ一時メモリ112に走行経路表示画像P10が格納されると、画像処理部113は、画像パーツ表示情報記憶部115a(図22参照)を基に、自動車状態「有料高速道路」および該走行経路表示画像P10に対応する回転状態(ここでは、「基本状態」)を決定する。そして、画像処理部113は、回転させることなく基本状態の走行経路表示画像P10の基本車両情報画像を生成する。その後、画像表示処理部114は、画像パーツ表示情報記憶部115を基に、自動車状態「有料高速道路」および該走行経路表示画像P10に対応する配置座標(ここでは、配置座標e(図3参照))を決定し、表示部13に走行経路表示画像P10を表示させる(S47)。
なお、このとき、画像表示処理部114は、ナビゲーションシステム4から走行経路情報を取得し、取得した情報を付加した走行経路表示画像を表示する。
図26は、S47の処理後における表示部13の表示例を示す。図26に示されるように、画像処理部113は、速度・回転数メーターPおよびカメラ起動表示画像Pの合成画像パーツを回転させ、車両情報画像の縦幅を狭くする。これにより、表示部13において、追加画像を表示させるためのスペースが広くなる。
さらに、画像表示処理部114は、合成画像パーツの配置座標を配置座標a0からa1(図3参照)とすることで、合成画像パーツの下方のスペースをより一層広げている。
これにより、画像表示処理部114は、は、追加画像である走行経路表示画像P10を表示部13に表示させることができる。その結果、ユーザは、有料高速道路を通行中に知りたい情報を、メーターパーツとともに表示部13で確認することができる。
次に、ユーザが有料高速道路から一般道路に出ると、表示制御部11aは、ETC情報検知部21から通行道路が一般道路であることを示すETC情報を取得する(S48)。
一般道路であることを示すETC情報を取得した表示制御部11aでは、画像パーツ読み出し部111および画像表示処理部114は、画像パーツ表示情報記憶部115aを参照して、自動車状態「一般道路」に対応する画像パーツに走行経路表示画像P10が含まれないことを認識する。そして、画像パーツ読み出し部111は、該走行経路表示画像P10に対応する3次元画像データを画像パーツ一時メモリ112から削除するとともに、画像表示処理部114は、該走行経路表示画像P10を表示部13に表示させない(S49)。
その後、画像処理部113は、画像パーツ表示情報記憶部115aを参照して、自動車状態「一般道路」および合成画像パーツに対応する回転状態として「基本状態」を決定する。そして、画像処理部113は、合成画像パーツを基本状態に戻して、基本車両情報画像を生成する。その後、画像表示処理部114は、該基本車両情報画像を表示部13に表示する。これにより、表示部13は、図25に示されるような合成画像パーツの通常表示を行う(S50)。
その後、車両用表示装置1は、ユーザからの指示により電源の供給が停止され、処理を終了する。
なお、上記実施形態1・2では、画像処理部113は、画像パーツまたは合成画像パーツを、Y軸またはZ軸に対して、右回りまたは左回りに45°だけ回転させた。しかしながら、回転軸は、Y軸、Z軸に限られない。例えば、原点を通らないY軸に平行な直線やZ軸に平行な直線であってもよい。さらには、X,Y,Z軸に平行ではない任意の直線を回転軸としてもよい。また、回転角度も45°に限られず、0〜360°の任意の値をとってもよい。これにより、画像パーツを任意の方向に回転させることができ、複数の画像パーツを表示部13に表示させるとき、各画像パーツの配置のバリエーションが豊富となる。
また、上記実施例では装置起動ステップの後、メーターパーツの通常表示ステップとしているが、例えば、有料高速道路のパーキングエリアでユーザが休憩を取り、その後、装置を起動する場合も考えられることから、メーターパーツの読み出しステップの次にETC情報取得ステップを設けてもよい。これらステップの順序は適時変更してもよい。
また、上記実施形態では、車両走行状態として、通行道路の状態(一般道路であるか高速道路であるか)、エンジンの起動状態、車両の発進状態を例に挙げた。しかし、車両走行状態は、これらに限られない。
例えば、速度センサ31から出力される速度信号やサイドブレーキのON/OFF、ナビゲーションシステムからの情報であってもよく、また車両の進行方向状態(すなわち、車両が直進、後進、左折、右折のいずれを行っているか)であってもよい。この場合、車両走行状態検知部は、シフトポジションの位置(D、R、Nなど)、方向指示器からの情報を基に、上記進行方向状態を検知する。
