JP4427085B2 - 液晶滴下工法用シール剤、上下導通材料及び液晶表示素子 - Google Patents
液晶滴下工法用シール剤、上下導通材料及び液晶表示素子 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4427085B2 JP4427085B2 JP2008548789A JP2008548789A JP4427085B2 JP 4427085 B2 JP4427085 B2 JP 4427085B2 JP 2008548789 A JP2008548789 A JP 2008548789A JP 2008548789 A JP2008548789 A JP 2008548789A JP 4427085 B2 JP4427085 B2 JP 4427085B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid crystal
- meth
- manufactured
- acrylate
- weight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02F—OPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
- G02F1/00—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
- G02F1/01—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour
- G02F1/13—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour based on liquid crystals, e.g. single liquid crystal display cells
- G02F1/133—Constructional arrangements; Operation of liquid crystal cells; Circuit arrangements
- G02F1/1333—Constructional arrangements; Manufacturing methods
- G02F1/1339—Gaskets; Spacers; Sealing of cells
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Nonlinear Science (AREA)
- Mathematical Physics (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Liquid Crystal (AREA)
- Sealing Material Composition (AREA)
- Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)
Description
しかしながら、このようなシール剤を用いて滴下工法により液晶表示素子の製造を行った場合であっても、実際には、液晶汚染を引き起こし、色むらが少なく高品位な画像の液晶表示素子を製造することができないことがあった。
以下に本発明を詳述する。
従来、液晶滴下工法用シール剤においては、液晶汚染を防ぐために液晶に対する溶解性の低い光ラジカル開始剤を用いてきた。しかし、このような光ラジカル開始剤を用いても充分に液晶汚染を防ぐことができないことがあるという問題があった。
本発明者らは、液晶に対する溶解性の高い光ラジカル開始剤を用いることにより、液晶汚染を防ぐことができるということを見出した。
上記吸光係数は、高ければ高いほど反応性が高くなる傾向があることから、特に上限はない。
なお、上記溶媒としては、上記光ラジカル開始剤を溶解することができ、かつ、測定する吸収波長での吸光がないものであれば特に限定されない。具体的には例えば、アセトニトリル、メタノール等が用いられる。
上記硬化性樹脂としては特に限定されないが、(メタ)アクリル基とエポキシ基とを有することが好ましい。このような官能基を有することで、従来の液晶滴下工法用シール剤として光硬化、熱硬化の二段階硬化を経ることができる。
また、本発明のシール剤は、上記(メタ)アクリル基を有する硬化性樹脂以外に、エポキシ基を有する化合物が含有されていてもよい。
このような本発明の液晶滴下工法用シール剤及び/又は本発明の上下導通材料を用いてなる液晶表示素子もまた、本発明の1つである。
(エポキシアクリレート(1)の合成)
ビスフェノールA型エポキシ樹脂850CRP(大日本インキ社製)170gをトルエン500mLに溶解させ、この溶液にトリフェニルホスフィン0.1gを加え、均一な溶液とした。この溶液にアクリル酸72gを還流撹拌下2時間かけて滴下後、更に還流撹拌を8時間行った。
次に、トルエンを除去することによって、全てのエポキシ基をアクリロイル基に変成したエポキシアクリレート(1)(850CRP完全変性品)を得た。
