JP4427751B2 - 車両用メータ - Google Patents

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Description

本発明は、例えば少なくともスピーカもしくはブザーを備えた聴覚情報提供手段を用いて利用者に各種情報を提供する車両用メータに関する。
従来、この種の聴覚情報提供手段を備えた車両用メータにあっては、例えば指針式表示部からなる表示手段の背後に位置する回路基板の裏面に聴覚情報提供手段である警報用のブザーを取り付け、ドライバー(利用者)がシートベルトを装着していない場合には前記ブザーを鳴らし、前記ブザーの警報(吹鳴)音は前記回路基板の背後を覆うカバーに設けた複数のスリット(孔)を通って前記車両用メータの背後へ伝えられ、その後、前記車両用メータを収納するインパネ内部で反射を繰り返して前記利用者側に伝わるようになっていた。具体的には、前記警報音は前記車両用メータと前記インパネとの隙間から漏れた音あるいは前記インパネ内部に設けられた別の隙間を通り前記利用者の足下等から漏れた音として前記利用者に伝わる構成であった(例えば下記特許文献1参照)。
実用新案登録第3094073号公報
しかしながら、特許文献1に記載の車両用メータの場合、カバーのスリットを通って車両用メータの背後へ伝えられるブザー音(警報音)は、前記車両用メータと前記インパネの隙間で反射を繰り返すため、前記車両用メータと前記インパネの形状に応じて前記ブザー音の干渉、及び伝わり方が変わっていた。この結果、前記車両用メータから同じブザー音を発しても、前記利用者には車種により異なる音圧、音質として聞こえていた。また、前記利用者には、元来、前記ブザーが持っている音に対して劣化(変質)した音(前記警報音)が必然的に伝わることから、前記警報音の音圧が不足してしまう、もしくは前記警報音の音質が悪化してしまう。さらに前記車種によって音圧、音質等の音響特性が異なるという問題があり、車両用メータにおける聴覚情報提供手段の更なる改良の余地が残されていた。
そこで本発明は、前述の課題に対して対処するため、利用者に対する聴覚情報提供手段の音響特性を良好にすることが可能な車両用メータの提供を目的とするものである。
本発明は、利用者に所定情報を報知する車両用メータ置であって、前記利用者に車両の各種状態に応じた聴覚情報を提供する聴覚情報提供手段と、この聴覚情報提供手段を制御する制御手段を有する回路基板と、この回路基板の背後に配設されるカバー部材とを備え、前記聴覚情報提供手段は少なくとも前記回路基板の背面に配設されたスピーカもしくはブザーと、前記スピーカもしくは前記ブザーから発せられる音を前記回路基板側に導く導音部とを備え、前記導音部は底部を少なくとも有する枠体からなり、前記カバー部材に一体形成されてなることを特徴とする。
また本発明は、利用者に所定情報を報知する車両用メータであって、前記利用者に車両の各種状態に応じた聴覚情報を提供する聴覚情報提供手段と、この聴覚情報提供手段を制御する制御手段を有する回路基板と、この回路基板の背後に配設されるカバー部材とを備え、前記聴覚情報提供手段は少なくとも前記回路基板の背面に配設されたスピーカもしくはブザーと、前記スピーカもしくは前記ブザーから発せられる音を前記回路基板側に導く導音部とを備え、前記導音部は底部と前記底部に対応する開口部とを少なくとも有する枠体からなり、前記カバー部材に一体形成されてなることを特徴とする。
また本発明は、前記開口部の一部は、前記回路基板によって隠蔽されていないことを特徴とする。
また本発明は、前記車両用メータは、前記利用者に所定情報を表示するための表示手段と、この表示手段と前記回路基板との間に配設されるケース体とを備え、前記回路基板に前記スピーカもしくは前記ブザーに対応する孔部を形成し、前記ケース体に前記孔部に連通するエンクロージャーを形成してなることを特徴とする。
また本発明は、利用者に所定情報を報知する車両用メータであって、前記利用者に所定情報を表示するための表示手段と、前記利用者に車両の各種状態に応じた聴覚情報を提供する聴覚情報提供手段と、前記表示手段の背後に配設される回路基板と、この回路基板と前記表示手段との間に配設されるケース体とを備え、前記聴覚情報提供手段は少なくとも前記回路基板の背面に配設されたスピーカもしくはブザーを備え、前記回路基板に前記スピーカもしくは前記ブザーに対応する孔部を形成し、前記ケース体に前記孔部に連通するエンクロージャーを形成してなることを特徴とする。
