JP4437393B2 - シート排出装置、および画像形成装置 - Google Patents

シート排出装置、および画像形成装置 Download PDF

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Description

この発明は、例えば、複写機、プリンタ、ファクシミリ、またはそれらの複合機などの、用紙・OHPフィルム等のシート材に画像を形成する画像形成装置に関する。および、例えばそのような画像形成装置に備え、その画像形成装置から受け渡されたシート材を、シート受け上に排出するシート排出装置に関する。
画像形成装置の一例である複写機の中には、例えば複写機装置本体の上部に自動原稿読取装置を備え、複写機装置本体の側部にシート排出装置を備えるものがあった。
そして、このような複写機を用いて、例えば10枚から成る一組の原稿に対して、10枚一連のものを2部、すなわち総計で20枚のコピーを取り、コピーした2部のシート材を仕分けてシート受け上に排出する場合、つまりコピーしたはじめの部の10枚と次の部の10枚とを交互に位置をずらしてシート受け上に排出する場合、自動原稿読取装置の原稿セット台に、一組の原稿をセットし、複写機装置本体の外部入力手段に、部数の2を入力し、シフトモードを選択してから、コピースイッチを押す。
すると、自動原稿読取装置で一組の原稿の全頁を読み取ってから、複写機装置本体内で画像形成を開始しつつ、複写機のメイン制御手段からシート排出装置の排出制御手段へ、原稿枚数情報を送信する。
その後、画像形成済みのシート材を、複写機からシート排出装置へ受け渡す前に、適宜のタイミングをとってシート材毎に、複写機のメイン制御手段からシート排出装置の排出制御手段へ排出信号を送信していた。一方、シート排出装置では、排出信号を受信すると例えばシート排出ローラ(シート排出回転体)の回転速度をシート材の搬送速度に合わせて、シート受け上にはじめの部のシート材を順次排出していた。
やがて、シート材の排出の途中において、はじめの部の最後のシート材である10枚目を排出する場合、すなわち、はじめの部と次の部との区切りとなるシート材を排出する場合、メイン制御手段から排出制御手段へ、前述した排出信号にシフト要求信号を同期して送信していた。
そのシフト要求信号をシート排出装置が受信すると、はじめの部における最後のシート材をシート受け上に排出してから、シフト手段を作動、例えばシート受けを、シート材の排出方向と直交する方向に移動して後、続けて同様に、次の部のシート材を順次シート受け上に排出して、一連の部毎に交互に位置をずらしてシート受け上に排出していた。
しかし、そのような従来のシート排出装置を備える画像形成装置では、原稿枚数が1枚で、コピー枚数が複数枚で、シフトモードを選択すると、同一の画像を形成した複数枚のシート材をシート受け上にずらして排出することとなり、無駄に仕分ける問題があった。
そこで、従来のシート排出装置を備える画像形成装置の中には、原稿枚数が1枚で、コピー部数が複数部で、シフトモードを選択した場合において、自動原稿読取手段で読み取った原稿枚数が1枚であると、メイン制御手段から排出制御手段へ原稿枚数情報を送信する一方、シート排出装置の排出制御手段が、原稿枚数情報が1枚であると受信すると、シフト手段を不作動として、仕分けることを無しにシート材をシート受け上に排出するものがあった。
特開2001−39614号公報 特開平2−291358号公報 特開平11−11779号公報 特開2002−128376号公報
しかし、そのようなシート排出手段では、画像形成装置のメイン制御手段から、シート排出装置の排出制御手段へ、排出信号とシフト要求信号と原稿枚数情報とが送信されるので、シート排出装置に送信される情報量が多くなり、装置の高速化に対して不利な制御となる問題があった。
そこで、この発明の第1の目的は、シート排出装置にあって、少ない情報量で無駄に仕分けることを防止することにある。
この発明の第2の目的は、シート排出装置にあって、小型なシート排出装置を提供することにある。
この発明の第3の目的は、シート排出装置にあって、排出制御手段の制御を簡単とすることにある。
この発明の第4の目的は、第1から第3の目的を達成したシート排出装置を備える、画像形成装置を提供することにある。
この発明の第5の目的は、画像形成装置にあって、原稿枚数が1枚で、コピー枚数が複数枚で、シフトモードを選択した場合にあっても、仕分けることができるようにすることにある。
ところで、従来、例えばハガキなどの小サイズのシート材を仕分けると、シート受け上に交互にずらして排出したシート材が、サイズが小さいために、崩れてしまう問題があった。
そこで、この発明の第6の目的は、画像形成装置にあって、シート受け上に排出した小サイズのシート材が崩れることを防止することにある。
そのため、請求項1に記載の発明は、上述した第1の目的を達成すべく、
画像形成装置に備えられ、画像形成装置本体からシフト要求信号を受けたときシフト手段を作動してシート材を仕分けし、前記画像形成装置本体から受け渡されたシート材を、シート受け上に排出するシート排出装置において、
シート受け上に排出する一連のシート材を計数するシート計数手段と、原稿が1枚であり、かつ複数枚の画像形成枚数の入力をし、シフトモードを選択してから、画像形成を開始した場合において、シート計数手段で計数した第1番目のシート材に続けて第2番目のシート材にもシフト要求信号が付いていたとき、シフト手段不作動となるようにする排出制御手段とを備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、上述した第2の目的も達成すべく、
請求項1に記載のシート排出装置において、
シフト手段が、シート受け上にシート材を排出するシート排出回転体を、駆動源により、シート材の排出方向と直交する方向に移動する機構であることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、上述した第3の目的も達成すべく、
請求項1に記載のシート排出装置において、
シフト手段が、シート受けを、駆動源により、シート材の排出方向と直交する方向に移動する機構であることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、上述した第4の目的も達成すべく、
画像形成装置において、
請求項1ないし3のいずれか1に記載のシート排出装置を備えることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、上述した第5の目的も達成すべく、
請求項4に記載の画像形成装置において、
シフト手段の作動と不作動を切り替える外部入力手段を備えることを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、シート排出装置にあって、シート受け上に排出する一連のシート材を計数するシート計数手段と、原稿が1枚であり、かつ複数枚の画像形成枚数の入力をし、シフトモードを選択してから、画像形成を開始した場合において、シート計数手段で計数した第1番目のシート材に続けて第2番目のシート材にもシフト要求信号が付いていたとき、シフト手段が不作動となるようにする排出制御手段とを備えてなり、原稿が1枚であり、かつ複数枚の画像形成枚数の入力をし、シフトモードを選択してから、画像形成を開始した場合において、シート計数手段で計数した第1番目のシート材にシフト要求信号が付いており、続けて第2番目のシート材にもシフト要求信号が付いていたとき、排出制御手段でシフト手段によるシフト動作を行わないという制御を行うので、排出制御手段へ原稿枚数情報を送信することを不要にできるから、シート排出装置に送信される情報量を少なくすることができる。加えて、同一の画像を形成した複数枚のシート材を、シート受け上にずらして排出することを防止でき、無駄に仕分けることを防止することができる。
請求項2に係る発明によれば、シート排出装置にあって、シフト手段が、シート受け上にシート材を排出するシート排出回転体を、駆動源により、シート材の排出方向と直交する方向に移動する機構であるので、例えばシフト手段が、シート受けを、シート材の排出方向と直交する方向に移動する機構と比べて、駆動源によって移動するものをシート受けからシート搬送回転体へと小さくできるから、出力の小さい駆動源を用いることができ、駆動源を小さくできることによって、小型なシート排出装置を提供することができる。
