JP4425067B2 - 通気部材の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、通気部材の製造方法およびそれによって得られる通気部材ならびにそれを用いた筐体に関する。
自動車ヘッドランプ、リアランプ、フォグランプ、ターンランプ、モーター、各種圧力センサー、圧力スイッチ、ECU(electronic control unit)などの自動車用電装部品、携帯電話、カメラ、電気剃刀、電動ハブラシおよび屋外用途のランプなどの各種筐体には通気部材が装着されている。
前記通気部材は、筐体の内部へ水や粉塵が侵入することを防止しつつ、音声の伝搬、筐体内部で発生したガスの放出、温度変化による筐体内部の圧力変化の緩和など、装着される筐体の種類に応じて種々の役割を果たす。
図9に、従来の通気部材の一例を示す。図示のように、前記通気部材71は、L字型やコ字型(図示せず)に成形された管状体であり、筐体70の開口部70aに取付けられ、前記筐体70の開口部70aに直接水や塵埃がかからないようにして侵入を防止するものとして用いられる。図10に、従来の通気部材のその他の例を示す。図示のように、前記通気部材は、有底円筒状のカバー部品1内に、略円筒状体2が嵌入され、カバー部品1の内周と略円筒状体2の外周との間、およびカバー部品1の底面に設置されたフィルタ部材10と略円筒状体2の底部との間に、それぞれ、略円筒状体2に形成された突条7によって、およびカバー部品1の底面に形成された台部5によって通気路が形成され、略円筒状体2の頂部開口部2aに筐体80の開口部80aに取付けるための取付部4が形成されたものである(特許文献1参照。)。これらの通気部材の成形方法としては、射出成形による方法が提案されている。しかしながら、前記通気部材を取付ける筐体の開口部の大きさ(形状)は、各種筐体によって様々であり、前記通気部材のように射出成形を用いる場合、射出成形の金型は一般に高価であるため、様々な筐体の開口部の形状に対応できにくいという問題があった。
特開2001−143524号公報
本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、様々な筐体の開口部の形状に応じた通気部材を低コストで容易に作製することができる通気部材の製造方法の提供を、その目的とする。
前記目的を達成するために、
本発明の第一の製造方法は、
一方の端部にフィルタ部材が取付けられた筒状部品の前記端部側が、有底筒状のカバー部品の内部に嵌入され、
前記筒状部品の周と前記カバー部品の周の間と、前記フィルタ部材と前記カバー部品の底部との間とに通気路が形成された通気部材の製造方法であって、
その中心に芯が形成されたダイを用いた樹脂の押出成形により前記筒状部品を作製し、
この筒状部品の一方の端部に前記フィルタ部材を取付け、
前記筒状部品の前記フィルタ部材側を、前記通気路が形成されるように前記カバー部品内に嵌入する通気部材の製造方法であり、
本発明の第二の製造方法は、
一方の端部にフィルタ部材が取付けられた筒状部品の前記端部側が、有底筒状のカバー部品の内部に嵌入された通気部材の製造方法であって、
その中心に芯が形成され、この芯の周囲に形成された1以上の芯がさらに形成されたダイを用いた樹脂の押出成形により、
その長さ方向に延びる連通孔が形成された前記筒状部品を作製し、
前記筒状部品の一方の端部に、前記連続孔を塞がないように前記フィルタ部材を取付け、
前記フィルタ部材と前記カバー部品の底部との間に通気路が形成され、かつ、前記連続孔が前記通気部材の通気路を形成するように、前記連続孔を塞がずに、前記筒状部品の前記フィルタ部材側を前記カバー部品内に嵌入する通気部材の製造方法である。
本発明の製造方法は、通気部材の主要構成部材であり、かつ筐体の開口部の形状によって形状を変える必要がある筒状部品を押出成形で作製することにより、様々な筐体の開口部の形状に応じた通気部材を低コストで容易に作製することができる。
