JP4424767B2 - 喉頭手術装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、内視鏡で観察しながら喉頭手術を行うことができるようにした喉頭手術装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
人の喉頭部分に刺さった魚骨等の異物を取り除く手術や、声帯ポリープの切除手術等を行う際に喉頭鉗子類が広く用いられており、そのような手術は鉗子とは別に挿入された内視鏡観察下に行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
例えば声帯ポリープの切除手術を行う場合には、術者が右手に持った鉗子で声帯の上部を押しながら、翻転したポリープを左手に持った鉗子で掴んで切除を行う。したがって、手術の状態を観察するための内視鏡の把持及び操作は助手が行っている。異物除去手術の場合にもそのようなケースが少なくない。
【0004】
しかし、助手がいない開業医等が手術を行う場合には、鉗子操作と内視鏡の把持、操作を一人で行うため、一回に一本の鉗子しか用いることができず、手術に時間がかかって患者に苦痛を与えていた。
【0005】
そこで本発明は、内視鏡と二本の喉頭鉗子を術者が一人で把持、操作して容易に手術を行うことができる喉頭手術装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明の喉頭手術装置は、先側の半部が円弧状に90°程度湾曲して形成された細長い硬性のロッドの先端に先端作動部が設けられ、上記ロッドの手元側端部に設けられた操作部からの遠隔操作により上記先端作動部が動作するようにした喉頭鉗子の上記ロッドに沿って、先端に観察窓と照明窓とが並設された内視鏡の挿入部を取り付け、上記先端作動部を臨む位置に上記観察窓と照明窓を配置したことを特徴とする。
【0007】
なお、上記観察窓を通して得られた内視鏡観察像が、イメージガイドファイバによって上記内視鏡の手元側に伝達されてもよく、上記イメージガイドファイバにより伝達された内視鏡観察像を観察するための内視鏡接眼部が、上記喉頭鉗子の操作部に斜め上方に向けて取り付けられていてもよい。その場合、上記喉頭鉗子の操作部に対する上記内視鏡接眼部の向きが可変に設けられていてもよい。
【0008】
また、上記観察窓を通して得られた内視鏡観察像が、上記内視鏡挿入部の先端に内蔵された固体撮像素子で電気信号に変換されて上記内視鏡の手元側に伝達されるものであってもよい。
【0009】
また、上記照明窓から被写体に照射される照明光が、上記内視鏡挿入部内に挿通配置されたライトガイドファイバによって手元側から伝達されてもよく、上記内視鏡が上記喉頭鉗子に対して着脱自在であってもよい。
【0010】
そして、上記内視鏡挿入部が挿通保持される挿入部保持環が、上記ロッドに突設されていてもよく、その場合、上記挿入部保持環の内視鏡挿入部が通る部分がリング状に形成されていてもよい。
【0011】
そして、上記挿入部保持環が上記内視鏡挿入部と上記ロッドの双方に対して着脱自在であってもよく、その場合、上記挿入部保持環がバネ性のある材料で形成されていて、自己の弾性によって上記ロッドに係止されてもよい。
【0012】
また、上記挿入部保持環が、上記内視鏡挿入部と上記ロッドとを弾力的に締め付ける開放端を有する二つのリング状部が一体化された形状に形成されていてもよい。
【0013】
また、上記ロッドに、長手方向に上記挿入部保持環が移動するのを規制するための位置決め溝が形成されていてもよく、上記内視鏡挿入部と上記ロッドの少なくとも一方と上記挿入部保持環との係合部に回転止めが形成されていてもよい。
【0014】
なお、上記内視鏡挿入部が上記挿入部保持環に固着されていてもよく、上記内視鏡挿入部が硬性であってもよい。また、上記内視鏡挿入部が可撓性を有していてもよい。
【0015】
