JP4422121B2 - スチルベン構造を有するシラン系化合物、該化合物を含む発光物質及び該発光物質を用いる電気発光素子 - Google Patents

スチルベン構造を有するシラン系化合物、該化合物を含む発光物質及び該発光物質を用いる電気発光素子 Download PDF

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Description

本発明はシラン系蛍光体及びこれを用いた有機電気発光素子に関する。より具体的には、本発明は、スチルベン構造を有するシランを導入し、固体及び液体状態での発光効率及び色純度が優れたシラン系蛍光体と、該蛍光体を用いる有機電気発光素子に関する。
現在一番広く用いられている液晶ディスプレー(LCD)は非発光型表示素子として消費電力が少なく重さが軽いが、素子駆動システムが複雑で応答時間、コントラストなどの特性が満足するに値する水準に至らない。従って最近、次世代平板ディスプレーで注目を浴びている有機電子発光素子(Organic Electroluminiscence Device)に対する研究が活発に進行されている。有機電子発光素子は自発光型素子として液晶ディスプレーに比べて輝度、駆動電圧及び応答速度などの特性が優れ、視野角依存性がないなどのいろんな長所を有している。
有機EL素子の発光マカニズムを見回すと次のようである。陽極から正孔注入層(Hole Injection Layer:HIL)の価電子帯(Valance BandまたはHighest Occupied Molecular Orbital:HOMO)に注入された正孔は正孔伝達層(Hole Transporting Layer:HTL)を通じて発光層(Emitting Layer)に進行し、同時に陰極から電子注入層(Electron Injection Layer)を通じて発光層に電子が移動して正孔と結合してエキシトン(exciton、励起子)を形成する。このエキシトンが基底状態に落ちながら光を放出する。
前記のような有機EL素子の原理を用いて1987年イーストマンコダック(Eastman Kodak)社では正孔伝達層としてTPD(N−N’−ジフェニル−N−N’−ビス(メチルフェニル−1,1’−バイフェニル−4,4’−ジアミン)を、発光層としてAlq(トリス(8−ヒドロキシ−キノリン)アルミニウム錯体)を用いた電気発光素子を開発した(非特許文献1)。以後、有機物を用いた電気発光素子に対する研究が活発になる。
Appl.Phys.Lett.,51,913,1987
現在まで緑色発光材料としてはイーストマンコダック社のAlqが広く用いられているが、青色発光材料と赤色発光材料は発光効率や寿命などの改善すべき点がたくさん残っている。
イーストマンコダック社の特許文献1及び2は、アントラセン誘導体を用いた正孔輸送物質及び青色発光物質を開示する。
大韓民国特許公開第2000−48008号公報 大韓民国特許公開第第2000−48009号公報
また、出光株式会社の特許文献3は、アントラセン系及びバイアントラセン系を用いて青色発光をする物質を開示する。
大韓民国特許公開第2002−26864号公報
特許文献4は、芳香族ジメチリジン化合物を用いて側鎖のフェニル基が結晶化を妨害する青色発光化合物を開示する。
欧州特許公開第0388768号公報
一方、主鎖にシリコンを導入した発光材料も開発されている。シリコンを導入するといろんな優れた特性を有することができる。まず、シリコンの導入で分子間の立体障害を付与することになって分子間のパッキングを防いで濃度消光(concentration quenching)を抑制し、発光効率を増加させることができる。このようなシリコンを導入して合成したポリ(パラ−フェニレンビニレン)誘導体も公知である(非特許文献2)。ここでシリコンは電子ドナー(供与体)(Electron Donating Group)として作用したり、または電子バンドギャップを増加させる役割をする。また、ポリ(パラ−フェニレンビニレン)の誘導体としてアルキルシリルグループを導入して溶解度とバンドギャップとを増加させる技術も開示されている(非特許文献3)。特許文献5は、フェニルシリコンを導入することにより、電極との界面特性及び薄膜形成能力が優れた電気発光高分子を開示している。