本発明の製造方法において、前記ダイの内壁に押出し方向に延びる突条が周方向に複数形成され、この突条により、前記押出成形の際に、前記筒状部品の外壁に、軸方向に延びる突条が周方向に複数形成され、この突条がスペーサとなって、前記筒状部品の外周と前記カバー部品の内周との間に前記通気路が形成されてもよい。
本発明の製造方法において、前記ダイに、前記中心に形成された芯に加え、この周囲に形成された1以上の芯が形成され、この芯により、前記押出成形の際に、前記筒状部品の肉厚内に、その長さ方向に延びる連通孔を形成し、前記筒状部品の一方の端部に、前記連通孔を塞がないように前記フィルタ部材を取付け、前記筒状部品の外周と前記カバー部品の内周との間の通気路に代えて前記連通孔を通気路にし、前記連通孔を塞がないように前記筒状部品の前記フィルタ部材側を前記カバー部品の内部に嵌入するようにしてもよい。
本発明の製造方法において、前記有底筒状のカバー部品の底面に、1つ以上の突き当て部を形成し、前記突き当て部がスペーサとなって、前記フィルタ部材と前記カバー部品の底面との間に、通気路となる空間が形成されるようにしてもよい。
本発明の製造方法において、得られる前記フィルタ部材の透気度は、通気部材が取付けられる筐体の強度、気体部容積、通気径等により適宜決定されるが、筐体の内外の差圧を解消するという点から、JIS P 8117に準拠して測定される透気抵抗度(ガーレー)が、1000秒以下が好ましく、より好ましくは100秒以下であり、さらに好ましくは、50秒以下である。
本発明の製造方法において、前記フィルタ部材が、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)多孔質膜を含むことが好ましい。
本発明の製造方法において、前記フィルタ部材に、撥水処理および撥油処理の少なくとも一方の処理を施してもよい。
つぎに、本発明の通気部材は、前記本発明の製造方法により製造された通気部材である。また、本発明の筐体は、通気のための開口部を有する筐体であり、前記開口部に前記本発明の通気部材が取付けられている。本発明の筐体の用途は、特に制限されず、例えば、ECU(electronic control unit)、ランプ、モーター、各種センサー、圧力スイッチ、アクチュエーター等の自動車用電装部品、携帯電話、カメラ、電気剃刀、電動ハブラシおよび屋外用途のランプなどが挙げられる。この中でも、ランプおよび電装部品の筐体に使用することが好ましい。
つぎに、本発明の通気部材の製造方法について、例を挙げて説明する。
まず、ダイを用いた樹脂の押出成形により筒状部品を作製する。前記樹脂としては、例えば、熱可塑性エラストマーあるいは熱可塑性樹脂などが挙げられる。これら熱可塑性エラストマーあるいは熱可塑性樹脂としては、例えば、ポリオレフィン系、ポリエステル系、ポリフェニレンサルファイド系、ポリアセタール系などが挙げられる。前記ダイの内側形状は、特に制限されず、例えば、後述のカバー部品に応じた形状とすればよい。前記芯の形状も、特に制限されず、例えば、筐体の取付部に応じた形状とすればよい。なお、筐体の開口部の形状が2種類以上であっても、前記ダイの内径より小さい形状であれば、筐体の開口部の形状に応じて前記芯の形状を変更するだけで、ダイの形状を変えることなく対応することができる。そのため、射出成形のような高価な多数個取りの型は不要であり、本発明の製造方法によれば、様々な筐体の開口部の形状に対して、安価で、容易に対応することができ、また、ライナーから成形物を外す工程もなく、ウェルドラインなどの成形不良の問題もなくなる。
押出成形で樹脂を筒状に押出した後は、成形品を任意の長さに切断することが好ましい。前記切断の長さは、例えば、通気部材の使用状況に応じて任意に設定できる。前記切断方法は、特に制限されず、例えば、前記筒状体に回転刃を当てる方法などが挙げられる。
