JP4416024B2 - 名称変更方法、情報処理装置およびネットワークシステム - Google Patents

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Description

本発明は、ユーザが識別するための機器識別名称が付与された情報処理装置において、機器識別名称を変更する名称変更方法、情報処理装置およびネットワークシステムに関する。
近年、情報のデジタル化が急速に進み、デジタル情報を扱うための情報機器が一般家庭にも急速に普及してきた。例えば、コンパクトディスクに記録された音楽データを再生する音楽プレーヤやDVD(Digital Versatile Disc)に記録された映画を再生するDVDプレーヤ等は世界的規模で広く普及している。また、一般家庭においても、デジタルカメラで撮った写真やデジタル録画したテレビ番組をパーソナルコンピュータ(以下、「PC」という。)等に保存して管理している。しかし、蓄積された画像、映像、または音楽情報等は、個人的に視聴して楽しむ他には、あまり有効に活用されていない。その理由として、例えば、デジタルビデオカメラで撮影したビデオ映像を家族で鑑賞しようとした際、PCのハードディスクに保存して管理していたビデオ映像をリビングにある大型テレビに表示させるには、機器の接続に面倒な準備が必要になることがある。
こうした状況に鑑みて、一般家庭において無線または有線通信を利用したデジタル情報の共有化(いわゆる、ホームネットワーク)を実現するための情報技術に関する標準規格を策定しようという動きがある。例えば、家電や携帯電話機、PC等の製造販売に関連する複数の企業等が参加してDLNA(Digital Living Network Alliance)と呼ばれる非営利団体が結成されている。DLNAにおいて想定されるホームネットワークは、映像や音楽等のコンテンツが格納されたサーバ機器(DMS;Digital Media Server)と、これらのコンテンツを再生するためのプレーヤ機器(DMP;Digital Media Player)とを含んで構成されるものであり、所定の伝送方式とフォーマットに基づいてDMSからDMPにコンテンツが配信されて再生処理が実行される。
このように、ホームネットワーク内に設置された機器間の接続環境は整備されつつあるが、ホームネットワーク内に設置される機器の台数増加により、所望のコンテンツを選択する際のユーザの負担や、そのコンテンツの再生に適した機器を選択する際のユーザの負担が大きくなってきている。現状では、DMPを直接操作するか、あるいは、上記DMC等を利用して、DMSに蓄積されたコンテンツの中から所望のコンテンツを選択するとともに、そのコンテンツが再生されるDMPを指定する必要がある。
ここで、DMSやDMPには、機器自身が他の機器を識別するために用いられる、例えばシリアルナンバーやデバイスID等の機器固有の識別名称と、ユーザがホームネットワーク上に接続された機器を識別するために用いる、フレンドリーネーム(friendlyName)と呼ばれるユーザ用の機器識別名称とが付与されている。フレンドリーネームは、例えばGUI(Graphical User Interface)上に表示され、ユーザは、表示されたフレンドリーネームから所望の機器を選択することができる。
機器固有の識別名称に同一名称を重複して設定することは許可されていないが、ユーザ用の機器識別名称については、同一名称を重複して設定することが可能である。この機器識別名称は、通常、機器の工場出荷時に設定され、一般的には、機種ごとに同一の名称が設定されている。
Basic:1.0 Device Definition Version 1.0,For UPnPTM Version 1.0,2002年12月12日
しかし、同一のユーザ用の機器識別名称を有する複数の機器が同一ネットワーク上に存在する場合、同一の機器識別名称がGUI上に表示されてしまい、ユーザはこれらの機器を区別することができないという問題があった。このような場合には、ユーザが手動で機器識別名称を変更する必要があった。
また、ユーザ用の機器識別名称が自動で変更される場合に無秩序に名称を変更してしまうと、ユーザが既に認識した機器の機器識別名称までも変更する可能性があり、ユーザが一度認識した機器を再認識できなくなるという問題があった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、同一ネットワーク上に同一のユーザ用の機器識別名称を有する情報処理装置が複数存在する場合に機器識別名称を自動変更することの可能な、新規かつ改良された名称変更方法、情報処理装置およびネットワークシステムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、ユーザが識別するための機器識別名称が付与された情報処理装置において、機器識別名称を変更する名称変更方法が提供される。本発明の名称変更方法によれば、同一のネットワークに接続された他の情報処理装置の機器識別名称を取得する取得ステップと、他の情報処理装置の機器識別名称と本情報処理装置の機器識別名称とを比較する比較ステップと、他の情報処理装置の機器識別名称と本情報処理装置の機器識別名称とが同一である場合に、予め設定された所定のルールにしたがって本情報処理装置の機器識別名称を変更するか否かを判定する判定ステップと、判定ステップにおいて本情報処理装置の機器識別名称を変更すると判定した場合に、本情報処理装置の機器識別名称を変更する変更ステップと、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、本情報処理装置がネットワークを介して接続された他の情報処理装置から機器識別名称を取得し、取得した機器識別名称と本情報処理装置の機器識別名称とを比較する。比較した結果、機器識別名称が同一である場合には、所定のルールにしたがって本情報処理装置の機器識別名称の変更の要否を判定する。そして、本情報処理装置は、変更が必要と判定された場合にのみ、自己の機器識別名称を変更する。
