JP4429351B2 - 複数の気筒を備える内燃機関の制御装置 - Google Patents
複数の気筒を備える内燃機関の制御装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4429351B2 JP4429351B2 JP2007273329A JP2007273329A JP4429351B2 JP 4429351 B2 JP4429351 B2 JP 4429351B2 JP 2007273329 A JP2007273329 A JP 2007273329A JP 2007273329 A JP2007273329 A JP 2007273329A JP 4429351 B2 JP4429351 B2 JP 4429351B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- control device
- cylinders
- injection amount
- intake
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- Y02T10/146—
-
- Y02T10/18—
-
- Y02T10/46—
Landscapes
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
本発明の制御装置は、
複数の気筒を有する内燃機関の運転を制御する制御装置であって、
前記各気筒が有する吸気バルブの開弁特性に関するパラメータを取得する取得部と、
燃料噴射量及び点火時期の少なくとも1つで特定される前記各気筒の燃焼条件を、前記パラメータに応じて、前記気筒ごとに決定する燃焼条件決定部と、
該決定された燃焼条件で前記気筒の運転を制御する制御部とを備え、
前記燃焼条件決定部は、前記パラメータ及び前記燃焼条件に応じた、前記気筒のトルク間の偏差が所定の許容範囲内となる条件下で前記決定を行うことを要旨とする。
複数の気筒を有する内燃機関であって、
上述の制御装置と
前記開弁特性を変化させる可変動弁系とを備えてもよい。
前記取得部は、前記吸気バルブの作用角及びリフト量、並びに前記気筒の吸気圧、吸気量、及び空燃比、並びに前記内燃機関のトルク変動、並びに前記内燃機関の所定部位の温度のうち少なくとも1つを検出するものとしてもよい。
前記パラメータは各気筒の吸気量を表し、
前記燃焼条件決定部は、吸気量が大きい気筒ほど空燃比が高くなるように、前記燃料噴射量を設定するものとしてもよい。
前記パラメータは各気筒の吸気量を表し、
前記燃焼条件決定部は、
吸気量が最大でない前記気筒のいずれかを基準気筒として設定する基準気筒設定部を有し、
該基準気筒に係る前記パラメータに応じ、該基準気筒以外の他の気筒の前記燃焼条件を決定するものとしてもよい。
前記パラメータは各気筒の吸気量を表し、
前記燃焼条件決定部は、前記気筒の空燃比が所定の許容範囲内となる条件下で、前記パラメータに応じて前記燃料噴射量を決定する場合に有用性が高い。
前記内燃機関の運転状態に関する所定の情報を取得する運転状態取得部を備え、
前記燃焼条件決定部は前記燃焼条件の決定方法を、前記取得された情報に応じ、予め用意された複数の異なる態様の中で切り替えるものとしてもよい。
A.全体構成:
B.機能ブロック構成:
C.処理:
D.変形例1;許容範囲:
E.変形例2;決定態様:
F.変形例3;モード切替:
図1は、実施例のガソリンエンジン1000の全体構成を示す説明図である。図1では、4つの気筒200,200a,200b,200cが設けられたガソリンエンジン1000のシリンダブロック500を示している。気筒200は2つの吸気バルブ131,131aを有している。他の気筒200a,200b,200cも同様に、2つの吸気バルブを有している。ガソリンエンジン1000には、各気筒の吸気バルブの作用角およびリフト量を連動して変更する可変動弁系が設けられている。
図3は、制御装置300が実現する機能ブロックの構成を示す説明図である。
運転制御部310は、アクセル開度に基づいてACT設定部311を参照することで目標作用角を決定する。ACT設定部311は、アクセル開度と目標作用角を対応付けたマップを記憶している。運転制御部310は、ACT制御部312を用いてアクチュエータ160に目標作用角を指示する。
基本記憶部313aは、気筒の実作用角ごとに、空燃比及び発生トルクの関係を記憶している。図4では、気筒200,200a,200b,200cの実作用角に対応する4通りの関係を例示している。このマップで記憶されているトルクは、点火時期を基本点火時期とした場合のトルクである。基本点火時期は、それを適用する場合に発生トルクが最大となる点火時期である。なお、基本記憶部313aは、空燃比ではなく燃料噴射量に応じて、発生トルクを記憶するものとしてもよい。後述の回避記憶部314も同様である。
図6は、運転制御処理を示すフローチャートである。制御装置300は、図6の処理を行うことで、気筒ごとに目標噴射量及び目標点火時期を決定し、その結果に基づいてガソリンエンジン1000を運転する。
実施例では、4つの気筒の全てで同一のトルクを発生するように燃料噴射量等を決定していたが、かかる場合に限定されることはない。以下では、4つの気筒の発生トルクが、所定の許容範囲に収まるように燃料噴射量等を決定する場合を説明する。
実施例では、目標噴射量の調整のみでは十分にトルクの偏差が抑制できない場合にのみ、点火時期の調整も行うものとした。すなわち、目標噴射量の調整を優先的に行うものとしていた。これに対し、目標点火時期の調整を目標噴射量の調整よりも優先的に行ってもよい。
上記に種々説明したように、目標噴射量及び目標点火時期の決定態様は、種々の態様を採ることができる。制御装置300は、このような複数の決定態様のうちから1つを選択して実行するものとしてもよい。
ステップSb1で制御装置300は、触媒が劣化しているか否かを調べる。制御装置300は、触媒が劣化しているか否かに応じ(ステップSb2)、ステップSb31又はステップSb32の運転制御処理の一方を選択的に実行する。
500...シリンダブロック
600,600a,600b,600c...スパークプラグ
200,200a,200b,200c...気筒
50...サージタンク
51...吸気圧センサ
300...制御装置
540...吸気マニホールド
700...排気マニホールド
511...吸気ポート
520,520a,520b,520c...インジェクタ
100...駆動機構
101...支持パイプ
102...制御シャフト
103...入力部
104...出力部
110...吸気カムシャフト
111...吸気カム
120...ロッカーアーム
130...ステムエンド
131,131a...吸気バルブ
140...燃焼室
150...揺動カム
150a...スライダギア
160...アクチュエータ
200,200a,200b,200c...気筒
310...運転制御部
311...ACT設定部
312...ACT制御部
312d...作用角把握部
313a...噴射量記憶部
313b...点火時期記憶部
314...回避記憶部
315...噴射制御部
316...点火制御部
70...浄化装置
71...温度センサ
81,82...酸素センサ
Claims (7)
- 触媒を有すると共に、複数の気筒を有する内燃機関の運転を制御する制御装置であって、
前記各気筒が有する吸気バルブの開弁特性に関するパラメータを取得する取得部と、
前記内燃機関の運転状態に関する所定の情報を取得する運転状態取得部と、
燃料噴射量及び点火時期の少なくとも1つで特定される前記各気筒の燃焼条件を、前記パラメータに応じて、前記気筒のトルク間の偏差が所定の許容範囲内となる条件下で、前記気筒ごとに決定する燃焼条件決定部と、
該決定された燃焼条件で前記気筒の運転を制御する制御部とを備え、
前記燃焼条件決定部は、前記運転状態取得部から取得した前記情報に基づき、前記触媒が劣化している否かを判断し、前記触媒が劣化していると判断したときには、前記燃焼条件を決定するに当たり、前記燃料噴射量及び点火時期の両方を調整し、前記触媒が劣化していないと判断したときには、前記燃焼条件を決定するに当たり、前記燃料噴射量のみを調整する制御装置。 - 請求項1記載の制御装置であって、
前記取得部は、前記吸気バルブの作用角及びリフト量、並びに前記気筒の吸気圧、吸気量、及び空燃比のうち少なくとも1つを検出する制御装置。 - 請求項1記載の制御装置であって、
前記燃焼条件決定部は、吸気量が大きい気筒ほど空燃比が高くなるように、前記燃料噴射量を設定する制御装置。 - 請求項1記載の制御装置であって、
前記燃焼条件決定部は、
吸気量が最大でない前記気筒のいずれかを基準気筒として設定する基準気筒設定部を有し、
該基準気筒に係る前記パラメータに応じ、該基準気筒以外の他の気筒の前記燃焼条件を決定する制御装置。 - 請求項1記載の制御装置であって、
前記燃焼条件決定部は、前記気筒の空燃比が所定の許容範囲内となる条件下で、前記パラメータに応じて前記燃料噴射量を決定する制御装置。 - 請求項1ないし請求項5のうちの任意の1つに記載の制御装置と、前記開弁特性を変化させる可変動弁系と、を備える内燃機関。
- 触媒を有すると共に、複数の気筒を有する内燃機関の運転を制御する制御方法であって、
(a)前記各気筒が有する吸気バルブの開弁特性に関するパラメータを取得する工程と、
(b)前記内燃機関の運転状態に関する所定の情報を取得する工程と、
(c)燃料噴射量及び点火時期の少なくとも1つで特定される前記各気筒の燃焼条件を、前記パラメータに応じて、前記気筒のトルク間の偏差が所定の許容範囲内となる条件下で、前記気筒ごとに決定する工程と、
(d)該決定された燃焼条件で前記気筒の運転を制御する工程とを備え、
前記工程(c)は、
(c−1)前記工程(b)で取得した前記情報に基づき、前記触媒が劣化している否かを判断する工程と、
(c−2)判断の結果、前記触媒が劣化していると判断したときには、前記燃焼条件を決定するに当たり、前記燃料噴射量及び点火時期の両方を調整し、前記触媒が劣化していないと判断したときには、前記燃焼条件を決定するに当たり、前記燃料噴射量のみを調整する工程と、
を備える制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007273329A JP4429351B2 (ja) | 2007-10-22 | 2007-10-22 | 複数の気筒を備える内燃機関の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007273329A JP4429351B2 (ja) | 2007-10-22 | 2007-10-22 | 複数の気筒を備える内燃機関の制御装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003178848A Division JP2005016328A (ja) | 2003-06-24 | 2003-06-24 | 複数の気筒を備える内燃機関の制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008032027A JP2008032027A (ja) | 2008-02-14 |
JP4429351B2 true JP4429351B2 (ja) | 2010-03-10 |
Family
ID=39121686
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007273329A Expired - Fee Related JP4429351B2 (ja) | 2007-10-22 | 2007-10-22 | 複数の気筒を備える内燃機関の制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4429351B2 (ja) |
-
2007
- 2007-10-22 JP JP2007273329A patent/JP4429351B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008032027A (ja) | 2008-02-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4957559B2 (ja) | 内燃機関の空燃比制御装置 | |
US6691022B2 (en) | Intake air quantity measurement for internal combustion engine | |
US7440836B2 (en) | Control system for internal combustion engine | |
US8818687B2 (en) | Control apparatus of internal combustion engine | |
JP2008208837A (ja) | エンジン制御方法 | |
JP4835692B2 (ja) | 多気筒内燃機関の空燃比制御装置 | |
JP5035389B2 (ja) | 酸素濃度センサの応答性取得装置 | |
JP2009191666A (ja) | エンジンの制御装置 | |
JP2010169038A (ja) | 多気筒内燃機関の気筒間空燃比ばらつき判定装置 | |
JP4815407B2 (ja) | 内燃機関の運転制御装置 | |
JP4280931B2 (ja) | 内燃機関の空燃比制御装置 | |
JP4126963B2 (ja) | 多気筒内燃機関の空燃比制御装置 | |
JP2005016328A (ja) | 複数の気筒を備える内燃機関の制御装置 | |
JP4429351B2 (ja) | 複数の気筒を備える内燃機関の制御装置 | |
JP2005351153A (ja) | 触媒劣化判定装置 | |
JP5018556B2 (ja) | 空燃比制御装置 | |
JP4807670B2 (ja) | 制御装置 | |
JP4491392B2 (ja) | 筒内噴射式エンジンの制御装置 | |
JP2009041543A (ja) | 可変動弁機構付き内燃機関の制御システム | |
JP4888397B2 (ja) | 内燃機関の空燃比制御装置 | |
JP4023174B2 (ja) | 触媒劣化判定装置 | |
JP4161800B2 (ja) | 可変動弁系を有する内燃機関 | |
JP2011169197A (ja) | 内燃機関の制御装置 | |
JP2007009895A (ja) | 内燃機関の特性パラメータ計測方法 | |
JP2009228498A (ja) | 内燃機関の空燃比制御装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20071115 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20071115 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20091124 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20091215 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121225 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121225 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131225 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |