JP4426513B2 - 超音波探触子及びその製造方法 - Google Patents
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- 複数の振動素子を有する振動部と、
前記振動部の下面側に設けられ、前記複数の振動素子の配列に対応して設けられた第1リードアレイ及び第2リードアレイを有するバッキングと、
前記振動部の上面側に設けられ、前記複数の振動素子の配列に対応して設けられた複数の整合素子を有する整合部と、
を含み、
前記各振動素子は、下面電極、上面電極及び側面電極を有し、
前記各振動素子において、前記下面電極には当該振動素子に対応する第1リードが電気的に接続され、且つ、前記上面電極には前記側面電極を介して当該振動素子に対応する第2リードが電気的に接続され、
前記各振動素子の側面電極の下端部が前記バッキングの上層部内に入り込み、前記バッキングの上層部内において、前記各振動素子の側面電極の下端部が当該振動素子に対応する第2リードに電気的に接続された、
ことを特徴とする超音波探触子。 - 請求項1記載の超音波探触子において、
前記各第2リードには、少なくとも1つの側面電極ペアが接続され、
前記側面電極ペアは、隣接する2つの振動素子間において対向する2つの側面電極によって構成される、
ことを特徴とする超音波探触子。 - 請求項2記載の超音波探触子において、
前記各第2リードは、平板状の形態を有し、
前記各第2リードには、複数の側面電極ペアからなる側面電極ペア列が接続されたことを特徴とする超音波探触子。 - 請求項1記載の超音波探触子において、
前記複数の振動素子は複数の分離溝によって分離形成され、
前記各分離溝は、前記整合部から前記バッキングの上層部内まで貫通する溝であることを特徴とする超音波探触子。 - 請求項1記載の超音波探触子において、
前記各振動素子において前記側面電極と前記下面電極とを電気的に絶縁する絶縁手段が設けられたことを特徴とする超音波探触子。 - 請求項4記載の超音波探触子において、
前記絶縁手段の下端部が前記バッキングの上層部内に入り込んでいることを特徴とする超音波探触子。 - 請求項1記載の超音波探触子において、
前記第1リードアレイは、前記複数の振動素子の配列と同じ配列を有する複数の第1リードによって構成されることを特徴とする超音波探触子。 - 請求項1記載の超音波探触子において、
前記複数の振動素子は、X方向及びY方向に整列した複数の分離溝によって相互分離され、
前記各振動素子において前記X方向に向く2つの側面の内の少なくとも一方に側面電極が形成され、
前記第2リードアレイは、前記X方向に所定ピッチで並んだ複数の第2リードによって構成される、
ことを特徴とする超音波探触子。 - 請求項8記載の超音波探触子において、
前記各振動素子においてX方向に向く2つの側面の一方に側面電極が形成され、前記振動子部において前記X方向に所定ピッチで複数の側面電極ペアが整列し、
前記各側面電極ペアは、前記X方向に隣接する2つの振動素子間において対向する2つの側面電極によって構成され、
前記所定ピッチは、前記X方向における分離溝ピッチの2倍に相当することを特徴とする超音波探触子。 - 請求項8記載の超音波探触子において、
前記各振動素子においてX方向に向く2つの側面の両方に側面電極が形成され、前記振動子部において前記X方向に所定ピッチで複数の側面電極ペアが整列し、
前記各側面電極ペアは、前記X方向に隣接する2つの振動素子間において対向する2つの側面電極によって構成され、
前記所定ピッチは、前記X方向における分離溝ピッチに相当することを特徴とする超音波探触子。 - 複数の分離溝によって相互分離された二次元配列型の複数の振動素子を有する振動部と、
前記振動部の下面側に設けられ、前記複数の振動素子の配列に対応して設けられたシグナルリードアレイ及びグランドリードアレイを有するバッキングと、
前記振動部の上面側に設けられ、前記複数の振動素子の配列に対応して設けられた複数の整合素子を有する整合部と、
を含み、
前記各振動素子は、下面電極、上面電極及び側面電極を有し、
前記各振動素子において、前記下面電極には当該振動素子に対応するシグナルリードが電気的に接続され、且つ、前記上面電極には前記側面電極を介して当該振動素子に対応するグランドリードが電気的に接続され、
前記振動部には複数のグランド接続構造が構築され、
前記各グランド接続構造は、分離溝を介して対向する側面電極ペアを有し、
前記側面電極ペアがそれらに共通のグランドリードに電気的に接続された、
ことを特徴とする超音波探触子。 - 請求項11記載の超音波探触子において、
前記振動子部における複数の下面電極の直下に、複数のシグナルリードの上端部が設けられ、
前記振動子部における複数のグランド接続構造の直下に、複数のグランドリードの上端部が設けられたことを特徴とする超音波探触子。 - 請求項11記載の超音波探触子において、