請求項3に係る発明によれば、シート排出装置にあって、シフト手段が、シート受けを、駆動源により、シート材の排出方向と直交する方向に移動する機構であるので、例えばシフト手段が、シート受け上にシート材を排出するシート排出回転体を、シート材の搬送にタイミングを合わせて移動するものなどのように、シート材の搬送にタイミングに合わせてシート受けを移動することを不要にできるから、排出制御手段の制御を簡単とすることができる。
請求項4に係る発明によれば、画像形成装置にあって、請求項1ないし3のいずれか1に記載のシート排出装置を備えるので、上述した効果を有する画像形成装置を提供することができる。
請求項5に係る発明によれば、画像形成装置にあって、シフト手段の作動と不作動を切り替える外部入力手段を備えるので、原稿枚数が1枚で、コピー枚数が複数枚で、シフトモードを選択した場合にあっても、外部入力手段でシフト手段を作動させて仕分けることができる。
以下、図面を参照しつつ、この発明の実施の最良形態について説明する。
図1には、この発明による画像形成装置の一例である複写機の概略構成を示す。
図中符号100は、複写機装置本体(画像形成装置本体)である。
複写機装置本体100は、上部に自動原稿読取装置200を備え、下部にシートバンク300を備え、側部にシート排出装置400を備える。
複写機装置本体100の内部には、不図示の作像装置を備える。また、上部手前側には、コピースイッチやテンキーなどの複数のキーを有する外部入力手段10を備える。
自動原稿読取装置200は、光源やミラーやレンズやCCD(Charge Coupled Device)などを有し、コンタクトガラス上の原稿を読み取る不図示の画像読取装置を備える。
また、自動原稿読取装置200は、原稿をセットする原稿セット台13や、読取り後の原稿を排出する原稿スタック台14などを有し、原稿セット台13にセットした1組の原稿を、1枚ずつコンタクトガラス上に搬送してから、原稿スタック台14へ排出する自動原稿搬送装置(ADF)15を備える。そのような自動原稿搬送装置15は、背面側を支点に手前側を上下に開閉自在に取り付ける。
シートバンク300は、内部に、用紙やOHPフィルムなどのシート材を収納するシートカセット18を例えば上下3段に備える。これらのシートカセット18内には、シート材のサイズを検知する不図示のシートサイズ検知手段をそれぞれ備える。
シート排出装置400は、複写機装置本体100から受け渡されたシート材を計数する例えば光センサなどの不図示のシート計数手段や、図2に示すシート材Sを排出するシート排出ローラ(シート排出回転体)21や、そのシート排出ローラ21による排出後のシート材を受ける排出トレイ(シート受け)22などを備える。
また、このような複写機装置本体100内には、図3に示すように、回路基板25を備える。そして、その回路基板25上には、複写機のメイン制御手段26やシート排出装置400の排出制御手段27などを設ける。その排出制御手段27は、不図示のインターフェースを介して、メイン制御手段26に接続する。
さて、この複写機を用いて例えばブック原稿の1枚から複数枚のコピーをとる場合を説明する。
先ず、図1に示す自動原稿搬送装置15を開いて、ブック原稿をコンタクトガラス上にセットし、自動原稿搬送装置15を閉じてそれで押える。
次に、外部入力手段10のテンキーによりコピー枚数を入力する。次いで、同じく外部入力手段10のコピースイッチを押す。
すると、自動原稿読取装置200の画像読取装置が駆動する。すなわち光源を点灯して、コンタクトガラス上のブック原稿面からの反射光をミラーやレンズを介してCCDに入れ、CCDで原稿内容を読み取ってから、その原稿内容を図3に示すメイン制御手段26で記憶する。