つぎに、前記筒状部品の一方の端部にフィルタ部材を取付けることで開口を塞ぐ。前記フィルタ部材により、後述の有底筒状のカバー部品では阻止しきれない外部からの塵芥や水の筐体内への侵入を阻止する。前記フィルタ部材の材料は、例えば、取付けられる筐体が通気部材に要求する性能に応じて選択する。通気部材に要求される性能が、水の飛沫や大きな塵埃の侵入を防ぐ程度のものであれば、前記フィルタ部材の材料としては、例えば、天然、合成を問わず繊維材料からなる織布、不織布、ネットなど、粉末焼結多孔質体、発泡体などを用いることができる。通気部材に要求される性能が、高い防水性や高い防塵性であれば、前記フィルタ部材の材料としては、例えば、延伸法、抽出法などで作製された微多孔膜などを用いることができる。前記微多孔膜としては、材料自体が持つ撥水性、耐熱性、耐薬品性の点から、PTFE多孔質膜が特に好ましい。なお、前記微多孔膜の孔径は、防水性と通気性の点から、好ましくは0.01〜20μmの範囲であり、より好ましくは0.1〜10μmの範囲であり、さらに好ましくは0.5〜10μmの範囲である。前記フィルタ部材は、一つ種類の部材を用いた単層であってもよく、複数の種類の部材を積層したものであってもよい。また、前記材料として微多孔膜を用いる場合には、他の素材の織布、不織布、ネットなどの通気性材料を補強材として積層してもよい。
前記フィルタ部材には、必要に応じて、撥水処理や撥油処理を施してもよい。前記撥水処理や撥油処理の処理方法としては、特に制限されず、例えば、市販の撥水処理剤や撥油処理剤をフィルタ部材に塗布し、その後乾燥させる方法などが挙げられる。
前記通気部材の透気度は、前述のとおりである。
前記筒状部品の一方の端部への前記フィルタ部材の取付け方法は、特に制限されず、例えば、熱融着、超音波溶着、接着剤、粘着剤などを用いた接着などの方法が挙げられる。
つぎに、前記筒状部品の例について、その作製に用いるダイの内部形状と併せて、図面に基づいて説明する。
図4(a)に、本発明における押出成形に用いる、中心に芯を設置したダイの内部形状の一例を示す。図示のとおり、この例のダイの内部形状14は、中心に円形状の芯13が設置され、周方向に等間隔で4つの突起15が形成された形状となっている。なお、図4(a)において、内側の円は、前記芯の外周を示し、外側の線は、前記ダイ内形状の内周を示す。そして、図4(b)に示すように、このダイを用いた押出成形により作製した筒状体を、任意の長さで切断することで筒状部品12を作製し、その一方の端部にフィルタ部材11を取付ける。なお、図4(b)において、16は図4(a)に示した突起15によって形成される突条を示す。また、この例では、周方向の突起15および突条16の数を4つとしたが、前記突起15および突条16の数は、1つ以上であれば特に制限されず、例えば、2〜100個の範囲であり、好ましくは2〜20個の範囲であり、より好ましくは4〜10個の範囲である。
つぎに、ダイの内部形状のその他の例を、図5(a)に示す。図示のように、この例のダイの内部形状25は、中心に芯24が設置され、この中心の芯24の周囲に8本の円形状の連通孔形成用の芯26が円形に並んで形成された形状となっている。図5(a)において、最も内側の円は、前記芯の外周を示し、最も外側の円は、前記ダイ内形状の内周を示し、その間の8個の円は、前記連通孔形成用の芯の外周を示す。このダイを用いて押出成形により筒状部品を作成すると、その肉厚部に8本の連通孔が形成され、これが通気路となる。図5(b)に示すように、この筒状部品22の一方の端部に、前記連通孔23を塞がないようにフィルタ部材21を取付ける。なお、この例では、前記連通孔形成用の芯の本数を8本としたが、この本数は、1本以上であれば何本でもよく、例えば、1〜100本の範囲であり、好ましくは2〜10本の範囲であり、より好ましくは4〜10本の範囲である。また、この例では、前記連通孔形成用の芯の軸方向断面形状を円形状としたが、これに制限されるものではなく、例えば、楕円形状や四角形状などその他の形状であってもよい。
つぎに、ダイの内部形状のさらにその他の例を、図6(a)に示す。図示のように、この例のダイの内部形状34は、中心に軸方向断面が四角形状の芯33を形成した形状となっている。図6(a)において、内側の四角は、前記芯の外周を示し、外側の円は、前記ダイ内形状の内周を示す。図6(b)に示すように、これを用いて作製した筒状部品32の一端にフィルタ部材31が取付けられる。
つぎに、前記有底筒状のカバー部品は、例えば、前記筒状部品と同様な熱可塑性エラストマーあるいは熱可塑性樹脂により作製できる。前記有底筒状のカバー部品の形状も、特に制限されず、その内部に前記筒状部品を嵌入でき、かつ所定の通気路が形成できればよい。また、前述のように、前記有底筒状のカバー部品の底面に、1つ以上の突き当て部を形成し、前記突き当て部をスペーサとして、前記フィルタ部材と前記カバー部品底面との間に、通気路となる空間を形成してもよい。前記有底筒状のカバー部品の製造方法は、特に制限されず、例えば、射出成形、押出成形、切削加工などの方法で製造できる。前記カバー部品の内部に前記筒状部品のフィルタ部材側を嵌入することでキャップし、前記フィルタ部材を、外部からの飛石、汚れの付着、塵芥や水の侵入などから保護することができる。
図7に、本発明における有底筒状のカバー部品の一例を示す。図示のように、この例の有底筒状のカバー部品41には、その底面に、周方向に等間隔で3つの突き出し部42が形成されている。図7において、前記有底筒状のカバー部品41の底部は、上側に位置している。この例では、突き出し部の数を3つとしたが、前記突き出し部の数は、1つ以上であれば特に制限されず、例えば、1〜100個の範囲であり、好ましくは1〜10個の範囲であり、より好ましくは2〜6個の範囲である。前記カバー部品の内径を、前記フィルタ部材側の筒状部品の端部外径より僅かに小さくすれば、前記カバー部品の弾性力によって前記筒状部品に固定できる。
図8に、本発明における有底筒状のカバー部品のその他の例を示す。図示のように、この例の有底筒状のカバー部品61には、その内壁に軸方向に延びる3つの突状62が周方向に等間隔で形成され、前記カバー部品61の底部に達する前記突状62の先端には、突き出し部63が形成されている。図8において、前記カバー部品61の底部は、上側に位置している。なお、この例では、突条および突き出し部の数を3つとしたが、前記突条および突き出し部の数は、1つ以上であればいくつでもよく、例えば、1〜100個の範囲であり、好ましくは1〜10個の範囲であり、より好ましくは2〜6個の範囲である。この例のカバー部品では、前記突条62が前記筒状部品の外壁と圧接し、これによって筒状部品に固定される。
つぎに、本発明の通気部材の例について、図面に基づいて説明する。
図1に、本発明の通気部材の一例を示す。この例は、前述の図4(b)に示した筒状部品12に、図7に示した有底筒状のカバー部品41をかぶせた例である。図示のように、この例の通気部材は、前記筒状部品12のフィルタ部材11が取付けられたのとは反対側の端部を、筐体43の開口部44に取付けて使用される。突き出し部42がスペーサとなって、フィルタ部材11とカバー部品41の底面との間に空間が形成されて、これが通気路となり、また筒状部品12の外壁に形成された複数の突条16がスペーサとなって、前記筒状部品12の外周と前記カバー部品の内周との間に空間が形成されて、これが通気路となる。図1において矢印27で示すように、これらの通気路によって、外部と筐体内部が連通した状態となり、空気の流通が可能となる。
図2に、本発明の通気部材のその他の例を示す。この例は、前述の図5(b)に示した筒状部品22を、図7に示した有底筒状のカバー部品41の内部に嵌入した例である。図示のように、この例の通気部材は、前記筒状部品22のフィルタ部材21が取付けられたのとは反対側の端部を、筐体51の開口部52に取付けて使用される。突き出し部42がスペーサとなって、フィルタ部材21とカバー部品41の底面との間に空間が形成され、これが通気路となり、また筒状部品22の肉厚部に形成された連通孔23が通気路となる。図2において矢印24で示すように、これらの通気路によって、外部と筐体内部が連通した状態となり、空気の流通が可能となる。
図3に、本発明の通気部材のさらにその他の例を示す。この例は、前述の図6(b)に示した筒状部品32に、図8に示した有底筒状のカバー部品61をかぶせた例である。図示のように、この例の通気部材は、前記筒状部品32のフィルタ部材31が取付けられたのとは反対側の端部を、筐体64の開口部65に取付けて使用される。前記有底筒状のカバー部品61の周方向に等間隔で3つ形成された突条62および突き出し部63がスペーサとなって、前記カバー部品61内周と筒状部品32外周との間に通気部となる空間が形成され、これが通気路となる。図3において矢印35で示すように、この通気路によって、外部と筐体内部が連通した状態となり、空気の流通が可能となる。
図4(b)に示した一方の端部にフィルタ部材11が取付けられた筒状部品12に、図7で示した有底筒状のカバー部品41をかぶせることで、図1に示した通気部材を作製した。すなわち、まず、熱可塑性のエラストマー素材(三井化学社製商品名ミラストマー6030B)を、図4(a)に示した内部形状のダイを用いて、シリンダー温度160〜220℃、ダイ温度200℃で押出成形した。得られた筒状体を、回転刃を当てることで12mmの長さに切断し、筒状部品12を得た。得られた筒状部品12の内径は7mm、突条16を除いた肉厚は2mm、突条16を含めた外径は17mmであった。
つぎに、フィルタ部材11として、外径12mmのPTFE多孔質膜とポリオレフィン系不織布との積層体(日東電工社製商品名NTF1026−K02、PTFE多孔質膜の厚さ25μm、平均孔径0.6μm、気孔率85%、ポリオレフィン系不織布の厚さ約130μm)を準備した。前記筒状部品12の一方の端部に、前記フィルタ部材11をポリオレフィン系不織布側が筒状部品12に接するようにして載せ、PTFE多孔質膜側から温度190℃、圧力9.8×104Paで10秒間押さえて熱融着した。
つぎに、有底筒状のカバー部品41を、ポリプロピレン樹脂(宇部興産社製商品名UBEポリプロJ815HK)を用いて、射出成形により作製した。得られた有底筒状のカバー部品41の内径は16mm、外径は18mm、高さは10mmであった。前記有底筒状のカバー部品41を、フィルタ部材11を覆うように、前記一方の端部にフィルタ部材11が取付けられた筒状部品12にかぶせて、通気部材を得た。このようにして得られた通気部材を、図1に示すように、外径8mm、内径5mm、高さ10mmの開口部44を有する内容積50cm3の筐体43に取付けた。
フィルタ部材11に撥水撥油処理を施したこと以外は、実施例1と同様にして、図1に示した通気部材を作製した。すなわち、まず、アルキルメタクリレート40モル%とパーフルオロアルキルメタクリレート60モル%とからなるコポリマー、およびトルエン100重量部に、n−ヘプタン39重量部と酢酸メチル3.5重量部とを均一に混合した溶媒を準備した。ついで、前記溶媒に前記コポリマーに溶解し、固形分5重量%の撥水撥油処理溶液を作製した。前記撥水撥油処理溶液を、フィルタ部材11に塗布した後、120℃で3分間乾燥することでフィルタ部材11に撥水撥油処理を施した。前記撥水撥油処理を施したフィルタ部材11のPTFE多孔質膜側に灯油を滴下したところ、フィルタ部材への浸透は見られず、同様に前記撥水撥油処理を施していないフィルタ部材11に灯油を滴下したところ、フィルタ部材に浸透した。このようにしてフィルタ部材に撥水撥油処理を施したこと以外は、実施例1と同様にして通気部材を作製し、作製した通気部材を、実施例1と同様にして筐体に取付けた。