大韓民国特許公開第2001−18900号公報 Chem.Mater.,6,171,1994,J.Electron.Mater.,23,453,1994 J.Am.Chem.Soc.,124,22,2002
シリコンを基本とした物質はLUMO(lowest unoccupied molecular orbital)を下げて、シリコン元素のd−軌道関与で相対的に短いπ−共役鎖長(conjugation length)を有するため、バンドギャップを増加させて青色発光物質を作ることができる(非特許文献4)。そして、芳香族発色端を有する有機シリコン化合物は優れた電荷輸送能力を有していて、非常に効果的な有機電界発光素子を作ることができる(非特許文献5)。また、シリコンを含むπ−電子システムで電子輸送物質として作用する(非特許文献6)。
Macromolecules Vol.35,No.18,2002 Organometallics,22,321,2003 Appl.Phys.Lett.,74,865,1999
富士写真フイルム株式会社による特許文献6は、シランとビニルグループとを有する青色発光単分子物質を開示する。一方、オクサジアゾールにフェニルシリコンとトリフェニルアミンとを導入した青色発光化合物も開発されている(非特許文献7及び8)。
米国特許第6,307,083号 Ade.Mater.,13,No.21,1636,2001 J.Am.Chem.Soc.,124,6469−6479,2002
本発明者らはスチルベン構造を有するシランを導入することにより、シリコン化合物の側鎖がみんな同じ平面上に存在しないようにして発光効率がより向上された有機発光素子用物質を開発することに至った。
本発明の目的は、青色発光物質として用いるのに適する有機シラン系化合物を提供することである。
本発明の他の目的は、青色発光効率が優れた有機シラン系化合物を含む発光物質を提供することである。
本発明のまた他の目的は、有機シラン系化合物を含む物質よりなる有機EL素子を提供することである。
本発明の前記及びその他の目的は、下記で説明される本発明により全て達成できる。
本発明に係るシラン系化合物は下記化学式(1)の構造を有する。
Figure 0004422121
(1)
式(1)において、nは1ないしの整数であり、R及びRはそれぞれ水素、メチル、フェニル及びシアナイド基から選択され、Arは、フェニル、バイフェニル、ナフタル、キノリン、カルバゾール、フルオレン、ジフェニルバイフェニル、ジュロリジン、アントラセン及びスピロールよりなる群から選択される。
前記化学式(1)においてArの具体的な例としては下記の構造を有する化合物を挙げることができる。
Figure 0004422121
Figure 0004422121
上記の構造式において、R、R及びRは炭素数1ないし20のアルキル基を有する炭素数6ないし20のアリール基、及び炭素数1ないし20のアルコキシ基を有する炭素数6ないし20のアリール基よりなる群から選択される。
本発明に係るスチルベン構造を有するシラン系化合物は、シリコンを導入することによりLUMOを下げることができ、シリコン元素がd−軌道に関与するため、相対的に短いπ−共役鎖長を有する。また、シリル誘導体が電子受容体として作用してバンドギャップを増加させることにより、青色発光を出す発光体として用いるのに適する。かつ、シリコンを導入することにより、シリコンを含むπ−電子システムで効果的な電子輸送物質として作用することができる。
