JP4435619B2 - 車両用シートクッション装置 - Google Patents
車両用シートクッション装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4435619B2 JP4435619B2 JP2004127423A JP2004127423A JP4435619B2 JP 4435619 B2 JP4435619 B2 JP 4435619B2 JP 2004127423 A JP2004127423 A JP 2004127423A JP 2004127423 A JP2004127423 A JP 2004127423A JP 4435619 B2 JP4435619 B2 JP 4435619B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat cushion
- inflator bag
- inflator
- bag
- elastic member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 230000037303 wrinkles Effects 0.000 claims description 2
- 210000001624 hip Anatomy 0.000 description 10
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 4
- 230000000452 restraining effect Effects 0.000 description 4
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 210000004197 pelvis Anatomy 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/24—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles for particular purposes or particular vehicles
- B60N2/42—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles for particular purposes or particular vehicles the seat constructed to protect the occupant from the effect of abnormal g-forces, e.g. crash or safety seats
- B60N2/427—Seats or parts thereof displaced during a crash
- B60N2/42727—Seats or parts thereof displaced during a crash involving substantially rigid displacement
- B60N2/42754—Seats or parts thereof displaced during a crash involving substantially rigid displacement of the cushion
- B60N2/42763—Seats or parts thereof displaced during a crash involving substantially rigid displacement of the cushion with anti-submarining systems
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
- Air Bags (AREA)
Description
図8(a)及び同図(b)に示すように、腰部拘束装置1は、シートフレーム2の前部に、上方から見て窪んだ形状に形成されたの凹部3の上面に、凹部3を覆うように配置されたインフレータバッグ5と、高圧ガスを発生させて、インフレータバッグ5の内部空間に充填させるインフレータ6とを備えてなっている。
また、インフレータバッグの展開時に外れる保持部材を、インフレータバッグの前端部と弾性部材の前端部とにまたがって配置することによって、展開前には保持部材及び弾性部材は確実に保持されるとともに、展開時には容易に脱落可能として、インフレータバッグを弾性部材によって邪魔されることなく膨張展開させて、腰部拘束機能を確実に果たすことができる。
シートフレーム12は、側フレーム部材22,22と、前部フレーム部材(フロントクロスメンバ)23と、後部フレーム部材(リアクロスメンバ)24とからなる。
このインフレータバッグ15は、高圧ガスの充填により膨張展開可能であり、このインフレータバッグ15内部に高圧ガスを噴出して、インフレータバッグ15を膨張展開させるための外形略円筒形のインフレータ16を更に備える。
そして、このシートクッション装置11は、インフレータバッグ15の前側側面部に装着され、シートクッションばね14、14の前端部を保持するリテーナ(保持部材)17を備える。
また、シートクッションばね14は、全体として、図1及び図3に示すように、前端部が、リテーナ17のばね保持部17a,17aによって保持され、図1及び図4に示すように、後端部が後述する後部フレーム部材24によって回動可能に保持されている。
すなわち、シートクッションばね14には、図4に示すように、略矩形波形状に加工された線状部材の折返箇所で、丸棒状の後部フレーム部材24の径に対応した曲率で湾曲した湾曲部14aが形成され、この湾曲部14aが後フレーム部材24に回動可能にはめ込まれている。
なお、シートクッションばね14,14間には、線状部材が略矩形状に成形されてなる補強部材25が架け渡され、かつ、固定されている。
シートクッションばね14は、乗員の体重によりシートクッション13が変形して、上方から荷重(外力)が加わることによって、全体が下に凸となるように撓み、これによって、シートクッション13を押し返すように復元力が働く。
リテーナ17は、展開前のインフレータバッグ15の前側側面部に形成された折込み部19に、装着部17bの先端部が挿入されて挟み込まれることによって、インフレータバッグ15に取り付けられる。