そして、上記内視鏡挿入部の上記挿入部保持環と係合する部分が金属によって外装されていてもよく、その場合、上記内視鏡挿入部の上記金属外装部が隣接部分に対して凹凸なく設けられているとよい。また、上記内視鏡挿入部が上記挿入部保持環に対して軸線方向に進退可能に取り付けられていてもよい。
【0016】
また、上記挿入部保持環が、上記喉頭鉗子と上記内視鏡挿入部の双方の軸線周りに回転できるように設けられていてもよく、その場合、上記挿入部保持環が、上記喉頭鉗子と上記内視鏡挿入部の双方の軸線周りに各々360°回転できるように設けられていてもよい。
【0017】
その場合、上記喉頭鉗子の先端作動部が、一対の鉗子片のうちの一方だけが開閉動作する片開き鉗子であってもよく、さらに、上記喉頭鉗子の先端作動部付近が上記ロッドに対して軸線周りに回転及び固定自在に連結されていて、その部分に上記挿入部保持環が回転できるように配置されていてもよい。
【0018】
そして、軸線周りに回転不能な上記喉頭鉗子のロッドにも上記挿入部保持環が回転可能に設けられていてもよい。
【0019】
【発明の実施の形態】
図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明の第1の参考例の喉頭手術装置を示しており、患者の口から喉に挿入して喉頭部分の手術を行うための喉頭鉗子10に、喉頭手術の状態を観察するための内視鏡30が取り付けられて両者が一体化されている。
【0020】
図2と図3は、喉頭鉗子10の側面図と平面図である。喉頭鉗子10のロッド11は剛体であり、患者の口から挿入して先端を喉頭に位置させ易いように、先側の半部が円弧状に90°程度湾曲して形成されている。
【0021】
ロッド11の先端には、例えば側方に開閉自在な一対の鋭匙状の鉗子片を有する先端作動部12が設けられている。この先端作動部12は一対の鉗子片が共に開閉動作する両開き式のものであるが、片開き式の鉗子や回転式の鉗子或いは鉗子状メス等であってもよい。
【0022】
ロッド11の手元側端部には、グリップ13aとピストルの引き金状の操作レバー13bとからなる操作部13が形成されている。13cは、操作レバー13bを待機位置に戻すための戻しバネである。
【0023】
ロッド11は、半月状の断面の二つのロッド(固定ロッド11aと可動ロッド11b)を重ね合わせて双方で円形断面になるように配置されており、固定ロッド11aはグリップ13aと一体に形成され、可動ロッド11bは操作レバー13bに連結されている。
【0024】
このような構成により、待機状態においては図3に示されるように先端作動部12の一対の鉗子片が開いており、操作レバー13bをグリップ13a側に引く操作を行うと、固定ロッド11aに対して可動ロッド11bがスライドして先端作動部12の一対の鉗子片が閉じられる。
【0025】
ロッド11の中間部分と先端近傍部分には、内視鏡30の挿入部31を挿通保持するための挿入部保持環20が取り付けられている。挿入部保持環20は、図1におけるVI−VI断面を示す図6に示されるように、8の字の中央部分が抜けた形状の閉じた環状体である。
【0026】
挿入部保持環20は、固定ロッド11aに対して例えば銀ロー付け等によって固着されているが、可動ロッド11bに対しては固着されておらず、可動ロッド11bは挿入部保持環20内で軸線方向に自由にスライドすることができる。
【0027】
図4と図5は、内視鏡30の側面図と平面図である。内視鏡30の挿入部31は公知の可撓管によって外装されていて、あらゆる方向に自由に撓むことができる。挿入部31の外皮は、例えばポリウレタン樹脂製チューブである。
【0028】
挿入部31の先端に連結された先端部本体32の先端面には、観察窓と照明窓が並んで配置されていて、先端部本体32の前方(軸線の延長線方向)の被写体を照明して観察することができる。
【0029】
先端部本体32内には、対物光学系が内蔵されており、そこで結像された被写体の像は、挿入部31内に挿通されたイメージガイドファイババンドルによって挿入部31の手元側に伝達され、接眼部33を通して拡大して観察される。
【0030】
挿入部31の手元側端部と接眼部33との間に設けられた支持部34からは、ライトガイドケーブル36が側方に突出している。照明用ライトガイドファイババンドルは、挿入部31内からライトガイドケーブル36内の全長にわたって挿通配置されていて、その射出端部は先端部本体32の照明窓部分にあり、入射端部は、ライトガイドケーブル36の先端に取り付けられたライトガイドコネクタ37に位置している。
【0031】
したがって、図示されていない外部光源装置にライトガイドコネクタ37を接続することにより、先端部本体32前方の被写体を照明することができる。なお、ライトガイドファイババンドルの入射端部を支持部34に配置して、そこに着脱自在に設けた豆電球等から照明光を供給してもよい。その場合には、ライトガイドケーブル36とライトガイドコネクタ37は不要である。
【0032】
支持部34には、喉頭鉗子10の操作部13に固定するネジを通すための長孔39が、挿入部31の軸線の延長線上に、支持部34を横方向に貫通して穿設されている。
【0033】
図1に戻って、内視鏡30の挿入部31は、喉頭鉗子10のロッド11に沿う状態に曲げて配置されて二つの挿入部保持環20内に通されており、先端部本体32は、挿入部保持環20に対して接着剤などによって固着されている。したがって、図6に示される部材の中では、可動ロッド11bだけがスライド自在であって、固定ロッド11aと挿入部31とは挿入部保持環20に対して固定されている。
【0034】
先端部本体32は喉頭鉗子10の先端作動部12のすぐ後方に位置していて、観察窓と照明窓が先端作動部12を臨む位置にある。したがって、接眼部33においては、図7に示されるように、喉頭鉗子10の先端作動部12が観察画面Aの中央付近にはっきりと観察される。
【0035】
内視鏡30の支持部34は、喉頭鉗子10の操作部13にネジ止め固定された支持金具50に固定されている。図8はその部分の平面図であり、長孔39に通された二本の固定ネジ51によって支持部34が支持金具50に固定されている。
【0036】
このように構成された喉頭手術装置によれば、喉頭鉗子10と内視鏡30とを一体的に右手で保持し、その喉頭鉗子10で声帯上部を押しながら、翻転した声帯ポリープを左手に持った第二の喉頭鉗子で掴んで切除する等、喉頭手術を内視鏡観察下に一人で容易に行うことができる。なお、内視鏡30としては、挿入部31を喉頭鉗子10のロッド11に沿う形状に曲げて構成した硬性鏡を用いてもよい。
【0037】
図9は、本発明の第2の参考例の喉頭手術装置を示しており、内視鏡30として電子内視鏡を用いたものである。即ち、先端部本体32内には対物光学系による被写体の結像位置に固体撮像素子が配置されており、内視鏡観察像がそこで撮像されて電気信号に変換される。
【0038】
そして、挿入部31内に挿通配置された信号ケーブルによって手元側に伝送された撮像信号が、ビデオプロセッサ41で処理されてテレビモニタ42に送られ、内視鏡観察像がテレビモニタ42に表示される。
【0039】
したがって、第2の参考例の喉頭手術装置には、イメージガイドファイババンドルと接眼部は設けられておらず、その他の構成は第1の参考例と同様である。
【0040】
図10は、本発明の第3の参考例の喉頭手術装置を示しており、内視鏡30の挿入部31が挿入部保持環20に固着されておらず、挿入部31が挿入部保持環20内に緩く挿通された状態になっている。
【0041】
したがって、VI−VI断面を示す図6においては、挿入部保持環20は固定ロッド11aに対してのみ固着されていて、可動ロッド11bと挿入部31は各々独立してスライドできる状態になっている。
【0042】
支持金具50は、図11にXI−XI断面が示されるように、喉頭鉗子10の操作部13にネジ止め固定された支持腕52に対して、内視鏡30の支持部34を保持する内視鏡保持枠54が、摘まみ付きネジ53によって締め付け固定されている。
【0043】
内視鏡保持枠54は支持腕52をサンドイッチ状に挟んだ状態になっており、摘まみ付きネジ53がその両部材を貫通して裏側でナット55と螺合している。したがって、摘まみ付きネジ53を緩めれば、支持腕52と内視鏡保持枠54とを、摘まみ付きネジ53を中心にして相対的に回転させることができる。
