JP4271177B2 - Av機器及びその制御方法 - Google Patents

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Description

この発明は、互いにデータ伝送方式の異なる複数のネットワークに接続可能とした、例えばデジタルテレビジョン放送受信装置等のようなAV(audio video)機器及びその制御方法に関する。
周知のように、近年におけるテレビジョン放送受信装置にあっては、地上波放送、衛星放送、ケーブル放送及びサーバ(インターネット)放送等の各種テレビジョン放送を受信し、受信した番組を内蔵HDD(hard disk drive)等の大容量記録媒体に対して記録再生する機能を備えている。
また、現在のテレビジョン放送受信装置では、例えばイーサネット(登録商標)によるネットワークや、IEEE(institute of electrical and electronics engineers)1394規格に準拠したデジタルインターフェースを用いたネットワーク等のように、互いにデータ伝送方式の異なる複数のネットワークに接続可能としたものも普及している。
そして、この種のテレビジョン放送受信装置においては、それぞれのネットワーク内におけるデータ転送が行なえることはもちろんであるが、データ伝送方式の異なる複数のネットワーク相互間においても、例えば映像や音声等のコンテンツの転送を行なうことが可能となっている。
この場合、ネットワークを伝送されるコンテンツには、不正コピーを防止するためにコピープロテクションを施すことが必要となる。そして、このようなコピープロテクション技術としては、現在、DTCP(digital transmission content protection)規格が制定されている。
このDTCP規格では、コンテンツとともにSRM(system renewability message)によって不正機器リストを、ネットワークに接続されている各種のAV機器に配布している。これにより、各AV機器が、それぞれ自己の記憶している不正機器リストに基づいてコンテンツ転送の対象機器を制限し、不正コピーを防止することができる。
ところで、非特許文献1には、データ伝送方式の異なる複数のネットワークに接続されたAV機器が、自己の記憶している不正機器リストを、各ネットワークに接続されている機器からそれぞれ得られる、最新の不正機器リストに更新していくようにした技術が開示されている。
しかしながら、この非特許文献1では、各ネットワークから得られる不正機器リストの書き込みタイミングが重なると、いずれのネットワークから得られた不正機器リストが最新のものであるか判別することができず、古いバージョンの不正機器リストに更新されてしまうこともあるという問題が生じている。
Digital Transmission Content Protection Specification Volume1(Informational Version)
そこで、この発明は上記事情を考慮してなされたもので、複数のネットワークからそれぞれ得られる不正機器リストに対して、誤った更新が行なわれることを防止し、信頼性の高いコピープロテクションを実現し得るようにしたAV機器及びその制御方法を提供することを目的とする。
この発明の実施の形態に係るAV機器は、不正機器リストが格納される記憶手段と、複数のネットワークに対応して設けられ、それぞれが、記憶手段に格納された不正機器リストを参照して、対応するネットワークに接続された機器と認証鍵交換処理を行なう複数の認証鍵交換処理手段とを具備し、認証鍵交換処理手段は、認証鍵交換処理を行なった機器の所持する不正機器リストのバージョン情報と自己の取得している不正機器リストのバージョン情報とを比較して、記憶手段に格納されている不正機器リストの更新を行なうか否かを判別する第1の判別手段と、第1の判別手段により不正機器リストの更新を行なうと判断された場合、認証鍵交換処理を行なった機器の所持する不正機器リストのバージョン情報を、他の認証鍵交換処理手段に通知する通知手段とを備えるようにしたものである。
また、この発明の実施の形態に係るAV機器の制御方法は、不正機器リストが格納される記憶手段と、複数のネットワークに対応して設けられ、それぞれが、記憶手段に格納された不正機器リストを参照して、対応するネットワークに接続された機器と認証鍵交換処理を行なう複数の認証鍵交換処理手段とを備えたAV機器を制御する方法であって、認証鍵交換処理手段は、認証鍵交換処理を行なった機器の所持する不正機器リストのバージョン情報と自己の取得している不正機器リストのバージョン情報とを比較して、記憶手段に格納されている不正機器リストの更新を行なうか否かを判別する第1の工程と、第1の工程により不正機器リストの更新を行なうと判断された場合、認証鍵交換処理を行なった機器の所持する不正機器リストのバージョン情報を、他の認証鍵交換処理手段に通知する第2の工程とを備えるようにしたものである。
