JP4420309B2 - 農産物の選別包装装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばみかん、柿等の農産物を、等級、階級等の予め設定された区分に応じて選別して包装する農産物の選別包装装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的に、例えば農産物を集・出荷する選果場において、原料としての農産物は、生産者により箱状のコンテナや木箱等に入れられて選果場に搬入され、選別後の製品としての農産物は、段ボール箱に入れられて各地の市場や消費者に向けて出荷されている。この農産物搬入用に用いられるコンテナや木箱は箱状であることから、空コンテナや空木箱の置き場所が広く必要になったり、嵩張るという不都合を有している。
【0003】
一方、選果場において出荷用に使用される段ボール箱は、耐久性の点あるいは衛生上の点で通常使い捨てとなり、出荷先の市場では用済み次第焼却等の処分作業あるいは資源回収(再生利用)のための作業が行われている。しかし、段ボール箱を焼却する場合は、資源の無駄使いとなり易く、また、段ボール箱では、出荷する製品に対する予冷作業において時間がかかるという不都合を有している。そこで近年、これらの不都合を解消すると共に、段ボール箱に比較して丈夫で特に段積みした場合等に内部に収容されている農産物を傷めることのない、例えば折畳み式でプラスチック製のコンテナが使用される場合がある。
【0004】
そして従来、このコンテナの選果場の選別包装装置における使用方法において、生産者への通函用として使用する場合は、荷受け部で荷受けされ内部に農産物が収容されたコンテナを、コンテナ反転ダンパーで反転させて選別装置に供給すると共に、農産物が取り出された空コンテナを荷受け部に戻す農産物搬入ラインにループ状に流すか、あるいは製品出荷用として使用する場合は、市場から戻された空のコンテナを選別装置の箱詰め部に供給して包装出荷する製品包装ラインにループ状に流しているのが一般的である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような選別包装装置においては、コンテナが農産物搬入ラインや製品包装ラインにそれぞれループ状に流して使用されるため、荷受け部で荷受けされ内部の農産物を選別装置に供給することで空となったコンテナを、例えば製品出荷用に使用する場合、空のコンテナを人手により農産物搬入ラインから取り出して移動し製品包装ラインに移し替えす必要があり、コンテナの移動や移し替え作業等が面倒になる。
【0006】
また、農産物搬入ラインで使用したコンテナは、内部に収容された農産物によって汚れている場合が多いため、このコンテナを製品出荷用に使用するには、コンテナを例えばコンテナ洗浄装置の位置まで人手で一々運んで洗浄する必要があり、その洗浄作業も面倒になり易い。これらのことから、荷受けされたコンテナを製品出荷用に使用する場合に、その作業が非常に面倒になると共に、作業の繁雑さで空コンテナの投入タイミングずれが生じる場合があって、スムーズな選別処理作業を阻害する虞もあるという問題点を有している。
【0007】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、荷受されたコンテナを製品出荷用と生産者戻し用に切換え使用できて、コンテナの有効利用が図れる農産物の選別包装装置を提供することにある。また、他の目的は、前記目的に加え、空コンテナを保管する倉庫を備えて選別包装作業のスムーズ化を図ったり、製品出荷用のコンテナを清浄な状態として衛生管理を容易に行い得たり、コンテナと段ボール箱を有効的に併用して農産物の効率的な出荷を可能にし得る農産物の選別包装装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成すべく、本発明のうち請求項1に記載の発明は、農産物を予め設定された区分に応じて選別して包装する農産物の選別包装装置において、農産物入りコンテナを荷受けして農産物が取り出された後の空コンテナを選別装置の箱詰め部に向けて空コンテナ搬送コンベアを介して送り出す空コンテナ処理手段を設け、前記空コンテナ処理手段は、農産物が取り出された空コンテナを選別装置の箱詰め部と生産者戻し用の空コンテナ置き場とに切換えて供給する切換え装置を備えることを特徴とする。