【0044】
その結果、図12に示されるように、喉頭鉗子10に対する接眼部33の取り付け角度を、喉頭鉗子10の操作部13から遠ざかる斜め上向きの例えば5°〜45°の範囲の任意の角度にセットすることができ、摘まみ付きネジ53を締め付けてその状態を固定することができる。したがって、術者は、自分が行う手術の状態に合わせて、接眼部33を最も覗きやすい向きで使用することができる。
【0045】
図10と図11に戻って、内視鏡保持枠54には内視鏡30の支持部34が緩く挿通されていて、固定摘まみ58によって締め付け固定された状態になっている。
【0046】
固定摘まみ58は、内視鏡保持枠54にねじ込み固着されたネジ環56に螺合している。57は、固定摘まみ58がネジ環56から抜け出さないように、ネジ環56に螺合させて取り付けられた抜け止め用ピンである。
【0047】
支持部34の側面には、挿入部31の軸線の延長線方向に細長くて底の浅い長溝38が形成されていて、固定摘まみ58の先端側にねじ込み固着された係止ピン59の先端がその長溝38に係合している。
【0048】
したがって、固定摘まみ58を締め付けた状態では、係止ピン59が長溝38の底面に押し付けられて支持部34が内視鏡保持枠54に固定された状態になるが、固定摘まみ58を緩めれば、係止ピン59が長溝38内で移動できる範囲において、支持部34を内視鏡保持枠54に対してスライドさせることができる。
【0049】
このような構成により、固定摘まみ58を緩めて支持部34を内視鏡保持枠54に対してスライドさせれば、それと共に挿入部31とその先端の先端部本体32が矢印Bのごとく軸線方向に進退する。したがって、先端部本体32の観察窓の位置を先端作動部12に対して最も適切な距離になるように調整することができ、手術を症例の状態に合わせて楽に行うことができる。
【0050】
また、この参考例の喉頭手術装置では、摘まみ付きネジ53を緩めて抜き取ることにより、支持腕52と内視鏡保持枠54とを切り離して、内視鏡30を喉頭鉗子10から取り外すことができる。
【0051】
したがって、手術後には喉頭鉗子10と内視鏡30とを各々適切に洗浄、消毒することができ、また、いずれか一方が壊れたときはそれだけを交換することができると共に、一本の内視鏡30を各種の喉頭鉗子10に対して任意に取り付けて使用することができる。
【0052】
図13は、本発明の第の実施の形態の喉頭手術装置を示しており、喉頭鉗子10のロッド11に内視鏡30の挿入部31が係止されている部分の構造だけが前述の第3の参考例と相違する。
【0053】
この実施の形態の挿入部保持環120は、バネ性を有する素材によって、図14に示されるように、外方に開放端を有するC字状の断面形状の二つのリングを背中合わせに一体化した断面形状に形成されている。
【0054】
挿入部保持環120の素材としては、例えばステンレス鋼等の金属材又は例えば四フッ化エチレン樹脂やポリサルホン樹脂等のような耐熱性のあるプラスチック材を用いることができる。121は、ロッド11との回転止めとなる平面部である。
【0055】
図15は、図13におけるXV−XV断面を示している。挿入部保持環120の二つのC字状のリング部分内にロッド11と挿入部31が嵌め込まれており、挿入部保持環120側は内側から少し押し広げられた状態になっている。
【0056】
したがって、挿入部保持環120の二つのC字状部分は自己の弾性によってロッド11と挿入部31とを締め付けた状態になっており、それによって挿入部保持環120が挿入部31とロッド11の双方に対して固定されて、挿入部31がロッド11に係止されている。
【0057】
このような構成なので、挿入部保持環120は弾性変形させることによって挿入部31とロッド11の双方に対して着脱自在である。先端部本体32をロッド11の先端近傍に取り付けているもう一つの挿入部保持環120の部分も同様の構造になっている。
【0058】
