JP4424499B2 - 被記録材の分離装置、記録装置及び液体噴射装置 - Google Patents
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Description
更に本発明は、インク等の液体をそのヘッドから吐出(噴射)して被記録材(被液体噴射材)に記録を実行する(液体を付着する)インクジェット式記録装置などの液体噴射装置及び該液体噴射装置において設けられる被液体噴射材の分離装置に関するものである。
インクジェットプリンタには、下記の特許文献1に示すように、給送された用紙が複数枚に亘る重送が生じた時、後続の用紙を最上位の用紙から分離する分離作用部としてリタードローラが設けられている。リタードローラは、所定の回転抵抗を有するように設けられるローラであり、リタードローラより用紙搬送方向下流側に設けられる揺動支点を中心として給送用ローラに対して所定の圧接力で揺動付勢されている。
本発明の第2の態様によれば、分離作用面に対する被記録材の進入角度が比較的小さめに設定されているから、本分離手段を下方に押し下げるような力はほとんど作用しないため、給送用ローラに対するリタードローラの所望の圧接力が確保され、被記録材の良好な搬送が実現される。
本発明の第3の態様によれば、分離作用面の更なる増大ないし伸長を図ることができ、予備分離の実効性を向上させて被記録材の分離作用性能をより安定させ確実なものとすることができる。
本発明の第4の態様によれば、被記録材の先端部に撓み癖等が付いていたとしても被記録材の分離作用性能に何ら影響を及ぼすことなく被記録材の良好な搬送が実現される。
次に、このようなインクジェットプリンタ100に対して設けられる本願発明に係る被液体噴射材の分離装置の一例である被記録材の分離装置1について具体的に説明する。
本願発明に係る被記録材の分離装置1及び該被記録材の分離装置1を備えた記録装置100等は、以上述べたような構成を基本とするものであるが、本願発明の要旨を逸脱しない範囲内の部分的構成の変更や省略等を行なうことも勿論可能である。例えば、図4(a)に示すように、本分離手段30における従動プーリ33の位置を予備分離手段31が設けられている用紙Pの搬送方向上流側の位置まで移動し、リタードベルト34の長さを長くして、リタードベルト34表面の分離作用面35を伸長させるようにすることも可能である。因みにこのような構成を採用した場合には、上述した分離パッド39により構成した予備分離手段31を省略することが可能であり、リタードベルト34表面の揺動支点O側の分離作用面35の部位を予備分離手段31として使用できる。
18 ローラホルダ(搬送用従動ローラ用の)、18c 補助押えローラ、
19 搬送用ローラ、19a 搬送用駆動ローラ、19b 搬送用従動ローラ、
20 排出用ローラ、20a 排出用駆動ローラ、20b 排出用従動ローラ、
22 排出用補助ローラ、22a 排出用補助駆動ローラ、
22b 排出用補助従動ローラ、26 記録ポジション、28 プラテン、
30 本分離手段、31 予備分離手段、32 トルクプーリ(本分離手段の)、
33 従動プーリ(本分離手段の)、34 リタードベルト(本分離手段の)、
35 分離作用面(本分離手段の)、36 回転軸(トルクプーリの)、
37 回転軸(従動プーリの)、38 揺動アーム、39 分離パッド、
40 分離作用面(予備分離手段の)、41 支持アーム、42 支持アーム、
43 トルクプーリ(予備分離手段の)、44 従動プーリ(予備分離手段の)、
45 リタードベルト(予備分離手段の)、
100 インクジェットプリンタ(記録装置)、P 用紙(被記録材)、
P1 最上位の用紙、P2〜Pn 後続の用紙、PG プラテンギャップ、
F0 (給送用ローラと最上位の用紙との間の)摩擦力、
F1 (リタードベルトと後続の用紙との間の)摩擦力、
F2 (最上位の用紙と後続の用紙との間の)摩擦力、
μ0 (給送用ローラ表面の)摩擦係数、μ1 (リタードベルト表面の)摩擦係数、
μ2 (用紙表面の)摩擦係数、Q ニップ点、θ 進入角度、O 揺動支点
Claims (6)
- 給送された被記録材が複数枚に亘る重送が生じた時、後続の被記録材を最上位の被記録材から分離する被記録材の分離装置であって、
前記被記録材の分離装置には、所定の回転抵抗が付与されたトルクプーリと、該トルクプーリより被記録材の搬送方向上流側に設けられる従動プーリと、前記トルクプーリと従動プーリとの間に巻回されるリタードベルトとを備え、給送用ローラに対して所定の圧接力で揺動付勢されるベルト駆動式構造の本分離手段が設けられており、
前記本分離手段の被記録材の搬送方向上流側には表面に平坦な分離作用面を有する分離パッドを使用した予備分離手段が本分離手段と一体になって揺動付勢するように設けられ、
前記リタードベルト表面の分離作用面と、前記分離パッド表面の平坦な分離作用面は、同一平面上に位置するように設定されていることを特徴とする被記録材の分離装置。 - 請求項1において、前記リタードベルト表面の分離作用面に対する被記録材の進入角度は本分離手段を給送用ローラから離反させる方向の力が小さくなるように設定されていることを特徴とする被記録材の分離装置。
- 請求項1または2において、前記本分離手段の揺動支点は給送用ローラとリタードベルトとが当接するニップ点より被記録材の搬送方向上流側に位置するように設定されていることを特徴とする被記録材の分離装置。
- 請求項3において、前記本分離手段及び予備分離手段の揺動支点は予備分離手段における被記録材の搬送方向上流側の端部近傍に位置するように設定されていることを特徴とする被記録材の分離装置。
- ホッパとの挟圧送り作用によって積畳された上位の被記録材を引き出して給送する給送用ローラと、該給送用ローラによって給送された被記録材が複数枚に亘る重送が生じた時、後続の被記録材を最上位の被記録材から分離する被記録材の分離装置とを備える記録装置であって、
前記被記録材の分離装置として請求項1〜4のいずれか1項に記載した被記録材の分離装置を適用したことを特徴とする記録装置。 - ホッパとの挟圧送り作用によって積畳された上位の被液体噴射材を引き出して給送する給送用ローラと、該給送用ローラによって給送された被液体噴射材が複数枚に亘る重送が生じた時、後続の被液体噴射材を最上位の被液体噴射材から分離する被液体噴射材の分離装置とを備える液体噴射装置であって、
前記被液体噴射材の分離装置には、所定の回転抵抗が付与されたトルクプーリと、該トルクプーリより被液体噴射材の搬送方向上流側に設けられる従動プーリと、前記トルクプーリと従動プーリとの間に巻回されるリタードベルトとを備え、給送用ローラに対して所定の圧接力で揺動付勢されるベルト駆動式構造の本分離手段が設けられおり、
前記本分離手段の被液体噴射材の搬送方向上流側には表面に平坦な分離作用面を有する分離パッドを使用した予備分離手段が本分離手段と一体になって揺動付勢するように設けられ、
前記リタードベルト表面の分離作用面と、前記分離パッド表面の平坦な分離作用面は、同一平面上に位置するように設定されていることを特徴とする液体噴射装置。
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