ビスフェノールE型エポキシ樹脂R−710(三井化学社製)163gをトルエン500mLに溶解させ、この溶液にトリフェニルホスフィン0.1gを加え、均一な溶液とした。この溶液にアクリル酸54gを還流撹拌下2時間かけて滴下後、更に還流撹拌を6時間行った。トルエンを除去することによって75モル%のエポキシ基がアクリル酸と反応したビスフェノールE型エポキシアクリレート樹脂(部分変性樹脂(2))を得た。
なお、変性率は、樹脂を塩酸−ジオキサン溶液に溶解させた後、エポキシ基によって消費された塩酸量をKOHを用いて滴定する方法によって測定した。
ビスフェノールF型エポキシ樹脂830CRP(大日本インキ社製)156gをトルエン500mLに溶解させ、この溶液にトリフェニルホスフィン0.1gを加え、均一な溶液とした。この溶液にアクリル酸54gを還流撹拌下2時間かけて滴下後、更に還流撹拌を6時間行った。トルエンを除去することによって、75モル%のエポキシ基がアクリル酸と反応したビスフェノールF型エポキシアクリレート樹脂(部分変性樹脂(3))を得た。
なお、変性率は、樹脂を塩酸−ジオキサン溶液に溶解させた後、エポキシ基によって消費された塩酸量をKOHを用いて滴定する方法によって測定した。
ビスフェノールE型エポキシ樹脂R−710(三井化学社製)163gをトルエン500mLに溶解させ、この溶液にトリフェニルホスフィン0.1gを加え、均一な溶液とした。この溶液にアクリル酸36gを還流撹拌下2時間かけて滴下後、更に還流撹拌を6時間行った。トルエンを除去することによって50モル%のエポキシ基がアクリル酸と反応したビスフェノールE型エポキシアクリレート樹脂(部分変性樹脂(4))を得た。
なお、変性率は、樹脂を塩酸−ジオキサン溶液に溶解させた後、エポキシ基によって消費された塩酸量をKOHを用いて滴定する方法によって測定した。
ビフェニルエーテル型エポキシ樹脂(YSLV−80DE(新日鉄化学社製)157gをトルエン500mLに溶解させ、この溶液にトリフェニルホスフィン0.1gを加え、均一な溶液とした。この溶液にアクリル酸36gを還流撹拌下2時間かけて滴下後、更に還流撹拌を6時間行った。トルエンを除去することによって50モル%のエポキシ基がアクリル酸と反応したビスフェノールE型エポキシアクリレート樹脂(部分変性樹脂(5))を得た。
なお、変性率は、樹脂を塩酸−ジオキサン溶液に溶解させた後、エポキシ基によって消費された塩酸量をKOHを用いて滴定する方法によって測定した。
合成した部分変性樹脂(2)100重量部、光ラジカル開始剤(チバスペシャリティケミカルズ社製、IRGACURE OXE01)2重量部、熱硬化剤(味の素ファインテクノ社製、アミキュアVDH)16重量部、充填剤として球状シリカ(アドマテックス社製、SO−C1)30重量部、及び、シランカップリング剤(信越化学社製、KBM403)2重量部を配合し、遊星式攪拌装置(シンキー社製、あわとり練太郎)にて攪拌した後、セラミック3本ロールにて均一に混合させて液晶滴下工法用シール剤を得た。
合成したエポキシアクリレート(1)50重量部、合成した部分変性樹脂(4)50重量部、光ラジカル開始剤(チバスペシャリティケミカルズ社製、IRGACURE OXE01)2重量部、熱硬化剤(味の素ファインテクノ社製、アミキュアVDH)16重量部、充填剤として球状シリカ(アドマテックス社製、SO−C1)30重量部、及び、シランカップリング剤(信越化学社製、KBM403)2重量部を配合し、遊星式攪拌装置(シンキー社製、あわとり練太郎)にて攪拌した後、セラミック3本ロールにて均一に混合させて液晶滴下工法用シール剤を得た。
合成した部分変性樹脂(2)100重量部、光ラジカル開始剤(チバスペシャリティケミカルズ社製、IRGACURE OXE01)5重量部、熱硬化剤(味の素ファインテクノ社製、アミキュアVDH)16重量部、充填剤として球状シリカ(アドマテックス社製、SO−C1)30重量部、及び、シランカップリング剤(信越化学社製、KBM403)2重量部を配合し、遊星式攪拌装置(シンキー社製、あわとり練太郎)にて攪拌した後、セラミック3本ロールにて均一に混合させて液晶滴下工法用シール剤を得た。
合成したエポキシアクリレート(1)50重量部、合成した部分変性樹脂(4)50重量部、光ラジカル開始剤(チバスペシャリティケミカルズ社製、IRGACURE OXE01)0.5重量部、熱硬化剤(味の素ファインテクノ社製、アミキュアVDH)16重量部、充填剤として球状シリカ(アドマテックス社製、SO−C1)30重量部、及び、シランカップリング剤(信越化学社製、KBM403)2重量部を配合し、遊星式攪拌装置(シンキー社製、あわとり練太郎)にて攪拌した後、セラミック3本ロールにて均一に混合させて液晶滴下工法用シール剤を得た。
合成したエポキシアクリレート(1)50重量部、合成した部分変性樹脂(4)50重量部、光ラジカル開始剤(チバスペシャリティケミカルズ社製、IRGACURE OXE01)5重量部、熱硬化剤(味の素ファインテクノ社製、アミキュアVDH)16重量部、充填剤として球状シリカ(アドマテックス社製、SO−C1)22重量部とタルク8重量部、及び、シランカップリング剤(信越化学社製、KBM403)2重量部を配合し、遊星式攪拌装置(シンキー社製、あわとり練太郎)にて攪拌した後、セラミック3本ロールにて均一に混合させて液晶滴下工法用シール剤を得た。
