JP4420715B2 - ディスク選択装置及びディスク装置 - Google Patents
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Description
以上のような請求項2の発明では、振動等によりディスク保持部の位置ずれが生じてもディスク選択カムが退避している間に、第1の付勢部材によって、ディスク保持部も正規位置に復帰できる。
以上のような請求項3の発明では、軸部とドラムカムとの間に配設された筒状のドラムスリーブによって、軸部の回動をドラムカムに伝達するとともに、ドラムカムの誤選択を回避する回動を許容できるので、所要スペースが非常に少なくて済む。
以上のような請求項4の発明では、第2の付勢部材と押圧部との組合せという簡素な構成によって、ドラムカムとともに回動するドラムスリーブの位置に応じて、固定位置と許容位置との切り換えを自動的に実現できる。
以上のような請求項5の発明では、ドラムカムの付勢とドラムスリーブの付勢とを共通の第2の付勢部材によって実現しているので、部品点数と所要スペースを節約することができる。
以上のような請求項6の発明では、省スペースで誤選択を防止できるディスク選択装置を備えているので、小型で高い耐振動性が得られるディスク装置を実現可能となる。従って、例えば、車載用のディスク装置に適した装置を構成できる。
本実施形態は、図1及び図2に示す通り、以下のような概略構成を有している。
(1)ディスクDを個別に保持可能なトレイ250
(2)トレイ250が多数積層されたピックシャーシ110
(3)ピックシャーシ110が昇降可能に設けられたシャーシ101
(4)トレイ250を分割昇降させるドラムカム210
(5)ピックシャーシ110に設けられ、分割されたトレイ250間に振り込まれるピックアーム130
(6)ピックアーム130上に配設され、ディスクDを再生する機構を備えたドライブシャーシ120
なお、請求項に記載のディスク保持部はトレイ250、ドライブ移動機構はピックアーム130及びこれを回動させるための機構、昇降機構はピックシャーシ110を昇降させるための機構に対応する。
[1.トレイ(図3〜8)]
各トレイ250は、図3に示すように、ディスクDの外縁に沿った円弧状のプレートである。各トレイ250には、穴250−1,2,3が形成されている。これらの各穴250−1,2,3に対して、シャーシ101に直立して固定された3本のシャフト(図示せず)が挿通されることにより、複数のトレイ250が積層配置されている。従って、各トレイ250は、このシャフトに沿って上下方向に昇降自在に設けられている。また、トレイ250の周囲の3ヶ所には、後述するドラムカム210のディスク選択カム溝210−1に当接することにより、上下方向に付勢される爪部250−4,5,6が、一体的に形成されている。
ドラムギヤ211は、請求項に記載の軸部、すなわちドラムカム210及びドラムスリーブ212の軸部として機能する部材である。このドラムギヤ211は、図9に示すように、平歯車211−1と、これと一体に且つ軸方向に直立して形成された上部円筒部211−2によって形成されている。上部円筒部211−2の内空には、シャーシ101に直立して固定されたシャフト(図示せず)が挿通されている。これにより、ドラムギヤ211は、シャーシ101に対して、上下方向は移動しないが回転自在となるように取り付けられている。
次に、請求項に記載の伝達部であるドラムスリーブ212を、図10〜12を参照して説明する。なお、図10は平面図、図11は図10のB−B矢視断面図、図12(a)〜(d)は図11のa〜d矢視側面図である。すなわち、ドラムスリーブ212は、ピックシャーシ110に配設された筒状の部材である。このドラムスリーブ212の中空部には、ドラムギヤ211の上部円筒部211−2が挿通されている(図6参照)。このドラムスリーブ212内に形成された係合部212−4は、ドラムスリーブ212の係合溝211−3に係合している。このため、ドラムスリーブ212は、シャーシ101側のドラムギヤ211から独立して、ピックシャーシ110とともに上下動可能となるが、ドラムギヤ211の回動とともに回動するように構成されている。