したがって、内視鏡30及び喉頭鉗子10共に、単体で使用したい場合には、挿入部保持環120が途中に突出していない状態で各々を安全に使用することができ、高い汎用性を有する。
【0059】
可動ロッド11bには、挿入部保持環120がロッド11に取り付けられた時に挿入部保持環120の平面部121とぴったりと接触する平面溝15が、図13のXV−XVにおけるロッド11だけの断面図である図16に示されるように形成されており、その平面どうしの接触によって、挿入部保持環120がロッド11の軸線周りに回転しない回転止め規制がなされている。
【0060】
図17は喉頭鉗子10を単体で示しており、平面溝15は、ロッド11の長手方向において挿入部保持環120の長さに合わせて形成されている。したがって、挿入部保持環120は平面溝15に嵌め込まれることによってロッド11の長手方向への移動が規制され、平面溝15は、挿入部保持環120の回転止めだけでなく位置決めにもなっている。
【0061】
図13及び図15に戻って、挿入部31の中間部分の挿入部保持環120と係合する部分は、ステンレス鋼等の金属製カラー35によって外装されている。先端部本体32もステンレス鋼等の金属製である。図18はその内視鏡30単体の状態を示しており、挿入部31の金属表面部分には斜線を付してある。
【0062】
その結果、挿入部31と挿入部保持環120との係脱を繰り返しても、挿入部31の表面が挿入部保持環120によって傷つけられたり磨耗したりせず、優れた耐久性を有することができる。
【0063】
先端部本体32と金属製カラー35は、内視鏡30を単体で使用する際に粘膜面等に引っ掛からないように、隣接する挿入部31の表面に対して大きな凹凸のない寸法形状に形成されている。
【0064】
なお、挿入部31とロッド11とに対して係脱自在な挿入部保持環120は、必ずしもC字状のリングを背中合わせに一体化した形状に形成する必要はなく、例えば図19に示されるように、一端側と中間部分が開放された8の字状等に形成してもよく、回転止め121,15を挿入部保持環120と金属製カラー35との間に設けてもよい。
【0065】
また、内視鏡30を電子内視鏡にしてもよく、先端作動部12は両開き式、片開き式、回転式の鉗子或いは鉗子状メス等どのような鉗子であってもよい。
【0066】
図20は、本発明の第の実施の形態の喉頭手術装置を示しており、喉頭鉗子10として、ロッド11の先端に連結された先端作動部12付近(先端取付軸112)を軸線周りに回転させることができるいわゆる万能型喉頭鉗子が用いられている。
【0067】
111は、手動の締め付けナットであり、これを緩めれば先端取付軸112が360°自由に回転し、締め付けナット111を締め付ければ先端取付軸112がロッド11に固定された状態になる。
【0068】
万能型喉頭鉗子は、広く一般に用いられているが、先端作動部12が、一対の鉗子片のうちの一方だけ開閉動作する片開き鉗子である。そこで、先端取付軸112に取り付けられた第1の挿入部保持環220が、喉頭鉗子10の先端取付軸112及び内視鏡30の先端部本体32の、双方の軸線周りに各々360°以上回転できるように設けられている。
【0069】
その他の部分は、操作レバー13の形状等が相違するものの、前述の第の実施の形態と同様である。そこで、実質的に変わりのない部分には同じ符号を付してその説明は省略し、二つの挿入部保持環220,320の部分について以下に説明をする。
【0070】
内視鏡30は図18に示されるものと同様に、第2の挿入部保持環320が係合する挿入部31の中間部分が金属製のカラー35によって外装され、第1の挿入部保持環220が係合する先端部本体32も金属製である。
【0071】
第1の挿入部保持環220と第2の挿入部保持環320は、ステンレス鋼又は四フッ化エチレン樹脂やポリサルホン等のような耐熱性のよいプラスチック材を材料として、A−A断面とB−B断面を示す図21及び図22に示されるように、各々略U字状に形成されている。ただし他の形状でも差し支えない。
【0072】