また本発明は、前記エンクロージャーは、前記ケース体と前記回路基板とによって形成された密閉空間からなることを特徴とする。
また本発明は、前記スピーカもしくは前記ブザーの前面の少なくとも一部が、前記底部よりも一段高い位置に形成された平坦部と当接してなることを特徴とする。
また本発明は、前記スピーカもしくは前記ブザーの前記前面と前記平坦部との間に緩衝部材を介在させてなることを特徴とする。
また本発明は、前記回路基板の背後に配設されるカバー部材を備え、前記カバー部材が前記スピーカもしくは前記ブザーから発せられる音を前記カバー部材の背後に導く導音孔部を有する平坦部と、前記スピーカもしくは前記ブザーの外周部を取り囲むように前記平坦部と前記回路基板との間に位置する立壁部とを備えてなることを特徴とする。
また本発明は、前記スピーカもしくは前記ブザーと前記平坦部との間に緩衝部材を介在させてなることを特徴とする。
本発明によれば、初期の目的を達成でき、利用者に対する聴覚情報提供手段の音響特性を良好にすることが可能な車両用メータを提供できる。
(第1実施形態)以下、添付図面に基づいて本発明の第1実施形態を説明する。
図1は、本実施形態における車両用情報提供装置の一例の概観図を示すもので、車両用情報提供装置100は、第1,第2の表示手段D1,D2を備えた車両用メータからなる。第1の表示手段(表示部)D1は、TFT等の液晶表示パネルや有機ELパネル等からなり、図1中、車両用情報提供装置100の中央下方に配設され、車速を含む各種情報の表示を行うものである。
また第2の表示手段D2は、後述する指針と指標板とを備えた指針式表示部からなり、図1中、車両用情報提供装置100の左方に配設された回転計からなる第1の指針式表示部101と、図1中、車両用情報提供装置100の右方に配設された燃料計からなる第2の指針式表示部102と、温度計からなる第3の指針式表示部103とから構成される。また本実施形態の場合、各第2の表示手段D2における前記指標板の表面は、第1の表示手段D1の表示面と略同一面となるように設定されている。
図2は、図1の車両用情報提供装置100のブロック図である。その構成としては、車両情報の入出力を行う車両情報端子210及び多重通信入出力端子211と、車両インターフェース(車両I/F)手段201と、車両用情報提供装置100の制御を行う制御手段202と、処理プログラムを格納するROM等からなる記憶手段203と、表示部D1の表示制御及び各指針式表示部101,102,103の駆動制御を行う駆動手段204と、前記各種情報の聴覚的表示を行う聴覚情報提供手段220とを有している。
また、聴覚情報提供手段220の構成としては、音/音声を再生する音/音声合成手段221と、この音/音声合成手段221からの出力信号(音/音声出力信号)を増幅するアンプ222と、このアンプ222からの増幅信号を出力する例えば略円形のスピーカ223と、このスピーカ223から発せられる音を後述する間隙を通じて車両内部である車室(車両を運転する利用者)に導く導音部224とを有している。
スピーカ223は、本実施形態の場合、後述するセンターポールが挿入される貫通孔部を有するトッププレートと中央部に突出形成されたセンターポールを有するバックプレートと前記センターポールを取り巻くように前記両プレート間に狭持されたリング状マグネットとを備えた磁気回路と、前記センターポールと前記トッププレートとの間に形成される磁気空隙内に配設されるボイスコイルと、このボイスコイルの先端に連結されるコーン型の振動板と、前記磁気回路と前記振動板を所定の位置に支持するフレームとから主に構成され、前記ボイスコイルに電流を流すと前記ボイスコイルに力が作用し、前記ボイスコイルの動きに連動して前記振動板が振動することによって音を発する、所謂、動電型スピーカ(コーンスピーカ)からなり、車両用情報提供装置100における第3の指針式表示部103の下方に配設される(図1参照)。