上記した構成及び方法によれば、所定の認証鍵交換処理手段で不正機器リストの更新を行なう場合、その不正機器リストのバージョン情報を他の認証鍵交換処理手段に通知するようにしたので、複数のネットワークからそれぞれ得られる不正機器リストに対して、誤った更新が行なわれることを防止し、信頼性の高いコピープロテクションを実現することが可能となる。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は、この実施の形態で説明するデジタルテレビジョン放送受信装置11の外観と、このデジタルテレビジョン放送受信装置11を中心として構成されるネットワークシステムの一例とを概略的に示している。
すなわち、デジタルテレビジョン放送受信装置11は、主として、薄型のキャビネット12と、このキャビネット12を起立させて支持する支持台13とから構成されている。そして、このキャビネット12には、例えばSED(surface-conduction electron-emitter display)表示パネル,液晶表示パネル等でなる平面パネル型の映像表示器14、スピーカ15、操作部16、リモートコントローラ17から送信される操作情報を受ける受光部18等が設置されている。
また、このデジタルテレビジョン放送受信装置11には、例えばSD(secure digital)メモリカード、MMC(multimedia card)及びメモリスティック等の第1のメモリカード19が着脱可能となっており、この第1のメモリカード19に対して番組や写真等の情報の記録再生が行なわれるようになっている。
さらに、このデジタルテレビジョン放送受信装置11には、例えば契約情報等の記録された第2のメモリカード[IC(integrated circuit)カード等]20が着脱可能となっており、この第2のメモリカード20に対して情報の記録再生が行なわれるようになっている。
また、このデジタルテレビジョン放送受信装置11は、第1のLAN(local area network)端子21、第2のLAN端子22、USB(universal serial bus)端子23及びIEEE1394端子24を備えている。
このうち、第1のLAN端子21は、LAN対応HDD専用ポートとして使用される。すなわち、この第1のLAN端子21は、それに接続されたNAS(network attached storage)であるLAN対応のHDD25に対して、イーサネット(登録商標)により情報の記録再生を行なうために使用される。
このように、デジタルテレビジョン放送受信装置11にLAN対応HDD専用ポートとしての第1のLAN端子21を設けることにより、他のネットワーク環境やネットワーク使用状況等に影響されることなく、HDD25に対してハイビジョン画質による放送番組の情報記録を安定して行なうことができる。
また、第2のLAN端子22は、イーサネット(登録商標)を用いた一般的なLAN対応ポートとして使用される。すなわち、この第2のLAN端子22は、ハブ26を介して、LAN対応のHDD27、PC(personal computer)28、HDD内蔵のDVD(digital versatile disk)レコーダ29等の機器を接続して、例えば家庭内ネットワークを構築し、これらの機器と情報伝送を行なうために使用される。
この場合、PC28及びDVDレコーダ29については、それぞれ、家庭内ネットワークにおいてコンテンツのサーバ機器として動作するための機能を持ち、さらにコンテンツのアクセスに必要なURI情報を提供するサービスを備えたUPnP(universal plug and play)対応機器として構成される。
なお、DVDレコーダ29については、第2のLAN端子22を介して通信されるデジタル情報が制御系のみの情報であるため、デジタルテレビジョン放送受信装置11との間でアナログの映像及び音声情報を伝送するために、専用のアナログ伝送路30が設けられている。
さらに、この第2のLAN端子22は、ハブ26に接続されたブロードバンドルータ31を介して、例えばインターネット等の外部のネットワーク32に接続される。そして、この第2のLAN端子22は、ネットワーク32を介してPC33や携帯電話34等と情報伝送を行なうためにも使用される。
また、上記USB端子23は、一般的なUSB対応ポートとして使用されるもので、例えばハブ35を介して、携帯電話36、デジタルカメラ37、メモリカードに対するカードリーダ/ライタ38、HDD39、キーボード40等のUSB機器を接続し、これらのUSB機器と情報伝送を行なうために使用される。
さらに、上記IEEE1394端子24は、例えばAV(audio video)−HDD41、D(digital)−VHS(video home system)42等をシリアル接続し、これらの機器と情報伝送を行なうために使用される。
図2は、上記したデジタルテレビジョン放送受信装置11の主要な信号処理系を示している。すなわち、BS(broadcasting satellite)/CS(communication satellite)デジタル放送受信用のアンテナ43で受信した衛星デジタルテレビジョン放送信号は、入力端子44を介して衛星デジタル放送用のチューナ45に供給されることにより、所望のチャンネルの放送信号が選局される。
そして、このチューナ45で選局された放送信号は、PSK(phase shift keying)復調器46及びTS(transport stream)復号器47に順次供給されることにより、デジタルの映像信号及び音声信号に復調された後、信号処理部48に出力される。
また、地上波放送受信用のアンテナ49で受信した地上デジタルテレビジョン放送信号は、入力端子50を介して地上デジタル放送用のチューナ51に供給されることにより、所望のチャンネルの放送信号が選局される。
そして、このチューナ51で選局された放送信号は、例えば日本ではOFDM(orthogonal frequency division multiplexing)復調器52及びTS復号器53に順次供給されることにより、デジタルの映像信号及び音声信号に復調された後、上記信号処理部48に出力される。
また、上記地上波放送受信用のアンテナ49で受信した地上アナログテレビジョン放送信号は、入力端子50を介して地上アナログ放送用のチューナ54に供給されることにより、所望のチャンネルの放送信号が選局される。そして、このチューナ54で選局された放送信号は、アナログ復調器55に供給されてアナログの映像信号及び音声信号に復調された後、上記信号処理部48に出力される。
ここで、上記信号処理部48は、TS復号器47,53からそれぞれ供給されたデジタルの映像信号及び音声信号に対して、選択的に所定のデジタル信号処理を施し、グラフィック処理部56及び音声処理部57に出力している。
また、上記信号処理部48には、複数(図示の場合は4つ)の入力端子58a,58b,58c,58dが接続されている。これら入力端子58a〜58dは、それぞれ、アナログの映像信号及び音声信号を、デジタルテレビジョン放送受信装置11の外部から入力可能とするものである。
信号処理部48は、上記アナログ復調器55及び各入力端子58a〜58dからそれぞれ供給されたアナログの映像信号及び音声信号を選択的にデジタル化し、このデジタル化された映像信号及び音声信号に対して所定のデジタル信号処理を施した後、グラフィック処理部56及び音声処理部57に出力する。
グラフィック処理部56は、信号処理部48から供給されるデジタルの映像信号に、OSD(on screen display)信号生成部59で生成されるOSD信号を重畳して出力する機能を有する。このグラフィック処理部56は、信号処理部48の出力映像信号と、OSD信号生成部59の出力OSD信号とを選択的に出力すること、また、両出力をそれぞれ画面の半分を構成するように組み合わせて出力することができる。
グラフィック処理部56から出力されたデジタルの映像信号は、映像処理部60に供給される。この映像処理部60は、入力されたデジタルの映像信号を、前記映像表示器14で表示可能なフォーマットのアナログ映像信号に変換した後、映像表示器14に出力して映像表示させるとともに、出力端子61を介して外部に導出させる。
また、上記音声処理部57は、入力されたデジタルの音声信号を、前記スピーカ15で再生可能なフォーマットのアナログ音声信号に変換した後、スピーカ15に出力して音声再生させるとともに、出力端子62を介して外部に導出させる。
ここで、このデジタルテレビジョン放送受信装置11は、上記した各種の受信動作を含むその全ての動作を制御部63によって統括的に制御されている。この制御部63は、CPU(central processing unit)等を内蔵しており、前記操作部16からの操作情報を受け、または、リモートコントローラ17から送出された操作情報を前記受光部18を介して受信し、その操作内容が反映されるように各部をそれぞれ制御している。
この場合、制御部63は、主として、そのCPUが実行する制御プログラムを格納したROM(read only memory)64と、該CPUに作業エリアを提供するRAM(random access memory)65と、各種の設定情報、制御情報及び不正機器リスト等が格納される不揮発性メモリ66とを利用している。
