JP4416917B2 - 光学素子およびそれを用いた光学装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンパクトディスク(CD)、追記型コンパクトディスク(CD−R)、デジタルビデオディスク(DVD)などの光ディスク、光磁気ディスクを初めとする光記録媒体に光を照射して再生、または記録かつ再生を行う光ピックアップ装置等の光学装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
光ディスク装置には様々な規格があり、装置により異なる波長のレーザ光を利用している。例えば、CD装置では波長780nmのレーザ光を、DVD装置では635nmまたは650nm等のレーザ光を利用しており、さらには波長400〜450nmの青色レーザ光を利用した光ディスク装置の開発も進んでいる。一方で光ディスク装置の小型・省スペース化のために、同一の記録装置または再生装置で複数種類の光記録媒体を記録または再生することが要求されており、例えば波長偏光フィルタ等の光学素子を用いて複数種類の光記録媒体を記録・再生することができる光ピックアップ装置が特開平10−320815号公報等に提案されている。
【0003】
以下、図7を用いて従来の光学ピックアップ装置の構成を説明する。第1の波長を有するレーザ光(例えばCD用の波長780nmのレーザ光)は第1の受発光素子102に搭載されている半導体レーザ素子(図示せず)から出射され、コリメータレンズ111により拡がり角を調整され、波長偏光フィルタ113を透過した後、対物レンズ33により光記録媒体41の所定の位置に集束される。
【0004】
光記録媒体41からの反射光は再び対物レンズ33、波長変更フィルタ113を透過した後、コリメータレンズ111と受発光素子モジュール101に搭載されているホログラム素子もしくはマイクロプリズム(図示せず)等の光学素子103により出射光と分離され受発光素子102上の受光素子(図示せず)に導かれる。
【0005】
受光素子で検出された信号は、記録信号、トラッキングエラー信号およびフォーカスエラー信号に演算され、これらのエラー信号をもとにフォーカスアクチュエータ34およびトラッキングアクチュエータ35により対物レンズ33を保持しているレンズホルダー32が移動し、ビームスポットが常に最適になるように調整される。
【0006】
一方、第2の波長を有するレーザ光(例えばDVD用の波長650nmのレーザ光)は第2の受発光素子105に搭載されている半導体レーザ素子(図示せず)から出射され、コリメータレンズ112により拡がり角を調整され、波長偏光フィルタ113により90°反射され、第1のレーザ光に対し平行な光路に導かれた後、対物レンズ33により光記録媒体41の所定の位置に集束される。
【0007】
光記録媒体41からの反射光は再び対物レンズ33を通り、波長変更フィルタ113にて90°反射された後、コリメータレンズ112と受発光素子モジュール104に搭載されているホログラム素子もしくはマイクロプリズム等の光学素子106により出射光と分離され受発光素子105上の受光素子(図示せず)に導かれる。
【0008】
受光素子で検出された信号は、第1のレーザ光と同様に記録信号、トラッキングエラー信号およびフォーカスエラー信号に演算され、これらのエラー信号をもとにビームスポットが常に最適になるように調整される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような従来の光ピックアップ装置は光学素子を2軸で構成するために、光学系の小型化ひいては光学装置の小型化が難しかった。従って光学系を1軸で構成するために例えば、2種類の半導体レーザ素子と受光素子とを一体の受発光装置として構成することが考えられるが、その場合出射光と反射光とを分離するための光学素子を共通に用いなければならず、受発光装置および光学素子の設計が非常に難しかった。
【0010】
上記課題に鑑み本発明は、光学系を簡単に1軸で構成することができる光学素子を提供し、さらにそれを用いて構成した、光ピックアップ装置等の光学装置を提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明の光学素子は、第1の反射面と第2の反射面とを有し、前記第1の反射面に波長分離膜が形成され、前記第1の反射面と前記第2の反射面の少なくとも一方に回折格子が形成されたものである。
【0012】
この構成により、第1の反射面と第2の反射面の一方に回折格子が形成されているので、上記光学素子に2種類の波長のレーザ光が照射された場合、一方の波長のレーザ光にのみ回折効果を与えることが可能となり、さらには2つの反射面の両方に回折格子を形成することにより、上記光学素子に2種類の波長のレーザ光が照射された場合、それぞれの波長のレーザ光に異なる回折効果を与えることが可能となる。
【0013】
本発明の光学装置は、第1のレーザ光および前記第1のレーザ光とは波長の異なる第2のレーザ光を出射する発光部と、前記第1のレーザ光および前記第2のレーザ光に関する光路上に配置された光学素子とを有し、前記光学素子は前記第1のレーザ光を反射する第1の反射面と前記第2のレーザ光を反射する第2の反射面とを有し、前記第1の反射面に波長分離膜が形成され、前記第1の反射面と前記第2の反射面との少なくとも一方に回折格子が形成されたものである。
【0014】
この構成により、第1の反射面に波長分離膜が形成されているので、第1のレーザ光を光学素子の第1の反射面で選択的に反射させ、第2のレーザ光を第2の反射面で選択的に反射させるようにすることができるとともに、第1の反射面と第2の反射面との少なくとも一方に回折格子が形成されているので第1のレーザ光と第2のレーザ光とに異なる回折効果を与えることができる。
【0015】
本発明の光学装置は、かかる構成につき、第1のレーザ光と第2のレーザ光とが互いに平行で、第1の反射面と第2の反射面とが互いに平行であることにより、第1のレーザ光が第1の反射面で反射した後の光路と、第2のレーザ光が第2の反射面で反射した後の光路を平行にすることができる。このため、第1のレーザ光用と第2のレーザ光用とに使用される対物レンズ等の光学部品を共用することができる。
【0016】
本発明の光学装置は、かかる構成につき、波長分離膜が第1の波長範囲の光を反射し、第2の波長範囲の光を透過することにより、第1のレーザ光が第1の反射面で反射し第2の反射面に到達しないため、第1の反射面においては第1のレーザ光のみ反射および回折させ、第2の反射面においては第2のレーザ光のみ反射および回折させることができる。
【0017】
本発明の光学装置は、かかる構成につき、第1の反射面に回折格子が形成された光学素子を有し、第1のレーザ光および前記第2のレーザ光が前記光学素子の前記第1の反射面側から照射され、かつ前記第1のレーザ光および前記第2のレーザ光のどちらか一方が前記第1の反射面を透過もしくは反射する際に前記回折格子により回折されないことにより、第1のレーザ光と第2のレーザ光が第1の反射面を透過もしくは反射する際に、どちらか一方は回折効果を受けず、もう一方が回折効果を受けるようにすることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
【0019】
なおこれらの実施の形態において、第1のレーザ光を波長650nmの赤色レーザ光、第2のレーザ光を780nmの赤外レーザ光としたがこの限りではなく、第1のレーザ光および第2のレーザ光は、例えば780〜820nmの赤外レーザ光、635〜680nmの赤色レーザ光、350〜500nmの青色レーザ光のいずれか2つであれば良い。
【0020】
(実施形態1)
本発明の実施の形態1に係る光学素子について説明する。
【0021】
図1において光学素子は以下のように構成される。まずシリコンなどの基板2の表面にフォトリソグラフィー等により所定の回折格子を形成し第2の反射面6とした後、SiO2などの透明膜3を平坦に形成し再度フォトリソグラフィー等の技術を用いて所定の回折格子を形成することにより第1の反射面5とする。
【0022】
さらにその上に、ZnS、HfO2、Al23、TiO2、MgF2などの誘電体を所定の膜厚に積層した多層膜を形成し、例えば図2のような透過率(反射率)特性を有する波長分離膜4を形成する。このとき、λ1、λ2は本発明の光学素子に入射される異なる2つのレーザ光の波長であり、ここでは第1のレーザ光7の波長をλ1、第2のレーザ光8の波長をλ2とする。また波長分離膜4における第1のレーザ光7の反射率はR1で表され、第2のレーザ光8の透過率はT2で表される。これにより波長分離膜4において光学素子に入射されるレーザ光のうち、第1のレーザ光の大部分は反射され第2のレーザ光の大部分は透過することになる。
【0023】
このとき第1の反射面に形成された第1の回折格子によって、第1のレーザ光7および第2のレーザ光8のいずれも回折格子の影響を受ける。しかしながら本発明の光学素子においては、透明膜の屈折率n1および第1の回折格子の溝深さd1を調整することにより、例えば第1のレーザ光に回折格子の影響を強く与え、第2のレーザ光に回折格子の影響をほとんど与えないようにすることができる。以下図3を用いて説明する。
