JP4429202B2 - ヒートシール装置 - Google Patents

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Description

本発明はヒートシール装置に関し、詳しくは、樹脂製材料の被封緘箇所を挟持すると共に、タイマー機構を作動させて所定時間、内蔵したヒーターにより前記被封緘箇所を加熱・封緘するヒートシール装置に関する。
内容物を収納した樹脂製フィルムの包装袋の開口部をシールするのに、簡便性、確実性などの利点を有することからインパルス式ヒートシール装置(以下、「ヒートシーラー」ということがある)が多用されている。このヒートシーラーは、例えば図2に示すように、線状ヒーター10を装着した基台部11と、この基台部11に対面して被封緘箇所である包装袋の開口部を押圧・挟持するレバー部12とを備えている。
そして、被封緘箇所が基台部11とレバー部12との間で挟持されると、自動的に通電・加熱され、被封緘箇所が溶着されて封緘され、一定時間経過後にはタイマー機構13が働いて通電を停止するようになっている(特許文献1)。
その場合、タイマー機構13の最大時間で被封緘箇所が約250℃程度に達するように、ヒーターの抵抗値に見合ったトランス(変圧器)14が装着されている。
特開平11−342922号公報
しかしながら、実際に被封緘物である包装袋の被封緘箇所を封緘する場合、同じ厚み、材質のものばかりを扱うのではなく、種々の厚み、材質のものを封緘する場合も多く、更に封緘される幅を広くあるいは細くしたい等、変化させたい場合があり、そのような場合、線状ヒーターの幅を、例えば2mm、5mm、10mm等、に変えたヒートシーラーを、予めヒーター線の種類に応じた数だけ用意しておく必要があるという問題がある。
そこで、本発明の目的は、線状ヒーターの幅を変えたとしても、適正な封緘状態を確保でき、種々の厚み、材質の包装袋を封緘する場合でも、異なる幅の線状ヒーターを用意するだけで、複数台のヒートシーラーを予め用意する必要のないヒートシール装置を提供することにある。
上記課題は、各請求項記載の発明により達成される。すなわち、本発明に係るヒートシール装置の特徴構成は、樹脂製材料の被封緘箇所を挟持すると共に、制御タイマー機構を作動させて所定時間、内蔵したヒーターにより前記被封緘箇所を加熱・封緘するヒートシール装置において、前記ヒーターの種別を検知するセンサーを備えていると共に、前記制御タイマー機構が前記センサーの検知結果に基づいて前記ヒーターへの通電時間を決定し指示するように構成し、
前記制御タイマー機構が、線幅の異なるヒーターの適正封緘温度になるまでの加熱時間を予め測定して求めておくと共に、前記センサーによって測定された通電時の前記ヒーターへの電流値を予め測定し記憶しておき、実際の通電時に、前記センサーによる測定値と、予め前記制御タイマー機構に記憶させている値とを比較することにより、装着されているヒーターの種別を判別することにある。
この構成によれば、装着されているヒーターの種別を的確に判別し、そのヒーター種に応じた適正な通電時間で通電することになるので、ヒーター種によることなく、常に適正な状態で被封緘箇所を封緘できることになる。したがって、線幅の異なる線状ヒーターを用意するだけで、複数台のヒートシール装置を用意する必要がないため封緘コストを低減でき、しかもヒートシール装置自体を、殊更複雑な構成にする必要もなく、装置を大掛かりにする必要もないため、その製造コストが大幅に高くなることもない。
その結果、適正な封緘状態を確保でき、種々の厚み、材質の包装袋を封緘する場合でも、異なる幅の線状ヒーターを用意するだけで、複数台のヒートシーラーを予め用意する必要のないヒートシール装置を提供することができた。
前記センサーが、ヒーター用トランスの一次側あるいは二次側のいずれかに接続された電流センサーであり、この電流センサーの検知結果が前記制御タイマー機構に送信されるようになっていることが好ましい。
この構成によれば、ヒーター種をより正確に識別できると共に、制御タイマー機構からの指示を一層的確にできる。
前記制御タイマー機構により判別されたヒーターの種別に応じてタイマー時間を選択し、その結果をトランス開閉用ドライバーに指示することにより、前記ヒーターへの通電時間を決定することが好ましい。
この構成によれば、簡素な構成でヒーターへの通電時間をより確実に決定し、実行することができる。
本発明にかかるヒートシール装置の実施形態を、図面を参照して詳細に説明する。図1は、本実施形態に係るヒートシール装置の概略回路図を示す。このヒートシール装置は、電源(外部電源あるいは内蔵される電池電源)1と接続された回路の一方の途中にスイッチSWが設けられていると共に、制御タイマー機構2が装着されている。この制御タイマー機構2は、マイクロコンピューター(以下、マイコンということがある)を内蔵していて、通電後、最大時間(通常、数〜数10秒程度)で被封緘箇所が約250℃程度に達するように時間制御できるようになっている。
ヒーター用トランス3とこれに接続されている線状ヒーター(以下、単にヒーターとうことがある)4の回路途中に、ヒーター4に通電される電流を測定する電流センサーTが接続されていて、制御タイマー機構2は、ヒーター4に用いられるヒーター線幅に応じた電流値を測定し、その測定値を制御タイマー機構2に送信することにより、タイマー時間を自動的に変更して、適正なタイマー時間に設定可能な制御を行うようになっている。もっとも、電流センサーTは、ヒーター用トランス3の一次側あるいは二次側のいずれに接続されていてもよい。
すなわち、ヒーター4は、その線幅(厚みは略一定)により抵抗値が異なるため、通電される電流値が異なり、通電時の電流値を電流センサーTによって測定することにより、装着されているヒーターの種類を特定できる。
この場合、制御タイマー機構2の最大設定時間でのヒーター温度を約250℃と規定し、線幅の異なるヒーター、例えば2mm,5mm,10mmの250℃になるまでの加熱時間を予め測定して求める。その際、電流センサーTにより線幅の異なるヒーターについて測定された電流値を、電圧変換すると共に、この電圧値をマイコンのA/D変換機能によりデジタル変換して、その値を制御タイマー機構2のマイコンに記憶させておく。
実際の通電時に、電流センサーTによる測定値を電圧変換すると共にA/D変換(最初の数10m秒の間で可能)してデジタル化し、この値と、予めマイコンに記憶させている値とを比較することにより、装着されているヒーターの種別を判別する。そして、ヒーターの種別に応じて制御タイマー機構2のタイマー時間を選択し、その結果をトランス開閉用ドライバー5に指示することにより、ヒーター4への通電時間を決定する。
このようにすることにより、ヒーターの線幅が異なっても常に適正な通電時間を確保できるため、安定した封緘処理をすることができる。したがって、被封緘物の種類に応じて、線幅の異なるヒートシーラーを複数台用意しておく必要がない。
〔別実施の形態〕
(1)ヒートシーラーの形式は特に限定されるものではなく、図2に示したようなヒートシール装置以外の他の卓上式ヒートシール装置、脱気式ヒートシール装置、足踏みペダル式ヒートシール装置などであってもよい。
(2)上記実施形態では、ヒーターの線幅を2,5,10mmとした例を挙げたが、もとよりヒーターの線幅はこれに限定されるものではなく、他の線幅のヒーターを用いても良いことはいうまでもない。
本発明の一実施形態に係るヒートシール装置の概略回路図 従来のインパルス式ヒートシール装置の一例を示す正面断面図
符号の説明
2 制御タイマー機構
4 ヒーター
5 トランス開閉用ドライバー
T センサー

