JP4426019B2 - 発塵防止機構を備えた電動プレス - Google Patents

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    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B15/00Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
    • B30B15/0082Dust eliminating means; Mould or press ram cleaning means

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、内部をクリーンルームとした工場,研究所等でプレス作業を行うために極めて好適であり、且つ簡単なる構造とすることができる発塵防止機構を備えた電動プレスに関する。
【0002】
【従来の技術】
電動プレスで発塵防止機構を備えたものはなかった。
本願出願人は先に特願平11−25543号として、クリーンルームとした工場,研究所等でプレス作業を行うために、電動プレスに対して内部で発生する塵埃をクリーンルーム内に放出しないため、略密閉構造として、かつ内部の空気を吸引して排気するクリーンルーム対応の電動プレスを提案した。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
これらのクリーンルーム対応の電動プレスでは、内部の空気を吸引してクリーンルーム外に排気することから、クリーンルーム対応の電動プレスは完全な密閉状態であることは求められないが、吸引・排気の停止状態においては、微少隙間からの塵埃の僅かな放出がなされることがあった。
【0004】
僅かな放出でも高いクリーン度を要求される場所では、クリーンルーム対応の電動プレスとしては不適当であり、このために吸引・排気の停止状態においても塵埃放出することがない、クリーンルーム対応の電動プレスが望まれていた。
【0005】
また、制作上及び保守点検のために、ケーシングは複数の部分に分割されて、組み立てられるようになっている。この必要な分割部の隙間からの塵埃放出をすることがないクリーンルーム対応の電動プレスが望まれていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、内部と外部を機密に仕切るケーシングと、該ケーシングの内部と外部とを連通し、且つケーシング内部の塵、埃をケーシング外部に排出する接続口部と、前記接続口部に接合する排気装置とを具備してなる発塵防止機構を備えた電動プレスにおいて、前記ケーシングがケーシング上部とケーシング下部の複数の部分に分割されており、該ケーシング下部の内壁に凸部を形成し、ケーシング上部には前記凸部に接触する帯状の塵埃放出防止シートを固着して、前記ケーシングへの外気進入を許可すると共に塵埃の放出を防止するようにした分割隙間を設けたことを特徴とする発塵防止機構を備えた電動プレスとすることで、課題を解決した。
【0007】
【実施例】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。本発明の電動プレスは、その外形部分の構成はケーシングAと作業用ベッド3とからなる。そして、ケーシングAが略機密性を有している。ケーシングAは、ヘッド部1とコラム部2とから構成されている(図1,図2,図3参照)。
【0008】
そのヘッド部1の前面側には、操作盤が配置されている。該ヘッド部1の下部にコラム部2が形成されており、ヘッド部1とコラム部2との接合部分は、機密構造となるようにシーリングされている。また、ヘッド部1及びコラム部2は、剛性に優れた形状とする。その機密状態は、略機密状態も含まれ、ケーシングAが完全機密を確保していなくともよい。
【0009】
そのケーシングAの下部には、作業用ベッド3が設けられており、被工作物が載置され、該被工作物に種々のプレス作業が行われる。該作業用ベッド3の前方には、コントローラ4が配置されている。その作業用ベッド3と,該作業用ベッド3上に組み立てられたケーシングAとは機密に接合され、その内部側と外部側とが機密的に仕切られる。また、ケーシングAは、ヘッド部1とコラム部2以外の構成部材を有する場合には、その複数の構成部分も接合箇所がシール材により、機密構造にされる。
【0010】
ケーシングA内に装着される主なる構成部品は、駆動部5,駆動伝達部6,プレス構造部7及び制御機器部8である。上記構成部品は、それ自体が駆動し、或いは駆動伝達される。その駆動部5としては、具体的には電動モータである。駆動伝達部6は、駆動部5からプレス構造部7に動力伝達を行う部位であり、主にベルト6a,プーリ6b等から構成されている。
【0011】
そのプレス構造部7は、ラム部7aと,該ラム部7aを上下方向に駆動させるラム駆動部7bから構成される。そのラム部7aは、作業用ベッド3上に載置された被工作物のプレス作業を行う。ラム駆動部7bは、略筒形状をなし、ボール螺子部材により円筒状部材が回転し、前記ラム部7aを装着した軸部材が上下方向にストロークsにて移動する(図2参照)。
【0012】
また、プレス構造部7のラム部7aは、その周囲とヘッド部1との間に蛇腹状のダストブーツ14が装着され、ラム部7aが下降するときにはダストブーツ14が伸び,ラム部7aの上昇にてダストブーツ14が縮むようになっている(図2参照)。そして、ラム部7aの昇降動作においてケーシングA内部の塵,埃が前記ダストブーツ14によって、ケーシングA外部に洩れだすことがないようにしている。