【0024】
図3は第1の反射面5における第1のレーザ光7および第2のレーザ光8の回折効率を計算したものである。今第1の反射面に第1のレーザ光および第2のレーザ光が角度θ0で入射し、第1のレーザ光の大部分が反射し、第2のレーザ光の大部分が透過するとする。このとき第1のレーザ光は回折格子による光路長の差
ΔL≒2・(d1/cosθ0)・ 0 (式1)
による位相差(=2π・ΔL/λ1)が発生し回折光が発生する。また第2のレーザ光は透明膜3内での角度がθ1になるとすると、光路長の差
ΔL≒{(n1/cosθ1)−(n0/cosθ0)}・d1 (式2)
による位相差(=2π・ΔL/λ2)により回折光が発生する。
【0025】
図3にデューティ比(溝幅/回折格子周期)0.5、屈折率n1=1.52、第1のレーザ光の波長λ1=650nm、第2のレーザ光λ2=780nm、角度θ0=45°における、0次光回折効率の回折格子深さ依存性(a)、±1次光回折効率の回折格子深さ依存性(b)を示す。第1のレーザ光の目的とする回折効率はおよそ0次光ξ0で65〜75%、±1次光ζ1で10〜15%であるから、例えば回折格子深さを0.044μmとすると0次光68%、±1次光13%となる。このとき第2のレーザ光に係る0次光の回折効率は99%以上となりほとんど回折されない。したがって、第1の反射面においては、第1のレーザ光のみ回折されることになる。
【0026】
さらに、第1の反射面を透過した第2のレーザ光は第2の反射面に到達し反射される。第2の反射面に形成された回折格子において第2のレーザ光は光路長の差
ΔL≒2・(d2/cosθ1)・n1 (式3)
による位相差(=2π・ΔL/λ2)が発生し回折光が発生する。このときd2は第2の反射面に形成された回折格子の溝深さであり、第2の反射面の回折格子における第2のレーザ光の回折効率−回折格子深さ依存性を図4(a)(b)に示す。(a)は0次光の、(b)は±1次光の特性図である。回折格子の溝深さd2を例えば0.044μmにすることにより、0次光を68%、1次光を13%とすることができる。このとき第1のレーザ光は第2の反射面にほとんど到達しないためほとんど影響を受けない。
【0027】
以上の原理により、第1のレーザ光の大部分が第1の反射面で反射・回折され、第2のレーザ光の大部分が第2の反射面で反射・回折される。
【0028】
さらに、第1の反射面における第2のレーザ光に関する0次光回折効率が96%以上であれば、光学素子を第2のレーザ光が往復しても85%以上の光が利用できることになる。
【0029】
さらにこのとき、波長分離膜4の特性においてR1を92%以上、T2を96%以上とすることにより、レーザ光が光学素子を往復して85%以上の光を利用することができる。
【0030】
以上のことから、第1のレーザ光が第1の反射面で反射・回折され、第2のレーザ光が第2の反射面で反射・回折されるようにすることができる。
【0031】
(実施形態2)
次に本発明の実施の形態2に係る光学装置の一例である光ピックアップ装置について説明する。図5は本発明の光学装置を説明する構成図であり、図6は図5の光学装置の構成部品である光学素子1と受発光素子モジュール30を詳しく説明する部分拡大斜視図である。
【0032】
まず図6を用いて光学素子1と受発光素子モジュール30の構成を説明する。受発光素子モジュール30は、2つの異なる波長を出射する半導体レーザ素子51、52が受光素子基板60に搭載され、さらに受光素子基板60が収納容器65に収納されることにより構成される。受光素子基板60には受光素子61a、61b、62a、62bが形成され、さらにエッチング等により45°ミラーが形成される。第1の半導体レーザ素子51と第2の半導体レーザ素子52はその出射光が45°ミラーにより90°反射されるように配置される。なお半導体レーザ素子51、52の代わりに一つの半導体レーザ素子から2つの異なる波長のレーザ光が出射されるものを用いても良い。光学素子1は、第1および第2の半導体レーザ素子から出射され45°ミラーにより90°方向に反射される第1のレーザ光7、第2のレーザ光8をさらに90°方向に反射するように配置される。
【0033】
光記録媒体41に合わせて受発光素子モジュール30から出射された第1のレーザ光7および第2のレーザ光8のいずれか一方は、図5に示すように光学素子1により反射された後、コリメータレンズ31により拡がり角を調整され、さらに対物レンズ33により光記録媒体41の所定の位置に集束される。光記録媒体41からの反射光は再び対物レンズ33、コリメータレンズ31を通り、光学素子1で90°方向に反射される。このとき光学素子1は図1のような構成をしており、レーザ光が第1のレーザ光である場合反射光の80%以上は光学素子1の第1の反射面で反射・回折される。そして±1次回折光は受光素子61aおよび61bで受光され、所定の情報記録信号もしくはトラッキングエラー信号、フォーカスエラー信号に計算される。
【0034】
一方、レーザ光が第2のレーザ光である場合、反射光の80%以上は光学素子1の第2の反射面で反射・回折される。そして、±1次回折光は受光素子62aおよび62bで受光され、所定の情報記録信号もしくはトラッキングエラー信号、フォーカスエラー信号に計算される。
【0035】
このとき、光学素子1の第1の反射面と第2の反射面に形成される回折格子をそれぞれのレーザ光に合わせて設計することにより、受光素子61a、61b、62a、62bを簡単に設計することができ、さらには4つの受光素子の一部を共用した構成も可能となる。これにより、受光素子基板の小型化が図れる。
【0036】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の光学素子を用いることにより、従来2軸で構成していた光学装置の光学系を1軸の光学系で簡単に構成することができ、光学装置の小型化を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1にかかる光学素子の断面図
【図2】同光学素子波長分離膜の透過特性(あるいは反射特性)を示す特性図
【図3】(a)同光学素子の第1の反射面における0次光の回折効率特性を示す特性図
(b)同光学素子の第1の反射面における±1次光の回折効率特性を示す特性図
【図4】(a)同光学素子の第2の反射面における0次光の回折効率特性を示す特性図
(b)同光学素子の第2の反射面における±1次光の回折効率特性を示す特性図
【図5】本発明の実施の形態2に係る光学装置の構成図
【図6】同光学装置を構成する光学素子および受発光素子モジュールの部分拡大斜視図
【図7】従来の光学ピックアップ装置の構成図
【符号の説明】
1 光学素子
2 基板
3 透明膜
4 波長分離膜
5 第1の反射面
6 第2の反射面
7 第1のレーザ光
8 第2のレーザ光
10 第1の反射光
10a、20a 0次回折光
10b、20b 1次回折光
10c、20c −1次回折光
20 第2の反射光
30 受発光素子モジュール
31 コリメータレンズ
32 レンズホルダー
33 対物レンズ
34 フォーカスアクチュエータ
35 トラッキングアクチュエータ
40 筐体
41 光記録媒体
51 第1の半導体レーザ素子
52 第2の半導体レーザ素子
60 受光素子基板
61a、61b、62a、62b 受光素子
65 収納容器

Claims (2)

  1. 互いに平行な第1の反射面と第2の反射面とを有し、前記第1の反射面に波長分離膜および第1の回折格子が形成され、前記第2の反射面に第2の回折格子が形成され、前記第1の反射面に入射する任意の2波長の光のうちの一方が、前記第1の反射面に形成された前記波長分離膜で反射されるとともに前記第1の回折格子により反射回折され、他方は前記波長分離膜を透過し、且つ前記第1の回折格子では実質的に反射回折されず、前記第2の反射面で反射されるとともに前記第2の回折格子により反射回折される光学素子。
  2. 第1のレーザ光および前記第1のレーザ光とは波長が異なり、且つ前記第1のレーザ光に平行な第2のレーザ光を出射する発光部と、前記第1のレーザ光および前記第2のレーザ光に関する光路上に配置された光学素子と、受光部とを有し、前記光学素子は前記第1のレーザ光を反射し、且つ前記第2のレーザ光を透過させる第1の反射面と前記第2のレーザ光を反射し、且つ前記第1の反射面に平行な第2の反射面とを有し、前記第1の反射面に波長分離膜および第1の回折格子が形成され、前記第2の反射面に第2の回折格子が形成され、前記第1のレーザ光は、前記第1の反射面に形成された前記波長分離膜で反射される際に前記第1の回折格子により反射回折され、前記第2のレーザ光は、前記波長分離膜を透過する際には実質的に反射回折されず、前記第2の反射面で反射される際に前記第2の回折格子により反射回折され、前記受光部は反射回折された第1のレーザ光および第2のレーザ光の光路上に配置される光学装置。
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