JP4436010B2 - 減速機付回転駆動装置およびロボット - Google Patents

減速機付回転駆動装置およびロボット Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、モータ等による回転駆動力を、減速機によって減速した後に出力軸に伝えて回転させる減速機付回転駆動装置に係り、更に詳しくは、出力軸の回転角度を、測定精度を低下させることなく測定・検出することが可能な減速機付回転駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、人間による作業が困難な作業を、人間に代わって行うことを目的として、例えば、原子力施設や化学プラントなどにおける防災関連作業を行うロボットの研究が盛んである。
【0003】
例えば、万が一、原子力施設において臨界事故等が生じると、空間放射線量率が極めて高くなるために、作業員が現場に赴き、臨界事故を終息させるための手段を講じるなどということはできない。また、化学プラント等において爆発が発生し、誘発火災のためにプラント全体が火災に覆われてしまうと、火災現場に近づくことさえもできず、消火作業に着手することもできない。
【0004】
このような災害が発生した場合には、現場まで走行してゆき、遠隔操作に基づいて現場の撮影データをリアルタイムで送信したり、ドアやバルブの開閉、配管の切断、荷物の運搬、消火等といった作業を行うロボットの研究が行われている。
【0005】
一般に、原子力施設や化学プラントは、プロセスの流れにしたがって設備を設けているために、敷地面積が広く、各設備の間は、入り組んだ廊下や、階段等によって複雑につながっている。更に、火災や爆発等によって、器物が廊下に落下し、ロボットの走行の障害になることも考えられる。したがって、この種のロボットは、このような障害物によって凸凹の存在する走行路を走行したり、あるいは、図6に示すように、階段19の昇降を行うことが可能な高い走行安定性が要求されるために、傾斜センサ20を備えている。そして、特願2001−55310号公報に開示されているように、この傾斜センサ20によって測定された傾斜角θに応じて、階段19の傾斜角θによって与えられるトルクを零とするようなトルクTを、クローラ21の中心軸22を中心に与えることによってロボット23の安定性が確保されている。
【0006】
このトルクTを与えるために、図7にその構成を示すような減速機付回転駆動装置25が用いられている。
【0007】
この種の減速機付回転駆動装置25は、同一の同軸26上に沿って、モータ27、減速機28、角度検出機29、中心軸22が一列に配置されている。そして、モータ27による回転駆動力が、同軸26に沿って減速機28に伝えられ、ここで所定の減速比(減速比=i)で減速される。このようにして減速された回転駆動力が再び同軸26上に沿って備えられた角度検出機29を介して中心軸22に伝達される。これによって中心軸22に回転力が与えられ、トルクTを与えることが可能となると共に、この中心軸22の回転角度が角度検出機29によって検出される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来技術による減速機付回転駆動装置では、以下のような問題が有る。
【0009】
すなわち、従来技術による減速機付回転駆動装置25は、図7に示すように、モータ27、減速機28、角度検出機29、および出力軸である中心軸22が同一の同軸26上に沿って配置されるために、横長の構成となってしまい、配置上の制約が大きい。このため、ロボット23等の大型化をもたらしてしまうという問題がある。
【0010】
特に上述したように、この種のロボット23は、原子力施設や化学プラントにおける防災関連作業に用いることが計画されている。原子力施設や化学プラントは、各プロセスにおける機器が複雑に配置されているので、例えば、バルブの開閉作業や、配管の切断作業といった作業は、ほとんどの場合狭隘な場所において行わなくてはならない。そのため、ロボット23には、このような狭隘な場所であってもアクセス可能なように可能な限りコンパクトなものが望ましい。
【0011】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、角度検出機を同一の同軸上に備えなくても出力軸の回転角度を検出することを可能とし、もって、配置上の制約が小さくロボット等の被設置側のサイズの大型化をもたらすことのない減速機付回転駆動装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明では、以下のような手段を講じる。
【0013】
すなわち、請求項1の発明では、同軸の第1の入力軸および第1の出力軸と、同軸の第2の入力軸および第2の出力軸と、前記第1の入力軸に回転駆動力を与える回転駆動手段と、前記第1の入力軸と前記第1の出力軸との間に備えられ、前記回転駆動手段によって前記第1の入力軸に与えられた回転駆動力を所定減速比で減速し、減速された回転駆動力によって前記第1の出力軸を回転させる第1の減速機と、前記第1の入力軸と前記第2の入力軸との間に配置されていて、前記回転駆動手段によって前記第1の入力軸に与えられた回転駆動力を前記第2の入力軸に伝達して、前記第2の入力軸を前記第1の入力軸の回転速度と同一の回転速度で回転させる回転駆動力伝達手段と、前記第2の入力軸と前記第2の出力軸との間に備えられ、前記回転駆動力伝達手段によって前記第2の入力軸に伝達された回転駆動力を前記第1の減速機の所定減速比と同一の所定減速比で減速し、減速された回転駆動力によって前記第2の出力軸を前記第1の出力軸の回転速度と同一の回転速度で回転させる第2の減速機と、前記第2の出力軸の回転角度を検出する角度検出手段と、を備える。
請求項2の発明では、請求項1の発明の減速機付回転駆動装置において、前記角度検出手段は、前記第2の減速機によって減速された回転駆動力によって回転される前記第2の出力軸の回転角度を、所定回転開始角度からの角度差として測定する角度差測定手段と、前記角度差測定手段によって測定された角度差が、1回転に相当する角度差に達したことを検知するリミットスイッチと、前記リミットスイッチが前記1回転に相当する角度差を検知した場合には、前記角度差測定手段によって測定された角度差に、前記1回転に相当する角度差を加えた角度を前記回転体の回転角度とし、前記リミットスイッチが前記1回転に相当する角度差を検知しない場合には、前記角度差測定手段によって測定された角度差を前記回転体の回転角度とする角度演算手段と、を備える。
【0014】
請求項の発明では、請求項の発明の減速機付回転駆動装置において、角度差測定手段は、1回転に相当する角度差未満の角度差を測定するとともに、角度差測定手段とリミットスイッチとを併せて用いることによって、2回転に相当する角度差未満の角度差を測定可能とする。
【0015】
請求項の発明では、請求項または請求項の発明の減速機付回転駆動装置において、角度差測定手段として、レゾルバを適用する。
【0017】
請求項5の発明では、請求項1〜4のいずれか1項の発明の減速機付回転駆動装置において、回転駆動力伝達手段として、第1の入力軸の回転駆動力を、第2の入力軸に伝達可能なように第1の入力軸および第2の入力軸間に歯車を配置し、第1の入力軸と第2の入力軸とを同一の回転速度で回転させる。
請求項6の発明では、請求項1〜5のいずれか1項に記載の減速機付回転駆動装置が原子力施設や化学プラントに使用されることを特徴とする。
請求項7の発明では、請求項1〜5のいずれか1項に記載の減速機付回転駆動装置が設けられているロボットを特徴とする。
請求項8の発明では、請求項7に記載のロボットが原子力施設や化学プラントに使用されることを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
【0019】
本発明の実施の形態を図1から図5を用いて説明する。
【0020】
図1から図3は本発明の実施の形態に係る減速機付回転駆動装置の一例を示す構成概念図である。
【0021】
すなわち、本発明の実施の形態に係る減速機付回転駆動装置1は、同軸2上に、この同軸2の断面中心を中心として回転させる回転駆動力を与えるモータ3を備えている。更にこの同軸2上には、減速機4を備えており、この減速機4は、モータ3によって与えられた回転駆動力を減速比iで減速する。そして、減速された回転駆動力によって出力軸5を回転させる。また、モータ3と減速機4とを接続している同軸2には、その断面中心が同軸2の断面中心と一致して備えられ、同軸2の回転と共に回転する歯車6を備えている。
【0022】
また、減速機付回転駆動装置1は、同軸7を備えており、この同軸7には、その断面中心が同軸7の断面中心と一致して備えられた歯車8を備えている。図4に示すように、この歯車6と歯車8とは、同軸2および同軸7上に対をなして配置しているものであり、直径D、円周側に設けられた歯10のピッチp、寸法d、個数ともに同一である。