図3は、図1中、A−A線に沿った車両用情報提供装置100(第3の指針式表示部103)の断面図を示しており、以下、第3の指針式表示部103の構成について詳細説明を行う。なお、第1,第2の指針式表示部101,102の構成は、第3の指針式表示部103の構成と略同一であるため、その詳細な説明は省略する。
第3の指針式表示部103は、回路基板301と、この回路基板301に導通装着され回転軸302が前方に延びる駆動装置303と、回転軸302にて回転駆動される指針304と、この指針304の背後に位置して回路基板301上に配設される指標板305と、この指標板305を照明する光源306と、指標板305を保持するケース体307と、指針304や指標板305を露出させるための見返し部材308と、この見返し部材308の前方側に配置される透視パネル309と、この透視パネル309の外縁部を隠蔽するバイザー310と、回路基板301の背面側を覆うカバー部材311とから構成される。
回路基板301は、例えばガラスエポキシ系基材に配線パターン(図示せず)を施した硬質回路基板からなり、聴覚情報提供手段220を制御する制御手段202と、駆動装置303を駆動・制御する駆動手段204と、音/音声合成手段221と、アンプ222と、スピーカ223と、光源306と、抵抗、コンデンサ等の各種回路部品(図示せず)とが前記配線パターンに導通接続されている。また、回路基板301は、その背面に実装されたスピーカ223に対応して開口形成された略円形の孔部301aを備えている。
駆動装置303は、可動磁石式計器またはステッピングモータからなり、回転軸302が回路基板301を貫通するように、その主要部がカバー部材311側となる回路基板301の背後に装着され、且つ半田付け等の適宜導通手段により前記配線パターン(駆動手段204)に電気接続される。
指針304は、合成樹脂からなり、指標板305の後述する指標部を指示するように線状に延びる指示部304aと、この指示部304aの回転中心部を覆うカバー(指針キャップ)304bとを備えている。
指標板305は、PC等の合成樹脂からなり、略薄板状に形成され、その表面には指示部304aの指示する目盛,数字等からなる指標部305aが形成されている。この場合、指標部305aは指針304の回転軌道に沿って円弧状に配列されている。
光源306は、例えば白色光を発するチップ型発光ダイオードからなり、カバー部材311とは反対側となる回路基板301の前面に実装され、指標部305aを白色に発光させる発光体である。
ケース体307は、例えば白色の合成樹脂からなり、回路基板301と指標板305との間に位置しており、指標板305を保持する保持部材としての機能、光源306からの照明光を前方側に反射する反射部材としての機能等を有している。
なお、307aは、ケース体307に設けた例えば円筒カップ型の凹部307bと回路基板301とによって囲まれた密閉空間であり、この密閉空間307aは、回路基板301の孔部301aに連通しており、孔部301aに隣接して配設されるスピーカ223のエンクロージャーとして作用する。
このエンクロージャーである密閉空間307aは、スピーカ223の背面(回路基板301の孔部301a)から放射される音の振動空間として利用されることになるが、本実施形態では、密閉空間307aを取り巻く凹部307bと回路基板301とが当接(密着)して密閉空間307aを構成することから、スピーカ223の前面(つまり、孔部301aとは反対側の導音部224側)から出る音が、スピーカ223の前記背面から回り込む音によって打ち消されないようになっている。ここで、前記回り込む音とは、スピーカ223の前記背面から出る音が、孔部301a、密閉空間307a並びに凹部307bと回路基板301との当接面を介して密閉空間307a外部に漏れ出る音のことを指す。
また、ケース体307における外周部の適宜箇所には、爪部等からなる複数の係合部(図示せず)が設けられ、前記各係合部がカバー部材311の後述する複数の係止部に各々係止されることで、回路基板301を狭持するようにケース体307とカバー部材311とが嵌合固定されるようになっている。