本発明に係るスチルベン構造を有するシラン系化合物は、シリコン化合物の側鎖がみんな異なる平面上に存在するため、分子間のパッキングを防ぐことにより濃度消光を抑制して発光効率をより増加させる役割をする。かつ、4価のシリコン化合物の場合、長いアルキル基やフェニル基を導入することにより分子間の相互作用(molecular interaction)を抑制するさらに大きい効果を有することができる。また、2価のシリコンないし4価のシリコンは大きい分子量を有するため、スピンコーティングができる。フェニルの側鎖にフルオリンやシアナイドグループを導入すると、電子の移動性を向上させて発光層内で均衡された電子と正孔との出会いを誘導することにより、発光効率をより増加させることができる。
下記では本発明に係るスチルベン構造を有するシラン系化合物の具体的な例を見回す。
前記化学式(1)においてnが1であり、R及びRがそれぞれ水素の場合、化学式(1−1)の構造を有する。
Figure 0004422121
(1−1)
化学式(1−1)においてArはフェニル、バイフェニル、ナフタル、キノリン、カルバゾール、フルオレン、ジフェニルバイフェニル、ジュロリジン、アントラセン及びスピロールよりなる群から選択される。
化学式(1−1)の具体的な例としては、下記の構造を有する化合物を挙げることができる。
Figure 0004422121
Figure 0004422121
前記において、R、R及びRは炭素数1ないし20のアルキル基を有しながら炭素数6ないし20のアリール基、及び炭素数1ないし20のアルコキシ基を有しながら炭素数6ないし20のアリール基よりなる群から選択される。
また、前記化学式1においてnが2であり、R及びRはそれぞれ水素の場合、下記化学式(1−2)の構造を有する。
Figure 0004422121
式(1−2)
化学式(1−2)においてArはフェニル、バイフェニル、ナフタル、キノリン、カルバゾール、フルオレン、ジフェニルバイフェニル、ジュロリジン、アントラセン及びスピロールよりなる群から選択される。
化学式(1)においてnが3であり、R及びRがそれぞれ水素の場合、下記化学式(1−3)の構造を有する。
Figure 0004422121
式(1−3)
化学式(1−3)においてArはフェニル、バイフェニル、ナフタル、キノリン、カルバゾール、フルオレン、ジフェニルバイフェニル、ジュロリジン、アントラセン及びスピロールよりなる群から選択される。
また参考のために、化学式(1)においてnが4であり、R及びRがそれぞれ水素の場合、化学式(1−4)の構造を有する。
Figure 0004422121
式(1−4)
化学式(1−4)においてArはフェニル、バイフェニル、ナフタル、キノリン、カルバゾール、フルオレン、ジフェニルバイフェニル、ジュロリジン、アントラセン、スピロール、及びこれらの誘導体よりなる群から選択される。
化学式(1)においてnが1であり、Rが水素、Rがフェニルの場合、下記化学式(1−5)の構造を有する。
Figure 0004422121
式(1−5)
化学式(1−5)においてArはフェニル、バイフェニル、ナフタル、キノリン、カルバゾール、フルオレン、ジフェニルバイフェニル、ジュロリジン、アントラセン及びスピロールよりなる群から選択される。
化学式(1−5)の具体的な例としては、下記の構造を有する化合物を挙げることができる。
Figure 0004422121
Figure 0004422121
上記の化合物の構造において、R、R及びRは炭素数1ないし20のアルキル基を有する炭素数6ないし20のアリール基と、炭素数1ないし20のアルコキシ基を有する炭素数6ないし20のアリール基とからなる群から選択される。
本発明は、下記の実施例によりより一層具体化され、下記実施例は本発明の具体的な例示に過ぎなく、本発明の保護範囲を限定または制限しようとするのではない。
シリコン化合物1の製造
(1)(4−ブロモフェニル)−トリフェニルシランの製造
ジブロモベンゼン9.6g(34mmol)をエーテルに溶けて温度を下げてn−BuLiを添加し、これにトリフェニルシリルクロライド10gを添加して常温で反応した。反応が終わった後、反応物をエーテルで抽出して溶媒を減圧下で除去した。生成物はコラムで分離した後、減圧ろ過して乾燥した。収率80.7%、H−NMR(CDCl,ppm):7.54(m,6H,Ar−H),7.53(2H,Ar−H),7.44(m,2H,Ar−H),7.36(9H,Ar−H).IR(KBr,cm−1):1568,1477−1376,1110,810,727,698.MS(EI)(calcd for C2419BrSi,415.4 found,416)。