【0009】
このように構成することにより、荷受け部で荷受けされた農産物入りコンテナは、例えばコンテナ反転ダンパー等でその内部の農産物が取り出されて選別装置に供給されて選別包装される。そして、農産物が取り出されて空となった空コンテナは、必要に応じ空コンテナ処理手段によって選別装置の箱詰め部に向けて送り出され、この空コンテナが箱詰め部に供給されて選別された農産物が収容される。これにより、荷受け時に使用されたコンテナが製品出荷用にも使用され、該コンテナの有効利用が図れると共に、空コンテナの箱詰め部への送り出しが人手に頼ることなく空コンテナ処理手段で機械的に行われる。
【0010】
また、空コンテナが切換え装置で選別装置の箱詰め部と生産者戻し用の空コンテナ置き場のいずれかに択一的に供給されることから、空コンテナがその使用用途に応じて選別装置と空コンテナ置き場に的確に供給される。
【0011】
また、前記空コンテナ処理手段は、請求項に記載の発明のように、空コンテナの倉庫を備えることが好ましい。このように構成することにより、空コンテナが倉庫に一時保管されることから、この倉庫から選別装置が必要とする数の空コンテナを的確に送り出すことができて、選別包装作業がスムーズに行える。
【0012】
また、前記空コンテナ処理手段は、請求項に記載の発明のように、空コンテナの清浄装置を備えることが好ましい。このように構成することにより、荷受けに使用されて汚れている空コンテナであっても、清浄装置で衛生的な製品出荷用の空コンテナとして選別装置の箱詰め部に供給できる。
【0013】
また、前記コンテナは、請求項に記載の発明のように、ネスティング用のコンテナであることが好ましい。このように構成することにより、コンテナとして農産物が収容されない場合に段積み高さが低く設定されるネスティング用のコンテナが使用されることから、例えば空コンテナの倉庫における保管時に嵩張ることなく保管できたり、コンテナ自体の使い勝手の向上が図れる。
【0014】
また、前記空コンテナ処理手段は、請求項に記載の発明のように、コンテナの段積み・段ばらし装置を備えることが好ましい。このように構成することにより、コンテナが段積み・段ばらし装置で、段積みされたりあるいは段ばらしされて使用されることから、保管効率が向上したり段ばらしが機械的に行われて、空コンテナの各種処理がスムーズに行える。
【0015】
また、前記空コンテナ処理手段は、請求項に記載の発明のように、コンテナを所定の向きに揃える向き揃え装置を備えることが好ましい。このように構成することにより、向き揃え装置で空コンテナの向きが揃えられることから、例えば選別装置の箱詰め部に所定の向きで空コンテナを供給できて、箱詰め作業が一層スムーズに行える。
【0016】
また、請求項7に記載の発明のように、前記選別装置の箱詰め部に、前記空コンテナ処理手段の空コンテナ供給部と、空の段ボール箱を供給する空段ボール箱供給部と、を備えることが好ましい。このように構成することにより、選別装置の箱詰め部に空コンテナ供給部で空コンテナが供給され、空段ボール箱供給部で空段ボール箱が供給されることから、箱詰め部で空コンテナと空段ボール箱とを有効的に併用できて、例えば農産物を効率的に出荷できる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明に係わる選別包装装置の基本形態を示す構成図である。図1において、選別包装装置1は、トラックT等で荷受け部2で荷受けされた農産物入りのコンテナ5が荷受けコンテナ搬送ライン4を介して供給され該コンテナ5を反転させて内部の農産物Wを取り出すコンテナ反転ダンパー3を有し、このコンテナ反転ダンパー3は選別装置6の上流側に接続され、コンテナ5から取り出した農産物Wが選別装置6のカメラ等を有する計測部7より上流側に供給されるように構成されている。
【0018】
また、コンテナ反転ダンパー3には、空コンテナ処理手段としての空コンテナ搬送ライン8の上流側が接続され、この空コンテナ搬送ライン8の下流側は前記選別装置6の箱詰め部9に接続されている。さらに、選別装置6の箱詰め部9には、図示しない製函機、配函装置等を有する空箱供給装置10から、空の段ボール箱11が空段ボール箱搬送ライン12を介して供給されるように構成されている。
【0019】
この選別包装装置1は、荷受け部2で荷受けされた農産物入りのコンテナ5が、コンテナ反転ダンパー3で反転させられることで、その内部の農産物Wが取り出されて選別装置6に供給され、この選別装置6に供給された農産物Wは、計測部7で計測されて等級、階級が判定仕分けされ、所定の仕分け区分に対応した選別装置6の箱詰め部9に設けられた後述する秤量箱詰め装置13(図4参照)で箱詰めされる。
【0020】
この農産物Wの箱詰め時に、荷受け部2で荷受けされたコンテナ5を製品出荷用の箱として使用する場合は、空コンテナ5が空コンテナ搬送ライン8を介して選別装置6の箱詰め部9に供給されてその内部に農産物Wが箱詰めされる。一方、製品出荷用の箱として段ボール箱11を使用する場合は、空段ボール箱11が空箱供給装置10から空段ボール箱搬送ライン12を介して選別装置6の箱詰め部9に供給されてその内部に農産物Wが箱詰めされる。これにより、選別包装装置1において、荷受け時に使用したコンテナ5による箱詰めと一般的な段ボール箱11による箱詰めが可能となり、特に荷受け時に使用した空コンテナ5を生産者に戻すことなく製品出荷用として使用できることから、コンテナ5の有効利用が図れることになる。
【0021】
以上が本発明の選別包装装置1の基本形態であるが、次に、その具体的な実施例を図2〜図7に基づいて説明する。なお、図1に示す部位と同一部位もしくは対応する部位には同一符号を付して説明する。先ず、第1の実施例は図2に示すように構成される。すなわち、コンテナ反転ダンパー3に接続される前記空コンテナ搬送ライン8の途中に切換え装置14を配置して、この切換え装置14の一方側に空コンテナ置き場15を接続すると共に他方側に洗浄・水切り装置16を接続し、さらに洗浄・水切り装置16を前記選別装置6の箱詰め部9に接続する。
【0022】
この実施例の構成によれば、コンテナ反転ダンパー3で反転されることにより農産物Wが取り出された空コンテナ5を、切換え装置14で洗浄・水切り装置16を介して選別装置6の箱詰め部9に供給するか、生産者に戻す空コンテナ置き場15に供給するかが切換えられる。したがって、荷受け時に使用された空コンテナ5が、製品出荷用と生産者の通函用のいずれかに使用されることになる。
【0023】
なお、この実施例においては、洗浄・水切り装置16を、空コンテナ搬送ライン8の切換え装置14より下流側の途中に配置したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば図2の二点鎖線で示すように、コンテナ反転ダンパー3と切換え装置14間の空コンテナ搬送ライン8上に配置することもできる。
【0024】
また、第2の実施例は図3に示すように構成される。すなわち、コンテナ反転ダンパー3と切換え装置14間の空コンテナ搬送ライン8に、表裏反転機17、段積み装置18、倉庫19を連続的に配置し、切換え装置14の一方側に前記空コンテナ置き場15を接続すると共に、切換え装置14の他方側に段ばらし装置20、洗浄・水切り装置16及び向き揃え装置21を連続的に配置する。この実施例の場合は、例えば図5〜図7に示すネスティング用のコンテナ5が使用されるが、ここでこのコンテナ5について説明する。
【0025】
ネスティング用のコンテナ5は、図5に示すように、例えば樹脂成形で長手方向の半分が他の半分と異なる色で着色されると共に、高さ方向の上半分に外形形状が大きい第1側壁部5aが形成され、下半分に第1側壁部5aより外形形状が小さく第1側壁部5a内に嵌挿し得る第2側壁部5bが形成されている。また、第1側壁部5aの内面には例えば係合用の2種類の係合溝23a、23bが形成され、第2側壁部5bの外面には前記係合溝23a、23bに係合し得る2種類の係合突起24a、24bが形成されている。
【0026】