トレイ250を昇降させるためのドラムカム210を、図13〜21を参照して説明する。なお、図13は平面図、図14は図13のa,b矢視側面図、図15は図13のA〜C矢視断面図である。すなわち、ドラムカム210は、その内径に、上述のドラムスリーブ212が挿通された円筒状の部材であり、その外側面には、ディスク選択カム溝210−1、アーム開閉カム溝210−2が形成されている。ディスク選択カム溝210−1は、選択対象のトレイ250の爪部250−4,5,6が接するカムである。アーム開閉カム溝210−2は、選択対象のトレイ250に設けられた保持アーム252の突起部252−1,253−1が通過するカムである。
上記のドラムスリーブ212及びドラムカム210は、図22に示すように、シャーシ101に配設されたピックシャーシ110上に設けられている。このピックシャーシ110は、シャーシ101内を昇降可能に設けられるとともに、その昇降によってディスクD及びトレイ250に干渉しないように、略扇形の空隙が形成されている。このようなピックシャーシ110を昇降するための構造は、以下の通りである。
ピックアーム130は、図1及び図2に示すように、ピックシャーシ110の左底面上部に、軸130−1を支軸として回動自在に取り付けられている。ピックアーム130の先端(軸130−1と反対端)には、フック130−5が設けられている。このフック130−5は、ピックアーム130の振り込み時に、ピックシャーシ110の後面側に保持される部分である。つまり、ピックシャーシ110の右後隅には、水平方向の一対のプレートである保持部129が固定されており、このプレート間にフック130−5が保持される構成となっている。
ピックスイングアーム131は、ピックアーム130とピックシャーシ110の間に配設されており、ピックシャーシ110の穴に係合する軸131−1を中心に、ピックシャーシ110に回動自在に取り付けられている。ピックスイングアーム131の軸131−1の左裏面には、ローラ131−2が回転自在に取り付けられている。このローラ131−2は、ピックスイングカムプレート138の振込みカム138−1(後述する)に挿通されている。ピックスイングアーム131の先端部には、2段ローラ131−3が回転自在に取り付けられている。この2段ローラ131−3は、上述の通り、ピックアーム130に設けられた連結カム130−2に挿通されている。
ピックスイングカムプレート138は、ピックシャーシ110の裏面に前後にスライド移動可能に取り付けられている。このピックスイングカムプレート138には、図28に示すように、その左端部が上方に折り曲げられ、さらにその上部で内側に段曲げされた押上部138−2が形成されている。この押上部138−2は、図1に示すように、クランプアーム124を下から押し上げることにより、ディスクDを挿入するためのクリアランスを確保するものである。
ピックシャーシ110のトレイ250近傍には、図1及び図29に示すように、排出対象となるディスクDを排出方向に付勢するイジェクトアーム254が回動可能に設けられている。イジェクトアーム254は、ピックシャーシ110との間に配設されたスプリング254−1によって、ディスクDから退避する方向に付勢されている。そして、後述するリンクプレート143の一端が、イジェクトアーム254の端部に回動可能に連結されている。
次に、上記のドラムカム210、ピックスイングカムプレート138及びイジェクトアーム254を駆動する駆動機構を、以下に説明する。すなわち、図30に示すように、シャーシ101の底面には、リングギヤ105が、軸105−1を中心に回動可能に設けられている。リングギヤ105は略扇形状のプレートであり、その周縁には、3つのドラムギヤ211の平歯車211−1に、それぞれ係合するギヤ溝が形成されている。よって、リングギヤ105が回動すると、ドラムギヤ211が回動し、これに従って、ドラムスリーブ212及びドラムカム210が回動するように構成されている。また、リングギヤ105の軸105−1の左側には、ローラ105−2が回転自在に取り付けられている。
さらに、ピックシャーシ110及びトレイトッププレート150を昇降させる昇降機構は、以下のように構成されている。すなわち、図30に示すように、シャーシ101におけるモータM1の近傍には、駆動源となるモータM2が取り付けられている。シャーシ101には、大径ギヤ及び小径ギヤが一体に形成された2段歯車209が軸支されており、その大径ギヤに、モータM2の回転駆動力が減速機構を介して伝達されるように構成されている。
