JP4429869B2 - 扉付収納棚 - Google Patents

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Description

本発明は、浴室の壁面に設置される扉付収納棚に関するものである。
従来、特許文献1に開示されているように、複数段の棚を浴室隅部の壁面材間に介設し、断面略L字状の遮閉用扉をヒンジで壁面材に設け、遮閉用扉で収納棚を隠蔽できるように構成した扉付収納棚が存在する。
実公平1−8226号公報
従来の特許文献1に開示されているような扉付収納棚では、遮閉用扉をヒンジで壁面材に取り付けているため、ヒンジが必要となり、部品点数が増大してしまうという問題点があった。
本発明は上記従来の問題点に鑑み案出したものであって、ヒンジが不要となり、部品点数を減少させて簡単な構造で構成できる扉付収納棚を提供するものであり、その請求項1は、棚板と、該棚板を壁面に固定するための取付部材と、回転軸部を介し前記棚板の正面を開閉可能な扉を備え、前記取付部材には、裏側に凹部と、表側に前記棚板を嵌め込み固定可能な嵌込部を設け、前記凹部に裏側から前記扉の回転軸部を嵌め込んで、該取付部材を前記壁面に取り付けることにより、前記扉の回転軸部が取付部材と壁面間に遊嵌されるように構成したことである。
また請求項2は、前記取付部材は、前記嵌込部に固定用のビスを通すビス孔が貫通形成されてなり、前記嵌込部に前記棚板を取り付けた状態で、ビスが隠れるように構成されていることである。
また請求項3は、前記棚板の側面に突起又は凹みが形成されているとともに、前記扉の側面には、前記突起又は凹みに嵌合し得る凹み又は突起が形成されていることである。
また請求項4は、前記棚板、前記取付部材および前記扉が、それぞれ上下対称形状に形成されていることである。
本発明の扉付収納棚は、棚板と、棚板を壁面に固定するための取付部材と、回転軸部を介し棚板の正面を開閉可能な扉を備え、取付部材には、裏側に凹部と、表側に棚板を嵌め込み固定可能な嵌込部を設け、凹部に裏側から扉の回転軸部を嵌め込んで、取付部材を壁面に取り付けることにより、扉の回転軸部が取付部材と壁面間に遊嵌されるように構成したことにより、扉の回転軸部を取付部材と壁面間に遊嵌させて取り付け、更に取付部材に棚板を嵌め込んで取り付けることができ、簡単な構造で扉の回転機構を形成して、ヒンジを用いることなく、部品点数を増やさずに扉付収納棚を構成することができるものとなる。
また、取付部材は、嵌込部に固定用のビスを通すビス孔が貫通形成されてなり、嵌込部に棚板を取り付けた状態で、ビスが隠れるように構成されていることにより、ビスは取付部材に棚板を取り付けた際には棚板で隠されるため、すっきりとした設置状態を得ることができるものとなる。
また、棚板の側面に突起又は凹みが形成されているとともに、扉の側面には、棚板の突起又は凹みに嵌合し得る凹み又は突起が形成されていることにより、突起と凹みの嵌合により、別部材を用いることなく扉を閉じた状態に固定することができるものとなる。
また、棚板、取付部材および扉が、それぞれ上下対称形状に形成されていることにより、上下反転して使用し、浴室内の反対側の壁面にも良好に設置することができるものとなる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、浴室の構成図であり、浴室1内には浴槽2が設置されており、洗い場3側の壁面4にはカウンター5が横設され、その上方に鏡6が設置されて、鏡6の図示右側に複数段の棚板10を有する扉付収納棚7が設けられている。
また、鏡6の下方には、水栓8が設置されており、水栓8にはハンドシャワー9が連結されている。
前記扉付収納棚7は、図2の分解斜視図で示すような部材で構成されている。
即ち、扉付収納棚7は、棚板10と、3個の取付部材11,11,11と、1個の扉15で構成されている。
棚板10は、図3の分解図で、また図4の取り付けた状態の斜視図で示すような構造となっている。
即ち、棚板10は、物を上面に置くことのできる水平板部10aの背面に、垂直に立ち上げて嵌入板部10bが一体化されており、水平板部10aの前面側には、物の落下を防ぐ落下防止板部10cが立設されており、落下防止板部10cの図示左側には、水平板部10aの側面側に回り込んで側面部10dが立設されている。
なお、棚板10は、水平板部10aを中心として上下に対称形状に形成されている。
また、取付部材11は、図3の斜視図で、また図5の正面図で、図6の横断面構成図で、また図7の縦断面概略構成図で示すような構造となっている。
即ち、取付部材11は、図示右端側にコの字状に切り欠いて、コの字状切欠部11aが形成されており、このコの字状切欠部11aの上部には上片11bが、下方には下片11cが平行状に突出形成されて、上片11b及び下片11cには、取付部材11の上面及び下面からは見えないように裏側から略U字状に切り欠いて上凹部12a及び下凹部12bが形成されている。
また、取付部材11の前面には、横方向にスリット状に嵌込部開口13aが形成されており、この嵌込部開口13aの奥側には垂直な嵌込部溝13bが形成されて、嵌込部13が構成されている。
また、この嵌込部溝13bの上下方向中央部には、裏側へ貫通して2個のビス孔11d,11dが貫通形成されており、それぞれのビス孔11d,11d内には、前方側よりビス14を通して、壁面4にビス14をねじ込んで、壁面4に取付部材11を固定できるように構成されている。
なお、取付部材11は、上下対称形状に形成されており、対称軸上に前記ビス孔11d,11dが形成されたものとなっている。
次に、扉15は、図2の分解図で、また図6の横断面構成図で示すような形状となっており、立上面15aの前端に湾曲状の湾曲面15bが一体形成され、この湾曲面15bから壁面4に平行状をなす前面15cが形成され、前面15cの先端には略90°折曲して側面15dが一体形成されて、上下対称形状に形成されている。
また、立上面15aの後端側には、上下に間隔をおいて3個の突出片16が突出形成されており、各突出片16の先端には上下に突出して回転軸部17が形成されている。
この各回転軸部17は、前記取付部材11の上凹部12a及び下凹部12b内に裏側から遊嵌させることができるものであり、取付部材11の上凹部12a及び下凹部12b内に裏側から回転軸部17を遊嵌させた状態で、3個の取付部材11を、それぞれビス14を介して壁面4に取付固定することにより、扉15の回転軸部17は、取付部材11と壁面4間に遊嵌された状態となり、抜脱することなく支持され、しかも回転軸部17が凹部12a,12b内で回転できるために、扉15を回転軸部17を中心として良好に開閉させることができるものとなる。
このように、別体のヒンジを用いることなく、回転軸部17を取付部材の凹部12a,12b内に裏側から嵌め込んで壁面4に固定し、取付部材11,11,11とともに扉15を取り付けることができ、この状態で、各取付部材11の嵌込部13の嵌込部溝13b内に横方向から棚板10の嵌入板部10bを嵌合させて嵌め込み、棚板10の水平板部10aを取付部材の嵌込部開口13aから前方側へ突出させて、取付部材11に棚板10を嵌め込み固定して取り付けることができるものである。
取付部材11に棚板10を嵌め込み状に固定した状態は、図4に示す。
なお、取付部材11を固定するビス14,14の頭部は、取付部材11の嵌込部溝13b内に棚板10の嵌入板部10bを嵌め込んだ時には、嵌入板部10bで隠蔽されるため、ビス14が見えることなく、すっきりとした設置状態が得られるものとなる。
なお、扉15の側面15dに、図8の拡大横断面要部構成図で示すように、貫通状等に凹み15eを形成させておき、一方、棚板10の側面部10dには、外側へ突出状に突起10eを一体形成させておけば、扉15を閉じた時に、扉の凹み15e内に棚板10の突起10eが係合状態となって、扉15を閉じた状態に良好に固定することができるものであり、また扉15を閉じた時に、凹み15e内に突起10eが嵌まり込むことで、節度感が得られるものとなる。
このように、通常は扉15を閉じた状態にして、各棚板10上に載せられる備品等を良好に隠蔽させておくことができ、必要に応じ扉15を開いて棚板10上の物品を取り出して使用することができるものである。
なお、各棚板10と各取付部材11と扉15は、上下対称形状に形成されているため、上下反転して使用することもでき、鏡6の左側にも扉付収納棚7を設置することができ、また図9に示すように、壁面4側のみならず、反対側の壁面4aにも、上下反転させて良好に扉付収納棚7を設置することができ、何れの壁面4,4aに設置した場合でも、扉15はハンドシャワー9と反対側へ開閉させることができ、良好な使用状態が得られるものとなる。
なお、図8では、扉15側に凹み15eを形成させ、棚板10側に突起10eを形成させたものを例示しているが、逆に、扉15側に突起を設け、棚板10側に凹みを設けた構造であっても、同様に扉15を閉じた状態で良好に固定でき、また開閉時の節度感が得られるものとなる。
浴室内に設置された扉付収納棚の設置状態図である。 扉付収納棚の構成部材の分解斜視図である。 棚板と取付部材の分解斜視図である。 取付部材に棚板を嵌合させた状態の斜視構成図である。 取付部材の正面構成図である。 取付部材に棚板を取り付け、更に扉を閉じた状態の横方向断面構成図である。 取付部材に棚板を嵌合状に取り付けた状態の縦断面構成図である。 棚板と扉の係合状態の横方向断面要部拡大図である。 浴室内に設置された扉付収納棚の平面構成図である。
符号の説明
1 浴室
2 浴槽
3 洗い場
4 壁面
6 鏡
7 扉付収納棚
10 棚板
10a 水平板部
10b 嵌入板部
10c 落下防止板部
10d 側面部
10e 突起
11 取付部材
11a コの字状切欠部
11b 上片
11c 下片
11d ビス孔
12a 上凹部
12b 下凹部
13 嵌込部
13a 嵌込部開口
13b 嵌込部溝
14 ビス
15 扉
15a 立上面
15b 湾曲面
15c 前面
15d 側面
15e 凹み
16 突出片
17 回転軸部

Claims (4)

  1. 棚板と、該棚板を壁面に固定するための取付部材と、回転軸部を介し前記棚板の正面を開閉可能な扉を備え、前記取付部材には、裏側に凹部と、表側に前記棚板を嵌め込み固定可能な嵌込部を設け、前記凹部に裏側から前記扉の回転軸部を嵌め込んで、該取付部材を前記壁面に取り付けることにより、前記扉の回転軸部が取付部材と壁面間に遊嵌されるように構成したことを特徴とする扉付収納棚。
  2. 前記取付部材は、前記嵌込部に固定用のビスを通すビス孔が貫通形成されてなり、前記嵌込部に前記棚板を取り付けた状態で、ビスが隠れるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の扉付収納棚。
  3. 前記棚板の側面に突起又は凹みが形成されているとともに、前記扉の側面には、前記突起又は凹みに嵌合し得る凹み又は突起が形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の扉付収納棚。
  4. 前記棚板、前記取付部材および前記扉が、それぞれ上下対称形状に形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項3に記載の扉付収納棚。
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