見返し部材308は、例えば黒色の合成樹脂からなり、指標板305の前方に配設され、指針304と指標板305を前記利用者(運転者)にそれぞれ露出する開口窓部308aを備えている。
透視パネル309は、透光性合成樹脂からなり、略凹面状に形成され、見返し部材308の開口窓部308aを覆うように見返し部材308によって支持(保持)されており、指針304と指標板305を前記利用者に対して視認(透視)可能に構成されている。
バイザー310は、例えば黒色の合成樹脂からなり、略筒状に形成され、透視パネル309の一部である透視パネル309外縁部のみを隠蔽するように透視パネル309の前方に配設されている。
カバー部材311は、例えば白色の合成樹脂からなり、回路基板301側が開口する略箱形形状に形成され、駆動装置303を収納する収納部材としての機能、図示しない放熱孔を通じて光源306から発せられる熱等を車両用情報提供装置100外部に逃がすための放熱部材としての機能等を有している。
かかるカバー部材311には、図3中、B部を拡大した図である図4,正面図である図5に詳しく示すようにスピーカ223に対応する部分に、周壁部312と底壁部(底部)313と底壁部313とは反対側が開口する開口部314とを有する枠体からなり、スピーカ223の前面から出る音を前記利用者側に導く導音部224が一体形成されている。この導音部224の周壁部312は、略「C」字状からなる第1の周壁部312aと、この第1の周壁部312aの開口部分を塞ぐように第1の周壁部312aの周囲に延在する略「コ」字状からなる第2の周壁部312bとを備え、この場合、各周壁部312a、312bの高さ寸法は、略同一に設定され、また第2の周壁部312bは、カバー部材311の周囲(外部)にはみ出る構成となっている。
そして、両周壁部312a、312bにて囲まれる領域により開口部314が構成され、以下、第1の周壁部312aに対応する開口部314の領域を第1の開口部314a、第2の周壁部312bに対応する開口部314の領域を第2の開口部314bとする。なお、315は、導音部224において、底壁部313よりも一段高い位置に形成された段差形状を有する平坦部であり、この平坦部315は、第1の周壁部312a(第1の開口部314a)に対応する底壁部313箇所を取り巻く略馬蹄形状の水平面からなり、第1の周壁部312a内壁面に形成されている。
従って、カバー部材311を正面から見ると、底壁部313と平坦部315とが開口部314全体を臨むように構成され、このことは、底壁部313と平坦部315とを合わせた領域が、各開口部314a,314bからなる開口部314領域に相当することを意味している。この際、図4に示すように略馬蹄形状の平坦部315が、略円形のスピーカ223の一部となるスピーカ223の前面側外縁部と当接するように構成されていることによって、スピーカ223の前面から出る音が、スピーカ223と第1の周壁部312aとの隙間で干渉を生じることがないようになっている。
なお、カバー部材311において、導音部224を除く外周部の適宜箇所には、ケース体307の前記各係合部に対応する複数の係止部(図示せず)がそれぞれ形成されている。従って、ケース体307の前記各係合部をカバー部材311の前記各係止部に係止させることで、導音部224を有するカバー部材311が、回路基板301の背後を覆うようにケース体307に装着されることになるが、この際、本実施形態では、カバー部材311のうち導音部224の一部である第2の周壁部312bのみが、回路基板301の周囲(外部)にはみ出る構成となるため、この第2の周壁部312bに対応する第2の開口部314bが、回路基板301によって覆い隠されない状態となる。
これにより、第2の開口部314bは、導音部224内に収納されるスピーカ223から発せられる音を回路基板301の前方側に効率よく導くことが可能となる。つまり、スピーカ223の前面から出る音は、導音部224内部及び第2の開口部314bを通り、回路基板301の前方側となる車両用情報提供装置100外部に効率よく導かれるようになっている。
