JP4434430B2 - 記録再生装置の蓋開閉装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は記録再生装置に対して記録媒体を収納したカートリッジを出し入れするために設けられている蓋体の開閉装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の記録再生装置の具体例としては、記録媒体としてミニディスク(MD)をセットして再生する携帯用MDプレーヤを例に挙げることができる。
【0003】
携帯用MDプレーヤは、本体キャビネットとこの本体キャビネットに基端が開閉自在に枢支された蓋体を有し、蓋体の側にセットされたMDカートリッジを本体キャビネットに設けた駆動手段で回転駆動しながら本体キャビネットに設けたアクセス手段としての光ピックアップユニットを介して前記MDカートリッジにアクセスするように構成されている。
【0004】
携帯用MDプレーヤへのMDカートリッジの装填は、蓋体を開くことによってカートリッジホルダの挿入口が現れて、ここにMDカートリッジを手動で奥端まで挿入し、その後に前記蓋体が閉じられ、前記MDカートリッジが本体キャビネットに設けた駆動手段に連結される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このように従来の携帯用MDプレーヤは、
(1) カートリッジホルダにMDカートリッジを入れる。
【0006】
(2) MDカートリッジを奥端まで挿入する。
(3) 蓋体を閉じる。
との、手動による3アクションの操作が必要である。
【0007】
本発明は、蓋体の開閉に連動してカートリッジを引き込むことができ、操作性を改善できる記録再生装置の蓋開閉装置を提供することを目的とする。
さらに具体的には、蓋体の開閉に連動してMDカートリッジを引き込むように構成したにもかかわらず、装置の大型化を回避できる構造の装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1記載の記録再生装置の蓋開閉装置は、本体キャビネットとこの本体キャビネットの側に基端が開閉自在に枢支された蓋体を有し、蓋体の側にセットされた記録媒体を収納したカートリッジを本体キャビネットに設けた駆動手段で回転駆動しながら本体キャビネットに設けたアクセス手段を介して前記カートリッジにアクセスする記録再生装置において、挿入された前記カートリッジを保持し前記蓋体の解放に連動して挿入口が前記本体キャビネットと解放された蓋体の先端側との間に位置するカートリッジホルダと、前記カートリッジホルダにスライド自在に取り付けられ挿入された前記カートリッジの係合凹部に係合する弾性凸部を有するスライダと、第1のリンクの一端と第2のリンクの一端とを連結してなり第1のリンクの他端を前記本体キャビネットの側面に連結し、第2のリンクの他端を前記スライダに連結されたリンク機構とを設け、前記蓋体の開閉動作に伴って前記スライダが前記カートリッジを移動させるように構成するとともに、第1のリンクの前記他端と前記本体キャビネットとの連結部を、本体キャビネットに設けたリンク支軸を第1のリンクの前記他端に第1のリンクの長手方向に延びる長孔に係合させて構成し、蓋体の開放状態から閉塞完了の手前位置では第1のリンクの有効長さが長くなるように付勢する付勢手段を設け、蓋体を閉塞完了の手前位置から閉塞完了位置までは前記スライダの前記引き込み方向への移動を規制して前記付勢手段の付勢に抗して第1のリンクの有効長さが短くなるようにするスライダ規制手段を設けたことを特徴とする。
【0009】
この構成によると、蓋体を閉じる際に、カートリッジが蓋体と本体キャビネットとの間に挟み込まれて装填不良が発生しないように、蓋の閉塞に伴う前記引き込み量を大きくしようとして前記リンク機構の第1のリンクの長さを単に長くしたものではなく、付勢手段とスライダ規制手段とによって、第1のリンクの有効長さが蓋体の開閉位置によって有効長さが自動的に変化するように構成したため、正常な装填を行えるとともに、装置の奥行きが大きくならない。
【0010】
本発明の請求項2記載の記録再生装置の蓋開閉装置は、請求項1において、前記付勢手段を、本体キャビネットに設けたリンク支軸の周りに巻回され一端が本体キャビネットに係合し、他端が第1のリンクに係合するツル巻きバネで構成したことを特徴とする。
【0011】
本発明の請求項3記載の記録再生装置の蓋開閉装置は、請求項1において、前記スライダ規制手段を、前記カートリッジの引き込み終了位置に応じて前記カートリッジホルダに当接して前記スライダの引き込み方向への移動を規制するピンで構成したことを特徴とする。
【0012】