ここで、判定ステップは、本情報処理装置の機器識別名称の変更の可否を示すロック情報に基づいて、本情報処理装置の機器識別名称を変更するか否かを判定するロック判定ステップを含むことができる。ロック情報は、例えば、本情報処理装置が同一のネットワークに接続されたある機器により認識されているか否かに基づいて記述される。このように、機器識別名称を変更することにより機器間の認識に混乱が生じる場合等に、機器識別名称の変更を不可とする内容をロック情報に設定することができる。
また、判定ステップは、同一のネットワークに接続されたある情報処理装置からのアクセス状況を示すアクセス履歴に基づいて、本情報処理装置の機器識別名称を変更するか否かを判定するアクセス履歴判定ステップを含むこともできる。このとき、アクセス履歴判定ステップは、本情報処理装置のアクセス履歴と他の情報処理装置のアクセス履歴とを比較して、本情報処理装置のアクセス履歴が古い場合に本情報処理装置の機器識別名称を変更するようにしてもよい。
さらに、判定ステップは、本情報処理装置固有の識別情報と他の情報処理装置固有の識別情報とを比較して、本情報処理装置の機器識別名称を変更するか否かを判定する固有識別情報判定ステップを含むこともできる。このように、情報処理装置を一意に特定することのできる情報処理装置固有の識別情報を用いることにより、機器識別名称の変更の要否を確実に決定することができる。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、ユーザが識別するための機器識別名称が付与された情報処理装置が提供される。本発明の情報処理装置によれば、同一のネットワークに接続された他の情報処理装置の機器識別名称を取得する取得部と、他の情報処理装置の機器識別名称と本情報処理装置の機器識別名称とを比較する比較部と、他の情報処理装置の機器識別名称と本情報処理装置の機器識別名称とが同一である場合に、予め設定された所定のルールにしたがって本情報処理装置の機器識別名称を変更するか否かを判定する判定部と、本情報処理装置の機器識別名称を変更すると判定した場合に、本情報処理装置の機器識別名称を変更する変更部と、を備えることを特徴とする。
さらに、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、ユーザが識別するための機器識別名称が付与された複数の情報処理装置がネットワークを介して相互に接続されたネットワークシステムが提供される。かかるネットワークシステムにおいて、第1の情報処理装置は、同一のネットワークに接続された第2の情報処理装置の機器識別名称を取得する。次いで、第1の情報処理装置は、第2の情報処理装置の機器識別名称と第1の情報処理装置の機器識別名称とを比較し、第2の情報処理装置の機器識別名称と第1の機器識別名称とが同一である場合に、予め設定された所定のルールにしたがって第1の情報処理装置の機器識別名称を変更するか否かを判定する。そして、第1の情報処理装置の機器識別名称を変更すると判定した場合に、第1の情報処理装置の機器識別名称を変更することを特徴とする。
以上説明したように本発明によれば、同一ネットワーク上に同一のユーザ用の機器識別名称を有する情報処理装置が複数存在する場合に機器識別名称を自動変更することの可能な、名称変更方法、情報処理装置およびネットワークシステムを提供することができる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
(第1の実施形態)
まず、図1および図2に基づいて、本発明の第1の実施形態にかかる情報処置装置の構成について説明する。なお、図1は、本実施形態にかかる情報処理装置100の構成を示すブロック図である。図2は、本実施形態にかかる装置記述情報保持部160の記憶内容を示す説明図である。なお、情報処理装置100A、100B、100Cは同一種類の装置であり、情報処理装置100B、100Cは情報処理装置100Aと同一構成を有するものとする。
<情報処理装置の構成>
図1に示すように、複数の情報処理装置100A、100B、100Cが同一のネットワーク105に接続されている。本実施形態にかかる情報処理装置100は、ネットワークに接続可能なネットワーク機器、例えばビデオレコーダー等である。情報処理装置100は、図1に示すように、SSDP情報送受信部110と、装置記述情報送信部120と、装置記述情報取得部130と、機器識別名称比較部140と、名称変更部150と、装置記述情報保持部160と、取得情報保持部170と、を備えて構成される。
