JP4420737B2 - 直接加圧型ヒートポンプ式処理装置 - Google Patents
直接加圧型ヒートポンプ式処理装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4420737B2 JP4420737B2 JP2004152239A JP2004152239A JP4420737B2 JP 4420737 B2 JP4420737 B2 JP 4420737B2 JP 2004152239 A JP2004152239 A JP 2004152239A JP 2004152239 A JP2004152239 A JP 2004152239A JP 4420737 B2 JP4420737 B2 JP 4420737B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat pump
- heating
- steam
- pump type
- tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000012545 processing Methods 0.000 title claims description 62
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 86
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 43
- 238000001035 drying Methods 0.000 claims description 22
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 claims description 20
- 239000003595 mist Substances 0.000 claims description 14
- 238000012546 transfer Methods 0.000 claims description 6
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 5
- 238000001704 evaporation Methods 0.000 claims description 4
- 238000007664 blowing Methods 0.000 claims description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 3
- 239000002904 solvent Substances 0.000 claims description 3
- 238000009849 vacuum degassing Methods 0.000 claims description 2
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 9
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 9
- 239000002994 raw material Substances 0.000 description 9
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 8
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 7
- 239000010802 sludge Substances 0.000 description 6
- 239000012159 carrier gas Substances 0.000 description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 4
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 4
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 4
- 238000009833 condensation Methods 0.000 description 3
- 230000005494 condensation Effects 0.000 description 3
- 238000011109 contamination Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000013021 overheating Methods 0.000 description 3
- 229920006395 saturated elastomer Polymers 0.000 description 3
- 239000004278 EU approved seasoning Substances 0.000 description 2
- 239000012141 concentrate Substances 0.000 description 2
- 238000000855 fermentation Methods 0.000 description 2
- 230000004151 fermentation Effects 0.000 description 2
- 235000013305 food Nutrition 0.000 description 2
- 235000011194 food seasoning agent Nutrition 0.000 description 2
- 241000411851 herbal medicine Species 0.000 description 2
- 239000011344 liquid material Substances 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 240000004808 Saccharomyces cerevisiae Species 0.000 description 1
- 150000001413 amino acids Chemical class 0.000 description 1
- 239000007864 aqueous solution Substances 0.000 description 1
- 238000009835 boiling Methods 0.000 description 1
- KYKAJFCTULSVSH-UHFFFAOYSA-N chloro(fluoro)methane Chemical compound F[C]Cl KYKAJFCTULSVSH-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 239000003814 drug Substances 0.000 description 1
- 238000010981 drying operation Methods 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 230000007613 environmental effect Effects 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 1
- 239000003779 heat-resistant material Substances 0.000 description 1
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 1
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
- 238000011068 loading method Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000002156 mixing Methods 0.000 description 1
- 239000003415 peat Substances 0.000 description 1
- 239000000419 plant extract Substances 0.000 description 1
- 238000002360 preparation method Methods 0.000 description 1
- 102000004169 proteins and genes Human genes 0.000 description 1
- 108090000623 proteins and genes Proteins 0.000 description 1
- 235000014102 seafood Nutrition 0.000 description 1
- 239000010801 sewage sludge Substances 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Drying Of Solid Materials (AREA)
Description
そして上述のような乾燥・濃縮に供される装置の一つに、被処理物から生じた蒸気を被処理物の加熱源として供するヒートポンプ式処理装置があり、この装置は間接加圧型と直接加圧型とに大別される。
まず図6(a)に示す間接加圧型の装置は、食品、医薬品等、品質劣化を防ぐために低温で乾燥・濃縮したい場合に用いられる装置であり、被処理物から生じた密度の低い蒸気S0によってフロン等の加熱媒体S1を加熱し、この加熱媒体S1を加熱管11′の外側に供給し、加熱管11′内を通過させる被処理物の乾燥熱源とするものである。
しかしながらこのような直接加圧型の装置にあっては、装置の大きさは加熱蒸気S1の温度と被処理物の温度差にほぼ反比例するので温度差が小さい場合には装置が大型になってしまい、これを解消しようと温度差を大きく取ろうとすると、加圧装置5′内での圧縮効率が低下して消費電力が増大してしまう。また加圧装置5′としてターボ圧縮機を用いた場合には、小型のものでは効率が悪くなってしまう。更に乾燥機1′から飛散した微粉が加圧装置5′に入り込んだ場合には、加圧装置5′の故障原因となってしまったり、ドレンDのCOD、BODが上昇してしまう等の問題がある。このため直接加圧型のヒートポンプ式処理装置は、ほとんど実用化されていないのが実情である。
この発明によれば、各圧縮機による圧縮比を低く抑えて消費電力を低減しながらも、合計の圧縮比を高くすることができ、加熱蒸気の温度と被処理物の温度との差を大きくして装置を小型化することができる。
また、前段の圧縮機で生じたミストあるいは冷却水を供給した際に発生したミストを回収することができるため、液圧縮による圧縮機の損傷を回避することができる。
この発明によれば、被処理物の連続処理を行うことが可能となり、蒸気の量及び濃度を一定とし、乾燥室内の圧力を一定とすることができるため、安定した運転を行うことができる。
この発明によれば、加熱蒸気と被処理物の温度差が大きくとれるので、加熱缶を小型とすることができ、イニシャルコストの低減や洗浄性の向上が可能となる。
この発明によれば、圧縮機から排出された加熱蒸気の加熱度を制御して次段の圧縮機の過熱を防止することができ、更に乾燥機に供給される加熱蒸気の加熱度を小さく制御することができる。このため、熱伝導係数の小さなガス状(過熱蒸気)での熱交換を防ぎ、飽和蒸気による熱伝導係数の大きい凝縮熱伝導を行わせることができる。
