JP4426486B2 - 画像処理装置およびプログラム - Google Patents

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本発明は、例えばパーソナルコンピュータなどのアプリケーションで作成してビットマップ化したRGB色空間で示されたカラー画像データを入力して、プリンタエンジンの色再現方式に合わせたCMYK色空間に変換して、プリンタエンジンの表現能力に合わせて少値化処理を行った結果を出力する画像処理装置およびプログラムに関する。
多値の入力画像を少値の出力能力を持つ装置で出力するために、入力画像の取りうる値の数より少ない種類の値で出力画像を表すための技術である中間調処理について様々な手法が提案されている。中間調処理における処理結果としては、周期的なドット配列となるものと、非周期的なドット配列となるものとの二種類に分類できる。前者の例としてディザ処理、後者の例として誤差拡散処理がある。
周期的なドット配列となるディザ処理は、定義したスクリーンに応じて規則的にドットが配置されるため、ざらつきが少ない、すなわち粒状性が良い画像を得ることができる。しかし、入力画像が周期構造を持つ場合、この入力画像と定義したスクリーンとで干渉が発生して画像品質を落とすことがある。また、ディザ処理は、スクリーンのピッチを粗にすることで1ピッチあたりの階調数が増加して階調性が向上し、密にすることで原稿の画像データの変化に追従しやすくなり解像性を向上させることができる。
一方、非周期的なドット配列となる誤差拡散処理は、スクリーンを定義せずにドットが配置され、原画像に忠実な解像性を得ることができ、入力画像との干渉は発生しない。しかし、ドットの配置が規則的でないことから、部分的なドットの粗密が生じて粒状性が悪い。
そこで、従来から、ざらつきと干渉を共に抑制しながら高い解像性を得るために、画像データの局所的な特徴に基づいて中間調処理を切り替える画像処理方法が提案されている。
特許文献1には、誤差拡散処理において入力画像のエッジ度合いに応じて量子化閾値の振動幅を多段階に制御することにより、網点部のモアレ抑制と画像平坦部の安定性かつ粒状性を両立させる技術について開示されており、この中で、エッジ度合いによってしきい値の振幅を変化させる技術について触れている。
また、特許文献2には、画像データに応じて各色毎の属性データを生成し、各色毎の属性データに基づき全ての色に共通な1つの属性データを生成して保持する技術について開示されている。
特開2001−128004号公報 特開2003−259140号公報
ところで、特許文献1に開示されている技術は、カラー画像に対するエッジ度の算出に関して特に示していない。CMYK版に対して各版毎にエッジ度を算出して中間調処理に反映させた場合、例えば赤い線を処理するとM版に対して解像性を重視した処理、Y版に対して粒状性を重視した処理といったように、異なる処理方式が行われることがある。その結果として、M版とY版の線の太さが異なってしまい、得たい色と異なった色で再現されてしまうという問題がある。
また、特許文献2に開示されている技術は、属性データのために必要なメモリや信号線を減らすことでコストを削減できる効果を謳っているが、全版共通の属性データを用いることから、全版に対して同じ位置で処理を切り替えることとなり、切替部での出力画像の変化が強調されてしまう。イメージ画像では、切替部で出力画像に段差が発生して違和感を与えることとなる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、解像性を重視したい領域(例えば、グラフィック領域)と粒状性を重視したい領域(例えば、イメージ領域)とが混在するような場合であっても、ざらつきと干渉を共に抑制しながら高い解像性を持つ出力画像を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1にかかる発明は、入力した第1の表色系で示された画像データを、プリンタエンジンで画像形成するためのデータに変換する画像処理装置において、前記第1の表色系で示された画像データの注目画素の特徴を示す第1特徴量を算出する第1特徴量算出手段と、前記第1の表色系で示された画像データを第2の表色系で示された画像データに変換する色変換手段と、この色変換手段により変換された前記第2の表色系で示された画像データの注目画素の特徴を示す第2特徴量を算出する第2特徴量算出手段と、前記第1特徴量算出手段により算出された前記第1特徴量と前記第2特徴量算出手段により算出された前記第2特徴量とから注目画素の特徴を示す第3特徴量を算出する第3特徴量算出手段と、この第3特徴量算出手段により算出された前記第3特徴量に基づいて注目画素が解像性を重視するか、または粒状性を重視するかを判定し、当該判定に応じた注目画素の量子化を行う中間調処理手段と、を備える。
また、請求項2にかかる発明は、請求項1記載の画像処理装置において、前記中間調処理手段は、前記第3特徴量が解像性を重視した処理を行うことが望ましい値であると判断した場合と、前記第3特徴量が粒状性を重視した処理を行うことが望ましい値であると判断した場合とでは、パラメータを切り替える。
また、請求項3にかかる発明は、請求項1記載の画像処理装置において、前記中間調処理手段は、前記第3特徴量が解像性を重視した処理を行うことが望ましい値であると判断した場合、注目画素の画素位置によってしきい値を変化させない固定しきい値を用い、前記第3特徴量が粒状性を重視した処理を行うことが望ましい値であると判断した場合、ディザしきい値マトリクスを用いて注目画素の量子化を行う。
また、請求項4にかかる発明は、請求項1ないし3のいずれか一記載の画像処理装置において、前記第1特徴量算出手段により算出される前記第1特徴量は、前記第1の表色系それぞれの前記第1特徴量に対してそれぞれに適用する係数を乗じて、その最大値を前記第1の表色系における共通の第1特徴量とする。
また、請求項5にかかる発明は、入力した第1の表色系で示された画像データを、プリンタエンジンで画像形成するためのデータに変換する画像処理装置において、前記第1の表色系で示された画像データの注目画素の特徴を示す第1特徴量を算出する第1特徴量算出手段と、前記第1の表色系で示された画像データを第2の表色系で示された画像データに変換する色変換手段と、前記第1特徴量算出手段により算出された前記第1特徴量に基づき、前記色変換手段により変換された前記第2の表色系で示された画像データの注目画素の特徴を示す第2特徴量の算出手法を決定して、当該算出手法に基づいて前記第2特徴量を算出する第2特徴量算出手段と、この第2特徴量算出手段により算出された前記第2特徴量に基づいて注目画素が解像性を重視するか、または粒状性を重視するかを判定し、当該判定に応じた注目画素の量子化を行う中間調処理手段と、を備える。
また、請求項6にかかる発明は、請求項5記載の画像処理装置において、前記中間調処理手段は、前記第2特徴量が解像性を重視した処理を行うことが望ましい値であると判断した場合と、前記第2特徴量が粒状性を重視した処理を行うことが望ましい値であると判断した場合とでは、パラメータを切り替える。
また、請求項7にかかる発明は、請求項5記載の画像処理装置において、前記中間調処理手段は、前記第2特徴量が解像性を重視した処理を行うことが望ましい値であると判断した場合、注目画素の画素位置によってしきい値を変化させない固定しきい値を用い、前記第2特徴量が粒状性を重視した処理を行うことが望ましい値であると判断した場合、ディザしきい値マトリクスを用いて注目画素の量子化を行う。
また、請求項8にかかる発明は、請求項1ないし7のいずれか一記載の画像処理装置において、前記第1特徴量算出手段により算出される前記第1特徴量は、注目画素毎のエッジ度合いに基づく値である。
また、請求項9にかかる発明は、請求項1ないし8のいずれか一記載の画像処理装置において、前記第1特徴量算出手段により算出される前記第1特徴量は、注目画素毎の線らしさに基づく値である。
また、請求項10にかかる発明は、請求項1ないし9のいずれか一記載の画像処理装置において、前記第1特徴量算出手段により算出される前記第1特徴量は、注目画素の階調値が特定の値であるか否かに基づく値である。
また、請求項11にかかる発明は、入力した第1の表色系で示された画像データを、プリンタエンジンで画像形成するためのデータに変換する処理をコンピュータに実行させるプログラムであって、前記コンピュータに、前記第1の表色系で示された画像データの注目画素の特徴を示す第1特徴量を算出する第1特徴量算出機能と、前記第1の表色系で示された画像データを第2の表色系で示された画像データに変換する色変換機能と、この色変換機能により変換された前記第2の表色系で示された画像データの注目画素の特徴を示す第2特徴量を算出する第2特徴量算出機能と、前記第1特徴量算出機能により算出された前記第1特徴量と前記第2特徴量算出機能により算出された前記第2特徴量とから注目画素の特徴を示す第3特徴量を算出する第3特徴量算出機能と、この第3特徴量算出機能により算出された前記第3特徴量に基づいて注目画素が解像性を重視するか、または粒状性を重視するかを判定し、当該判定に応じた注目画素の量子化を行う中間調処理機能と、を実行させる。
また、請求項12にかかる発明は、請求項11記載のプログラムにおいて、前記中間調処理機能は、前記第3特徴量が解像性を重視した処理を行うことが望ましい値であると判断した場合と、前記第3特徴量が粒状性を重視した処理を行うことが望ましい値であると判断した場合とでは、パラメータを切り替える。
また、請求項13にかかる発明は、請求項11記載のプログラムにおいて、前記中間調処理機能は、前記第3特徴量が解像性を重視した処理を行うことが望ましい値であると判断した場合、注目画素の画素位置によってしきい値を変化させない固定しきい値を用い、前記第3特徴量が粒状性を重視した処理を行うことが望ましい値であると判断した場合、ディザしきい値マトリクスを用いて注目画素の量子化を行う。
また、請求項14にかかる発明は、請求項11ないし13のいずれか一記載のプログラムにおいて、前記第1特徴量算出機能により算出される前記第1特徴量は、前記第1の表色系それぞれの前記第1特徴量に対してそれぞれに適用する係数を乗じて、その最大値を前記第1の表色系における共通の第1特徴量とする。
また、請求項15にかかる発明は、入力した第1の表色系で示された画像データを、プリンタエンジンで画像形成するためのデータに変換する処理をコンピュータに実行させるプログラムであって、前記コンピュータに、前記第1の表色系で示された画像データの注目画素の特徴を示す第1特徴量を算出する第1特徴量算出機能と、前記第1の表色系で示された画像データを第2の表色系で示された画像データに変換する色変換機能と、前記第1特徴量算出機能により算出された前記第1特徴量に基づき、前記色変換機能により変換された前記第2の表色系で示された画像データの注目画素の特徴を示す第2特徴量の算出手法を決定して、当該算出手法に基づいて前記第2特徴量を算出する第2特徴量算出機能と、この第2特徴量算出機能により算出された前記第2特徴量に基づいて注目画素が解像性を重視するか、または粒状性を重視するかを判定し、当該判定に応じた注目画素の量子化を行う中間調処理機能と、を実行させる。
また、請求項16にかかる発明は、請求項15記載のプログラムにおいて、前記中間調処理機能は、前記第2特徴量が解像性を重視した処理を行うことが望ましい値であると判断した場合と、前記第2特徴量が粒状性を重視した処理を行うことが望ましい値であると判断した場合とでは、パラメータを切り替える。
また、請求項17にかかる発明は、請求項15記載のプログラムにおいて、前記中間調処理機能は、前記第2特徴量が解像性を重視した処理を行うことが望ましい値であると判断した場合、注目画素の画素位置によってしきい値を変化させない固定しきい値を用い、前記第2特徴量が粒状性を重視した処理を行うことが望ましい値であると判断した場合、ディザしきい値マトリクスを用いて注目画素の量子化を行う。
また、請求項18にかかる発明は、請求項11ないし17のいずれか一記載のプログラムにおいて、前記第1特徴量算出機能により算出される前記第1特徴量は、注目画素毎のエッジ度合いに基づく値である。
また、請求項19にかかる発明は、請求項11ないし18のいずれか一記載のプログラムにおいて、前記第1特徴量算出機能により算出される前記第1特徴量は、注目画素毎の線らしさに基づく値である。
また、請求項20にかかる発明は、請求項11ないし19のいずれか一記載のプログラムにおいて、前記第1特徴量算出機能により算出される前記第1特徴量は、注目画素の階調値が特定の値であるか否かに基づく値である。
請求項1,11にかかる発明によれば、入力した第1の表色系で示された画像データから第1特徴量算出手段で算出された注目画素の第1特徴量(例えば、注目画素毎のエッジ度合い)と、色変換手段により変換された第2の表色系で示された画像データから第2特徴量算出手段で算出された注目画素の第2特徴量(例えば、注目画素毎のエッジ度合い)とに基づいて、第3特徴量算出手段で第3特徴量を算出する。そして、中間調処理手段における中間調処理では、第3特徴量に基づいて注目画素が解像性を重視するか、または粒状性を重視するかを判定し、当該判定に応じた注目画素の量子化を行う。したがって、解像性を重視したい領域(例えば、グラフィック領域)と粒状性を重視したい領域(例えば、イメージ領域)とが混在するような場合であっても、それぞれに適した中間調処理を行うことができるようになるので、ざらつきと干渉を共に抑制しながら高い解像性を持つ出力画像を得ることができる。
また、請求項4,14にかかる発明によれば、第1の表色系の各版の第1特徴量に対してそれぞれに適用する係数を乗じて、その最大値を第1の表色系の共通の第1特徴量とするようにしたことにより、データ量を減らすことができる。
また、請求項5,15にかかる発明によれば、入力した第1の表色系で示された画像データから第1特徴量算出手段で算出された注目画素の第1特徴量(例えば、注目画素毎のエッジ度合い)に基づき、色変換手段により変換された第2の表色系で示された画像データの注目画素の特徴を示す第2特徴量の算出手法を決定して、当該算出手法に基づいて第2特徴量算出手段で第2特徴量を算出する。そして、中間調処理手段における中間調処理では、第2特徴量に基づいて注目画素が解像性を重視するか、または粒状性を重視するかを判定し、当該判定に応じた注目画素の量子化を行う。したがって、解像性を重視したい領域(例えば、グラフィック領域)と粒状性を重視したい領域(例えば、イメージ領域)とが混在するような場合であっても、それぞれに適した中間調処理を行うことができるようになるので、ざらつきと干渉を共に抑制しながら高い解像性を持つ出力画像を得ることができる。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる画像処理装置およびプログラムの最良な実施の形態を詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
本発明の第1の実施の形態を図1ないし図15に基づいて説明する。本実施の形態は、画像処理装置としてカラーレーザプリンタの画像処理部を適用した例である。
[1.カラーレーザプリンタの制御系の概略構成例]
図1は、本発明の第1の実施の形態にかかるカラーレーザプリンタ1の制御系の概略構成例を示すブロック図である。図1に示すように、この制御系としては、ROM(Read Only Memory)2及びRAM(Random Access Memory)3とともにマイクロコンピュータを構成するCPU(Central Processing Unit)4が設けられている。このCPU4はROM2内に格納された制御プログラムに従い、用紙搬送用のモータ5や、周知の電子写真方式により画像を記録媒体上に形成する画像形成手段であるプリンタエンジン6の駆動制御を始めとして、当該カラーレーザプリンタ1全体の制御を受け持つ。RAM3には各種処理を行う上で必要なデータ等を一時格納するための等の作業領域として使われる。また、ROM2内には、画像処理プログラムを始め、その他の各種プログラムが格納されている。また、I/Oインターフェース7を介し、モータ5やプリンタエンジン6を始めとし、当該カラーレーザプリンタ1を制御する上で必要なその他の入出力装置が接続されている。CPU4、ROM2、RAM3、I/Oインターフェース7は、アドレスバス8及びデータバス9にて接続されており、アドレスの指定及びデータの入出力を行っている。
[2.カラー画像処理部の構成]
図2は、カラーレーザプリンタ1の画像処理部10の構成を示すブロック図である。図2に示すように、カラーレーザプリンタ1は、CPU4がROM2内に格納された画像処理プログラムに従うことにより、画像処理装置である画像処理部10を実現する。この画像処理部10は、例えばパーソナルコンピュータなどのアプリケーションで作成してビットマップ化したRGB色空間で示されたカラー画像データを入力して、プリンタエンジン6の色再現方式に合わせたCMYK色空間に変換して、プリンタエンジン6の表現能力に合わせて少値化処理を行った結果を出力する。このような画像処理部10は、第1特徴量算出手段として機能する第1特徴量算出部11と、色変換手段として機能する色変換部12と、第2特徴量算出手段として機能する第2特徴量算出部13と、第3特徴量算出手段として機能する第3特徴量算出部14と、中間調処理手段として機能する中間調処理部15とを備えている。
第1特徴量算出部11は、RGB色空間で示されたカラー画像データに基づき、後述する方法により第1特徴量を算出して、第3特徴量算出部14へ送る。
色変換部12は、入力したRGB色空間で示されたカラー画像データをCMYK色空間に変換して、第2特徴量算出部13および中間調処理部15へ送る。ここで、RGB色空間で示されたカラー画像データをCMYK色空間に変換する処理は、例えば特開平10−276341号公報に記載されている手法である、メモリマップ法を用いた後にUCR/BG処理を行うことで実現できる。
第2特徴量算出部13は、CMYK色空間で示されたカラー画像データに基づき、後述する方法により第2特徴量を算出して、第3特徴量算出部14へ送る。
第3特徴量算出部14では、第1特徴量算出部11から受け取った第1特徴量と、第2特徴量算出部13から受け取った第2特徴量とに基づき、後述する方法により第3特徴量を算出して中間調処理部15へ送る。
中間調処理部15では、色変換部12から受け取ったCMYK色空間で示された画像データに対して、第3特徴量算出部14から受け取った第3特徴量に基づいた処理パラメータを用いて少値化処理を行う。
[2−1.中間調処理部の説明]
ここで、中間調処理部15で行う少値化処理について詳述する。図3は、中間調処理部15の構成・動作を示すブロック図である。なお、少値化処理はCMYKの各版毎にそれぞれ行うものであるが、ここではC版の処理について示す。図3に示すように、中間調処理部15は、しきい値選択部21と、修正入力値算出部22と、出力階調値決定部23と、誤差算出部24と、誤差バッファ部25と、誤差和算出部26とで構成されている。
しきい値選択部21では、第3特徴量算出部14で算出したC版の第3特徴量に基づき、第3特徴量が所定の値以上、すなわち、解像性を重視した処理を行うことが望ましい場合は注目画素の画素位置によってしきい値を変化させない固定しきい値を用い、第3特徴量が所定の値より小さい、すなわち、粒状性を重視した処理を行うことが望ましい場合は図4に示すディザしきい値マトリクスを用いて注目画素の量子化を行うことを決定して、決定したしきい値マトリクス情報を出力階調値決定部23へ送る。
ここで、しきい値選択部21が固定しきい値を用いることを決定した場合の処理について説明する。あらかじめ出力階調値255に相当するドットを出すか否かを決定するしきい値を128としておき、注目画素の修正入力値が128以下であれば出力値は0、そうでなければ出力値は255とする。なお、0は最も濃度が低く、255は最も濃度が高いとする。
次に、しきい値選択部21が図4に示すしきい値マトリクスを用いることを決定した場合の処理について説明する。ここで、図4のマトリクスは、出力階調値255に相当するドットを出すか否かを決定するしきい値であり、600dpiの出力解像度において約212線、45度の網点スクリーンを表現する2値出力用のしきい値マトリクスである。しきい値マトリクス上で注目画素に対応する位置は、出力画像のサイズにタイル状に繰り返し敷き詰めたときの、注目画素がしきい値マトリクス中のどの位置に相当するかにより決定する。すなわち、しきい値マトリクスのサイズが横w画素、縦h画素であり、注目画素の位置が出力画像座標で横x、縦yである場合は、しきい値マトリクス座標で横(x%w)、縦(y%h)のしきい値を用いる。そして、例えば注目画素に対応するしきい値がしきい値マトリクス座標で横0、縦2である場合は、出力階調値255に相当するドットを出すか否かを決定するためのしきい値は240となり、注目画素の修正入力値が240以下であれば出力値は0、そうでなければ出力値は255となる。
修正入力値算出部22では、画像データ中の注目画素における画素データと、後述する誤差和算出部26から得られた周辺画素における誤差和との和である修正入力値を算出して後段の処理に送る。
出力階調値決定部23では、しきい値選択部21から受けたしきい値マトリクス情報から注目画素に対応するしきい値と、修正入力値算出部22から受けた修正入力値との大小関係を比較して、出力階調値を決定する。
誤差算出部24では、前記修正入力値から前記出力した出力階調値を減じた値を誤差として誤差バッファ部25に格納する。
以上の処理により、出力階調値を求めることができる。一方、修正誤差値は、以下のようにして求める。
誤差和算出部26は、図5に示す誤差マトリクスを用いて注目画素に関与する誤差の和を算出する。図5に示す誤差マトリクスにおいては、×印で示した部分が注目画素を意味する。例えば、注目画素の1ライン真上の画素の量子化誤差が32であった場合、誤差マトリクス中のその画素に対応する値は4/32であるから、その画素から注目画素に関与する誤差は両者の積である4となる。すなわち、誤差和算出部26は、1つの注目画素に対して2ライン上の7画素、1ライン上の7画素、同一ラインの3画素の計17画素における量子化誤差を誤差バッファ部25から読み出し、誤差マトリクスと積和演算を行うことで注目画素に関与する誤差和を算出して、その誤差和を修正入力値算出部22へ送る。なお、図5に示す誤差マトリクスは、全ての要素を加算したとき1となるように設計している。これは、発生した誤差を過不足なく周囲の画素で用いるためである。
ここで、誤差を算出するために、図6に示すような誤差マトリクスを利用しても良い。図6の誤差マトリクスは、マトリクス中の各値を図5の32倍としたものである。例えば、注目画素の1ライン真上の画素の量子化誤差が32であった場合、誤差マトリクス中のその画素に対応する値は4であるから、その画素から注目画素に関与する誤差はひとまず両者の積である128とする。このようにして、1つの注目画素に対して2ライン上の7画素、1ライン上の7画素、同一ラインの3画素の計17画素における量子化誤差を誤差バッファ部25から読み出し、誤差マトリクスと演算を行うことで注目画素に関与する誤差和を算出する。このような方法をとることにより、高速な整数演算で誤差和を注目画素に関与する誤差を算出することができる。その後、誤差マトリクス中の各値は32倍にしているため、前記誤差和を32で除する。
中間調処理部15は、以上のようにしてCMYK各版に対して出力階調値、すなわち画像データを求めて、本画像処理部10から出力する。
[2−2.第1特徴量算出部の説明]
次に、RGB色空間で示された画像データに基づき、第1特徴量算出部11において第1特徴量を算出する方法について図7を参照して説明する。図7に示すように、第1特徴量算出部11は、一次微分フィルタ部61と、絶対値算出部62と、最大値選択部63とで構成されている。このような第1特徴量算出部11は、RGBの各版毎にそれぞれ以下の処理を行う。
一次微分フィルタ部61は、入力された画像データに対して、一次微分フィルタ演算を行う。より詳細には、一次微分フィルタ部61は、縦横斜めの4方向の傾斜を検出するために、図8−1〜図8−4に示すフィルタを用いて、注目画素をフィルタの中心に位置させて入力階調値とフィルタとの積和演算を行い、4種類の一次微分値を得て、絶対値算出部62へ送る。
絶対値算出部62は、一次微分フィルタ部61から受けた一次微分値の絶対値をそれぞれ求め、最大値選択部63へ送る。
最大値選択部63は、絶対値算出部62から受けた4種類の一次微分値の絶対値のうち最大の値を注目画素の第1特徴量として第1特徴量算出部11の出力とする。
すなわち、第1特徴量算出部11から出力される第1特徴量は、画素毎のエッジ度合いに基づく値である。
[2−3.第2特徴量算出部の説明]
次に、CMYK色空間で示された画像データに基づき、第2特徴量算出部13において第2特徴量を算出する方法について図9を参照して説明する。図9に示すように、第2特徴量算出部13は、一次微分フィルタ部71と、絶対値算出部72と、最大値選択部73とで構成されている。このような第2特徴量算出部13は、CMYKの各版毎にそれぞれ以下の処理を行う。
一次微分フィルタ部71は、入力された画像データに対して、一次微分フィルタ演算を行う。より詳細には、一次微分フィルタ部71は、縦横斜めの4方向の傾斜を検出するために、図8−1〜図8−4に示すフィルタを用いて、注目画素をフィルタの中心に位置させて入力階調値とフィルタとの積和演算を行い、4種類の一次微分値を得て、絶対値算出部72へ送る。
絶対値算出部72は、一次微分フィルタ部71から受けた一次微分値の絶対値をそれぞれ求め、最大値選択部73へ送る。
最大値選択部73は、絶対値算出部72から受けた4種類の一次微分値の絶対値のうち最大の値を注目画素の第2特徴量として第2特徴量算出部13の出力とする。
すなわち、第2特徴量算出部13から出力される第2特徴量は、画素毎のエッジ度合いに基づく値である。
[2−4.第3特徴量算出部の説明]
次に、第1特徴量算出部11において算出された第1特徴量と第2特徴量算出部13において算出された第2特徴量とに基づき、第3特徴量算出部14において第3特徴量を算出する方法について説明する。
図10は、第3特徴量算出部14におけるC版の第3特徴量を算出する処理の流れを示す説明図である。図10に示すように、C版の第3特徴量は、C版の第2特徴量に係数を乗じた値、G版の第1特徴量に係数を乗じた値、およびB版の第1特徴量に係数を乗じた値のうち、最大の値とする。
図11は、第3特徴量算出部14におけるM版の第3特徴量を算出する処理の流れを示す説明図である。図11に示すように、M版の第3特徴量は、M版の第2特徴量に係数を乗じた値、R版の第1特徴量に係数を乗じた値、およびB版の第1特徴量に係数を乗じた値のうち、最大の値とする。
図12は、第3特徴量算出部14におけるY版の第3特徴量を算出する処理の流れを示す説明図である。図12に示すように、Y版の第3特徴量は、Y版の第2特徴量に係数を乗じた値、R版の第1特徴量に係数を乗じた値、およびG版の第1特徴量に係数を乗じた値のうち、最大の値とする。
図13は、第3特徴量算出部14におけるK版の第3特徴量を算出する処理の流れを示す説明図である。図13に示すように、K版の第3特徴量は、K版の第2特徴量に係数を乗じた値とする。
ここで、第1特徴量や第2特徴量に乗ずる係数は、RGB色空間からCMYK色空間へ変換する際の変換特性に基づいて決定する。例えば、同じ太さの赤、青、緑、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの線がそれぞれ同じ第3特徴量となるように係数を決定する。なお、これらの係数を乗じる処理を行わないことで簡略な構成とすることもできる。
なお、図13においては、K版の第3特徴量をK版の第2特徴量のみから求めるようにしたが、図14に示すように、K版の第2特徴量に係数を乗じた値、R版の第1特徴量に係数を乗じた値、G版の第1特徴量に係数を乗じた値、およびB版の第1特徴量に係数を乗じた値のうち最大の値を、K版の第3特徴量とするようにしても良い。
また、本実施の形態においては、第1特徴量、第2特徴量、第3特徴量は、一次微分値に所定の係数を乗じた値である構成を示したが、これに限らず、例えば第1特徴量を算出した時点で所定のしきい値との大小関係からエッジであるか否かを判断してこれを次工程に渡すといったように特徴量を少ない種類の値で表す構成であってもよく、このような構成を取った場合、特徴量に必要なデータ量を減らすことができる。
さらに、本実施の形態においては、一次微分値に基づいて第1特徴量や第2特徴量を算出しているが、これに限るものではない。例えば、細線の内部を検知する目的で、すなわち線らしさに基づく値を算出する目的で、図15−1〜図15−4に示すような二次微分フィルタを用いたり、前景か背景かを判断するために入力階調値の大小(注目画素の階調値が特定の値であるか否か)に基づいて算出する構成や、これらを複合して用いて算出する構成であっても良い。
このように本実施の形態によれば、RGB色空間で示された画像データから第1特徴量算出部11で算出された注目画素の第1特徴量(例えば、注目画素毎のエッジ度合い)と、CMYK色空間で示された画像データから第2特徴量算出部13で算出された注目画素の第2特徴量(例えば、注目画素毎のエッジ度合い)とに基づいて、第3特徴量算出部14で第3特徴量を算出する。そして、中間調処理部15における中間調処理では、第3特徴量が所定の値以上、すなわち、解像性を重視した処理を行うことが望ましい場合は注目画素の画素位置によってしきい値を変化させない固定しきい値を用い、第3特徴量が所定の値より小さい、すなわち、粒状性を重視した処理を行うことが望ましい場合はディザしきい値マトリクスを用いて注目画素の量子化を行うことを決定する。したがって、解像性を重視したい領域(例えば、グラフィック領域)と粒状性を重視したい領域(例えば、イメージ領域)とが混在するような場合であっても、それぞれに適した中間調処理を行うことができるようになるので、ざらつきと干渉を共に抑制しながら高い解像性を持つ出力画像を得ることができる。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態を図16ないし図20に基づいて説明する。なお、前述した第1の実施の形態と同じ部分は同じ符号で示し説明も省略する。本実施の形態においては、RGB各版の第1特徴量に対してそれぞれに適用する係数を乗じて、その最大値をRGB共通の第1特徴量とするようにしたものである。
[1.第1特徴量算出部の説明]
図16は、第1特徴量算出部11におけるRGB共通の第1特徴量を算出する処理の流れを示す説明図である。図16に示すように、RGB共通の第1特徴量は、R版の第1特徴量に係数を乗じた値、G版の第1特徴量に係数を乗じた値、およびB版の第1特徴量に係数を乗じた値のうち、最大の値とする。
[2.第3特徴量算出部の説明]
次に、第1特徴量算出部11において算出されたRGB共通の第1特徴量と第2特徴量算出部13において算出された第2特徴量とに基づき、第3特徴量算出部14において第3特徴量を算出する方法について説明する。
図17は、第3特徴量算出部14におけるC版の第3特徴量を算出する処理の流れを示す説明図である。図17に示すように、C版の第3特徴量は、C版の第2特徴量に係数を乗じた値、およびRGB共通の第1特徴量に係数を乗じた値のうち、最大の値とする。
図18は、第3特徴量算出部14におけるM版の第3特徴量を算出する処理の流れを示す説明図である。図18に示すように、M版の第3特徴量は、M版の第2特徴量に係数を乗じた値、およびRGB共通の第1特徴量に係数を乗じた値のうち、最大の値とする。
図19は、第3特徴量算出部14におけるY版の第3特徴量を算出する処理の流れを示す説明図である。図19に示すように、Y版の第3特徴量は、Y版の第2特徴量に係数を乗じた値、およびRGB共通の第1特徴量に係数を乗じた値のうち、最大の値とする。
図20は、第3特徴量算出部14におけるK版の第3特徴量を算出する処理の流れを示す説明図である。図20に示すように、K版の第3特徴量は、K版の第2特徴量に係数を乗じた値、およびRGB共通の第1特徴量に係数を乗じた値のうち、最大の値とする。
このように本実施の形態によれば、RGB各版の第1特徴量に対してそれぞれに適用する係数を乗じて、その最大値をRGB共通の第1特徴量とするようにしたことにより、データ量を減らすことができる。
[第3の実施の形態]
次に、本発明の第3の実施の形態を図21および図22に基づいて説明する。なお、前述した第1の実施の形態と同じ部分は同じ符号で示し説明も省略する。本実施の形態は、第1の実施の形態とは、カラー画像処理部の構成が異なるものである。
[1.カラー画像処理部の構成]
図21は、本発明の第3の実施の形態にかかる画像処理部50の構成を示すブロック図である。図21に示すように、第1特徴量算出手段として機能する第1特徴量算出部51と、色変換手段として機能する色変換部52と、第2特徴量算出手段として機能する第2特徴量算出部53と、中間調処理手段として機能する中間調処理部54とを備えている。
第1特徴量算出部51は、RGB色空間で示されたカラー画像データに基づき、第1の実施の形態で説明した方法(図7参照)と同様の方法により第1特徴量を算出して、第2特徴量算出部53へ送る。
色変換部52は、入力したRGB色空間で示されたカラー画像データをCMYK色空間に変換して、第2特徴量算出部53および中間調処理部15へ送る。ここで、RGB色空間で示されたカラー画像データをCMYK色空間に変換する処理は、例えば特開平10−276341号公報に記載されている手法である、メモリマップ法を用いた後にUCR/BG処理を行うことで実現できる。
第2特徴量算出部53は、CMYK色空間で示されたカラー画像データに基づき、後述する方法により第2特徴量を算出して、中間調処理部54へ送る。
中間調処理部54では、色変換部52から受け取ったCMYK色空間で示された画像データに対して、第2特徴量算出部53から受け取った第2特徴量に基づいた処理パラメータを用いて少値化処理を行う。中間調処理部54における中間調処理については、第1の実施の形態の中間調処理部15における中間調処理で第3特徴量の代わりに第2特徴量を用いる点が変わるのみである。
[2.第2特徴量算出部の説明]
次に、第1特徴量算出部51において算出された第1特徴量とCMYK色空間で示された画像データとに基づき、第2特徴量算出部53において第2特徴量を算出する方法について図22のフローチャートを参照して説明する。なお、図22のフローチャートは、C版の第2特徴量を算出する処理について示すものである。このような処理は、C版、M版、Y版、K版の各版毎に行われる。
図22に示すように、第1特徴量算出部51において算出された第1特徴量に係数を乗じ(ステップS101)、係数を乗じた第1特徴量が所定の値以上であると判定された場合(ステップS102のY)、すなわち、解像性を重視した処理を行うことが望ましいことを示す値である場合は、C版の一次微分値の算出を行わずに、中間調処理部54が解像性を重視した処理を行うような値、例えば第1特徴量をC版の第2特徴量として出力する(ステップS103)。
一方、第1特徴量が所定の値未満である場合(ステップS102のN)、すなわち、粒状性を重視した処理を行うことが望ましいことを示す値である場合は、第1の実施の形態で説明した方法(図9参照)に従って、C版に対する一次微分値を算出して(ステップS104)、この一次微分値をC版の第2特徴量として出力する(ステップS105)。
このように本実施の形態によれば、RGB色空間で示された画像データから第1特徴量算出部51で算出された注目画素の第1特徴量(例えば、注目画素毎のエッジ度合い)に基づき、CMYK色空間で示された画像データの注目画素の特徴を示す第2特徴量の算出手法を決定して、当該算出手法に基づいて第2特徴量算出部53で第2特徴量を算出する。そして、中間調処理部54における中間調処理では、第2特徴量が所定の値以上、すなわち、解像性を重視した処理を行うことが望ましい場合は注目画素の画素位置によってしきい値を変化させない固定しきい値を用い、第2特徴量が所定の値より小さい、すなわち、粒状性を重視した処理を行うことが望ましい場合はディザしきい値マトリクスを用いて注目画素の量子化を行うことを決定する。したがって、解像性を重視したい領域(例えば、グラフィック領域)と粒状性を重視したい領域(例えば、イメージ領域)とが混在するような場合であっても、それぞれに適した中間調処理を行うことができるようになるので、ざらつきと干渉を共に抑制しながら高い解像性を持つ出力画像を得ることができる。
[第4の実施の形態]
次に、本発明の第4の実施の形態を図23および図24に基づいて説明する。なお、前述した第1の実施の形態または第2の実施の形態と同じ部分は同じ符号で示し説明も省略する。本実施の形態は、第1の実施の形態または第2の実施の形態とは、第1特徴量算出部における第1特徴量の算出方法および第3特徴量算出部における第3特徴量の算出方法が異なるものである。
[1.第1特徴量算出部の説明]
図23は、本発明の第4の実施の形態にかかる第1特徴量算出部11の構成を示すブロック図である。図23に示すように、本実施の形態の第1特徴量算出部11は、RGBの各版毎に、一次微分フィルタ部61と、絶対値算出部62と、最大値選択部63とを備えている。加えて、本実施の形態の第1特徴量算出部11は、特定値判定部64と、特徴量決定部65とを備えている。
カラー画像データのR版が入力されると、一次微分フィルタ部61は、入力された画像データ(R版)に対して、一次微分フィルタ演算を行う。より詳細には、一次微分フィルタ部61は、縦横斜めの4方向の傾斜を検出するために、図8−1〜図8−4に示すフィルタを用いて、注目画素をフィルタの中心に位置させて入力階調値とフィルタとの積和演算を行い、4種類の一次微分値を得て、絶対値算出部62へ送る。
絶対値算出部62は、一次微分フィルタ部61から受けた一次微分値の絶対値をそれぞれ求め、最大値選択部63へ送る。
最大値選択部63は、絶対値算出部62から受けた4種類の一次微分値の絶対値のうち最大の値をR版の第1特徴量として特徴量決定部65に出力する。
同様に、G版、B版に対してもそれぞれの第1特徴量を求め、特徴量決定部65に出力する。
また、特定値判定部64は、注目画素値が特定の値、すなわち、(R,G,B)が、(0,0,0)、(0,0,255)、(0,255,0)、(255,0,0)、(0,255,255)、(255,0,255)、(255,0,0)のいずれかであるか否かを判定して、その結果を特徴量決定部65に出力する。
特徴量決定部65は、特定値判定部64の出力を用いて注目画素が特定値である場合に、第2の実施の形態で説明した方法(図16参照)と同様の方法により算出したRGB共通の第1特徴量が所定の値以上である場合は、グラフィックであるとした情報を第1特徴量として出力する。RGB共通の第1特徴量が所定の値未満である場合は、グラフィックでないとした情報を第1特徴量として出力する。また、注目画素が特定値でない場合にも、グラフィックでないとした情報を第1特徴量として出力する。
[2.第3特徴量算出部の説明]
次に、第1特徴量算出部11において算出された第1特徴量と第2特徴量算出部13において算出された第2特徴量とに基づき、第3特徴量算出部14において第3特徴量を算出する方法について図24のフローチャートを参照して説明する。なお、図24のフローチャートは、C版の第3特徴量を算出する処理について示すものである。このような処理は、C版、M版、Y版、K版の各版毎に行われる。
図24に示すように、ステップS201において、注目画素がグラフィックであるか否かを第1特徴量に基づき判断する。第1特徴量がグラフィックであると判定した場合(ステップS201のY)、中間調処理部15が解像性を重視した処理を行うような値を、C版の第3特徴量として出力する(ステップS202)。
一方、第1特徴量がグラフィックでないと判定した場合(ステップS201のN)、C版の第2特徴量をC版の第3特徴量として出力する(ステップS203)。
このように本実施の形態によれば、RGB色空間で示された画像データから第1特徴量算出部11で算出された注目画素の第1特徴量(グラフィックであるとした情報またはグラフィックでないとした情報)と、CMYK色空間で示された画像データから第2特徴量算出部13で算出された注目画素の第2特徴量(例えば、注目画素毎のエッジ度合い)とに基づいて、第3特徴量算出部14で第3特徴量を算出する。そして、中間調処理部15における中間調処理では、第3特徴量が所定の値以上、すなわち、解像性を重視した処理を行うことが望ましい場合は注目画素の画素位置によってしきい値を変化させない固定しきい値を用い、第3特徴量が所定の値より小さい、すなわち、粒状性を重視した処理を行うことが望ましい場合はディザしきい値マトリクスを用いて注目画素の量子化を行うことを決定する。したがって、解像性を重視したい領域(例えば、グラフィック領域)と粒状性を重視したい領域(例えば、イメージ領域)とが混在するような場合であっても、それぞれに適した中間調処理を行うことができるようになるので、ざらつきと干渉を共に抑制しながら高い解像性を持つ出力画像を得ることができる。
なお、本実施の形態においては、特徴量決定部65がグラフィックスであるか否かを示す情報を出力する構成であったが、これに限らず、例えばイメージであるか否かを示す情報を出力する構成であっても良い。
なお、各実施の形態においては、カラーレーザプリンタを適用した例を示したが、これに限るものではなく、コピー機能、ファクシミリ(FAX)機能、プリント機能、スキャナ機能及び入力画像(スキャナ機能による読み取り原稿画像やプリンタあるいはFAX機能により入力された画像)を配信する機能等を複合したいわゆるMFP(Multi Function Peripheral)と称されるデジタルカラー複合機などに適用することもできる。
なお、各実施の形態のカラーレーザプリンタ1で実行されるプログラムは、ROM2に予め組み込まれて提供されるものとしたが、これに限るものではなく、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
さらに、各実施の形態のカラーレーザプリンタ1で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、各実施の形態のカラーレーザプリンタ1で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
本発明の第1の実施の形態にかかるカラーレーザプリンタの制御系の概略構成例を示すブロック図である。 カラーレーザプリンタの画像処理部の構成を示すブロック図である。 中間調処理部の構成・動作を示すブロック図である。 しきい値マトリクスを示す模式図である。 誤差マトリクスを示す模式図である。 誤差マトリクスを示す模式図である。 第1特徴量算出部の構成を示すブロック図である。 一次微分フィルタ部で用いるフィルタを示す模式図である。 一次微分フィルタ部で用いるフィルタを示す模式図である。 一次微分フィルタ部で用いるフィルタを示す模式図である。 一次微分フィルタ部で用いるフィルタを示す模式図である。 第2特徴量算出部の構成を示すブロック図である。 第3特徴量算出部におけるC版の第3特徴量を算出する処理の流れを示す説明図である。 第3特徴量算出部におけるM版の第3特徴量を算出する処理の流れを示す説明図である。 第3特徴量算出部におけるY版の第3特徴量を算出する処理の流れを示す説明図である。 第3特徴量算出部におけるK版の第3特徴量を算出する処理の流れを示す説明図である。 第3特徴量算出部におけるK版の第3特徴量を算出する処理の流れの変形例を示す説明図である。 二次微分フィルタを示す模式図である。 二次微分フィルタを示す模式図である。 二次微分フィルタを示す模式図である。 二次微分フィルタを示す模式図である。 本発明の第2の実施の形態にかかる第1特徴量算出部におけるRGB共通の第1特徴量を算出する処理の流れを示す説明図である。 第3特徴量算出部におけるC版の第3特徴量を算出する処理の流れを示す説明図である。 第3特徴量算出部におけるM版の第3特徴量を算出する処理の流れを示す説明図である。 第3特徴量算出部におけるY版の第3特徴量を算出する処理の流れを示す説明図である。 第3特徴量算出部におけるK版の第3特徴量を算出する処理の流れを示す説明図である。 本発明の第3の実施の形態にかかる画像処理部の構成を示すブロック図である。 第2特徴量算出部における第2特徴量の算出処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第4の実施の形態にかかる第1特徴量算出部の構成を示すブロック図である。 第3特徴量算出部における第3特徴量の算出処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
10 画像処理装置
11 第1特徴量算出手段
12 色変換手段
13 第2特徴量算出手段
14 第3特徴量算出手段
15 中間調処理手段
50 画像処理装置
51 第1特徴量算出手段
52 色変換手段
53 第2特徴量算出手段
54 中間調処理手段

Claims (20)

  1. 入力した第1の表色系で示された画像データを、プリンタエンジンで画像形成するためのデータに変換する画像処理装置において、
    前記第1の表色系で示された画像データの注目画素の特徴を示す第1特徴量を算出する第1特徴量算出手段と、
    前記第1の表色系で示された画像データを第2の表色系で示された画像データに変換する色変換手段と、
    この色変換手段により変換された前記第2の表色系で示された画像データの注目画素の特徴を示す第2特徴量を算出する第2特徴量算出手段と、
    前記第1特徴量算出手段により算出された前記第1特徴量と前記第2特徴量算出手段により算出された前記第2特徴量とから注目画素の特徴を示す第3特徴量を算出する第3特徴量算出手段と、
    この第3特徴量算出手段により算出された前記第3特徴量に基づいて注目画素が解像性を重視するか、または粒状性を重視するかを判定し、当該判定に応じた注目画素の量子化を行う中間調処理手段と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記中間調処理手段は、前記第3特徴量が解像性を重視した処理を行うことが望ましい値であると判断した場合と、前記第3特徴量が粒状性を重視した処理を行うことが望ましい値であると判断した場合とでは、パラメータを切り替える、
    ことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記中間調処理手段は、前記第3特徴量が解像性を重視した処理を行うことが望ましい値であると判断した場合、注目画素の画素位置によってしきい値を変化させない固定しきい値を用い、前記第3特徴量が粒状性を重視した処理を行うことが望ましい値であると判断した場合、ディザしきい値マトリクスを用いて注目画素の量子化を行う、
    ことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  4. 前記第1特徴量算出手段により算出される前記第1特徴量は、前記第1の表色系それぞれの前記第1特徴量に対してそれぞれに適用する係数を乗じて、その最大値を前記第1の表色系における共通の第1特徴量とする、
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一記載の画像処理装置。
  5. 入力した第1の表色系で示された画像データを、プリンタエンジンで画像形成するためのデータに変換する画像処理装置において、
    前記第1の表色系で示された画像データの注目画素の特徴を示す第1特徴量を算出する第1特徴量算出手段と、
    前記第1の表色系で示された画像データを第2の表色系で示された画像データに変換する色変換手段と、
    前記第1特徴量算出手段により算出された前記第1特徴量に基づき、前記色変換手段により変換された前記第2の表色系で示された画像データの注目画素の特徴を示す第2特徴量の算出手法を決定して、当該算出手法に基づいて前記第2特徴量を算出する第2特徴量算出手段と、
    この第2特徴量算出手段により算出された前記第2特徴量に基づいて注目画素が解像性を重視するか、または粒状性を重視するかを判定し、当該判定に応じた注目画素の量子化を行う中間調処理手段と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  6. 前記中間調処理手段は、前記第2特徴量が解像性を重視した処理を行うことが望ましい値であると判断した場合と、前記第2特徴量が粒状性を重視した処理を行うことが望ましい値であると判断した場合とでは、パラメータを切り替える、
    ことを特徴とする請求項5記載の画像処理装置。
  7. 前記中間調処理手段は、前記第2特徴量が解像性を重視した処理を行うことが望ましい値であると判断した場合、注目画素の画素位置によってしきい値を変化させない固定しきい値を用い、前記第2特徴量が粒状性を重視した処理を行うことが望ましい値であると判断した場合、ディザしきい値マトリクスを用いて注目画素の量子化を行う、
    ことを特徴とする請求項5記載の画像処理装置。
  8. 前記第1特徴量算出手段により算出される前記第1特徴量は、注目画素毎のエッジ度合いに基づく値である、
    ことを特徴とする請求項1ないし7のいずれか一記載の画像処理装置。
  9. 前記第1特徴量算出手段により算出される前記第1特徴量は、注目画素毎の線らしさに基づく値である、
    ことを特徴とする請求項1ないし8のいずれか一記載の画像処理装置。
  10. 前記第1特徴量算出手段により算出される前記第1特徴量は、注目画素の階調値が特定の値であるか否かに基づく値である、
    ことを特徴とする請求項1ないし9のいずれか一記載の画像処理装置。
  11. 入力した第1の表色系で示された画像データを、プリンタエンジンで画像形成するためのデータに変換する処理をコンピュータに実行させるプログラムであって、前記コンピュータに、
    前記第1の表色系で示された画像データの注目画素の特徴を示す第1特徴量を算出する第1特徴量算出機能と、
    前記第1の表色系で示された画像データを第2の表色系で示された画像データに変換する色変換機能と、
    この色変換機能により変換された前記第2の表色系で示された画像データの注目画素の特徴を示す第2特徴量を算出する第2特徴量算出機能と、
    前記第1特徴量算出機能により算出された前記第1特徴量と前記第2特徴量算出機能により算出された前記第2特徴量とから注目画素の特徴を示す第3特徴量を算出する第3特徴量算出機能と、
    この第3特徴量算出機能により算出された前記第3特徴量に基づいて注目画素が解像性を重視するか、または粒状性を重視するかを判定し、当該判定に応じた注目画素の量子化を行う中間調処理機能と、
    を実行させることを特徴とするプログラム。
  12. 前記中間調処理機能は、前記第3特徴量が解像性を重視した処理を行うことが望ましい値であると判断した場合と、前記第3特徴量が粒状性を重視した処理を行うことが望ましい値であると判断した場合とでは、パラメータを切り替える、
    ことを特徴とする請求項11記載のプログラム。
  13. 前記中間調処理機能は、前記第3特徴量が解像性を重視した処理を行うことが望ましい値であると判断した場合、注目画素の画素位置によってしきい値を変化させない固定しきい値を用い、前記第3特徴量が粒状性を重視した処理を行うことが望ましい値であると判断した場合、ディザしきい値マトリクスを用いて注目画素の量子化を行う、
    ことを特徴とする請求項11記載のプログラム。
  14. 前記第1特徴量算出機能により算出される前記第1特徴量は、前記第1の表色系それぞれの前記第1特徴量に対してそれぞれに適用する係数を乗じて、その最大値を前記第1の表色系における共通の第1特徴量とする、
    ことを特徴とする請求項11ないし13のいずれか一記載のプログラム。
  15. 入力した第1の表色系で示された画像データを、プリンタエンジンで画像形成するためのデータに変換する処理をコンピュータに実行させるプログラムであって、前記コンピュータに、
    前記第1の表色系で示された画像データの注目画素の特徴を示す第1特徴量を算出する第1特徴量算出機能と、
    前記第1の表色系で示された画像データを第2の表色系で示された画像データに変換する色変換機能と、
    前記第1特徴量算出機能により算出された前記第1特徴量に基づき、前記色変換機能により変換された前記第2の表色系で示された画像データの注目画素の特徴を示す第2特徴量の算出手法を決定して、当該算出手法に基づいて前記第2特徴量を算出する第2特徴量算出機能と、
    この第2特徴量算出機能により算出された前記第2特徴量に基づいて注目画素が解像性を重視するか、または粒状性を重視するかを判定し、当該判定に応じた注目画素の量子化を行う中間調処理機能と、
    を実行させることを特徴とするプログラム。
  16. 前記中間調処理機能は、前記第2特徴量が解像性を重視した処理を行うことが望ましい値であると判断した場合と、前記第2特徴量が粒状性を重視した処理を行うことが望ましい値であると判断した場合とでは、パラメータを切り替える、
    ことを特徴とする請求項15記載のプログラム。
  17. 前記中間調処理機能は、前記第2特徴量が解像性を重視した処理を行うことが望ましい値であると判断した場合、注目画素の画素位置によってしきい値を変化させない固定しきい値を用い、前記第2特徴量が粒状性を重視した処理を行うことが望ましい値であると判断した場合、ディザしきい値マトリクスを用いて注目画素の量子化を行う、
    ことを特徴とする請求項15記載のプログラム。
  18. 前記第1特徴量算出機能により算出される前記第1特徴量は、注目画素毎のエッジ度合いに基づく値である、
    ことを特徴とする請求項11ないし17のいずれか一記載のプログラム。
  19. 前記第1特徴量算出機能により算出される前記第1特徴量は、注目画素毎の線らしさに基づく値である、
    ことを特徴とする請求項11ないし18のいずれか一記載のプログラム。
  20. 前記第1特徴量算出機能により算出される前記第1特徴量は、注目画素の階調値が特定の値であるか否かに基づく値である、
    ことを特徴とする請求項11ないし19のいずれか一記載のプログラム。
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