また実施例3において、ステップS27の発進の有無を発進検知部22によって検知しているが、例えば速度センサ31から出力される速度信号やシフトポジションの位置(P、D、Rなど)、サイドブレーキのON/OFFによって、車内情報の表示の有無を決定してもよい。
また、上記実施例では、所定の1つの軸(例えばY軸)を基準として回転させているが、所定の2つの軸(例えばX軸とY軸)を基準として回転させてもよい。その場合、例えばX軸を基準とした回転を行った後、Y軸を基準とした回転を行ってもよく、X軸を基準とした回転とY軸を基準とした回転を同時に行ってもよい。
また、上記実施形態では、視点位置を固定し、画像パーツを回転させる構成とした。しかしながら、画像パーツを固定し、視点位置を画像パーツに対して回転させる構成であってもよい。いずれにしても、視点位置と画像パーツとの相対位置関係は同様であるからである。いずれを固定化するかは、画像処理部113における処理プログラムにより容易に変更できる。なお、視点位置を変更する場合、画像パーツ情報記憶部115は、各画像パーツと、視点位置とを対応付けて記憶する。
また、上記実施形態1・2では、画像処理部113は、ETC情報検知部21、発進検知部22および装置起動検知部14からの車両走行状態情報に応じて、画像パーツを回転する構成とした。これにより、車両用表示装置は、走行状態に応じて、該走行状態に適した表示を自動的に行うことができる。そのため、ユーザは特別な操作を行う必要がない。
しかしながら、ユーザによって所望する画像が表示されない場合もある。例えば、高速道路を走行中に、車内温度表示画像Pを確認したい場合もある。そのため、画像処理部113は、図示しない操作部に入力されたユーザからの指示に応じて、画像パーツ(例えば、速度メーター)を回転させて表示部13に空きスペースを設け、該空きスペースに画像表示処理部114がユーザ所望の画像パーツを表示してもよい。これにより、ユーザは、速度メーターと車内温度表示画像との両方を確認することができる。
また、画像処理部113は、カメラシステム5の指示や、ナビゲーションシステム4の指示に応じて、いままで表示していた画像パーツ(例えば、速度メーター)を回転させて表示部13に空きスペースを設けてもよい。そして、画像表示処理部114が、該空きスペースにカメラシステム5の映像や、ナビゲーションシステム4の地図情報などを表示してもよい。これにより、ユーザは、速度メーターと、カメラシステム5の映像やナビゲーションシステム4の地図情報との両方を確認することができる。
また、シフトポジションが“P”(パーキング)の際には、画像パーツ(例えば、速度メーター)をいずれかの軸を基準としていずれかの方向に90度回転させ、速度メーターが表示されない状態としてもよい。この場合は、車両は停止しているので速度メーターが表示されなくても問題がなく、そのため、本来速度メーターが表示される領域を用いて別の画像(例えば、ナビゲーション画像、カメラ画像やTV画面等)を大きく表示させることができる。その後、シフトポジションが“P”以外の位置に変化した際には、車両が停止状態から走行可能状態に変化するので、速度メーターを先ほどの軸を基準として逆方向に90度回転させて、速度メーターを表示させることができる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
なお、上記実施形態の車両用表示装置1・1aの各部や各処理ステップは、CPUなどの演算手段が、ROM(Read Only Memory)やRAMなどの記憶手段に記憶されたプログラムを実行し、キーボードなどの入力手段、ディスプレイなどの出力手段、あるいは、インターフェース回路などの通信手段を制御することにより実現することができる。したがって、これらの手段を有するコンピュータが、上記プログラムを記録した記録媒体を読み取り、当該プログラムを実行するだけで、本実施形態の車両用表示装置の各種機能および各種処理を実現することができる。また、上記プログラムをリムーバブルな記録媒体に記録することにより、任意のコンピュータ上で上記の各種機能および各種処理を実現することができる。
この記録媒体としては、マイクロコンピュータで処理を行うために図示しないメモリ、例えばROMのようなものがプログラムメディアであっても良いし、また、図示していないが外部記憶装置としてプログラム読取り装置が設けられ、そこに記録媒体を挿入することにより読取り可能なプログラムメディアであっても良い。
また、何れの場合でも、格納されているプログラムは、マイクロプロセッサがアクセスして実行される構成であることが好ましい。さらに、プログラムを読み出し、読み出されたプログラムは、マイクロコンピュータのプログラム記憶エリアにダウンロードされて、そのプログラムが実行される方式であることが好ましい。なお、このダウンロード用のプログラムは予め本体装置に格納されているものとする。