図5(b)に示した一方の端部がフィルタ部材21で被覆された筒状部品22に、図7に示した有底筒状のカバー部品41をかぶせることで、図2に示した通気部材を作製した。すなわち、まず、熱可塑性のエラストマー素材(エーイーエス社製商品名サントプレーン101−73)を、図5(a)に示した内部形状のダイを用いて、シリンダー温度170〜190℃、ダイ温度190℃で押出成形した。得られた筒状体を、回転刃を当てることで12mmの長さに切断し、筒状部品22を得た。得られた筒状部品22の内径は7mm、肉厚は5mm、外径は17mm、肉厚部に形成された連通部23の内径は2mmであった。
フィルタ部材21には、実施例1のフィルタ部材11と同じものを用いた。前記筒状部品22の一方の端部に、前記フィルタ部材21をポリオレフィン系不織布側が前記筒状部品22に接するように、内径7mm、外径10mmの両面テープ(日東電工社製商品名No500)を用いて貼り付けた。
つぎに、有底筒状のカバー部品41を、高密度ポリプロピレン樹脂(チッソ社製商品名J110K)を用いて、射出成形により作製した。得られた有底筒状のカバー部品41の内径は16mm、外径は18mm、高さは10mmであった。前記有底筒状のカバー部品41を、フィルタ部材21を覆うように、前記一方の端部にフィルタ部材21が取付けられた筒状部品22にかぶせて、通気部材を得た。このようにして得られた通気部材を、図2に示すように、外径8mm、内径5mm、高さ10mmの開口部52を有する内容積50cm3の筐体51に取付けた。
図6(b)に示した一方の端部にフィルタ部材31が取付けられた筒状部品32に、図8に示した有底筒状のカバー部品61をかぶせることで、図3に示した通気部材を作製した。それには、まず、熱可塑性のエラストマー素材(三井化学社製商品名ミラストマー6030B)を、図6(a)に示した内部形状のダイを用いて、シリンダー温度160〜220℃、ダイ温度200℃で押出成形した。得られた筒状体を、回転刃を当てることで12mmの長さに切断し、筒状部品32を得た。得られた筒状部品32の内側形状は1辺5mmの正方形、肉外径は11mmであった。
つぎに、実施例1と同様にして、前記筒状部品32の一方の端部にフィルタ部材31を熱融着した。前記フィルタ部材31には、実施例1のフィルタ部材11と同じものを用いた。
つぎに、有底筒状のカバー部品61を、ポリプロピレン樹脂(宇部興産社製商品名UBEポリプロJ815HK)を用いて、射出成形により作製した。得られた有底筒状のカバー部品61の内径は16mm、突条62のある部分の内径は10.5mm、外径は18mm、高さは10mmであった。前記有底筒状のカバー部品61を、フィルタ部材31を覆うように、前記一方の端部にフィルタ部材31が取付けられた筒状部品32にかぶせて、通気部材を得た。このようにして得られた通気部材を、図3に示すように、開口部65の外側形状が1辺5.5mmの正方形、内側形状が1辺2.5mmである内容積50cm3の筐体64に取付けた。
実施例1〜4で得られた通気部材を取付けた筐体に、シャワーで水を1リットル/分で5分間かけ、筐体内部への水の侵入の有無を調べたところ、いずれの実施例でも水の侵入は見られなかった。
本発明の通気部材の用途は、特に制限されず、例えば、ECU(electronic control unit)、ランプ、モーター、各種センサー、圧力スイッチ、アクチュエーター等の自動車用電装部品、携帯電話、カメラ、電気剃刀、電動ハブラシおよび屋外用途のランプ等の各種筐体の開口部に取付けることで、通気筐体用の通気部材として利用することができる。