以上の各部により、車両用情報提供装置100(第3の指針式表示部103)が構成され、さらに、この車両用情報提供装置100の下方には、バイザー310や見返し部材308に沿うようにコラムカバー400が配設される(図3参照)。このコラムカバー400とバイザー310(見返し部材308)との間には、第2の開口部314を通過するスピーカ223の音を前記利用者側に導くための微小なクリアランスからなる間隙401が形成されているため、結局、スピーカ223の前面から出る音は、導音部224内部及び第2の開口部314bを通過し、その後、間隙401を通過して前記利用者の眼前に直接、伝達されることになる。なお、本実施形態における車両用情報提供装置100は、図2に示すように多重通信ライン230を介して走行制御装置231と操作手段232とに接続されている。
次に、車両用情報提供装置100の動作について説明する。制御手段202は、車両情報の入出力を行う車両情報端子210及び多重通信入出力端子211から、走行制御(オートクルーズ、レーンキープ)に関する車両状態、アラーム情報、及びオートクルーズ、レーンキープの操作に関する情報を入手し、この情報に基づいてオートクルーズ、レーンキープに関する車両状態報知、アラーム出力、及びオートクルーズ、レーンキープの操作に関するガイダンス、アンサーバックを、聴覚情報提供手段220のスピーカ223を介して効果音と音声(と表示部D1の画像)で行う。
ここで、前記アラーム情報を例に挙げて制御手段202の入力時の動作について説明する。制御手段202は、車両情報の入出力を行う車両情報端子210及び多重通信入出力端子211から車両に関する情報を入手し、この情報に基づいて警告の発生条件があるか否か判定する。ここで警告の発生条件を検出すると警告情報を聴覚情報提供手段220で効果音と音声とで報知するとともに、前記警告情報に関係する表示形態を表示部D1によって表示する。図6は、その具体例を示すものであり、制御手段202は、シートベルトが未着用(未装着)であることを示す検出信号が車両情報端子210または多重通信入出力端子211を介して入力されると、効果音「ポーン」の後、音声にて「シートベルトを着用してください」を出力するように聴覚情報提供手段220を制御する。従って、聴覚情報提供手段220におけるスピーカ223から出る前記効果音及び前記音声は、導音部224内部、第2の開口部314b、並びに間隙401を通って、前記利用者の眼前に向けて発せられることで、前記利用者は、前記効果音及び前記音声を容易に認識することができる。なお、ここでは表示部D1を介して視覚情報も併用している。
以上のように本実施形態では、前記利用者に前記所定情報を報知する車両用メータからなる車両用情報提供装置100であって、前記利用者に車両の各種状態に応じた聴覚情報を提供する聴覚情報提供手段220と、この聴覚情報提供手段220を制御する制御手段202を有する回路基板301と、この回路基板301の背後に配設されるカバー部材311とを備え、聴覚情報提供手段220は回路基板301の背面に配設されたスピーカ223と、このスピーカ223から発せられる音を回路基板301側に導く導音部224とを備え、導音部224は周壁部312と底部313と底部313に対応する開口部314とを有する枠体からなり、カバー部材311に一体形成されてなるものである。従って、スピーカ223の音が、枠体からなる導音部224の内部並びに開口部314を通じて車両用情報提供装置100の前方(前記利用者)に、直接、伝達される構成となるため、元来、スピーカ223の持っている音が劣化することなく前記利用者に聴覚情報(例えば警告情報)として与えられ、これにより音響特性の良好な車両用メータを提供することができる。
また、スピーカ223の音を前記利用者側に導くための枠体からなる導音部224が、カバー部材311に一体的に形成されていることで、スピーカ音を導くための専用の導音部材を別個に製作することが不要となるため、車両用メータを構成する部品点数が削減され、コスト上昇を抑えることができる。
また本実施形態では、開口部314の一部である第2の開口部314bが、回路基板301によって隠蔽されていないことにより、スピーカ223の音を第2の開口部314bを介して効率よく間隙401に導くことが可能となる。