また、図1に示す複写機装置本体100内では、コピースイッチを押すと同時に作像装置を駆動する。一方、シートバンク300からは、読み取った原稿内容に対応するサイズのシート材Sを収納するシートカセット18からシート材Sを搬送し、作像装置に、タイミングを合わせてシート材Sを送り込む。そして、作像装置でシート材S上に画像を形成する。
次に、複写機装置本体100からシート排出装置400へ画像形成後のシート材Sを受け渡す前に、適宜のタイミングをとって、図3に示すメイン制御手段26から排出制御手段27へ排出信号を送信する。
一方、図1に示すシート排出装置400が排出信号を受信すると、複写機装置本体100から受け渡されるシート材Sの搬送速度に、図2に示すシート排出ローラ21の回転速度を合わせて回転する。
次いで、シート材Sは、図1に示す複写機装置本体100からシート排出装置400に受け渡される。シート排出装置400内に入ったシート材Sは、シート計数手段で計数してから、図2に示すシート排出ローラ21の回転によって排出トレイ22上に排出する。
その後、同様にして、シート材Sに画像を形成してから、排出トレイ22上に排出して、外部入力手段10に入力したコピー枚数をシート計数手段で計数し、複数枚のシート材Sを排出トレイ22上にスタックする。
さて、このような複写機のシート排出装置400は、シート材Sを仕分けて排出、すなわち一連の部毎にシート材Sを交互にずらして排出トレイ22上に排出する、図4に示すシフト手段30を備える。
そのシフト手段30は、例えばモータなどの駆動源31、その駆動源31の駆動軸31aの回転を、ベルト32を介して伝達するウォーム33、シート排出装置400の外装板38を貫通する回転軸34aの一端に設け、ウォーム33に噛み合うウォームホイール34、回転軸34aの他端に設ける不図示のピニオン、排出トレイ22の下部に取り付ける不図示のラックなどを備える。
また、シフト手段30は、ウォームホイール34に取り付け、2つの切欠34bを有する円盤状の板材34c、発光素子および受光素子を有する検知部35aを備えるコ字状の光センサ35なども備える。なお、駆動源31、ウォーム33、光センサ35などは、不図示の支持部材によって外装板38で支持する。
また、シート排出装置400の外装板38には、排出トレイ22の移動をガイドする一対のガイド手段36を設ける。
シフト手段30は、通常、駆動源31を停止して、排出トレイ22をどちらか一方の端へ移動しており、その位置をホームポジションとしている。このとき、光センサ35の検知部35aの間には、板材34cの一方の切欠34bが位置している。
そして、シート排出装置400の排出制御手段27へ後述するシフト要求信号が送信されると、シフト手段30が作動する。すなわち、駆動源31を駆動して回転軸31aを回転し、それによりベルト32を介してウォーム33を回転する。そのウォーム33の回転により、ウォームホイール34がピニオンとともに回転する。そのピニオンの回転により、ラックを取り付ける排出トレイ22が他方の端側へと移動を開始する。
やがて、ウォームホイール34が半回転し、光センサ35の検知部35aが、板材34cの他方の切欠24bを検知すると駆動源31は停止する。このとき、排出トレイ22は、他方の端へ移動している。すなわち、このシフト手段30は、排出トレイ22を、駆動源31によりシート材Sの排出方向と直交する方向に移動する機構である。
その後、排出制御手段27へ再びシフト要求信号が送信されると、駆動源31を逆駆動して回転軸31aを逆回転し、排出トレイ22を一方の端へ移動する。以後、同様に、シフト要求信号が送信される毎に、排出トレイ22を移動する。
さて、このようなシート排出装置400を備える複写機を用いて、例えば2枚から成る1組の原稿を用い、シフト手段30を作動してコピーをとって、2枚一連のシート材を2部、排出トレイ22上に交互に位置をずらして排出する場合を説明する。
先ず、一組の原稿を図1に示す原稿セット台13上にセットする。次に、外部入力手段10のテンキーによりコピー部数の2を入力し、キー入力によりシフトモードを選択する。次いで、外部入力手段10のコピースイッチを押す。
すると、自動原稿読取装置200の自動原稿搬送装置15が、1枚目の原稿をコンタクトガラス上に搬送し、そのコンタクトガラス上の原稿を、駆動した画像読取装置が上述と同様に読み取り、その原稿内容は、図3に示すメイン制御手段26で記憶する。読取後の原稿は、図1に示す原稿スタック台14に排出する。
コピースイッチを押すと同時に、複写機装置本体100内では作像装置を駆動する。また、シートバンク300からは、シート材Sを搬送する。そして、複写機装置本体100内でシート材Sに画像を形成する。
次いで、メイン制御手段26から排出制御手段27へ排出信号を送信する。そして、画像形成後のシート材Sは、複写機装置本体100からシート排出装置400へ受け渡され、シート計数手段で計数してから、シート排出ローラ21によって、排出トレイ22上に排出する。このようにして、第1番目、すなわちはじめの部の1枚目のシート材Sを排出トレイ22上に排出する。
一方、自動原稿読取装置200では、1枚目の原稿内容を読み取った後、続けて2枚目の原稿内容を読み取る。そして、原稿セット台13上にセットした1組の原稿をすべて読み終えると、自動原稿読取装置200を介して、メイン制御手段26がそれを検知する。
他方、複写機装置本体100内では、第1番目のシート材Sに画像形成した後、続けて第2番目、すなわちはじめの部の2枚目の原稿内容に基づいて、シート材Sに画像を形成する。
次いで、メイン制御手段26から排出制御手段27へ排出信号を送信するのに同期して、シフト要求信号を送信する。このシフト要求信号は、原稿セット台13上にセットしたすべての原稿を読み取ったことをメイン制御手段26が検知したことに基づいて、排出制御手段27へ送信する。
一方、排出信号を送信されたシート排出装置400は、図2に示すシート排出ローラ21の回転速度を所定の速度として、第2番目のシート材Sを、シート計数手段で計数してから排出トレイ22上に排出する。その後、シフト要求信号に基づき、図4に示すシフト手段30を上述したものと同様に作動して、排出トレイ22をシート材Sの排出方向と直交する方向に移動する。
次いで、前述と同様にして排出トレイ22上に第3番目、すなわち次の部の1枚目のシート材と、第4番目、すなわち次の部の2枚目のシート材Sを排出する。このようにして、2枚一連のはじめの部と、同じく2枚一連の次の部との位置を交互にずらして排出トレイ22上に排出する。
なお、さらに次の部がある場合、シフト手段30をもう一度作動して、排出トレイ22をホームポジションに戻してから、シート材Sを排出する。すると、図5に示すように、一連のシート材S毎、すなわち、はじめの部S1と次の部S2との位置をずらし、次の部S2とさらに次の部S3との位置をずらして排出トレイ22上に排出する。この例では、2部と3部のもので説明したが、部数が増加する毎に、その増加したシート材Sの位置をずらして排出トレイ22上に交互に排出する。
ところで、シート排出装置を備える従来の複写機において、原稿が1枚であるにもかかわらず、複数枚のコピー枚数の入力をし、シフトモードを選択して、コピースイッチを押すと、同一の画像を形成した複数枚のシート材を仕分けて排出トレイ上に排出し、無駄に仕分ける問題があった。
そこで、この発明によるシート排出装置400の図3に示す排出制御手段27は、シート計数手段で計数した第1番目のシート材Sに続けて第2番目のシート材Sにもシフト要求信号が付いていたとき、図4に示すシフト手段30を不作動とする。
例えば、1枚の原稿を図1に示す原稿セット台13上にセットし、外部入力手段10により3枚のコピー枚数の入力をし、シフトモードを選択してから、コピースイッチを押した場合を、図6に示すシート排出装置400のフロー図とともに説明する。
自動原稿読取装置200の自動原稿搬送装置15が、前述したものと同様に、原稿をコンタクトガラス上に搬送し、そのコンタクトガラス上の原稿を、駆動した画像読取装置が読み取ってから原稿スタック台14上に排出する。読み取った原稿内容は、メイン制御手段26で記憶する。
複写機装置本体100内では、コピースイッチを押すと同時に作像装置を駆動し、シートバンク300からは、用紙(シート材)Sを搬送する。そして、複写機装置本体100内で第1番目の用紙Sに画像を形成する。