第1の挿入部保持環220及び第2の挿入部保持環320共に、内面には内視鏡30の挿入部31と喉頭鉗子10のロッド11とに係合する円弧状の二つの溝が並列に形成されている。
【0073】
そして、第1の挿入部保持環220ではU字状の開口部寄りの位置に喉頭鉗子10の先端取付軸112が嵌め込まれ、奥の位置に内視鏡30の先端部本体32が嵌め込まれている。
【0074】
また、第2の挿入部保持環320では、U字状の開口部寄りの位置に内視鏡30のカラー35が嵌め込まれ、奥の位置に喉頭鉗子10のロッド11が嵌め込まれている。したがって、第1及び第2の挿入部保持環220,320は共に、弾性変形させることにより喉頭鉗子10と内視鏡30の双方に対して着脱自在である。
【0075】
なお、喉頭鉗子10を分離して示す図23に示されるように、第1の挿入部保持環220と第2の挿入部保持環320が係合する喉頭鉗子10側の部分Zはその前後の部分より細い径の円周溝状に形成されていて、挿入部保持環220,320が軸線方向に移動できないようになっている。また、挿入部保持環220,320の外表面は、先端取付軸112及びロッド11の外表面とほぼ同面になっている。
【0076】
第1の挿入部保持環220は、喉頭鉗子10の先端取付軸112と内視鏡30の先端部本体32を各々弾力的に(バネ状に)押さえ付ける状態に取り付けられている。したがって、第1の挿入部保持環220の部分で内視鏡30と喉頭鉗子10との連結方向等が勝手に変化することはない。
【0077】
しかし、第1の挿入部保持環220は、手で力を加えれば喉頭鉗子10の先端取付軸112及び内視鏡30の先端部本体32の双方に対して回転可能なので、必要に応じて第1の挿入部保持環220を回転させることにより、図24及び図25に示されるように、喉頭鉗子10の先端取付軸112と内視鏡30の先端部本体32との連結状態の位置関係を調整することができ、第1の挿入部保持環220にさらに力を加えなければその状態が維持される。
【0078】
その結果、本実施の形態のように、喉頭鉗子10として、片開きの先端作動部12が軸線周りに回転自在な万能型喉頭鉗子が用いられる場合には、先端取付軸112と先端部本体32との連結状態の位置関係を調整することにより、図26ないし図29に示されるように、先端作動部12を内視鏡30の観察視野に任意の方向から突出させて、その症例に最も適した状態にすることができる。
【0079】
また、第2の挿入部保持環320も第1の挿入部保持環220と同様に、喉頭鉗子10のロッド11と内視鏡30のカラー35を各々弾力的に押さえ付ける状態で双方に対して回転可能に取り付けられており、必要に応じて第2の挿入部保持環320を回転させることにより、喉頭鉗子10のロッド11と内視鏡30の挿入部31との連結状態の位置関係を変えることができる。
【0080】
したがって、例えば図30に示されるように、喉頭鉗子10のロッド11と内視鏡30のカラー35との連結状態の向きを変えることにより、口腔内への挿入が最も楽になる状態にセットすることができる。ただし、第2の挿入部保持環320は喉頭鉗子10のロッド11に対して回転不能に固定しても差し支えない。
【0081】
【発明の効果】
本発明によれば、喉頭鉗子のロッドに沿って、先端に観察窓と照明窓とが並設された内視鏡の挿入部を取り付け、喉頭鉗子の先端作動部を臨む位置に内視鏡の観察窓と照明窓を配置したことにより、術者が、喉頭鉗子と内視鏡を片手で持つと同時に、もう一方の手で第二の喉頭鉗子を持って、一人で内視鏡観察下に喉頭手術を容易に行うことができる。
【0082】
そして、内視鏡の挿入部を喉頭鉗子のロッドに対して軸線方向に進退可能に取り付け、或いは喉頭鉗子の操作部に対する内視鏡接眼部の向きを可変に設けることにより、術者は、自分が行う手術の状態に合わせた最も使用し易い状態に装置をセットして安全且つ短時間で喉頭手術を行うことができる。
【0083】
また、内視鏡を喉頭鉗子に対して着脱自在に構成することにより、使用後には内視鏡と喉頭鉗子を各々適切に洗浄、消毒することができ、いずれか一方が壊れたときはそれだけを交換することができると共に、一本の内視鏡を各種の喉頭鉗子に対して任意に取り付けて使用することができて、非常に高い経済性を得ることができる。