また本実施形態では、車両用メータ100が、前記利用者に前記所定情報を表示するための表示手段D1(D2)と、この表示手段D1(D2)と回路基板301との間に配設されるケース体307とを備え、回路基板301にスピーカ223に対応する孔部301aを形成し、ケース体307に孔部301aに連通するエンクロージャーを形成してなることにより、車両用メータの構成部品である既存の回路基板とケース体とを利用してスピーカのエンクロージャーを形成することができるため、コスト的に有利である。
また本実施形態では、前記エンクロージャーが、ケース体307と回路基板301とによって形成された密閉空間307aからなることにより、スピーカ前面から出る音が、スピーカ背面から回り込む音によって打ち消されない構成となるため、音響特性の良好な車両用メータを提供することができる。
また本実施形態では、ケース体307とカバー部材311の外周部に、それぞれ複数の係合部と複数の係止部を設け、各係合部が各係止部に係止されることで、回路基板301を挟むようにケース体307とカバー部材311とが固定されるものであったが、特に、図5中、導音部224の両側近傍となるカバー部材311の外周部箇所に一対の係止部を設けるとともに、ケース体307に前記一対の係止部に対応する一対の係合部を設ける構成を採用すれば、スピーカ223から発せられる音(つまり、スピーカ223における前記振動板の振動)によって、導音部224が振動するのを抑制することができる。
また本実施形態では、導音部224の内部空間において、略馬蹄形状の平坦部315が、略円形のスピーカ223の前面側外縁部と当接している例について説明したが、例えば図7に示すように平坦部315とスピーカ223の前面側外縁部との間にクッション材やスペーサ等からなる緩衝部材320を介在させた場合であっても、スピーカ223の前面から出る音が、スピーカ223と第1の周壁部312aとの前記隙間で干渉を生じることがない。
また本実施形態では、導音部224の内部空間において、略馬蹄形状の平坦部315を設け、この平坦部315をスピーカ223の前面一部と当接させた場合について説明したが、前述したスピーカ223と第1の周壁部312aとの前記隙間が、無視できる程度、微小であれば、平坦部315を廃止してもよい。この場合、導音部224は、周壁部312と底壁部313と開口部314とを有する断面凹部形状(断面略「U」字形状)に形成される。なお、導音部224の形状は、スピーカ223の音を前記利用者側(回路基板301側)に導くものであれば、任意の形状を適用することができ、例えば断面略「V」字形状としてもよい。この場合は、「V」字形状の頂部が底部313、傾斜部が周壁部312、前記頂部と対向する部分が開口部314となる。
また本実施形態では、導音部224を構成する周壁部312のうち、回路基板301の外部に延在している第2の周壁部312bを、略「コ」字状の立壁として設定した例について説明したが、例えば第2の周壁部312bが、底壁部313から開口部314(第2の開口部314b)に向かうに従って、末広がり形状の立壁となるように設定してもよい。
また本実施形態では、周壁部312において、第1の周壁部312aと第2の周壁部312bとが、略同一の高さ寸法に設定されている例について説明したが、例えば図8に示すように第2の周壁部312bの高さを第1の周壁部312aの高さよりも低く設定することも可能である。さらには、第2の周壁部312bを廃止して、導音部224が少なくとも第1の周壁部312aと底部313を有するように導音部224の断面形状を略「L」字形状としてもよい。
また本実施形態では、単一のスピーカ223と、このスピーカ223を収納するようにカバー部材311に一体形成された単一の導音部224とが、図1中、車両用メータ100の下方に配設された例について説明したが、スピーカ223及び導音部224は、前記下方に限らず車両用メータ100における任意の箇所に配設することができる。さらに、図1中、車両用メータ100における左下角部と右下角部となる領域に配設された一対のスピーカ223と、一対のスピーカ223を収納するようにカバー部材311に一体形成された一対の導音部224とを用いて、前記利用者に各スピーカの音をステレオ音として伝達させるようにしてもよい。なお、かかるスピーカ及び導音部の個数は、それぞれ3つ以上とすることも可能である。