また、この制御部63は、カードI/F(interface)67を介して、前記第1のメモリカード19が装着可能なカードホルダ68に接続されている。これによって、制御部63は、カードホルダ68に装着された第1のメモリカード19と、カードI/F67を介して情報伝送を行なうことができる。
さらに、上記制御部63は、カードI/F69を介して、前記第2のメモリカード20が装着可能なカードホルダ70に接続されている。これにより、制御部63は、カードホルダ70に装着された第2のメモリカード20と、カードI/F69を介して情報伝送を行なうことができる。
また、上記制御部63は、通信I/F71を介して第1のLAN端子21に接続されている。これにより、制御部63は、第1のLAN端子21に接続されたLAN対応のHDD25と、通信I/F71を介して情報伝送を行なうことができる。この場合、制御部63は、DHCP(dynamic host configuration protocol)サーバ機能を有し、第1のLAN端子21に接続されたLAN対応のHDD25にIP(internet protocol)アドレスを割り当てて制御している。
さらに、上記制御部63は、通信I/F72を介して第2のLAN端子22に接続されている。これにより、制御部63は、第2のLAN端子22に接続された各機器(図1参照)と、通信I/F72を介して情報伝送を行なうことができる。
また、上記制御部63は、USB I/F73を介して前記USB端子23に接続されている。これにより、制御部63は、USB端子23に接続された各機器(図1参照)と、USB I/F73を介して情報伝送を行なうことができる。
さらに、上記制御部63は、IEEE1394 I/F74を介してIEEE1394端子24に接続されている。これにより、制御部63は、IEEE1394端子24に接続された各機器(図1参照)と、IEEE1394 I/F74を介して情報伝送を行なうことができる。
次に、上記不揮発性メモリ66に記憶された不正機器リストに対して、データ伝送方式の異なる複数のネットワークから得られるSRMに基づいて更新処理を行なうための、上記制御部63の構成について説明する。なお、SRMには、そのバージョン情報と、不正機器のID(識別情報)を記述した不正機器リストと、改ざん防止用のハッシュ値とが含まれているものとする。
図3は、データ伝送方式の異なる複数のネットワークとして、上記第2のLAN端子22及びIEEE1394端子24に接続された各ネットワークからそれぞれ得られるSRMに基づいて、不正機器リストの更新処理を行なうための、制御部63の構成を示している。
すなわち、制御部63は、第2のLAN端子22にネットワーク接続された各種のAV機器(HDD27,PC28,DVDレコーダ29等)と上記通信I/F72を介して認証鍵交換を行なう第1の認証鍵交換処理部75を備えている。そして、この第1の認証鍵交換処理部75は、不揮発性メモリ66に対してデータの書き込み及び読み出しを制御する第1のメモリ管理部76を備えている。
また、制御部63は、IEEE1394端子24にネットワーク接続された各種のAV機器(AV−HDD41,D−VHS42等)と上記IEEE1394端子24を介して認証鍵交換を行なう第2の認証鍵交換処理部77を備えている。そして、この第2の認証鍵交換処理部77は、不揮発性メモリ66に対してデータの書き込み及び読み出しを制御する第2のメモリ管理部78を備えている。
そして、第1及び第2のメモリ管理部76,78は、相互に情報交換可能になされており、例えば不揮発性メモリ66に不正機器リストを書き込んだときの履歴情報等を、相互に認識することができるようになされている。
図4は、上記した構成の制御部63による、不正機器リストの更新処理動作の一例をまとめたフローチャートを示している。この例では、第2のLAN端子22にネットワーク接続されたPC28に対して、認証鍵交換処理を行なうことが要求された場合の処理動作について説明する。
すなわち、処理が開始(ステップS1)されると、第1の認証鍵交換処理部75は、ステップS2で、第1のメモリ管理部76に対してバーション情報の確認を求める。この処理は、第1の認証鍵交換処理部75が第2のLAN端子22にネットワーク接続されたPC28と認証鍵交換を行なうのに先立ち、第2の認証鍵交換処理部77による処理結果に基づいて、不揮発性メモリ66に格納されている不正機器リストが更新されているか否かを確認するために行なわれる。
この場合、第1のメモリ管理部76は、第2のメモリ管理部78に対して、不揮発性メモリ66に書き込む不正機器リストのバージョン情報と、書き込んだ旨を示す書き込み終了通知との、2種類のメッセージの交換を行なうことによって、不揮発性メモリ66に格納されている不正機器リストが更新されているか否かを確認する。