【0084】
また、内視鏡挿入部が挿通される挿入部保持環を内視鏡挿入部とロッドの双方に対して着脱自在にすることにより、内視鏡及び喉頭鉗子共に、単体で使用したい場合には挿入部保持環が途中に突出していない状態で各々を安全に使用することができ、高い汎用性を有する。
【0085】
そして、内視鏡挿入部の挿入部保持環と係合する部分を金属によって外装することにより、内視鏡挿入部と挿入部保持環との係脱を繰り返しても、内視鏡挿入部の表面が挿入部保持環によって傷つけられたり磨耗したりせず、優れた耐久性を有することができる。
【0086】
また、挿入部保持環を、喉頭鉗子と内視鏡挿入部の双方の軸線周りに回転できるようにすることにより、喉頭鉗子と内視鏡挿入部との連結状態の位置関係を調整することができ、最も使い易い状態に容易にセットすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の参考例の喉頭手術装置の側面図である。
【図2】 本発明の第1の参考例の喉頭鉗子の側面図である。
【図3】 本発明の第1の参考例の喉頭鉗子の平面図である。
【図4】 本発明の第1の参考例の内視鏡の側面図である。
【図5】 本発明の第1の参考例の内視鏡の平面図である。
【図6】 本発明の第1の参考例の図1(及び第参考例の図10)におけるVI−VI断面図である。
【図7】 本発明の第1の参考例の内視鏡観察像の略示図である。
【図8】 本発明の第1の参考例の喉頭手術装置の部分平面図である。
【図9】 本発明の第2の参考例の喉頭手術装置の側面図である。
【図10】 本発明の第3の参考例の喉頭手術装置の側面図である。
【図11】 本発明の第3の参考例の図10におけるXI−XI断面図である。
【図12】 本発明の第3の参考例の喉頭手術装置の接眼部の向きを変えた状態の側面図である。
【図13】 本発明の第の実施の形態の喉頭手術装置の側面図である。
【図14】 本発明の第の実施の形態の挿入部保持環の正面断面図である。
【図15】 本発明の第の実施の形態の喉頭手術装置の図13におけるXV−XV断面図である。
【図16】 本発明の第の実施の形態のロッドの図13におけるXV−XV断面図である。
【図17】 本発明の第の実施の形態の喉頭鉗子の側面図である。
【図18】 本発明の第の実施の形態の内視鏡の平面図である。
【図19】 本発明の第の実施の形態の喉頭手術装置の図13におけるXV−XV断面の変形例を示す断面図である。
【図20】 本発明の第の実施の形態の喉頭手術装置の側面図である。
【図21】 本発明の第の実施の形態の喉頭手術装置の図20におけるA−A断面図である。
【図22】 本発明の第の実施の形態の喉頭手術装置の図20におけるB−B断面図である。
【図23】 本発明の第の実施の形態の喉頭鉗子の側面図である。
【図24】 本発明の第の実施の形態の喉頭手術装置の異なる状態の側面図である。
【図25】 本発明の第の実施の形態の喉頭手術装置のさらに異なる状態の側面図である。
【図26】 本発明の第の実施の形態の喉頭手術装置の観察視野内に喉頭鉗子の先端作動部が観察される状態の略示図である。
【図27】 本発明の第の実施の形態の喉頭手術装置の観察視野内に喉頭鉗子の先端作動部が観察される状態の略示図である。
【図28】 本発明の第の実施の形態の喉頭手術装置の観察視野内に喉頭鉗子の先端作動部が観察される状態の略示図である。
【図29】 本発明の第の実施の形態の喉頭手術装置の観察視野内に喉頭鉗子の先端作動部が観察される状態の略示図である。
【図30】 本発明の第の実施の形態の喉頭手術装置の異なる状態の側面図である。
【符号の説明】
10 喉頭鉗子
11 ロッド
12 先端作動部
13 操作部
15 平面溝(回転止め)
20,120,220,320 挿入部保持環
30 内視鏡
31 挿入部
32 先端部本体
33 接眼部
34 支持部
35 金属製カラー
50 支持金具
112 先端取付軸
121 平面部(回転止め)