SSDP情報送受信部110は、アドホック型のUPnPネットワークにおいて、デバイスのネットワークへの参加を自動的に検出するSSDP(Simple Service Discovery Protocol)にしたがって通信される情報の送受信を行う機能部である。例えば、情報処理装置100Aがネットワーク105に接続されると、接続された情報処理装置100AのSSDP情報送受信部110は、ネットワーク105上に既に接続されている他の情報処理装置100B、100Cに、ネットワーク105への接続を通知するNotify信号を送信する。一方、他の情報処理装置100B、100Cがネットワーク105に新規に接続された場合には、情報処理装置100AのSSDP情報送受信部110は、他の情報処理装置100B、100Cから送信されたNotify信号を受信する。
装置記述情報送信部120は、情報処理装置100(100A)が提供可能な機能や情報を記述した装置記述情報を他の情報処理装置100(100B、100C)へ送信する機能部である。本実施形態における装置記述情報は、非特許文献1に示したDLNAの仕様書において定義されるXMLデバイスディスクリプション(XML Device Description)とする。装置記述情報送信部120から送信される装置記述情報は、後述する装置記述情報保持部160から取得される。
装置記述情報取得部130は、他の情報処理装置100(100B、100C)の装置記述情報を取得する機能部である。装置記述情報取得部130は、取得した装置記述情報を機器識別名称比較部140へ出力するとともに、後述する取得情報保持部170に記憶する。
機器識別名称比較部140は、自己(情報処理装置100(100A))の機器識別名称と他の情報処理装置100(100B、100C)の機器識別名称とを比較して、これらが同一の名称であるか否かを判断する機能部である。本実施形態における機器識別名称は、非特許文献1に示したDLNAの仕様書において定義されるフレンドリーネーム(friendlyName)である。機器識別名称比較部140は、自己の機器識別名称を後述の装置記述情報保持部160から取得し、他の情報処理装置100B、100Cの機器識別名称を装置記述情報取得部130が取得した装置記述情報から取得し、両者を比較する。機器識別名称比較部140は、機器識別名称が同一であると判断した場合に、名称変更部150へ機器識別名称の変更の要否の判断を指示する。
名称変更部150は、機器識別名称の変更の要否を判断する機能部であって、機器識別名称変更決定部152と、ロック判定部154と、アクセス履歴判定部156と、固有識別情報判定部158とを備える。
機器識別名称変更決定部152は、ロック判定部154、アクセス履歴判定部156、そして固有識別情報判定部158の判定結果に基づいて、機器識別名称の変更の要否を決定する機能部である。機器識別名称変更決定部152は、機器識別名称比較部140からの指示を受けて、ロック判定部154、アクセス履歴判定部156、または固有識別情報判定部158に判定処理の開始を指示する。また、機器識別名称変更決定部152は、ロック判定部154、アクセス履歴判定部156、または固有識別情報判定部158の判定結果を受けて、機器識別名称の変更の要否を決定する。さらに、機器識別名称変更決定部152は、機器識別名称を変更すると決定した場合には、装置記述情報保持部160に記憶された機器識別名称を新しい機器識別名称に更新する。
ロック判定部154は、機器識別名称の変更の可否を示すロック情報に基づいて、自己の機器識別名称の変更の可否を判定する機能部である。ロック情報は、本情報処理装置100(100A)がネットワークに接続されたある機器、例えば他の情報処理装置100(100B、100C)に認識されているか否かを示す認識有無情報であって、認識されている場合には「yes」、認識されていない場合には「no」と記述されている。本情報処理装置100Aが他の機器(例えば情報処理装置100B、100Cの少なくともいずれか)に認識されている場合にその機器識別名称を変更してしまうと、既に当該機器識別名称を認識していた機器が情報処理装置100Aを再認識できなくなる。このため、ロック情報が「yes」である場合、ロック判定部154は、ユーザ用装置識別情報の変更は不可と判定する。一方、ロック情報が「no」である場合、ロック判定部154は、ユーザ用装置識別情報の変更は可と判定する。そして、ロック判定部154は、判定結果を機器識別名称変更決定部152へ送信する。
アクセス履歴判定部156は、同一のネットワーク105に接続されたある機器、例えば情報処理装置100(100B、100C)からのアクセス履歴に基づいて、本情報処理装置100(100A)の機器識別名称を変更するか否かを判定する機能部である。アクセス履歴判定部156は、機器識別名称変更決定部152からの指示を受けて、自己のアクセス履歴と他の情報処理装置100B、100Cのアクセス履歴とを比較する。そして、アクセス履歴判定部156は、判定結果を機器識別名称変更決定部152へ送信する。
固有識別情報判定部158は、各情報処理装置固有の識別情報に基づいて、自己の機器識別名称を変更するか否かを判定する機能部である。固有識別情報は、例えば、IPアドレスや、シリアルナンバーやデバイスID等の機器固有の識別情報などである。固有識別情報判定部158は、自己(情報処理装置100(100A))の固有識別情報と他の情報処理装置100(100B、100C)の固有識別情報とを比較する。そして、固有識別情報判定部158は、判定結果を機器識別名称変更決定部152へ送信する。