なお本実施形態では、スピーカ223と導音部224を用いて、スピーカ223から発せられる音が導音部224内部、第2の開口部314b、間隙401を通過して前記利用者に伝達される場合について説明したが、例えばスピーカの代わりにブザーを採用し、ブザーと導音部を用いて、ブザーから発せられる音を前記利用者に伝えるようにしてもよい。
(第2実施形態)次に、本発明の第2の実施形態を図9に基づいて説明するが、前述の第1実施形態と同一もしくは相当個所には同一の符号を用いてその詳細な説明は省略する。本第2実施形態が前記第1実施形態と比べて異なる点は、スピーカ223から発せられる音を回路基板301側に開口形成される開口部314(第2の開口部314b)を介して前記利用者に導く構成とはせず、カバー部材311に設けた円形貫通孔等からなる導音孔部330を介して前記利用者に導く構成とした点である。
具体的には、本第2実施形態におけるカバー部材311が、スピーカ223から発せられる音をカバー部材311(車両用メータ100)の背後に導くための導音孔部330を備えた略環状の平坦部331と、この平坦部331の外縁部から回路基板301側に向けてスピーカ223の外周部を取り囲むように回路基板301の板厚方向に沿い延びる略環状壁からなる立壁部332とを有し、導音孔部330はスピーカ223の前記前面と隣接する位置に配設される構成となっている。
そして、本第2実施形態では、スピーカ223の前記前面側外縁部とこれに対向する平坦部331箇所との間に、クッション材やスペーサ等からなる略環状の緩衝部材340を介在させることによって、スピーカ223の前記前面から出る音が、スピーカ223の前記外周部と立壁部332との隙間で干渉を生じることがない。なお、必要に応じて、緩衝部材340を介さずに(すなわち、緩衝部材340を廃止して)、スピーカ223の前記前面側外縁部とこれに対向する平坦部331箇所とを直接、当接させることも可能である。
かかる第2実施形態においても、背面にスピーカ223を搭載してなる回路基板301にスピーカ223に対応する貫通孔からなる孔部301aを形成し、ケース体307に孔部301aに連通する密閉空間307aからなるエンクロージャーを形成してなることによって、車両用メータの構成部品である既存の回路基板とケース体とを利用してスピーカのエンクロージャーを形成することができるため、コスト的に有利である。また、スピーカ前面から出る音が、スピーカ背面から回り込む音によって打ち消されない構成となるため、音響特性の良好な車両用メータを提供することができる。
また本第2実施形態では、スピーカ223から発せられる音を導く導音孔部330の周囲に略環状の平坦部331を配設したものであったが、例えば図10に示すように筒状部350の貫通孔351が導音孔部330と連通するように筒状部350と略環状の平坦部331とを一体形成してもよい。
また本第2実施形態では、カバー部材311が導音孔部330を有する平坦部331と立壁部332とを備え、平坦部331とスピーカ223との間に緩衝部材340を介在させた場合について説明したが、例えば駆動装置303を収納すべく形成されたカバー部材311の底面と同一面にスピーカ223の音を導く円形貫通孔等からなる導音孔部を設け、前記同一面を構成する平坦部と回路基板301との間に立壁部を設ける構成とすることも可能である。なお、本第2実施形態においても、スピーカ223を車両用メータ100における任意の箇所に複数個配設することができ、またスピーカ223の代わりにブザーを用いることができることは言うまでもない。
本発明は、聴覚情報提供手段を利用した車両用情報提供装置に関し、車両情報を提供する車両用計器のみならず、車両に搭載されるマルチディスプレイ装置等の車両用メータからなる車両用情報提供装置に適用可能である。
本発明の第1実施形態による車両用情報提供装置の概観図である。 同実施形態による車両用情報提供装置のブロック図である。 図1のA−A断面図である。 図3中、B部を拡大して示す要部断面図である。 同実施形態によるカバー部材の要部正面図である。 同実施形態による警告情報の一例を示す図である。 同実施形態の変形例を示す図である。 同実施形態の他の変形例を示す図である。 本発明の第2実施形態による車両用情報提供装置の要部断面図である。 同実施形態の変形例を示す図である。