Claims (17)

  1. 先側の半部が円弧状に90°程度湾曲して形成された剛体からなる細長いロッドと、そのロッドの先端に設けられた先端作動部と、その先端作動部を遠隔操作により動作させるために上記ロッドの手元側端部に設けられた操作部とを有する喉頭鉗子と、
    観察窓と照明窓が可撓性の挿入部の先端に並設された内視鏡と、
    上記内視鏡の挿入部を上記喉頭鉗子のロッドに沿って保持するために互いの間の間隔をあけて上記ロッドに取り付けられた複数の挿入部保持環とを備え、
    上記複数の挿入部保持環のうち少なくとも上記ロッドの最先端寄りに位置する挿入部保持環は、上記ロッドと上記内視鏡の挿入部の双方に対し、軸線周り方向に回転させて任意の向きに係合させることができるように設けられ、それによって、上記喉頭鉗子の先端作動部を上記内視鏡の観察視野に任意の方向から突出させることができ
    上記挿入部保持環と係合する上記内視鏡の挿入部側の部分は、上記ロッドの湾曲した領域の両端付近に位置する二箇所において、金属部材により外装されて隣接部に対して凹凸なく設けられていることを特徴とする喉頭手術装置。
  2. 上記観察窓を通して得られた内視鏡観察像が、イメージガイドファイバによって上記内視鏡の手元側に伝達される請求項1記載の喉頭手術装置。
  3. 上記イメージガイドファイバにより伝達された内視鏡観察像を観察するための内視鏡接眼部が、上記喉頭鉗子の操作部に斜め上方に向けて取り付けられている請求項2記載の喉頭手術装置。
  4. 上記喉頭鉗子の操作部に対する上記内視鏡接眼部の向きが可変に設けられている請求項3記載の喉頭手術装置。
  5. 上記観察窓を通して得られた内視鏡観察像が、上記内視鏡挿入部の先端に内蔵された固体撮像素子で電気信号に変換されて上記内視鏡の手元側に伝達される請求項1記載の喉頭手術装置。
  6. 上記照明窓から被写体に照射される照明光が、上記内視鏡挿入部内に挿通配置されたライトガイドファイバによって手元側から伝達される請求項1、2、3、4又は5記載の喉頭手術装置。
  7. 上記内視鏡が上記喉頭鉗子に対して着脱自在である請求項1、2、3、4、5又は6記載の喉頭手術装置。
  8. 上記挿入部保持環が、上記ロッドに突設されている請求項1ないし7のいずれかの項に記載の喉頭手術装置。
  9. 上記挿入部保持環の内視鏡挿入部が通る部分がリング状に形成されている請求項1ないし8のいずれかの項に記載の喉頭手術装置。
  10. 上記挿入部保持環が上記内視鏡挿入部と上記ロッドの双方に対して着脱自在である請求項1ないし9のいずれかの項に記載の喉頭手術装置。
  11. 上記挿入部保持環がバネ性のある材料で形成されていて、自己の弾性によって上記ロッドに係止される請求項10記載の喉頭手術装置。
  12. 上記挿入部保持環が、上記内視鏡挿入部と上記ロッドとを弾力的に締め付ける開放端を有する二つのリング状部が一体化された形状に形成されている請求項11記載の喉頭手術装置。
  13. 上記ロッドに、長手方向に上記挿入部保持環が移動するのを規制するための位置決め溝が形成されている請求項10、11又は12記載の喉頭手術装置。
  14. 上記内視鏡挿入部が上記挿入部保持環に対して軸線方向に進退可能に取り付けられている請求項1ないし13のいずれかの項に記載の喉頭手術装置。
  15. 上記挿入部保持環が、上記喉頭鉗子と上記内視鏡挿入部の双方の軸線周りに各々360°回転できるように設けられている請求項1ないし14のいずれかの項に記載の喉頭手術装置。
  16. 上記喉頭鉗子の先端作動部が、一対の鉗子片のうちの一方だけが開閉動作する片開き鉗子である請求項1ないし15のいずれかの項に記載の喉頭手術装置。
  17. 上記喉頭鉗子の先端作動部付近が上記ロッドに対して軸線周りに回転及び固定自在に連結されていて、その部分に上記挿入部保持環が回転できるように配置されている請求項1ないし16のいずれかの項に記載の喉頭手術装置。
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