画像形成装置本体100で画像を形成すると、シート排出装置400が通紙開始の状態となる。
S1では、通紙終了かどうか判断する。通紙終了であれば、シート排出装置400を停止する。一方、通紙終了でなければ、S2に進む。
S2では、図3に示すメイン制御手段26から排出制御手段27へ送信される排出信号を待機する。排出信号を受信すればS3へ進む。この例において、原稿が1枚で、コピー枚数が複数枚で、シフトモードを選択したため、それぞれの用紙Sの排出信号に同期して、シフト要求信号もそれぞれ送信される。
S3では、シフト要求信号の有無を判断する。シフト要求信号が付いていればS4に進む。一方、シフト要求信号が付いていなければS5に進む。この場合、シフト要求信号が付いているので、S4に進む。
S4では、shiftフラグをONとしてから、S9に進む。
S9では、シート排出ローラ21によって、排出トレイ22上に第1番目の用紙Sを排出してからS10に進む。なお、このときまでに、シート計数手段では、用紙Sの通過を検知して、用紙Sを計数、この場合1枚であることを計数している。
S10では、shiftフラグのON、OFFを判断する。shiftフラグがONであればS11に進む。一方、shiftフラグがOFFであればS16に進む。この場合、S4でshiftフラグをONとしたので、S11に進む。
S11では、S9で排出した用紙Sが第1番目のものであるか判断する。第1番目の用紙SであればS12に進む。一方、第1番目の用紙SでなければS13に進む。この場合、第1番目の用紙Sであるから、S12に進む。
S12では、シフト要求信号を無視するnonshiftフラグをONとしてからS15に進む。
S15では、S4でONとしたshiftフラグをOFFとしてからS16に進む。
S16では、次の用紙受入動作を完了としてからS1に戻る。
このようにして、シート排出装置400では、第1番目の用紙Sを排出してから第2番目の用紙受入動作を完了して後、ループを形成して、S1から始まる第2番目の用紙Sの排出動作に移行する。S1では、通紙終了ではないため、S2に進む。
その後、メイン制御手段26から排出制御手段27へ、第2番目の排出信号が送信されるとS3へ進む。なお、上述したように、この排出信号に同期してシフト要求信号も送信される。
S3では、シフト要求信号の有無を判断する。この場合、第2番目の用紙Sにもシフト要求信号が付いているので、S4に進む。
S4では、shiftフラグをONとしてから、S9に進む。
S9では、シート排出ローラ21によって、排出トレイ22上に第2番目の用紙Sを排出してからS10に進む。なお、このときまでに、シート計数手段では、第2番目の用紙Sの通過を検知して、用紙Sの計数を2枚としている。
S10では、shiftフラグのON、OFFを判断する。この場合、S4でshiftフラグをONとしているので、S11に進む。
S11では、第1番目のシート材Sであるかを判断する。この場合、第2番目の用紙Sであるので、S13に進む。
S13では、nonshiftフラグのON、OFFを判断する。nonshiftフラグがONであればS15に進む。一方、nonshiftフラグがOFFであればS14に進む。この場合、第1番目の用紙SにおけるS12で、nonshiftフラグをONとしているので、S14に進んで排出トレイ22をシフトすることなしに、S15に進む。
S15では、S4でONとしたshiftフラグをOFFとしてからS16に進み、S16では、次の用紙受入動作を完了としてからS1に戻る。
第3番目の用紙Sは、第2番目の用紙Sと同じ条件であるため、S1、S2、S3、S4、S9の順番で進み、排出トレイ22上に第3番目の用紙Sを排出してから、S10、S11、S13、S15、S16の順番で進み、S1に戻る。そして、S1で通紙終了を判断して、シート排出装置400を停止する。
よって、このシート排出装置400は、シート計数手段で計数した第1番目の用紙Sに続けて第2番目の用紙Sにもシフト要求信号が付いていたとき、シフト手段30を不作動とする排出制御手段27を備えるので、用紙Sに連続してシフト要求信号が付いていたとき、シフト手段30を不作動として、同一の画像を形成した複数枚の用紙Sを、排出トレイ22にずらして排出することを防止でき、シート排出装置400による無駄に仕分けることを防止できる。