すなわち、第1のメモリ管理部76は、第2のメモリ管理部78から取得したバージョン情報と、自己が不揮発性メモリ66に書き込んだ不正機器リストのバージョン情報とを比較し、第2のメモリ管理部78から取得したバージョン情報の方が新しい場合に、不正機器リストが更新されていると判断する。
確認の結果、第2の認証鍵交換処理部77の処理結果に基づいて不正機器リストの更新が行なわれる場合(ステップS2の更新あり)、第1のメモリ管理部76は、ステップS3で、上記第2のメモリ管理部78からの書き込み終了通知を待って、不揮発性メモリ66から最新の不正機器リストを読み出し、第1の認証鍵交換処理部75に供給する。
なお、上記ステップS2における確認の結果、第2の認証鍵交換処理部77の処理結果に基づいて不正機器リストの更新が行なわれていない場合(ステップS2の更新なし)には、第1の認証鍵交換処理部75は、既に保持している不正機器リストを使用する。
その後、第1の認証鍵交換処理部75は、ステップS4で、第2のLAN端子22にネットワーク接続されたPC28との認証鍵交換処理を実行する。この場合、第1の認証鍵交換処理部75は、認証鍵交換処理の過程で、RESPONSE subfunctionと称されるコマンドを、上記PC28と交換する。
そして、認証鍵交換処理が成功した場合、第1の認証鍵交換処理部75は、ステップS5で、このコマンドに埋め込まれている値に基づいて、互いの所持するSRMのバーション情報を比較することにより、更新すべき不正機器リストが存在するか否かを判別する。この場合、PC28の所持する不正機器リストのバージョン情報の方が、自己の所持する不正機器リストのバージョン情報よりも新しい場合に、更新すべき不正機器リストが存在すると判断する。
上記ステップS5で更新すべき不正機器リストが存在しないと判断された場合(NO)、不正機器リストの更新処理が終了(ステップS11)される。
また、上記ステップS5で更新すべき不正機器リストが存在すると判断された場合(YES)、第1の認証鍵交換処理部75は、ステップS6で、PC28が所持するバージョン情報を取得し、第1のメモリ管理部76を介して第2のメモリ管理部78に通知する。そして、第1の認証鍵交換処理部75は、ステップS7で、PC28から不正機器リストを取得して第1のメモリ管理部76に供給する。
その後、第1のメモリ管理部76は、PC28から取得した不正機器リストを不揮発性メモリ66に書き込む前に、ステップS8で、第2のメモリ管理部78からバージョン情報の通知が届いているか否かを再確認する。
この再確認は、予め設定された一定の期間に渡って行なわれる。この期間は、システム構成に応じて調整の必要があるが、バージョン情報の通知が確実に第1のメモリ管理部75に届くまでに要する時間を確保する必要がある。
再確認の結果、第2のメモリ管理部78からバージョン情報の通知が届いていないと判断された場合(ステップS8の判断A)、または、第2のメモリ管理部78から届いたバージョン情報よりも、上記ステップS6で第1のメモリ管理部76から第2のメモリ管理部78に通知したバージョン情報の方が新しいと判断された場合(ステップS8の判断A)、第1のメモリ管理部76は、ステップS9で、PC28から取得した不正機器リストを不揮発性メモリ66に書き込んで、不正機器リストの更新処理を終了(ステップS11)する。
一方、上記ステップS8による再確認の結果、第2のメモリ管理部78から、上記ステップS6で第1のメモリ管理部76から第2のメモリ管理部78に通知したバージョン情報よりも新しいバージョン情報の通知を受け取った場合(ステップS8の判断B)、第1のメモリ管理部76は、ステップS10で、第2のメモリ管理部78からの書き込み終了通知を待って、不揮発性メモリ66から最新の不正機器リストを読み出し、第1の認証鍵交換処理部75に供給して、不正機器リストの更新処理を終了(ステップS11)する。
上記した実施の形態によれば、第2のLAN端子22にネットワーク接続されたAV機器と認証鍵交換処理を行なう第1の認証鍵交換処理部75と、IEEE1394端子24にネットワーク接続されたAV機器と認証鍵交換処理を行なう第2の認証鍵交換処理部77との間で、相互に取得した不正機器リストのバージョン情報を通知し合うようにしている。
これにより、例えば、第1の認証鍵交換処理部75が特定のAV機器と認証鍵交換処理を行なう際に、そのAV機器の所持する不正機器リストのバージョン情報と、第2の認証鍵交換処理部77から通知されたバージョン情報とを比較することにより、不揮発性メモリ66に格納されている不正機器リストを、第1の認証鍵交換処理部75が認証鍵交換処理を行なったAV機器の所持する不正機器リストに更新するか否かを容易に判別することができる。
このため、不正機器リストに対する、無駄な更新処理や、古いバージョンへの誤った更新処理が行なわれることを未然に防ぐことができ、ひいては、信頼性の高いコピープテクションを実現することができるようになる。
また、第1の認証鍵交換処理部75が不正機器リストを更新すると判断した場合、この更新する不正機器リストをAV機器から取得する前に、この不正機器リストのバージョン情報を、先に第2の認証鍵交換処理部77に通知しておくようにしたので、AV機器から不正機器リストを取得するのに要する時間も、第2の認証鍵交換処理部77がバージョン情報の排他に必要な待機時間に当てることができる。
さらに、第1の認証鍵交換処理部75がAV機器から取得した不正機器リストを不揮発性メモリ66に書き込む前に、第2の認証鍵交換処理部77からバージョン情報の通知があるか否かを一定期間(第2の認証鍵交換処理部77にバージョン情報が届くのに要する時間を見込んだ期間)に渡って再確認するようにしたので、不正機器リストの誤った更新が行なわれることを、より一層確実に防止することが可能となる。
なお、この発明は上記した実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を種々変形して具体化することができる。また、上記した実施の形態に開示されている複数の構成要素を適宜に組み合わせることにより、種々の発明を形成することができる。例えば、実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除しても良いものである。さらに、異なる実施の形態に係る構成要素を適宜組み合わせても良いものである。
この発明の実施の形態を示すもので、デジタルテレビジョン放送受信装置とそれを中心として構成されるネットワークシステムの一例を概略的に説明するために示す図。 同実施の形態におけるデジタルテレビジョン放送受信装置の主要な信号処理系を説明するために示すブロック構成図。 同実施の形態におけるデジタルテレビジョン放送受信装置の不正機器リストの更新処理を行なう部分の構成を説明するために示すブロック構成図。 同実施の形態における不正機器リストの更新処理動作の一例を説明するために示すフローチャート。
符号の説明
11…デジタルテレビジョン放送受信装置、12…キャビネット、13…支持台、14…映像表示器、15…スピーカ、16…操作部、17…リモートコントローラ、18…受光部、19…第1のメモリカード、20…第2のメモリカード、21…第1のLAN端子、22…第2のLAN端子、23…USB端子、24…IEEE1394端子、25…HDD、26…ハブ、27…HDD、28…PC、29…DVDレコーダ、30…アナログ伝送路、31…ブロードバンドルータ、32…ネットワーク、33…PC、34…携帯電話、35…ハブ、36…携帯電話、37…デジタルカメラ、38…カードリーダ/ライタ、39…HDD、40…キーボード、41…AV−HDD、42…D−VHS、43…アンテナ、44…入力端子、45…チューナ、46…PSK復調器、47…TS復号器、48…信号処理部、49…アンテナ、50…入力端子、51…チューナ、52…OFDM復調器、53…TS復号器、54…チューナ、55…アナログ復調器、56…グラフィック処理部、57…音声処理部、58a〜58d…入力端子、59…OSD信号生成部、60…映像処理部、61…出力端子、62…出力端子、63…制御部、64…ROM、65…RAM、66…不揮発性メモリ、67…カードI/F、68…カードホルダ、69…カードI/F、70…カードホルダ、71…通信I/F、72…通信I/F、73…USB I/F、74…IEEE1394 I/F、75…第1の認証鍵交換処理部、76…第1のメモリ管理部、77…第2の認証鍵交換処理部、78…第2のメモリ管理部。

Claims (10)

  1. 不正機器リストが格納される記憶手段と、
    複数のネットワークに対応して設けられ、それぞれが、前記記憶手段に格納された不正機器リストを参照して、対応するネットワークに接続された機器と認証鍵交換処理を行なう複数の認証鍵交換処理手段とを具備し、
    前記認証鍵交換処理手段は、
    前記認証鍵交換処理を行なった機器の所持する不正機器リストのバージョン情報と自己の取得している不正機器リストのバージョン情報とを比較して、前記記憶手段に格納されている不正機器リストの更新を行なうか否かを判別する第1の判別手段と、
    前記第1の判別手段により不正機器リストの更新を行なうと判断された場合、前記認証鍵交換処理を行なった機器の所持する不正機器リストのバージョン情報を、他の前記認証鍵交換処理手段に通知する通知手段とを備えることを特徴とするAV機器。
  2. 前記認証鍵交換処理手段は、
    前記通知手段により不正機器リストのバージョン情報を他の前記認証鍵交換処理手段に通知した状態で、前記認証鍵交換処理を行なった機器から不正機器リストを取得する取得手段を具備することを特徴とする請求項1記載のAV機器。
