JP4424172B2 - 物品移載装置 - Google Patents
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Description
請求項1記載の発明によれば、荷載置部材のみ旋回させることができ、旋回部の駆動源を必ずしも移載機構の下部に設ける必要が無くなるため、最低移載高さを低くすることができる。
また、上段フォークレール、すなわち移動手段の先端部に旋回可能な荷載置部材を設けているので、物品が正規の棚の配置位置に対して異なる方向を向いて保管された場合であっても、物品を持ち上げ、正規方向に旋回させるだけで物品の保管時の向きを修正することができる。すなわち、物品を一旦キャリッジに移載して旋回させてから棚に移載させるといった手間をかけることなく、短時間かつ容易に荷物を任意の方向に旋回、移載できる。
また、スライドフォークの設計上不可避的に生じるフォークレール間の幅方向の隙間を有効利用することによって、物品移載装置をコンパクトに構成することができる。
この実施の形態に係る物品移載装置Eは、自動倉庫における公知のスタッカークレーン(図示せず)に設けられた昇降体としてのキャリッジ1に適用した例である。ここで、本明細書では便宜上、後述するキャリッジ1が図1の左右に移動する方向を左右方向とし、上下に移動する方向を上下方向とし、物品移載装置E上の物品Wの移載方向を前後方向とする。
図1及び図2に示すように、キャリッジ1は床部材1aと側板1bとから構成され、床部材1aは中空体であり、上面が平面である。床部材1aの上面には、移動手段として、棚TS、TN(図5を参照)に向けて伸縮自在の三段のスライドフォーク2が備えられている。また、床部材1aの前壁部にスライドフォーク駆動モータ3が支持され、スライドフォーク駆動モータ3に連結された駆動軸3aは、床部材1aの前壁部に支持された2つのギヤボックス3b内の図示しないピニオンに連結される。ギヤボックス3bと後述するスライドフォーク2の伸縮機構とは、ラック&ピニオン等で連動される構造となっている。
スライドフォーク2は右側スライドフォーク2R及び左側スライドフォーク2Lから成り、それぞれ床部材1a上に設けられている。なお、スライドフォーク2R、2Lは同一構成のため、特記する場合を除き右側のスライドフォーク2Rについて説明する。
スライドフォーク2Rは、下段フォークレール4RR、4RL、中段フォークレール5RR、5RL、上段フォークレール6Rの三段フォークで構成される。下段フォークレール4RR、4RLは、後述する中段フォークレール5RR、5RL、上段フォークレール6Rを支持できる間隔を空けて、床部材1aに並列して固定されている。
下段フォークレール4RRの上部左側に凸状部が形成され、中段フォークレール5RRの右側に形成された凹部に対して前後に移動可能に嵌り合っている。また、下段フォークレール4RLの上部右側に形成された凸部と、中段フォークレール5RLの左側に形成された凹部とが前後に移動可能に嵌り合っている。
各段のフォーク間には、ラックとピニオンを利用した直線運動機構が設けられ、スライドフォークの前後動を行う。
図3及び図4に示すように、上段フォーク間基板7には、上方に突出する環帯状の天板支持部7aが一体に設けられており、上段フォーク間基板7の下部に垂設される旋回駆動モータ8の駆動軸上端に旋回ギヤ9が固定される。なお、旋回駆動モータ8の最下部8aは、スライドフォーク2の取り付け面である床部材1aよりも上方に配置される。
(1)荷載置部材である旋回天板10が、移動手段であるスライドフォーク2に回転可能に設けられているので、荷載置部材と旋回部が別個独立した従来の物品移載装置と比較して、物品移載装置そのものの高さ方向を小さくすることができる。したがって、最低移載高さを低くすることができる。
(2)上段フォーク6、すなわち移動手段の先端部に旋回可能な荷載置部材を設けているので、物品Wが正規の棚の配置位置に対して異なる方向を向いて保管された場合であっても、物品Wを持ち上げ、正規方向に旋回させるだけで物品Wの保管時の向きを修正することができる。すなわち、物品Wを一旦キャリッジに移載して旋回させてから棚に移載させるといった手間をかけることなく、短時間かつ容易に荷物を任意の方向に旋回、移載できる。
(3)上段フォーク6あるいは、さらに中段フォーク5をストロークさせることのみにより、旋回駆動部である旋回駆動モータがキャリッジ1の外部に引き出されるので、保守点検作業が容易に実施できる。
(4)物品移載装置Eの取り付け位置は床部材1aであり、旋回駆動モータ8の最下部8aが床部材1aよりも上方に配置されているため、スライドフォークの設計上不可避的に生じるフォークレール間の幅方向および高さ方向の隙間を有効利用でき、物品移載装置をコンパクトに構成することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものでなく、例えば次のような形態で実施することができる。
○図5(c)〜(f)において、物品Wが出庫棚TSから出庫される出庫動作、旋回される旋回動作、出庫棚から入庫棚に移動される移動動作、入庫棚TNに入庫されるまでの入庫動作が順次実施されているが、これに限定されない。移載動作(出庫動作又は入庫動作)、旋回動作、移動動作のうち少なくとも二の動作を同時に実施可能としてもよい。これらの異なる動作を同時に行うことにより、作業時間が短縮され、移載効率が向上する。
○出庫棚TSから入庫棚TNに移動している間に物品Wが旋回している時間は、出庫棚TS、および入庫棚TNと干渉しない時間範囲、すなわち図5(c)〜(f)の間であればいつでもよい。ここで、物品Wが出庫棚TSと干渉しないと判断された時から入庫直前までの間に、物品Wが旋回された状態であることが望ましい。この時間内に旋回を完了させることができれば、出庫から入庫までの移動時間内に、物品Wを指定した方向に変更させることができるため、移載効率が向上する。
○図5(c)および(f)において、上段フォーク6と中段フォーク5は、同時に移動することに限定されない。例えば、上段フォーク6が限界まで伸び、それでも物品Wに到達しない場合に中段フォークが伸びるようにしてもよい。また、キャリッジ1と物品Wとの距離が、上段フォーク6を伸ばすだけで移載可能な距離である場合、上段フォーク6のみを動作させてもよい。
○上記実施形態における物品移載装置Eは、自動倉庫におけるスタッカークレーンに限定されない。搬送台車等、他の物流設備に適用しても良い。
2 スライドフォーク
8 旋回駆動モータ
10 旋回天板
Claims (5)
- 荷を載置する荷載置部材と、物品移載装置の前後方向に前記荷載置部材を移動させる移動手段と、前記荷載置部材の旋回駆動部とを備えた物品移載装置において、
前記移動手段が、複数のフォークレールで構成されるスライドフォークであって、
前記荷載置部材は、前記複数のフォークレールに含まれる上段フォークレール上における前記上段フォークレール間の中心に設けられ、
前記荷載置部材を前記上段フォークレールに対して旋回可能にする前記旋回駆動部が並列する前記フォークレール間に設けられ、
前記旋回駆動部を前記荷載置部材に連結し、
前記荷載置部材は円環状であって、前記荷載置部材の中心を回転中心とすることを特徴とする物品移載装置。 - 前記荷載置部材の下面に内歯歯車が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の物品移載装置。
- 前記旋回駆動部が前記スライドフォークの最下位置よりも高い位置に配置されることを特徴とする請求項1又は2に記載の物品移載装置。
- 前記物品移載装置を自動倉庫のスタッカークレーンに備えたことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の物品移載装置。
- 前記物品移載装置を搬送台車に備えたことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の物品移載装置。
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