この発明によれば、乾燥機から蒸気に混ざって排出される微粉を回収して、加圧装置の故障や凝縮水の汚染を回避することができる。
この発明によれば、乾燥室内における蒸発蒸気流量の多い被処理物の投入口付近から蒸気を排出するので、微粉の少ない蒸気を排出することができる。
この発明によれば、乾燥室内への空気の混入を低減して、乾燥効率の低下を回避することができる。
この発明によれば、凝縮器の熱伝導面を有効に使用することができるため、乾燥効率を高めることができる。
そしてこれら各請求項記載の発明の構成を手段として前記課題の解決が図られる。
まず前記乾燥機1について説明すると、このものは図2、3に示すように一例としていわゆる伝導伝熱型乾燥機が採用されるものであり、機枠F上に具えられた処理室たる本体シェル10内に、凝縮器たる多管式加熱管11が具えられ、この多管式加熱管11をその内部に加熱媒体たる蒸気(以下、加熱蒸気と称する)を流すとともに回転させ、被処理物を多管式加熱管11の外周部に接触させて乾燥を行う連続式伝導伝熱乾燥機である。
また前記本体シェル10及び多管式加熱管11は、水平または投入口101側が排出口102側よりもいくぶんか高くなるように傾斜して機枠Fに設置される。
更にまた前記本体シェル10は二重ジャケット構造とし、蒸気供給口106からドレン口107に至る蒸気の通過経路が形成され、本体シェル10内を昇温することができるような構成が採られているが、二重ジャケット構造に替えてトレース配管を設置することもできる。
そして前記軸体113の両端にはロータリージョイント115が取り付けられ、チューブ束116と接続される。また軸体113と本体シェル10との間には、外気との遮断のためのシール機構が設けられている。
またチューブ束116の側周部には、複数のリフタ117及び適宜の角度を持たせた送り羽根118が取り付けられたアングル111が多数(この実施例では12本)具えられるものであり、これらよって被処理物は掻き上げられて前記チューブ束116に接触するとともに投入口101側から排出口102側に進むこととなる。
なお前記ホッパ20は真空脱気可能な構造とされ、乾燥機1における本体シェル10内への空気の混入防止が図られる。
なおこの実施例では前記圧縮機51、52として株式会社アンレット製「エンドレスケーシングブロワ」を採用するものであり、このルーツブロワは、吸気口516側と排気口517側との間にロータ511とケーシング510とで囲まれた空間が常にできるようにしたものである。更に前記凹部514に小径の連通口515が軸心に向かって穿設され、各凹部514に穿設された連通口515が軸心で接続されている。また前記連通口515は、ロータ511の軸方向に沿って適宜複数が形成される。そしてこのような構成を採ることにより、圧力の高い排気口517側の一部の流体が、連通口515を通って吸気口516側に還流するため、いわゆる液圧縮が防止されて振動・騒音を低減することができるものである。
なお圧縮機51、52としては、二葉タイプのルーツブロワや他の構造のものを採用することももちろん可能である。また圧縮機は、三段あるいはそれ以上の段数で具えることも可能である。
そしてこのように圧縮機51、52を多段状に設けることにより、各圧縮機による圧縮比を低く抑えて消費電力を低減しながらも、合計の圧縮比を高くすることができ、加熱蒸気S2の温度と被処理物の温度との差を大きくとることができ、乾燥機を小型化することができるものである。
更にまた前記圧縮機51、52の間にはミストセパレータ55が具えられるものであり、このものは筐体底部に水封構造の水抜が具えられて成り、気体中のミストを除去することのできる装置である。
(1)乾燥機の準備
まず被処理物の投入に先立って、乾燥機1における多管式加熱管11及び本体シェル10を昇温しておくものであり、モータMを起動して多管式加熱管11を回転させた状態で、ロータリージョイント115、キャリヤガス口103及び蒸気供給口106に補助蒸気(一例として0.5MPa(約160℃))を供給する。そしてロータリージョイント115に供給された補助蒸気はチューブ束116を通過しながら多管式加熱管11を昇温し、やがてドレンDとなって他端側のロータリージョイント115から外部に排出される。また蒸気供給口106に供給された補助蒸気は本体シェル10を昇温し、やがてドレンDとなってドレン口107から外部に排出される。
次いで投入装置2におけるホッパ20に供給された被処理物(一例として有機汚泥)を脱気処理しておく。
次いで投入装置2から投入口101に有機系汚泥を投入するものであり、このものは送り羽根118の作用によって投入口101側から排出口102側に移動し、更にリフタ117によって掻き上げられてチューブ束116等と接触し、この際、熱を受けて乾燥が進行するものである。このとき投入口101は多管式加熱管11の長手方向に沿って複数個所に形成されているため、凝縮器たる多管式加熱管11の熱伝導面を有効に使用することができ、乾燥効率が高められ。
そして排出口102に達した有機系汚泥は乾燥品となった状態で排出され、次工程に移送される。
このような一連の乾燥処理にともなって有機系汚泥から生じた蒸気S0は、排気口104から本体シェル10の外部に排気されるものであり、排気口104は本体シェル10内において最も蒸気S0の多い投入口101付近に形成されているため、有機系汚泥が乾燥する際に生じる微粉の含有量が少ない蒸気S0を排気することができる。