本発明の請求項4記載の記録再生装置の蓋開閉装置は、請求項1〜請求項3において、前記スライダを第2のリンクの他端に形成したことを特徴とする。
本発明の請求項5記載の記録再生装置の蓋開閉装置は、請求項1〜請求項4において、前記蓋体の奥端に、基端が蓋体に固定され、先端が前記スライダにこのスライダを前記カートリッジを排出方向へ付勢するように当接する板バネを設けたことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の記録再生装置の蓋開閉装置を実施の形態に基づいて説明する。
図1に示すように、本発明によって実現された携帯用MDプレーヤは、本体キャビネット1とこの本体キャビネット1に基端が開閉自在に枢支された蓋体2を有し、蓋体2を閉じた状態では、蓋体2の側にセットされた記録媒体を収納したMDカートリッジ3(図3参照)を本体キャビネット1に設けた駆動手段としてのスピンドルモータに連結されたターンテーブル4で回転駆動しながら本体キャビネット1に設けたアクセス手段としての光ピックアップユニットを介してMDカートリッジ3にアクセスするよう構成されている。
【0014】
本体キャビネット1と蓋体2との連結関係ならびに、蓋体2に設けられたカートリッジホルダ5の具体的な構成を図2〜図11に基づいて説明する。
カートリッジホルダ5を取り付けた状態の前記蓋体2を図2に示す。
【0015】
蓋体2の裏面には、挿入された前記MDカートリッジ3を保持する第1,第2のカートリッジガイド体5R,5Lを蓋体2の内側に左右に分離してねじ止めされている。6R,6Lは本体キャビネット1の側にねじ止めされる左右のリンク台である。
【0016】
第1,第2のカートリッジガイド体5R,5Lはそれぞれ図3〜図9,図10と図11に示すように構成されている。
第1のカートリッジガイド体5Rは、図4に示すように、蓋体2に取り付けられるリンク板7Rと、MDカートリッジ3の右側を保持するとともに前側の上面には板バネ部8Rが取り付けられたカートリッジガイド片9Rとを有している。前記リンク板7Rの奥端とカートリッジガイド片9Rの奥端は互いに本体キャビネット1の奥側でリンク台6Rに単一の軸10Rで連結されている。さらに、カートリッジガイド片9Rには、図5(a)に示すように前記軸10Rよりも前側でリンク板7Rに係合可能な係合片としての係合ピン11が設けられている。リンク板7Rには、図5(b)と図8に示すように前記係合ピン11に対応する位置に前記軸10Rを中心に所定範囲内で揺動自在に連結する係合穴12が形成されている。
【0017】
第2のカートリッジガイド体5Lは、図10と図11(a)(b)に示すように、蓋体2に取り付けられるリンク板7Lと、MDカートリッジ3の左側を保持するとともに前側の上面に板バネ部8Lが取り付けられたカートリッジガイド片9Lとを有している。前記リンク板7Lの奥端とカートリッジガイド片9Lの奥端は互いに本体キャビネット1の奥側でリンク台6Lに単一の軸10Lで連結されている。さらに、カートリッジガイド片9Lには、前記軸10Lよりも前側でリンク板7Lに係合可能な係合片としての折曲部13が設けられている。リンク板7Lには、前記折曲部13に対応する位置に前記軸10Lを中心に所定範囲内で揺動自在に連結する係合穴14が形成されている。
【0018】
第1,第2のカートリッジガイド体5R,5Lのうちの第1のカートリッジガイド体5Rには、蓋体2を閉じるに伴ってMDカートリッジ3をカートリッジホルダ5の奥側へ引き込むために次のようなリンク機構15が組み付けられている。
【0019】
図7の分解斜視図に示すように、第1のリンクAの一端と第2のリンクBの一端とを連結するピン15aは、図8に示すようにリンク板7Rの長孔16に係合し、第1のリンクAの他端に形成された長孔17には、リンク台6Rに植設されたリンク支軸18が係合している。
【0020】
また、第2のリンクBの他端には、スライダ19を形成し、このスライダ19はカートリッジガイド片9Rを乗り越えて内側に折り曲げられており、スライダ19の弾性凸部20はMDカートリッジ3に形成されている係合凹部21に係合できるように構成されている。カートリッジガイド片9Rの内側には、前記スライダ19に形成された長孔22に係合するピン23が植設されている。
【0021】
さらに、前記リンク支軸18の周りには、一端がリンク台6Rに係合し他端が第1のリンクAに係合するツル巻きバネ24が付勢手段として設けられている。
また、図2に示すように、蓋体2の奥端には基端が蓋体2に固定され、先端が前記スライダ19に当接する板バネ25が設けられている。
【0022】
このように構成したため、蓋体2を開放すると、カートリッジガイド片9R,9Lは、図3と図10に示すように板バネ部8R,8Lによって蓋体2の内側から離れる方向に付勢されて、右側のカートリッジガイド片9Rは図8に示すように係合ピン11が係合穴12の奥端に当接する位置にまで軸10Rを中心に回動し、左側のカートリッジガイド片9Lは図10に示すように折曲部13が係合穴14の奥端に当接する位置にまで軸10Lを中心に回動して、カートリッジホルダ5の挿入口が本体キャビネット1と開放した蓋体2との間に現れる。
【0023】
この状態では、板バネ25によってイジェクト方向に付勢されたスライダ19は長孔22の奥端にピン23が当接する位置で停止しており、MDカートリッジ3を挿入すると、図3に示すように蓋体2の前端から5mm程度だけMDカートリッジ3の前端が突出している状態で、挿入されたMDカートリッジ3の係合凹部21にスライダ19の弾性凸部20が係合する。
【0024】
この状態の第1のリンクAは図9の(c)に示すようにツル巻きバネ24の付勢力によって長孔17の前側にリンク支軸18が当接していて第1のリンクAの有効長さが長い状態L1になっている。
【0025】
次に、蓋体2を閉じるように手動操作すると、蓋体2の閉塞方向への回動に伴って有効長さが長い状態の第1のリンクAによって、第2のリンクBを介してスライダ19が第1のリンクAの有効長さが短い状態の場合よりも迅速に前記板バネ25の付勢に抗して引き込まれ、引き込まれる途中のMDカートリッジ3が蓋体2と本体キャビネット1のロックレバー26との間に挟み込まれるような装填不良が発生しない。
【0026】
このMDカートリッジ3の引き込みが完了した閉塞完了の直前位置では、図9の(b)に示すように、スライダ19に形成された長孔22の前端にカートリッジガイド片9Rのピン23が当接しており、さらに蓋体2が閉塞完了位置に向かって回動されると、図9の(b)に示すように第1のリンクAは長孔17の前側にリンク支軸18が当接している状態から、ツル巻きバネ24の付勢力に抗して図9の(a)に示すようにリンク支軸18から長孔17の前側が離間して第1のリンクAの有効長さが長い状態から短くなりながら回動し、本体キャビネット1のロックレバー26が蓋体2に係合して閉塞完了状態に保持される。この状態では、第1のリンクAは有効長さがL1よりも短い状態L2になっている。
【0027】
オープンツマミ27を操作してイジェクトを指示すると、ツル巻きバネ24の付勢力と板バネ25との付勢力によって、蓋体2が上記と逆の動作で開放方向へ回動するとともに、MDカートリッジ3がイジェクトされる。
【0028】
このように、本実施の形態の携帯用MDプレーヤは、
(1) カートリッジホルダにMDカートリッジを入れる。
(2) 蓋体を閉じる。
との、手動による2アクションの操作だけでMDカートリッジ3を装填することができ、操作性を改善できるともに、閉塞完了状態ではMDカートリッジ3の引き込み途中よりも第1のリンクAの有効長さが( L1−L2 )だけ短くなっているので、携帯用MDプレーヤの奥行き方向の大型化を回避できる。
【0029】
なお、上記の実施の形態では第2のリンクBの他端に一体にスライダ19を設けたが、第2のリンクBとは別にスライダ19を設けてもよい。
また、蓋体を閉塞完了の手前位置から閉塞完了位置までは前記スライダの前記引き込み方向への移動を規制して第1のリンクの有効長さが短くなるようにするスライダ規制手段を、スライダ19に形成された長孔22の前端にカートリッジガイド片9Rのピン23が当接してスライダ19の引き込み方向への移動を規制するように構成したが、このスライダ規制手段は第1,第2のリンクA,Bを連結しているピン15aがリンク板7Rの長孔16の奥端に当接してスライダ19の引き込み方向への移動を規制するようにも構成できる。
【0030】
また、上記の第1のリンクAの側にリンク軸18を固定し、リンク台6Rに長孔を設けて構成することもできる。
さらに、上記の各実施の形態では、MDカートリッジについて説明したが、テープカセットのようにテープを記録媒体とするカートリッジにも同様に適用できるものである。
【0031】
【発明の効果】
以上のように本発明の記録再生装置の蓋開閉装置によると、蓋体の開閉動作に伴ってスライダが記録媒体を収納したカートリッジを移動させるように構成するとともに、蓋体の開放状態から閉塞完了の手前位置では第1のリンクの有効長さが長くなるように付勢する付勢手段を設け、蓋体を閉塞完了の手前位置から閉塞完了位置までは前記スライダの前記引き込み方向への移動を規制して前記付勢手段の付勢に抗して第1のリンクの有効長さが短くなるようにするスライダ規制手段を設けたため、蓋体を閉じる際に、カートリッジが蓋体と本体キャビネットとの間に挟み込まれて装填不良が発生せず、正常な装填を行えるとともに、第1のリンクの有効長さが蓋体の開閉位置によって有効長さが自動的に変化するため装置の奥行きが大きくならず、小型化が要求されている携帯用の装置の蓋開閉装置として適している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の記録再生装置の外観斜視図