なお、このシート排出装置400は、ジャムが発生した後、および用紙Sを補給した後、シート計数手段で計数した再開後の第1番目の用紙Sに続けて、再開後の第2番目の用紙Sにもシフト要求信号が付いていたとき、排出制御手段27によって、シフト手段30を不作動とするようにしても良い。このようにすれば、ジャム処理後、および用紙S補給後にあっても、シフト手段30を不作動として、同一の画像を形成した複数枚の用紙Sを、排出トレイ22にずらして排出することを防止でき、シート排出装置400による無駄に仕分けることを防止できる。
さて、このようなシート排出装置400を備える複写機において、画像形成する用紙Sが例えばハガキのように一定のサイズより小さい場合、シフトモードを選択しても、シフト手段30が不作動となるようにしても良い。そのような複写機のフロー図を図7に示す。なお、図7に示すフロー図は、図6に示すフロー図と比較して、S10とS11との間に、S20を有する点のみ異なり、その他は同様である。
S20では、用紙Sが一定のサイズより小さいかどうか判断する。用紙Sが一定のサイズより大きい場合、S11に進む。一方、用紙Sが一定のサイズより小さい場合、S16に進み、排出トレイ22をシフトするS14に進まないようにしている。
このような複写機とすれば、用紙Sのサイズに応じてシフト手段30を不作動とするので、例えば用紙Sがハガキのように小さいサイズの場合、用紙Sを仕分けないから、排出トレイ22上に排出する用紙Sが崩れることを防止することができる。
さて、このような複写機において、外部入力手段10で、シフト手段30の作動と不作動とを切り替えるようにしても良い。そのような複写機のフロー図を図8に示す。なお、図8に示すフロー図は、図6に示すフロー図と比較して、S10とS11との間に、S30を有する点のみ異なり、その他は同様である。
S30では、外部入力手段10に、シフト手段30を作動とする入力があったかどうか判断する。作動の入力があった場合、S14に進む。一方、作動の入力がなかった場合、S11に進み、S13でnonshiftフラグがONの場合には、排出トレイ22をシフトするS14に進まないようにしている。
このような複写機であれば、シフト手段30の作動と不作動とを切り替える外部入力手段10を備えるので、例えば、原稿枚数が1枚で、コピー枚数が複数枚の場合にあっても、外部入力手段10にシフト手段30の作動を入力することで仕分けることができる。
さて、次に、このような複写機のシート排出装置400が備える別のシフト手段40を図9に示す。
そのシフト手段40は、例えばモータなどの駆動源41、その駆動源41の駆動軸41aの回転を、ベルト42を介して伝達する回転ローラ43などを有する。
その回転ローラ43は、円盤状で、側面に舌片Aを備えるローラ本体43aと、基端をローラ本体43aの中心に取り付けるL字状のクランク軸43bと、クランク軸43bの先端に取り付ける回動自在な回動突部43cとを備える。そのような回動突部43cの中心には、シート排出ローラ21の駆動ローラ21aの軸Bを固定して取り付ける。なお、このような軸Bには不図示のガイド手段を設け、軸Bが上下方向やシート材Sの排出方向に移動しないようにする。
また、シフト手段40は、発光素子および受光素子を有する検知部45aを備えるコ字状の光センサ45を備える。
なお、図9において、シート排出ローラ21の駆動ローラ21aを回転駆動する例えばモータなどの駆動源46、その駆動源46の不図示の駆動軸の回転を、ベルト47を介して軸Bに伝達するローラ48なども示している。
このようなシフト手段40は、通常、駆動源41を停止して、シート排出ローラ21の駆動ローラ21aを例えば図中左端へ移動しており、その位置をホームポジションとしている。このとき、光センサ45の検知部45aの間には、回転ローラ43の舌片Aが位置している。
