JP4417350B2 - 制服管理システム、管理装置、及び、制服管理方法 - Google Patents

制服管理システム、管理装置、及び、制服管理方法 Download PDF

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この発明は、制服管理システム、管理装置、及び、制服管理方法に関する。
官公庁・企業が職員・従業員へ貸与する制服は、貸与された個人にその管理が依存されており、制服の盗難や未返却が即時に把握できない状況であることが多い。
そこで、従来、制服の不正販売及びその犯罪を防止するために、個人情報を記録した誘導起電力が発生する機能部を設けた記録媒体物を制服の肩パッドに埋め込んでおき、この記録媒体物に記録されたデータを読み取って個人情報を管理している(例えば、特許文献1参照)。
また、顧客に貸与した個々の衣料にIDタグを付し、貸与衣料を一括して選択するクリーニング工場への洗濯物の出荷場所においてこのIDタグを読み取り、各単品衣料の貸与区分とその貸与期間の満了日などの管理情報をコンピュータがチェックすることで回収すべき衣料を検出し、ディスプレイへの表示や警告音により当該衣料の回収を指示している(例えば、特許文献2参照)。
特開2003−64517号公報 特開2003−85461号公報
しかしながら、上記に記載の従来技術においては、従業員のスケジュールや、出勤の有無、外出などの状態を考慮して制服の管理を行うものではない。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、従業員のスケジュール及び実際の出勤状態、オフィスへの入退出状態、ならびに、制服の保管状態とを総合的に判断して、制服の盗難や紛失などの異常状態を検出することができる制服管理システム、管理装置、及び、制服管理方法を提供することある。
上述した課題を解決するために、本発明は、制服に取り付けられたICタグを読み出すICタグリーダと、当該ICタグリーダが読み取ったICタグの情報により制服の状態を管理する管理装置と、各社員の出勤状態を示す勤務情報を出力する出勤管理装置とを有する制服管理システムであって、前記ICタグリーダは、自身の識別情報と、制服に取り付けられたICタグから読み出した当該ICタグの識別情報とを出力し、前記管理装置は、ICタグリーダが、制服に取り付けられたICタグを読み出した履歴を示す履歴情報、各社員に貸与された制服に取り付けられたICタグの識別情報を示す制服情報、各社員の勤務情報、及び、各社員の勤務のスケジュールを示すスケジュール情報を記憶する記憶手段と、前記ICタグリーダから、当該ICタグリーダの識別情報と、ICタグの識別情報とを受信する受信手段と、前記受信手段が受信したICタグリーダの識別情報とICタグの識別情報とを対応付けた情報を前記記憶手段内の履歴情報に追加するデータ登録手段と、ICタグリーダの設置場所と、当該ICタグリーダの識別情報に対応して前記履歴情報内に登録されているICタグの識別情報とから当該設置場所における制服の有無を判断し、制服が不正に持ち出されている異常状態を検出する状態判定手段と、前記出勤管理装置から各社員の勤務情報を受信し、前記記憶手段に書き込む出勤データ登録手段とを備え、前記状態判断手段は、前記勤務情報の示す社員の出勤状態と、ICタグリーダの設置場所と、前記制服情報により示される当該社員に貸与された制服に取り付けられたICタグの識別情報が、前記履歴情報内に当該ICタグリーダの識別情報に対応して登録されているか否かとから、制服が不正に持ち出されている異常状態を検出し、さらに、前記状態判断手段は、ICタグリーダの設置場所と、前記制服情報により示される当該社員に貸与された制服に取り付けられたICタグの識別情報が、前記履歴情報内に当該ICタグリーダの識別情報に対応して登録されているか否かとから当該社員が外出しているか否かを判定し、外出していると判定したときに、前記スケジュール情報により示される当該社員のスケジュール内容に外出予定が登録されていないときは、制服が不正に持ち出されている異常状態を検出する、を備える、ことを特徴とする制服管理システムである。
また、本発明は、上述する制服管理システムであって、各社員の出勤状態を示す勤務情報を出力する出勤管理装置をさらに有し、前記記憶手段は、各社員に貸与された制服に取り付けられたICタグの識別情報を示す制服情報、及び、各社員の勤務情報をさらに記憶し、前記管理装置は、前記出勤管理装置から各社員の勤務情報を受信し、前記記憶手段に書き込む出勤データ登録手段をさらに備え、前記状態判断手段は、前記勤務情報の示す社員の出勤状態と、ICタグリーダの設置場所と、前記制服情報により示される当該社員に貸与された制服に取り付けられたICタグの識別情報が、前記履歴情報内に当該ICタグリーダの識別情報に対応して登録されているか否かとから、制服が不正に持ち出されている異常状態を検出する、ことを特徴とする。
また、本発明は、上述する制服管理システムであって、前記状態判断手段は、前記勤務情報により社員が出勤していないことを示す時間において、制服の保管場所に設置されているICタグリーダが前記制服情報により示される当該社員に貸与された制服に取り付けられたICタグの識別情報を読み取ったことを示す情報が、前記履歴情報に登録されていない場合に、異常状態であると判断する、ことを特徴とする。
また、本発明は、上述する制服管理システムであって、前記記憶手段は、各社員の勤務のスケジュールを示すスケジュール情報をさらに記憶し、前記状態判断手段は、前記スケジュール情報により示される社員のスケジュール内容と、ICタグリーダの設置場所と、前記制服情報により示される当該社員に貸与された制服に取り付けられたICタグの識別情報が、前記履歴情報内に当該ICタグリーダの識別情報に対応して登録されているか否とから、制服が不正に持ち出されている異常状態を検出する、ことを特徴とする。
また、本発明は、上述する制服管理システムであって、前記状態判定手段は、前記スケジュール情報により示される社員のスケジュール内容と、前記出勤状態情報により示される当該社員の出勤状態とを比較することにより、異常状態を検出する、ことを特徴とする。
また、本発明は、上述する制服管理システムであって、前記状態判定手段は、前記スケジュール情報により示されるスケジュール内容から社員が制服を着用しないと判断される時間において、制服の保管場所に設置されているICタグリーダが前記制服情報により示される当該社員に貸与された制服に取り付けられたICタグの識別情報を読み取ったことを示す情報が、前記履歴情報に登録されていない場合に、異常状態であると判断する、ことを特徴とする。
また、本発明は、上述する制服管理システムであって、前記制服情報は、さらに、持ち出しが許可された制服に取り付けられたICタグの識別情報を含み、前記状態判定手段は、前記勤務情報により社員が出勤していないことを示す時間、あるいは、前記スケジュール情報の示すスケジュール内容から社員が制服を着用しないと判断される時間において、制服の保管場所に設置されているICタグリーダが前記制服情報により当該社員に貸与され、かつ、持ち出しが許可されていないと示される制服のICタグの識別情報を読み取ったことを示す情報が、前記履歴情報に登録されていない場合に、異常状態であると判断する、ことを特徴とする。