Figure 0004422121
(2)4−フェニルボロニックアシッドトリフェニルシランの製造
(4−ブロモフェニル)−トリフェニルシラン8.3g(20mol)をTHFに溶けて温度を下げてn−BuLiを添加する。ここにトリメチルボレートを添加して常温で反応した。低濃度のHClに注いで30分攪拌した。メチレンクロライド(MC)で抽出した後に減圧下で溶媒を除去し、生成物はコラムで分離した後、減圧ろ過して乾燥した:収率50%、H−NMR(CDCl):7.54(6H,Ar−H),7.5(2H,Ar−H),7.4(2H,Ar−H),7.36(9H,Ar−H),2.0(s,2H,B−(OH)).IR(KBr,cm−1):1589,1491,1374−1277,829,725,695.MS(EI)(calcd for C2421BOSi,380.14 found,381)。
Figure 0004422121
(3)3’,5’−ビス−トリフルオロメチル−ビフェニル−4−カルバルデヒドの製造
(3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンゼンボリック酸6g(23.25mmol)と4−ブロモフェニルアセトニトリル4.53g(23.25mmol)とをTHFと2M−K2CO3とに溶かして2時間還流を行った。反応水を冷却させた後、低濃度HClに注いで30分攪拌した。エチルエーテルで抽出した後、減圧下で溶媒を除去し、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、n−へキサン/エチルアセタート=7:1)で精製して乾燥した。収率85%、H−NMR(CDCl):10.1(s,1H,−CHO),8.06(s,2H,Ar−H),8.02(d,2H,Ar−H),7.935(s,1H,Ar−H),7.81(d,2H,Ar−H),MS(EI)(calcd for C15OF,318.05 found,318)。
(4)4’−ブロモフェニル−3’,5’−ビス(トリフルオロメチル)バイフェニルエテンの製造
ブロモベンジルトリフェニルホスフィン塩17gとソジウムハイドライド4.5gとをトルエンに溶かして6時間還流を行った。ここに前記で製造された3’,5’−ビス−トリフルオロメチル−ビフェニル−4−カルバルデヒド9g(28mmol)を入れて3時間還流を行った。常温に冷却した後、メチレンクロライドで抽出して溶媒を除去し、エタノールで再結晶した。収率76%、H−NMR(CDCl,ppm):7.67(2H,Ar−H),7.60(1H,Ar−H),7.48(4H,Ar−H),7.43(2H,Ar−H),7.31(2H,Ar−H),6.99(2H,CH=CH).IR(KBr,cm−1):1568,1477−1376,1110,810,727,698.MS(EI)(calcd for C2213BrF,470.01 found,471)。
Figure 0004422121
Figure 0004422121
(5)シリコン化合物1の製造
4−フェニルボロニックアシッドトリフェニルシラン6.4g(14mmol)、4’−ブロモフェニル−3’,5’−ビス(トリフルオロメチル)バイフェニルエテン、2M−KCO、Pd(PPhおよびトルエンを入れて10時間還流を行った。メチレンクロライドで抽出して溶媒を除去した後、生成物はコラムで分離し、減圧ろ過して乾燥した。収率85%、H−NMR(CDCl,ppm):7.67(2H,Ar−H),7.60(3H,Ar−H),7.58(2H,Ar−H),7.54(6H,Ar−H),7.48(8H,Ar−H),7.36(9H,Ar−H),6.99(2H,CH=CH).MS(EI)(calcd for C4632Si,726.2 found,727)。