また、上記プログラムメディアとしては、本体と分離可能に構成される記録媒体であり、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フレキシブルディスクやハードディスク等の磁気ディスクやCD/MO/MD/DVD等のディスクのディスク系、ICカード(メモリカードを含む)等のカード系、あるいはマスクROM、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)、フラッシュROM等による半導体メモリを含めた固定的にプログラムを担持する記録媒体等がある。
また、インターネットを含む通信ネットワークを接続可能なシステム構成であれば、通信ネットワークからプログラムをダウンロードするように流動的にプログラムを担持する記録媒体であることが好ましい。
さらに、このように通信ネットワークからプログラムをダウンロードする場合には、そのダウンロード用のプログラムは予め本体装置に格納しておくか、あるいは別な記録媒体からインストールされるものであることが好ましい。
また、上記実施形態については、画像生成部によって車両情報画像を回転処理したが、これに限られるものではなく、例えば基本となる第1の車両情報画像と複数種類の第2の車両情報画像を予めメモリ等の記憶手段に記憶させ、これらを車両の走行状態やユーザからの指示に応じて、いずれかの車両情報画像を表示させるか選択する選択手段を設けてもよい。
本発明に係る車両用表示装置は車両情報画像の視認性が向上できるので、例えば自動車に搭載される車両用表示装置に適用できる。
本発明の実施形態を示すものであり、車両用表示装置を含む車両表示システムの概略ブロック図である。 図1に示す車両用表示装置が備える画像パーツデータベースに記憶された画像パーツの一例を示す図である。 図1に示す車両用表示装置が備える表示部と、画像パーツを表示する場所を示す配置座標との関係を示す図である。 図2に示す画像パーツを回転させていないときの第1の車両情報画像である。 上記画像パーツを回転させたときの第2の車両情報画像である。 実施例1における画像パーツ表示情報記憶部の記憶例を示す図である。 実施例1における車両用表示装置の処理の手順を示すフローチャートである。 一般道路走行中における実施例1の表示部の表示例を示す図である。 高速道路走行中における実施例1の表示部の表示例を示す図である。 実施例2における画像パーツ表示情報記憶部の記憶例を示す図である。 実施例2における車両用表示装置の処理の手順を示すフローチャートである。 一般道路走行中における実施例2の表示部の表示例を示す図である。 高速道路走行中における実施例2の表示部の表示例を示す図である。 速度メーターまたはエンジン回転数メーターを示す簡略図であり、回転させていないときの第1の車両情報画像である。 速度メーターまたはエンジン回転数メーターを示す簡略図であり、回転させたときの第2の車両情報画像である。 実施例3における画像パーツ表示情報記憶部の記憶例を示す図である。 実施例3における車両用表示装置の処理の手順を示すフローチャートである。 装置起動時における実施例3の表示部の表示例を示す図である。 発進後における実施例3の表示部の表示例を示す図である。 速度メーターまたはエンジン回転数メーターを示す簡略図であり、回転させていないときの第1の車両情報画像である。 速度メーターまたはエンジン回転数メーターを示す簡略図であり、Z軸を回転軸として左回りに45°回転させたときの第2の車両情報画像である。 速度メーターまたはエンジン回転数メーターを示す簡略図であり、Z軸を回転軸として右回りに45°回転させたときのみたときの第2の車両情報画像である。 本発明の他の実施形態を示すものであり、車両用表示装置を含む車両表示システムの概略ブロック図である。 図19に示すパーツ合成部が合成する二つの画像パーツを示す図である。 合成画像パーツを示す簡略図であり、回転させていないときの第1の車両情報画像である。 合成画像パーツを示す簡略図であり、回転させたときの第2の車両情報画像である。 図19における画像パーツ表示情報記憶部の記憶例を示す図である。 図19におけるパーツ合成情報記憶部の記憶例を示す図である。 実施例4における車両用表示装置の処理の手順を示すフローチャートである。 一般道路走行中における実施例4の表示部の表示例を示す図である。 高速道路走行中における実施例4の表示部の表示例を示す図である。
符号の説明
1 車両用表示装置
