JP2000285565A - 記録媒体再生装置 - Google Patents

記録媒体再生装置

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JP2000285565A
JP2000285565A JP11090764A JP9076499A JP2000285565A JP 2000285565 A JP2000285565 A JP 2000285565A JP 11090764 A JP11090764 A JP 11090764A JP 9076499 A JP9076499 A JP 9076499A JP 2000285565 A JP2000285565 A JP 2000285565A
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tray
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optical disk
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JP11090764A
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English (en)
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Kiyoshi Furukawa
潔 古川
Hiroyuki Kobayashi
弘幸 小林
Hidetsugu Kubota
英嗣 久保田
Takuya Abe
拓也 阿部
Masakazu Takahashi
正和 高橋
Hideaki Toka
英章 渡花
Hiroki Goto
宏記 後藤
Yoshimichi Nishio
善道 西尾
Yasutaka Suzuki
康孝 鈴木
Kazunori Matsuo
一徳 松尾
Teruo Takahashi
輝夫 高橋
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Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
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Publication date
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    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B17/00Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
    • G11B17/22Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor from random access magazine of disc records
    • G11B17/221Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor from random access magazine of disc records with movable magazine
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    • G11B15/68Automatic cassette changing arrangements; automatic tape changing arrangements

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ディスクなどの複数枚の記録媒体を再生装
置内に収納させる場合における使用者の利便性をさらに
向上した記録媒体再生装置を提供するものである。 【解決手段】 複数の記録媒体載置部の中の一の記録媒
体載置部を順次挿入待ち状態にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクなどの
記録媒体が複数枚収納可能であり、収納されている記録
媒体から一の記録媒体を選択して再生する記録媒体再生
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車載用のディスクプレーヤにおい
ては、1DINサイズに6枚程度の光ディスクを収納
し、その中から1枚の光ディスクを選択して再生できる
装置が知られている。このような装置は、例えば、本出
願人によって既に出願された特願平10-107265号に示さ
れたディスク再生装置がある。
【0003】このディスク再生装置には、光ディスクを
装置本体内へ挿入又は装置本体内から外部へ排出させる
ための挿入口(スロット口)が1個設けられている。装
置本体内には、複数枚の光ディスクを一括収納するため
の複数枚のトレイと、光ディスクを保持しつつ記録情報
を光学的に読み取るためのクランプ装置及び光ピックア
ップが内蔵されている。
【0004】複数枚のトレイは、装置本体内において上
下方向に積み重ねられた状態で挿入口の近傍に配設され
ており、これらのトレイを適宜上下に移動させることで
希望するトレイと挿入口との高さ方向における位置決め
をすることができ、クランプ機構及び光ピックアップに
対し希望するトレイの位置合わせすることで使用者が挿
入口から光ディスクを挿入して希望するトレイへ収納す
ることができるようになっている。
【0005】それにより、使用者が所望の空の(つま
り、ディスクが収納されていない)トレイを指定する
と、指定されたトレイが自動的に挿入口に対して位置決
めされ、それに応じて挿入口の前面に配設されたドアが
開く。次に、使用者が挿入口から光ディスクを挿入する
と、光ディスクが所謂ローディング動作により光ディス
クが挿入口から装置本体内に引きこまれた後、既に挿入
口に位置決めされた指定されたトレイまで収納するよう
になっている。そして、収納完了後、光ディスクを保持
したまま複数枚のトレイ全体を所定の高さへ自動的に移
動させることで待機状態となる。こうした動作を繰り返
すことで、複数枚の光ディスクを各トレイに対応付けて
一括収納することが可能となっている。
【0006】又、複数枚の光ディスクが収納されている
状態で、使用者が所望の光ディスクを指定すると、その
記録媒体を収納しているトレイが自動的に上下方向に移
動してクランプ機構及び光ピックアップに対する位置合
わせがなされ、光ピックアップによる記録情報の読み取
りが行われる。
【0007】又、使用者が、既に収納されている光ディ
スクを排出するための指示をすると、指定された光ディ
スクを収納しているトレイが自動的に挿入口と位置決め
された後、所謂アンローディング動作によりその光ディ
スクをトレイから挿入口へ排出するようになっている。
【0008】このように、従来のディスク再生装置は、
複数枚の光ディスクを収納したり入れ替えたりすること
が可能であり、また、既に収納済みの1又は複数枚の光
ディスクの中から使用者が指定する光ディスクを選択的
に再生させることが可能であるため、使用者に対して優
れた利便性を提供するようになっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記デ
ィスク再生装置においては、複数枚の光ディスクを再生
装置内に収納させる場合には、使用者が現在空のトレイ
を表示部などにより確認し、しかる後に、一の空のトレ
イを指定して光ディスク挿入待ちとなった状態で、ディ
スクを挿入し、該トレイに収納し、次のディスクを収納
させる場合には、再び、使用者が空のトレイを表示部な
どにより再び確認し、再び別の空のトレイを指定して光
ディスク挿入待ちとなった状態で、次のディスクを挿入
し、該トレイに収納する、といった非常に煩わしい作業
を繰り返さなければならなかった。
【0010】本発明は、上述の問題点に鑑みなされたも
のであり、光ディスクなどの複数枚の記録媒体を再生装
置内に収納させる場合における使用者の利便性をさらに
向上した記録媒体再生装置を提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
記録媒体が挿入される挿入口を有する挿入部と、複数の
記録媒体載置部を有する記録媒体収納手段と、挿入口と
収納手段の各記録媒体載置部との位置決めを行う位置決
め手段と、挿入口から挿入された記録媒体を記録媒体収
納手段内に搬送し収納する搬送手段と、位置決め手段及
び搬送手段を制御する制御手段とを備え、収納手段の各
記録媒体載置部に載置されている記録媒体から一の記録
媒体を選択して該記録媒体に記録された情報を再生する
記録媒体再生装置であって、制御手段は、複数の記録媒
体載置部の中から一の記録媒体載置部を検出し、検出に
応じて、挿入口からの記録媒体の搬送及び収納を可能と
する挿入待ち状態にするべく位置決め手段を制御させ、
且つ、挿入待ち状態において挿入口から記録媒体が挿入
された場合には、搬送手段により記録媒体を収納手段内
に搬送し収納する制御を行い、さらに、収納手段が有す
る複数の記録媒体載置部のうち、一の記録媒体載置部以
外の記録媒体載置部を挿入待ち状態にするべく位置決め
手段を制御することを特徴とする。
【0012】これにより、制御部が複数の記録媒体載置
部の中から記録媒体が載置されていない記録媒体載置部
を検出して順次挿入待ち状態にすることができるので、
使用者は順次挿入待ち状態にある装置の挿入口からその
都度光ディスクを挿入するだけで、収納手段の各記録媒
体載置部に光ディスクを載置することができるので、し
たがって、光ディスクを容易に一括して収納手段内に収
納することができる。
【0013】また、請求項2記載の発明は、記録媒体が
挿入される挿入口を有する挿入部と、複数の記録媒体載
置部を有する記録媒体収納手段と、挿入口と収納手段の
各記録媒体載置部との位置決めを行う位置決め手段と、
挿入口から挿入された記録媒体を位置決め手段によって
位置決めされた記録媒体載置部に搬送し収納する搬送手
段と、使用者からの操作指令を受け付ける操作部と、位
置決め手段及び搬送手段を制御する制御手段とを備え、
収納手段の各記録媒体載置部に載置されている記録媒体
から一の記録媒体を選択して該記録媒体に記録された情
報を再生する記録媒体再生装置であって、制御手段は、
操作部から第1の指令を受け付けた場合に、複数の記録
媒体載置部の中から記録媒体が収納されていない一の記
録媒体載置部を検出し、検出に応じて、挿入口から当該
一の記録媒体載置部への記録媒体の搬送及び収納を可能
とする挿入待ち状態にするべく位置決め手段を制御して
当該一の記録媒体載置部と挿入口との位置決めをさせ、
制御手段は、挿入待ち状態において挿入口から記録媒体
が挿入された場合には、搬送手段により記録媒体を当該
一の記録媒体載置部へ搬送し収納する制御を行い、さら
に、収納手段が有する複数の記録媒体載置部のうち、ま
だ記録媒体が収納されていないその他の記録媒体載置部
が検出した場合には当該その他の記録媒体載置部を挿入
待ち状態にするべく位置決め手段を制御することを特徴
とする。
【0014】これにより、使用者は、操作部から第1の
指令を操作指令することにより、制御部が複数の記録媒
体載置部の中から記録媒体が収納されていない記録媒体
載置部を検出して順次挿入待ち状態にすることができる
ので、使用者は順次挿入待ち状態にある装置の挿入口か
らその都度光ディスクを挿入するだけで、、収納手段の
各記録媒体載置部に光ディスクを載置することができる
ので、したがって、光ディスクを容易に一括して収納手
段内に収納することができる。
【0015】また、請求項3記載の発明は、請求項1又
は2に記載の記録媒体再生装置において、制御手段は、
挿入待ち状態の挿入待ち時間を計時する計時手段をさら
に備え、挿入待ち時間が所定時間を超えた際には、制御
手段は、挿入待ち状態を解除する制御を行うことを特徴
とする。
【0016】これにより、使用者が装置が挿入待ち状態
にある場合に光ディスクを収納したくないと判断した場
合は、挿入待ち時間が所定時間を超えれば制御手段によ
って挿入待ち状態が解除されるので、使用者は別段の操
作指令をしなくても済む。
【0017】また、請求項4記載の発明は、請求項1乃
至3のいずれか一に記載の記録媒体再生装置において、
挿入部は、挿入口の付近に配設され挿入口から記録媒体
が挿入されるのを阻止する阻止手段をさらに有し、制御
手段は、挿入待ち状態の場合は、挿入口から記録媒体が
挿入可能となるように阻止が解除されるように阻止手段
を制御することを特徴とする。
【0018】これにより、使用者は、挿入待ち状態にお
いて光ディスクを容易に挿入口から挿入することができ
るので光ディスクの挿入操作が容易となる。また、位置
決め手段が動作している間や光ディスクが再生している
間などには、挿入口は阻止手段により光ディスクの挿入
を妨げるべく阻止されているので、誤って光ディスクを
挿入する恐れがなくなる。
【0019】また、請求項5記載の発明は、請求項4に
記載の記録媒体再生装置において、制御手段は、挿入口
から記録媒体が挿入されて搬送手段により搬送されて挿
入口を通過した場合に、挿入口から新たな記録媒体が挿
入されるのを阻止するべく阻止手段を制御することを特
徴とする。
【0020】これにより、搬送手段が挿入口を通過した
光ディスクを搬送中に、挿入口から新たな光ディスクが
挿入されるのを防ぐことができるので、搬送中の光ディ
スクが損傷することがない。
【0021】また、請求項6記載の発明は、請求項2に
記載の記録媒体再生装置において、制御手段は、操作部
から第2の指令を受け付けた場合は、第2の指令により
指定された記録媒体載置部を検出し、検出に応じて、挿
入口から当該記録媒体載置部への記録媒体の搬送及び収
納を可能とする挿入待ち状態にするべく位置決め手段を
制御して当該記録媒体載置部と挿入口との位置決めをさ
せ、制御手段は、当該挿入待ち状態において挿入口から
記録媒体が挿入された場合には、搬送手段により記録媒
体を当該記録媒体載置部へ搬送し収納する制御を行うこ
とにより、第2の指令に基づく挿入待ち状態を解除する
ことを特徴とする。
【0022】これにより、使用者は、操作部から第2の
指令を操作指令することにより、制御部が第2の指令に
より指定された記録媒体載置部を検出して挿入待ち状態
にすることができ、挿入口から記録媒体が挿入された場
合には、搬送手段により記録媒体を当該記録媒体載置部
へ搬送し収納する制御を行うことにより、当該指定され
た記録媒体載置部へ光ディスクを収納することができ、
さらに第2の指令に基づく挿入待ち状態を解除するよう
にしたので、使用者は、第2の指令を行うことで希望す
る記録媒体載置部へ希望する光ディスクを容易に収納す
ることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】次に、本発明の好適な実施の形態
について図をもとに説明する。図1は、本発明の好適な
実施形態を示す光ディスク再生装置P1の各部を示す概
略構造図であり、図1(a)は装置P1の上面側から見
た図であり、図1(b)は装置P1の側面側から見た図
である。
【0024】光ディスク再生装置P1は、光ディスクが
挿入される挿入口101及び阻止手段としての扉102
からなる挿入部100と、複数のトレイ201を有し各
トレイに光ディスクが収納可能な収納手段としてのディ
スク収納部200と、挿入部100の挿入口101と各
トレイとの高さ方向(z方向)における位置決めを行う
位置決め手段としてのトレイ位置決め部300と、挿入
口101から挿入された光ディスクをディスク挿入方向
(x方向)に搬送し、挿入口101との位置決めが行わ
れたトレイ201に収納する搬送手段としてのディスク
搬送部400と、光ディスクを再生するための再生手段
としてのディスク再生部500と、これらの各部を制御
するための制御手段としての制御部600と、使用者か
らの各種操作指令を受け付ける操作部700とにより構
成される。
【0025】挿入部100は、装置P1の図示せぬ筐体
のフロントパネルに設けられ、挿入口101及び扉10
2を有する。挿入口101は、装置P1の筐体内に取り
つけられた固定シャーシ1の前面側に設けられていて、
使用者が光ディスクをその開口部分より挿入又は引き出
し可能としている。
【0026】図2は、挿入部100を示す図である。同
図に示すように、挿入部100が有する扉102は挿入
口101の付近(ここでは挿入口101の前面)に配設
されていて、制御部600の制御により、図2に示すよ
うに、挿入口101の開口部分を開閉する動作を行う。
すなわち、扉102は、光ディスクが挿入口101から
挿入されるのを阻止する役目を有する。扉102は、図
2では、開状態(光ディスクが挿入口101から挿入さ
れるのを阻止しない状態)を実線で示し、閉状態(光デ
ィスクが挿入口101から挿入されるのを阻止する状
態)を点線で示している。
【0027】なお、制御部600は、装置P1が後述す
る光ディスクの挿入待ち状態にある場合には扉102が
開状態となるように制御し、その他の状態の場合には扉
102が閉状態となるように制御する。
【0028】ディスク収納部200は、図1に示すよう
に、挿入部100の後方において固定シャーシ1内に設
けられており、複数枚(ここでは6枚)のトレイ201
をz方向に配列してなるものである。又、固定シャーシ
1上に設けられた2本のガイドシャフト1aには、各ト
レイ1に形成された2個の挿通孔201dがそれぞれ挿
通されて、各トレイ201は移動方向がz方向に規制さ
れている。
【0029】また、ディスク収納部200の後方には光
ディスクの記録情報を読み取るためのディスク再生部5
00が設けられている。ディスク再生部500は、後述
するが、光ディスクの下面側に設けられたターンテーブ
ル501と、光ディスクの上面側に設けられターンテー
ブル501と共に光ディスクをクランプするクランパ5
02と、ピックアップ503及びピックアップ503を
ディスク半径方向に移動させるピックアップ移動機構5
04などからなる。
【0030】図1に示されるようにディスク再生部50
0は、可動シャーシ2上に支持されていて、可動シャー
シ2は固定シャーシ1に係合し、後述する可動シャーシ
移動機構によって図1(b)に示すz方向に移動可能と
されている。これによりディスク再生部500はz方向
に移動可能である。
【0031】また、ディスク再生部500は可動シャー
シ2上に立設された支軸21aを中心に回動可能であ
り、後述するディスク再生部移動機構により、後述する
再生位置と退避位置との間を移動可能とされている。
【0032】また、可動シャーシ2の両側には可動シャ
ーシ2及び固定シャーシ1と係合するトレイ位置決め部
300が設けられている。トレイ位置決め部300は、
可動シャーシ移動機構及びトレイ移動機構を有し、制御
部600の制御動作により可動シャーシ移動機構が可動
シャーシ2をz方向に移動させる動作に応じてディスク
収納部200の各トレイ201を択一的に挿入口101
の高さ位置に合わせる位置決めを行うと共に、位置決め
されたトレイ201に隣接するトレイ201を後述する
トレイ移動機構によって配列方向(z方向)に離間させ
てディスク再生部500が再生位置に移動できるスペー
スを確保する確保動作を行う。
【0033】ディスク搬送部400は、挿入部100と
ディスク収納部200の間の固定シャーシ1に設けられ
ており、一対の駆動ローラ401などを有する。使用者
によって挿入口101から挿入された光ディスクは、駆
動ローラ401によりディスク収納部200まで搬送さ
れ、挿入口101との位置決めが行われたトレイ201
に収納される。又、、ディスク収納部200にすでに収
納されている光ディスクは、上述したトレイ位置決め部
300によって位置決めされたトレイ201から挿入口
101へ駆動ローラ401により搬送され装置外部へ排
出される。
【0034】操作部700は、装置P1の図示しない筐
体の前面の操作パネルに設けられた各種釦を用いて行わ
れる使用者からの操作指令を受け付けて制御部600に
その旨を指令する。
【0035】制御部600は、操作部700からの指令
に基づき装置各部を制御する。また制御部600は、計
時手段としてのカウンタ601を備え、制御部600の
制御動作時における各部の動作タイミングを計時してい
る。
【0036】光ディスク再生装置P1は、概略以上のよ
うに構成され、使用者からの各種操作指令を操作部70
0が受け付けて、その旨の指令を制御部600に指令す
ることにより、制御部600が指令内容に応じて各部を
制御し動作させる。
【0037】次に、光ディスク再生装置P1の各部の詳
細構造について以下に説明する。図3は、光ディスク再
生装置P1の主要部の具体的な構造を示す全体斜視図
(ディスク収納部200及び制御部600は省略してい
る。)であり、図4は、ディスク収納部200とディス
ク搬送部400のみを抜き出した平面図である。
【0038】図3に示すように、可動シャーシ2は、デ
ィスク再生部500を支持する平板部2aと平板部2a
の左右に設けられる一対の立板部2bとからなる。立板
部2bの内側面には各々2個、合計4個の楔部材7(一
部図示せず)が回動可能に設けられており、4個の楔部
材7は図示しない駆動機構により同期して回動されるよ
うになっている。これら4個の楔部材7と駆動機構とに
よってトレイ移動機構が構成される。
【0039】図5はトレイ201を示す平面図である。
同図に示すようにトレイ201は全体が、略V字形状で
あり、ディスク担持面201aには欠落部201b、2
01cが形成されている。欠落部201bはディスク担
持面201aに担持される光ディスクの中心を含む領域
まで亘っていて、この領域にディスク再生部500のタ
ーンテーブル501、クランパ502、及びピックアッ
プ503の侵入を許容している。これにより光ディスク
はディスク担持面201aから若干離された位置で再生
が可能とされる。
【0040】欠落部201cは一対形成されており、こ
の領域に一対の駆動ローラ101の侵入が許容されてい
る。詳しくは後述するように、欠落部201cに侵入し
た駆動ローラ101はディスク担持面201aに担持さ
れた光ディスクの占める領域に干渉する。
【0041】挿通孔201dはガイドシャフト1aが挿
通する孔であり、ディスク押え部材201eは弾性を有
し、ディスク担持面201aに担持された光ディスクの
縁を押圧して、光ディスクのがたつきを防いでいる。
【0042】突起201fは、トレイ201の左右側面
から各2個突出し、合計4個設けられた突起であり、詳
しくは後述するが、これら4個の突起201fには、ト
レイ移動機構を構成する4個の楔部材7の駆動が伝達さ
れ、トレイ201がz方向に移動されるようになってい
る。なお、ここでは、6枚のトレイの構成は全て同一と
する。
【0043】図6はディスク収納部200の全体をy方
向側面から示した図である。同図に示すように、6枚の
トレイ201は孔201dにガイドシャフト1aが挿通
することでz方向に配列している。また、トレイ201
の上部には規制板202が設けられ、6枚のトレイ20
1と共に配列するように位置している。規制板202は
ガイドシャフト1aが挿通する孔が形成され、コイルば
ね203を間に介して固定シャーシ1に連結されてい
る。これによって規制板202は、トレイ201がz方
向上側に行き過ぎるのを規制している。また規制板20
2にはトレイ201の側面に接する垂下部202aが形
成されており、トレイ201がy方向にがたつかない様
に押えている。
【0044】図7、図8は、ディスク搬送部400の詳
細を示す図であり、図7はディスク搬送部400を装置
P1の正面側から見た図であり、図8はディスク搬送部
400が有する駆動ローラ401の一つを抜き出して示
した平面図である。
【0045】駆動ローラ401にはギア部401aが一
体となって形成されており、ローラとギア部401aと
は同軸状態となっている。支持シャーシ403は、駆動
ローラ401の下方に配されていて、一対の立板部40
3aによって駆動ローラ401を回動自在に支持してい
る。ディスク通路規制部材406は、駆動ローラ401
の上方に配されていて、支持シャーシ403の立板部4
03aに対して支点403bを中心に回動自在に支持さ
れている。ディスク通路規制部材406と駆動ローラ4
01の間の空間がディスク搬送通路402になる。ま
た、ディスク通路規制部材406と支持シャーシ403
の間にはコイルスプリング407が装架されており、デ
ィスク通路規制部材406は駆動ローラ401に近づく
方向に付勢されている。
【0046】固定シャーシ1上のy方向両側には、z方
向に沿った軸404を中心に回動可能な回動部材405
が一対設けられていて、両端を固定シャーシ1と支持シ
ャーシ403の突出片403cとに回動可能に支持され
ている。回動部材405は支持シャーシ403に形成さ
れた孔(図示せず)を挿通している。回動部材405の
上端側にはギア部405cが形成されており、駆動ロー
ラ401と同軸のギア部401aに噛んでいる。
【0047】また、回動部材405の一方の中間部に
は、駆動伝達プーリ405aが設けられていて、モータ
408(図4に図示)の駆動力がベルト409(図4に
図示)によって伝達されるとともに、各回動部材405
の下端部405bには同期プーリが設けられていて、一
対の回動部材405はベルト409により同期駆動する
ようになっている。以上の構成により、1個のモータの
駆動力が2個の駆動ローラ401に伝達されるようにな
っている。
【0048】また、支持シャーシ403には下方に突出
する突出片403cが設けられていて、可動シャーシ2
に形成された孔(図示せず)を挿通している。また、固
定シャーシ1上には、図7においてx方向に可動な可動
部材410が設けられていて、突出片403cに係合し
ている。
【0049】この構成により、可動部材410がx方向
に動作すると、支持シャーシ403は、回動部材405
の軸404を中心に回動し、駆動ローラ401が軸40
4を中心に回動するようになっている。
【0050】このとき、駆動ローラ401のギア部40
1aと回動部材405のギア部405cは垂直に噛んで
いるので、その噛み合いが外れることはない。この構成
により、駆動ローラ401は挿入口101の端部に位置
する軸404を中心として回動可能である。
【0051】以上説明したディスク搬送部400の機構
により、一対の駆動ローラ401は光ディスクの搬送を
行うディスク搬送位置と光ディスクを搬送しない場合に
位置する退避位置との間を移動可能となっている。図4
(a)は駆動ローラ401がディスク搬送位置に位置す
る状態を示し、図4(b)は駆動ローラ401が退避位
置に位置する状態を示している。
【0052】駆動ローラ401がディスク搬送位置にあ
るときは、図4(a)に示されるようにトレイ201の
欠落部201cに侵入している。このとき駆動ローラ4
01はy方向に向いていて、挿入口101に対して平行
であるので、駆動ローラ401の駆動力が光ディスクの
搬送方向(x方向)に向くようになっている。またkの
とき、駆動ローラ401はトレイ201のディスク担持
面201aに担持された光ディスクの占める領域内にあ
り、z方向において、この光ディスクを干渉するように
位置している。
【0053】駆動ローラ401が退避位置にあるとき
は、図4(b)に示されるようにトレイ201の欠落部
201cから外れたところに位置している。このとき駆
動ローラ401は、挿入口101に対して非平行となっ
ていて、トレイ201のディスク担持面201aに担持
された光ディスクの占める領域外に位置している。光デ
ィスクの再生はこの状態において行われ、駆動ローラ4
01が光ディスクの再生動作を妨げないようになってい
る。
【0054】図9乃至図11はディスク再生部500及
びディスク再生部移動機構の詳細を示す図であり、図9
はディスク再生部500が退避位置にある状態を示す平
面図である。なお、図9(a)はディスク再生部500
がクランパ502を保持するクランパベース505を除
いた状態で示されており、クランパベース505は図9
(b)に示されている。また、図10は、ディスク再生
部500を側面から示す図であり、図11はディスク再
生部500が再生位置にある状態を示す平面図である。
【0055】ディスク再生部500のベース500a上
にはターンテーブル501、ピックアップ503、ピッ
クアップ移動機構504が設けられている。ベース50
0aは可動シャーシ2上において支軸21aを中心に回
動自在に保持されている。クランパベース505はベー
ス500aに対して支軸500bを中心に回動可能に取
りつけられており、先端側においてクランパ502を保
持している。また、図9の紙面裏側に向けて突出する絞
り部505aが形成されている。支軸500bにはコイ
ルばね506が装架されており、この付勢力によってク
ランパベース505はベース500aに近づく方向に付
勢されている。
【0056】また、ベース500a上にはクランプ作動
部材507が設けられている。クランプ作動部材507
には互いに直交する長孔507a及び長孔507bとロ
ーラ507cとが形成されている。長孔507aにはベ
ース500a上に突出した突出ピン500cが嵌まって
いて、これによりクランプ作動部材507はベース50
0aに対して支軸500bの軸方向に移動可能とされて
いる。
【0057】可動シャーシ2には円弧溝21bが形成さ
れており、円弧溝21bには可動ピン3が嵌まり込んで
いる。可動ピン3はクランプ作動部材507の長孔50
7bにも嵌まり込んでいる。可動ピン3は図示しない駆
動機構により円弧溝21b内を駆動される。
【0058】可動ピン3が円弧溝21b内を駆動するこ
とによって、ディスク再生部500の再生位置と退避位
置の間の移動と、ディスククランプ動作が行われる。ま
ず、図9(a)においては、ディスク再生部500が退
避位置に位置しているが、このとき、クランパベース5
05の絞り部505aはクランプ作動部材507のロー
ラ507cに乗り上げていて、クランパ502はターン
テーブル501から離された状態、すなわちクランプ解
除状態となっている。
【0059】図示しない駆動機構により、可動ピン3が
円弧溝21bに沿って矢印方向に駆動されると、クラン
プ作動部材507は長孔507aの長軸方向に移動規制
されているのでベース500aに対して変位せず、クラ
ンプ作動部材507とベース500aは一体となって支
軸21aの回りを回動する。これによりディスク再生部
500は、図11に点線で示す再生位置に向けて移動さ
れる。
【0060】可動ピン3が円弧溝21bの端部に到着す
る僅か直前、すなわち、ディスク再生部500が再生位
置に到着する僅か直前において、可動ピン3の駆動方向
は、クランプ作動部材507の長孔507aの長軸方向
と平行となる。これによって、クランプ作動部材507
はベース500aに対して長孔507aの長軸方向に変
位するので、クランパベース505の絞り部505aは
ローラ507c上の乗り上がりから外れる。その結果、
クランパ502はコイルばね506の付勢力によってタ
ーンテーブル501に押し付けられ、クランプ動作が行
われる。
【0061】以上のように、ディスクのクランプ動作
は、ディスク再生部500の退避位置から再生位置への
移動に連動して行われ、ディスク再生部500が再生位
置に位置付けられると同時にクランプ動作も行われる。
ディスクの再生が終わり、ディスク再生部500が再生
位置から退避位置へ移動するとディスクのクランプも解
除される。
【0062】図12及び図13は可動シャーシ移動機構
を示す図であり、図12は固定シャーシ1の平面から見
た図である。固定シャーシ1の底部の裏面には回動アー
ム4が支点4aを中心に回動自在に取り付けられてい
る。この回動アーム4は図示しないモータの駆動力を受
けて回動駆動される。固定シャーシ1の左右両端には、
図13に示すように、z方向に沿った2枚で構成される
立上板1bが一対で(合計4枚で)設けられており、ス
ライド部材5、6が立上板1bに沿ってx方向に移動可
能に取りつけられている。
【0063】スライド部材5、6はそれぞれの下端部か
らy方向に突出する突出片5a、6aを有しており、突
出片5a、6aはそれぞれ回動アーム4の両端部に枢動
可能に連結されている。これにより、回動アーム4が図
示しないモータの駆動力によって回動すると、スライド
部材5、6はx方向に沿って各々反対向きに移動する。
【0064】図13は固定シャーシ1の立上板1bに取
り付けられたスライド部材6を示す側面図である。スラ
イド部材6にはx方向に沿った直線状の孔6bが2本形
成されていて、孔6bには固定シャーシ1の各立上板1
bに形成されたピン1dが嵌まっている。これによりス
ライド部材6の移動方向はx方向に規制される。
【0065】各立上板1bにはz方向に沿ったガイド孔
1cが形成されており、可動シャーシ2の一対の立板部
2bに形成されたピン2c(各立板部2bに対して2
個、合計4個形成される。)が、このガイド孔1cに嵌
まり込んでいる。これにより、可動シャーシ2はz方向
に移動方向が規制される。
【0066】さらに、ピン2cは、スライド部材6に2
個形成された階段状の傾斜孔6cにもそれぞれ嵌まり込
んでいる。スライド部材6がx方向に移動すると、これ
に応じてピン2cはz方向に駆動される。スライド部材
6には傾斜孔6cと反対方向に傾斜した傾斜孔(図示せ
ず)が2個形成されているので、4個のピン2cは同方
向に駆動され、可動シャーシ2がz方向に沿って移動
(昇降)する。
【0067】傾斜孔6cは6段の階段形状とされている
が、これは、6枚のトレイの各高さ位置に対応して可動
シャーシ2を位置付けるための構成である。
【0068】図14は、可動シャーシ2の立板部2bに
回動可能に取り付けられた4個の楔部材7の1つを示し
た図である。7aは立板部2bに取りつけられる回動支
点7aである。7bは立板部2bに形成された円弧溝2
1cに嵌まり込む突起7bであり、円弧溝21cによっ
て楔部材7の回動範囲が規制される。7cはトレイ20
1の突起201fが入り込む略くの字状の溝孔7cであ
る。7d、7e、7f、7gはトレイ201の突起20
1fに当接するカム面である。なお、先述したように、
4個の楔部材7は図示しない連動機構により同期して回
動される。
【0069】次に、これらの各部の動作について図15
乃至図21によって説明する。図15乃至図21は、ス
ライド部材6(スライド部材5)と楔部材7の動作に対
応したトレイ201の位置を示す図である。
【0070】また、図15乃至図19は、挿入口101
から挿入した光ディスクをディスク収納部200のトレ
イ201に担持させる動作を示したものである。以下、
最下方から2番目のトレイ201に対して挿入口101
から挿入した光ディスクを収納する場合を例として説明
する。
【0071】図15は動作の待機状態を示している。こ
のとき、6枚のトレイ201は積み重なる状態となって
いる。ピン2cは傾斜孔6cの最下段に位置していて、
可動シャーシ2は最下方に位置付けられている。楔部材
7はトレイ201から離れた位置に退避しており、可動
シャーシ2の昇降動作の時に楔部材7とトレイ201が
衝突しないようになっている。
【0072】次に、図14に示すように、スライド部材
6(スライド部材5)が駆動されて可動シャーシ2を上
昇させる。ピン2cが傾斜孔6cの最下段から2段目に
位置付けされたところで、可動シャーシ2は停止する。
この高さにおいて、楔部材7は下方から2番目のトレイ
を保持することができる。既述したように、傾斜孔6c
の6段の階段は、図15に示した待機状態にあるときの
6枚の各トレイの高さ位置に対応しているので、例え
ば、楔部材7によって下方から4番目のトレイを保持さ
せるときは、傾斜孔6cの最下段から4段目に可動シャ
ーシ2を位置付けなければならない。
【0073】次に、図14に示すように、楔部材7によ
って下方から2番目のトレイを保持する動作を行う。楔
部材7が図中時計回りに回動することにより、カム面7
dは下方から3番目のトレイの突起201fを押し上げ
て、下方から3番目乃至6番目の4枚のトレイを上方に
移動させる。同時に、下方から2番目のトレイ201の
突起201fは、カム面7eに乗り上げて溝孔7c内に
入り込み、下方から2番目のトレイ201は楔部材7に
よって保持される。
【0074】次に、スライド部材6(スライド部材5)
を駆動して可動シャーシ2を上昇させる。これにより、
下方から3番目乃至6番目の各トレイはカム面7dに押
圧されて上昇し、下方から2番目のトレイ201もカム
面7eに押し上げられて上昇する。その結果、最下方の
トレイ201だけが待機位置に残される。
【0075】可動シャーシ2の移動は、図17に示すピ
ン2cが傾斜孔6cの最上段に位置付けされた状態で停
止し、下方から2番目のトレイ201は楔部材7に保持
されて、可動シャーシ2の最上方高さに対応した位置に
位置決めされる。
【0076】なお、可動シャーシ2の最上方高さは、予
め挿入口101の高さ位置に対応して形成されているの
で、これにより、下方から2番目のトレイ201と挿入
口101との位置決めが行われる。また、この高さは、
ディスク搬送部400のディスク搬送位置における駆動
ローラ401の高さにも対応しており、光ディスクの搬
入及び排出はこの高さ位置において行われる。
【0077】次に、図18に示されるように、楔部材7
が若干時計回り方向に回動させられる。楔部材7に保持
される下方から2番目のトレイ201の位置は変わらな
いが、下方から3番目乃至6番目の各トレイはカム面7
dに押圧されて若干上昇する。これにより、トレイ20
1の間に駆動ローラ401が侵入する空間を確保する。
その後、駆動ローラ401が退避位置(図4(b)に示
す)からディスク搬送位置(図4(a)に示す)に移動
し、挿入口101からのディスク搬送が可能な状態とな
る。
【0078】その後、使用者により挿入口101から挿
入された光ディスクが駆動ローラ401の回動駆動によ
り搬入される。光ディスクが上記位置決めが行われた下
方から2番目のトレイ201の真上まで搬入されると駆
動ローラ401の駆動は停止する。
【0079】次に、図19に示されるように、駆動ロー
ラ401はディスク搬送位置から退避位置に移動し、駆
動ローラ401と光ディスクの当接は解除される。この
とき、駆動ローラ401は、ディスク挿入方向に回動し
た状態で退避位置に移動するので、光ディスクが駆動ロ
ーラ401の移動に伴って退避位置側に変位されること
はない。
【0080】駆動ローラ401が退避位置に行き着く
と、光ディスクはディスク担持面201aに落としこま
れ、ディスク担持面201aによって担持される。その
後は、スライド部材6(スライド部材5)を駆動して可
動シャーシ2を下降させて、ピン2cが傾斜孔6cの最
下段から2段目に可動シャーシ2を位置付けされたとこ
ろで、可動シャーシ2は停止する。これにより、可動シ
ャーシ2は図16に示した高さ位置に位置付けられる。
さらに楔部材7を図中反時計回り方向に回動させ、トレ
イ201の突起201fとカム面7d、7eの接触を解
除する。
【0081】その後に、スライド部材6(スライド部材
5)を駆動して可動シャーシ2を下降させて、ピン2c
が傾斜孔6cの最下段に位置付けされたところで、可動
シャーシ2は停止する。これにより、可動シャーシ2
は、図15に示した高さ位置に位置付けられる。以上に
より、挿入口101から挿入した光ディスクをディスク
搬送部400の駆動ローラ401により搬送し、ディス
ク収納部200のトレイ201に収納させるまでの、一
連の動作は終了する。
【0082】尚、トレイ201に担持された光ディスク
を挿入口101から排出する動作は、駆動ローラ401
がディスク排出方向に回動駆動される以外は、既述した
光ディスクを搬入する動作と同じ工程を逆にして行うこ
とにより成される。
【0083】次にディスク収納部200のトレイ201
に担持された光ディスクを再生する動作について、図1
5乃至図16、図20乃至図21によって説明する。以
下の説明は、最下方から2番目のトレイに担持された光
ディスクを選択して再生する場合の例として説明する。
【0084】図15に示す待機状態において、制御部6
00により下方から2番目のトレイに担持された光ディ
スクの再生を行う指令を受けると、楔部材7及びディス
ク再生部500を下方から2番目のトレイに対応した高
さに位置付けるため、可動シャーシ2を移動させる。
【0085】すなわち、スライド部材6(スライド部材
5)を駆動してピン2cが傾斜孔6cの最下段から2段
目に位置付けされたところへ可動シャーシ2を上昇させ
る。これにより、可動シャーシ2は図16に示す高さに
位置付けられるので、下方から2番目のトレイ201に
担持された光ディスクが再生可能な状態となる。
【0086】その後、トレイ201の間にディスク再生
部500が侵入する空間を確保するため、図16に示す
ように、楔部材7を図中時計回り方向に回動させる。楔
部材7のカム面7dは下方から3番目のトレイの突起2
01fに当接し、これを押し上げて、下方から3番目乃
至6番目の4枚のトレイを上方に移動させる。これと動
じに、下方から2番目のトレイ201の突起201f
は、カム面7eに乗り上げて溝孔7c内に入り込む。最
下方にあるトレイ201の突起201fはカム面7eに
当接する。その後、楔部材7はさらに図中時計回り方向
に回動する。
【0087】これにより、下方から3番目乃至6番目の
4枚のトレイは、図16に示すよりもさらに上方に移動
させられる。これと同時に下方から2番目のトレイ20
1の突起201fはカム面7fによって持ち上げられ
る。
【0088】また、最下方にあるトレイ201の突起2
01fは、カム面7eに押さえられてその場で動かな
い。これにより、下方から2番目のトレイ201の周囲
にはディスク再生部500が侵入できる空間が形成され
る。図20にこの状態を示す。この空間は、既述した光
ディスクを搬入及び排出する場合の空間よりも幅広く形
成されている。また、下方から2番目のトレイ201
は、突起201fが溝孔7c内に奥深く入り込んで、楔
部材7に保持される。
【0089】その後、図20に示すように、ディスク再
生部移動機構が駆動され、退避位置(図9に示す)に退
避していたディスク再生部500が、再生位置(図11
にも示す)に移動させられ、上記空間内にディスク再生
部500が位置付けられる。図示されるように、ディス
ク再生部500のクランパ502とターンテーブル50
1は、クランプ解除状態(クランパ502とターンテー
ブル501が離された状態)で該空間に侵入するため、
該空間はそれに対応した広さとなっている。
【0090】ディスク再生部500が空間内の再生位置
に至ると、ディスク再生部移動機構の動作に連動してク
ランパ502が下降し、光ディスクのクランプが行われ
る。この動作と同時に、楔部材7は反時計回りに若干回
動して、下方から2番目のトレイ201を下降させる。
これにより、下方から2番目のトレイ201に担持され
ていた光ディスクはターンテーブル201に担持され、
トレイ201と光ディスクとは隔離される。
【0091】この動作とクランパ502の下降動作がほ
ぼ同時に行われることで光ディスクのクランプが行われ
る。図21にこの状態を示す。同図の状態において光デ
ィスクの再生が行われる。
【0092】先の楔部材7の反時計回りの回動により、
下方から3番目乃至6番目の4枚のトレイは、図20の
状態から下方に移動する。これにより、6枚のトレイ2
01がz方向において占めるスペースは、図20に示す
ディスク再生部500が侵入するときよりも縮小され
る。
【0093】この動作により、光ディスク再生時のフロ
ーティング支持に要するスペースを確保することができ
るので、この縮小分だけ装置を薄型化することができ
る。
【0094】次に、使用者が操作部700から操作指令
を行った場合の光ディスク再生装置P1の各部の動作に
ついて説明する。
【0095】光ディスク再生装置P1は、装置の通常再
生モードにおいてディスク収納部200の一のトレイ2
01に収納されている光ディスクを再生する場合は、例
えば、使用者が図示せぬ操作パネルの操作部700によ
って再生希望する光ディスクが収納されたトレイ201
を再生する旨の操作指令(ディスク再生指令)を行う。
【0096】これにより、制御部600がディスク収納
部200の各トレイから該トレイ201を選択し、トレ
イ位置決め部300により該トレイ201を挿入口10
1の高さ位置に位置決めする。
【0097】また、トレイ位置決め部300により、位
置決めしたトレイ201に隣接する他のトレイ201を
該位置決めしたトレイ201から配列方向に離間してス
ペースを確保し、しかる後に、可動シャーシ移動機構に
よって可動シャーシ2をz方向に移動させて該スペース
に入りこませる。
【0098】さらに、支軸21aを中心にディスク再生
部500を回動させることによりディスク再生部500
を退避位置から再生位置まで移動させ、しかる後に、デ
ィスク再生部500が有するクランパなどにより該トレ
イ201上に載置されて収納されている光ディスクを挟
持して該トレイ201から離間させた状態で回転させて
ピックアップなどによって記録情報を読取ることにより
使用者が希望する光ディスクが再生される。
【0099】また、使用者が、ディスク収納部200の
希望するトレイ201に新たな光ディスクを収納希望す
る場合は、例えば、使用者が図示せぬ操作パネルの操作
部700から収納希望するトレイ201を挿入待ち状態
にする旨の指定トレイ選択指令を行い、その指令に基づ
き制御部600がディスク収納部200の各トレイのう
ち該トレイ201を選択する。
【0100】次いで制御部600の制御動作により可動
シャーシ移動機構を動作させて予めディスク再生部50
0が退避位置にある可動シャーシ2をz方向に移動させ
ることにより、トレイ位置決め部300を動作させて該
トレイ201の挿入口101に対する位置決めを行う。
しかる後に、扉102を開くように制御することによ
り、装置P1を光ディスクの挿入待ち状態(つまり、記
録媒体の挿入待ち状態)にする。
【0101】これにより、使用者は、扉102が開いて
いることで光ディスクが挿入可能な状態であると認識す
ることができ、新たな光ディスクを挿入口101から挿
入することができる。
【0102】なお、制御部600は、予め、各トレイ2
01に光ディスクが収納されているか否かを各トレイ毎
に検出することができるので、該トレイ201に既に光
ディスクが収納されている場合は、制御部600が上記
制御動作に続いてディスク搬送部400を制御すること
により、上記位置決めされたトレイ201に収納されて
いる光ディスクを挿入口101から装置外部へ排出され
た状態(つまり、光ディスクの一部が挿入口101から
一部外部へ露出した状態)にする。これにより、使用者
は、排出された光ディスクを挿入口から引き出した後、
扉102が開いた状態の挿入口101から改めて光ディ
スクを挿入することができる。
【0103】このようにして挿入口101から光ディス
クが挿入されると、制御部600がディスク搬送部40
0を制御することにより、該光ディスクを固定シャーシ
1内に引きこんだ後、引き続きディスク収納部200ま
で搬送し上記位置決めが行われたトレイ201に収納す
る。
【0104】このようにして光ディスクが収納された該
トレイ201はその他のトレイ201と共にディスク収
納部200のz方向における予め定められたそれぞれの
保管位置において収納保管される。
【0105】なお、使用者が新たな光ディスクを上記と
は別のトレイ201にさらに収納希望する場合には、使
用者が上記動作に引き続き指定トレイ選択指令を行い、
その指令に基づき制御部600が上記制御動作を繰り返
すことにより新たな光ディスクが別のトレイ201に収
納保管される。
【0106】以下、使用者がディスク収納部200の希
望するトレイ201に新たな光ディスクを収納するため
の指定トレイ選択指令を行った際に制御部600が行う
制御動作を、図22に基づいて説明する。
【0107】図22は、使用者が第2の指令を行った場
合に制御部600が行う制御動作を示すフローチャート
である。
【0108】図22において、制御部600は、ステッ
プS1において使用者からの指定トレイ選択指令が有る
か否かを検出する。これは、操作部700が使用者から
の当該指令を受け付けた場合に、制御部600が操作部
700からその旨の指令を受けることにより指定トレイ
選択指令が有ることを検出するものである。
【0109】制御部600は、ステップS1において使
用者からの指定トレイ選択指令が有った場合には、ステ
ップS2に移行し、当該指令により指定されたトレイ2
01の位置決めを行う。
【0110】次いで、制御部600は、ステップS3に