Figure 0004422121
シリコン化合物1
前記で製造されたシリコン化合物1をTHFに溶かして溶液を製造した後、UV吸収とPL(photoluminescence)を測定して図2に示した。シリコン化合物1の最大吸収ピークは348nmであり、励起波長を348nmとしたとき、溶液状態で測定されたPLスペクトルの最大ピークは417nmであった。CIE色座標を図3に示した。
シリコン化合物2の製造
ビス−(4−ブロモフェニル)−ジフェニルシランの製造
ジブロモベンゼン14.4g(55.2mmol)をエーテルに溶かし、温度を下げてn−BuLiを添加し、これにジフェニルジクロロシラン7gを添加して常温で反応を行った。反応が終わった後、反応物をエーテルで抽出し、溶媒を減圧下で除去した。生成物はコラムで分離した後、減圧ろ過して乾燥した。収率82%、H−NMR(CDCl, ppm):7.54(m,8H,Ar−H),7.44(4H,Ar−H),7.36(6H,Ar−H).IR(KBr,cm−1):1568、1477−1376,1110,810,727,698.MS(EI)(calcd for C2418BrSi,494.29 found,495)。
Figure 0004422121
ビス(フェニルボロニックアシッド)−バイフェニルシランの製造
前記で製造されたビス(4−ブロモフェニル)−ジフェニルシラン7.4g(15mol)をTHFに溶かし、温度を下げてn−BuLiを添加した。これにトリメチルボレートを添加して常温で反応を行った。薄いHCIに注いで30分間攪拌した。メチレンクロライドで抽出した後、減圧下で溶媒を除去し、生成物はコラムで分離して減圧ろ過して乾燥した。収率23%、H−NMR(CDCl):7.54(4H,Ar−H),7.5(4H,Ar−H),7.4(4H,Ar−H),7.36(6H,Ar−H),2.0(s,4H,B−(OH)2).IR(KBr,cm−1):1589,1491,1374−1277,829,725,695.MS(EI)(calcd for C2422Si,424.15 found,425)。
Figure 0004422121
シリコン化合物2の製造
前記のように製造されたビス(フェニルボロニックアシッド)−バイフェニルシラン0.8g(1.9mmol)、実施例1の(4)ステップで製造された4’−ブロモフェニル−3’,5’−ビス(トリフルオロメチル)バイフェニルエテン、2M−KCO、Pd(PPhおよびトルエンを入れて10時間還流を行った。メチレンクロライドで抽出して溶媒を除去した後、生成物はコラムで分離し減圧ろ過して乾燥した。収率50%、H−NMR(CDCl,ppm):7.67(4H,Ar−H),7.60(6H,Ar−H),7.58(4H,Ar−H),7.54(4H,Ar−H),7.48(16H,Ar−H),7.36(6H,Ar−H),6.99(4H,CH=CH).MS(EI)(calcd for C684412Si,1116.3 found,1117)。
Figure 0004422121
シリコン化合物2
前記で製造されたシリコン化合物2をTHFに溶かして溶液を製造した後、UV吸収とPLとを測定するが、この際にPLはガラス基板に蒸着して測定した。UVおよびPLスペクトルの測定結果を図4に示し、CIE色座標を図5に示した。シリコン化合物2の最大吸収ピークは、シリコン化合物1と同様に348nmであり、励起波長を348nmとしたとき、溶液状態で測定されたPLスペクトルの最大ピークは417nmであった。フィルムを蒸着して測定したシリコン化合物2の最大PLピークは460nmであった。
シリコン化合物3の製造
4−ブロモフェニル−バイフェニル−エテンの製造