装置記述情報保持部160は、情報処理装置100が提供可能な機能や情報を記述した装置記述情報を記憶する記憶部であって、RAMやハードディスク等のメモリを含んで構成される。装置記述情報保持部160は、図2に示すようなXMLデバイスディスクリプション165が記憶されており、例えば、<friendlyName>により規定されるフレンドリーネーム161と、<friendlyNameLock>により規定されるロック情報162と、<friendlyNameAccess>により規定されるアクセス履歴163等が記憶されている。
取得情報保持部170は、本情報処理装置100(100A)が他の情報処理装置100(100B、100C)から取得した装置記述情報を記憶する記憶部であって、RAMやハードディスク等のメモリを含んで構成される。取得情報保持部170も、装置記述情報保持部160と同様、図2に示すような装置記述情報が記憶されている。
以上、本実施形態にかかる情報処理装置100の構成について説明した。次いで、図3に基づいて、本実施形態にかかる機器識別名称の変更方法についてについて説明する。ここで、図3は、機器識別名称の変更方法を示すフローチャートである。ネットワーク105に新規に情報処理装置100が接続された場合、ネットワーク105に既に接続されている情報処理装置100と、新規に接続された情報処理装置100との間で相互に装置記述情報を送受信する。その後、各情報処理装置100は、本実施形態の機器識別名称の変更方法により、自身の機器識別名称を変更するか否かを判断して、判断結果に基づいて機器識別名称を変更する。
<機器識別名称の変更方法>
本実施形態にかかる機器識別名称の変更方法は、図3に示すように、まず、本情報処理装置100(100A)により他の情報処理装置100(100B、100C)の装置記述情報を取得する(S110)。他の情報処理装置100B、100Cの装置記述情報は、本情報処理装置100Aが送信したNotify信号を受信した他の情報処理装置100B、100Cから送信される。
次いで、本情報処理装置100(100A)の機器識別名称と他の情報処理装置100(100B、100C)の機器識別名称との名称が同一か否かを判定する(S120)。機器識別名称は、各情報処理装置100の装置記述情報に記載されている。機器識別名称比較部140は、自己(情報処理装置100A)の装置記述情報保持部160に記憶された装置記述情報から自己の機器識別名称を取得する。一方、他の情報処理装置100B、100Cから送信された装置記述情報から他の情報処理装置100B、100Cの機器識別名称を取得する。そして、機器識別名称比較部140は、両者の機器識別名称が一致するか否かを判定する。
両者の機器識別名称が異なると判定された場合には、自己の機器識別名称を変更することなく、処理を終了する。一方、両者の機器識別名称が一致すると判断した場合には、ステップS130の処理に進む。
ステップS120において両者の機器識別名称が一致すると判断した場合には、自己の機器識別名称の変更の可否を確認する(S130)。名称変更部150のロック判定部154は、機器識別名称の変更の可否を、自己の装置記述情報に記述されたロック情報から判定することができる。ロック情報が「yes」の場合には、他の機器が自己を既に認識している可能性があるため、自己の機器識別名称を変更することなく、処理を終了する。一方、ロック情報が「no」の場合には、ステップS140の処理に進む。
ステップS130において自己のロック情報が「no」であった場合、さらに本情報処理装置100(100A)のアクセス履歴と他の情報処理装置100(100B、100C)のアクセス履歴とを比較する(S140)。アクセス履歴は装置記述情報に記述されており、例えば同一ネットワーク105に接続されたある機器から最後に情報処理装置100にアクセスがあった日時が記述されている。両者のアクセス履歴を比較した結果、自己のアクセス履歴の方が他者よりも新しい場合には、自己の機器識別名称を変更することなく、処理を終了する。一方、自己のアクセス履歴の方が他者よりも古い場合には、自己の機器識別名称を変更する(S170)。ステップS170の処理については、後述する。そして、両者のアクセス履歴が同一である場合には、ステップS150の処理に進む。
ステップS140において両者のアクセス履歴が同一であった場合には、本情報処理装置100(100A)は、他の情報処理装置100(100B、100C)のIPアドレスを取得する(S150)。IPアドレスは機器固有の識別情報であり、一の情報処理装置100と一意に対応する。ステップS150において、本情報処理装置100は、他の情報処理装置100に再度アクセスして他の情報処理装置100のIPアドレスを取得する。なお、本実施形態ではIPアドレスを用いたが、本発明はかかる例に限定されず、固有識別情報として、例えばシリアルナンバーやデバイスID等を用いてもよい。
次いで、本情報処理装置100(100A)のIPアドレスと、他の情報処理装置100(100B、100C)のIPアドレスとを比較して、自己の機器識別名称を変更するか否かを判定する(S160)。ステップS160の処理は、2つの情報処理装置100のうち一方の情報処理装置の機器識別名称のみを変更する場合に、変更する情報処理装置100を機械的に決定するための処理である。本実施形態では、「IPアドレスの番号の若い方が情報処理装置100の機器識別名称を変更しない」というルールを設ける。かかるルールは、「IPアドレスの番号が若い方の情報処理装置の機器識別名称を変更する」としてもよく、IPアドレス以外の他の固有識別情報について同様のルールを設定してもよい。