移行して指定されたトレイ201に光ディスクが収納さ
れているか否かを判断し、指定されたトレイ201に光
ディスクが収納されていない場合はステップS4に移行
して扉102を開状態に制御することにより装置P1を
光ディスクの挿入待ち状態にすると同時に、カウンタ6
01をリセットさせてカウント動作を開始し、カウンタ
601のカウント動作に基づいて挿入待ち状態での経過
時間を逐次計時開始して次いでステップS6に移行す
る。
【0111】また、ステップS3において指定されたト
レイ201に既に光ディスクが収納されている場合は、
制御部600は、ステップS5に移行して扉102を開
状態に制御した後、ディスク搬送部400を制御して当
該光ディスクを挿入口101へ搬送して該光ディスクが
挿入口101から装置外部へ排出された状態(つまり、
光ディスクの一部が挿入口101から一部外部へ露出し
た状態)にすることにより新たな光ディスクの挿入待ち
状態にすると同時に、カウンタ601をリセットさせて
カウント動作を開始し、カウンタ601のカウント動作
に基づいて挿入待ち状態での経過時間を逐次計時開始し
て次いでステップS6に移行する。
【0112】ステップS6では、制御部600は、挿入
口101から光ディスクが新たに挿入されたか否かを逐
次判断する。これは、制御部600が例えば、駆動ロー
ラ401と挿入口101との間に設けられた光センサな
どによって挿入口101から挿入された光ディスクを検
知することによりなされる。
【0113】なお、上述したように、ステップS5から
ステップS6へ移行した場合は、光ディスクが挿入口1
01から装置外部へ排出された状態にあるので、この場
合は、光センサが該光ディスクが外部に引き出されたこ
とを検知した後に再び光ディスクが挿入されたことを検
知することで制御部600は挿入口101から光ディス
クが新たに挿入されたと判断することができる。なおこ
の際、装置外部へ排出された状態にある光ディスクを引
き出さずに、再度挿入方向に押し込んだ場合も光ディス
クが新たに挿入されたと判断している。
【0114】ステップS6において、制御部600は、
光ディスクが挿入されたと判断した場合は、ステップS
7に移行して駆動ローラ401を回転させて光ディスク
を装置P1内に引きこんで該光ディスクを位置決めされ
たトレイ201まで搬送させた後、ディスク担持面20
1aに担持させて収納するように制御する。次いで、制
御部600は、ステップS8に移行して、扉102を閉
状態にして終了(END)する。
【0115】一方、ステップS6において、制御部60
0は、光ディスクが挿入されていないと判断した場合
は、ステップS9に移行して先のステップS3において
開始したカウンタ601のカウント動作に基づいて計時
される経過時間が所定の挿入待ち時間に達したか否かを
判断し、未だ挿入待ち時間に達していない場合には再び
ステップS6に移行してその後の動作を再び行う。
【0116】また、ステップS9において挿入待ち時間
に達した場合には、制御部600は、使用者が光ディス
クを挿入する意思がないものとみなしてステップS8に
移行して、扉102を閉状態にすることにより挿入待ち
状態を解除する制御を行い終了(END)する。このよ
うにして、通常の場合、光ディスクが装置本体内に収納
される。
【0117】次に、本実施形態における光ディスク再生
装置P1のオールロード機能について詳細に説明する。
【0118】本実施形態におけるオールロード機能は、
使用者が操作部700によりオールロード指令を行う
と、、制御部600はディスク収納部200の各トレイ
201のうち光ディスクの収納が可能であるトレイ20
1(光ディスクが載置されていないトレイ)を検出す
る。
【0119】次に、これらのトレイのうち、一番最下段
にあるトレイを挿入口101に対し位置決めすると共に
扉102を開けて光ディスクの挿入可能な状態(つま
り、光ディスクの挿入待ち状態)とする。そして、光デ
ィスクが挿入され、トレイ上に搬送されると、次に一番
最下段にあるトレイ(次に光ディスクが載置されていな
いトレイ)を検出し、上記動作を繰り返す。
【0120】このように、使用者が操作部700により
オールロード指令を行うと、光ディスクが載置されてい
ないトレイが次々挿入口に対して位置決めされるように
各部材が制御される機能である。
【0121】以下、使用者がオールロード機能を用いて
ディスク収納部200に新たな光ディスクを収納する際
の制御部600が行う制御動作を図23に基づいて説明
する。図23は、使用者がオールロード指令を行った場
合に制御部600が行う制御動作を示すフローチャート
である。
【0122】図23において、制御部600は、ステッ
プS11においてオールロード開始の指令が有るか否か
を検出する。これは、操作部700が使用者からのオー
ルロード指令を受け付けた場合に、制御部600が操作
部700からその旨の指令を受けることによりオールロ
ード開始の指令が有ることを検出するものである。
【0123】制御部600は、ステップS11において
オールロード開始が有った場合には、ステップS12に
移行し、ディスク収納部200の6枚のトレイ201の
光ディスクの収納状態を検出すべく、検出対象となるト
レイ201を1番目のトレイ(つまりトレイ番号n=1
である最下方のトレイ)201に設定し、次いでステッ
プS13に移行する。
【0124】ステップS13では、制御部600は、現
在検出対象に設定したn番目(現在は、トレイ番号n=
1)のトレイ201に光ディスクが収納されているか否
かを検出し、光ディスクが収納されていない場合には、
ステップS14に移行してそのトレイ201の位置決め
を行う。
【0125】次いで、制御部600は、ステップS15
に移行して扉102を開状態に制御することにより装置
P1を光ディスクの挿入待ち状態にすると同時に、カウ
ンタ601をリセットさせてカウント動作を開始し、カ
ウンタ601のカウント動作に基づいて挿入待ち状態で
の経過時間を逐次計時開始して次いでステップS16に
移行する。
【0126】ステップS16では、制御部600は、挿
入口101から光ディスクが新たに挿入されたか否かを
逐次判断する。これは、先の図22におけるステップS
6と同様に、制御部600が例えば、駆動ローラ401
と挿入口101との間に設けられた光センサなどによっ
て挿入口101から挿入された光ディスクを検知するこ
とによりなされる。
【0127】制御部600は、ステップS16におい
て、光ディスクが挿入されたと判断した場合は、ステッ
プS17に移行してディスク搬送部400の駆動ローラ
401を回転させて光ディスクを装置P1内に引きこん
で該光ディスクを位置決めされたトレイ201まで搬送
させる。
【0128】この場合に制御部600は、例えば上記光
センサの検知出力に基づいて光ディスクが挿入口101
を通過したことを検出した場合には、扉102を閉状態
にするように制御する。これにより、ディスク搬送部4
00が挿入口を通過した光ディスクを搬送中に、挿入口
から新たな光ディスクが挿入されるのを防ぐことができ
るので、搬送中の光ディスクが損傷することがない。
【0129】次いで、制御部600は、トレイ201ま
で搬送した光ディスクをディスク担持面201aに担持
させて収納するように制御し、しかる後に、ステップS
18に移行する。
【0130】また、制御部600は、ステップS16に
おいて、光ディスクが挿入されていない判断した場合
は、ステップS19に移行して先のステップS15にお
いて開始したカウンタ601のカウント動作に基づいて
計時される経過時間が所定の挿入待ち時間に達したか否
かを判断し、未だ挿入待ち時間に達していない場合には
再び先に述べたステップS16に移行して以降の動作を
同様に行う。
【0131】また、ステップS19において挿入待ち時
間に達した場合には、制御部600は、使用者が光ディ
スクを挿入する意思がないものとみなしてステップS2
0に移行して、扉102を閉状態にすることにより挿入
待ち状態を解除する制御を行い終了(END)する。
【0132】一方、ステップS13において制御部60
0が現在検出対象に設定したn番目(現在は、トレイ番
号n=1)のトレイ201に光ディスクが既に収納され
ていることを検出した場合は、ステップS18に移行す
る。
【0133】ステップS18では、制御部600は、現
在検出対象に設定しているn番目トレイ201が検出対
象となる最後のトレイ(つまり、トレイ番号n=6であ
る最上方のトレイ)であるか否かを検出し、未だ最後の
トレイでない場合にはステップS21に移行してつぎの
トレイ(つまり、n+1番目のトレイ)201を検出対
象のトレイ(n番目トレイ)に設定しなおした後、再び
先に述べたステップS13に移行して以降の動作を同様
に行う。
【0134】このように、オールロード機能を行うこと
により、使用者は、光ディスクが収納されていないトレ
イを順次挿入待ち状態にして、それぞれ所定の挿入待ち
時間内に光ディスクを挿入口101から挿入することに
よりディスク収納部200の全てのトレイ201に光デ
ィスクを担持させて収納させることができる。
【0135】なお、本実施形態においては、ステップ1
3において、トレイ上にディスクが存在する場合には、
選択対象から除外しているが、必ずしもこれに限定され
るものではなく、すべてのトレイに対してオールロード
機能を働かせても良い。このように動作させることによ
り、既に収納されている光ディスクの交換をも同時に行
いたい場合には、好都合である。
【0136】また、ステップ19において、光ディスク
の挿入待ちに達した場合には、当該オールロード機能の
指令を終了させるようになっているが、必ずしもこれに
限定されるものではなく、当該挿入待ちに達したトレイ
を装置内に引込んで、次のトレイの挿入待ち状態に移行
