JP4436317B2 - 自動二輪車のメインスタンドストッパ構造 - Google Patents
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Description
作用として、メインスタンドを起立させたときに、ストッパ部材の平坦面とメインスタンドの板部材とが面当たりする。これにより、平坦面と板部材の当たり面の面圧がより小さくなる。
図1は本発明に係るメインスタンドストッパ構造を採用した自動二輪車の側面図であり、自動二輪車10は、車体フレーム11を構成する左右一対のリヤフレーム12,12(手前側の符号12のみ示す。)の下部にリンク13を介してパワーユニット14を上下スイング自在に取付け、このパワーユニット14の後端部と一方のリヤフレーム12の後端部とにリヤクッションユニット16を渡して取付け、パワーユニット14の後部上部にエアクリーナ18を取付け、リヤフレーム12の前部に左右一対のフロアフレーム22,22(手前側の符号22のみ示す。)を取付け、これらのフロアフレーム22,22で運転者が足を載せるステップフロア23を支持したスクータ型車両である。
圧縮コイルばね78は、端部78bをメインスタンド61のパイプ組立体84に設けたフック部材86に掛けたものである。
筒部材134は、リンク13の後端筒部材128,129と共に連結ピン77を挿入する部材である。
リンク13のエンジン側筒部材124は、左右一対のサブリンク126,127と、メインスタンド61の起立時の位置決めをするストッパ部材151とを取付けたものであり、ストッパ部材151は、メインスタンド61のプレート状部材83に設けた平坦状の中央突出端部83aを当てる部材である。
(a)は連結ピン77の側面図であり、連結ピン77は、一端に半径方向に延びる突出部181を形成し、他端、即ち先端に、底面断面を円弧状とした環状溝182と、この環状溝182の底面に開けたピン挿通穴183と、端面から軸方向に所定長さ延ばした溝部184とを形成した部材である。
環状溝182は、後述する抜け止めピンを掛ける部分である。
ピン挿通穴183は、後述する抜け止めピンを挿入する穴であり、端面181a,181aに沿う方向に開けたものである。
(a)は連結ピン77(図9(a)参照)の先端に挿入する抜け止めプレート191を示す。
抜け止めプレート191は、円環部191aと、この円環部191aから一体に内側に突出させた内側突出部191bと、円環部191から一体に外側に突出させた外側突出部191cとからなる。なお、外側突出部191cに引いた想像線は折り曲げる位置を示す折曲げ線191dを示す。
図11(a)〜(c)は本発明に係るメインスタンドの組付け及び取外しの要領を示す作用図である。
(a)において、リンク13の左右の後端筒部材128,129間にメインスタンド61の筒部材134を配置する。そして、連結ピン77の先端側を、第2貫通穴147を通じて矢印Aで示すように、後端筒部材129、筒部材134、後端筒部材128の順に挿入する。
連結ピン77の端部が第2貫通穴147から外側へ出たら、連結ピン77の端部(例えば、突出部181)を掴んで引き抜く。これで、リンク13からメインスタンド61を取外すことができる。
(a)は比較例であり、車体フレーム201の後部にリンク202の前端をフレーム側連結軸203で上下スイング自在に取付け、このリンク202の後端にエンジン204の下部をエンジン側連結軸206でスイング自在に取付け、エンジン204の下部にメインスタンド207をスタンド軸208でスイング自在に取付け、エンジン204の後部に一体的に取付けた無段変速機211の後端と車体フレーム201の後端とにリヤクッションユニット212を渡して取付けたことを示す。エンジン204及び無段変速機211はパワーユニット213を構成する。なお、204Aはシリンダ軸、214はエンジン204のクランク軸である。
また、図3に示したように、ばね掛け部材81を、前方突出部74におねじ81aをねじ込んで着脱自在に取付けたが、これに限らず、前方突出部74に貫通穴を開け、この貫通穴におねじ81aを通し、おねじ81aの先端にナットをねじ込んで着脱自在に取付けてもよい。あるいは、ばね掛け部材を側面視L字形状の部材とし、L字の一辺側の面に貫通穴を開け、この貫通穴に汎用のボルトを通し、ボルトを前方突出部74に設けためねじにねじ込んで着脱自在に取付けてもよい。
Claims (5)
- 車体フレームにリンクの前端を取付け、このリンクの後端に支軸を介してスイング自在にエンジンを取付け、前記リンクに連結ピンを介してスイング自在にメインスタンドを取付けた自動二輪車において、
前記リンクに平坦面を有するストッパ部材を取付け、平坦面を端部に有する前記メインスタンドを起立状態に保持するときに前記ストッパ部材の前記平坦面にメインスタンドの前記平坦面を当てるようにし、
前記ストッパ部材は、前記リンクを構成する左右一対のリンクアームを連結する筒状の連結部材に取付けられ、
前記連結部材は、前記支軸を介して前記エンジンに設けられた左右一対の前方突出部を支持し、
前記リンクは、前記リンクアーム及び前記連結部材に取付けられるとともに左右のリンクアーム間に配置された左右一対のサブリンクと、これらのサブリンクの後端にそれぞれ取付けられた左右一対の後端筒部材とを備え、
これらの後端筒部材は、前記左右一対の前方突出部間に配置され、
前記メインスタンドの前記端部に取付けられた筒部材は、前記後端筒部材と共に前記連結ピンが挿入されるとともに前記後端筒部材間に配置され、
前記ストッパ部材は、前記左右のサブリンク間に配置されるように前記連結部材に取付けられることを特徴とする自動二輪車のメインスタンドストッパ構造。 - 前記メインスタンドは、前記ストッパ部材に当たる板部材を備えることを特徴とする請求項1記載の自動二輪車のメインスタンドストッパ構造。
- 前記ストッパ部材は、その左右幅が前記メインスタンドの前記端部の左右幅よりも小さく設定され、且つ前記端部の左右幅の中央部の前方に配置されることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の自動二輪車のメインスタンドストッパ構造。
- 側面視で前記ストッパ部材及び前記筒部材は、前記サブリンクの下端よりも上方に配置されることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項記載の自動二輪車のメインスタンドストッパ構造。
- 前記サブリンクは、その下縁が側面視で下に凸状に湾曲していることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項記載の自動二輪車のメインスタンドストッパ構造。
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JP6323958B2 (ja) | 2016-03-31 | 2018-05-16 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗り型車両のスタンド支持部構造 |
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- 2005-12-28 JP JP2005377482A patent/JP4436317B2/ja not_active Expired - Fee Related
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