【図2】同実施の形態の蓋体の裏面の斜視図
【図3】同実施の形態の記録再生装置の右側面図
【図4】図3から本体キャビネットと蓋体を除去した状態の右側面図
【図5】第1のカートリッジガイド体5Rの蓋体閉塞状態の平面図と側面図
【図6】蓋体開放状態の第1のカートリッジガイド体5Rを内側から見た斜視図
【図7】第1のカートリッジガイド体5Rの分解斜視図
【図8】蓋体開放状態の第1のカートリッジガイド体5Rを内側から見てカートリッジガイド片9Rの一部を切り欠いた図
【図9】ローディング完了状態とその直前状態およびローディング開始状態における第1のカートリッジガイド体5Rを内側から見た図
【図10】同実施の形態の記録再生装置の左側面図
【図11】本体キャビネットと蓋体を除去し第2のカートリッジガイド体5Lの蓋体閉塞状態の平面図と側面図
【符号の説明】
1 本体キャビネット
2 蓋体
3 MDカートリッジ(カートリッジ)
4 ターンテーブル
5 カートリッジホルダ
5R,5L 第1,第2のカートリッジガイド体
6R,6L リンク台
7R,7L リンク板
8R,8L 板バネ部
9R,9L カートリッジガイド片
10R,10L 軸
11 係合ピン(係合片)
12 係合穴
13 折曲部(係合片)
14 係合穴
15 リンク機構
15a ピン
16 長孔
17 長孔
18 リンク支軸
19 スライダ
20 弾性凸部
21 係合凹部
22 長孔
23 ピン
24 ツル巻きバネ(付勢手段)
25 板バネ
A 第1のリンク
B 第2のリンク
L1 第1のリンクAの有効長さが長い状態
L2 第1のリンクAの有効長さが短い状態

Claims (5)

  1. 本体キャビネットとこの本体キャビネットの側に基端が開閉自在に枢支された蓋体を有し、蓋体の側にセットされた記録媒体を収納したカートリッジを本体キャビネットに設けた駆動手段で回転駆動しながら本体キャビネットに設けたアクセス手段を介して前記カートリッジにアクセスする記録再生装置において、
    挿入された前記カートリッジを保持し前記蓋体の解放に連動して挿入口が前記本体キャビネットと解放された蓋体の先端側との間に位置するカートリッジホルダと、
    前記カートリッジホルダにスライド自在に取り付けられ挿入された前記カートリッジの係合凹部に係合する弾性凸部を有するスライダと、
    第1のリンクの一端と第2のリンクの一端とを連結してなり第1のリンクの他端を前記本体キャビネットの側面に連結し、第2のリンクの他端を前記スライダに連結されたリンク機構と
    を設け、前記蓋体の開閉動作に伴って前記スライダが前記カートリッジを移動させるように構成するとともに、
    第1のリンクの前記他端と前記本体キャビネットとの連結部を、本体キャビネットに設けたリンク支軸を第1のリンクの前記他端に第1のリンクの長手方向に延びる長孔に係合させて構成し、
    蓋体の開放状態から閉塞完了の手前位置では第1のリンクの有効長さが長くなるように付勢する付勢手段を設け、
    蓋体を閉塞完了の手前位置から閉塞完了位置までは前記スライダの前記引き込み方向への移動を規制して前記付勢手段の付勢に抗して第1のリンクの有効長さが短くなるようにするスライダ規制手段を設けた
    記録再生装置の蓋開閉装置。
  2. 前記付勢手段を、本体キャビネットに設けたリンク支軸の周りに巻回され一端が本体キャビネットに係合し、他端が第1のリンクに係合するツル巻きバネで構成した
    請求項1記載の記録再生装置の蓋開閉装置。
  3. 前記スライダ規制手段を、
    前記カートリッジの引き込み終了位置に応じて前記カートリッジホルダに当接して前記スライダの引き込み方向への移動を規制するピンで構成した
    請求項1記載の記録再生装置の蓋開閉装置。
  4. 前記スライダを第2のリンクの他端に形成した
    請求項1〜請求項3の何れかに記載の記録再生装置の蓋開閉装置。
  5. 前記蓋体の奥端に、基端が蓋体に固定され、先端が前記スライダにこのスライダを前記カートリッジを排出方向へ付勢するように当接する板バネを設けた
    請求項1〜請求項4の何れかに記載の記録再生装置の蓋開閉装置。
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