させることも可能である。すなわち、ステップ19にお
いて、Yesの場合には、ステップ18に移行すること
も可能である。このようにすることにより、使用者が希
望するトレイのみに光ディスクを随時収納することが可
能となる。
【0137】また、本実施形態では、光ディスクを挿入
口101から挿入してディスク収納部200内の各トレ
イ201に載置して収納する所謂スロットインタイプの
記録媒体再生装置を説明したが、本発明における記録媒
体再生装置はこれに限らず、ディスク収納部内の各トレ
イが挿入口まで引き出し可能となるように構成しても良
い。
【0138】なお、上述した実施形態では、制御部60
0は、トレイ位置決め部300によってトレイ201と
挿入口101との位置決めを行い、扉102を開状態と
することで装置P1を光ディスクの挿入待ち状態とした
ので、扉102が開いていることで、装置P1が光ディ
スクが挿入可能な状態であると使用者が認識することが
できるようにしたが、本発明はこれに限らず、例えば、
制御部600が扉102を開状態に制御する場合に、例
えばLCDやLEDなどの視覚による表示やブザーなど
の音による報知を併用するようにしても良い。このよう
にすることで、使用者は、装置P1が光ディスクの挿入
待ち状態であることをより確実に認識することができ
る。
【0139】以上示したように、本実施形態では、光デ
ィスクを装置本体内に収納させるのに、オールロード指
令(第1の指令)と指定トレイ選択指令(第2の指令)
の2通りの方法により、収納可能であり利便性に非常に
優れているのである。なお、これらの指令は、操作部7
00に、専用の指令釦を設けても良いし、いつの釦によ
り適宜切換えて使用するようにしても良い。また、オー
トロード機能中に、使用者により指定トレイ選択指令が
なされたら、当該オートロード機能を終了し、指定トレ
イ選択指令の動作に移行しても良い。
【0140】また、本実施形態では、光ディスクを記録
媒体の一例に挙げて説明したが、記録媒体はこれに限ら
ず、テープ、カードなどの記録媒体にも流用可能であ
る。
【0141】また、収納手段は、複数のトレイが上下方
向に移動可能なマガジンタイプのディスク収納部200
として説明したが、収納手段はこれに限らず、複数の記
録媒体が水平方向に載置可能な軸回転型の回転トレイタ
イプを有するディスク収納部であっても良い。
【0142】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、記録媒体
が挿入される挿入口を有する挿入部と、複数の記録媒体
載置部を有する記録媒体収納手段と、挿入口と収納手段
の各記録媒体載置部との位置決めを行う位置決め手段
と、挿入口から挿入された記録媒体を記録媒体収納手段
内に搬送し収納する搬送手段と、位置決め手段及び搬送
手段を制御する制御手段とを備え、収納手段の各記録媒
体載置部に載置されている記録媒体から一の記録媒体を
選択して該記録媒体に記録された情報を再生する記録媒
体再生装置であって、制御手段は、複数の記録媒体載置
部の中から一の記録媒体載置部を検出し、検出に応じ
て、挿入口からの記録媒体の搬送及び収納を可能とする
挿入待ち状態にするべく位置決め手段を制御させ、且
つ、挿入待ち状態において挿入口から記録媒体が挿入さ
れた場合には、搬送手段により記録媒体を収納手段内に
搬送し収納する制御を行い、さらに、収納手段が有する
複数の記録媒体載置部のうち、一の記録媒体載置部以外
の記録媒体載置部を挿入待ち状態にするべく位置決め手
段を制御することを特徴とするので、これによれば、使
用者は、制御部が複数の記録媒体載置部の中から記録媒
体が載置されていない記録媒体載置部を検出して順次挿
入待ち状態にすることができるので、使用者は順次挿入
待ち状態にある装置の挿入口からその都度光ディスクを
挿入するだけで、収納手段の各記録媒体載置部に光ディ
スクを載置することができるので、したがって、光ディ
スクを容易に一括して収納手段内に収納することができ
る。
【0143】また、請求項2記載の発明によれば、記録
媒体が挿入される挿入口を有する挿入部と、複数の記録
媒体載置部を有する記録媒体収納手段と、挿入口と収納
手段の各記録媒体載置部との位置決めを行う位置決め手
段と、挿入口から挿入された記録媒体を位置決め手段に
よって位置決めされた記録媒体載置部に搬送し収納する
搬送手段と、使用者からの操作指令を受け付ける操作部
と、位置決め手段及び搬送手段を制御する制御手段とを
備え、収納手段の各記録媒体載置部に載置されている記
録媒体から一の記録媒体を選択して該記録媒体に記録さ
れた情報を再生する記録媒体再生装置であって、制御手
段は、操作部から第1の指令を受け付けた場合に、複数
の記録媒体載置部の中から記録媒体が収納されていない
一の記録媒体載置部を検出し、検出に応じて、挿入口か
ら当該一の記録媒体載置部への記録媒体の搬送及び収納
を可能とする挿入待ち状態にするべく位置決め手段を制
御して当該一の記録媒体載置部と挿入口との位置決めを
させ、制御手段は、挿入待ち状態において挿入口から記
録媒体が挿入された場合には、搬送手段により記録媒体
を当該一の記録媒体載置部へ搬送し収納する制御を行
い、さらに、収納手段が有する複数の記録媒体載置部の
うち、まだ記録媒体が収納されていないその他の記録媒
体載置部が検出した場合には当該その他の記録媒体載置
部を挿入待ち状態にするべく位置決め手段を制御するこ
とを特徴とするので、これによれば、使用者は、操作部
から第1の指令を操作指令することにより、制御部が複
数の記録媒体載置部の中から記録媒体が収納されていな
い記録媒体載置部を検出して順次挿入待ち状態にするこ
とができるので、使用者は順次挿入待ち状態にある装置
の挿入口からその都度光ディスクを挿入するだけで、、
収納手段の各記録媒体載置部に光ディスクを載置するこ
とができるので、したがって、光ディスクを容易に一括
して収納手段内に収納することができる。
【0144】又、請求項3記載の発明によれば、請求項
1又は2に記載の記録媒体再生装置において、制御手段
は、挿入待ち状態の挿入待ち時間を計時する計時手段を
さらに備え、挿入待ち時間が所定時間を超えた際には、
制御手段は、挿入待ち状態を解除する制御を行うことを
特徴とするので、これによれば、使用者が装置が挿入待
ち状態にある場合に光ディスクを収納したくないと判断
した場合は、挿入待ち時間が所定時間を超えれば制御手
段によって挿入待ち状態が解除されるので、使用者は別
段の操作指令をしなくても済む。
【0145】また、請求項4記載の発明によれば、請求
項1乃至3のいずれか一に記載の記録媒体再生装置にお
いて、挿入部は、挿入口の付近に配設され挿入口から記
録媒体が挿入されるのを阻止する阻止手段をさらに有
し、制御手段は、挿入待ち状態の場合は、挿入口から記
録媒体が挿入可能となるように阻止が解除されるように
阻止手段を制御することを特徴とするので、これによれ
ば、使用者は、挿入待ち状態において光ディスクを容易
に挿入口から挿入することができるので光ディスクの挿
入操作が容易となる。また、位置決め手段が動作してい
る間や光ディスクが再生している間などには、挿入口は
阻止手段により光ディスクの挿入を妨げるべく阻止され
ているので、誤って光ディスクを挿入する恐れがなくな
る。
【0146】また、請求項5記載の発明によれば、請求
項4に記載の記録媒体再生装置において、制御手段は、
挿入口から記録媒体が挿入されて搬送手段により搬送さ
れて挿入口を通過した場合に、挿入口から新たな記録媒
体が挿入されるのを阻止するべく阻止手段を制御するこ
とを特徴とするので、これによれば、搬送手段が挿入口
を通過した光ディスクを搬送中に、挿入口から新たな光
ディスクが挿入されるのを防ぐことができるので、搬送
中の光ディスクが損傷することがない。
【0147】また、請求項6記載の発明によれば、2に
記載の記録媒体再生装置において、制御手段は、操作部
から第2の指令を受け付けた場合は、第2の指令により
指定された記録媒体載置部を検出し、検出に応じて、挿
入口から当該記録媒体載置部への記録媒体の搬送及び収
納を可能とする挿入待ち状態にするべく位置決め手段を
制御して当該記録媒体載置部と挿入口との位置決めをさ
せ、制御手段は、当該挿入待ち状態において挿入口から
記録媒体が挿入された場合には、搬送手段により記録媒
体を当該記録媒体載置部へ搬送し収納する制御を行うこ
とにより、第2の指令に基づく挿入待ち状態を解除する
ことを特徴とするので、これによれば、使用者は、操作
部から第2の指令を操作指令することにより、制御部が
第2の指令により指定された記録媒体載置部を検出して
挿入待ち状態にすることができ、挿入口から記録媒体が
挿入された場合には、搬送手段により記録媒体を当該記
録媒体載置部へ搬送し収納する制御を行うことにより、
当該指定された記録媒体載置部へ光ディスクを収納する
ことができ、さらに第2の指令に基づく挿入待ち状態を
解除するようにしたので、使用者は、第2の指令を行う
ことで希望する記録媒体載置部へ希望する光ディスクを
容易に収納することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な実施形態を示す光ディスク再生
装置P1の各部を示す概略構造図である。
【図2】挿入部を示す図である。
【図3】光ディスク再生装置P1の主要部の具体的な構
造を示す全体斜視図である。
【図4】ディスク収納部とディスク搬送部のみを抜き出
した平面図である。
【図5】トレイを示す平面図である。
【図6】ディスク収納部の全体をy方向側面から示した
図である。
【図7】ディスク搬送部を装置P1の正面側から見た図
である。
【図8】ディスク搬送部が有する駆動ローラの一つを抜
き出して示した平面図である。
【図9】ディスク再生部が退避位置にある状態を示す平
面図である。