ブロモベンジルトリフェニルホスフィン塩17gとソジウムハイドライド4.5gとをトルエンに溶かして6時間還流を行った。これにビフェニル−4−カルバルデヒド5.1g(28mmol)を入れて3時間還流を行った。常温に冷却した後、メチレンクロライドで抽出して溶媒を除去した後、エタノールで再結晶した。収率71%、H−NMR(CDCl,ppm):7.67(2H,Ar−H),7.60(1H,Ar−H),7.48(4H,Ar−H),7.43(2H,Ar−H),7.31(2H,Ar−H),6.99(2H,CH=CH).IR(KBr,cm−1):1568,1477−1376,1110,810,727,698.MS(EI)(calcd for C2015Br,334.03 found,334)。
Figure 0004422121
シリコン化合物3の製造
実施例1の(2)段階で製造された4−フェニルボロニックアシッドトリフェニルシラン6.1g(16mmol)に、前記で製造された4’−ブロモフェニル−バイフェニルエテン5.3g、2M−KCO、Pd(PPhおよびトルエンを入れて10時間還流を行った。メチレンクロライドで抽出して溶媒を除去した後、生成物はコラムで分離し、減圧ろ過して乾燥した。収率67%、H−NMR(CDCl,ppm):7.67(4H,Ar−H),7.60(6H,Ar−H),7.58(4H,Ar−H),7.54(4H,Ar−H),7.48(16H,Ar−H),7.36(6H,Ar−H),6.99(4H,CH=CH).MS(EI)(calcd for C4434Si,590.8 found,591)。
Figure 0004422121
シリコン化合物3
前記で製造されたシリコン化合物3をTHFに溶かして溶液を製造した後、UV吸収とPLとを測定するが、この際にPLはガラス基板に蒸着して測定した。UVおよびPLスペクトルの測定結果を図6に示し、CIE色座標を図7に示した。シリコン化合物3の最大吸収ピークは345nmであり、励起波長を345nmとしたとき、溶液状態で測定されたPLスペクトルの最大ピークは411nmであった。フィルムを蒸着して測定したシリコン化合物3の最大PLピークは460nmであった。
シリコン化合物4の製造
4−ブロモフェニル−3−(N−エチルカルバゾール)−エテンの製造
ブロモベンジルトリフェニルホスフィン塩17gとソジウムハイドライド4.5gとをトルエンに溶かして6時間還流を行った。これにN−エチルカルバゾールカルバルデヒド6.7gを入れて3時間還流を行った。常温に冷却した後、メチレンクロライドで抽出して溶媒を除去した後、エタノールで再結晶した。収率61%、IR(KBr,cm−1):1568,1477−1376,1110,810,727,698.MS(EI)(calcd for C2218BrN,375.06 found,375)。
Figure 0004422121
シリコン化合物4の製造
4−フェニルボロニックアシッドトリフェニルシラン6.1g(16mmol)、4−ブロモフェニル−3−(N−エチルカルバゾール)−エテン、2M−KCO、Pd(PPhおよびトルエンを入れて10時間還流を行った。メチレンクロライドで抽出して溶媒を除去した後、生成物はコラムで分離し、減圧ろ過して乾燥した。収率50%、MS(EI)(calcd for C4637NSi,631.27 found,632)。
Figure 0004422121
シリコン化合物4
シリコン化合物5の製造
(1)4−ブロモフェニル−トリフェニルシランの製造
下記のように、ジブロモベンゼン4g(17mmol)をエーテルに溶かして温度を下げてn−BuLiを添加し、これにトリフェニルシリルクロライドを添加して常温で反応した。反応が終わった後、反応物をエーテルを用いて抽出し、溶媒を減圧して除去した。生成物をコラムで分離した後、減圧ろ過して乾燥させた。収率66%、H−NMR(CDCl,ppm):7.54−7.5(m,Ar−H),7.45(Ar−H),7.40−7.35(m,Ar−H).IR(KBr,cm−1):1568,1477−1376,1110,810,727,698.MS(EI)(calcd for C2419BrSi,414;found:414)。
Figure 0004422121
(2)4−フェニルボロニックアシッドトリフェニルシランの製造
