JP4417464B2 - 画像表示装置及びx線コンピュータ断層撮影装置 - Google Patents

画像表示装置及びx線コンピュータ断層撮影装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばX線コンピュータ断層装置に好適な画像表示装置に関し、特に被検体の複数枚の断層像を切り替えて表示する画像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えばX線コンピュータ断層撮影装置のような医用画像診断装置により得られ互いにスライス位置が異なる複数枚の断層画像のなかから1枚の画像を表示する場合において、あるスライス位置の画像から関心スライス位置の画像に表示を切り替えるための操作手段の従来例としては、スライス位置に対応して設けられた複数のボタンのなかから対応するボタンを選んで押下するというものであった。
【0003】
かかる従来例は、ボタン操作が間欠的であれば問題は無い。しかしながら、例えばボタンの配列方向に沿って順番に、かつ滑らかにボタンを押下するような連続的な操作に関しては操作性が低下し、操作に熟練を要することとなる。また、スライス位置に1対1で対応してボタンを配列する構成は、ある意味固定的であるとも言え、このことは高度な表示切替を実現するための機能拡張を行う上で足枷となり得る。
【0004】
例えばX線コンピュータ断層撮影装置を利用するCT透視では、ほぼリアルタイムでの画像表示を実施するという観点から、画像の表示切替に関し操作者たる医師のために操作性を向上するとともに、高度な表示切替を実現することで診断能を向上することが不可欠である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記事情を考慮してなされたものであり、互いに位置が異なる複数枚の断層画像のうちの少なくとも1枚を表示する際の表示切替に係る操作性を向上でき、離散的な位置間隔で隣り合う断層画像の中間画像を表示することで画像の連続性を把握できるようにし、これにより診断能を向上できる画像表示装置及びX線コンピュータ断層撮影装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決し目的を達成するために本発明は次のように構成されている。
【0010】
本発明のX線コンピュータ断層撮影装置は、スライス方向に直交し且つ互いに位置が異なる被検体の断層画像をほぼリアルタイムに再構成するX線コンピュータ断層撮影装置において、前記スライス方向に沿って複数の検出素子列が配列され、前記被検体を透過した透過X線に応じた電気信号を出力するマルチスライス検出器と、前記電気信号に基づいて前記断層画像を再構成する再構成手段と、操作者が操作した操作量を反映する操作信号を出力する操作手段と、前記操作信号が示す操作量に応じた位置の前記断層画像が表示されるように前記断層画像の表示を切り替える表示切替手段と、を具備し、前記操作手段は、前記操作量を反映する操作信号に加え、前記操作者が前記操作手段を操作した際の操作速度を反映する操作信号をさらに出力し、前記表示切替手段は、前記操作信号が第1の操作速度を示す場合は前記スライス方向の第1の位置間隔で前記断層画像の表示を切り替え、前記操作信号が第2の操作速度を示す場合は前記スライス方向の第2の位置間隔で前記断層画像の表示を切り替えることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。
【0014】
図1は本発明の一実施形態に係るマルチスライスCT透視を行うX線コンピュータ断層撮影装置(「マルチスライスCT透視装置」と略称する)の外観を示す図、図2はこの装置の概略構成を示すブロック図である。図1及び図2に示す本実施形態のマルチスライスCT透視装置は、例えばR−R方式を採用したものであり、ガントリ1、寝台2、制御キャビネット3、入力器6、電源4、ディスプレイ5,7、および高電圧コントローラ31、架台コントローラ33,および寝台コントローラ32等からなる各種コントローラを備える。図1に示すように、寝台2の長手方向をスライス方向(または回転軸方向)Zと定義し、これに直交する2方向をチャンネル方向XおよびX線ビーム曝射方向Yと定義する。
【0015】
寝台2はスライス方向Zに沿ってスライド可能な天板2aを備えており、天板2aの上面には被検体Pが載置される。この天板2aはサーボモータに代表される寝台駆動装置2bにより駆動され、ガントリ1の診断用開口部に進退可能に挿入される。この寝台駆動装置2bは寝台コントローラ32から駆動信号の供給を受けて駆動制御される。また寝台2は、天板2aのZ方向の位置を検出するエンコーダなどの位置検出器(図示せず)を備えており、この位置検出器はその検出信号を寝台制御用の信号として寝台コントローラ32に出力する。
【0016】
ガントリ1は、その内部に略円筒状の回転フレームを有する。回転フレームの内側に上述の診断用開口部が位置する。回転フレームには、図2に示すように診断用開口部に挿入された被検体を挟んで互いに対向するようにX線管10及びマルチスライス検出器11が設けられる。また、回転フレームの所定位置には、高電圧発生器21、プリコリメータ22、プリコリメータコントローラ221、データ収集装置(DAS)24、および架台駆動装置25が設けられる。
【0017】
プリコリメータ22は、スライス方向の可変開口を有し、X線管10から発生するX線のスライス方向ビーム幅を制御する手段であり、この可変開口の幅はプリコリメータコントローラ221によって制御されるものとなっている。
【0018】
例えば回転陽極X線管の構造を有するX線管10では、高電圧発生器21からフィラメントへの通電により同フィラメントが加熱されるとともに熱電子がターゲットに向かって放出される。この熱電子はターゲット面に衝突し、いわゆる実効焦点を形成し、この実効焦点からX線ビーム(ファンビーム)が曝射される。
【0019】
高電圧発生器21には、低圧スリップリング26を介して電源装置4から低電圧が供給されるとともに、光信号伝送システム27を介して高電圧コントローラ31からX線曝射の制御信号が与えられる。高電圧発生器21は、供給された低電圧から高電圧を発生するとともに、この高電圧から制御信号に応じたパルス状の管電圧を生成し、これをX線管10に供給する。
【0020】
マルチスライス検出器11は、図3に示すように、複数の検出チャンネルからなる検出素子列111がスライス方向に沿って複数列(本実施形態では6列)配列されてなる2次元検出器を構成する。
【0021】
X線管10およびマルチスライス検出器11は、診断用開口部のほぼ中心を通る回転中心軸を挟んで対向配置されており、回転フレームの回転に伴い、対向状態を保ったまま該中心軸の周囲を回転する。マルチスライス検出器11の各々の検出チャネルは例えばシンチレータおよびフォトダイオードからなる個体検出器構造を有する。シンチレータは入射した透過X線をその強度を反映する微弱な電流信号に変換する。このマルチスライス検出器11により検出された電流信号はDAS24に送られる。
【0022】
DAS24は、マルチスライス検出器11から送られてきた微弱電流信号を増幅してA/D変換し、これを収集データとしてデータ伝送部28に送る。
【0023】
データ伝送部28はガントリ1内の回転側と固定側との間の信号伝送を担う部分であり、例えば回転側と固定側とが非接触で信号伝送を行う光伝送システムが採用される。
【0024】
制御キャビネット3は、入力器6、メインコントローラ30、補正ユニット34、再構成ユニット36、画像メモリ38、データ保存ユニット35、表示プロセッサ37、およびディスプレイ7を備えて成る。
【0025】
補正ユニット34は、メインコントローラ30からの処理指令に従って、DAS24から送られてきたデジタルの収集データに各種の補正処理を施すユニットである。補正処理がなされた収集データは、メインコントローラ30からの書き込み指令によってデータ保存ユニット35に一時的に保存される。この保存データは、メインコントローラ30からの所望タイミングでの読み出し指令によりデータ保存ユニット35から読み出され、再構成ユニット36に転送される。
【0026】
再構成ユニット36は、メインコントローラ30の管理下において、再構成用の収集データが転送されてきた段階で、所定の画像再構成手法(例えばコンボルーションバックプロジェクション法)に基づくスライス毎の画像再構成処理を行い、これによりスライス毎の断層像を生成する。特に本実施形態では被検体のアキシャル断層像を生成することとする。本実施形態の装置はマルチスライスCT透視を実施する構成である。このため再構成ユニット36は、スキャンに要する時間よりも短い時間で関心スライス及び非関心スライス画像を含む複数枚(必ずしも検出器列の数とは対応しない)の断層像をほぼリアルタイムで再構成し、ディスプレイ5に表示できるように構成されている。これら複数枚の断層像は同一軸方向すなわちスライス方向Zに直交し且つ互いにスライス位置が異なる。図4はマルチスライス検出器の検出器素子列と再構成画像との対応を示す図である。マルチスライス検出器11の1番目から6番目の検出器素子列のそれぞれに対応して断層像(再構成画像)I1〜I6が得られる。断層像I1〜I6はスライス方向Zに直交し且つ互いにスライス位置が異なる。
【0027】
また、再構成ユニット36は、既に再構成した複数枚の断層像I1〜I6を利用し、スライス位置が隣り合う2枚の画像から1枚の補間画像を生成し、これにより計5枚の補間画像I12,I23,I34,I45,I56を得るように構成されている。なお、スライス位置が隣り合う3枚以上の画像から1枚の補間画像を生成するように構成しても良い。この場合、処理が重くなるが高精度の補間画像を生成できるようになる。
【0028】
再構成ユニット36により生成された断層像の画像データは画像メモリ38にて一時的に記憶保持される。この画像データはメインコントローラ30からの制御により画像メモリ38から必要に応じて読み出されてデータ保存ユニット35に保存される一方、表示プロセッサ37に送出される。表示プロセッサ37は断層像の画像データに対し例えばカラー化処理、アノテーション情報及びスキャン情報の重畳処理など種々の処理を施し、複数枚の断層像のうちの少なくとも1枚に係る画像データをディスプレイ5に供給する。ディスプレイ5は送られてきた画像データをD/A変換し、該データに基づく断層像を表示する。
【0029】
入力器6は、スキャン条件(使用する検出器の検出素子列の数及びその位置、スキャン部位及び位置、スライス厚、X線管電圧及び電流、被検体をスキャンする方向を含む)、画像表示条件などの様々な条件をディスプレイ7の表示に基づいて入力するための手段である。また、この入力器6は本発明の特徴点に係る次のような構成を有する。
【0030】
図5は入力器6の構成を説明するための図である。
【0031】
入力器6は、術者により手動操作される回転ダイヤル61を備えている。入力器6は、回転ダイヤル61が術者により手動操作されると、その回転操作量及び回転操作速度を反映するダイヤル操作信号を生成し、表示プロセッサ37に対して出力する。なお、回転ダイヤル61の代わりにレバーを用いても良く、その場合、レバーの移動速度が回転操作速度に相当する。
【0032】
表示プロセッサ37は、上記ダイヤル操作信号に基づき回転ダイヤル61の回転操作量を判断し、その量に応じた位置の断層像を関心画像としてディスプレイ5に表示させる。さらにこの表示プロセッサ37は、ダイヤル操作信号に基づいて回転ダイヤル61の操作速度を判断して関心画像の表示切替を行う。
【0033】
すなわち、回転ダイヤル61がゆっくり操作された場合は回転ダイヤル61の回転操作に伴って、図6に示す狭いスライス間隔で断層像の表示を切り替える。一方、回転ダイヤル61がはやく操作された場合は図6に示す広いスライス間隔で断層像の表示を切り替える。以上のような画像表示切替をより具体的に説明する。
【0034】
例えば、画像I1が表示されている状態で回転ダイヤル61を所定の方向にゆっくりと一定量だけ回転させると画像I2が表示される。さらに、回転ダイヤル61を同じ方向に同量づつゆっくりと回転させ続けると、画像I3,I4,I5,I6...という具合に表示が切り替わる。なお、回転ダイヤル61を逆方向に回転させると上記と逆の順序で画像が切り替わる。
【0035】
一方、画像I1が表示されている状態で回転ダイヤル61を上記と同じ量だけ速く回転させると、画像I3が表示されることになる。さらに、回転ダイヤル61を同じ方向に同量づつ速く回転させると、画像I5が表示されることになる。
【0036】
なお、ディスプレイ5は切替られた関心画像のみを表示しても良いし、切替られた関心画像を拡大して非関心画像とともに表示しても良い。
【0037】
図7は、補間画像表示を伴う際の表示切替を示す図、図8は補間画像の作成例を示す図である。
【0038】
補間画像の表示を伴う場合であって、かつ回転ダイヤル61が術者によりゆっくり操作された場合は、回転ダイヤル61の回転操作に伴って、図7に示す狭いスライス間隔で断層像の表示を切り替える。このとき切り替えられる画像は補間画像を含む。上述したように、再構成ユニット36は、スライス位置が隣り合う2枚の画像から1枚の補間画像を生成する。図8に示すように、既に再構成された画像A、Bの中間の画像として補間画像(A+B)/2を生成する。
【0039】
一方、回転ダイヤル61がはやく操作された場合は図7に示す広いスライス間隔で断層像の表示を切り替える。この場合は補間画像の表示は行われない。このような画像表示切替をより具体的に説明する。
【0040】
例えば、再構成画像I1が表示されている状態で回転ダイヤル61を所定の方向にゆっくりと一定量だけ回転させると補間画像I12が表示される。さらに、回転ダイヤル61を同じ方向に同量づつゆっくりと回転させ続けると、再構成画像I2,補間画像I23,再構成画像I3,補間画像I34,...という具合に表示が切り替わる。なお、回転ダイヤル61を逆方向に回転させると上記と逆の順序で画像が切り替わる。
【0041】
一方、再構成画像I1が表示されている状態で回転ダイヤル61を上記と同じ量だけ速く回転させると、画像I3が表示されることになる。さらに、回転ダイヤル61を同じ方向に同量づつ速く回転させると、画像I5が表示されることになる。
【0042】
以上のように画像表示切替に特徴的な構成を有する本実施形態の動作を説明する。特にここでは、マルチスライスCT透視を適用していわゆる穿刺等の生検を実施する際の画像表示切替に係る動作について説明する。また、ここでの画像表示は図7にて説明した補間画像の表示を含むものとする。
【0043】
穿刺の術者(操作者)はガントリ1の近傍に立ってディスプレイ5の表示画像を観察しながら作業を行う。図9は、X線管から被検体に向けて曝射されたX線がマルチスライス検出器に入射する様子を横から見た図である。同図において、Nは被検体Pに経皮的に挿入された生検針(ニードル)を示し、Sは検査対象である生体組織(例えば腫瘍)を示している。
【0044】
X線管10から発生したX線100は、プリコリメータ22によりそのスライス方向のビーム幅が調整された後、被検体Pを透過してマルチスライス検出器11の第1〜第6の検出素子列にX線が入射する。
【0045】
各々の検出素子列からの検出データは、DAS24、補正ユニット34等を経由して再構成ユニット36に送られる。再構成ユニット36は、送られてきたデータ基づいてマルチスライス検出器11の検出素子列の各々に対応するスライス1〜6の断層像I1〜I6をほぼリアルタイムで再構成する。また、再構成ユニット36は断層像I1〜I6を利用し、スライス位置が隣り合う2枚の画像から1枚の補間画像を生成し、これにより計5枚の補間画像I12,I23,I34,I45,I56が得られる。再構成ユニット36において得られた各々の画像の画像データは、画像メモリ38にて一時的に記憶保持される。また、これらの画像は表示プロセッサ37を介してディスプレイ5に供給され、リアルタイムで表示される。
【0046】
術者は、ディスプレイ5の表示に基づいて生検針(ニードル)Nの挿入状態を把握し、生体組織Sまで到達させて手技を実施する。
【0047】
ここで、生検針Nの挿入先端部分を把握すべく、生検針Nの先端部分が描画されている断層像を表示の切替によって探し出す場合、術者は回転ダイヤル61をゆっくりと回転操作する。そうすると、図8を参照して説明したように表示画像がI1,I12,I2,I23という具合に狭いスライス間隔で切り替わる。これにより術者は生検針Nの先端部分が描画されている断層像を詳細に探し出すことができる。
【0048】
一方、断層像I1(スライス位置1)を表示している状態で、生体組織Sが描画されている断層像に切り替える場合、術者は回転ダイヤル61をはやく回転操作する。そうすると、図8を参照して説明したように表示画像をI1からI3へ速やかに(ダイレクトに)切り替えることができる。
【0049】
このような本実施形態によれば、回転ダイヤル61の操作によりX線CT透視を行いつつ、あたかも天板2aを自在に移動させているような高度な表示切替を実現でき、マルチスライスCT透視を利用する手技における装置の操作性を極めて向上できる。また、離散的な位置間隔で隣り合う断層画像の中間の画像として補間画像を表示することで画像の連続性を容易に把握でき、このことは診断能の向上に寄与する。
【0050】
なお、本発明は上述した実施形態に限定されず種々変形して実施可能である。例えば本発明は上述したようなマルチスライスCT透視装置のみに限定されず、他のCT装置やCT装置以外の他の医用画像診断装置として実施することもできる。この場合、これらの装置が複数のスライス画像を収集し、その少なくとも1枚をスライス位置を切り替えて表示する際に本発明を実施する。また、これらの医用画像診断装置に接続される別体の画像表示装置として本発明を実施しても良いことは言うまでもない。
【0051】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、互いに位置が異なる複数枚の断層画像のうちの少なくとも1枚を表示する際の表示切替に係る操作性を向上でき、離散的な位置間隔で隣り合う断層画像の中間画像を表示することで画像の連続性を把握できるようにし、これにより診断能を向上できる画像表示装置及びX線コンピュータ断層撮影装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るマルチスライスCT透視を行うX線コンピュータ断層撮影装置(マルチスライスCT透視装置)の外観を示す図
【図2】マルチスライスCT透視装置の概略構成を示すブロック図
【図3】マルチスライス検出器の構成を示す図
【図4】マルチスライス検出器の検出器素子列と再構成画像との対応を示す図
【図5】入力器の構成を説明するための図
【図6】本発明に係る画像表示切替の一例を説明するための図
【図7】本発明に係る画像表示切替の他の例を説明するための図
【図8】補間画像の作成例を示す図
【図9】マルチスライスCT透視を適用した生検を実施する際の画像表示切替に係る動作を説明するための図
【符号の説明】
1…ガントリ
2…寝台
3…制御キャビネット
4…電源
5,7…ディスプレイ
6…入力器

Claims (5)

  1. スライス方向に直交し且つ互いに位置が異なる被検体の断層画像をほぼリアルタイムに再構成するX線コンピュータ断層撮影装置において、
    前記スライス方向に沿って複数の検出素子列が配列され、前記被検体を透過した透過X線に応じた電気信号を出力するマルチスライス検出器と、
    前記電気信号に基づいて前記断層画像を再構成する再構成手段と、
    操作者が操作した操作量を反映する操作信号を出力する操作手段と、
    前記操作信号が示す操作量に応じた位置の前記断層画像が表示されるように前記断層画像の表示を切り替える表示切替手段と、を具備し、
    前記操作手段は、前記操作量を反映する操作信号に加え、前記操作者が前記操作手段を操作した際の操作速度を反映する操作信号をさらに出力し、
    前記表示切替手段は、前記操作信号が第1の操作速度を示す場合は前記スライス方向の第1の位置間隔で前記断層画像の表示を切り替え、前記操作信号が第2の操作速度を示す場合は前記スライス方向の第2の位置間隔で前記断層画像の表示を切り替えることを特徴とするX線コンピュータ断層撮影装置。
  2. 前記第1、第2の位置間隔のいずれか一方の位置間隔に対応する断層画像は、隣接する少なくとも2枚の断層画像の補間画像を含み、当該位置間隔は他方の位置間隔よりも短いことを特徴とする請求項に記載のX線コンピュータ断層撮影装置。
  3. 前記操作手段は少なくとも回転ダイヤルを含み、前記操作速度は当該回転ダイヤルの回転操作速度であることを特徴とする請求項1又は2に記載のX線コンピュータ断層撮影装置。
  4. 前記被検体へのX線の曝射を含むスキャン中に、前記表示切替手段が前記断層画像の表示を切り替えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のX線コンピュータ断層撮影装置。
  5. 前記再構成手段は、スキャンに要する時間よりも短い時間で前記被検体の断層画像を再構成することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のX線コンピュータ断層撮影装置。
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