更に排気口104から排出される蒸気S0に含まれる少量の微粉は、バグフィルタ3において蒸気S0と分離されるため加圧装置5に対して蒸気S0のみを供給することができる。なおバグフィルタ3の目詰まりが進行したときには適宜シェーキング機構を作動させて微粉の除去を行うようにするものであり、逆洗用空気を用いないで微粉を払い落とすことができるため、バグフィルタ3の圧力損失の増大を回避することができる。
そして主管路50内を通って圧縮機51に到達した蒸気S0(温度60〜100℃、圧力20〜101kPa−abs)は、ロータ511の作用によって圧縮・昇温されて(温度80〜110℃、圧力47〜143kPa−abs)加熱蒸気S1となって次段の圧縮機52に供給される。
このとき加熱蒸気S1の加熱度が高すぎる場合には、バルブV1を適宜開放して冷却水管路53から主管路50に冷却水を供給し、圧縮機51から排出された加熱蒸気S1の加熱度を制御して次段の圧縮機52の過熱を防止するようにする。
そして加熱蒸気S1は圧縮機52によって更に圧縮・昇温されて(温度100〜120℃、圧力101〜199kPa−abs)加熱蒸気S2となって乾燥機1におけるロータリージョイント115に供給される。
このとき加熱蒸気S2の加熱度が高すぎる場合には、バルブV2を適宜開放して冷却水管路54から主管路50に冷却水を供給し、圧縮機52から排出された加熱蒸気S2の加熱度を制御して、熱伝導係数の小さなガス状(過熱蒸気)での熱交換を防ぎ、飽和蒸気による熱伝導係数の大きい凝縮熱伝導を行わせることができる。
なおロータリージョイント115に供給される補助蒸気は、被処理物の水分濃度、投入量、加熱蒸気S2の量や温度に応じて適宜追加投入されるものである。
図5中符号Sで示すものが本発明の直接加圧型ヒートポンプ式処理装置であり、処理装置たる濃縮器6、加圧装置5及び予熱器7を主たる構成要素として成るものである。なお加圧装置5については、実施例1で示した構成と同様の構成が採られるため、ここでの説明は省略し、以下、前記濃縮器6について詳しく説明する。
前記濃縮器6は、凝縮器たる加熱缶61と、処理室たる蒸発缶62との間を吹込管路63及び戻り管路64によって接続して成るものである。そして前記加熱缶61内に配した長管65内に流入させた被処理物たる液体原料L0を、この長管65の外側に供給した加熱媒体からの伝導熱によって沸騰させることにより溶媒成分を蒸発させ、濃度の高まった状態の液体成分L1と蒸気S0とを前記蒸発缶62内に吹き込み、この蒸発缶62内においてこれら液体成分L1と蒸気S0との分離が行われるものである。
なお前記長管65の外部に供給される加熱媒体としては、蒸発缶62において分離された蒸気S0を加圧装置5によって昇温した加熱蒸気S2を用いている。
まず前記加熱缶61について説明すると、このものは、機密性が確保された筐体内に、金属等の耐熱素材から成る管路である長管65を複数本具えるものであり、この長管65の下端部を筐体下部に形成した給液口66と連通状態とし、一方、長管65の上端部を筐体上部に形成した排出口67に連通状態として成るものである。
また前記筐体の側周部分には、蒸気口68及びドレン口69が形成される。なお給液口66から長管65を通って排出口67に至る流路と、蒸気口68から筐体内を通ってドレン口69に至る流路とは、双方を流れる流体が互いに干渉しないようになっており、双方の流路間では熱エネルギーのみが移動するものである。
なお前記加熱缶61に形成された蒸気口68には、図示しない蒸気供給装置が接続される。
また筐体内にはノズルNが配されるものであり、このノズルN内から給液タンク60に貯留された液体原料L0が噴出される。なおこの液体原料L0の噴出量は、バルブV3の開度を調節することにより調節される。
なお前記戻り管路64には濃縮液の排出口が形成されるものであり、バルブV4を開放することにより、濃縮された液体成分L1を外部に排出できるように構成されている。
まず真空ポンプPを起動して直接加圧型ヒートポンプ式処理装置Sの系内の減圧を図るものであり、適宜バルブV5を操作して蒸発缶62及び加熱缶61とこれらを結ぶ管路内を減圧しておく。
次いで加熱缶61内に補助蒸気を供給するものであり、長管65の外側を通過した補助蒸気は凝集してドレンDとなり、ドレン口69から排出される。
そしてノズルNから蒸発缶62内に供給された液体原料L0は、戻り管路64を経由して加熱缶61における長管65内に供給され、補助蒸気で加熱され長管65内部で沸騰し、発生した蒸気S0が長管65内を上昇する際に液体成分L1を引き上げることとなる。これら蒸気S0と液体成分L1とは長管65内を上昇して排出口67に至りここから吹込管路63内に入り込み、続いて蒸発缶62における流入口621から筐体内に流入する。
このとき加熱蒸気S1の加熱度が高すぎる場合には、バルブV1を適宜開放して冷却水管路53から主管路50に冷却水を供給し、圧縮機51から排出された加熱蒸気S1の加熱度を制御して次段の圧縮機52の過熱を防止するようにする。
そして加熱蒸気S1は圧縮機52によって更に圧縮・昇温されて(温度100〜120℃、圧力101〜199kPa−abs)加熱蒸気S2となって加熱缶61における蒸気口68に供給される。
このとき加熱蒸気S2の加熱度が高すぎる場合には、バルブV2を適宜開放して冷却水管路54から主管路50に冷却水を供給し、圧縮機52から排出された加熱蒸気S2の加熱度を制御して、熱伝導係数の小さなガス状(過熱蒸気)での熱交換を防ぎ、飽和蒸気による熱伝導係数の大きい凝縮熱伝導を行わせることができる。
なお蒸気口68に供給される補助蒸気は、被処理物の水分濃度、投入量、加熱蒸気S2の量や温度に応じて適宜追加投入されるものである。
このような運転を継続することにより、濃縮された液体成分L1は前記ノズルNから供給された新たな液体原料L0を伴って再び加熱缶61における長管65内に位置することとなり、更なる濃縮が行われるものである。
そして以上のような操作を継続し、液体成分L1が所望の濃度となった時点でバルブV4が開放され、濃縮された状態の液体成分L1が外部に排出されるものである。