  3. 前記認証鍵交換処理手段は、
    前記取得手段により不正機器リストを取得した状態で、他の前記認証鍵交換処理手段からの不正機器リストのバージョン情報の通知を一定時間に渡って確認する確認手段と、
    前記確認手段により、他の前記認証鍵交換処理手段から不正機器リストのバージョン情報が通知されていないことが確認された場合、または、他の前記認証鍵交換処理手段から通知された不正機器リストのバージョン情報が、自己の取得している不正機器リストのバージョン情報よりも古いことが確認された場合に、前記記憶手段に格納されている不正機器リストを、前記取得手段で取得した不正機器リストに更新する更新手段とを具備することを特徴とする請求項2記載のAV機器。
  4. 前記認証鍵交換処理手段は、
    対応するネットワークに接続された機器と認証鍵交換処理を行なうことが要求されたとき、前記記憶手段に格納されている不正機器リストが更新されているか否かを判別する第2の判別手段を具備し、
    前記第2の判別手段により不正機器リストが更新されていると判断された場合、前記記憶手段に記憶されている更新された不正機器リストを読み出し、この不正機器リストを参照して、対応するネットワークに接続された機器と認証鍵交換処理を行なうように構成されることを特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載のAV機器。
  5. 前記認証鍵交換処理手段は、対応するネットワークに接続された機器と認証鍵交換処理を行なう過程で不正機器リストのバージョン情報を取得し、この取得したバージョン情報を前記通知手段による他の前記認証鍵交換処理手段への通知に使用することを特徴とする請求項4記載のAV機器。
  6. 不正機器リストが格納される記憶手段と、
    複数のネットワークに対応して設けられ、それぞれが、前記記憶手段に格納された不正機器リストを参照して、対応するネットワークに接続された機器と認証鍵交換処理を行なう複数の認証鍵交換処理手段とを備えたAV機器を制御する方法であって、
    前記認証鍵交換処理手段は、
    前記認証鍵交換処理を行なった機器の所持する不正機器リストのバージョン情報と自己の取得している不正機器リストのバージョン情報とを比較して、前記記憶手段に格納されている不正機器リストの更新を行なうか否かを判別する第1の工程と、
    前記第1の工程により不正機器リストの更新を行なうと判断された場合、前記認証鍵交換処理を行なった機器の所持する不正機器リストのバージョン情報を、他の前記認証鍵交換処理手段に通知する第2の工程とを備えることを特徴とするAV機器の制御方法。
  7. 前記認証鍵交換処理手段は、
    前記第2の工程により不正機器リストのバージョン情報を他の前記認証鍵交換処理手段に通知した状態で、前記認証鍵交換処理を行なった機器から不正機器リストを取得する第3の工程を具備することを特徴とする請求項6記載のAV機器の制御方法。
  8. 前記認証鍵交換処理手段は、
    前記第3の工程により不正機器リストを取得した状態で、他の前記認証鍵交換処理手段からの不正機器リストのバージョン情報の通知を一定時間に渡って確認する第4の工程と、
    前記第4の工程により、他の前記認証鍵交換処理手段から不正機器リストのバージョン情報が通知されていないことが確認された場合、または、他の前記認証鍵交換処理手段から通知された不正機器リストのバージョン情報が、自己の取得している不正機器リストのバージョン情報よりも古いことが確認された場合に、前記記憶手段に格納されている不正機器リストを、前記第3の工程で取得した不正機器リストに更新する第5の工程とを具備することを特徴とする請求項7記載のAV機器の制御方法。
  9. 前記認証鍵交換処理手段は、
    対応するネットワークに接続された機器と認証鍵交換処理を行なうことが要求されたとき、前記記憶手段に格納されている不正機器リストが更新されているか否かを判別する第6の工程と、
    前記第6の工程により不正機器リストが更新されていると判断された場合、前記記憶手段に記憶されている更新された不正機器リストを読み出し、この不正機器リストを参照して、対応するネットワークに接続された機器と認証鍵交換処理を行なう第7の工程とを具備することを特徴とする請求項6乃至8いずれかに記載のAV機器の制御方法。
  10. 前記認証鍵交換処理手段は、対応するネットワークに接続された機器と認証鍵交換処理を行なう過程で不正機器リストのバージョン情報を取得し、この取得したバージョン情報を前記第2の工程による他の前記認証鍵交換処理手段への通知に使用することを特徴とする請求項9記載のAV機器の制御方法。
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