(4−ブロモフェニル)−トリフェニルシラン8.3g(20mol)をTHFに溶かして温度を下げてn−BuLiを添加する。これにトリメチルボレートを添加して常温で反応した。薄いHClに注いで30分攪拌した。MCで抽出した後に減圧下で溶媒を除去し、生成物はコラムで分離した後、減圧ろ過して乾燥した。収率50%、H−NMR(CDCl):7.54(6H,Ar−H),7.5(2H,Ar−H),7.4(2H,Ar−H),7.36(9H,Ar−H),2.0(s,2H,B−(OH)).IR(KBr,cm−1):1589,1491,1374−1277,829,725,695.MS(EI)(calcd for C2421BOSi,380.14;found,381)。
Figure 0004422121
(3)1,1−ジフェニル−2−(4−ブロモフェニル)エテンの製造
ベンゾフェノン11.8g(65mmol)、4−ブロモベンジル(ジエチルホスホネート)20g、NaH、18−crown−6をTHFに溶かし、24時間還流して反応した。反応が終わった後、反応物をエーテルを用いて抽出し、溶媒を減圧して除去した。生成物をコラムで分離した後、減圧ろ過して乾燥させた。収率75%、MS(EI)(calcd for C2015Br,334.04;Found:334)。
Figure 0004422121
(4)シリコン化合物5の製造
前項で製造された4−フェニルボロニックアシッドトリフェニルシラン5.5g(12mmol)、1,1−ジフェニル−2−(4−ブロモフェニル)エテン4.0g、2モルのKCO、Pd(PPh及びトルエンを入れて10時間還流させた。塩化メチルで抽出して溶媒を除去した後、ヘキサンでカラムクロマトグラフィーを行った。収率73.68%、MS(EI)(calcd for C4434Si,590.24;Found:590)。
Figure 0004422121
<有機発光素子の製造>
シリコン化合物1を発光層物質として用いた青色有機発光素子の製造
図1に示すとおり、ガラス基板(1)上にITO電極(2)を形成し、UV−オゾンクリーニングまたは酸素プラズマクリーニングを経た後、この上部に正孔注入層としてCuPc(phthalocyanine copper complex)を10nmの厚さで蒸着させた。これに正孔伝達層(3)としてNPD(N,N−ビス(ナフタレン1−イル)−N,N−ビス(フェニル)ベンジジン)を70nmの厚さで蒸着させた後、実施例1で製造されたシリコン化合物1を50nmで蒸着させた。その後、有機層の上部に陰極層としてLiF/Alを真空蒸着して青色有機発光素子を作製した。
作製されたITO/CuPc/NPD/発光層/LiF/Alの素子から電気発光特性を評価した、ELスペクトルを図8に示し、CIE色座標を図9に示した。最大発光ピークは450nmで、色座標は(0.17、0.20)であった。
シリコン化合物2を発光層物質として用いた青色有機発光素子の製造
ガラス基板(1)上にITO電極(2)を形成し、UV−オゾンクリニングまたは酸素プラズマクリニングを経た後、この上部に正孔注入層としてCuPcを10nm厚さで蒸着させた。ここに正孔伝達層としてNPD(N,N−ビス(ナフタレン1−イル)−N,N−ビス(フェニル)ベンジジン)を40nmの厚さで蒸着させた後、実施例2で製造されたシリコン化合物2を30nmで蒸着させた。その上部に電子伝達層としてAlqを30nmの厚さで蒸着させた後、有機層の上部に陰極層としてLiF/Alを真空蒸着して青色有機発光素子を作製した。
作製されたITO/CuPc/NPD/発光層/Alq/LiF/Alの素子から電気発光特性を評価した。ELスペクトルは図10に示し、CIE色座標を図11に示した。最大発光ピークは460nmで、色座標は(0.17、0.18)であった。
シリコン化合物3を発光層物質として用いた青色有機発光素子の製造