1 乾燥機
10 本体シェル
101 投入口
102 排出口
103 キャリヤガス口
104 排気口
105 ロータリーバルブ
106 蒸気供給口
107 ドレン口
11 多管式加熱管(加熱管)
111 アングル
112 鏡板
113 軸体
114 軸受ブロック
115 ロータリージョイント
116 チューブ束
117 リフタ
118 送り羽根
2 投入装置
20 ホッパ
3 バグフィルタ
30 フィルタエレメント
5 加圧装置
50 主管路
51 圧縮機
510 ケーシング
511 ロータ
512 シャフト
513 凸部
514 凹部
515 連通口
516 吸気口
517 排気口
52 圧縮機
53 冷却水管路
54 冷却水管路
55 ミストセパレータ
6 濃縮器
60 給液タンク
61 加熱缶
62 蒸発缶
620 排気口
621 流入口
63 吹込管路
64 戻り管路
65 長管
66 給液口
67 排出口
68 蒸気口
69 ドレン口
7 予熱器
D ドレン
F 機枠
L0 液体原料
L1 液体成分
M モータ
N ノズル
P 真空ポンプ
S0 蒸気
S1 加熱蒸気(加熱媒体)
S2 加熱蒸気
V1 バルブ
V2 バルブ
V3 バルブ
V4 バルブ
V5 バルブ
Claims (8)
- 処理室と凝縮器とを具えた処理装置と、この処理装置における処理室の排気口に接続された加圧装置とを具えて成り、前記凝縮器内に加熱蒸気を供給通過させるとともに、この凝縮器によって被処理物の水分を蒸発させ、被処理物の濃縮・乾燥を図る装置において、前記排気口から排出される被処理物から生じた蒸気を加圧装置によって昇圧し、被処理物の加熱蒸気として供するものであり、前記加圧装置は、複数の圧縮機が多段状に設けられて構成され、更にこれら複数の圧縮機間には、ミストセパレータが具えられたことを特徴とする直接加圧型ヒートポンプ式処理装置。
- 前記処理装置は、機枠上に具えられた処理室たる本体シェル内に、凝縮器たる多管式加熱管が具えられ、この多管式加熱管を、その内部に加熱蒸気を流すとともに回転させ、被処理物を多管式加熱管の外周部に接触させて水分を蒸発させる連続式伝導伝熱乾燥機であることを特徴とする請求項1記載の直接加圧型ヒートポンプ式処理装置。
- 前記処理装置は、処理室たる蒸発缶と、凝縮器たる加熱缶との間を、吹込管路及び戻り管路によって接続することにより循環管路を形成し、前記蒸発缶内に供給された後、戻り管路を通じて前記加熱缶内に配した長管内に流入した液体を、この長管の外側に供給した加熱蒸気からの加熱によって沸騰させることにより溶媒成分を蒸発させ、濃度の高まった液体成分と蒸気とを前記蒸発缶内に吹き込み、この蒸発缶内においてこれら液体成分と蒸気とを分離して高濃度の液体を得るヒートポンプ式濃縮器であることを特徴とする請求項1記載の直接加圧型ヒートポンプ式処理装置。
- 前記圧縮機の排気側に接続された管路には、冷却水が供給できるように構成されたことを特徴とする請求項1、2または3記載の直接加圧型ヒートポンプ式処理装置。
- 前記処理装置と加圧装置との間には、バグフィルタが具えられたことを特徴とする請求項2記載の直接加圧型ヒートポンプ式処理装置。
- 前記排気口は、本体シェルにおける被処理物の投入口付近に形成されたことを特徴とする請求項2または5記載の直接加圧型ヒートポンプ式処理装置。
- 前記本体シェルに被処理物を供給するための投入装置は、真空脱気可能な構造のホッパを具えて成るものであることを特徴とする請求項2、5または6記載の直接加圧型ヒートポンプ式処理装置。
- 前記被処理物の投入口は、前記多管式加熱管の長手方向に沿って複数個所に形成されたことを特徴とする請求項2、5、6または7記載の直接加圧型ヒートポンプ式処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004152239A JP4420737B2 (ja) | 2004-05-21 | 2004-05-21 | 直接加圧型ヒートポンプ式処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004152239A JP4420737B2 (ja) | 2004-05-21 | 2004-05-21 | 直接加圧型ヒートポンプ式処理装置 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005331210A JP2005331210A (ja) | 2005-12-02 |
JP2005331210A5 JP2005331210A5 (ja) | 2007-06-28 |
JP4420737B2 true JP4420737B2 (ja) | 2010-02-24 |
Family
ID=35485995
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004152239A Expired - Fee Related JP4420737B2 (ja) | 2004-05-21 | 2004-05-21 | 直接加圧型ヒートポンプ式処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4420737B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014006017A (ja) * | 2012-06-26 | 2014-01-16 | Okawara Mfg Co Ltd | 乾燥・濃縮方法並びにその装置 |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4858322B2 (ja) * | 2007-06-14 | 2012-01-18 | Jfeエンジニアリング株式会社 | 乾燥装置 |
