JP4415761B2 - 回転伝達機構 - Google Patents

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Description

本発明は回転伝達比を変更するために用いられる回転伝達機構に関する。
従来、操作部材に連結される第1シャフトと、その回転に応じて舵角が変化するように車輪に連結される第2シャフトと、その第1シャフトと第2シャフトを回転伝達可能に連結すると共に、その回転伝達比を回転速度変化により変化させる回転伝達要素を有する回転伝達機構が知られている(特許文献1参照)。
その回転伝達機構は、回転伝達要素として第1サンギヤと、この第1サンギヤと対向すると共に同軸に配置される第2サンギヤと、その第1サンギヤに噛み合うと共に第1サンギヤと平行な軸を有する第1遊星ギヤと、その第2サンギヤに噛み合うと共に第1遊星ギヤと同軸中心に同行回転する第2遊星ギヤと、両サンギヤと両遊星ギヤを、それぞれの軸中心に回転可能に支持するキャリアとを有している。
独国特許出願公開第10214655号明細書
上記従来の回転伝達機構においては、一方のサンギヤから両遊星ギヤを介して他方のサンギヤに回転を伝達する際、第1サンギヤの歯と第1遊星ギヤの歯との間および第2サンギヤの歯と第2遊星ギヤの歯との間にバックラッシがあるためガタが発生する。また、第1、第2シャフトを転がり軸受により支持した場合、その転がり軸受においてもガタが発生する。しかも、そのような回転伝達機構は構造が複雑であるため、それらガタの発生を容易に阻止することができなかった。本発明は従来技術における問題を解決することのできる回転伝達機構を提供することを目的とする。
本発明の回転伝達機構は、第1サンギヤと、前記第1サンギヤと対向すると共に同軸に配置される第2サンギヤと、前記第1サンギヤに噛み合うと共に前記第1サンギヤと平行な軸を有する第1遊星ギヤと、前記第2サンギヤに噛み合うと共に前記第1遊星ギヤと同軸中心に同行回転する第2遊星ギヤと、前記両サンギヤと前記両遊星ギヤを、それぞれの軸中心に回転可能に支持するキャリアと、前記キャリアを前記両サンギヤに対し同軸中心に相対回転可能に支持する支持部材と、前記第1サンギヤと前記第2サンギヤとの間に配置される摩擦部材と、前記第1サンギヤと前記第2サンギヤを互いに近接させる弾力を作用させる弾性部材とを備え、前記弾力により前記摩擦部材を前記両サンギヤの間に挟み込むことで、前記摩擦部材と前記各サンギヤとの相対回転を抑制する方向の摩擦力が付与される。
本発明によれば、弾力により摩擦部材を両サンギヤの間に挟み込むことで、その摩擦部材と各サンギヤとの相対回転を抑制する方向の摩擦力を付与できる。これにより、一方のサンギヤから両遊星ギヤを介して他方のサンギヤに回転が伝達される時、両サンギヤの相対回転を抑制する方向の摩擦力が作用する。すなわち、両サンギヤの相対回転を抑制する力を作用させつつ、一方のサンギヤから両遊星ギヤを介して他方のサンギヤに回転を伝達することで、その回転伝達中においては、第1サンギヤの歯が第1遊星ギヤの歯に押し付けられ、第2サンギヤの歯が第2遊星ギヤの歯に押し付けられるので、互いに噛み合う歯の間においてガタが発生するのを防止できる。
前記第1サンギヤと同軸中心に同行回転すると共に軸方向に同行移動可能な第1シャフトと、前記第2サンギヤと同軸中心に同行回転すると共に軸方向に同行移動可能な第2シャフトと、前記第1シャフトを軸中心に回転可能に支持する第1転がり軸受と、前記第2シャフトを軸中心に回転可能に支持する第2転がり軸受とを備え、前記第1転がり軸受の内輪は前記第1シャフトと軸方向に同行移動可能とされ、前記第2転がり軸受の内輪は前記第2シャフトと軸方向に同行移動可能とされ、前記第1転がり軸受の外輪と前記第2転がり軸受の外輪は前記弾力により互いに近接する方向に付勢されるのが好ましい。これにより、摩擦部材を両サンギヤの間に挟み込むための弾力により、各軸受における外輪と内輪とを転動体に押し付け、転がり軸受におけるガタの発生を防止できる。
本発明によれば、相対向するサンギヤを有する回転伝達機構におけるガタの発生を、部品点数が少なく低コストで簡単な構造により防止できる。
図1に示す車両用操舵装置1は、ステアリングホイール2(操作部材)に連結される第1シャフト3を備え、ステアリングホイール2の操作により回転する第1シャフト3の回転を、回転伝達機構4を介して第2シャフト5に伝達し、第2シャフト5の回転を自在継手6、7からステアリングギヤ8を介して車輪9に伝達することで舵角を変化させる。ステアリングギヤ8は、第2シャフト5をその回転に応じて舵角が変化するように車輪9に連結するものであれば構成は限定されない。本実施形態においては、第2シャフト5の回転により回転するピニオン8aに噛み合うラック8bの動きをリンクを介して車輪9に伝達する。
回転伝達機構4は、第1シャフト3と第2シャフト5を回転伝達可能に連結する。図2に示すように、回転伝達機構4は、回転伝達要素として第1サンギヤ11、第2サンギヤ12、一対の第1遊星ギヤ13、一対の第2遊星ギヤ14、およびキャリア15を有する。第1シャフト3は、第1サンギヤ11に例えば圧入されることで一体化され、これにより第1サンギヤ11と同軸中心に同行回転すると共に軸方向に同行移動する。第2シャフト5は、第2サンギヤ12に例えば圧入されることで一体化され、これにより第2サンギヤ12と同軸中心に同行回転すると共に軸方向に同行移動する。
第1サンギヤ11と第2サンギヤ12とは相対向すると共に同軸に配置される。各第1遊星ギヤ13は、第1サンギヤ11に噛み合うと共に第1サンギヤ11と平行な軸を有し、第1サンギヤ11の周方向において互いから180度離れて配置される。各第2遊星ギヤ14は、第2サンギヤ12に噛み合い、第2サンギヤ12の周方向において互いから180度離れて配置される。一方の第1遊星ギヤ13と一方の第2遊星ギヤ14は同軸中心に同行回転し、他方の第1遊星ギヤ13と他方の第2遊星ギヤ14は同軸中心に同行回転する。本実施形態では、同軸中心に同行回転する第1遊星ギヤ13と第2遊星ギヤ14は、連結シャフト20が例えば圧入されることで一体化されている。キャリア15は、第1シャフト3、第2シャフト5、連結シャフト20を軸受21を介し支持することで、両サンギヤ11、12と両遊星ギヤ13、14をそれぞれの軸中心に回転可能に支持する。
回転伝達機構4は、キャリア15を両サンギヤ11、12に対し同軸中心に相対回転可能に支持する支持部材31を有する。支持部材31は、サンギヤ11、12、遊星ギヤ13、14、キャリア15を覆うと共に車体に固定されるハウジングにより構成するのが好ましい。本実施形態では、支持部材31はキャリア15を軸受32を介して支持する。
第1サンギヤ11と第2サンギヤ12との間に摩擦部材40が配置されている。摩擦部材40は、例えば図3A、図3Bに示すように円板状の樹脂シートにより構成され、両側中央に形成された凹部40′に第1シャフト3の端面と第2シャフト5の端面から突出する凸部3′、5′が嵌め合わされることで、両サンギヤ11、12間からの脱落が防止されている。
第1シャフト3は第1転がり軸受33により、軸中心に回転可能に支持される。第1転がり軸受33は、支持部材31における第1シャフト3を覆う部分により支持される。第2シャフト5は第2転がり軸受34により軸中心に回転可能に支持される。第2転がり軸受34は、支持部材31における第2シャフト5を覆う部分により支持される。
第1転がり軸受33における内輪33aは、例えば第1シャフト3が内輪33aに圧入されることで、第1シャフト3と軸方向に同行移動可能とされている。第1転がり軸受33の外輪33bは、支持部材31により外周が軸方向相対移動可能に支持されると共に、その一端が支持部材31の段部31′により受けられることで第2転がり軸受34から離隔する方向への移動が阻止されている。
第2転がり軸受34における内輪34aは、例えば第2シャフト5が内輪34aに圧入されることで、第2シャフト5と軸方向に同行移動可能とされている。第2転がり軸受34の外輪34bは、支持部材31により外周が軸方向相対移動可能に支持されることで、第1転がり軸受33への近接方向への移動が許容されている。
第2転がり軸受34の外輪34bと第2シャフト支持部にねじ合わされる筒状ネジ部材45との間に挟まれる圧縮バネ50(弾性部材)が設けられている。これによりバネ50は、第2転がり軸受34の外輪34bに、軸方向に沿って第1転がり軸受33に向かう弾力を作用させる。これにより、第1サンギヤ11と第2サンギヤ12を互いに近接させる弾力が作用され、その弾力により摩擦部材40は両サンギヤ11、12の間に挟み込まれる。よって、摩擦部材40と各サンギヤ11、12との相対回転を抑制する方向の摩擦力が付与される。また、バネ50の弾力により第1転がり軸受33の外輪33bと第2転がり軸受34の外輪34bは互いに近接される。