本実施形態において設定されたルールにより、自己のIPアドレスの方が他者よりも若い場合には、自己の機器識別名称を変更する(S170)。一方、他者の方が自己のIPアドレスよりも若い場合には、自己の機器識別名称を変更することなく、処理を終了する。
ステップS170の、自己の機器識別名称の変更処理では、他の情報処理装置100の機器識別名称と重複しない名称に変更するが、このとき、所定のルールにしたがって行うことができる。このルールの一例として、変更前の機器識別名称の最後に所定の文字等を付け足して変更することが考えられる。例えば、変更前の機器識別名称が「BDZ」であった場合、変更後の機器識別名称は「BDZ−1」となる。なお、機器識別名称への文字等の付け足し方に規則がある場合には、この処理に必要な情報を記憶する記憶部を別途設けてもよい。例えば、同一の機器識別名称について数字を1から順に付していく場合、最後に付した数字を記憶部に記憶しておくことにより、次に付すべき数字を容易に決定することが可能となる。
このように、重複する機器識別名称が存在した場合にも、各情報処理装置100が自己の機器識別名称の変更の要否を判断し、判断に応じて自動的に変更することができる。以上、本実施形態にかかる機器識別名称の変更方法について説明した。次に、図4および図5に基づき、本実施形態にかかる機器識別名称の変更方法を用いて重複する機器識別名称を変更する処理の一例として、既に1つの情報処理装置100が接続されたネットワークに、新たに情報処理装置100が接続された場合について説明する。ここで、図4は、2つの情報処理装置100A、100Bが同一のネットワーク105に接続された状態を示す説明図である。図5は、2つの情報処理装置100A、100Bの機器識別名称であるフレンドリーネームの変更処理を示すタイムチャートである。
<1.同一ネットワークに接続された2つの情報処理装置のフレンドリーネームの変更処理>
まず、情報処理装置100Bが、既に情報処理装置100Aが接続されているネットワーク105に接続されたとする(S201)。ネットワーク105に新たに接続された情報処理装置100Bは、SSDPにしたがって送信されるNotify信号を情報処理装置100Aに送信する(S203)。
次いで、情報処理装置100Aは、情報処理装置100BからNotify信号を受信する(S202)。Notify信号を受信した情報処理装置100Aは、自己の、すなわち情報処理装置100Aの装置記述情報を情報処理装置100Bへ送信する(S204)。また、Notify信号を送信した情報処理装置100Bも、自己の、すなわち情報処理装置100Bの情報記述情報を情報処理装置100Aへ送信する(S205)。
相手の装置記述情報を受信した情報処理装置100A、100Bは、それぞれ、図3に示した処理を開始する。まず、各情報処理装置100A、100Bは、自己のフレンドリーネームと相手のフレンドリーネームとを比較する(S206、S207。図3のS120に相当)。図4に示すように、情報処理装置100A、100Bのフレンドリーネームは、ともに「BDZ」で一致する。したがって、情報処理装置100A、100Bは、それぞれ次の判定処理を行う。
次いで、情報処理装置100A、100Bは、それぞれ、自己のフレンドリーネームの変更の可否を確認する(S208、S209。図3のS130に相当)。図4に示すように、情報処理装置100A、100Bのロック情報はともに「NO」である。すなわち、どちらの情報処理装置100A、100Bも自己のフレンドリーネームの変更が可能な状態である。したがって、情報処理装置100A、100Bは、さらに次の判定処理を行う。
さらに、情報処理装置100A、100Bは、それぞれ、自己のアクセス履歴と相手のアクセス履歴とを比較する(S210、S211。図3の140に相当)。図4に示すように、情報処理装置100A、100Bはともに他の装置からのアクセスがないためアクセス履歴はブランクであり、同一のアクセス履歴を有することになる。したがって、情報処理装置100A、100Bは、さらに次の判定処理を行う。
その後、情報処理装置100A、100Bは、それぞれ、相手の情報処理装置100のIPアドレスを取得して両者を比較し、自己のフレンドリーネームを変更するか否かを判定する(S212、S213。図3のS150、S160に相当)。図4に示すように、情報処理装置100AのIPアドレスは「xxx.xxx.xxx.1」であり、情報処理装置100BのIPアドレスは「xxx.xxx.xxx.2」である。ここで、「IPアドレスの番号の若い方の情報処理装置の機器識別名称を変更しない」というルールに従うと、情報処理装置100AのIPアドレスの番号の方が若いので、情報処理装置100Aのフレンドリーネームは変更せず、そのまま処理を終了する。一方、情報処理装置100Bは、自己のフレンドリーネームを変更して、処理を終了する。
ここで、フレンドリーネームは、DLNAにおいてユーザが機器を識別するために用いる名称であり、例えば、GUI(Graphical User Interface)上に表示される。ユーザは、GUI上に表示されたフレンドリーネームから、対応する装置を選択したり操作したりすることができる。一例として、図6および図7に、ディスプレイに表示された機器選択画面200を示す。なお、図6は、本実施形態にかかる機器識別名称の変更方法による処理を行わない場合の機器選択画面200を示す。図7は、本実施形態にかかる機器識別名称の変更方法による処理を行った場合の機器選択画面200を示す。
機器選択画面200では、ディスプレイに表示させたいコンテンツやそのコンテンツを再生する機器を選択することができる。機器選択画面200には、図6および図7に示すように、カメラや音楽、ビデオ等のコンテンツを選択できる大分類のアイコン201と、大分類のアイコン201の下位に表示される機器等の小分類のアイコン202とが表示されている。ここで、小分類のアイコン202Aと情報処理装置100A、アイコン202Bと情報処理装置100Bとが対応しているとする。
本実施形態にかかる機器識別名称の変更方法による処理を行わない場合、図6に示すように、情報処理装置100Aと情報処理装置100Bのフレンドリーネームはともに「BDZ」であり、ユーザは画面上において2つの機器を識別することができない。一方、図5に示す処理が行われた場合、図7に示すように、情報処理装置100Aのフレンドリーネームは「BDZ」、情報処理装置100Bのフレンドリーネームは「BDZ−1」と異なって表示される。このように、本実施形態にかかる機器識別名称の変更方法による処理を行うことにより、複数の情報処理装置100のフレンドリーネームが同一の場合でも、各情報処理装置100がそれぞれ自己のフレンドリーネームの変更の要否を判断し、判断結果に応じて自動的に変更することができる。これにより、ユーザは特別な操作をすることなく、フレンドリーネームによる機器の識別が可能となる。
次に、図8および図9に基づき、本実施形態にかかる機器識別名称の変更方法を用いて重複する機器識別名称を変更する処理の別の一例として、図5の処理が完了した状態の2つの情報処理装置が接続されたネットワークに、さらに別の情報処理装置が接続された場合について説明する。ここで、図8は、3つの情報処理装置100A、100B、100Cが同一のネットワーク105に接続された状態を示す説明図である。図9は、3つの情報処理装置100A、100B、100Cのフレンドリーネームの変更処理を示すタイムチャートである。
<2.同一ネットワークに接続された3つの情報処理装置のフレンドリーネームの変更処理>
まず、情報処理装置100Cが、既に情報処理装置100A、100Bが接続されているネットワーク105に接続されたとする(S301)。ネットワーク105に新たに接続された情報処理装置100Cは、SSDPにしたがって送信されるNotify信号を情報処理装置100A、100Bに送信する(S304)。
次いで、情報処理装置100A、100Bは、情報処理装置100CからNotify信号を受信する(S305、S306)。Notify信号を受信した情報処理装置100A、100Bは、それぞれ自己の装置記述情報を情報処理装置100Cへ送信する(S308、S309)。また、Notify信号を送信した情報処理装置100Cも、自己の、すなわち情報処理装置100Cの情報記述情報を情報処理装置100A、100Bへ送信する(S307)。
相手の装置記述情報を受信した情報処理装置100A、100B、100Cは、それぞれ、図3に示した処理を開始する。まず、各情報処理装置100A、100B、100Cは、自己のフレンドリーネームと相手のフレンドリーネームとを比較する(S310、S311、S312。図3のS120に相当)。図8に示すように、情報処理装置100Aと情報処理装置100Cのフレンドリーネームはともに「BDZ」で一致する。したがって、情報処理装置100A、100Cはいずれか一方のフレンドリーネームを変更する必要があるので、それぞれ次の判定処理を行う。一方、情報処理装置100Bのフレンドリーネームは「BDZ−1」であり、情報処理装置100Cのフレンドリーネームは「BDZ」である。したがって、情報処理装置100B、100Cとの関係ではフレンドリーネームは重複しないので、情報処理装置100Bはフレンドリーネームを変更せずに処理を終了する。
次いで、情報処理装置100A、100Cは、それぞれ、自己のフレンドリーネームの変更の可否を確認する(S313、S314。図3のS130に相当)。図8に示すように、情報処理装置100Aのロック情報は「YES」であり、情報処理装置100Cのロック情報は「NO」である。すなわち、情報処理装置100Aは既に他の機器により認識されているため、自己のフレンドリーネームを変更することができない。したがって、情報処理装置100Aはフレンドリーネームを変更せずに処理を終了する。一方、情報処理装置100Cは自己のフレンドリーネームの変更が可能である。したがって、情報処理装置100Cは、さらに次の判定処理を行う。
さらに、情報処理装置100Cは、自己のアクセス履歴と相手の情報処理装置100Aのアクセス履歴とを比較する(S316。図3の140に相当)。図8に示すように、情報処理装置100Cは他の装置からのアクセスがないためアクセス履歴はブランクであり、情報処理装置100Aのアクセス履歴「2007.03.23.16:00:30」より古いことになる。したがって、情報処理装置100Cは、自己のフレンドリーネームを変更して、処理を終了する(S319。図3のS170に相当)。情報処理装置100Cのフレンドリーネームは、例えば「BDZ−2」に変更される。
このように、ネットワーク105に新しく接続された情報処理装置100の機器識別名称が、既にネットワークに接続されている情報処理装置100の機器識別名称と重複する場合においても、重複する機器識別名称が付された情報処理装置100のいずれか一方の名称が自動的に変更される。
以上、第1の実施形態にかかる情報処理装置100の構成と、機器識別名称の変更方法とその処理の具体例について説明した。本実施形態によれば、重複する機器識別名称があった場合、各情報処理装置100は、予め設定された所定のルールにしたがって機器識別名称の変更の要否を判断し、判断結果に応じて機器識別名称を異なる名称に自動的に変更することができる。これにより、ユーザは、機器識別名称から対応する機器を識別できる。また、所定のルールにしたがって機器識別名称を変更することにより、変更に伴う混乱を軽減することができる。
(第2の実施形態)
次に、図10に基づいて、本発明の第2の実施形態にかかる機器識別名称の変更方法について説明する。ここで、図10は、本実施形態にかかる機器識別名称の変更方法を示すフローチャートである。本実施形態にかかる機器識別名称の変更方法は、同一の機器識別名称を有する情報処理装置100のうちいずれか一方の機器識別名称を変更する第1の実施形態の方法に対し、同一の機器識別名称を有する情報処理装置100の機器識別名称をともに変更する点で相違する。以下では、第1の実施形態と相違する処理を主に説明し、第1の実施形態と同様の処理については詳細な説明を省略する。
<機器識別名称の変更方法>
本実施形態にかかる機器識別名称の変更方法は、まず、図10に示すように、情報処理装置100は、他の情報処理装置100の装置記述情報を取得する(S410)。次いで、本情報処理装置100の機器識別名称と他の情報処理装置100の機器識別名称との名称が同一か否かを判定する(S420)。両者の機器識別名称が異なると判定された場合には、自己の機器識別名称を変更することなく処理を終了する。一方、両者の機器識別名称が一致すると判断した場合には、ステップS430の処理に進む。なお、ステップS410、S420は、第1の実施形態のステップS110、S120の処理と同様である。
ステップS420において両者の機器識別名称が一致すると判断した場合には、他の情報処理装置100のシリアルナンバーを取得する(S430)。シリアルナンバーは機器固有の識別情報であり、一の情報処理装置100と一意に対応する。なお、本実施形態ではシリアルナンバーを用いたが、本発明はかかる例に限定されず、固有識別情報として、例えばIPアドレスやデバイスID等を用いてもよい。
次いで、本情報処理装置100のシリアルナンバーと、他の情報処理装置100のシリアルナンバーとを比較して、自己の機器識別名称をどのように変更するかを決定する(S440)。ステップS440の処理は、2つの情報処理装置100の機器識別名称をともに変更する場合に、どのように変更するかを機械的に決定するための処理である。本実施形態では、「シリアルナンバーの番号の若い方の情報処理装置の機器識別名称の最後に“1”を追加し、他方の情報処理装置の機器識別名称の最後には“2”を追加する」というルールを設ける。かかるルールは、「シリアルナンバーの番号の若い方の情報処理装置の機器識別名称の最後に“2”を追加し、他方の情報処理装置の機器識別名称の最後には“1”を追加する」としてもよく、シリアルナンバー以外の他の固有識別情報について同様のルールを設定してもよい。
本実施形態において設定されたルールにより、自己のシリアルナンバーの方が他者よりも若い場合には、自己の機器識別名称の最後に“1”を追加する(S450)。一方、他者の方が自己のシリアルナンバーよりも若い場合には、自己の機器識別名称の最後に“2”を追加する(S460)。したがって、例えば、変更前の機器識別名称が「BDZ」であった場合、変更後の機器識別名称は「BDZ−1」と「BDZ−2」となる。なお、この場合にも、機器識別名称への文字等の付け足し方に規則がある場合、この処理に必要な情報を記憶する記憶部を別途設けてもよい。
以上、本実施形態にかかる機器識別名称の変更方法について説明した。本実施形態によれば、ネットワーク105を介して接続された複数の情報処理装置100において、重複する機器識別名称があった場合、機器が他の機器を識別するために用いる固有の識別情報を用いることにより、機器識別名称をそれぞれ異なる名称に自動的に変更することができる。これにより、ユーザは、機器識別名称から対応する機器を識別できる。また、所定のルールにしたがって機器識別名称を変更することにより、変更に伴う混乱を軽減することができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態では、機器識別名称の変更のタイミングは、機器同士が1つのネットワークに接続された場合または新たに同一名称の機器が同一ネットワークに接続された場合であったが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、機器識別名称をユーザが手動で変更したタイミングで行ってもよい。
また、上記実施形態では、機器識別名称の変更の要否を判定する際に用いる機器識別名称やロック情報、アクセス履歴等は、装置記述情報に含まれる情報であったが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、判定処理に必要な情報を判定時に個別に取得してもよい。上記実施形態のように、装置記述情報に含まれる情報を用いて判定処理を行う場合には、判定処理において他の情報処理装置にアクセスして情報を取得する必要がないという利点がある。
本発明の第1の実施形態にかかる情報処理装置の構成を示すブロック図である。 同実施形態にかかる装置記述情報保持部の記憶内容を示す説明図である。 機器識別名称の変更方法を示すフローチャートである。 2つの情報処理装置が同一のネットワークに接続された状態を示す説明図である。 2つの情報処理装置の機器識別名称の変更処理を示すタイムチャートである。 同実施形態にかかる機器識別名称の変更方法による処理を行わない場合の機器選択画面を示す。 同実施形態にかかる機器識別名称の変更方法による処理を行った場合の機器選択画面を示す。 3つの情報処理装置が同一のネットワークに接続された状態を示す説明図である。 3つの情報処理装置の機器識別名称の変更処理を示すタイムチャートである。 本発明の第2の実施形態にかかる機器識別名称の変更方法を示すフローチャートである。
符号の説明
100、100A、100B、100C 情報処理装置
110 SSDP情報送受信部
120 装置記述情報送信部
130 装置記述情報取得部
140 機器識別名称比較部
150 名称変更部
152 機器識別名称変更決定部
154 ロック判定部
156 アクセス履歴判定部
158 固有識別情報判定部
160 装置記述情報保持部
170 取得情報保持部

Claims (5)

  1. ユーザが識別するための機器識別名称が付与された情報処理装置において、前記機器識別名称を変更する名称変更方法であって、
    同一のネットワークに接続された他の情報処理装置の機器識別名称を取得する取得ステップと、
    前記他の情報処理装置の機器識別名称と本情報処理装置の前記機器識別名称とを比較する比較ステップと、
    前記他の情報処理装置の機器識別名称と本情報処理装置の前記機器識別名称とが同一である場合に、予め設定された所定のルールにしたがって本情報処理装置の前記機器識別名称を変更するか否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップにおいて本情報処理装置の前記機器識別名称を変更すると判定した場合に、本情報処理装置の前記機器識別名称を変更する変更ステップと、
    を含み、
    前記判定ステップは、
    本情報処理装置の前記機器識別名称の変更の可否を示すロック情報に基づいて、本情報処理装置の前記機器識別名称の変更の可否を判定するロック判定ステップと、
    前記ロック判定ステップにて本情報処理装置の前記機器識別名称の変更が可能であると判定された場合、同一のネットワークに接続されたある情報処理装置からのアクセス状況を示すアクセス履歴に基づいて、本情報処理装置の前記機器識別名称を変更するか否かを判定するアクセス履歴判定ステップを含むことを特徴とする、名称変更方法。
  2. 前記アクセス履歴判定ステップは、本情報処理装置の前記アクセス履歴と前記他の情報処理装置のアクセス履歴とを比較して、本情報処理装置の前記アクセス履歴が古い場合に、本情報処理装置の前記機器識別名称を変更することを特徴とする、請求項に記載の名称変更方法。
  3. 前記判定ステップは、本情報処理装置固有の識別情報と前記他の情報処理装置固有の識別情報とを比較して、本情報処理装置の前記機器識別名称を変更するか否かを判定する固有識別情報判定ステップを含むことを特徴とする、請求項1に記載の名称変更方法。
  4. ユーザが識別するための機器識別名称が付与された情報処理装置であって、
    同一のネットワークに接続された他の情報処理装置の機器識別名称を取得する取得部と、
    前記他の情報処理装置の機器識別名称と本情報処理装置の前記機器識別名称とを比較する比較部と、
    前記他の情報処理装置の機器識別名称と本情報処理装置の前記機器識別名称とが同一である場合に、予め設定された所定のルールにしたがって本情報処理装置の前記機器識別名称を変更するか否かを判定する判定部と、
    本情報処理装置の前記機器識別名称を変更すると判定した場合に、本情報処理装置の前記機器識別名称を変更する変更部と、
    を備え、
    前記判定部は、
    本情報処理装置の前記機器識別名称の変更の可否を示すロック情報に基づいて、本情報処理装置の前記機器識別名称の変更の可否を判定し、
    本情報処理装置の前記機器識別名称の変更が可能であると判定された場合、同一のネットワークに接続されたある情報処理装置からのアクセス状況を示すアクセス履歴に基づいて、本情報処理装置の前記機器識別名称を変更するか否かを判定することを特徴とする、情報処理装置。
  5. ユーザが識別するための機器識別名称が付与された複数の情報処理装置がネットワークを介して相互に接続されたネットワークシステムであって、
    第1の情報処理装置は、
    同一のネットワークに接続された第2の情報処理装置の機器識別名称を取得し、
    前記第2の情報処理装置の機器識別名称と前記第1の情報処理装置の機器識別名称とを比較し、
    前記第2の情報処理装置の機器識別名称と前記第1の情報処理装置の機器識別名称とが同一である場合に、前記第1の情報処理装置の機器識別名称の変更の可否を示すロック情報に基づいて、前記第1の情報処理装置の機器識別名称の変更の可否を判定し、
    前記第1の情報処理装置の機器識別名称の変更が可能であると判定された場合、同一のネットワークに接続されたある情報処理装置からのアクセス状況を示すアクセス履歴に基づいて、前記第1の情報処理装置の機器識別名称を変更するか否かを判定し、
    前記第1の情報処理装置の機器識別名称を変更すると判定した場合に、前記第1の情報処理装置の機器識別名称を変更することを特徴とする、ネットワークシステム。
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