そして、係合溝23a、23bと係合突起24a、24bの形状をコンテナ5の長手方向で異ならせることにより、コンテナ5上に別のコンテナ5を載置した際に、上方のコンテナ5の第2側壁部5bが下方のコンテナ5の第1側壁部5a内に嵌挿される図6に示すネスティング状態になったり、上方のコンテナ5の第2側壁部5bが下方のコンテナ5の第1側壁部5a内に嵌挿されない図7に示すスタッキング状態になるように構成されている。
【0027】
図4は、このコンテナ5を使用した図3の選別包装装置1を具体化した平面図を示している。以下、これについて説明する。図4において、選別包装装置1の空コンテナ搬送ライン8は、2台の前記コンテナ反転ダンパー3に接続された空コンテナ搬送コンベア25をそれぞれ有し、この空コンテナ搬送コンベア25が表裏反転機17を介して段積み装置18にそれぞれ接続されている。
【0028】
この段積み装置18は、向き揃え部18aと段積み部18bとで形成され、向き揃え部18aは、通過ラインの上流及び下流側に供給ライン及び合流ラインが形成されたコンテナ搬送コンベア26と、このコンテナ搬送コンベア26の通過ラインに並設状態で設けられた反転コンベア27と、反転コンベア27の上流側とコンテナ搬送コンベア26との接続位置に設けられてコンテナ5の向きを検出する向き検出器(図示せず)及び該接続位置に設けられた押出し装置28等を有している。
【0029】
そして、この段積み装置18の向き揃え部18aは、表裏反転機17でその開口部が上方に向くように設定された空コンテナ5を、コンテナ搬送コンベア26の供給ラインで搬送し、向き検出器で検出された向きが予め設定された所定の向きの場合には通過ラインを通過させ、向きが所定の向きと異なる場合には、押出し装置28の作動で反転コンベア27上に供給して搬送させることでその向きを水平面内で180度反転させる。この通過ラインや反転コンベア27で搬送される空コンテナ5が、所定のタイミングで合流ラインに供給されることにより、合流ライン上の空コンテナ5の向きが、例えば交互に逆になるように所定の向きに設定される。
【0030】
また、前記段積み装置18の段積み部18bは、例えば2個つづ供給される空コンテナ5を持ち上げて保持する昇降装置及び保持装置等(図示せず)を有しており、空コンテナ5を一時的に上方に持ち上げて保持しつつ、次の供給される2個の空コンテナ5を持ち上げその第1側壁部5aを、保持されている空コンテナの前記第2側壁部5bの外側に嵌合させる動作(すなわちネスティング動作)を行うように構成されている。そして、段積み部18bは、この動作を所定回数繰り返すことにより、例えば4段の段積み状態の空コンテナ5(段積み空コンテナ5という)を得て、これを下流側に設けられている合流機30に向けて送り出す。なお、この段積み部18bによる段積み時に、コンテナ5としてネスティング用のコンテナ5を使用していることから、その段積み高さを低くすることが可能になる。
【0031】
前記2台の段積み装置18の段積み部18bには合流機30が接続され、この合流機30により2台の段積み装置18から供給される段積み空コンテナ5が、所定のタイミングで段積み空コンテナ搬送コンベア31上に送り出される。そして、この段積み空コンテナ5は、段積み空コンテナ搬送コンベア31で搬送され、該段積み空コンテナ搬送コンベア31に直交する状態で多数並設された前記倉庫19の所定のコンベア19a上に供給されて保管される。
【0032】
この倉庫19の各コンベア19aの下流側には搬送コンベア32が接続され、この搬送コンベア32の下流側には、前記切換え装置14を介して製品出荷用の空コンテナ搬送コンベア33と、生産者戻し用の空コンテナ搬送コンベア34が接続されている。前記切換え装置14は、例えば押出しシリンダー14aを有しており、搬送コンベア32で搬送されてくる段積み空コンテナ5を製品出荷用として使用する場合には、該押出しシリンダー14aを作動させて空コンテナ搬送コンベア33上に押し出し、また、段積み空コンテナ5を生産者戻し用に使用する場合には、押出しシリンダー14aを作動させることなくそのまま空コンテナ搬送コンベア34に供給するように構成されている。
【0033】
そして、前記空コンテナ搬送コンベア33には、前記段ばらし装置20が配置されると共に、この段ばらし装置20の下流側に前記洗浄・水切り装置16が配置され、さらにこの洗浄・水切り装置16の下流側に前記向き揃え装置21が配置されている。前記段ばらし装置20は、段積み装置18の段積み部18bで4段積みされた空コンテナ5を1段つづにばらすものであり、前記洗浄・水切り装置16は、農産物Wが収容されて汚れている空コンテナ5を1個づつ洗浄・水切りして衛生管理するためのものである。
【0034】
また、前記向き揃え装置21は、例えば前記段積み装置18の向き揃え部18aと略同様に構成されて、反転コンベア21a等を有し、段積み装置18の向き揃え部18aで向きが互いに逆方向に設定された空コンテナ5を全て同一の向きに揃えるためのものである。この向き揃え装置21の下流側の空コンテナ搬送コンベア33が、前記選別装置6に接続されている。
【0035】
一方、前記空コンテナ搬送コンベア34は、その下流側に前記空コンテナ置き場15が隣接状態で設けられ、空コンテナ搬送コンベア34で搬送されてくる段積み空コンテナ5が、例えば人手によって空コンテナ置き場15に保管されるように構成されている。
【0036】
次に、前記選別装置6について説明する。選別装置6は、例えば品種の異なる農産物Wを略同時に選別するための2系列の選別コンベア37を有し、各選別コンベア37は、その搬送方向イの例えば中間位置より上流側もしくは下流側に設けた排出装置(図示せず)を作動可能に設けることで、各選別コンベア37で異なる品種の農産物Wの選別を可能にしている。
【0037】
そして、この選別コンベア37の下方には、予め設定した仕分け区分に対応した多数の引出しコンベア38が、両選別コンベア37を直交貫通状態で、かつ選別コンベア37の搬送方向イに沿って2条づつの引出しコンベア38の搬送方向が互いに逆方向となるようにして設けられている。また、互いに搬送方向が異なる2条づつの引出しコンベア38のうち、下流側の2条の引出しコンベア38の下流側には手選部39が設けられ、この手選部39に配置された手選作業人によって2条の引出しコンベア38で搬送されてくる農産物Wの外観目視検査を行い、必要に応じて農産物Wの格下げ作業が行われるようになっている。
【0038】
また、各引出しコンベア38の下流側には前記箱詰め部9としての秤量箱詰め装置13がそれぞれ設けられ、この秤量箱詰め装置13の下流側には、各品種の農産物Wが箱詰めされた前記コンテナ5もしくは段ボール箱11(以下製品箱という)を出荷するための製品出荷コンベア40がそれぞれ接続されている。なお、製品出荷コンベア40は、選別コンベア37の前記中間位置で分割されてその搬送方向が互いに逆方向となるように設定されると共に、例えば搬送方向下流側の途中で分岐されることにより、その一方がコンテナ5専用のコンテナ出荷コンベア41となり、他方が段ボール箱11専用の段ボール箱出荷コンベア42となるように設定されている。
【0039】
また、この選別装置1の秤量箱詰め装置13には、例えばその上方に降下装置43を介して前記空段ボール箱搬送ライン12を形成する空段ボール箱供給コンベア44が接続されると共に、例えばその下方に、昇降装置(図示せず)を介して前記空コンテナ搬送ライン8を形成する空コンテナ供給コンベア45が接続されている。この空段ボール箱供給コンベア44で搬送されてくる空段ボール箱11が、降下装置43等を介して秤量箱詰め装置13に供給されることで空段ボール箱11に農産物Wが箱詰めされ、空コンテナ供給コンベア45で搬送されてくる空コンテナ5が、昇降装置等を介して秤量箱詰め装置13に供給されることで空コンテナ5に農産物が箱詰めされる。
【0040】
次に、この選別包装装置1の動作を、コンテナ5の流れを主体にして説明する。先ず、荷受け部2で荷受けされた農産物入りコンテナ5は、荷受けコンテナ搬送ライン4で搬送されてコンテナ反転ダンパー3で反転され、内部の農産物Wは選別コンベア37に供給される。これにより荷受けされたコンテナ5が空コンテナ5となり、各コンテナ反転ダンパー3から空コンテナ搬送コンベア25で搬送されて表裏反転機17に供給される。この表裏反転機17で開口部が下側となっている空コンテナ5が反転させられて、開口部が上方に位置する状態となり、この空コンテナ5が段積み装置18に供給される。
【0041】
この段積み装置18に供給された空コンテナ5は、先ず向き揃え部18aで前述したようにその向きが所定の向きに設定されて段積み部18bに供給され、該段積み部18bで例えば4段のネスティング状態で段積みされる。この段積み空コンテナ5は、合流機30で合流されて段積み空コンテナ搬送コンベア31で搬送され、倉庫19のコンベア19a上に供給されて該コンベア19a上に保管される。
【0042】
そして、この倉庫19に保管されている段積み空コンテナ5は、搬送コンベア32上に送出されて下流側に搬送され、前述したように切換え装置14によって空コンテナ搬送コンベア33と空コンテナ搬送コンベア34のいずれかに供給され、各コンベア33、34の下流側に搬送される。この時、空コンテナ搬送コンベア34上に供給された段積み空コンテナ5は、その下流側の空コンテナ置き場15に置かれて保管される。なお、切換え装置14は、空コンテナ5の生産者戻し用と製品出荷用とに振り分ける割合が例えば50%の時には、交互に作動するように自動的に切換えるようにしてもよいし、さらに時間を決めて振り分けるように制御してもよい。
【0043】
一方、空コンテナ搬送コンベア33上に供給された段積みコンテナ5は、先ず段ばらし装置20で段ばらしされ、洗浄・水切り装置16で清浄化され、さらに向き揃え装置21で向きが同一方向に揃えられて、空コンテナ供給コンベア45に供給される。この空コンテナ供給コンベア45に供給された空コンテナ5は、所定の仕分け位置の秤量箱詰め装置13に供給されて、その内部に選別仕分けされた農産物Wが所定重量箱詰めされる。
【0044】
そして、この農産物Wが箱詰めされたコンテナ5である製品コンテナ5は、所定の製品出荷コンベア40からコンテナ出荷コンベア41上に供給される。これにより、荷受け部2で荷受けされたコンテナ5が、切換え装置14で生産者戻し用の空コンテナ搬送コンベア34と製品出荷用の空コンテナ搬送コンベア33に択一的に供給される状態となり、荷受けに使用したコンテナ5を製品出荷用としても使用できることになる。
【0045】
このように、上記実施例の選別包装装置1にあっては、荷受け部2で荷受けされ農産物Wが取り出されることにより空となった空コンテナ5を、必要に応じて切換え装置14の作動で製品出荷用の空コンテナ搬送コンベア33を介して選別装置6の秤量箱詰め装置13に供給することができるため、荷受け時に使用したコンテナ5を製品出荷用としても使用することができて、該コンテナ5の有効利用を図ることができる。
【0046】
また、倉庫19に保管されている空コンテナ5を搬送コンベア32上に送出して下流側に搬送するだけで、切換え装置14の作動で空コンテナ搬送コンベア33か空コンテナ搬送コンベア34のいずれかに機械的に供給することができるため、空コンテナ5を製品出荷用として使用する場合であっても、人手による移し替え作業等が不要となり、空コンテナ5の選別装置6への供給を簡単かつ確実に行うことができる。
【0047】
さらに、空コンテナ5を多数保管し得る倉庫19を有するため、この倉庫19に段積み状態の空コンテナ5を所定数保管できて、例えば製品出荷用に使用される所定個数の空コンテナ5を選別装置6に確実に供給することができる。また、向きが一定でないコンテナ5を所定の向きに揃える向き揃え装置21を有するため、選別装置6の秤量箱詰め装置13に供給する空コンテナ5を所定方向に確実に揃えて供給することができる。これらのことから、空コンテナ5を製品出荷用として使用する場合の、選別包装作業(箱詰め作業)をスムーズに行うことが可能になる。
【0048】
また、製品出荷用に使用される空コンテナ5を洗浄する洗浄・水切り装置16を有するため、荷受け時に汚れている空コンテナ5を清浄化して選別装置6に供給することができて、製品出荷用のコンテナ5の衛生管理を適正に行うことができる。
【0049】