上述したような本実施形態の動作について、まず、ディスク装置の動作の概要を説明し、トレイ250の選択動作、トレイ250の分割動作に分けて説明する。
まず、ディスク装置の動作の概要を、図32及び33を参照して説明する。すなわち、図32(A)に示すように、ディスク挿入口101−7から挿入されたディスクDは、ローディングローラ401によって引き込まれ、図32(B)に示すように、クランパリング125とターンテーブル123との間を通過して、各トレイ250の上部に収納される。ディスクDの再生時には、図33(A)に示すように、所望のディスクDが収納されたトレイ250から、その上下のトレイ250を分割退避させる。このようにトレイ250が退避することによって生じたスペースに、ターンテーブル123とクランパリング125との間に所望のディスクDが入るように、ドライブシャーシ120を振り込ませる。
ディスク再生のために、所望のトレイ250を選択する動作は、以下のように行われる。すなわち、初期状態でのトレイ250は、図6に示すように、スプリング153の付勢力によって互いに近接している。そして、図16に示すように、トレイ250の爪部250−4,5,6は待機位置、すなわち、ドラムカム210における各種カム溝から外れて垂直方向に移動可能な位置(図14(B)参照)にある。
以上のようなドラムカム210が、ディスク選択方向に回動を継続することにより、選択対象のトレイ250の爪部250−4,5,6は、階段状のディスク選択カム溝210−1によってその回動量(角度)に応じた高さに案内される。また、選択対象以外のトレイ250の爪部250−4,5,6は、上はドラムカム210の上端部によって上方に退避し、下は下方誘導カム溝210−9によって下方に退避するので、その回動量(角度)に応じて、選択対象のトレイ250から離隔する。
ディスクDをトレイ250に対して収納する時には、ピックシャーシ110を最下段に待機させて、トレイ250群を昇降させることにより、各トレイ250をディスク挿入口101−7に対して位置決めする。このとき、上記の選択動作を経て、トレイ250の分割が行われるが、ピックアーム130の振り込みスペースを確保する必要はないので、図16に示すように、選択対象のトレイ250とそれ以外のトレイ250との開き量は小さい。
ピックアーム130を回動させて、トレイ250側に振り込む際には、選択されたトレイ250内のディスクDの上下に、ターンテーブル123及びクランプアーム124の振り込みスペースを確保する必要があるので、図16に示すように、選択対象のトレイ250以外の上下のトレイ250の開き量は、最大となる。この状態で、上記のように、モータM1を作動させることによりピックスイングカムプレート138を後方にスライド移動させ、図1及び図2に示すように、ピックスイングアーム131及びピックアーム130を回動させて、選択されたディスクDの上下にクランパリング125とターンテーブル123を振り込ませる。
次に、ディスククランプ時には、ディスクDの内径をターンテーブル123に合わせるために、図16に示すように、選択対象のトレイ250のみを下降させる。そして、クランプアーム124を下降させることにより、クランパリング125によって、ディスクDをターンテーブル123上に押し付ける。
また、ターンテーブル123に対してクランプされたディスクDを再生するためには、ディスクDをトレイ250から解放する必要がある。このため、図16に示すように、ドラムカム210の回動に従って、アーム開閉カム溝210−2の溝終端Tに、保持アーム252の突起部252−1,253−1が来る。すると、図17(B)(C)に示すように、ドラムカム210の溝終端Tに突起部252−1,253−1が付勢されて、保持アーム252,253がスプリング252−3,253−3の付勢力に抗して回動するので、保持爪252−2,253−2がディスクDを解放する。