合成したエポキシアクリレート(1)50重量部、合成した部分変性樹脂(4)50重量部、光ラジカル開始剤(チバスペシャリティケミカルズ社製、IRGACURE OXE01)2重量部、熱硬化剤としてアジピン酸ジヒドラジド5重量部、充填剤として球状シリカ(アドマテックス社製、SO−C1)30重量部、及び、シランカップリング剤(信越化学社製、KBM403)2重量部を配合し、遊星式攪拌装置(シンキー社製、あわとり練太郎)にて攪拌した後、セラミック3本ロールにて均一に混合させて液晶滴下工法用シール剤を得た。
合成したエポキシアクリレート(1)50重量部、合成した部分変性樹脂(4)25重量部、合成した部分変性樹脂(5)25重量部、光ラジカル開始剤(チバスペシャリティケミカルズ社製、IRGACURE OXE01)2重量部、熱硬化剤(味の素ファインテクノ社製、アミキュアVDH)16重量部、充填剤として球状シリカ(アドマテックス社製、SO−C1)30重量部、及び、シランカップリング剤(信越化学社製、KBM403)2重量部を配合し、遊星式攪拌装置(シンキー社製、あわとり練太郎)にて攪拌した後、セラミック3本ロールにて均一に混合させて液晶滴下工法用シール剤を得た。
合成したエポキシアクリレート(1)50重量部、合成した部分変性樹脂(4)25重量部、合成した部分変性樹脂(5)25重量部、光ラジカル開始剤(チバスペシャリティケミカルズ社製、IRGACURE OXE01)2重量部、熱硬化剤としてセバシン酸ジヒドラジド10重量部、充填剤として球状シリカ(アドマテックス社製、SO−C1)30重量部、及び、シランカップリング剤(信越化学社製、KBM403)2重量部を配合し、遊星式攪拌装置(シンキー社製、あわとり練太郎)にて攪拌した後、セラミック3本ロールにて均一に混合させて液晶滴下工法用シール剤を得た。
合成した部分変性樹脂(2)100重量部、光ラジカル開始剤(チバスペシャリティケミカルズ社製、DAROCURE TPO)2重量部、熱硬化剤(味の素ファインテクノ社製、アミキュアVDH)16重量部、充填剤として球状シリカ(アドマテックス社製、SO−C1)30重量部、及び、シランカップリング剤(信越化学社製、KBM403)2重量部を配合し、遊星式攪拌装置(シンキー社製、あわとり練太郎)にて攪拌した後、セラミック3本ロールにて均一に混合させて液晶滴下工法用シール剤を得た。
合成したエポキシアクリレート(1)50重量部、合成した部分変性樹脂(3)50重量部、光ラジカル開始剤(チバスペシャリティケミカルズ社製、DAROCURE TPO)2重量部、熱硬化剤(味の素ファインテクノ社製、アミキュアVDH)16重量部、充填剤として球状シリカ(アドマテックス社製、SO−C1)30重量部、及び、シランカップリング剤(信越化学社製、KBM403)2重量部を配合し、遊星式攪拌装置(シンキー社製、あわとり練太郎)にて攪拌した後、セラミック3本ロールにて均一に混合させて液晶滴下工法用シール剤を得た。
合成したエポキシアクリレート(1)50重量部、合成した部分変性樹脂(4)50重量部、光ラジカル開始剤(チバスペシャリティケミカルズ社製、DAROCURE 1173)5重量部、熱硬化剤(味の素ファインテクノ社製、アミキュアVDH)16重量部、充填剤として球状シリカ(アドマテックス社製、SO−C1)30重量部、及び、シランカップリング剤(信越化学社製、KBM403)2重量部を配合し、遊星式攪拌装置(シンキー社製、あわとり練太郎)にて攪拌した後、セラミック3本ロールにて均一に混合させて液晶滴下工法用シール剤を得た。
合成した部分変性樹脂(2)100重量部、光ラジカル開始剤(チバスペシャリティケミカルズ社製、IRGACURE 819)2重量部、熱硬化剤(味の素ファインテクノ社製、アミキュアVDH)16重量部、充填剤として球状シリカ(アドマテックス社製、SO−C1)30重量部、及び、シランカップリング剤(信越化学社製、KBM403)2重量部を配合し、遊星式攪拌装置(シンキー社製、あわとり練太郎)にて攪拌した後、セラミック3本ロールにて均一に混合させて液晶滴下工法用シール剤を得た。
合成した部分変性樹脂(2)100重量部、光ラジカル開始剤(チバスペシャリティケミカルズ社製、IRGACURE 379)2重量部、熱硬化剤(味の素ファインテクノ社製、アミキュアVDH)16重量部、充填剤として球状シリカ(アドマテックス社製、SO−C1)30重量部、及び、シランカップリング剤(信越化学社製、KBM403)2重量部を配合し、遊星式攪拌装置(シンキー社製、あわとり練太郎)にて攪拌した後、セラミック3本ロールにて均一に混合させて液晶滴下工法用シール剤を得た。
実施例及び比較例において用いた光ラジカル開始剤について、以下の評価を行った。
結果を表1及び表2に示した。
ガラス製サンプル瓶に、液晶0.5gと、該液晶に対して4重量%となるように所定量の光ラジカル開始剤を入れた。サンプル瓶の蓋を閉めて120℃オーブンに入れ1時間放置した。1時間後オーブンから取り出し、−20℃で144時間放置し、光ラジカル開始剤の析出状態を目視にて観察した。
なお、液晶としては、MLC−6609(VA、メルク社製)及びZN−5001LA(TN、チッソ社製)をそれぞれ用いた。