JPWO2009040919A1 (ja) * | 2007-09-27 | 2011-01-13 | 株式会社日立製作所 | 汚泥乾燥システム |
JP2011007404A (ja) * | 2009-06-25 | 2011-01-13 | Tsukishima Kikai Co Ltd | 工業用加熱装置 |
JP5566818B2 (ja) * | 2010-09-10 | 2014-08-06 | 株式会社大川原製作所 | 乾燥設備の設計支援システム |
JP5502698B2 (ja) * | 2010-10-25 | 2014-05-28 | 月島機械株式会社 | 加熱処理設備及び方法 |
JP2013117359A (ja) * | 2011-12-05 | 2013-06-13 | Okawara Mfg Co Ltd | 乾燥設備 |
JP5675671B2 (ja) * | 2012-02-22 | 2015-02-25 | 三菱重工業株式会社 | 流動層乾燥装置 |
JP5591269B2 (ja) * | 2012-03-13 | 2014-09-17 | 月島機械株式会社 | 加熱処理設備及び方法 |
CN114984598B (zh) * | 2022-06-07 | 2024-07-30 | 哈尔滨工业大学 | 一种原花青素c1提取液低温浓缩系统及其使用方法 |
-
2004
- 2004-05-21 JP JP2004152239A patent/JP4420737B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014006017A (ja) * | 2012-06-26 | 2014-01-16 | Okawara Mfg Co Ltd | 乾燥・濃縮方法並びにその装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2005331210A (ja) | 2005-12-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6308933B2 (ja) | 汚泥脱水方法および汚泥脱水装置 | |
JP4420737B2 (ja) | 直接加圧型ヒートポンプ式処理装置 | |
WO2017107028A1 (zh) | 一种石油岩屑泥处理设备及其方法 | |
JP2005331210A5 (ja) | ||
KR100781179B1 (ko) | 농축장치 | |
JP6063196B2 (ja) | 乾燥・濃縮方法並びにその装置 | |
KR20120053047A (ko) | 벌크 모세-다공성 재료를 건조하기 위한 장치 및 방법 | |
JP4440593B2 (ja) | ヒートポンプ式濃縮装置の運転方法 | |
JP6291211B2 (ja) | 乾燥・濃縮方法並びにその装置 | |
JP2006017335A (ja) | 被処理物の分散性を向上させた連続式伝導伝熱乾燥機並びにその運転方法 | |
JP4261658B2 (ja) | 攪拌処理装置 | |
CN113233735B (zh) | 一种高含水污泥快速脱水装置 | |
JP6008609B2 (ja) | 乾燥・濃縮方法並びにその装置 | |
JP4350602B2 (ja) | 連続式伝導伝熱乾燥機の運転方法 | |
JP2000102781A (ja) | 汚水処理方法及びこの汚水処理方法に用いる真空濃縮乾燥機 | |
JP5116783B2 (ja) | 含水物乾燥装置 | |
JP2763511B2 (ja) | 泥水連続処理装置 | |
CN111829324B (zh) | 一种热泵干燥系统及方法 | |
JP6764802B2 (ja) | 濃縮システム及び濃縮方法 | |
JP4274553B2 (ja) | 異物等の排出機構を具えた連続式伝導伝熱乾燥機 | |
CN112624562A (zh) | 一种污泥热干化的系统及其在污泥热干化中的应用 | |
JP2018122266A (ja) | 濃縮システム及び濃縮方法 | |
KR20170003253U (ko) | 자동차라디에이터를 활용한 순환건조기 | |
JP2001153556A (ja) | 真空乾燥装置 | |
JP6478602B2 (ja) | 伝導伝熱乾燥機並びにこれを具えた蒸気再利用型乾燥装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070516 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070516 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090929 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20091124 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20091201 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121211 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4420737 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151211 Year of fee payment: 6 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |