JP4419979B2 - 車両用フットレスト装置 - Google Patents

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本発明は、車両の乗員が休むために足を載せるフットレスト装置に関する。
車両には車両の乗員が、足を置いてリラックスできるように、座席の前方床面付近にフットレストが設けられる。このフットレストとして、例えば特許文献1に記載されたものが知られている。これは、特許文献1の図1に示すように、フットレスト装置のフレームが車両室内の床面に格納され、フットレスト回動板4Aがフットレスト後方の支点(回動軸)4aを中心に回動可能になっている。フットレスト回動板4Aの下面前部にはエアシリンダ9の先端部とリンク部材10が屈折されたリンク部材10の先端部が取付けられ、フットレスト回動板4Aはエアシリンダ9の圧縮エアの反発力と屈折されたリンク部材10を直伸させるよう付勢されたコイル13とによって所定の角度まで起立する方向に傾動する。
フットレスト使用時には、フットレスト回動板4Aがその前部から所定角度まで傾動し、リンク部材10が直伸状態においてフットレスト回動板4Aが固定される。使用後にはリンク部材10を屈折させ、足の力でフットレスト回動板4Aを倒伏して車両室内の床面とほぼ面一になるように収容する。
特開平10−203224号公報(第5頁、第6頁、図1〜図7)
しかし、上記従来装置では、支点(回転軸)4aの中心がフットレスト回動板4Aの後端上部角縁に設けられ、フットレスト回動板4Aを回動させる際に、前端下部縁をフットレスト装置のフレームの内面上端と当たらないように逃がすため(干渉を防止するため)、フットレスト回動板4Aとフレームとの間に比較的大きな隙間を必要とし、この大きな隙間から塵や埃がフットレスト装置のフレーム内に入りこむという不都合があった。また、フットレスト回動板4Aの使用状態においては、フットレスト回動板4Aの裏側(前方)や側方が開放状態であるため、フレーム内への物の落下を生じ、また、フレームの内部が見えて見映えが悪いなどの不具合があった。
本発明は係る従来の問題点に鑑みてなされたものであり、フットレスト装置内部へのゴミや塵の入り込みや物の落下を防止し、見映えの良い車両用フットレスト装置を提供することである。
上述した課題を解決するために、請求項1に係る発明の構成上の特徴は、車両の床面に設けられ座席の前方において上方に開口する開口部と、前記開口部内側に前側が後側より高くなるように傾動可能に設けられ、使用時において傾斜状態で前側が前記床面より突出して車両乗員の足載せを可能とするとともに、収納時において、倒伏して前記床面付近において水平状態で収納される足載せ部材と、前記開口部内に配設され、前記足載せ部材を前記傾斜状態と前記水平状態との間で傾動させる傾動手段とを備えた車両用フットレスト装置において、前記足載せ部材の周縁には前記開口部内側に垂下し、前記使用時において、該足載せ部材と前記開口部との間を塞ぐとともに、該足載せ部材の収納時及び使用時の何れにおいて下端縁が前記開口部内に収容された状態となるスカート部が設けられていることである。
請求項2に係る発明の構成上の特徴は、請求項1において、前記スカート部の前壁及び後壁の少なくともいずれか一方に、前記足載せ部材が水平状態と傾斜状態との間を傾動する場合において、前記開口部の上縁部と干渉しない曲面が形成されていることである。
請求項3に係る発明の構成上の特徴は、請求項1又は2において、前記床面に固定されているとともに、上下方向に立設された環状の周壁の内周面に囲まれて前記開口部が形成されたフレーム部材が設けられ、前記傾動手段は、前記足載せ部材の裏側に回動可能に連結され、傾動初期には前記足載せ部材を前記フレーム部材の周壁部に沿って前記床面と平行に昇降させるリンク機構を備えていることである。
請求項4に係る発明の構成上の特徴は、請求項において、前記床面及び前記足載せ部材の上面にはカーペット材が貼付され、前記足載せ部材の外周には該足載せ部材の上面より上方へ突出する外周枠が形成され、該外周枠内周の上縁部には環状突起が内側に向かって突出され、前記フレーム部材の周壁外周の上縁部には環状突起が外側に向かって突出されていることである。
請求項1に係る発明においては、使用時において、足載せ部材が傾斜状態で車両の床面より突出しても、スカート部材によって足載せ部材と開口部との間が塞がれるので、開口部にゴミや塵が入ったり物が落下したりすることを防止することができる。また、開口部の内部がスカート部材によって隠れるので、フットレスト装置の見映えを良くすることができる。
請求項2に係る発明においては、開口部と足載せ部材の間の隙間を小さくしても、スカート部には開口部の上縁部と干渉しない曲面が形成されているので、スカート部は、傾動において開口部の上縁部と干渉せず、前記隙間を小さくすることによりフットレスト装置の見映えを向上させることができる。さらに、傾動動作の途中においても、前記隙間が小さいので開口部の中にゴミや塵が入り込んだり物が落下したりすることを防止することができる。
請求項3に係る発明においては、足載せ部材は、リンク機構によって傾動初期において周壁に沿って床面と平行に昇降するので、フレーム部材の上縁部に足載せ部材の下縁部が接触(干渉)するのを逃れるために、開口部が形成されたフレーム部材と足載せ部材との間に干渉を防止するための隙間を大きく取る必要がない。そのため、収納時においても、その隙間からゴミや塵が入り込むのを防止することができる。また、隙間を小さくできるので、車両の前後方向と左右方向の隙間を均一に設けることもでき、車両の床面に収納されたフットレスト装置の見映えを良くすることができる。

請求項4に係る発明においては、足載せ部材に設けられたカーペット材の周辺部の各繊維の上端部は、足載せ部材の外周枠内周の上縁部に設けられた環状突起によって足載せ部材の内側へ寄せられ、車両の床面に設けられたカーぺット材の周辺部の各繊維の上端部は、フレーム部材の周壁外周の上縁部に設けられた環状突起によってフレーム部材の外側へ寄せられる。このように各繊維の上端部が寄せられることにより、カーペット材の周辺部においては、足載せ部材の外側へ或いはフレーム部材の内側へカーペット材の起立繊維がはみ出すことがない。これによって、フットレスト装置の外観上の見映えを良くするとともに、起立繊維が足載せ部材とフレーム部材との間の隙間に咬み込まれるのを防止することができる。
本発明に係るフットレスト装置の実施形態を図面に基づいて以下に説明する。図1はフットレスト装置を使用する位置を示す全体の構成図であり、図2はフットレスト装置に使用される足載せ部材の斜視図である。
図1に示すように、フットレスト装置2は車両1の床面4であって、車両の乗員が座る座席6の前方に設けられている。フットレスト装置2は、足載せ部材8、フレーム部材10、支持梁12、傾動装置14及びケース部材16から構成されている。
足載せ部材8は、図2に示すように、例えばアルミ合金製で足を載せる足載せ板部18が設けられている。この足載せ板部18は前側が膨らんだ曲形で後側が矩形に形成され、足載せ板部18の上面にはカーペット材(図2において図略)が貼付けられるようになっている。足載せ板部18の上面には4箇所の取付穴20が穿設され、これらの取付穴20を介して取付螺子22よって後述する傾動装置14のリンク機構に組みつけられる。足載せ板部18の外周には足載せ板部18の上面より上方へ突出する外周枠24が一体に突設され、外周枠24の上縁部には外周枠24の内側へ突出する環状突起26が周設されている。外周枠24の下縁部には後述するフレーム部材10の開口部内側に垂下するスカート部28が一体に垂設され、スカート部28の下端は前側から後側に向けて漸減するように形成されている。また、スカート部28の前壁28a及び後壁28bは、後述する足載せ部材8の傾動の際にフレーム部材10の周壁30の上縁部に干渉しないように曲面で形成されている。
フレーム部材10は、図3に示すように、前記足載せ部材8の外周枠24が内嵌される環状の周壁30が上下方向に立設され、周壁30の外周の上縁部には周壁30の外側へ突出する環状突起32が周設されている。この周壁30によって開口部が構成されている。周壁30の前側下部には前方フランジ部34が水平前方に向かって突設され、前方フランジ部34の上面にはフレーム部材10の前側を車両1の構造体であるメンバ35に組み付けるための一対の取付穴36が穿設されている。周壁30の後側下部には後方フランジ部38が水平後方に向かって突設され、後方フランジ部38の上面にはフレーム部材10の後側を前記床面4に組み付けるための取付穴40が穿設されている。周壁30の両側下部には側方フランジ部42が垂直下方に向かって突設され、側方フランジ部42には後述するケース部材16にフレーム部材10を組み付ける組付穴44及び車両の構造体であるメンバ35に固定する固定穴46が穿設されている。
支持梁12は、図4に示すように、断面略コ字形の長尺の板状体の両縁を直角に折曲して形成され、車両1の左右方向に延在するように前後方向に一対配設される。支持梁12の両端部には一対の貫通穴が形成され、該貫通穴の裏側には夫々ナット部材13が固着されている。支持梁12の上面は前記足載せ板部18の取付穴20に取付螺子22によって組付けられ、支持梁12の下面は例えば溶接によって後述する傾動装置14のリンク機構に接合される。
傾動手段としての傾動装置14は、図5に示すように、駆動装置50とリンク機構52とから構成されている。駆動装置50はモータ54を有し、モータ54には図略の外部電源、制御装置及び外部操作装置が繋がれ、これら外部電源等によって駆動可能になっている。車両1の左右方向の回転軸線を有しているモータ54の回転軸は減速ギアボックス56に連動可能に接続され、減速ギアボックス56内ではこのモータ54の回転軸が図略のヘリカルギアを介して車両の前後方向の回転軸線を有するスクリュー部材58に繋がっている。スクリュー部材58は図略のセクタギアやスクリューナット等の係合部材が設けられている。ここで、モータ54、減速ギアボックス56、スクリュー部材58及び前記係合部材により駆動装置50を構成する。これらの係合部材には第1シャフト部材60の端部が係合され、該係合部材に伝えられるモータ54の駆動力によって第1シャフト部材60が軸線回りに回動するようになっている。この第1シャフト部材60は後述するケース部材16に設けられた対向する支持壁62に装架される。支持壁62には夫々図略の軸受部材が設けられ、これらの軸受部材には第1シャフト部材16の両端部が回動自在に軸支される。
第1シャフト部材60の両端には略L字形の第1リンク部材64の中央部が相対回転不能に固設され、第1リンク部材64の前端には前方リンク部材66の一端が回動可能に係合され、第1リンク部材64の後端には後方リンク部材68の一端が回動可能に係合されている。後方リンク部材68の他端には略L字形の第2リンク部材70の後端が回動可能に係合されている。第2リンク部材70の中央部は第2シャフト部材72に相対回転不能に固設され、第2シャフト部材72は第2リンク部材70の回動によって回転される。第2シャフト部材72は前記第1シャフト部材60と平行にケース部材16に装架され、図略の軸受部材によって両端部が回動自在に軸支される。第2リンク部材70の前側のアームの長さは第1リンク部材64の前側のアームの長さに比して短くなっている。
前方リンク部材66の他端及び第2リンク部材70の前端には前記足載せ板部8に支持梁12を介して固設される一対のアッパー部材74が組み付けられる。アッパー部材74には前端フランジ部76と後端フランジ部78とが下方に延在し、前端フランジ部76には上記前方リンク部材66の他端が回動可能に係合され、後端フランジ部78には上記第2リンク部材70の前端が回動可能に係合されている。ここで、第1シャフト部材60、第2シャフト部材72、第1リンク部材64、第2リンク部材70、前方リンク部材66、後方リンク部材68及びアッパー部材74によってリンク機構52を構成する。
ケース部材16は、図6に示すように、底部80と後壁82と対向する支持壁62とを備え、底部80にはモータ54及び減速ギアボックス56が組み付けられている。支持壁62の上部には支持穴84,86が穿設され、支持穴84,86には夫々前記第1シャフト部材60及び第2シャフト部材72の端部が貫通されて支持壁62の外側に組み付けられた図略の軸受け装置に回動自在に軸支されている。支持壁62の外面には組付フランジ部88が設けられ、組付フランジ部88には一対の組付穴90が穿設されている。これらの組付穴90に前記フレーム部材10の組付穴44を対向させ、図略の螺子部材によってフレーム部材10の側方フランジ部42を組付フランジ部88に外側から組み付けるようになっている。後壁82には上部に水平方向に延在する後部フランジ部92が設けられ、後部フランジ部92によってメンバ35に組み付けられるようになっている。図1に示すように、フットレスト装置2は前記フレーム部材10の前方フランジ部34と、ケース部材16の後部フランジ部92により、車両の左右に延在して前後に横架されるメンバ35のうちの二つの間に収納固定される。そのため、メンバ35の変形強度を補強し、例えば車両が衝突の際に当該二つのメンバ35間が衝突の衝撃によって変形するのを緩衝することができる。