DAROCURE TPO及びIRGACURE OXE01については、アセトニトリル1Lに1モル溶解させた溶液を1cm石英セルに入れ、分光光度計を用いて405nmにおける吸光係数を測定した。
DAROCURE 1173、IRGACURE 819及びIRGACURE 379については、メタノール1Lに1モル溶解させた溶液を1cm石英セルに入れ、分光光度計を用いて405nmにおける吸光係数を測定した。
なお、セル長をl[cm]、モル濃度をc[mol/L]、モル吸光係数をε[L/mol・cm]とするとlambert−beerの法則よりモル吸光度=εclとなる。
実施例1〜8及び比較例1〜5で作製した液晶滴下工法用シール剤について、以下の評価を行った。
結果を表3に示した。
液晶表示素子用シール剤をガラスに挟み込んだ。その状態で、波長405nmの光の照射量が3000mJ/cm2となるように光を照射した。なお、照射時には、400nmカットフィルターを用いた。その後、FT−IRを用いた分析方法により、アクリルの反応率を測定した。アクリルの反応率が50%未満のものを「×」と、50〜70%のものを「△」と、70%を超えるものを「○」と評価した。
配向膜及び透明電極付き基板の一方に、液晶表示素子用シール剤を長方形の枠を描く様にディスペンサーで塗布した。次に、液晶(メルク社製、「ZN−5001LA」)を滴下し、他方の基板を貼り合わせた後、高圧水銀ランプを100mW/cm2で30秒間照射し硬化させた。このとき、400nmカットフィルターを用いた。次いで、120℃で1時間熱硬化させて、液晶表示パネルを作製した。
Claims (5)
- 硬化性樹脂と光ラジカル開始剤とを含有する液晶滴下工法用シール剤であって、
前記硬化性樹脂は、ビスフェノールE骨格を有するエポキシ(メタ)アクリレートを含有し、
前記光ラジカル開始剤は、液晶に対して4重量%濃度で120℃にて完全に溶解させた後、−20℃にて144時間放置後に上記液晶から析出しないものであり、
前記光ラジカル開始剤は、溶媒中で測定した405nmにおける吸光係数が50mL/g・cm以上であり、
前記光ラジカル開始剤は、1,2−オクタンジオン1−[4−(フェニルチオ)−2−(O−ベンゾイルオキシム)]である
ことを特徴とする液晶滴下工法用シール剤。 - 硬化性樹脂と光ラジカル開始剤とを含有する液晶滴下工法用シール剤であって、
前記硬化性樹脂は、(メタ)アクリル酸とエポキシ化合物とを反応させることより得られるエポキシ(メタ)アクリレートのみからなり、
前記光ラジカル開始剤は、液晶に対して4重量%濃度で120℃にて完全に溶解させた後、−20℃にて144時間放置後に上記液晶から析出しないものであり、
前記光ラジカル開始剤は、溶媒中で測定した405nmにおける吸光係数が50mL/g・cm以上であり、
前記光ラジカル開始剤は、1,2−オクタンジオン1−[4−(フェニルチオ)−2−(O−ベンゾイルオキシム)]である
ことを特徴とする液晶滴下工法用シール剤。 - 硬化性樹脂は、(メタ)アクリル基とエポキシ基とを有し、(メタ)アクリル基とエポキシ基との合計量に対するエポキシ基の比率が40モル%以下であることを特徴とする請求項1又は2記載の液晶滴下工法用シール剤。
- 請求項1、2又は3記載の液晶滴下工法用シール剤と、導電性微粒子とを含有することを特徴とする上下導通材料。
- 請求項1、2又は3記載の液晶滴下工法用シール剤及び/又は請求項4記載の上下導通材料を用いてなることを特徴とする液晶表示素子。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007277596 | 2007-10-25 | ||
JP2007277596 | 2007-10-25 | ||
PCT/JP2008/068481 WO2009054276A1 (ja) | 2007-10-25 | 2008-10-10 | 液晶滴下工法用シール剤、上下導通材料及び液晶表示素子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP4427085B2 true JP4427085B2 (ja) | 2010-03-03 |
JPWO2009054276A1 JPWO2009054276A1 (ja) | 2011-03-03 |
Family
ID=40579381
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008548789A Active JP4427085B2 (ja) | 2007-10-25 | 2008-10-10 | 液晶滴下工法用シール剤、上下導通材料及び液晶表示素子 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4427085B2 (ja) |
KR (1) | KR101486619B1 (ja) |
CN (1) | CN101836157B (ja) |
TW (1) | TWI463225B (ja) |
WO (1) | WO2009054276A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20120115972A1 (en) * | 2010-06-28 | 2012-05-10 | Adeka Corporation | Curing resin composition |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009230095A (ja) * | 2008-02-25 | 2009-10-08 | Jsr Corp | 硬化性組成物、液晶シール剤及び液晶表示素子 |
KR101093469B1 (ko) | 2009-05-15 | 2011-12-13 | 세키스이가가쿠 고교가부시키가이샤 | 액정 적하 공법용 시일제, 상하 도통 재료, 및 액정 표시 소자 |
KR20100137972A (ko) * | 2009-06-24 | 2010-12-31 | 삼성전자주식회사 | 밀봉제, 이를 갖는 액정 표시 장치 및 그 제조 방법 |
JP6138563B2 (ja) * | 2013-04-16 | 2017-05-31 | 積水化学工業株式会社 | オキシムエステル開始剤、硬化性樹脂組成物、液晶表示素子用シール剤、上下導通材料、及び、液晶表示素子 |
JP5685346B1 (ja) * | 2013-05-15 | 2015-03-18 | 積水化学工業株式会社 | 液晶滴下工法用シール剤、上下導通材料、及び、液晶表示素子 |
US20170058160A1 (en) * | 2014-07-23 | 2017-03-02 | DIC Corporation (Tokyo) | Liquid crystal display device |
EP3176633B1 (en) * | 2014-08-01 | 2019-04-03 | DIC Corporation | Liquid crystal display device |
JP6918693B2 (ja) * | 2016-01-26 | 2021-08-11 | 積水化学工業株式会社 | 液晶表示素子用遮光シール剤、上下導通材料、及び、液晶表示素子 |
JP6338745B1 (ja) * | 2016-12-27 | 2018-06-06 | 日本化薬株式会社 | 光硬化性樹脂組成物及び電子部品用封止剤 |
JPWO2018225543A1 (ja) * | 2017-06-06 | 2020-04-09 | 日本化薬株式会社 | 化合物及びそれを用いた光硬化性組成物 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3742000B2 (ja) * | 2000-11-30 | 2006-02-01 | 富士通株式会社 | プレス装置 |
JP4490282B2 (ja) * | 2002-11-06 | 2010-06-23 | 日本化薬株式会社 | 液晶シール剤およびそれを用いた液晶表示セル |
JP2005292801A (ja) * | 2004-03-09 | 2005-10-20 | Sekisui Chem Co Ltd | 液晶表示素子用遮光シール剤、上下導通材料、及び、液晶表示素子 |
JP2007171774A (ja) | 2005-12-26 | 2007-07-05 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 液晶表示素子用シール剤組成物 |
WO2007114184A1 (ja) * | 2006-03-29 | 2007-10-11 | Sekisui Chemical Co., Ltd. | 液晶滴下工法用シール剤、上下導通材料及び液晶表示素子 |
TW200831541A (en) * | 2006-12-28 | 2008-08-01 | Jsr Corp | Sealant for liquid crystal display device and liquid crystal display device |
-
2008
- 2008-10-10 JP JP2008548789A patent/JP4427085B2/ja active Active
- 2008-10-10 CN CN2008801125524A patent/CN101836157B/zh active Active
- 2008-10-10 WO PCT/JP2008/068481 patent/WO2009054276A1/ja active Application Filing
- 2008-10-10 KR KR1020107011041A patent/KR101486619B1/ko active IP Right Grant
- 2008-10-24 TW TW097140762A patent/TWI463225B/zh active
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20120115972A1 (en) * | 2010-06-28 | 2012-05-10 | Adeka Corporation | Curing resin composition |
US8735511B2 (en) * | 2010-06-28 | 2014-05-27 | Adeka Corporation | Curing resin composition |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN101836157B (zh) | 2012-07-18 |
JPWO2009054276A1 (ja) | 2011-03-03 |
CN101836157A (zh) | 2010-09-15 |
TWI463225B (zh) | 2014-12-01 |
TW200921222A (en) | 2009-05-16 |
KR20100086486A (ko) | 2010-07-30 |
WO2009054276A1 (ja) | 2009-04-30 |
KR101486619B1 (ko) | 2015-01-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4427085B2 (ja) | 液晶滴下工法用シール剤、上下導通材料及び液晶表示素子 | |
US20090061117A1 (en) | Sealant for one drop fill process, vertically conducting material and liquid crystal display device | |
US20100230638A1 (en) | Sealant for One Drop Fill Process, Transfer Material, and Liquid Crystal Display Element | |
JP5091534B2 (ja) | 液晶滴下工法用シール剤、上下導通材料、及び、液晶表示装置 | |
JP5736096B1 (ja) | 液晶滴下工法用シール剤 | |
JP4157896B2 (ja) | 液晶滴下工法用シール剤、上下導通材料及び液晶表示素子 | |
JP5238910B1 (ja) | 液晶表示素子用シール剤及び液晶表示素子 | |
JP5281204B1 (ja) | 液晶表示素子用シール剤及び液晶表示素子 | |
JP2008003260A (ja) | 液晶滴下工法用シール剤、上下導通材料及び液晶表示素子 | |
JP5443941B2 (ja) | 液晶滴下工法用シール剤、上下導通材料及び液晶表示素子 | |
JP2006241323A (ja) | 液晶滴下工法用シール剤、上下導通材料、及び、液晶表示素子 | |
JP2007003911A (ja) | 液晶滴下工法用シール剤、上下導通材料及び液晶表示素子 | |
JP5340505B1 (ja) | 液晶滴下工法用シール剤、上下導通材料、及び、液晶表示素子 | |
JP5340503B1 (ja) | 液晶滴下工法用シール剤、上下導通材料、及び、液晶表示素子 | |
JP5369242B2 (ja) | 液晶滴下工法用シール剤、上下導通材料、及び、液晶表示素子 | |
JP5559458B2 (ja) | 液晶滴下工法用シール剤、上下導通材料及び液晶表示素子 | |
JP5249590B2 (ja) | 液晶滴下工法用シール剤、上下導通材料、及び、液晶表示装置 | |
JP2014123090A (ja) | 液晶滴下工法用シール剤、上下導通材料、及び、液晶表示素子 | |
JP5340500B2 (ja) | 液晶滴下工法用シール剤、上下導通材料、及び、液晶表示素子 | |
JP6046533B2 (ja) | 液晶滴下工法用シール剤、上下導通材料、及び、液晶表示素子 | |
JP2009227969A (ja) | 光重合開始剤、液晶滴下工法用シール剤、上下導通材料、及び、液晶表示装置 | |
JP2008107738A (ja) | 液晶滴下工法用シール剤 | |
JP5564028B2 (ja) | 液晶滴下工法用シール剤、上下導通材料及び液晶表示素子 | |
JP2011209734A (ja) | 液晶滴下工法用シール剤、上下導通材料及び液晶表示素子 | |
JP2006243396A (ja) | 液晶表示素子用シール剤、上下導通材料及び液晶表示素子 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20091117 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20091211 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 4427085 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121218 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121218 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131218 Year of fee payment: 4 |