【図10】ディスク再生部を側面から示す図である。
【図11】ディスク再生部が再生位置にある状態を示す
平面図である。
【図12】可動シャーシ移動機構を示す図である。
【図13】可動シャーシ移動機構を示す図である。
【図14】可動シャーシの立板部に回動可能に取り付け
られた4個の楔部材の1つを示した図である。
【図15】スライド部材と楔部材の動作に対応したトレ
イの位置を示す図である。
【図16】スライド部材と楔部材の動作に対応したトレ
イの位置を示す図である。
【図17】スライド部材と楔部材の動作に対応したトレ
イの位置を示す図である。
【図18】スライド部材と楔部材の動作に対応したトレ
イの位置を示す図である。
【図19】スライド部材と楔部材の動作に対応したトレ
イの位置を示す図である。
【図20】スライド部材と楔部材の動作に対応したトレ
イの位置を示す図である。
【図21】スライド部材と楔部材の動作に対応したトレ
イの位置を示す図である。
【図22】使用者が第2の指令を行った場合に制御部が
行う制御動作を示すフローチャートである。
【図23】使用者が第1の指令を行った場合に制御部が
行う制御動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1・・・・・固定シャーシ 1a・・・・・ガイドシャフト 1b・・・・・立上板 1c・・・・・ガイド孔 1d・・・・・ピン 2・・・・・可動シャーシ 2a・・・・・平板部 2b・・・・・立板部 2c・・・・・ピン 21a・・・・・支軸 21b、21c・・・・・円弧溝 3・・・・・可動ピン 4・・・・・回動アーム 4a・・・・・支点 5、6・・・・・スライド部材 5a、6a・・・・・突出片 6b・・・・・孔 6c・・・・・傾斜孔 7・・・・・楔部材 7a・・・・・回動支点 7b・・・・・突起 7c・・・・・溝孔 7d、7e、7f、7g、・・・・・カム面 100・・・・・挿入部 101・・・・・挿入口 102・・・・・扉 200・・・・・ディスク収納部 201・・・・・トレイ 201a・・・・・ディスク担持面 201b、201c・・・・・欠落部 201d・・・・・孔 201e・・・・・ディスク押え部材 201f・・・・・突起 202・・・・・規制板 202a・・・・・垂下部 203・・・・・コイルばね 300・・・・・トレイ位置決め部 400・・・・・ディスク搬送部 401・・・・・駆動ローラ 401a・・・・・ギア部 402・・・・・ディスク搬送通路 403・・・・・支持シャーシ 403a・・・・・立板部 403b・・・・・支点 403c・・・・・突出片 404・・・・・軸 405・・・・・回動部材 405a・・・・・駆動伝達プーリ 405b・・・・・下端部 405c・・・・・ギア部 406・・・・・ディスク通路規制部材 407・・・・・コイルスプリング 408・・・・・モータ 409・・・・・ベルト 410・・・・・可動部材 500・・・・・ディスク再生部 500a・・・・・ベース 500b・・・・・支軸 500c・・・・・突出ピン 501・・・・・ターンテーブル 502・・・・・クランパ 503・・・・・ピックアップ 504・・・・・ピックアップ移動機構 505・・・・・クランパベース 506・・・・・コイルばね 507・・・・・クランプ作動部材 507a、507b・・・・・長孔 507c・・・・・突出ピン 600・・・・・制御部 601・・・・・カウンタ 700・・・・・操作部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 阿部 拓也 埼玉県川越市大字山田字西町25番地1 パ イオニア株式会社川越工場内 (72)発明者 高橋 正和 埼玉県川越市大字山田字西町25番地1 パ イオニア株式会社川越工場内 (72)発明者 渡花 英章 埼玉県川越市大字山田字西町25番地1 パ イオニア株式会社川越工場内 (72)発明者 後藤 宏記 埼玉県川越市大字山田字西町25番地1 パ イオニア株式会社川越工場内 (72)発明者 西尾 善道 埼玉県川越市大字山田字西町25番地1 パ イオニア株式会社川越工場内 (72)発明者 鈴木 康孝 埼玉県川越市大字山田字西町25番地1 パ イオニア株式会社川越工場内 (72)発明者 松尾 一徳 埼玉県川越市大字山田字西町25番地1 パ イオニア株式会社川越工場内 (72)発明者 高橋 輝夫 埼玉県川越市大字山田字西町25番地1 パ イオニア株式会社川越工場内 Fターム(参考) 5D072 AB23 AB35 BA01 BE02 BE03 BG10 BH09 BH17 CA03 CA11 CA13 CC20 EB14 EB18

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録媒体が挿入される挿入口を有する挿入
    部と、 複数の記録媒体載置部を有する記録媒体収納手段と、 前記挿入口と前記収納手段の各記録媒体載置部との位置
    決めを行う位置決め手段と、 前記挿入口から挿入された記録媒体を前記記録媒体収納
    手段内に搬送し収納する搬送手段と、 前記位置決め手段及び前記搬送手段を制御する制御手段
    と、を備え、前記収納手段の各記録媒体載置部に載置さ
    れている記録媒体から一の記録媒体を選択して該記録媒
    体に記録された情報を再生する記録媒体再生装置であっ
    て、 前記制御手段は、前記複数の記録媒体載置部の中から一
    の記録媒体載置部を検出し、前記検出に応じて、前記挿
    入口からの記録媒体の搬送及び収納を可能とする挿入待
    ち状態にするべく前記位置決め手段を制御させ、且つ、
    前記挿入待ち状態において前記挿入口から記録媒体が挿
    入された場合には、前記搬送手段により前記記録媒体を
    前記収納手段内に搬送し収納する制御を行い、さらに、
    前記収納手段が有する複数の記録媒体載置部のうち、前
    記一の記録媒体載置部以外の記録媒体載置部を前記挿入
    待ち状態にするべく前記位置決め手段を制御することを
    特徴とする記録媒体再生装置。
  2. 【請求項2】記録媒体が挿入される挿入口を有する挿入
    部と、 複数の記録媒体載置部を有する記録媒体収納手段と、 前記挿入口と前記収納手段の各記録媒体載置部との位置
    決めを行う位置決め手段と、 前記挿入口から挿入された記録媒体を前記位置決め手段
    によって位置決めされた記録媒体載置部に搬送し収納す
    る搬送手段と、 使用者からの操作指令を受け付ける操作部と、 前記位置決め手段及び前記搬送手段を制御する制御手段
    と、 を備え、前記収納手段の各記録媒体載置部に載置されて
    いる記録媒体から一の記録媒体を選択して該記録媒体に
    記録された情報を再生する記録媒体再生装置であって、 前記制御手段は、前記操作部から第1の指令を受け付け
    た場合に、前記複数の記録媒体載置部の中から記録媒体
    が収納されていない一の記録媒体載置部を検出し、前記
    検出に応じて、前記挿入口から当該一の記録媒体載置部
    への記録媒体の搬送及び収納を可能とする挿入待ち状態
    にするべく前記位置決め手段を制御して当該一の記録媒
    体載置部と前記挿入口との位置決めをさせ、 前記制御手段は、前記挿入待ち状態において前記挿入口
    から記録媒体が挿入された場合には、前記搬送手段によ
    り前記記録媒体を当該一の記録媒体載置部へ搬送し収納
    する制御を行い、さらに、前記収納手段が有する複数の
    記録媒体載置部のうち、まだ記録媒体が収納されていな
    いその他の記録媒体載置部が検出した場合には当該その
    他の記録媒体載置部を前記挿入待ち状態にするべく前記
    位置決め手段を制御することを特徴とする記録媒体再生
    装置。
  3. 【請求項3】前記制御手段は、前記挿入待ち状態の挿入
    待ち時間を計時する計時手段をさらに備え、 前記挿入待ち時間が所定時間を超えた際には、前記制御
    手段は、前記挿入待ち状態を解除する制御を行うことを
    特徴とする請求項1又は2に記載の記録媒体再生装置。
  4. 【請求項4】前記挿入部は、前記挿入口の付近に配設さ
    れ前記挿入口から記録媒体が挿入されるのを阻止する阻
    止手段をさらに有し、 前記制御手段は、前記挿入待ち状態の場合は、前記挿入
    口から記録媒体の挿入を可能とするべく阻止を解除する
    べく前記阻止手段を制御することを特徴とする請求項1
    乃至3のいずれか一に記載の記録媒体再生装置。
  5. 【請求項5】前記制御手段は、前記挿入口から記録媒体
    が挿入されて前記搬送手段により搬送されて前記挿入口
    を通過した場合に、前記挿入口から新たな記録媒体が挿
    入されるのを阻止するべく前記阻止手段を制御すること
    を特徴とする請求項4に記載の記録媒体再生装置。
  6. 【請求項6】前記制御手段は、前記操作部から第2の指
    令を受け付けた場合は、前記第2の指令により指定され
    た記録媒体載置部を検出し、前記検出に応じて、前記挿
    入口から当該記録媒体載置部への記録媒体の搬送及び収
    納を可能とする挿入待ち状態にするべく前記位置決め手
    段を制御して当該記録媒体載置部と前記挿入口との位置
    決めをさせ、 前記制御手段は、当該挿入待ち状態において前記挿入口
    から記録媒体が挿入された場合には、前記搬送手段によ
    り前記記録媒体を当該記録媒体載置部へ搬送し収納する
    制御を行うことにより、前記第2の指令に基づく挿入待
    ち状態を解除することを特徴とする請求項2に記載の記
    録媒体再生装置。
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