JP4430042B2 - クライオポンプおよび半導体製造装置 - Google Patents

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Description

本発明は、クライオポンプおよびこれを備える半導体製造装置に関する。
半導体産業や、液晶表示装置やプラズマ表示装置等のフラットパネル産業では、真空槽内で真空あるいはアルゴンガスや窒素ガス等の雰囲気下で薄膜形成や熱処理、ドライエッチング等の工程が行われている。これらの工程では不純物の混入を回避するためクリーンな真空ポンプが求められている。クライオポンプは、回転動作等の動きを伴う機構を用いず、静的にガス分子を凝縮あるいは吸着して真空槽内のガス分子を減少させるので、真空層内を汚染することなく高真空が得られるという特長を有する。
図1に示すように、クライオポンプ100は、真空容器101中に、極低温冷凍機102と、シールド部103と、真空槽110と接続された吸入口101aに設けられたバッフル104と、クライオパネル108等から構成される。シールド部103とバッフル104は、極低温冷凍機102の第1冷却ステージ105により80K程度に冷却され、クライオポンプ100の内部を室温の輻射熱から遮断する。また、バッフル104は真空槽110のH2Oを凝縮して排気する。
さらに、クライオパネル108は第2冷却ステージ106に取付けられており、20K以下の極低温に冷却されている。クライオパネル108では、バッフル104を通過した窒素ガス、酸素ガス、アルゴンガス等が凝縮される。これらのガスはクライオパネル108の表面で凝縮して、図2に示すようにフロスト(霜や氷)112を形成する。クライオポンプ100の排気運転を継続するにつれて、フロスト112は次第に成長してバッフル104に近接する。
特開昭63−29069号公報
ところで、クライオポンプ100は、シールド部103の内部では、クライオパネル108によりガスの凝縮が行われるため、バッフル104の直下では圧力が高く、クライオパネル108に近づくにつれて圧力が低くなる。
また、クライオパネル108の頂上部108aは第2冷却ステージ106にボルト109等によって固定されている。図2に示すように、ボルト109の頭部は、クライオパネル108の金属板よりもバッフル104側に突出している。そのため、ボルト109の頭部表面109aが接触するガスの圧力は、クライオパネル108の頂上部108aが接触するガスの圧力よりも高い。そのため、頭部表面109aの方が頂上部108aよりもフロスト112の成長が速い。その結果、フロスト112は、頭部表面109a上の厚さAが、頂上部108a上の厚さBよりも著しく大きくなる。このようになると、フロスト112の表面温度が不均一になり、排気容量が低下してしまうという問題が生じる。さらには、フロスト112がバッフル104に接触したり、フロスト112の表面温度が過度に不均一になると、それ以上排気できないという問題が生じる。
そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなされたもので、本発明の目的は、大型化することなく排気容量を増加可能なクライオポンプおよびこれを備える半導体製造装置を提供することである。
本発明の一観点によれば、真空容器と、前記真空容器の内部空間に、第1冷却ステージおよび第2冷却ステージを有する2段式冷凍機と、一端面側に排気対象の真空槽に開口された吸気口を有し、他端面側が第1冷却ステージに熱接触したシールド部と、該吸気口側にシールド部と熱接触したバッフルと、該シールド部およびバッフルに囲まれた空間に、第2冷却ステージに熱接触したクライオパネルと、該クライオパネルを第2冷却ステージに固定する固定部材とを備え、前記クライオパネルは、前記第2冷却ステージに接すると共に前記固定部材により固定された頂上部を有し、前記頂上部が前記固定部材の頭部の全部を収容可能な厚さを有し、前記頂上部の表面がバッフル面と略平行な平坦面であり、前記固定部材の前記頭部の前記バッフル面側の表面は、前記平坦面と同程度の高さであることを特徴とするクライオポンプが提供される。