100 車両用情報提供装置(車両用メータ)
202 制御手段
220 聴覚情報提供手段
223 スピーカ
224 導音部
301 回路基板
311 カバー部材
312 周壁部
312a 第1の周壁部
312b 第2の周壁部
313 底壁部(底部)
314 開口部
314a 第1の開口部
314b 第2の開口部
315 平坦部
320 緩衝部材
401 間隙
D1,D2 表示手段

Claims (10)

  1. 利用者に所定情報を報知する車両用メータであって、
    前記利用者に車両の各種状態に応じた聴覚情報を提供する聴覚情報提供手段と、この聴覚情報提供手段を制御する制御手段を有する回路基板と、この回路基板の背後に配設されるカバー部材とを備え、
    前記聴覚情報提供手段は少なくとも前記回路基板の背面に配設されたスピーカもしくはブザーと、前記スピーカもしくは前記ブザーから発せられる音を前記回路基板側に導く導音部とを備え、
    前記導音部は底部を少なくとも有する枠体からなり、前記カバー部材に一体形成されてなることを特徴とする車両用メータ
  2. 利用者に所定情報を報知する車両用メータであって、
    前記利用者に車両の各種状態に応じた聴覚情報を提供する聴覚情報提供手段と、この聴覚情報提供手段を制御する制御手段を有する回路基板と、この回路基板の背後に配設されるカバー部材とを備え、
    前記聴覚情報提供手段は少なくとも前記回路基板の背面に配設されたスピーカもしくはブザーと、前記スピーカもしくは前記ブザーから発せられる音を前記回路基板側に導く導音部とを備え、
    前記導音部は底部と前記底部に対応する開口部とを少なくとも有する枠体からなり、前記カバー部材に一体形成されてなることを特徴とする車両用メータ
  3. 前記開口部の一部は、前記回路基板によって隠蔽されていないことを特徴とする請求項2記載の車両用メータ
  4. 前記車両用メータは、前記利用者に所定情報を表示するための表示手段と、この表示手段と前記回路基板との間に配設されるケース体とを備え、
    前記回路基板に前記スピーカもしくは前記ブザーに対応する孔部を形成し、
    前記ケース体に前記孔部に連通するエンクロージャーを形成してなることを特徴とする請求項1または請求項2記載の車両用メータ
  5. 利用者に所定情報を報知する車両用メータであって、
    前記利用者に所定情報を表示するための表示手段と、前記利用者に車両の各種状態に応じた聴覚情報を提供する聴覚情報提供手段と、前記表示手段の背後に配設される回路基板と、この回路基板と前記表示手段との間に配設されるケース体とを備え、
    前記聴覚情報提供手段は少なくとも前記回路基板の背面に配設されたスピーカもしくはブザーを備え、
    前記回路基板に前記スピーカもしくは前記ブザーに対応する孔部を形成し、
    前記ケース体に前記孔部に連通するエンクロージャーを形成してなることを特徴とする車両用メータ
  6. 前記エンクロージャーは、前記ケース体と前記回路基板とによって形成された密閉空間からなることを特徴とする請求項4または請求項5記載の車両用メータ
  7. 前記スピーカもしくは前記ブザーの前面の少なくとも一部が、前記底部よりも一段高い位置に形成された平坦部と当接してなることを特徴とする請求項1または請求項2記載の車両用メータ
  8. 前記スピーカもしくは前記ブザーの前記前面と前記平坦部との間に緩衝部材を介在させてなることを特徴とする請求項7記載の車両用メータ
  9. 前記回路基板の背後に配設されるカバー部材を備え、
    前記カバー部材が前記スピーカもしくは前記ブザーから発せられる音を前記カバー部材の背後に導く導音孔部を有する平坦部と、前記スピーカもしくは前記ブザーの外周部を取り囲むように前記平坦部と前記回路基板との間に位置する立壁部とを備えてなることを特徴とする請求項5記載の車両用メータ
  10. 前記スピーカもしくは前記ブザーと前記平坦部との間に緩衝部材を介在させてなることを特徴とする請求項9記載の車両用メータ
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