13 表示部
14 装置起動検知部(車両走行状態検知部)
21 ETC情報検知部(車両走行状態検知部)
22 発進検知部(車両走行状態検知部)
113 画像処理部(画像生成部)
114 画像表示処理部

Claims (13)

  1. 車両に搭載され、該車両に関する情報を含む車両情報画像を表示するための表示部を備える車両用表示装置であって、
    該車両情報画像の基本画像となる第1の車両情報画像と、該第1の車両情報画像を3次元的に回転させた1以上の第2の車両情報画像とを有し、前記第1の車両情報画像と、前記第2の車両情報画像とは、車両の走行状態によって切り換えられることを特徴とする車両用表示装置。
  2. 前記第2の車両情報画像の横幅は、前記第1の車両情報画像の横幅よりも短いことを特徴とする請求項1に記載の車両表示装置。
  3. 前記第2の車両情報画像の縦幅は、前記第1の車両情報画像の縦幅よりも短いことを特徴とする請求項1に記載の車両表示装置。
  4. 前記第2の車両情報画像の表示面積は、前記第1の車両情報画像の表示面積よりも小さいことを特徴とする請求項1に記載の車両表示装置。
  5. 車両に搭載され、該車両に関する情報を含む車両情報画像を表示するための表示部を備える車両用表示装置であって、
    該車両情報画像の基本画像となる第1の車両情報画像を有し、
    前記第1の車両情報画像を必要に応じて所定の回転軸に対して所定角度だけ回転させた第2の車両情報画像を生成する画像生成部と、
    前記画像生成部が生成した第2の車両情報画像を表示部に表示する画像表示処理部と
    前記車両の走行状態を検知する車両走行状態検知部とを備え、
    前記画像生成部は、前記車両走行状態検知部が検知した走行状態に応じて、前記第1の車両情報画像を回転させることを特徴とする車両用表示装置。
  6. 前記表示部に表示する画像パーツの種類と、各画像パーツの回転状態、及び前記表示部における配置座標を、前記車両の走行状態と対応付けて記憶している画像パーツ表示情報記憶部を有し、
    前記画像生成部は、該画像パーツ表示情報記憶部から前記車両走行状態検知部が検知した走行状態に対応付けられた画像パーツの回転状態を読み出し、読み出した画像パーツの回転状態に基づいて、前記第1の車両情報画像を回転させることを特徴とする請求項に記載の車両用表示装置。
  7. 前記画像表示処理部は、前記車両走行状態検知部が検知した走行状態に応じて、該走行状態に関連する走行状態関連画像を前記表示部に表示させることを特徴とする請求項に記載の車両用表示装置。
  8. 前記画像表示処理部は、前記画像パーツ表示情報記憶部から前記車両走行状態検知部が検知した走行状態に対応付けられた表示部における配置座標を読み出し、読み出した表示部における配置座標に基づいて、前記走行状態関連画像を前記表示部に表示させることを特徴とする請求項に記載の車両用表示装置。
  9. 前記画像生成部は、前記第1の車両情報画像を回転させるとき、該回転の動きを示す動画像の第2の車両情報画像を生成することを特徴とする請求項に記載の車両用表示装置。
  10. 前記第1の車両情報画像が複数種類あり、
    所定の該第1の車両情報画像を合成する車両情報画像合成部を備え、
    前記画像生成部は、前記車両情報画像合成部が合成した合成車両情報画像を生成することを特徴とする請求項に記載の車両用表示装置。
  11. 合成する複数の第1の車両情報画像と、該第1の車両情報画像の相対位置を決定するための重心位置とを対応付けてパーツ合成情報として記憶しているパーツ合成情報記憶部を有し、
    前記車両情報画像合成部は、該パーツ合成情報記憶部に記憶されているパーツ合成情報に基づいて、前記複数の第1の車両情報画像の合成を行うことを特徴とする請求項10に記載の車両用表示装置。
  12. 請求項1から11のいずれか1項に記載の車両用表示装置を備えた車両。
  13. 車両に搭載され、該車両に関する情報を含む車両情報画像を表示するための表示部を備える車両用表示装置における表示方法であって、
    該車両情報画像の基本画像となる第1の車両情報画像を有し、
    前記車両の走行状態を検知する検知ステップと、
    前記第1の車両情報画像を前記検知ステップによって検知された走行状態に応じて所定の回転軸に対して所定角度だけ回転させた第2の車両情報画像を生成する画像生成ステップと、
    前記第2の車両情報画像を表示部に表示する画像表示ステップとを含むことを特徴とする表示方法。
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