クランパリング125によってクランプされ、トレイ250から解放されたディスクDの信号の読み取りを行う際には、再生されるディスクDから、トレイ250を退避させる必要がある。このため、図16に示すように、ドラムカム210の回動に従って、選択対象のトレイ250が下降して、ディスクDから離れる。
再生終了後は、上記と逆の動作、すなわち、ドラムカム210の逆方向の回動により、選択対象のトレイ250が上昇するとともに、保持アーム252,253の突起部252−1,253−1がアーム開閉カム溝210−2内に入るので、保持アーム252,253がスプリング252−3,253−3の付勢力によって回動し、その保持爪252−2,253−2がディスクDを保持する。そして、ディスクDは、クランパリング125によるクランプから解放され、ピックアーム130がトレイ250から振り出される。このように、ドラムカム210が回動するに従って、スプリング152,153の付勢力によって上下のトレイ250が閉じる方向に移動し、待機位置において、トレイ250の爪部250−4,5,6が解放されるので、トレイ250は互いに近接した初期状態に復帰する。
ディスクDの排出時には、ディスク挿入時と同様に、選択されたトレイ250の位置決め及び分割がなされた後、イジェクトアーム254を回動させることにより、ディスクDをトレイ250から押し出す。そして、上記とディスク挿入時とは逆の動作によって、ローディングローラ401が、ディスクDをディスク挿入口101−7から外部へ排出する。
以上のような本実施形態によれば、筒状のドラムカム210が回動することによって、トレイ250を選択し、分割させることができるので、スライドストロークの確保や他部材との干渉を考慮する必要があるカムプレート等に比べて、所要スペースが少なくて済み、部材配置の自由度が高い。また、ドラムカム210がトレイ250を選択する際に、選択対象以外のトレイ250の爪部250−4,250−5,250−6が、ディスク選択カム溝210−1の端部に入ってしまった場合でも、ドラムカム210が退避して、それぞれの位置を正常な状態に復帰させることができるので、トレイ250の誤選択が防止される。特に、トレイ250は、振動等による位置ずれが生じても、ドラムカム210のディスク選択カム溝210−1が退避している間に、スプリング152,153によって、自動的に正規位置に復帰できる。従って、例えば、車載用のディスク装置に適した装置を構成できる。
本発明は、上記のような実施形態に限定されるものではない。例えば、ドラムスリーブ及びドラムカムを回動させるための駆動機構は、上記の実施形態で例示したものには限定されず、所定量の回動を実現できるものであれば、どのような機構であってもよい。ピックシャーシ及びトレイトッププレートを昇降させる昇降機構についても、上記の実施形態で例示したものには限定されず、所定位置への昇降及び保持を実現できるものであれば、どのような機構であってもよい。
101−1,2,3…トッププレートガイド溝
101−4,5,6…ピックガイド溝
101−7…ディスク挿入口
104…円形カムプレート
104−1,105−1,119−1,130−1,131−1…軸
104−2…スイング駆動カム
104−3…ドラム駆動カム
104−4…ボス
105…リングギヤ
105−2,119−2,131−2…ローラ
106,107,108…シフトプレート
106−3…検出穴
106−4…スイッチ駆動部
108−1…ラック
108−6,107−6,106−6…溝
108−3,107−1…トッププレート昇降カム
108−4,107−2,106−2…ピック昇降カム
109,119…リンクアーム
109−1…枢支穴
109−2,3,4,119−3…ピン
110…ピックシャーシ
110−1,2,3…ピック昇降ピン
110−4…下曲げ部
110−5…上曲げ部
110−41,110−51…通過穴
110−42,110−52…絞り部
111−1,111−2…平歯車
120…ドライブシャーシ
123…ターンテーブル
124…クランプアーム
125…クランパリング
129…保持部
130…ピックアーム
130−2…連結カム
130−5,150−4,5,151−1,2…フック
131…ピックスイングアーム
131−3…2段ローラ
137…スライドプレート
137−1…連結穴
137−2…当接部
138…ピックスイングカムプレート
138−1…振込みカム
138−2…押上部
143…リンクプレート
150…トレイトッププレート
150−1,2,3…トッププレート昇降ピン
150−6,151−6,250−1,2,3…穴
150−7,151−7,250−4,5,6…爪部
151…トレイボトムプレート
151−3,4…滑車
152,153,252−3,253−3,254−1,410…スプリング
209…2段歯車
210…ドラムカム
210−1…ディスク選択カム溝
210−2…アーム開閉カム溝
210−3…内径上部
210−4…内径下部
210−7…突起部
210−9,210−10…下方誘導カム溝
211…ドラムギヤ
211−1…平歯車
211−2…上部円筒部
211−3…係合溝
212…ドラムスリーブ
212−1…上縁カム
212−2…下縁カム
212−4…係合部
212−5…上部円筒部
212−6…中央円筒部
212−7…下部リング状部
212−8…許容部
212−9…固定部
212−10…通路部
212−11…挿入部
212−12…係止溝
212A…カム溝
230…ディスクガイド
250…トレイ
252,253…保持アーム
252−1,253−1…突起部
252−2,253−2…保持爪
254…ロック穴
254…イジェクトアーム
256…ローディングアーム
401…ローディングローラ
D…ディスク
M1,M2…モータ
PI−1…フォトインタラプタ
SW−1…スイッチ
T…溝終端
Claims (6)
- 複数のディスクを個別に保持する複数のディスク保持部と、選択対象のディスク保持部から他のディスク保持部を開離させるディスク移動機構とを備えたディスク選択装置において、
前記ディスク移動機構は、
前記ディスク保持部の近傍に設けられ、駆動機構により回動する軸部と、
前記軸部が挿通され、その回動に従って回動する筒状のドラムカムと、
前記ドラムカムの周囲に形成され、選択対象のディスク保持部を、他のディスク保持部から開離する方向に誘導するディスク選択カムと、
前記軸部と前記ドラムカムとの間に設けられ、選択対象以外のディスク保持部から前記ディスク選択カムが退避するように、前記ドラムカムの回動を許容するとともに、前記軸部からの駆動力を前記ドラムカムへ伝達する伝達部と、
を有することを特徴とするディスク選択装置。 - 複数のディスク保持部を、互いに近接する方向に付勢する第1の付勢部材を有することを特徴とする請求項1記載のディスク選択装置。
- 前記伝達部は、前記軸部の軸方向に移動可能となるように、前記軸部が挿通された筒状のドラムスリーブであり、
前記ドラムスリーブは、その移動位置に応じて、前記ドラムカムを前記軸部に固定する固定部と、前記ドラムカムを前記軸部から独立して回動可能とする許容部とを有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のディスク選択装置。 - 前記ドラムスリーブを、前記固定部が前記ドラムカムを固定する固定位置若しくは前記許容部が前記ドラムカムの回動を許容する許容位置に付勢する第2の付勢部材が設けられ、
前記ドラムスリーブを、その回動位置に応じて前記第2の付勢部材に抗する方向に押圧することにより、固定位置と許容位置との切り換えを行う押圧部が設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のディスク選択装置。 - 前記第2の付勢部材は、前記ドラムカムと前記ドラムスリーブとの間に配設され、前記ディスク選択カムが選択対象のディスク保持部に接する方向に付勢するスプリングであることを特徴とする請求項4記載のディスク選択装置。
- 請求項1〜5のいずれか一項に記載されたディスク選択装置を備えたディスク装置において、
複数のディスク保持部は積層配置され、
選択対象のディスク保持部から解放されたディスクを再生するドライブユニットと、
ディスク保持部の開離によって形成された空間に前記ドライブユニットを移動させるドライブ移動機構と、
前記ディスク選択カムと選択対象のディスク保持部とが合う位置に、前記ドラムカム及び前記ディスク保持部の少なくとも一方を移動させる昇降機構と、
を有することを特徴とするディスク装置。
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