【0013】
コラム部2の外側面に接続口部11a及び11bが装着され、該接続口部のいずれかに外部排気管が連結される。
【0014】
電動プレスは、クリーンルームの外部には排気装置のブロアー16を配置しておき、外部排気管15の他端側はブロアー16に連結する。そして、ブロアー16の吸引作動により、稼動状態の電動プレスからケーシングA内の塵,埃を常時、外部に排出する。ケーシングAは、前述したように、機密状態であるから、塵,埃はクリーンルームには、洩れ出ることはない。また、外部排気管15には、流量計17が装着されることもある(図2,参照)。
【0015】
ケーシングAは、ヘッド部1とコラム部2以外の構成部材を有する場合には、その複数の構成部分も接合箇所がシール材により、機密構造にされる。ヘッド部1の部分のシール構造について詳述する。
【0016】
ヘッド部1は内部の組み立て容易化や、保守点検の為に、ケーシング上部1aの蓋部とケーシング下部1bとに分割されている。組み立て容易化や、保守点検時の取付け、取外しの容易化に対して、合せ部は適当な隙間が必要であり、設けられている。
【0017】
具体的な例として、突き合わせタイプを図4及び図5を用いて説明する。なお、図4及び図5は図3のB−B部を断面としたものである。
【0018】
ケーシング下部1bに複数のカバー止め板31が固着されている。該カバー止め板31は平板でコの字状に形成されており、一方のケーシング下部1bから上方に立ち上げられ、折り曲げられた平坦部31aにネジ穴を形成し、更に折り曲げられて対抗する側のケーシング下部1bに固着されている。
【0019】
ケーシング上部1aの蓋部に穴が開口されており、カバー止め板31上にケーシング上部1aを配置して、ネジ32で固着するようになっている。
このためケーシング上部1aの蓋部とケーシング下部1bとの間には突き当てを回避するための突き当て隙間1cが発生する。
なお、突き当てタイプのほか、ケーシング上部1aの蓋部をケーシング下部1bの外周を覆うように配置する実施形態でも、隙間を防ぐことは出来ない。
【0020】
ケーシング上部1aの蓋部には支持板33が固定されており、該支持板33にシール止め板34がネジ35により装着されている。36はシールであって、軟質ゴムや軟質樹脂等の軟質でかつ塵埃を通過させないシート状部材で構成されており、ケーシング上部1aの蓋部内面にシール止め板34を押圧することで保持力を発生させている。
【0021】
37はケーシング下部1bの内壁に突出するように形成した凸部であって、シール36の先端のがケーシング内部に延下した部分が凸部35の突出部に接触するようになっている。
【0022】
従って、常には、ケーシングA内の塵,埃をケーシング外に放出しないシールとして機能し、ブロアー16の吸引作動により、稼動状態の電動プレスからケーシングA内の塵,埃を常時、外部に排出する時には、ケーシングA内部が負圧となる場合には、シールが内部に作動して隙間から空気を吸入することで、ブロアーの負荷を軽減すると共に、内部装置の冷却作用を期待できる。
【0023】
なお、前記カバー止め板31に代えて、図6に示すようにケーシングが装着される本体Hに直接、棒状の止め棒38を固着し、この止め棒38にケーシング上部1aをネジ32で固着するようにしてもよい。
【0024】
【発明の効果】
この発明は、以上の構成により、
高いクリーン度を要求されるクリーンルーム対応の電動プレスとしては僅かな放出でも不適当であり、このために吸引・排気の停止状態においても塵埃放出することがない、クリーンルーム対応の電動プレスとすることが出来た。
また、制作上及び保守点検のために、ケーシングは複数の部分に分割されて、組み立てられるようになっている。この必要な分割部の隙間からの塵埃放出をすることがないクリールーム対応の電動プレスとすることが出来た。
発明の構成により、ブロアー16の吸引作動により、稼動状態の電動プレスからケーシングA内の塵,埃を常時、外部に排出する時には、ケーシングA内部が負圧となる場合には、シールが内部に作動して隙間から空気を吸入することで、ブロアーの負荷を軽減すると共に、内部装置の冷却作用を期待できる。また、ブロアーの停止時にもケーシングA内の塵,埃をケーシング外に放出しないシールとして機能する。
【図面の簡単な説明】
【図1】電動プレスの斜視図
【図2】電動プレスの後方斜視図
【図3】電動プレスの縦断側面図
【図4】図3のB−B断面図
【図5】シール部分の説明図
【図6】ケーシング止め部材の別実施例
【符号の説明】
A…ケーシング
1a…ケーシング上部
1b…ケーシング下部
11…接続口部
12…圧力調整弁
15…外部排気管
16…ブロアー
36…シール

Claims (1)

  1. 内部と外部を機密に仕切るケーシングと、該ケーシングの内部と外部とを連通し、且つケーシング内部の塵、埃をケーシング外部に排出する接続口部と、前記接続口部に接合する排気装置とを具備してなる発塵防止機構を備えた電動プレスにおいて、前記ケーシングがケーシング上部とケーシング下部の複数の部分に分割されており、該ケーシング下部の内壁に凸部を形成し、ケーシング上部には前記凸部に接触する帯状の塵埃放出防止シートを固着して、前記ケーシングへの外気進入を許可すると共に塵埃の放出を防止するようにした分割隙間を設けたことを特徴とする発塵防止機構を備えた電動プレス。
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