ガラス基板(1)上にITO電極(2)を形成し、UV−オゾンクリニングまたは酸素プラズマクリニングを経た後、この上部に正孔注入層としてCuPcを10nmの厚さで蒸着させた。ここに正孔伝達層(3)としてNPD(N,N−ビス(ナフタレン1−イル)−N,N−ビス(フェニル)ベンジジン)を40nmの厚さで蒸着させた後、前記で製造されたシリコン化合物3を35nmで蒸着させた。その上に電子伝達層としてAlqを30nmの厚さで蒸着させた後、有機層の上部に陰極層としてLiF/Alを真空蒸着して青色有機発光素子を作製した。
作製されたITO/CuPc/NPD/発光層/Alq/LiF/Alの素子から電気発光特性を評価した。ELスペクトルは図12に示し、CIE色座標を図13に示した。最大発光ピークは465nmで、色座標は(0.16、0.16)であった。
シリコン化合物5を発光層物質として用いた青色有機発光素子の製造
ガラス基板(1)上にITO電極(2)を形成し、UV−オゾンクリニングまたは酸素プラズマクリニングを経た後、この上部に正孔注入層としてCuPcを10nmの厚さで蒸着させた。ここに正孔伝達層(3)としてNPD(N,N−ビス(ナフタレン1−イル)−N,N−ビス(フェニル)ベンジジン)を40nmの厚さで蒸着させた後、前記で製造されたシリコン化合物5を35nmで蒸着させた。その上に電子伝達層としてAlqを30nmの厚さで蒸着させた後、有機層の上部に陰極層としてLiF/Alを真空蒸着して青色有機発光素子を作製した。
作製されたITO/CuPc/NPD/発光層/Alq/LiF/Alの素子から電気発光特性を評価した。ELスペクトルは図14に示し、CIE色座標を図15に示した。最大発光ピークは465nmで、色座標は(0.15、0.14)であった。
発明の効果
本発明は青色発光物質として用いるに適しており、青色発光効率が優れたシラン系化合物と、これを含む発光物質、及びシラン系化合物とを含む物質よりなる有機EL素子を提供するという発明の効果を有する。
本発明の単純な変形ないし変更はこの分野の通常の知識を有する者により容易に実施でき、このような変形や変更はすべて本発明の領域に含まれる。
本発明の有機電子発光素子を表した概略図。 実施例1に係るシリコン化合物1のUV及びPLスペクトルを表したグラフ。 実施例1に係るシリコン化合物1のCIE色座標を表したグラフ。 実施例2に係るシリコン化合物2のUV及びPLスペクトルを表したグラフ。 実施例2に係るシリコン化合物2のCIE色座標を表したグラフ。 実施例3に係るシリコン化合物3のUV及びPLスペクトルを表したグラフ。 実施例3に係るシリコン化合物3のCIE色座標を表したグラフ。 実施例6で作製された有機EL素子のELスペクトルを表したグラフ。 実施例6で作製された有機EL素子のCIE色座標を表したグラフ。 実施例7で作製された有機EL素子のELスペクトルを表したグラフ。 実施例7で作製された有機EL素子のCIE色座標を表したグラフ。 実施例8で作製された有機EL素子のELスペクトルを表したグラフ。 実施例8で作製された有機EL素子のCIE色座標を表したグラフ。 実施例9で作製された有機EL素子のELスペクトルを表したグラフ。 実施例9で作製された有機EL素子のCIE色座標を表したグラフ。
符号の説明
1 基板
2 陽極
3 正孔輸送層
4 発光層
5 電子輸送層
6 陰極

Claims (3)

  1. 以下の化学式(1)
    Figure 0004422121

    の構造を有するシラン系化合物であって、
    前記式(1)において、nは1ないし3の整数であり;R及びRはそれぞれ水素、メチル、フェニル及びシアナイド基から選択され;Arはフェニル、バイフェニル、ナフタル、キノリン、カルバゾール、フルオレン、ジフェニルバイフェニル、ジュロリジン(julolidine)、アントラセン及びスピロール(spirol)よりなる群から選択される、シラン系化合物。
  2. 請求項1に記載の化合物を含む発光物質。
  3. 陽極、陰極及び発光層を含む有機電気発光素子において、前記発光層は請求項2に記載の発光物質を含んでなることを特徴とする、有機電気発光素子。
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