上記のように構成されたフットレスト装置の作動について図に基づいて以下に説明する。図7に示すように、まず使用されていないフットレスト装置2は、足載せ部材8が車両1の床面4とほぼ面一になるようにフレーム部材10に収容されている。次に外部電源等によってモータ54を駆動させることにより、減速ギアボックス56を介してスクリュー部材58が回転する。スクリュー部材58が回転すると前記係合部材を介して第1シャフト部材60が回転する。第1シャフト部材60が回転することにより第1リンク部材64が、図7において時計回りに回転し、前方リンク部材66を上方へ押し上げると共に後方リンク部材68を前方に牽引する。この後方リンク部材68が牽引されることにより第2リンク部材70が第2シャフト部材72を中心に図7において時計回りに回転する。
このように前方リンク部材66が上方へ押し上げられるとアッパー部材74の前端フランジ部76が上昇され、これと同期して第2リンク部材70が時計回りに回転するのでアッパー部材74の後端フランジ部78が前端フランジ部と76と同時に上昇される。そのため、ほぼ水平状態にある傾動初期において、足載せ部材8は床面4とほとんど平行に上昇する。このように足載せ部材8が周壁30に沿って床面4と平行に上昇するため、フレーム部材10の上縁部に足載せ部材18の下縁部が接触(干渉)するのを逃れるために、開口部が形成されたフレーム部材10と足載せ部材8との間に干渉を防止するための隙間を大きく取る必要がない。
次に、さらに第1シャフト部材60が回転されてゆくと、図8に示すように、第1リンク部材64は前側のアームが第2リンク部材70の前側アームよりも長い分高く立ち上がり、足載せ部材8が前側を後側よりも大きく突出させながら傾動する。足載せ部材8が傾動した任意の位置において、傾動装置14を停止させることによって、乗員は足を足載せ部材8に載せて休むことができる。このとき、スカート部28にはスカート部の前壁28a及び後壁28bには傾動においてフレーム部材10の周壁30で構成する開口部の上縁部と干渉しないのでフレーム部材10の周壁30とスカート部28の隙間を小さくすることができる。このように隙間を小さくすることによりフットレスト装置2の見映えを向上させることができる。また、傾動動作の途中においても、隙間が小さいので開口部からケース部材16の中にゴミや塵が入り込んだり物が落下したりすることを防止することができる。
次に、足載せ部材8を収納するには、外部電源等によってモータ54を駆動させ、減速ギアボックス56を介してスクリュー部材58を逆に回転させる。これによって第1シャフト部材60を、図8において反時計回りに、回転させることにより足載せ部材8の立ち上げるために傾動させた場合とは逆の動きによって、足載せ部材8をフレーム部材10に収容する。足載せ部材8は傾斜状態からほぼ水平状態となる傾動初期に戻るが、この場合においても、足載せ部材8は車両1の床面4とほぼ平行状態でフレーム部材10の周壁30に沿って下降する。そのため、前述同様に前記隙間を小さくできるので、フレーム部材8に足載せ部材8が収納された時においても、その隙間からゴミや塵が入り込むのを防止することができる。また、足載せ部材8の前側及び後側の隙間を小さくすることができるので、足載せ部材8の左右の隙間と該前側及び後側の隙間とを均一に設けることができ、床面4に収納されたフットレスト装置2の見映えを良くすることができる。
床面4及び足載せ板部18の上面にはカーペット材94が貼付けられ、カーペット材94の起立した起立繊維94aは、図9このように、カーペット材94の周辺部において乱れ易い。しかし、本実施形態においては、図10に示すように、フレーム部材10の周壁30の上縁部には内側に突出する環状突起32が突設され、足載せ部材8の外周枠24の上縁部にも内側に突出する環状突起26が突設されている。そのため、足載せ部材8に設けられたカーペット材94の周辺部の各繊維の上端部は、足載せ部材8の外周枠24内周の上縁部に設けられた環状突起26によって足載せ部材8の内側へ寄せられ、車両1の床面4に設けられたカーぺット材94の周辺部の各繊維の上端部はフレーム部材10の周壁30外周の上縁部に設けられた環状突起32によってフレーム部材10の外側へ寄せられる。このように各繊維の上端部が寄せられることにより、カーペット材94の周辺部において、足載せ部材8の外側或いはフレーム部材10の内側へカーペット材94の起立繊維94aがはみだすことがない。これによって、フットレスト装置2の外観上の見映えを良くすることができるとともに、起立繊維94aが足載せ部材8とフレーム部材10との間の隙間に咬み込まれるのを防止することができる。
なお、本実施形態においては、スカート部28の前壁28aと後壁28bの両方に周壁30の上縁部との干渉を防止する曲面を設けたが、これに限定されるものでなく、どちらか一方に該曲面が設けられていても良い。
また、スカート部は足載せ部材に一体に成形したものとしたが、これに限定されるものではなく、例えばスカート部を別体に形成し、ボルト・ナット、リベット等によって足載せ部材に一体になるように組付けてもよい。
また、リンク機構を第1リンク部材64、第2リンク部材70、前方リンク部材66及び後方リンク部材68の4つのリンク部材を備えた機構としたが、これに限定されるものではなく、平行運動に近似した動きを含めて作動する公知のリンク機構を使用してもよい。
本発明に係るフットレスト装置を車両の床面に格納して使用する概念図。 フットレスト装置に使用される足載せ部材の斜視図。 同フレーム部材の斜視図。 同支持梁の斜視図。 同傾動手段の斜視図。 同ケース部材の斜視図。 足載せ部材の傾動初期状態を示す図。 足載せ部材の傾斜状態を示す図。 カーペット材の周辺部の乱れた状態を示す拡大図。 カーペット材の周辺部の状態を示す拡大図。
符号の説明
1…車両、2…フットレスト装置、4…床面、6…座席、8…足載せ部材、10…フレーム部材、14…傾動手段(傾動装置)、24…外周枠、26…環状突起、28…スカート部、28a…前壁、28b…後壁、30…周壁、32…環状突起、52…リンク機構、60…リンク機構(第1シャフト部材)、64…リンク機構(第1リンク部材)、66…リンク機構(前方リンク部材)、68…リンク機構(後方リンク部材)、70…リンク機構(第2リンク部材)、72…リンク機構(第2シャフト部材)、74…リンク機構(アッパー部材)、94…カーペット材。

Claims (4)

  1. 車両の床面に設けられ座席の前方において上方に開口する開口部と、
    前記開口部内側に前側が後側より高くなるように傾動可能に設けられ、使用時において傾斜状態で前側が前記床面より突出して車両乗員の足載せを可能とするとともに、収納時において、倒伏して前記床面付近において水平状態で収納される足載せ部材と、
    前記開口部内に配設され、前記足載せ部材を前記傾斜状態と前記水平状態との間で傾動させる傾動手段と
    を備えた車両用フットレスト装置において、
    前記足載せ部材の周縁には前記開口部内側に垂下し、前記使用時において、該足載せ部材と前記開口部との間を塞ぐとともに、該足載せ部材の収納時及び使用時の何れにおいて下端縁が前記開口部内に収容された状態となるスカート部が設けられていることを特徴とする車両用フットレスト装置。
  2. 請求項1において、前記スカート部の前壁及び後壁の少なくともいずれか一方に、前記足載せ部材が水平状態と傾斜状態との間を傾動する場合において、前記開口部の上縁部と干渉しない曲面が形成されていることを特徴とする車両用フットレスト装置。
  3. 請求項1又は2において、前記床面に固定されているとともに、上下方向に立設された環状の周壁の内周面に囲まれて前記開口部が形成されたフレーム部材が設けられ、
    前記傾動手段は、前記足載せ部材の裏側に回動可能に連結され、傾動初期には前記足載せ部材を前記フレーム部材の周壁部に沿って前記床面と平行に昇降させるリンク機構を備えていることを特徴とする車両用フットレスト装置。
  4. 請求項において、前記床面及び前記足載せ部材の上面にはカーペット材が貼付され、
    前記足載せ部材の外周には該足載せ部材の上面より上方へ突出する外周枠が形成され、該外周枠内周の上縁部には環状突起が内側に向かって突出され、
    前記フレーム部材の周壁外周の上縁部には環状突起が外側に向かって突出されていることを特徴とする車両用フットレスト装置。
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