またさらに、段積み装置18によってコンテナ5を段積みすることができるため、倉庫19や空コンテナ置き場15における空コンナテ5の保管効率を高めたり、空コンテナ5を搬送する各コンベアにおける搬送効率を高めることができると共に、コンテナ5自体の使い勝手の向上を図ることができる。特に、コンテナ5としてネスティング用のコンテナ5を使用することにより、高さの低いネスティング状態での段積みや取り扱いが可能となって、空コンテナ5の保管効率や使い勝手の一層の向上を図ることができる。
【0050】
また、選別装置6の秤量箱詰め装置13に空コンテナ供給コンベア45と空段ボール箱供給コンベア44が共に接続されているため、例えば選別包装装置1でコンテナ5と段ボール箱11の両形態での製品出荷が可能になると共に、製品の出荷先の要望に応じた形態での出荷を容易に行うことができる。特に、選別装置6に2系列の選別コンベア37を配置しその搬送方向イの前後において排出装置の作動を適宜に制御することで、各選別コンベア37で搬送されてくる品種の異なる2種類の農産物Wを略同時に選別包装できると共に、この選別包装時に品種に応じてコンテナ5あるいは段ボール箱11を使用しながら箱詰めできる。これにより、各種製品出荷形態に的確に対応できて、効率的な製品出荷が可能になる。
【0051】
なお、この実施例においては、選別装置6の選別コンベア37を2系列配置することにより、異なる2品種の農産物の略同時選別が可能である場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものでもなく、例えば選別コンベア37が1系列配置される選別包装装置1にも勿論適用することができる。また、上記実施例における空コンテナ5や空段ボール箱11の秤量箱詰め装置13への供給方法や、製品出荷用の搬送コンベアの形態、コンテナ5の種類等も一例であって、本発明に係わる各発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜に変更することができる。
【0052】
【発明の効果】
以上詳述したように、請求項1に記載の発明によれば、農産物が取り出されて空となった空コンテナが、必要に応じ空コンテナ処理手段によって選別装置の箱詰め部に向けて送り出されるため、荷受け時に使用した空コンテナを製品出荷用としても使用できて、該コンテナの有効利用が図れると共に、空コンテナの箱詰め部への送り出しを機械的に行うことができて、空コンテナの箱詰め部への供給作業を容易かつ確実に行うことができる。
【0053】
また、空コンテナが切換え装置で選別装置の箱詰め部と生産者戻し用の空コンテナ置き場のいずれかに択一的に切換え供給されるため、空コンテナを製品出荷用及び生産者戻し用の用途に応じて選別装置と空コンテナ置き場とに的確に供給することができる。
【0054】
また、請求項に記載の発明によれば、請求項に記載の発明の効果に加え、空コンテナが倉庫に一時保管されるため、この倉庫から選別装置が必要とするコンテナを的確に送り出すことができて、選別包装作業をスムーズに行うことができる。
【0055】
また、請求項に記載の発明によれば、請求項1ないしに記載の発明の効果に加え、荷受けに使用されて汚れている空コンテナを清浄装置で清浄できるため、製品出荷用の空コンテナを衛生管理した状態で選別装置の箱詰め部に供給することができる。
【0056】
また、請求項に記載の発明によれば、請求項1ないしに記載の発明の効果に加え、コンテナとして農産物が収容されない場合に段積み高さが低く設定されるネスティング用のコンテナが使用されるため、例えば空コンテナの倉庫における保管時に嵩張ることなく保管できたり、コンテナ自体の使い勝手の向上を図ることができる。
【0057】
また、請求項に記載の発明によれば、請求項1ないしに記載の発明の効果に加え、コンテナが段積み・段ばらし装置で段積みされたりあるいは段ばらしされて使用されるため、例えば倉庫における保管効率が一層向上したり段ばらしが機械的に行われる等、空コンテナの各種処理をスムーズに行うことができる。
【0058】
また、請求項に記載の発明によれば、請求項1ないしに記載の発明の効果に加え、向き揃え装置で空コンテナの向きが揃えられるため、例えば選別装置の箱詰め部に所定の向きで空コンテナを供給できて、選別包装作業を一層スムーズに行うことができる。
【0059】
また、請求項7に記載の発明によれば、請求項1ないしに記載の発明の効果に加え、選別装置の箱詰め部に空コンテナ供給部で空コンテナが供給され、空段ボール箱供給部で空段ボール箱が供給されるため、選別装置で空コンテナと空段ボール箱とを有効的に併用できて、農産物を効率的に出荷することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる選別包装装置の基本形態を示す構成図
【図2】同その実施例を示す構成図
【図3】同他の実施例を示す構成図
【図4】同その選別包装装置の具体的な平面図
【図5】同該選別包装装置に使用されるコンテナの斜視図
【図6】同コンテナのネスティング状態の正面図
【図7】同コンテナのスタッキング状態の正面図
【符号の説明】
1・・・・・・・・選別包装装置
2・・・・・・・・荷受け部
3・・・・・・・・コンテナ反転ダンパー
4・・・・・・・・荷受けコンテナ搬送ライン
5・・・・・・・・コンテナ
5a・・・・・・・第1側壁部
5b・・・・・・・第2側壁部
6・・・・・・・・選別装置
7・・・・・・・・計測部
8・・・・・・・・空コンテナ搬送ライン
9・・・・・・・・箱詰め部
10・・・・・・・空箱供給装置
11・・・・・・・段ボール箱
12・・・・・・・空段ボール箱搬送ライン
13・・・・・・・秤量箱詰め装置
14・・・・・・・切換え装置
15・・・・・・・空コンテナ置き場
16・・・・・・・洗浄・水切り装置
17・・・・・・・表裏反転機
18・・・・・・・段積み装置
18a・・・・・・向き揃え部
18b・・・・・・段積み部
19・・・・・・・倉庫
20・・・・・・・段ばらし装置
21・・・・・・・向き揃え装置
26・・・・・・・コンテナ搬送コンベア
27・・・・・・・反転コンベア
33、34・・・・空コンテナ搬送コンベア
37・・・・・・・選別コンベア
38・・・・・・・引出しコンベア
40・・・・・・・製品出荷コンベア
41・・・・・・・コンテナ出荷コンベア
42・・・・・・・段ボール箱出荷コンベア
44・・・・・・・空段ボール箱供給コンベア
45・・・・・・・空コンテナ供給コンベア

Claims (7)

  1. 農産物を予め設定された区分に応じて選別して包装する農産物の選別包装装置において、
    農産物入りコンテナを荷受けして農産物が取り出された後の空コンテナを選別装置の箱詰め部に向けて空コンテナ搬送コンベアを介して送り出す空コンテナ処理手段を設け、前記空コンテナ処理手段は、農産物が取り出された空コンテナを選別装置の箱詰め部と生産者戻し用の空コンテナ置き場とに切換えて供給する切換え装置を備えることを特徴とする農産物の選別包装装置。
  2. 前記空コンテナ処理手段は、空コンテナの倉庫を備えることを特徴とする請求項に記載の農産物の選別包装装置。
  3. 前記空コンテナ処理手段は、空コンテナの清浄装置を備えることを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載の農産物の選別包装装置。
  4. 前記コンテナは、ネスティング用のコンテナであることを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載の農産物の選別包装装置。
  5. 前記空コンテナ処理手段は、コンテナの段積み・段ばらし装置を備えることを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載の農産物の選別包装装置。
  6. 前記空コンテナ処理手段は、コンテナを所定の向きに揃える向き揃え装置を備えることを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載の農産物の選別包装装置。
  7. 前記選別装置の箱詰め部に、前記空コンテナ処理手段の空コンテナ供給部と、空の段ボール箱を供給する空段ボール箱供給部と、を備えることを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載の農産物の選別包装装置。
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