そして、シート排出装置400の排出制御手段27に排出信号が送信されたとき、駆動源46を駆動して不図示の回転軸を回転し、それによりベルト47を介してローラ48を回転し、駆動ローラ21aを回転する。そして、駆動ローラ21aと従動ローラ21bとの間に送り込まれたシート材Sを、排出トレイ22上に排出する。
また、排出信号に同期して、シフト要求信号が送信されると、一連のシート材Sを排出する間、シフト手段40も作動する。すなわち、排出するシート材Sの先端にタイミングを合わせて、駆動源41を作動して回転軸41aを反時計まわりに回転し、それによりベルト42を介して回転ローラ43を反時計まわりに回転する。
その回転ローラ43の反時計まわりの回転によりクランク軸43bも回転する。そのクランク軸43bの回転とともに、回動突部43cを回転しつつスライドしながら軸Bを図中奥側へ移動し、それにより駆動ローラ21aも、図中右側、すなわちシート材Sの排出方向と直交する方向へ移動する。
その駆動ローラ21aの移動に伴い、シート材Sは排出方向と直交する方向に移動して、排出トレイ22上に排出される。
シート材Sの排出後、回転ローラ43が半回転する前に、駆動源41aを逆転、すなわち時計まわりに回転し、それによりベルト42を介して回転ローラ43を時計まわりに回転する。そして、クランク軸43bの逆転とともに、回動突部43cを図中手前側へ移動し、それにより駆動ローラ21aも、図中手前側へ移動する。やがて、光センサ45の検知部45aが、回転ローラ43の舌片Aを検知すると駆動源41aが停止する。
よって、このシフト手段40は、排出トレイ22上に排出するシート搬送ローラ21を、駆動源11により、シート材の排出方向と直交する方向に移動する機構であり、シート材Sの搬送にタイミングを合わせてシート排出ローラ21を移動するものである。
この発明によるシート排出装置を備える複写機の全体斜視図である。 そのシート排出装置の一部の斜視図である。 その複写機が備える回路基板の平面図である。 そのシート排出装置が備えるシフト手段の一例の斜視図である。 その複写機がシフト手段を作動してシート材を排出トレイ上に排出した場合の説明図である。 そのシート排出装置のフロー図である。 そのシート排出装置の別のフロー図である。 そのシート排出装置のまた別のフロー図である。 そのシート排出装置が備えるシフト手段の他例の斜視図である。
符号の説明
10 外部入力手段
21 シート排出ローラ(シート排出回転体)
22 排出トレイ(シート受け)
27 排出制御手段
30、40 シフト手段
41 駆動源
100 複写機装置本体(画像形成装置本体)
400 シート排出装置
S 用紙(シート材)

Claims (5)

  1. 画像形成装置に備えられ、画像形成装置本体からシフト要求信号を受けたときシフト手段を作動してシート材を仕分けし、前記画像形成装置本体から受け渡されたシート材を、シート受け上に排出するシート排出装置において、
    前記シート受け上に排出する一連のシート材を計数するシート計数手段と、原稿が1枚であり、かつ複数枚の画像形成枚数の入力をし、シフトモードを選択してから、画像形成を開始した場合において、前記シート計数手段で計数した第1番目のシート材に続けて第2番目のシート材にも前記シフト要求信号が付いていたとき、前記シフト手段が不作動となるようにする排出制御手段とを備えることを特徴とする、シート排出装置。
  2. 前記シフト手段が、前記シート受け上にシート材を排出するシート排出回転体を、駆動源により、シート材の排出方向と直交する方向に移動する機構であることを特徴とする、請求項1に記載のシート排出装置。
  3. 前記シフト手段が、前記シート受けを、駆動源により、シート材の排出方向と直交する方向に移動する機構であることを特徴とする、請求項1に記載のシート排出装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1に記載のシート排出装置を備えることを特徴とする、画像形成装置。
  5. 前記シフト手段の作動と不作動を切り替える外部入力手段を備えることを特徴とする、請求項4に記載の画像形成装置。
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