回転伝達機構4は、第1シャフト3と第2シャフト5との間の回転伝達比をキャリア15の回転速度変化により変化させる。キャリア15に減速ギヤ機構60を介して第1アクチュエータ61が接続されている。減速ギヤ機構60は、キャリア15の外周に一体的に形成された第1ギヤ60aと、第1ギヤ60aに噛み合う第2ギヤ60bを有し、第2ギヤ60bに第1アクチュエータ61の出力シャフトが連結されている。第1アクチュエータ61は、例えば公知の電動モータにより構成できる。第1アクチュエータ61は、キャリア15の回転速度を変化させることで、回転伝達機構4による第1シャフト3と第2シャフト5の間の回転伝達比を変化させる。
第1シャフト3に第2アクチュエータ62が減速ギヤ機構63を介して接続されている。減速ギヤ機構63は、第1シャフト3の外周に一体的に形成された第1ギヤ63aと、第1ギヤ63aに噛み合う第2ギヤ63bを有し、第2ギヤ63bに第2アクチュエータ62の出力シャフトが連結されている。第2アクチュエータ62は、例えば公知の電動モータにより構成できる。第2アクチュエータ62は、回転伝達機構4による第1シャフト3と第2シャフト5の間の回転伝達比を変化させることなく、ステアリングホイール2の操作トルクを変化させる付加トルクを発生する。
図1に示すように、第1アクチュエータ61と第2アクチュエータ62は駆動回路61a、62aを介して制御装置65に接続されている。制御装置65に、ステアリングホイール2の直進位置からの操作量である操作角θhに対応する値として第1シャフト3の回転角を検出する操作角センサ66と、ステアリングホイール2の操作トルクThに対応する値として第1シャフト3による伝達トルクを検出するトルクセンサ67と、車速Vを検出する車速センサ68と、車両のヨーレートγを検出するヨーレートセンサ69と、舵角θwに対応する値として第2シャフト5の回転角を検出する舵角センサ70とが接続されている。操作角θh、操作トルクTh、ヨーレートγ、舵角θwは車両の左右一方に向くものを正、他方に向くものを負とする。なお、変形例として、図2において2点鎖線で示すように第2シャフト5に第2アクチュエータ62を減速ギヤ機構63を介して接続し、操作トルクThに対応する値として第2シャフト5による伝達トルクをトルクセンサ67により検出してもよい。
図4は制御装置65による第1アクチュエータ61と第2アクチュエータ62の制御機能を表すブロック図である。図4において、制御装置65における演算部C1は、制御装置65に記憶したγ* =G1・θhの関係と操作角センサ66により検出した操作角θhとから目標ヨーレートγ* を演算する。G1はステアリングホイール2の操作角θhに対する目標ヨーレートγ* の伝達関数であり、車両姿勢を適正に制御できれば特に限定されない。例えば一次遅れ制御を行う場合、sをラプラス演算子、K1を操作角θhに対する目標ヨーレートγ* の定常ゲイン、t1を操作角θhに対する目標ヨーレートγ* の1次遅れ時定数として、G1=K1/(1+t1・s)とされ、ゲインK1及び時定数t1は最適な制御を行えるように適宜調整される。
制御装置65における演算部C2は、回転伝達機構4による第1シャフト3と第2シャフト5の間の回転伝達比を定常設定値から変化させる必要性の有無を判定する判定部と、回転伝達比の目標値に対応する第1アクチュエータ61の目標駆動電流i1* を予め定めた規則に従い求める目標値決定部と、第1シャフト3の回転速度を求める回転速度決定部として機能する。
すなわち、その定常設定値は予め定められて制御装置65に記憶され、1とされる。その回転伝達比を定常設定値から変化させる必要性の有無は予め定めた判定基準に従い判定する。その判定基準は、本実施形態では車両100がオーバーステア状態か否かとされている。例えば、検出した舵角θw、ヨーレートγと求めた目標ヨーレートγ* とから、θw・(γ* −γ)を演算し、θw・(γ* −γ)が負である場合、検出ヨーレートγが目標ヨーレートγ* を超えていることから車両100はオーバーステア状態であり、車両姿勢の安定化のために回転伝達比を定常設定値から変化させる必要があると判定される。