本発明によれば、クライオポンプは、バッフルに最も近接するクライオパネルの頂上面が、バッフル面と略平行な平坦面を形成している。頂上部は極低温冷凍機の第2冷却ステージに固定部材、例えばねじやボルトにより固定されており、その固定部材が頂上面から突出しないように設けられている。したがって、バッフルから流入したガスが頂上面に凝縮するフロスト(霜や氷)は頂上面に均一な厚さで堆積する。その結果、フロストの表面温度が均一になり、フロストのバッフルへの接触を抑制できる。さらにはフロストが固定部材上に異常堆積してバッフルに接触する問題を回避できる。その結果、大型化することなく排気容量を増加可能なクライオポンプを提供できる。
なお、上記バッフル面は、例えばバッフルを構成する複数の部材の下端部に接触する仮想面とする。バッフル面は必ずしもバッフルの下端部とする必要はなく、バッフルの上端部(吸気口側の端部)でもよい。また、バッフル面の代わりに真空容器が真空槽に開口する開口面を基準としてもよい。
また、排気容量は、クライオポンプが排気可能な量、すなわち、クライオポンプがため込み可能なガスの量であり、より具体的には、ガス導入停止後所定時間内に所定の真空度に到達しなくなった場合、再生処理後からそれまでに導入したガス量が排気容量である。なお、再生処理は、クライオポンプの運転を停止し、クライオポンプを窒素ガスでパージするとともに室温まで上昇させて、ため込んだガスを外部に放出する処理である。
本発明の他の観点によれば、真空槽と、前記真空槽の内部に基板に成膜あるいは処理を行なう手段と、前記真空槽内を排気する上記のクライオポンプとを備える半導体製造装置が提供される。
本発明によれば、クライオポンプは、大型化することなく排気容量を増加可能であるので、半導体製造装置の全体の大きさを維持しつつ、クライオポンプを再生後、次に再生するまでの運転時間を延長できる。したがって、半導体製造装置は稼働率を向上でき、ひいては、この半導体製造装置により製造された半導体装置の製造コストを低減できる。
本発明によれば、大型化することなく排気容量を増加可能なクライオポンプおよびこれを備える半導体製造装置を提供できる。
以下図面を参照しつつ実施の形態を説明する。
(第1の実施の形態)
図3は、本発明の第1の実施の形態に係るクライオポンプの概略構成図である。
図3を参照するに、第1の実施の形態に係るクライオポンプ10は、概略、排気対象の真空槽30に吸気口12aを介して接続されたクライオポンプ本体部11を有する。クライオポンプ本体部11は、真空容器12と、その内部に、シールド部14、2段式の極低温冷凍機20、バッフル15、およびクライオパネル16等が配置された構成を有する。なお、図示を省略しているが、真空容器12には、シールド部14や、バッフル15、クライオパネル16の温度を測定するための温度計、真空容器12の内圧が過度に上昇したときにガスを真空容器12外に逃がすための安全弁等が設けられる。
真空容器12は、ステンレス等の金属材料からなる。真空容器12の一端が開放端となっており、この開放端が真空槽30に対する吸気口12aになっている。また、真空容器12の他端も開放端12bとなっており、この開放端12bは動力室21のフランジに固着されている。
極低温冷凍機20はギフォード・マクマーン(GM)式の2段式冷凍機である。極低温冷凍機20は、第1段冷却部22、第2段冷却部23、および圧縮された作動流体を生成する圧縮器28から構成される。第1段冷却部22および第2段冷却部23には、圧縮器28から供給管29aおよび回収管29bを介して供給される作動流体を断熱膨張させて冷却する膨張器や蓄冷器(いずれも不図示)がそれぞれ設けられている。第1段冷却部22にはその先端に80K以下に冷却可能な第1冷却ステージ24が設けられている。第2段冷却部23にはその先端に20K以下、例えば10K〜20Kに冷却可能な第2冷却ステージ25が設けられている。さらに、極低温冷凍機20は、作動流体を給排気するディスプレーサ(不図示)を動作させる動力室21が設けられている。なお、極低温冷凍機20は、GM式の2段式冷凍機の代わりにモディファイドソルベー(M−Solvay)式の2段式冷凍機を用いてもよい。なお、第1冷却ステージ24や第2冷却ステージ25は、ステンレス等の金属材から形成されている。
シールド部14は、極低温冷凍機20の第2段冷却部23と略同軸に配置された円筒状部材14aと、円筒状部材14aの第1冷却ステージ24側の端部を径方向内向きに屈曲されてなるフランジ14bからなる。フランジ14bの内周縁が第1冷却ステージ24に固定される。これにより、フランジ14bは、第1冷却ステージ24に熱接触し、フランジ14bおよび円筒状部14aが冷却され、第1冷却ステージ24と同等の温度に保持される。
バッフル15は、シールド部14の吸気口12a側に配置される。バッフル15は、上端および下端が開口され、内部が中空の台錐形状部材からなり、内径を異ならせた複数の台錐形状部材が組み合わされて構成される。それぞれの台錐形状部材は、第2段冷却部23の中心軸と同軸状に配置される。バッフル15の側面は、シールド部14の円筒状部材14aの側面に対して所定の角度、例えば35度程度で傾斜している。
また、バッフル15は、図示されない梁材等によりシールド部14と熱接触するように組み合わされる。シールド部14は第1冷却ステージ24と熱接触しているので、バッフル15には第1冷却ステージ24の寒冷が伝えられ、80K程度まで冷却される。バッフル15は、クライオポンプ本体部11の内部へ流れるガスの方向を調整すると共に、ガスを冷却する。バッフル15は主にガスに含まれる水蒸気を凝縮し、クライオパネル16への熱輻射を低減する働きをする。なお、バッフル15は図3に示された形態に限定されない。
シールド部14およびバッフル15は、熱伝導が良好な金属材料、例えば銅やアルミニウム等の熱伝導性の良好な金属材料からなる。さらに、シールド部14およびバッフル15の表面に耐蝕性を向上させるためにNiめっき膜(不図示)が形成されること好ましい。
クライオパネル16は、その頂上部16aが第2冷却ステージ25上に固定され、その頂上部16a自体、および頂上部16aから下方に延びる円筒状部16bに、笠状に形成された金属板が複数、互いに離隔して配設された構成からなる。クライオパネル16は、銅やアルミニウム等の熱伝導性の良好な金属材料からなる。クライオパネル16は、頂上部16aが第2冷却ステージ25と熱接触しているので、第2冷却ステージ25と略同等の温度、例えば10Kから20Kに保たれる。なお、クライオパネル16は、その表面に耐蝕性を向上させるためにNiめっき膜(不図示)が形成されていてもよい。
クライオパネル16の裏面には、吸着パネル18が形成されている。吸着パネル18は、熱伝導性の良好なエポキシ樹脂によって活性炭等の吸着剤を固着してなり、クライオパネル16で凝縮されないような水素、ネオン、ヘリウム等を吸着する働きを有する。なお、吸着パネル18が形成する箇所は図3に示すクライオパネル16の裏面に限定されない。
図4は、クライオパネルを拡大して示す斜視図であり、図5は、図3に示すクライオパネルの頂上部付近を拡大して示す断面図である。
図4および図5を参照するに、クライオパネル16はその頂上部16aが第2冷却ステージ25にねじ止めされている。ねじ止めにより、クライオパネル16を強固に第2冷却ステージ25に強固に固定可能となり、クライオポンプ10の稼働時にクライオパネルと第2冷却ステージ25との接触が不安定になる等の障害を回避できる。クライオパネル16の固定方法として溶接法も考えられるが、溶接法に比べねじ止めの方が、溶接容易性を考慮した第2冷却ステージ25やクライオパネルの材料よりも材料選択の幅が広がるという点や、クライオパネルの交換が容易である点等の利点がある。なお、ねじ止めにはボルトおよびナット固定方法も含まれる。
この例では、第2冷却ステージ25にめねじが形成されており、頂上部16aにはおねじ19が挿入されると共におねじ19の頭部が頂上部16aを押さえ可能な形状の貫通孔が形成されている。さらに頂上部16aは、おねじ19を完全に収容可能な程度の厚さ、つまり、おねじ19の頭部が頂上面16a−1から突出しない程度の厚さを有している。すなわち、おねじ19の頭部の表面19aは頂上面16a−1と同程度かそれよりも低く設定される。
すなわち、第1例のクライオポンプ10では、クライオパネル16のうち頂上面16a−1が最もバッフル15に近接した構成を有し、頂上面16a−1はバッフル面BSと略平行に、すなわち、バッフル面BSから距離L2の等距離の平坦面を形成している。クライオパネル16は、頂上面16a−1がバッフル面BSに最も近接している。
なお、バッフル面BSは、図5に示すように、バッフル15を構成する複数の台錐形状部材の下端部15aに接する仮想面である。但し、下端部15aが上下に配置され、同一平面を形成し得ない場合は、頂上部16a側に最も近接する下端部が接触する仮想面をバッフル面BSとしてもよく、さらに、頂上面との距離の基準としては、真空容器の開口面12aをバッフル面の代わりに用いてもよい。
図6は、図5に示すクライオパネルの頂上部にフロストが堆積した様子を示す図であり、第1例のクライオポンプの効果を説明するための図である。図6を先の図3と共に参照するに、クライオポンプ10は、極低温冷凍機20が稼動すると真空槽30から真空容器12内にガスが流入する。ガスに含まれる水蒸気はバッフル15で凝縮する。水蒸気が除かれたガスのうち、ヘリウム、ネオン、水素は、吸着パネル18に吸着する。また、窒素、酸素、アルゴン等はクライオパネル16によって凝縮して表面にフロスト31を形成する。
クライオパネル16は、頂上面16a−1が平坦で最もバッフル15に近接しているので、フロスト31は頂上面16a−1上が最も厚く、かつ均一に形成される。したがって、第1例のクライオポンプ10は、図2に示した従来のクライオポンプのように、フロスト31がボルトの頭部上に選択的に堆積してバッフルの下端部に接触するような問題を抑制できる。よって、第1例のクライオポンプ10は、大型化することなく排気容量を増加できる。
第1例のクライオポンプ10は、バッフル15に最も近接するクライオパネル16の頂上面16a−1が、バッフル面BSと略平行の平坦面を形成している。頂上部16aは極低温冷凍機20の第2冷却ステージ25におねじ19により固定されており、そのおねじ19の頭部が頂上面16a−1から突出しないように設けられている。したがって、バッフル15から流入したガスは頂上面16a−1で一様に凝縮し、フロスト31が頂上面16a−1に均一な厚さで堆積する。その結果、フロスト31の表面温度が均一になり、フロスト31のバッフル15への接触を抑制できる。さらにフロスト31の一部が異常堆積してバッフル15に接触する問題を回避できる。その結果、第1例のクライオポンプ10は、大型化することなく排気容量を増加できる。
なお、上記の頂上部16aの第2冷却ステージ25への固定方法は、頂上部16a側にめねじを形成し、第2冷却ステージ25の下側からおねじ19を挿入して固定し、おねじ19の先端が頂上面16a−1から突出しないようにしてもよい。
(第2例のクライオポンプ)
第2例のクライオポンプは、図3等に示した第1例のクライオポンプの変形例であり、クライオパネルの形状が異なる以外は、第1例のクライオポンプと同様の構成を有する。
図7は、第1の実施の形態に係る第2例のクライオポンプを概略構成図である。図中、先に説明した部分に対応する部分には同一の参照符号を付し、説明を省略する。
図7を参照するに、第2例のクライオポンプ40は、バッフル15側に最も近接したクライオパネル41がその頂上部41aから径方向外向きに平坦面41cを形成しつつ延在し、さらに外周側で下向きに屈曲された形状を有する。クライオポンプ40は、クライオパネル41のこの部分の形状が異なる以外は、図3等に示す第1例のクライオポンプ10と同様の構成を有する。
クライオパネル41の頂上部41aは、図4および図5に示す頂上部16aと同様の構成を有している。すなわち、頂上部41aは、おねじ19の頭部を完全に収容可能、つまり、おねじ19の頭部が頂上面41a−1から突出しない程度の厚さを有している。
さらに、クライオパネル41は、頂上部41aの表面(頂上面41a−1)から連続して平坦面が径方向外向きに延在し、頂上面41a−1および平坦面41cはバッフル面BSと略平行に、すなわち、バッフル面BSから等距離に形成されている。したがって、クライオパネル41は、頂上面41a−1に加え平坦面41cがバッフル面BSにもっとも近接した面を形成しているので、第1例のクライオポンプよりもバッフル面BSにもっとも近接した面の面積が大きい。したがって、クライオポンプ40の排気容量が第1例のクライオポンプよりも増加可能である。
また、平坦面41cを形成する金属板は、平坦面41cの外周側で屈曲部により下向きに屈曲された形状を有する。これは、クライオパネル41の外周端を頂上面41a−1と同一平面で形成すると外周端にフロスト31が堆積し易くなりフロスト31の厚さが他よりも厚くなり、表面温度の不均一性やバッフル15やシールド部14への接触、ひいては排気不能という問題が生じる。そこで、屈曲部を設けて金属板を下向きにすることでかかる問題を回避できる。なお、クライオポンプ40の動作は第1例と同様であるので、その説明を省略する。
第2例のクライオポンプ40は、バッフル15に最も近接するクライオパネル41の頂上面41a−1およびそれに連続する平坦面41cが、バッフル面BAと略平行に形成されている。したがって、フロスト31は頂上面41a−1および平坦面41cに均一な厚さで堆積する。その結果、第1例のクライオポンプと同様の作用により、第2例のクライオポンプ40は、大型化することなく排気容量を増加できる。さらに、第2例のクライオポンプ40は、第1例のクライオポンプよりもバッフル面BSにもっとも近接した面41a−1および41cの面積が大きいので、第1例のクライオポンプよりも排気容量を増加できる。
なお、図示は省略するが、クライオパネル41は、上述したように、頂上面41a−1と平坦面41cとが同一面を形成している方が好ましいが、頂上面41a−1と平坦面41cと間に段差が形成され、頂上面41a−1あるいは平坦面41cのいずれか一方がバッフル面BSにより近接するように形成されていてもよい。この場合、頂上面41a−1と平坦面41とで面積のより大きい方がバッフル面BSに近接する方が好ましい。
第1の比較例のクライオポンプ)
第1の比較例のクライオポンプは、図7に示した第2例のクライオポンプクライオパネルの形状およびクライオパネルの第2冷却ステージへの固定方法が異なる構成を有する。
図8は、第1の比較例のクライオポンプ概略構成図、図9は、図8に示すクライオパネルの頂上部付近を拡大して示す断面図である。
図8および図9を参照するに、第1の比較例のクライオポンプ50は、第2冷却ステージ25に固定される中央部分(頂上部51a)が凹形状となっており、その外周側が頂上面51cを形成して径方向外向きに延在し、さらに外周側で下向きに屈曲された形状を有する。頂上部51aは、その厚さがそれ以外のクライオパネル51の部分の厚さと略同等となっている。
頂上面51cは、バッフル面BSと略平行に、すなわち、バッフル面BSから距離L2の等距離の平坦面を形成している。クライオパネル51は、頂上面51cがバッフル面BSに最も近接している。
頂上部51aは、第2冷却ステージ25にボルト52およびナット53により固定されており、ボルト52の頭部は頂上面51cよりも低くなっている。
頂上部51aの厚さは、クライオパネル51の他の部分と略同様であり、図3および図7に示すクライオパネル16,41の頂上部16a,41aよりも薄くなっている。
また、頂上面51cを形成する金属板は、頂上面51cの外周側で屈曲部により下向きに屈曲された形状を有する。
図10は、図9に示すクライオパネルの頂上部にフロストが堆積した様子を示す図である。
図10を参照するに、極低温冷凍機20が稼動によって、クライオパネル51の表面には、窒素、酸素、アルゴン等が凝縮してフロスト31が形成される。頂上面51cがバッフル面BSに最も近接して設けられているので、フロスト31は、頂上面51c上にもっとも厚く堆積する。
第1の比較例のクライオポンプ50は、バッフル15に最も近接するクライオパネル51の頂上面51cが、バッフル面BSと略平行な平坦面を形成している。頂上部51aは極低温冷凍機20の第2冷却ステージ25にボルト52により固定されており、そのボルト52の頭部が頂上面51cからバッフル15側に突出しないように設けられている。
[実施例]
第1の実施の形態に係る実施例は、先の図8に示す構造を有し、8インチのサイズのクライオポンプを用いて、アルゴンガスおよび窒素ガスについて排気容量を測定した。なお、比較のため、図8に示すクライオパネル51の最もバッフルに近い金属板の形状を図1の構成にしたクライオポンプについても、同様にして排気容量を測定した。排気容量は、測定対象のガスを流量100sccmにて真空槽(容積10L)中に供給し、供給量25SL毎に30秒間供給を停止し、その停止時の真空槽内の圧力が1.33×10-5Pa以下を満たすことができるガスの総供給量を排気容量とした。
図11は、実施例および第2の比較例のクライオポンプの特性図である。
図11を参照するに、アルゴンガスについては、実施例は第2の比較例よりも1.25倍の排気容量を有することが分かる。また、窒素ガスについては、実施例は第2の比較例よりも1.50倍の排気容量を有することが分かる。このことから、クライオポンプを大型化せずに排気容量を増加させることができる。
(第2の実施の形態)
本発明の第2の実施の形態に係る半導体製造装置は、第1の実施の形態に係る第1例のクライオポンプを備える。ここでは、半導体製造装置としてスパッタ装置を例に説明する。
図12は、本発明の第2の実施の形態に係る半導体製造装置の概略構成図である。図中、先に説明した部分に対応する部分には同一の参照符号を付し、説明を省略する。
図12を参照するに、半導体製造装置60は、スパッタ装置本体部61と、スパッタ装置本体部61の真空槽62内部を排気するクライオポンプ10等からなる。スパッタ装置本体部61は、ウェハ64を載置すると共に加熱する載置台63と、載置台63と対向して配置された成膜材料のターゲットを有するマグネトロン電極65と、マグネトロン電極65に電力を供給する電源66と、大気圧からクライオポンプ10が動作する所定の真空度まで真空槽62内部を排気する粗引きポンプ69および粗引きバルブ68等から構成される。
クライオポンプ10は、図3に示す第1の実施の形態に係る第1例のクライオポンプ10と同様の構成からなる。なお、クライオポンプ10は、図7に示す第2例のクライオポンプ40でもよい。
なお、真空層62内にアルゴンガス等の不活性ガスや窒素ガスを供給するガス供給機構や、真空計、半導体製造装置60全体を制御する制御装置等の図示を省略している。
半導体製造装置60は、粗引きポンプ69およびクライオポンプ10により所定の高真空に真空槽62内部を排気する。次いで、例えばアルゴンガスを導入してクライオポンプ10を稼働しつつ、マグネトロン電極65に電力を投入して放電させ、ターゲットをアルゴンガスのイオンによりスパッタしてターゲット材料の原子や粒子をウェハ表面に堆積させる。
第2の実施の形態によれば、クライオポンプ10は、大型化することなく排気容量を増加可能であるので、半導体製造装置60の全体の大きさを維持しつつ、クライオポンプ10を再生後、次に再生するまでの運転時間を延長できる。したがって、半導体製造装置60は稼働率を向上でき、ひいては、半導体製造装置60により製造された半導体装置の製造コストを低減できる。
なお、半導体製造装置60は、第2の実施の形態ではスパッタ装置を例に説明したが、それに限定されず、例えば、不純物注入装置、熱処理装置、化学的気相成長装置、エッチング装置でもよく、さらには、複数の半導体製造装置間を真空下、基板を搬送するロードロック室でもよい。
以上、本発明の好ましい実施の形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
例えば、図3、図7および図12にそれぞれ示す第1の実施の形態に係る第1例、第2例および第2の実施の形態を構成するクライオパネル16,41において、頂上部16a,41aに連続して斜め方向や横方向に延在する金属板以外のクライオパネルの部分の形状は特に限定されない。例えば、円筒状部16bに固着された笠状に形成された金属板の形態は特に限定されず、例えば、平板状でもよく、円筒状部16bに複数のフィンを設けてもよい。
また、第1および第2の実施の形態では、縦型のクライオポンプを例に説明したが、横型のクライオポンプにも適用できることはいうまでもない。横型のクライオポンプは、極低温冷凍機の長手方向と排気対象のガスが真空槽から流入する方向とが略直交するが、バッフルとクライオパネルとの位置関係は、図3等に示す縦型のクライオポンプと同様であり、本発明を適用できる。
また、本発明のクライオポンプは、半導体製造装置に限らず、ハードディスクや蒸着型の磁気テープ等の磁気記録媒体やフラットディスプレイ等の真空中で処理を行う製造装置に適用できることはいうまでもない。
従来のクライオポンプの概略構成を示す図である。 従来のクライオポンプの問題点を説明するための図である。 本発明の第1の実施の形態に係る第1例のクライオポンプ概略構成図である。 第1例のクライオポンプを構成するクライオパネルを拡大して示す斜視図である。 図3に示すクライオパネルの頂上部付近を拡大して示す断面図である。 図5に示すクライオパネルの頂上部にフロストが堆積した様子を示す図である。 第1の実施の形態に係る第2例のクライオポンプ概略構成図である。 第1の比較例のクライオポンプ概略構成図である。 図8に示すクライオパネルの頂上部付近を拡大して示す断面図である。 図9に示すクライオパネルの頂上部にフロストが堆積した様子を示す図である。 実施例および第2の比較例のクライオポンプの特性図である。 本発明の第2の実施の形態に係る半導体製造装置の概略構成図である。
符号の説明
10,40,50 クライオポンプ
11 クライオポンプ本体部
12 真空容器
12a 吸気口
14 シールド部
14a 円筒状部材
14b フランジ
15 バッフル
16,41,51 クライオパネル
16a,41a,51a 頂上部
16a−1,41a−1,51c 頂上面
18 吸着パネル
19 おねじ
20 極低温冷凍機
21 動力室
22 第1段冷却部
23 第2段冷却部
24 第1冷却ステージ
25 第2冷却ステージ
28 圧縮器
29a 供給管
29b 回収管
30,62 真空槽
31 フロスト
41c 平坦面
52 ボルト
53 ナット
60 半導体製造装置
61 スパッタ装置本体部
63 載置台
64 ウェハ
65 マグネトロンスパッタ電極(兼ターゲット)
66 電源
68 粗引きバルブ
69 粗引きポンプ
BA バッフル面

Claims (6)

  1. 真空容器と、
    前記真空容器の内部空間に、第1冷却ステージおよび第2冷却ステージを有する2段式冷凍機と、一端面側に排気対象の真空槽に開口された吸気口を有し、他端面側が第1冷却ステージに熱接触したシールド部と、該吸気口側にシールド部と熱接触したバッフルと、該シールド部およびバッフルに囲まれた空間に、第2冷却ステージに熱接触したクライオパネルと、該クライオパネルを第2冷却ステージに固定する固定部材とを備え、
    前記クライオパネルは、前記第2冷却ステージに接すると共に前記固定部材により固定された頂上部を有し、
    前記頂上部が前記固定部材の頭部の全部を収容可能な厚さを有し、前記頂上部の表面がバッフル面と略平行な平坦面であり、
    前記固定部材の前記頭部の前記バッフル面側の表面は、前記平坦面と同程度の高さであることを特徴とするクライオポンプ。
  2. 前記固定部材は、前記平坦面よりもバッフル面側に突出しないように設けられてなることを特徴とする請求項1記載のクライオポンプ。
  3. 前記クライオパネルは、前記頂上部の外側に、バッフル面と略平行な他の平坦面がさらに延在することを特徴とする請求項1又は2記載のクライオポンプ。
  4. 前記頂上部の表面と、他の平坦面が同一面を形成することを特徴とする請求項記載のクライオポンプ 。
  5. 前記他の平坦面の周縁部がバッフル面から離れる方向に屈曲されてなることを特徴とする請求項3又は4記載のクライオポンプ。
  6. 真空槽と、
    前記真空槽の内部に基板に成膜あるいは処理を行なう手段と、
    前記真空槽内を排気する請求項1乃至5のうち、いずれか一項記載のクライオポンプとを備える半導体製造装置。
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