前記各グランド接続構造において側面電極ペアの下端部が前記バッキングの上層部内に垂直に入り込んでいることを特徴とする超音波探触子。 - 請求項11記載の超音波探触子において、
前記各振動素子において側面電極と下面電極との間に絶縁ギャップが形成されたことを特徴とする超音波探触子。 - 請求項11記載の超音波探触子において、
前記各振動素子において側面電極と振動素子本体部との間に側面絶縁層が形成されたことを特徴とする超音波探触子。 - 複数の分離溝によって相互分離された二次元配列型の複数の振動素子を有する振動部と、
前記振動部の下面側に設けられ、前記複数の振動素子の配列に対応して設けられたシグナルリードアレイ及びグランドリードアレイを有するバッキングと、
前記振動部の上面側に設けられ、前記複数の振動素子の配列に対応して設けられた複数の整合素子を有する整合部と、
を含み、
前記各振動素子は、シグナル下面電極、グランド上面電極、シグナル内部電極、グランド内部電極、シグナル側面電極及びグランド側面電極を有し、
前記各振動素子において、前記シグナル下面電極には当該振動素子に対応するシグナルリードが電気的に接続されると共に前記シグナル内部電極には前記シグナル下面電極及び前記シグナル側面電極を介して当該振動素子に対応するシグナルリードが電気的に接続され、且つ、前記グランド上面電極及び前記グランド内部電極には前記グランド側面電極を介して当該振動素子に対応するグランドリードが電気的に接続され、
前記振動部には複数のシグナル接続構造が構築され、前記各シグナル接続構造は、分離溝を介して対向するシグナル側面電極ペアを有し、
前記振動部には複数のグランド接続構造が構築され、前記各グランド接続構造は、分離溝を介して対向するグランド側面電極ペアを有する、
ことを特徴とする超音波探触子。 - シグナルリードアレイ及びグランドリードアレイが埋設されたバッキング上に、振動板を積層し、これにより積層体を製作する工程と、
前記積層体に対してその上方から前記バッキングの上層部内まで貫通する複数の基礎溝を形成し、それらに導電性部材を導入する工程と、
前記導電性部材の導入後に、前記積層体に対してその上方から前記バッキングの上層部内まで貫通する複数の分離溝を形成し、これによって、残留導電性部材としての側面電極を有する複数の振動素子を製作する工程と、
を含み、
前記各振動素子の下面電極が当該振動素子に対応するシグナルリードに電気的に接続され、前記各振動素子の上面電極が前記側面電極を介して当該振動素子に対応するグランドリードに電気的に接続される、
ことを特徴とする超音波探触子の製造方法。 - シグナルリードアレイ及びグランドリードアレイが埋設されたバッキング上に、振動板を積層し、これにより第1積層体を製作する工程と、
前記第1積層体に対してその上方から前記バッキングの上層部内まで貫通する複数の基礎溝を形成し、それらに導電性部材を導入する工程と、
前記導電性部材が導入された第1積層体上に整合板を積層し、これにより第2積層体を製作する工程と、
前記第2積層体に対してその上方から前記バッキングの上層部内まで貫通する複数の分離溝を形成し、これによって、残留導電性部材としての側面電極を有する複数の振動素子を製作する工程と、
を含み、
前記各振動素子の下面電極が当該振動素子に対応するシグナルリードに電気的に接続され、前記各振動素子の上面電極が前記側面電極を介して当該振動素子に対応するグランドリードに電気的に接続される、
ことを特徴とする超音波探触子の製造方法。 - 請求項17又は18記載の製造方法において、
前記各基礎溝の溝幅よりも前記各分離溝の溝幅の方が狭いことを特徴とする超音波探触子の製造方法。 - シグナルリードアレイ及びグランドリードアレイが埋設されたバッキング上に、振動板を積層し、これにより積層体を製作する工程と、
前記積層体に対してその上方から前記バッキングの上層部内まで貫通する複数の第1基礎溝を形成し、それらに絶縁性部材を導入する工程と、
前記絶縁性部材の導入後に、前記積層体に対してその上方から前記バッキングの上層部内まで貫通する複数の第2基礎溝を形成し、これによって、各第2基礎溝の内面上に側面絶縁層を残留させ、更に、前記複数の第2基礎溝内に導電性部材を導入する工程と、
前記導電性部材の導入後に、前記積層体に対してその上方から前記バッキングの上層部内まで貫通する複数の分離溝を形成し、これによって、側面絶縁層及び残留導電性部材としての側面電極を有する複数の振動素子を製作する工程と、
を含み、
前記各振動素子の下面電極が当該振動素子に対応するシグナルリードに電気的に接続され、前記各振動素子の上面電極が前記側面電極を介して当該振動素子に対応するグランドリードに電気的に接続される、
ことを特徴とする超音波探触子の製造方法。 - 請求項20記載の製造方法において、
前記各第1基礎溝の溝幅よりも前記各第2基礎溝の溝幅の方が狭く、
前記各第2基礎溝の溝幅よりも前記各分離溝の溝幅の方が狭いことを特徴とする超音波探触子の製造方法。
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