また、本発明は、上述する制服管理システムであって、前記状態判定手段は、出入り口に設置されているICタグリーダの識別情報に対応して前記履歴情報内に登録されているICタグの識別情報から外出中状態にあるICタグの識別情報を特定し、予め決められた外出許可時間外の外出であるか、または、特定した識別情報のICタグが取り付けられている制服を貸与している社員のスケジュール情報が外出を示していない場合に、異常状態であると判断する、ことを特徴とする。
また、本発明は、上述する制服管理システムであって、前記状態判定手段は、同じ異常状態が所定の時間以上続いている場合に、異常発生を検知する、ことを特徴とする。
また、本発明は、上述する制服管理システムであって、前記制服には位置通知装置が取り付けられており、前記状態判定手段は、異常発生を検知した場合に前記位置通知装置へ位置通知指示を送信し、前記位置通知装置は、前記位置通知指示を受信すると、自身の現在位置の情報を前記管理装置へ通知する、ことを特徴とする。
また、本発明は、上述する制服管理システムであって、前記状態判定手段は、発生した異常が、予め決められた位置通知が必要な異常に合致する場合に前記位置通知装置へ位置通知指示を送信する、ことを特徴とする。
また、本発明は、制服に取り付けられたICタグを読み出すICタグリーダと、当該ICタグリーダが読み取ったICタグの情報により制服の状態を管理する管理装置と、各社員の出勤状態を示す勤務情報を出力する出勤管理装置とを有する制服管理システムにおける管理装置であって、ICタグリーダが、制服に取り付けられたICタグを読み出した履歴を示す履歴情報、各社員に貸与された制服に取り付けられたICタグの識別情報を示す制服情報、各社員の勤務情報、及び、各社員の勤務のスケジュールを示すスケジュール情報を記憶する記憶手段と、前記ICタグリーダから、当該ICタグリーダの識別情報と、ICタグの識別情報とを受信する受信手段と、前記受信手段が受信したICタグリーダの識別情報とICタグの識別情報とを対応付けた情報を前記記憶手段内の履歴情報に追加するデータ登録手段と、ICタグリーダの設置場所と、当該ICタグリーダの識別情報に対応して前記履歴情報内に登録されているICタグの識別情報とから当該設置場所における制服の有無を判断し、制服が不正に持ち出されている異常状態を検出する状態判定手段と、前記出勤管理装置から各社員の勤務情報を受信し、前記記憶手段に書き込む出勤データ登録手段とを備え、前記状態判断手段は、前記勤務情報の示す社員の出勤状態と、ICタグリーダの設置場所と、前記制服情報により示される当該社員に貸与された制服に取り付けられたICタグの識別情報が、前記履歴情報内に当該ICタグリーダの識別情報に対応して登録されているか否かとから、制服が不正に持ち出されている異常状態を検出し、さらに、前記状態判断手段は、ICタグリーダの設置場所と、前記制服情報により示される当該社員に貸与された制服に取り付けられたICタグの識別情報が、前記履歴情報内に当該ICタグリーダの識別情報に対応して登録されているか否かとから当該社員が外出しているか否かを判定し、外出していると判定したときに、前記スケジュール情報により示される当該社員のスケジュール内容に外出予定が登録されていないときは、制服が不正に持ち出されている異常状態を検出する、を備える、を備えることを特徴とする管理装置である。
また、本発明は、制服に取り付けられたICタグを読み出すICタグリーダと、当該ICタグリーダが読み取ったICタグの情報により制服の状態を管理する管理装置と、各社員の出勤状態を示す勤務情報を出力する出勤管理装置とを有する制服管理システムに用いられる制服管理方法であって、前記ICタグリーダが、自身の識別情報と、制服に取り付けられたICタグから読み出した当該ICタグの識別情報とを出力し、前記管理装置において、受信手段が、前記ICタグリーダから、当該ICタグリーダの識別情報と、ICタグの識別情報とを受信し、データ登録手段が、前記受信手段が受信したICタグリーダの識別情報とICタグの識別情報とを対応付けた情報を記憶手段内の履歴情報に追加し、状態判定手段が、ICタグリーダの設置場所と、当該ICタグリーダの識別情報に対応して前記履歴情報内に登録されているICタグの識別情報とから当該設置場所における制服の有無を判断し、制服が不正に持ち出されている異常状態を検出し、出勤データ登録手段が、前記出勤管理装置から各社員の勤務情報を受信し、前記記憶手段に書き込み、前記状態判断手段は、前記勤務情報の示す社員の出勤状態と、ICタグリーダの設置場所と、前記制服情報により示される当該社員に貸与された制服に取り付けられたICタグの識別情報が、前記履歴情報内に当該ICタグリーダの識別情報に対応して登録されているか否かとから、制服が不正に持ち出されている異常状態を検出し、さらに、前記状態判断手段は、ICタグリーダの設置場所と、前記制服情報により示される当該社員に貸与された制服に取り付けられたICタグの識別情報が、前記履歴情報内に当該ICタグリーダの識別情報に対応して登録されているか否かとから当該社員が外出しているか否かを判定し、外出していると判定したときに、前記スケジュール情報により示される当該社員のスケジュール内容に外出予定が登録されていないときは、制服が不正に持ち出されている異常状態を検出する、ことを特徴とする制服管理方法である。
上記の本発明の制服管理システムによれば、ICタグリーダが制服に取り付けられたICタグを読み出し、管理装置が、ICタグリーダによりICタグが読み出された履歴を保持し、ICタグリーダの設置場所と、当該ICタグリーダが読み出したICタグとからこの設置場所における制服の有無を判断して、制服が不正に持ち出されている異常状態を検出するようにしたので、制服の保管場所や、出入り口等に設置されたICタグリーダによりICタグが読み出されたか、あるいは、読み出されなかったかにより、制服の持ち出しの有無を把握し、異常状態を検出することができる。これにより、制服が不正に使用されるのを防ぐことが可能となり、特に、管理対象が着用により他者からのなんらかの信用を得られる制服である場合は、その制服を悪用した犯罪等を防ぐことが可能となる。
さらに、出勤表示ボードなどから入力された実際の社員の出勤・退勤の有無、予め登録さている社員のスケジュール、外出の有無と比較して異常状態を判断するようにしたので、日常の勤務に即した制服の管理を行うことができる。
また、異常状態がある程度継続してはじめて異常発生と判断するようにしたので、着替えなどに時間がかかってしまった場合などに誤って異常状態と判断されることを防ぐことができる。
以下、本発明の第1の実施形態による制服管理システムについて図面を参照して説明する。
図1は、この発明の第1の実施形態による制服管理システムの概要を説明するための図である。本発明において管理対象となる制服は、その制服を着用することによって、建物への出入りや、設備や機械の操作を行うことへの信用が得られやすくなったり、言動が信用されやすくなるなど、他者からの何らかの信用を得られものである。具体的な例としては、航空会社、鉄道会社、電力会社、ガス会社、宅配業者などの公共サービスを行う業者や、警察、海上保安庁、自衛隊などの国防/治安維持機関、官公庁の制服などがあげられる。
同図に示す制服管理システムにおいて、管理装置1は、従業員のロッカー4に備えられたICタグリーダ3により、従業員の制服に取り付けられたICタグ2を読み取った結果得られる制服有無の状態、出勤表示ボード5により管理される従業員の出勤有無の状態、予め登録されている従業員のスケジュールの状態などから、制服の着脱と勤務状態とを関連付けて判断することにより異常発生を検出する。また、管理装置1は、制服有無の状態、従業員の出勤有無の状態及びスケジュールの状態を画面表示する機能や、異常を検出したときにアラートを画面に表示したり、警告音を出力するなどの通知機能を有する。
図2は、第1の実施形態による制服管理システムの構成を示す機能ブロック図である。
ICタグ2は、社員等に貸与される制服に取り付けられ、例えば、無線にてICタグリーダ3との通信を行うRFID(Radio Frequency Identification)であり、ICチップとアンテナを耐水フィルムで密封したり、シリコン樹脂の中に閉じ込めたり、あるいは、成型した小型プラスチックケースの中に封印するなど、耐水性/耐熱性/耐薬品性に優れ、洗濯やクリーニング後でもその性能が劣化しない構造のものである。ICタグ2は、データを無線周波数で搬送するための通信部、データ記録用のメモリ、データ処理回路を備える。また、データ記録用メモリには、各ICタグ2を一意に識別するICタグIDが記憶されている。
ICタグリーダ3は、制服を格納するロッカー4や、エントランスや裏口等のオフィス・建物の出入り口などに設置され、自身のICタグリーダIDとICタグ2から読み取った情報を管理装置1へ通知する。なお、ここでは、ロッカー4内にICタグリーダ3を設置しているが、ロッカー4が設置されている更衣室にICタグリーダ3を設置し、当該更衣室内に保管されている制服のICタグ2から情報を読み取ってもよい。また、更衣室の出入り口にICタグリーダ3を設置し、制服を着用した状態での出入りがあったときにICタグ2を読み取ることでもよい。
出勤管理装置としての出勤表示ボード5は、例えば、管理装置1とネットワークなどで接続されたホワイトボード等であり、管理装置1から受信した情報、あるいは、ペンで書き込んだ内容が表示される。出勤表示ボード5は、各部署毎に設けられ、該当部署の各社員が出勤しているか、退勤したか、休日か、外出中か、などが表示される。
管理装置1は、例えば、サーバ、パーソナルコンピュータなどのコンピュータ装置であり、受信手段11、記憶手段12、データ登録手段13、出勤データ編集手段14、及び、管理データ編集手段15(状態判定手段)を備えるとともに、CRT(cathode ray tube)やLCD(Liquid Crystal Display)などのディスプレイ装置19とケーブルや無線LAN(Local Area Network)等などにより接続される。
記憶手段12は、例えばデータベースであり、社員の個人情報を示す社員情報テーブル(以下、テーブルを「TB」と記載)、各社員個人の勤務のスケジュールを示す社員スケジュール情報TB、各制服の貸与及び持ち出し許可を示す制服情報TB、設置されているICタグリーダ3の情報を示すICタグリーダ情報TB、ICタグリーダ3がICタグ2を読み出した履歴を示す入退出履歴情報TB、社員の出勤有無などを示す勤務情報TBなどを記憶する。
受信手段11は、ICタグリーダ3より、ICタグ2から読み取ったICタグID、及び、当該ICタグリーダ3を特定するICタグリーダIDの情報等を無線または有線により受信する。データ登録手段13は、受信手段11が受信した情報を記憶手段12内に書き込む。出勤データ編集手段14は、出勤表示ボード5から情報を受信したり、出勤表示ボード5へ情報の表示を指示する。管理データ編集手段15は、ディスプレイ装置19への各種情報の表示内容、例えば、制服の所在を確認するための管理データを編集する。そのため、管理データ編集手段15は、記憶手段12内の情報を参照して、管理データを構成する各情報を収集するとともに、収集した情報を基に状態判定を行い、異常を検出する。例えば、部署、社員の氏名毎に、ロッカー4内の制服有無や、出勤有無を判断したり、社員スケジュール情報TBと照合して無断欠勤(急病)を把握することなどもできる。
図3は、図2に示す管理装置1の記憶手段12に記憶される社員情報TBのデータ構成例を示す図である。同図において、社員情報TBは、社員を一意に特定する社員ID、当該社員の氏名、所属する部署、住所、連絡先、年齢、性別、入社日、・・・等の情報を含む社員情報レコードからなり、各社員の個人情報を含んでいる。
図4は、図2に示す管理装置1の記憶手段12に記憶される社員スケジュール情報TBのデータ構成例を示す図である。同図において、社員スケジュール情報TBは、社員ID、予定日時、スケジュール内容等の情報を含む社員スケジュール情報レコードからなる。スケジュール内容の情報には、出勤、年休、半休、忌引き等が設定され、出勤の場合は、さらに、外出、出張、・・・等の詳細情報が設定されうる。
図5は、図2に示す管理装置1の記憶手段12に記憶される制服情報TBのデータ構成例を示す図である。同図において、制服情報TBは、各制服に取り付けられたICタグのICタグID、制服を貸与している社員の社員ID、制服の購入年月日、夏服/冬服などの種別、クリーニングなどのための持ち出しが許可された期間を示す持ち出し期間、その持ち出し期間における制服の所在、・・・等の情報を含む制服情報レコードからなる。
図6は、図2に示す管理装置1の記憶手段12に記憶されるICタグリーダ情報TBのデータ構成例を示す図である。ICタグリーダ情報TBは、ICタグリーダ3を特定するICタグリーダID、ICタグリーダ3の設置場所、・・・等の情報を含むICタグリーダレコードからなる。
図7は、図2に示す管理装置1の記憶手段12に記憶される入退出履歴情報TBのデータ構成例を示す図である。入退出履歴情報TBは、各場所に設置されたICタグリーダ3が、制服に取り付けられたICタグ2から情報を読み出した履歴を示し、ICタグID、読み出し日時、ICタグ2からの情報を読み出したICタグリーダ3のICタグリーダID、・・・等の情報を含む入退出履歴情報レコードからなる。この入退出履歴情報TBにより、制服がロッカー4から取り出された、または、戻された、あるいは、出入り口から制服を着用したまま外へ出た、または、戻ってきたなどの履歴がわかる。
例えば、入退出履歴情報レコード内のICタグリーダIDが、ロッカー4に設置されているICタグリーダ3のものであれば、ロッカー4内に制服が保管されていることを示し、制服情報TB内に登録されているICタグIDのうち、ロッカー4に設置されたICタグリーダ3により読み出されたことを示す入退出履歴情報レコードが登録されていないものは、ロッカー4から持ち出されていることを示す。また、入退出履歴情報レコード内のICタグリーダIDが、出入り口に設置されたICタグリーダ3のものであれば、当該入退出履歴情報レコード内のICタグIDを取り付けた制服を着用した社員や職員が外出した、あるいは、帰社したことを示す。例えば、あるICタグIDを含む入退出履歴情報レコードに注目したときに、エントランスの内側に設置されたICタグリーダ3によりICタグIDが読み取られ、所定の短い時間内にエントランスの外側に設置されたICタグリーダ3により同じICタグIDが読み取られたことを示す入退出履歴情報レコードがあれば外出したことが、エントランスの外側に設置されたICタグリーダ3によりICタグIDが読み取られ、所定の短い時間内にエントランスの内側に設置されたICタグリーダ3により同じICタグIDが読み取られたことを示す入退出履歴情報レコードがあれば帰社であることが分かる。