本発明の通気部材の一例を示す断面図である。 本発明の通気部材のその他の例を示す断面図である。 本発明の通気部材のさらにその他の例を示す断面図である。 図4(a)は、本発明に用いるダイの内部形状の一例を示す断面図であり、図4(b)は、前記ダイを用いて作製された筒状部品の一例を示す模式図である。 図5(a)は、本発明に用いるダイの内部形状のその他の例を示す断面図であり、図5(b)は、前記ダイを用いて作製された筒状部品のその他の例を示す模式図である。 図6(a)は、本発明に用いるダイの内部形状のさらにその他の例を示す断面図であり、図6(b)は、前記ダイを用いて作製された筒状部品のさらにその他の例を示す模式図である。 本発明におけるカバー部品の一例を示す模式図である。 本発明におけるカバー部品のその他の例を示す模式図である。 従来の通気部材の一例を示す断面図である。 従来の通気部材のその他の例を示す断面図である。
符号の説明
11、21、31 フィルタ部材
12、22、32 筒状部品
13、24、33 芯
14、25、34 ダイの内部形状
15 突起
16、62 突条
17、27、35 空気の流通
23 連通部
26 連通孔形成用の芯
41、61 カバー部品
42、63 突き当て部
43、51、64 筐体
44、52、65 開口部

Claims (8)

  1. 一方の端部にフィルタ部材が取付けられた筒状部品の前記端部側が、有底筒状のカバー部品の内部に嵌入され、
    前記筒状部品の周と前記カバー部品の周の間と、前記フィルタ部材と前記カバー部品の底部との間とに通気路が形成された通気部材の製造方法であって、
    その中心に芯が形成されたダイを用いた樹脂の押出成形により前記筒状部品を作製し、
    この筒状部品の一方の端部に前記フィルタ部材を取付け、
    前記筒状部品の前記フィルタ部材側を、前記通気路が形成されるように前記カバー部品内に嵌入する通気部材の製造方法。
  2. 前記ダイの内壁において、
    押出し方向に延びる突条が周方向に複数形成され、
    この突条により、前記押出成形の際に、前記筒状部品の外壁に、軸方向に延びる突条が周方向に複数形成され、
    前記軸方向に延びる突条がスペーサとなって、前記筒状部品の外周と前記カバー部品の内周との間に前記通気路が形成される請求項1記載の製造方法。
  3. 一方の端部にフィルタ部材が取付けられた筒状部品の前記端部側が、有底筒状のカバー部品の内部に嵌入された通気部材の製造方法であって、
    その中心に芯が形成され、この芯の周囲に形成された1以上の芯がさらに形成されたダイを用いた樹脂の押出成形により、
    その長さ方向に延びる連通孔が形成された前記筒状部品を作製し、
    前記筒状部品の一方の端部に、前記連続孔を塞がないように前記フィルタ部材を取付け、
    前記フィルタ部材と前記カバー部品の底部との間に通気路が形成され、かつ、前記連続孔が前記通気部材の通気路を形成するように、前記連続孔を塞がに、前記筒状部品の前記フィルタ部材側を前記カバー部品内に嵌入する通気部材の製造方法。
  4. 記カバー部品の底面に、1つ以上の突き当て部を形成し、前記突き当て部がスペーサとなって、前記フィルタ部材と前記カバー部品の底面との間に、通気路となる空間が形成される請求項1から3のいずれかに記載の製造方法。
  5. 前記フィルタ部材の透気抵抗度(ガーレー)が、1000秒以下である請求項1から4のいずれかに記載の製造方法。
  6. 前記フィルタ部材の透気抵抗度(ガーレー)が、100秒以下である請求項1から4のいずれかに記載の製造方法。
  7. 前記フィルタ部材が、ポリテトラフルオロエチレン多孔質膜を含む請求項1から6のいずれかに記載の製造方法。
  8. 前記フィルタ部材に、撥水処理および撥油処理の少なくとも一方の処理を施す請求項1から7のいずれかに記載の製造方法。
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