リテーナ17は、インフレータバッグ15の展開膨張に伴って、折込み部19の深さが浅くなり、かつ、リテーナ17の装着部17bの先端部が前側側面部によって押し出されて、脱落する。
インフレータバッグ15は、図2に示すように、展開前ではその前端部から後端部に向かう方向に沿って上方に凸となる屈曲した屈曲部26が形成される(断面形状が「へ」の字となるような形状)。
この例では、インフレータバッグ15は、取付部材21を介してシートフレーム12に取り付けられている。
まず、インフレータの展開前では、インフレータバッグ15は、図6(a)に示すように、折り畳まれたままであり、シートクッションばね14及びシートクッション13に対して押圧力を与えない。
このとき、リテーナ17は、展開前のインフレータバッグ15の前側側面部に形成された折込み部19に、装着部17bの先端部が挿入されて挟み込まれることによって、インフレータバッグ15に取り付けられている。
また、シートクッションばね14は、前端部の2カ所が、リテーナ17のばね保持部17a,17aによって保持され、後端部が後フレーム部材24によって回動可能に保持されている。
シートクッションばね14と、インフレータバッグ15の後端部との間には、インフレータバッグ15を屈曲させたことにより、クリアランス部18が設けられ、平常時に、比較的重量の大きい乗員が着座した場合でも、図7に示すように、シートクッションばね14がインフレータバッグ15によって妨げられることなく、自由に変形する(撓む)。
インフレータバッグ15は、噴出された高圧ガスが内部に充満することによって、膨張展開し、図6(b)に示すように、シートクッションばね14及びシートクッション13を押し上げる。
この時、リテーナ17は、インフレータバッグ15の膨張に伴って、折込み部19の深さが浅くなり、かつ、リテーナ17の装着部17bの先端部が前側側面部によって押し出されて、脱落する。これにより、シートクッションばね14がはずれ、インフレータバッグ15は、自由に展開膨張できるようになる。
インフレータバッグ15は、さらに膨張展開して、図6(c)に示すように、シートクッションばね14及びシートクッション13を押し上げる。
このようにして、インフレータバッグ15は、膨張展開することによって、シートクッション13を持ち上げ、乗員に拘束力を与える。
リテーナ17は、装着部17bの先端部がインフレータバッグ15の前端側の側面部の折込み部19に挿入され挟み込まれた状態で保持され、ばね保持部17aがシートクッションばね14の前端部を保持するように構成されているので、展開前(平常時)にはリテーナ17及びシートクッションばね14は確実に保持されるとともに、展開時には容易に脱落可能である。
これらの構成により、シートクッションばね14は容易に取り外すことができるので、例えば一部破損したような場合に、簡単に交換することができる。
また、インフレータバッグ15をシートクッションばね14の下方に配置することができるので、設計上の自由度を向上させることができる。
例えば、上述した実施例では、インフレータバッグ15が膨張展開する過程で、リテーナ17がインフレータバッグ15から脱落するようにした場合について述べたが、インフレータバッグ15の膨張展開が妨げられなければ、必ずしも、脱落させなくても良い。
また、シートクッションばね14の後端部を回動可能に後部フレーム部材24によって保持する場合について述べたが、後端部も脱落可能としても良い。
また、クリアランス部18は、インフレータバッグ15とシートクッションばね14との間の後端側だけでなく、例えば全体に亘って形成するようにしても良い。この場合、インフレータバッグ15は、必ずしも上に凸となるように配置しなくても、平板状であっても良い。
また、金属製や合成樹脂製のリテーナ17を用いる場合について述べたが、例えば、ゴム製としても良い。
また、シートクッションばね14の形状は、略矩形波形状に限らず、正弦波形状でも三角波形状でも良い。
12 シートフレーム
13 シートクッション
14 シートクッションばね(弾性部材)
15 インフレータバッグ
16 インフレータ
17 リテーナ(保持部材)
17a ばね保持部
17b 装着部
18 クリアランス部
22 側フレーム部材
23 前部フレーム部材
24 後部フレーム部材
Claims (3)
- 左右一対の側フレーム部材、前部フレーム部材及び後部フレーム部材からなるシートフレームと、該シートフレームに取り付けられたシートクッションと、該シートクッションを下方から支える弾性部材と、インフレータバッグとを備えてなる車両用シートクッション装置であって、
前記インフレータバッグは、前記弾性部材の下側で、前記シートフレームの前部に取り付けられ、かつ、
前記弾性部材は、その前端部が、該インフレータバッグの前端部に取り付けられていて、
前記インフレータバッグの少なくとも後部領域と前記弾性部材との間には、前記弾性部材の上下方向の撓みを受け入れるクリアランス部が設けられている
ことを特徴とする車両用シートクッション装置。 - 当該車両用シートクッション装置の前後方向に対して、前記インフレータバッグが、前端部から後端部に向かう方向に沿って上方に凸形状に屈曲又は湾曲することで、前記クリアランス部が形成されていることを特徴とする請求項1記載の車両用シートクッション装置。
- 前記弾性部材は、その前端部が、前記インフレータバッグの展開時に外れる保持部材を介して、前記インフレータバッグの前端部に取り付けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の車両用シートクッション装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004127423A JP4435619B2 (ja) | 2004-04-22 | 2004-04-22 | 車両用シートクッション装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004127423A JP4435619B2 (ja) | 2004-04-22 | 2004-04-22 | 車両用シートクッション装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005306252A JP2005306252A (ja) | 2005-11-04 |
JP4435619B2 true JP4435619B2 (ja) | 2010-03-24 |