【0023】
そして、歯車6の回転力を、歯車8に伝える回転駆動力伝達機構としてタイミングベルト9を、歯車6および歯車8に掛架している。このタイミングベルト9は、歯車6および歯車8の歯10のピッチpと同一のピッチqで設けられた凹部11を備えている。これによって、歯車6の回転力が、タイミングベルト9によって歯車8に伝達され、歯車8が歯車6と同一の回転速度で回転し、同軸2と同軸7もまた、同一の回転速度で回転するようにしている。
【0024】
なお、回転駆動力伝達機構としては、上述したようなタイミングベルト9に限るものではない。例えば、同軸2の回転駆動力を、同軸7に伝達可能なように同軸2と同軸7との間に、タイミングベルト9に代えて歯車を配置し、同軸2と同軸7とを同一の回転速度で回転させるようにしてもよい。
【0025】
また、同軸7上には、減速機13を備えており、この減速機13もまた、減速機4と同一の減速比iで、歯車8によって伝達された回転駆動力を減速する。そして、減速された回転駆動力を同軸12に伝えるようにしている。これによって、同軸12は、出力軸5に与えられる回転力と同一の回転力を減速機13を介して受ける。更に、同軸12上には角度検出機14を備えている。角度検出機14は、角度差測定部15と、カム16と、リミットスイッチ17と、角度演算部18とを備えており、同軸12の回転角度を検出することによって、出力軸5の回転角度を検出する。
【0026】
すなわち、角度検出機14の角度差測定部15には、例えば、レゾルバを用いる。この角度差測定部15は、図5に示すように、減速機13によって減速された回転駆動力によって同軸12が回転した場合における基準値31からの角度差φ(°)を所定精度(例えば、1°)で測定する。これによって、減速機4によって減速された回転駆動力によって回転される出力軸5の回転角度を測定する。この角度差測定部15は、基準値31からの角度差φ(°)を指示針30が指示する目盛りの数値から読み取ることによって角度差φを測定するものであって、0°から360°までを1°毎に測定する。したがって、例えば、回転体の回転角度が370°であっても、回転体の回転角度が10°であっても、指示針30の指示する目盛りの値は10°となる。この指示針30が指示する目盛りの値は、測定結果として角度演算部18に出力されるようにしている。
【0027】
また、角度差測定部15は、同軸12が1回転し、指示針30が360°以上回転した場合には、カム16を図1の矢印に示すとおりに約1/4回転させる。
【0028】
カム16は、上述したようにして角度差測定部15によって図1中の矢印の方向に約1/4回転させられると、図2に示すように、リミットスイッチ17をonする。リミットスイッチ17のon信号は、リミットスイッチ17から角度演算部18に出力されるようにしている。
【0029】
角度演算部18は、角度差測定部15から出力される測定結果、およびリミットスイッチ17から出力されるon信号に基づいて、同軸12の回転角度を演算する。
【0030】
すなわち、角度演算部18は、リミットスイッチ17側からon信号が出力されない場合には、角度差測定部15から出力された測定結果である角度差を、同軸12の回転角度として出力する。一方、リミットスイッチ17側からon信号が出力された場合には、角度差測定部15から出力された測定結果である角度差に、1回転分の角度(360°)を加えた角度を、同軸12の回転角度として出力する。
【0031】
本実施の形態に係る角度検出機14は、上述したような構成をしているので、同軸12の回転角度を測定することができる。すなわち、例えば、角度差測定部15の測定精度が1°である場合、0°から719°までの回転角度を測定することが可能となる。
【0032】
なお、同軸12が2回転した場合、すなわち720°以上の回転角度を測定する場合であっても、カム16と、リミットスイッチ17とを複数備えることによって測定可能となる。例えば、図3は、カム16と、リミットスイッチ17とを3対備えた場合であって、角度差測定部15は、同軸12が1回転し、指示針30が360°以上回転した場合には、カム16(#a)を約1/4回転させる。カム16(#a)は、上述したようにして角度差測定部15によって約1/4回転させられると、図3に示すようにリミットスイッチ17(#a)をonする。このリミットスイッチ17(#a)のon信号は、角度演算部18に出力されるようにしている。
【0033】
同様にして、角度演算部18は、同軸12がさらに1回転し、指示針30が更に360°以上回転し、カム16(#a)が既にリミットスイッチ17(#a)をonしている場合には、カム16(#b)を約1/4回転させ、リミットスイッチ17(#b)をonする。リミットスイッチ17(#b)のon信号は、角度演算部18に出力されるようにしている。
【0034】
角度演算部18は、角度差測定部15から出力される角度差の測定結果、および各リミットスイッチ17(#a,#b,#c)から出力されるon信号に基づいて、同軸12の回転角度を演算する。すなわち、角度演算部18は、いずれのリミットスイッチ17(#a,#b,#c)からもon信号が出力されていない場合には、角度差測定部15から出力された測定結果である角度差を、同軸12の回転角度として出力する。一方、リミットスイッチ17(#a)からon信号が出力された場合には、角度差測定部15から出力された測定結果である角度差に、1回転分の角度(360°)を加えた角度を、同軸12の回転角度として出力し、更に、リミットスイッチ17(#b)からon信号が出力された場合には、角度差測定部15から出力された測定結果である角度差に、2回転分の角度(720°)を加えた角度を、同軸12の回転角度として出力する。
【0035】
このようにカム16とリミットスイッチ17との対を多数揃えることによって、同軸12のあらゆる回転角度を測定・検出することが可能となる。更に、上述したように、同軸12の回転角度は、同軸2の回転角度と等しいために、このように同軸12の回転角度を測定・検出することによって、出力軸5のあらゆる回転角度を測定・検出することが可能となる。
【0036】
なお、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、次のようにしても同様に実施できるものである。例えば、上記実施の形態では、歯車6の回転力を歯車8に伝える回転駆動力伝達機構として、タイミングベルト9を用いた場合を一例として説明したが、出力軸5の回転速度と同一の回転速度で角度差測定部15を回転させることが可能な回転駆動力伝達機構であれば、使用する歯車の大小や減速比の異なる減速機13を用いる等その他の手段を用いてもよい。
【0037】
本実施の形態に係る減速機付回転駆動装置1は、上述したような構成をしているので、上述のような作用により、出力軸5を備えている同軸2上とは別の同軸7上に備えられた角度検出機14によって、出力軸5の回転角度を検出することができる。
【0038】
これによって、従来技術に示したようにモータ27、減速機28、角度検出機29、および出力軸5である中心軸22をすべて同一の同軸26上に沿って配置する必要がなくなるので、配置上の制約から解放され、この減速機付回転駆動装置1を設置するロボット23等の被設置側のサイズを小型化することが可能となる。
【0039】
以上、本発明の好適な実施の形態について、添付図面を参照しながら説明したが、本発明は、かかる構成に限定されない。特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇において、当業者であれば、各種の変更例及び改正例に想到し得るものであり、それら変更例及び修正例についても本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
【0040】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、角度検出機を同一の同軸上に備えなくても出力軸の回転角度を検出することができる。
【0041】
以上により、配置上の制約が小さく、ロボット等の被設置側のサイズの大型化をもたらすことのない減速機付回転駆動装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る減速機付回転駆動装置の一例を示す構成概念図(リミットスイッチoffの場合)
【図2】同実施の形態に係る減速機付回転駆動装置の一例を示す構成概念図(リミットスイッチonの場合)
【図3】同実施の形態に係る減速機付回転駆動装置の一例を示す構成概念図(カム/リミットスイッチを3対備えた場合)
【図4】歯車の構成例を示す正面図
【図5】角度検出機の表示板の一例を示す模式図
【図6】階段昇降時におけるロボットの状態を説明するための模式図
【図7】従来技術による減速機付回転駆動装置の一例を示す構成概念図
【符号の説明】
θ…傾斜角
T…トルク
i…減速比
p,q…ピッチ
d…寸法
φ…角度差
1,25…減速機付回転駆動装置
2,7,12,26…同軸
3,27…モータ
4,13,28…減速機
5…出力軸
6,8…歯車
9…タイミングベルト
10…歯
11…凹部
14,29…角度検出機
15…角度差測定部
16…カム
17…リミットスイッチ
18…角度演算部
19…階段
20…傾斜センサ
21…クローラ
22…中心軸
23…ロボット
30…指示針
31…基準値

Claims (8)

  1. 同軸の第1の入力軸および第1の出力軸と、
    同軸の第2の入力軸および第2の出力軸と、
    前記第1の入力軸に回転駆動力を与える回転駆動手段と、
    前記第1の入力軸と前記第1の出力軸との間に備えられ、前記回転駆動手段によって前記第1の入力軸に与えられた回転駆動力を所定減速比で減速し、減速された回転駆動力によって前記第1の出力軸を回転させる第1の減速機と、
    前記第1の入力軸と前記第2の入力軸との間に配置されていて、前記回転駆動手段によって前記第1の入力軸に与えられた回転駆動力を前記第2の入力軸に伝達して、前記第2の入力軸を前記第1の入力軸の回転速度と同一の回転速度で回転させる回転駆動力伝達手段と、
    前記第2の入力軸と前記第2の出力軸との間に備えられ、前記回転駆動力伝達手段によって前記第2の入力軸に伝達された回転駆動力を前記第1の減速機の所定減速比と同一の所定減速比で減速し、減速された回転駆動力によって前記第2の出力軸を前記第1の出力軸の回転速度と同一の回転速度で回転させる第2の減速機と、
    前記第2の出力軸の回転角度を検出する角度検出手段と、
    を備えたことを特徴とする減速機付回転駆動装置。
  2. 請求項1に記載の減速機付回転駆動装置において、
    前記角度検出手段は、
    前記第2の減速機によって減速された回転駆動力によって回転される前記第2の出力軸の回転角度を、所定回転開始角度からの角度差として測定する角度差測定手段と、
    前記角度差測定手段によって測定された角度差が、1回転に相当する角度差に達したことを検知するリミットスイッチと、
    前記リミットスイッチが前記1回転に相当する角度差を検知した場合には、前記角度差測定手段によって測定された角度差に、前記1回転に相当する角度差を加えた角度を前記回転体の回転角度とし、前記リミットスイッチが前記1回転に相当する角度差を検知しない場合には、前記角度差測定手段によって測定された角度差を前記回転体の回転角度とする角度演算手段と、
    を備えたことを特徴とする減速機付回転駆動装置。
  3. 請求項に記載の減速機付回転駆動装置において、
    前記角度差測定手段は、前記1回転に相当する角度差未満の角度差を測定するとともに、前記角度差測定手段と前記リミットスイッチとを併せて用いることによって、2回転に相当する角度差未満の角度差を測定可能としたことを特徴とする減速機付回転駆動装置。
  4. 請求項または請求項に記載の減速機付回転駆動装置において、
    前記角度差測定手段として、レゾルバを適用したことを特徴とする減速機付回転駆動装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の減速機付回転駆動装置において、
    前記回転駆動力伝達手段として、前記第1の入力軸の回転駆動力を、前記第2の入力軸に伝達可能なように前記第1の入力軸および第2の入力間に歯車を配置し、第1の入力軸と第2の入力軸とを同一の回転速度で回転させるようにしたことを特徴とする減速機付回転駆動装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の減速機付回転駆動装置は、原子力施設や化学プラントに使用される、ことを特徴とする減速機付回転駆動装置。
  7. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の減速機付回転駆動装置が設けられている、ことを特徴とするロボット。
  8. 請求項7に記載のロボットは、原子力施設や化学プラントに使用される、ことを特徴とするロボット。
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