図8は、図2に示す管理装置1の記憶手段12に記憶される出勤ボード情報TBのデータ構成例を示す図である。出勤ボード情報TBは、出勤表示ボード5を一意に特定するボードID、いずれの部署に配置されているかの配置部署、・・・等の情報を含む出勤ボード情報レコードからなる。
図9は、図2に示す管理装置1の記憶手段12に記憶される勤務情報TBのデータ構成例を示す図である。勤務情報TBは、出勤または退勤がチェックされた出勤表示ボード5のボードID、社員ID、出勤/退勤/休日/外出などを示す勤務種別、勤務種別の登録日時の情報を含む勤務情報レコードからなる。
次に、図2に示す管理装置1の動作手順について説明する。
社員は、常に自身の最新のスケジュールを管理装置1の記憶手段12内に記憶される社員スケジュール情報TBに登録しておく。社員は、制服の持ち出しを行う場合は、事前に制服の管理者に制服持ち出し届を出し、管理者は、この制服持ち出し届を承認すると、管理装置1の記憶手段12内に記憶される制服情報TBに登録する。例えば、「-夏服等- ○枚 制服管理番号 X月X日〜X月X日までクリーニング中」などの届が承認されると、管理装置1に当該社員の社員ID、制服管理番号、制服の種別、持ち出し期間、持ち出し期間における所在の情報を入力する。管理装置1の管理データ編集手段15は、入力された社員ID及び制服の種別と、制服管理番号に対応したICタグIDとをキーにして制服情報TB内の制服情報レコードを特定し、特定した制服情報レコードの持ち出し期間の情報に、入力された持ち出し期間の情報を、当該制服情報レコードの所在の情報に、クリーニングであることを示す情報を書き込む。
一方、各場所に設置されたICタグリーダ3は、随時、通信可能領域に存在するICタグ2からICタグIDを読み出し、読み出したICタグID、読み出し日時及び自身のICタグリーダIDの情報を含む読取情報を管理装置1へ送信している。管理装置1の受信手段11が読取情報を受信すると、データ登録手段13は、当該読取情報から入退出履歴情報レコードを生成して、記憶手段12内の入退出履歴情報TBに追加登録する。なお、読み出し日時は、データ管理手段13により付与されてもよい。ロッカー4内のICタグリーダ3は数分毎などの所定の時間間隔毎にICタグ2のICタグIDを読み出して読取情報を管理装置1へ送信する。一方、出入り口に設定されたICタグリーダ3は、ICタグ2が通信可能な領域に入ったことを検出すると、直ちにICタグ2のICタグIDを読み出して読取情報を管理装置1へ送信する。
社員は、出勤すると、制服をロッカー4から出して着替えた後で、出勤表示ボード5等に自身の欄に出勤のチェックを入力する。これにより、出勤表示ボード5からチェックされた欄に対応する社員ID、出勤を示す勤務種別、出勤日時の情報を含む勤務情報が管理装置1へ送信される。なお、出勤表示ボード5により出勤をチェックする代わりに、共用のコンピュータ、あるいは、各社員のパーソナルコンピュータ(以下、「PC」と記載)の出勤管理アプリケーション等に社員IDを用いてログインし、認証された場合に、出勤であると判断して管理装置1へ勤務情報を送信することでもよい。管理装置1の出勤データ編集手段14が勤務情報を受信すると、データ登録手段13は、当該勤務情報から勤務情報レコードを生成して、記憶手段12内の勤務情報TBに追加登録する。
また、社員は、退勤するときには、制服をロッカー4にしまって着替えた後で、出勤表示ボード5等に自身の欄に退勤のチェックを入力する。これにより、出勤表示ボード5からチェックされた欄に対応する社員ID、退勤を示す勤務種別、退勤日時の情報を含む勤務情報が管理装置1へ送信される。なお、出勤表示ボード5により退勤をチェックする代わりに、共用のコンピュータ、あるいは、各社員のPCの出勤管理アプリケーション等に社員IDを用いてログインして退勤を入力したり、勤務中ずっとログインしていた状態からログアウトした場合に、退勤であると判断して管理装置1へ勤務情報を送信することでもよい。管理装置1の受信手段11が勤務情報を受信すると、データ登録手段13は、当該勤務情報から勤務情報レコードを生成して、記憶手段12内の勤務情報TBに追加登録する。
図10は、第1の実施形態による管理装置1の管理データ編集における動作フローを示す図である。管理装置1は、この動作フローを数分〜数十分などの所定の時間毎に実行する。
同図において、管理装置1の管理データ編集手段15は、最初に注目する社員IDを選択する(ステップS110)。これは、例えば、社員IDが若い順や、社員情報TBへの登録順、氏名の順などにより選択することができる。管理データ編集手段15は、社員スケジュール情報TBを参照して、現在注目している社員IDと、現在日時が含まれる予定日時の情報とが設定されている社員スケジュール情報レコードを特定し、特定した社員スケジュール情報レコード内のスケジュール内容の情報により当該社員が勤務時間であるかを判断する(ステップS120)。
特定した社員スケジュール情報レコードにより、現在、社員が勤務時間であると判断した場合(ステップS120:YES)、管理データ編集手段15は、現在注目している社員IDをキーにして、勤務情報TB内の勤務情報レコードを特定し、特定した勤務情報レコード内の勤務種別が出勤を示しているかを判断する(ステップS130)。勤務種別が出勤を示している場合(ステップS130:YES)、管理データ編集手段15は、当該社員IDで特定される社員への制服の貸与数から、勤務のために現在着用している1着分を除いた着数分の制服が、ロッカー4に保管されているかを判断する(ステップS140)。
具体的には、管理データ編集手段15は、現在注目している社員IDをキーにして制服情報TB内の制服情報レコードを全て特定し、特定した制服情報レコード内に設定されているICタグIDを読み出す。さらに、管理データ編集手段15は、読み出した各ICタグIDをキーに入退出履歴情報TBを検索し、各ICタグIDについて最新の入退出履歴情報レコードを特定する。管理データ編集手段15は、特定した全ての入退出履歴情報レコードのうち、一つの入退出履歴情報レコードを除いて、ロッカー4に設置されたICタグリーダ3のICタグリーダIDの情報が設定されており、かつ、現在の時刻から所定の時間内、例えば、現在の時刻からICタグ読み取り間隔内の日時が含まれた読み出し日時の情報が設定されている場合に、勤務に着用されている1着分の制服のみがロッカー4から持ち出されている正常状態であると判断する(ステップS140:YES)。ここで、ロッカー4に設置されたICタグリーダ3のものではないICタグリーダIDの情報が設定されているか、現在の時刻から所定の時間内の日時が含まれていない読み出し日時の情報が設定されていると判断された入退出履歴情報レコード内のICタグIDは、現在社員が着用している制服に取り付けられたICタグ2のものである。