Family
ID=35435489
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004127423A Expired - Fee Related JP4435619B2 (ja) | 2004-04-22 | 2004-04-22 | 車両用シートクッション装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4435619B2 (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007153030A (ja) * | 2005-12-01 | 2007-06-21 | Toyoda Gosei Co Ltd | 乗員保護装置 |
JP2008006871A (ja) * | 2006-06-27 | 2008-01-17 | Toyoda Gosei Co Ltd | 車両用シート |
JP2008143306A (ja) * | 2006-12-08 | 2008-06-26 | Toyoda Gosei Co Ltd | 車両用シート |
JP5061771B2 (ja) * | 2007-07-31 | 2012-10-31 | 豊田合成株式会社 | エアバッグ装置 |
JP5545282B2 (ja) | 2011-09-30 | 2014-07-09 | 豊田合成株式会社 | シートクッションエアバッグ装置 |
JP6089858B2 (ja) | 2013-03-26 | 2017-03-08 | 豊田合成株式会社 | シートクッションエアバッグ装置 |
US11766981B2 (en) * | 2019-04-22 | 2023-09-26 | Autoliv Development Ab | Occupant protection device |
JP7341321B2 (ja) * | 2020-04-01 | 2023-09-08 | オートリブ ディベロップメント エービー | 乗員保護装置 |
KR20240050089A (ko) * | 2022-10-11 | 2024-04-18 | 현대모비스 주식회사 | 시트쿠션 에어백 및 그 폴딩방법 |
-
2004
- 2004-04-22 JP JP2004127423A patent/JP4435619B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2005306252A (ja) | 2005-11-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN110126777B (zh) | 用于车辆的中央帘式气囊 | |
JP3972736B2 (ja) | 乗員保護装置 | |
EP1800941B1 (en) | Passenger protection device | |
CN108657110B (zh) | 乘员保护装置 | |
US20230242061A1 (en) | Airbag device and vehicle seat | |
JP6525254B2 (ja) | 車両用シート | |
JP4709153B2 (ja) | 腰部拘束用エアバッグ装置及びこれを用いたシートクッション装置 | |
JP2005231505A (ja) | 乗員保護装置 | |
EP1688323A1 (en) | Occupant protection device | |
JP4917323B2 (ja) | 乗員保護装置 | |
JP4435619B2 (ja) | 車両用シートクッション装置 | |
JP2020066422A (ja) | サイドエアバッグ装置 | |
JP2009143283A (ja) | 車両用シートおよびエアバッグ装置 | |
JP4923779B2 (ja) | 乗員拘束装置及び車両用シート | |
JP6130202B2 (ja) | 乗物用シート | |
JP4130206B2 (ja) | 車両用のシートクッションばね保持構造及びシートクッション装置 | |
JP2007320543A (ja) | 車両用シートクッションエアバッグ装置 | |
JP2007015466A (ja) | 乗員保護装置 | |
JPH10273000A (ja) | 車両用衝撃吸収シートの衝撃吸収方法および車両用衝撃吸収シート | |
JP4503524B2 (ja) | エアバッグ装置の配設構造 | |
JP6314271B2 (ja) | 乗物用シート | |
CN113799724B (zh) | 车辆座椅 | |
JP2006273065A (ja) | 腰部拘束用インフレータバッグ装置 | |
JP7382785B2 (ja) | 乗物用シート | |
JP7433015B2 (ja) | 乗物用シート |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060922 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090623 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20090914 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20090917 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20091019 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20091208 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20091224 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130108 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130108 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140108 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |