JP4431837B2 - 高さ設定式木製工作台 - Google Patents

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Description

本発明は、家具などのような大きい木工工作物を、立ち姿で作業を行うのに好適な木製の工作台に関するもので、不使用時には畳んで収納可能にするとともに、その高さ設定作業を可及的容易にするための手段を備えた木製工作台に関する。
一般に、工作台は作業効率を上げるため、上板の上に物品を載せ、立ち姿で作業を行う用途に多用され、作業を行うための板を木製にして工作物や、刃物・工具などを損傷しないようにし、四隅に前記上板を連結する木製の支柱によって構成されている。
工作台は木工作業に使用される場合、鋸引きやカンナ掛けのような人間の作業力がそのまま伝わるため、高い剛性が要求される。そのため工作台を構成する上板の重量が大きくなり、また作業のしやすさから上板の高さを変えようとするときには、上板を支えながら支柱を組み付けたり取り外したりする作業に大きな労力を要する不具合があった。
従来、人や物を載せる上板を平行四辺形のリンク、いわゆるパンタグラフによって昇降させ、不使用時には外形を小さくする技術が知られている(特許文献1参照)。また、上板を昇降させる技術としてねじ式のジャッキが使用されることも公知に属する(特許文献2、特許文献3参照)。
しかしながら、従来の作業台はパンタグラフを用いて上板を昇降させるのみで、上昇位置で固定するようになっていないので、特に、木工作業中には鋸やヤスリ、あるいはカンナなど、作業者の力が作用したとき、それらの道具が動く方向に工作台がガタついたり移動したりして、加工品を傷つけたり、寸法精度が低下したりする不具合があった。
実開平06−42085号公報 特開平11−239986号公報 特開2001−10502号公報
解決しようとする問題点は、工作台の高さ設定の作業を行う際に、作業者が重量の大きい上板を支えながら支柱を固定する作業を一人で行うことが難しい点であり、さらには、支柱によって支えられる上板のガタ付きを実用上完全に止めることが難しい点にある。
本発明は、被工作物を載せるための略長方形の上板と、その上板を支持するため床上に設置される下板との、それぞれの一方の面に4個の縁に沿って配置された長短各2個の角材と、それら角材の互いに対向して配置された2個の外方に、角材の外面と平行に配置した補助材とを取り付け、前記上板と下板とに連結される支柱部材を短冊状の板材とし、その板材の両端部を前記角材と補助材との間に挟着するとともに、前記上板と下板との間に離隔手段を介在させることを最も主要な特徴とする。
本願発明に係る高さ設定式木製工作台は、上板と下板との間に離隔手段を介在させたから、上板と下板とを支柱によって結合する際に、上板を持ち上げる力が、離隔手段によって助力されるから、作業者によって上板を支えた状態で支柱を組み付ける高さ設定作業の負担が軽減する。
また、高さ設定が終了した後にも、支柱部材をボルト締めするのに加えて、離隔手段は上板と下板との間で両者を引き離そうとする力が残存するので、無用にガタついたり移動したりする不具合がない。
以下、本願発明の一実施例を図面によって説明する。図1から図5において、10は高さ設定式木製工作台である。高さ設定式木製工作台10は被工作物(図示してない)を載せるための略長方形の上板12と、その上板12を支持するため支台11を介して床上に設置される下板14、および上板12と下板14とを互に引き離すことのできる離隔手段20をなすパンタグラフ21、21を有する。普通サイズの上板12は長さ2000ミリ、幅850ミリ、厚さ18ミリである。
前記上板12と下板14とは、共に、それぞれの一方の面に4個の縁に沿って配置された長い角材15aと短い角材15bの各2個によって構成される四角形の補強枠15と、その補強枠15をなす短い角材15bの外側に位置して、その短い角材15bの外面と平行に配された補助材16とが接着されている。
そして、上板12と下板14とはパンタグラフ21によって離隔方向へ(垂直方向へ)一旦余分に引き離されるとともに、支柱部材18を時間的余裕をもってはめ込み、ゆっくり降ろして固定して高さ設定作業をすることが可能である。
ばね部材17はコイルばね17aと、伸縮可能なカバー17bとによって構成されており、図2では、上板12と下板14に当接するものを記載したが、一般には、全リフトの3分の1程度のものが使われ、上板12がリフトし始めるときの重さを軽減する役目に用い、このときはコイルばね17を圧縮して中に収納するように使う。パンタグラフ21は下板14を補強する左右の長い角材15aへ回動可能に枢着された一対の外傾斜リンク21aと、上板12を補強する長い角材15aへ回動可能に枢着された一対の内傾斜リンク21bとを共通の枢軸21cによって連結して構成した平行四辺形リンクであって、後述する油圧シリンダ、電動モーター、手回しジャッキなどの倍力装置および手さげの4種法の離隔手段20がある。
前記支柱部材18は前記短い角材15bの端部と補助材16、16との間に差し込まれ、ボルト19によって締着される短冊状の4枚の板材からなっている。18aはボルト19を挿通するべく穿設された長孔である。一般に、支柱部材18は高・中・低の3種を用意して中の空きスペースに収納される。
かくて、上板12と下板14とは、離隔手段20たるパンタグラフ21によって、平行関係を保ったまま上下方向に昇降させ、支柱部材18によって所定位置に固定可能に構成されている。
次に、高さ設定式木製工作台10の高さ設定方法を図6によって説明する。同図(a)は、工作台10の格納状態を示す。この状態では上板12と下板14とが、補強枠15、15の部分で当接しており、内側の空間の中にパンタグラフ21が折り畳まれた状態で、また、支柱部材18は取り外され、横にして内部に収められている。ばね部材17を用いることは必須ではないので、求めに応じて木製箱筒にして、成るべくは機械金属を見せないデザインが好まれている。
工作台10の高さ設定に際し、油圧シリンダは足踏み式レバー、電動モーターはボタンスイッチ、手回しジャッキはハンドルを回すことで昇降させ、高さ設定位置よりも高い位置まで持ち上げられる。
次に、同図(c)で示すように、支柱部材18の下端部を下板14の前記短い角材15bと補助材16との間に差し込み、ボルト19によってそれらの間に締着する。上板12はパンタグラフ21によって支えられているので、作業者は上板12を支える必要がなく、支柱部材18を下板14に固定する締着作業の間、両手が使用できるので効率よく作業を行うことができる。
次いで同図(d)で示すように、上板12を所定の位置まで下げて、支柱部材18の上端部を上板12の短い角材15bと補助材16との間に差し込み、同様に、ボルト19によってそれらの間に締着する。かくて、上板12と下板14とは4本の支柱部材18、18によって不動に固定され、かつ、パンタグラフ21とばね部材17の弾力によって上板12が一層強固に支持されガタつきが防止される。
なお、上記実施例における離隔手段20を、前述の倍力装置を用いたもの、特に油圧シリンダを備え、足踏みレバー式のものでは、被工作物を150Kg程度まで上板12の上に乗せたまま昇降させられる。また、一人操作・一人作業で作業の容易化をはかることができる。
図7で示すように、パンタグラフ21を構成する外傾斜リンク21aと、内傾斜リンク21bとの間に、電動機によって伸縮する電動ジャッキ24aのねじ軸24bの両端をボルト25、25によって回動可能に取り付け、その伸縮によって両リンク21a、21bの傾斜角を変化させて上板12を昇降させる構造はボタン操作で作業が可能で無線遠隔操作も考慮している。
また、図8で示す他の実施例は、前記電動ジャッキに代えて、手動ジャッキ24cにしたもので、両リンク21a、21b、あるいは共通の枢軸21cへ回動可能に取り付けたナット26を、ねじ軸24bおよび操作ハンドル24dによって押し引き操作することにより、両リンク21a、21bの傾斜角を変化させて上板12を昇降させる。いわゆる手加減ができる特徴があり、各部材に無理な力をかけ過ぎて破壊するようなことは避けられる。
これらパンタグラフ21をジャッキによって操作する構成の離隔手段20によれば、電動、あるいは手動操作によってパンタグラフ21の連結された上板12を昇降させることができ、かつ、必要な位置で停止させることができるから、上板12を離隔方向へ付勢する操作を軽快に行うことができる。
また、上板12は支柱部材18と、パンタグラフ21とによって強固に支承されるので、上板12の上面に面方向の力が作用してもガタつくことがない。なお、これらジャッキを用いる構成においても、前記ばね部材17を併用することにより、上板12のガタ付を抑制する作用が助長される。
本願発明の実施方法を示す工作台の一部を破断して示す平面図である。 図1中のII−II断面図である。 図1の側面図である。 工作台の高さ設定前の状態を示す正面図である。 図4の側面図である。 工作台の高さ設定工程を示す工程図である。 変形例を示す図2相当の断面図である。 他の変形例を示す図2相当の断面図である。
符号の説明
10 高さ設定式木製工作台
11 支台
12 上板
14 下板
15 補強枠
15a 長い角材
15b 短い角材
15c 補強枠
16 補助材
17 ばね部材
18 支柱部材
18a 長孔
19 ボルト
20 離隔手段(ばね部材、パンタグラフ)
21 パンタグラフ
21a 外傾斜リンク
21b 内傾斜リンク
21c 共通の枢軸
21d コロ
24 ねじ機構
24a 電動ジャッキ
24b ねじ軸
24c 手動ジャッキ
24d 手動ハンドル
25 ボルト
26 ナット

Claims (2)

  1. 被工作物を載せるための略長方形の上板と、その上板を支持するため床上に設置される下板との、それぞれの一方の面に4個の縁に沿って配置された長短各2個の角材と、それら角材の互いに対向して配置された2個の外方に、角材の外面と平行に配置した補助材とを取り付け、前記上板と下板とに連結される支柱部材を短冊状の板材とし、その板材の両端部を前記角材と補助材との間に挟着するとともに、前記上板と下板との間に離隔手段を介在させてなる高さ設定式木製工作台。
  2. 請求項1において、離隔手段は上板を支柱によって支持されるより高い位置まで押上げ可能に設定されている高さ設定式木製工作台。
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