Claims (3)

  1. 樹脂製材料の被封緘箇所を挟持すると共に、制御タイマー機構を作動させて所定時間、内蔵したヒーターにより前記被封緘箇所を加熱・封緘するヒートシール装置において、前記ヒーターの種別を検知するセンサーを備えていると共に、前記制御タイマー機構が前記センサーの検知結果に基づいて前記ヒーターへの通電時間を決定し指示するように構成し、
    前記制御タイマー機構が、線幅の異なるヒーターの適正封緘温度になるまでの加熱時間を予め測定して求めておくと共に、前記センサーによって測定された通電時の前記ヒーターへの電流値を予め測定し記憶しておき、実際の通電時に、前記センサーによる測定値と、予め前記制御タイマー機構に記憶させている値とを比較することにより、装着されているヒーターの種別を判別するヒートシール装置。
  2. 前記センサーが、ヒーター用トランスの一次側あるいは二次側のいずれかに接続された電流センサーであり、この電流センサーの検知結果が前記制御タイマー機構に送信されるようになっている請求項1のヒートシール装置。
  3. 前記制御タイマー機構により判別されたヒーターの種別に応じてタイマー時間を選択し、その結果をトランス開閉用ドライバーに指示することにより、前記ヒーターへの通電時間を決定する請求項のヒートシール装置。
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