一方、ステップS140において、ロッカー4に設置されたICタグリーダ3のものではないICタグリーダIDの情報が設定されているか、現在の時刻から所定の時間内の日時が含まれていない読み出し日時の情報が設定されていると判断された入退出履歴情報レコードが2以上の場合、管理データ編集手段15は、勤務に着用されていない制服がロッカー4から持ち出されていると判断する(ステップS140:NO)。管理データ編集手段15は、現在ロッカー4に保管されていない制服のICタグIDにより制服情報TB内の制服情報レコードを特定し、特定した制服情報レコードのうち、1つの制服情報レコードを除いて、現在の日時が含まれる持ち出し期間の情報が設定されているかを判断する(ステップS150)。1つの制服情報レコードを除いて、現在の日時が含まれる持ち出し期間の情報が設定されている場合、管理データ編集手段15は、勤務に着用されている1着分の制服と、事前にクリーニングの申請がある制服がロッカー4から持ち出されている正常状態であると判断する(ステップS150:YES)。ここで、現在の日時が含まれる持ち出し期間の情報が設定されていない制服情報レコード内のICタグIDは、現在社員が着用している制服に取り付けられたICタグ2のものである。
ステップS140において、(貸与数−1)着の制服がロッカー4に保管されていると判断された場合(ステップS140:YES)、または、ステップS150において、不足着数分の制服にクリーニング申請があったと判断された場合(ステップS150:YES)、続いて、管理データ編集手段15は、社員が制服を着用したまま外出中であるか否かを判断する(ステップS170)。すなわち、管理データ編集手段15は、現在社員が着用中の制服に取り付けられていると判断されたICタグIDと、出入り口に設定されたICタグリーダ3のICタグリーダIDとが設定され、かつ、当該社員の出勤時間以降が読み出し日時である入退出履歴情報レコードを入退出履歴情報TBから読み出す。管理データ編集手段15は、読み出した入退出履歴情報レコードにより、外出中ではないと判断した場合(ステップS170:NO)、正常状態であると判断し、全社員IDについて処理を終了していなければ(ステップS250:NO)、次に注目すべき社員IDを選択して(ステップS260)、ステップS120からの処理を繰り返す。
一方、ステップS170において、読み出した入退出履歴情報レコードの中に、外出したことを示す入退出履歴情報レコードがあり、かつ、帰社したことを示す入退出履歴情報レコードなく、外出中であると判断した場合(ステップS170:YES)、管理データ編集手段15は、現在が休み時間であれば正常状態であると判断する(ステップS180:YES)。管理データ編集手段15は、全社員IDについて処理を終了していなければ(ステップS250:NO)、次に注目すべき社員IDを選択して(ステップS260)、ステップS120からの処理を繰り返す。また、現在が休み時間でなければ(ステップS180:NO)、管理データ編集手段15は、ステップS120において特定した社員スケジュール情報レコードを参照して、現在が外出や出張の予定時間内であるなど、あらかじめ登録された不在予定時間であるかを判断する(ステップS190)。管理データ編集手段15は、現在があらかじめ登録された不在予定時間であれば正常状態であると判断し(ステップS190:YES)、全社員IDについて処理を終了していなければ(ステップS250:NO)、次に注目すべき社員IDを選択して(ステップS260)、ステップS120からの処理を繰り返す。
現在が不在予定時間でなければ(ステップS190:NO)、管理データ編集手段15は現在注目している社員ID、着用中の制服に取り付けられているICタグ2のICタグID、予定外時間の制服着用外出を検出した旨、及び、その検出日時等の情報を示す異常状態検出情報を記憶手段12に書き込む。管理データ編集手段15は、現在注目している社員IDに対応した異常状態検出情報を記憶手段12から読み出し、数分から数十分など所定時間同じ状態が続いているかを判断する(ステップS200)。まだ、所定時間同じ状態が続いていない場合(ステップS200:NO)、管理データ編集手段15は、全社員IDについて処理を終了していなければ(ステップS250:NO)、次に注目すべき社員IDを選択して(ステップS260)、ステップS120からの処理を繰り返す。所定時間同じ状態が続いている場合(ステップS200:YES)、管理データ編集手段15は、異常発生であると判断し、現在注目している社員の社員ID、当該社員IDをキーに社員情報TBから読み出した社員情報レコード内の全ての情報または氏名や所属する部署、連絡先などの一部の情報と、持ち出された制服のICタグIDの情報、異常発生を検出した日時、及び、どのような異常が発生したかの異常発生情報をディスプレイ装置19に表示させるとともに、警告音を発生させる(ステップS210)。管理データ編集手段15は、異常発生情報を記憶手段12に登録し、全社員IDについて処理を終了していなければ(ステップS250:NO)、次に注目すべき社員IDを選択して(ステップS260)、ステップS120からの処理を繰り返す。
なお、ステップS150において、特定した制服情報レコードのうち、現在の日時が含まれる持ち出し期間の情報が設定されていないものが2以上ある場合、管理データ編集手段15は、勤務中の社員の制服が無断で持ち出されている異常が発生していると判断する(ステップS150:NO)。管理データ編集手段15は、記憶手段12に異常発生情報を書き込み、ディスプレイ装置19に異常発生情報を表示させるとともに、警告音を発生させる(ステップS160)。これにより、現在注目している社員の社員ID、当該社員のIDをキーに社員情報TBから読み出した社員情報レコード内の全てまたは一部の情報と、持ち出された制服のICタグIDの情報、どのような異常状態を検出したか、及び、その検出日時、等を示す異常発生情報がディスプレイ装置19に表示される。ここで、現在の日時が含まれる持ち出し期間の情報が設定されていない制服情報レコード内のICタグIDは、無断で持ち出された制服に取り付けられたICタグ2のものであるか、または、現在社員が着用している制服に取り付けられたICタグ2のものである。管理データ編集手段15は、この無断で持ち出された制服に取り付けられているか、または、現在社員が着用している制服に取り付けられていると判断されたICタグ2のICタグIDを用いて、上述するステップS170以降の処理を行う。
また、ステップS130において、特定した勤務情報レコード内の勤務種別が出勤以外を示している場合(ステップS130:NO)、管理データ編集手段15は、ステップS120において特定した社員スケジュール情報レコードを参照して、現在が外出や出張の予定時間内であるなど、あらかじめ登録された不在予定時間であるかを判断する(ステップS220)。
現在が不在予定時間でなければ(ステップS220:NO)、管理データ編集手段15は現在注目している社員ID、勤務時間に出勤していないことを検出した旨、及び、その検出日時等の情報を示す異常状態検出情報を記憶手段12に書き込む。続いて、管理データ編集手段15は、現在注目している社員IDに対応した異常状態検出情報を記憶手段12から読み出し、所定時間同じ状態が続いているかを判断する(ステップS200)。まだ、所定時間同じ状態が続いていない場合(ステップS200:NO)、管理データ編集手段15は、全社員IDについて処理を終了していなければ(ステップS250:NO)、次に注目すべき社員IDを選択して(ステップS260)、ステップS120からの処理を繰り返す。所定時間同じ状態が続いている場合(ステップS200:YES)、管理データ編集手段15は、勤務時間に出勤していない異常発生であると判断し、異常発生情報をディスプレイ装置19に表示させるとともに、警告音を発生させる(ステップS210)。管理データ編集手段15は、異常発生情報を記憶手段12に登録し、全社員の社員IDについて注目を終えていないと判断した場合(ステップS250)、次に注目すべき社員IDを選択して(ステップS260)、ステップS120からの処理を繰り返す。
一方、ステップS220において、現在が不在予定時間であると判断した場合(ステップS220:NO)、管理データ編集手段15は、現在注目している社員IDをキーにして制服情報TB内の制服情報レコードを全て特定し、特定した制服情報レコード内に設定されているICタグIDを読み出す。さらに、管理データ編集手段15は、読み出した各ICタグIDをキーに入退出履歴情報TBを検索し、各ICタグIDについて最新の入退出履歴情報レコードを特定する。管理データ編集手段15は、特定した全ての入退出履歴情報レコードが、ロッカー4に設置されたICタグリーダ3のICタグリーダIDの情報を含んでおり、かつ、現在の時刻からICタグ読み取り間隔内の日時が含まれる読み出し日時の情報が設定されている場合は、全ての制服がロッカー4に保管してあり、正常状態であると判断する(ステップS230:YES)。管理データ編集手段15は、全社員IDについて処理を終了していなければ(ステップS250:NO)、次に注目すべき社員IDを選択して(ステップS260)、ステップS120からの処理を繰り返す。
ステップS230において、管理データ編集手段15は、特定した入退出履歴情報レコードのうち、ロッカー4に設置されたICタグリーダ3のものではないICタグリーダIDの情報が設定されているか、現在の時刻から所定の時間内の日時が含まれない読み出し日時の情報が設定されているものがあると判断した場合は、全ての制服がロッカー4に保管されてはいないと判断する(ステップS230:NO)。管理データ編集手段15は、ロッカー4に設置されたICタグリーダ3のものではないICタグリーダIDの情報が設定されているか、現在の時刻から所定の時間内の日時が含まれない読み出し日時の情報が設定されている入退出履歴情報レコード内のICタグIDが、ロッカーに保管されていない制服のものであると判断する。管理データ編集手段15は、ロッカーに保管されていない制服のICタグIDを含む制服情報レコードを特定し、この制服情報レコード内の持ち出し期間の情報が、現在の日時を含んでいるかを判断する(ステップS240)。現在の日時が含まれている場合、事前にクリーニング申請があったものであり、管理データ編集手段15は、正常状態であると判断する(ステップS240:YES)。管理データ編集手段15は、全社員IDについて処理を終了していなければ(ステップS250:NO)、次に注目すべき社員IDを選択して(ステップS260)、ステップS120からの処理を繰り返す。
また、ステップS240において、ロッカーに保管されていない制服のICタグIDを含む制服情報レコード内の持ち出し期間の情報が現在の日時を含んでいない場合、管理データ編集手段15は、勤務時間外に制服が無断で持ち出されており、異常発生であると判断する(ステップS240:NO)。管理データ編集手段15は、記憶手段12に異常発生情報を書き込み、ディスプレイ装置19に異常発生情報を表示させるとともに、警告音を発生させる(ステップS210)。これにより、現在注目している社員の社員ID、当該社員のIDをキーに社員情報TBから読み出した社員情報レコード内の情報の全てまたは一部と、持ち出された制服のICタグIDの情報、どのような異常状態を検出したか、及び、その検出日時、及び、等を示す異常発生情報がディスプレイ装置19に表示される。管理データ編集手段15は、全社員IDについて処理を終了していなければ(ステップS250:NO)、次に注目すべき社員IDを選択して(ステップS260)、ステップS120からの処理を繰り返す。
ステップS120において、特定した社員スケジュール情報レコードにより、現在、社員が勤務時間外、例えば、休日、半休、忌引きなどあることを示している場合(ステップS120:NO)、管理データ編集手段15は、上述したステップS230以降の処理を行う。
管理装置1の管理データ編集手段15は、ステップS120〜S260の処理を繰り返し、ステップS250において、全社員IDについて処理を終了したと判断した場合には(ステップS250:YES)、上述したフローによる判断に基づいた各社員の管理データ、すなわち、当該社員のスケジュール、出勤有無、制服有無、状態正常/異常状態とをディスプレイ装置19に表示させる(ステップS270)。
なお、上記においては、全ての社員についての管理データの表示を行っているが、特定の社員のみの管理データの表示が必要な場合には、注目する社員の範囲を管理データの表示が必要な社員に限定して上記処理を行えばよい。
また、着替えに時間がかかってしまったり、ロッカー4から制服を少しの間取り出しただけの場合に直ちに異常発生と判断しないように、ステップS150やステップS240において制服の持ち出しを検出した場合に、異常状態検出情報を登録しておき、すでに登録されている異常状態検出情報から所定時間同じ状態が続いていると判断したときのみ異常発生と判断してもよい。
また、勤務情報TBの内容は、直接各部署の出勤表示ボード5から取得することでもよい。すなわち、注目している社員IDをキーに社員情報テーブル内の社員情報レコードから部署の情報を読み出し、読み出した部署の情報をキーに出勤ボード情報テーブル内の出勤ボードレコードからボードIDを読み出す。そして、この読み出したボードIDにより特定される出勤表示ボード5から注目している社員IDに対応する勤務種別、登録日時を読み出すことができる。
次に本発明の第2の実施形態について説明する。ここでは、第1の実施形態との差分のみを説明する。
第2の実施形態では、警察官の制服、航空会社の制服、など、特に、テロや犯罪に使われると重大な事故となる可能性のある制服に適用するもので、ICタグ2及びGPS(Global Positioning System:GPS)と、無線通信部とを有する位置通知装置を制服に取り付けておく。また、管理装置1の記憶手段12は、あらかじめ記憶手段12に、制服が無断で持ち出されている、予定外時間の制服着用外出であるなど重大な異常状態の情報を記憶しておく。そして、図10のステップS160やステップS230において異常状態を出力した後、検出された異常状態があらかじめ記憶手段12に記憶されている重大な異常状態の情報のいずれかに該当する場合、管理装置1の管理データ編集手段15は、通信手段(図示せず)を介して位置通知指示を位置通知装置へ送信する。位置通知指示を受信した位置通知装置は、GPSにより取得した現在位置の情報と、ICタグ2から取得したICタグIDの情報とを管理装置1宛に定期的に通知する。管理装置1の管理データ編集手段15は、位置通知装置から受信した現在位置及びICタグIDの情報、受信時刻をディスプレイ装置19に出力する。
なお、検出された異常状態があらかじめ記憶手段12に記憶されている重大な異常状態の情報に該当しなかった場合であっても、同じ異常状態が所定時間経過した後も続いている場合や、管理装置1へ手動により指示が入力された場合には、管理装置1は位置通知指示を送信する。
また、管理装置1と位置通知装置との間の信号の送受信は、例えば、無線アクセスによる公衆通信網などを介して行うことが可能である。
上記実施形態よれば、管理装置1は、ICタグリーダ3が制服に取り付けられているICタグ2を読み取った情報によりロッカー4など制服があるべき場所にあるか否かを把握するとともに、出勤表示ボード5などから入力された情報により社員の出勤・退勤の有無を把握し、これらを予め登録さている社員のスケジュールと比較することで、正常であるか異常であるかの状態を検出するため、制服が不正に持ち出された場合にこれを検出し、着用することにより他者からの信用を得られる制服が犯罪などに使用されることを防ぐことが可能となる。また、着替えに時間がかかってしまう場合などを考慮して、正常状態に一致しない場合でも直ちに異常と判断することなく、ある程度の時間のバッファを持たせることにより、誤って異常と判断されることを防ぐことが可能となる。
上記本実施の形態では、制服を管理するシステムを説明したが、制服に付随する手帳や身分証明書等、重要な備品について同様の管理を行ってもよい。
なお、管理装置1の各部の動作の過程を、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶しておき、このプログラムをコンピュータシステムが読み出して実行することによって、上記処理を行うことも可能である。ここでいうコンピュータシステムとは、CPU及び各種メモリやOS、周辺機器等のハードウェアを含むものである。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
この発明の第1の実施形態による制服管理システムの概要を説明するための図である。 同実施の形態による制服管理システムの構成を示す機能ブロック図である。 同実施の形態による社員情報TBのデータ構成例を示す図である。 同実施の形態による社員スケジュール情報TBのデータ構成例を示す図である。 同実施の形態による制服情報TBのデータ構成例を示す図である。 同実施の形態によるICタグリーダ情報TBのデータ構成例を示す図である。 同実施の形態による入退出履歴情報TBのデータ構成例を示す図である。 同実施の形態による出勤ボード情報TBのデータ構成例を示す図である。 同実施の形態による勤務情報TBのデータ構成例を示す図である。 同実施の形態による管理装置の動作手順を示す図である。
符号の説明
1…管理装置、 2…ICタグ、 3…ICタグリーダ、 4…ロッカー、 5…出勤表示ボード、 11…受信手段、 12…記憶手段、 13…データ登録手段、 14…出勤データ編集手段、 15…管理データ編集手段、 19…ディスプレイ装置

Claims (12)

  1. 制服に取り付けられたICタグを読み出すICタグリーダと、当該ICタグリーダが読み取ったICタグの情報により制服の状態を管理する管理装置と、各社員の出勤状態を示す勤務情報を出力する出勤管理装置とを有する制服管理システムであって、
    前記ICタグリーダは、自身の識別情報と、制服に取り付けられたICタグから読み出した当該ICタグの識別情報とを出力し、
    前記管理装置は、
    ICタグリーダが、制服に取り付けられたICタグを読み出した履歴を示す履歴情報、各社員に貸与された制服に取り付けられたICタグの識別情報を示す制服情報、各社員の勤務情報、及び、各社員の勤務のスケジュールを示すスケジュール情報を記憶する記憶手段と、
    前記ICタグリーダから、当該ICタグリーダの識別情報と、ICタグの識別情報とを受信する受信手段と、
    前記受信手段が受信したICタグリーダの識別情報とICタグの識別情報とを対応付けた情報を前記記憶手段内の履歴情報に追加するデータ登録手段と、
    ICタグリーダの設置場所と、当該ICタグリーダの識別情報に対応して前記履歴情報内に登録されているICタグの識別情報とから当該設置場所における制服の有無を判断し、制服が不正に持ち出されている異常状態を検出する状態判定手段と
    前記出勤管理装置から各社員の勤務情報を受信し、前記記憶手段に書き込む出勤データ登録手段と
    を備え、
    前記状態判断手段は、前記勤務情報の示す社員の出勤状態と、ICタグリーダの設置場所と、前記制服情報により示される当該社員に貸与された制服に取り付けられたICタグの識別情報が、前記履歴情報内に当該ICタグリーダの識別情報に対応して登録されているか否かとから、制服が不正に持ち出されている異常状態を検出し、
    さらに、前記状態判断手段は、ICタグリーダの設置場所と、前記制服情報により示される当該社員に貸与された制服に取り付けられたICタグの識別情報が、前記履歴情報内に当該ICタグリーダの識別情報に対応して登録されているか否かとから当該社員が外出しているか否かを判定し、外出していると判定したときに、前記スケジュール情報により示される当該社員のスケジュール内容に外出予定が登録されていないときは、制服が不正に持ち出されている異常状態を検出する、
    ことを特徴とする制服管理システム。
  2. 前記状態判断手段は、前記勤務情報により社員が出勤していないことを示す時間において、制服の保管場所に設置されているICタグリーダが前記制服情報により示される当該社員に貸与された制服に取り付けられたICタグの識別情報を読み取ったことを示す情報が、前記履歴情報に登録されていない場合に、異常状態であると判断する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の制服管理システム。
  3. 前記記憶手段は、各社員の勤務のスケジュールを示すスケジュール情報をさらに記憶し、
    前記状態判断手段は、前記スケジュール情報により示される社員のスケジュール内容と、ICタグリーダの設置場所と、前記制服情報により示される当該社員に貸与された制服に取り付けられたICタグの識別情報が、前記履歴情報内に当該ICタグリーダの識別情報に対応して登録されているか否とから、制服が不正に持ち出されている異常状態を検出する、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の制服管理システム。
  4. 前記状態判定手段は、前記スケジュール情報により示される社員のスケジュール内容と、前記出勤状態情報により示される当該社員の出勤状態とを比較することにより、異常状態を検出する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の制服管理システム。
  5. 前記状態判定手段は、前記スケジュール情報により示されるスケジュール内容から社員が制服を着用しないと判断される時間において、制服の保管場所に設置されているICタグリーダが前記制服情報により示される当該社員に貸与された制服に取り付けられたICタグの識別情報を読み取ったことを示す情報が、前記履歴情報に登録されていない場合に、異常状態であると判断する、
    ことを特徴とする請求項3または請求項4に記載の制服管理システム。
  6. 前記制服情報は、さらに、持ち出しが許可された制服に取り付けられたICタグの識別情報を含み、
    前記状態判定手段は、前記勤務情報により社員が出勤していないことを示す時間、あるいは、前記スケジュール情報の示すスケジュール内容から社員が制服を着用しないと判断される時間において、制服の保管場所に設置されているICタグリーダが前記制服情報により当該社員に貸与され、かつ、持ち出しが許可されていないと示される制服のICタグの識別情報を読み取ったことを示す情報が、前記履歴情報に登録されていない場合に、異常状態であると判断する、
    ことを特徴とする請求項3から請求項5のいずれかの項に記載の制服管理システム。
  7. 前記状態判定手段は、出入り口に設置されているICタグリーダの識別情報に対応して前記履歴情報内に登録されているICタグの識別情報から外出中状態にあるICタグの識別情報を特定し、予め決められた外出許可時間外の外出であるか、または、特定した識別情報のICタグが取り付けられている制服を貸与している社員のスケジュール情報が外出を示していない場合に、異常状態であると判断する、
    ことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかの項に記載の制服管理システム。
  8. 前記状態判定手段は、同じ異常状態が所定の時間以上続いている場合に、異常発生を検知する、
    ことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれかの項に記載の制服管理システム。
  9. 前記制服には位置通知装置が取り付けられており、
    前記状態判定手段は、異常発生を検知した場合に前記位置通知装置へ位置通知指示を送信し、
    前記位置通知装置は、前記位置通知指示を受信すると、自身の現在位置の情報を前記管理装置へ通知する、
    ことを特徴とする請求項8に記載の制服管理システム。
  10. 前記状態判定手段は、発生した異常が、予め決められた位置通知が必要な異常に合致する場合に前記位置通知装置へ位置通知指示を送信する、
    ことを特徴とする請求項9に記載の制服管理システム。
  11. 制服に取り付けられたICタグを読み出すICタグリーダと、当該ICタグリーダが読み取ったICタグの情報により制服の状態を管理する管理装置と、各社員の出勤状態を示す勤務情報を出力する出勤管理装置とを有する制服管理システムにおける管理装置であって、
    ICタグリーダが、制服に取り付けられたICタグを読み出した履歴を示す履歴情報、各社員に貸与された制服に取り付けられたICタグの識別情報を示す制服情報、各社員の勤務情報、及び、各社員の勤務のスケジュールを示すスケジュール情報を記憶する記憶手段と、
    前記ICタグリーダから、当該ICタグリーダの識別情報と、ICタグの識別情報とを受信する受信手段と、
    前記受信手段が受信したICタグリーダの識別情報とICタグの識別情報とを対応付けた情報を前記記憶手段内の履歴情報に追加するデータ登録手段と、
    ICタグリーダの設置場所と、当該ICタグリーダの識別情報に対応して前記履歴情報内に登録されているICタグの識別情報とから当該設置場所における制服の有無を判断し、制服が不正に持ち出されている異常状態を検出する状態判定手段と
    前記出勤管理装置から各社員の勤務情報を受信し、前記記憶手段に書き込む出勤データ登録手段と
    を備え、
    前記状態判断手段は、前記勤務情報の示す社員の出勤状態と、ICタグリーダの設置場所と、前記制服情報により示される当該社員に貸与された制服に取り付けられたICタグの識別情報が、前記履歴情報内に当該ICタグリーダの識別情報に対応して登録されているか否かとから、制服が不正に持ち出されている異常状態を検出し、
    さらに、前記状態判断手段は、ICタグリーダの設置場所と、前記制服情報により示される当該社員に貸与された制服に取り付けられたICタグの識別情報が、前記履歴情報内に当該ICタグリーダの識別情報に対応して登録されているか否かとから当該社員が外出しているか否かを判定し、外出していると判定したときに、前記スケジュール情報により示される当該社員のスケジュール内容に外出予定が登録されていないときは、制服が不正に持ち出されている異常状態を検出する、
    ことを特徴とする管理装置。
  12. 制服に取り付けられたICタグを読み出すICタグリーダと、当該ICタグリーダが読み取ったICタグの情報により制服の状態を管理する管理装置と、各社員の出勤状態を示す勤務情報を出力する出勤管理装置とを有する制服管理システムに用いられる制服管理方法であって、
    前記ICタグリーダが、自身の識別情報と、制服に取り付けられたICタグから読み出した当該ICタグの識別情報とを出力し、
    前記管理装置において、
    受信手段が、前記ICタグリーダから、当該ICタグリーダの識別情報と、ICタグの識別情報とを受信し、
    データ登録手段が、前記受信手段が受信したICタグリーダの識別情報とICタグの識別情報とを対応付けた情報を記憶手段内の履歴情報に追加し、
    状態判定手段が、ICタグリーダの設置場所と、当該ICタグリーダの識別情報に対応して前記履歴情報内に登録されているICタグの識別情報とから当該設置場所における制服の有無を判断し、制服が不正に持ち出されている異常状態を検出し、
    出勤データ登録手段が、前記出勤管理装置から各社員の勤務情報を受信し、前記記憶手段に書き込み、
    前記状態判断手段は、前記勤務情報の示す社員の出勤状態と、ICタグリーダの設置場所と、前記制服情報により示される当該社員に貸与された制服に取り付けられたICタグの識別情報が、前記履歴情報内に当該ICタグリーダの識別情報に対応して登録されているか否かとから、制服が不正に持ち出されている異常状態を検出し、
    さらに、前記状態判断手段は、ICタグリーダの設置場所と、前記制服情報により示される当該社員に貸与された制服に取り付けられたICタグの識別情報が、前記履歴情報内に当該ICタグリーダの識別情報に対応して登録されているか否かとから当該社員が外出しているか否かを判定し、外出していると判定したときに、前記スケジュール情報により示される当該社員のスケジュール内容に外出予定が登録されていないときは、制服が不正に持ち出されている異常状態を検出する、
    ことを特徴とする制服管理方法。
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