回転伝達比を定常設定値から変化させる必要がないと判定される場合、第1アクチュエータ61の目標駆動電流i1* は、回転伝達比を定常設定値である1に対応する値ioに設定される。この場合、制御装置65は操作角センサ66により時系列に検出した第1シャフト3の回転角から第1シャフト3の回転速度を求め、キャリア15の回転速度を第1シャフト3の求めた回転速度に等しくするのに必要な第1アクチュエータ61の駆動電流ioを決定する。これにより制御装置65は、キャリア15の回転速度が第1シャフト3の求めた回転速度に等しくなるように第1アクチュエータ61を制御する定常制御モードを有する。
回転伝達比を定常設定値から変化させる必要があると判定される場合、第1アクチュエータ61の目標駆動電流i1* は、本実施形態においてはオーバーステア状態を解消できるように設定される。例えば、制御装置65に記憶したi1* =F(γ* ,γ)の関係とヨーレートセンサ69により検出したヨーレートγとから目標駆動電流i1* を演算する。F(γ* ,γ)は目標ヨーレートγ* と検出ヨーレートγの関数であり、目標ヨーレートγ* からヨーレートγを差し引いた偏差(γ* −γ)に応じてステアリングホイール2の操作方向と逆方向に舵角θwが変化するように予め定められる。
第1アクチュエータ61の駆動回路61aは、第1アクチュエータ61の駆動電流が目標駆動電流i1* になるように例えばPWM制御を行い、第1シャフト3と第2シャフト5の間の回転伝達比が目標値になるように第1アクチュエータ61を駆動する駆動部として機能する。
制御装置65における演算部C3は、ステアリングホイール2の操作角θhに対する目標操作トルクTh* を予め定めた規則に従い定める。
すなわち本実施形態においては、回転伝達比を定常設定値から変化させる必要があると判定される迄は、目標操作トルクTh* は第2アクチュエータ62による付加トルクが零である時の検出操作トルクThに一致するものとされる。第2アクチュエータ62による付加トルクが零である場合、操作トルクThは路面と車輪9との間の摩擦抵抗に対応することから、ステアリングホイール2の直進位置からの操作量に相関して変化する。
また、回転伝達比を定常設定値から変化させる必要があると判定されてから必要がないと判定される迄、目標操作トルクTh* はステアリングホイール2の直進位置からの操作量に相関して変化するように、本実施形態ではKhをトルク制御基準比としてTh* =Kh・θhの関係から定められる。ここで、回転伝達比を定常設定値から変化させる必要があると判定された時点におけるステアリングホイール2の検出操作角θhに対する検出操作トルクThの比が、トルク制御基準比Khとして求められ、演算部C3は基準比決定部としても機能する。
回転伝達比を前記定常設定値から変化させる必要があると判定された後に必要がないと判定された時点から、回転伝達比の目標値に対応する第1アクチュエータ61の目標駆動電流i1* は定常設定値に対応する値に設定されると共に、付加トルクの目標値は標準値である零まで漸次変化する。すなわち、回転伝達比を定常設定値から変化させる必要があると判定された後に必要がないと判定された時点から、付加トルクが零まで漸次減少するように、目標操作トルクTh* は本実施形態ではKh(t)を制御比としてTh* =Th+Kh(t)・θhの関係から定められる。制御比Kh(t)は時間の関数とされ、図5に示すように時間経過に伴いトルク制御基準比Khから零まで漸次減少するように設定される。
制御装置65における演算部C4は、付加トルクの目標値に対応する第2アクチュエータ62の目標駆動電流i2* を、予め定めた規則に従い求める目標値決定部として機能する。
すなわち本実施形態においては、回転伝達比を定常設定値から変化させる必要があると判定される迄は、操作角θhがステアリングホイール2の直進位置からの操作量に相関して変化するように、付加トルクの目標値に対応する第2アクチュエータ62の目標駆動電流i2* は標準値に設定される。本実施形態では上記のように回転伝達比を定常設定値から変化させる必要があると判定される迄は第2アクチュエータ62による付加トルクが零とされるので、目標駆動電流i2* は標準値として零に設定される。
回転伝達比を定常設定値から変化させる必要があると判定された時点から、回転伝達比の定常設定値からの変化に拘らず、操作トルクThがステアリングホイール2の直進位置からの操作量に相関して変化するように付加トルクの目標値が標準値から変更される。すなわち、上記のように回転伝達比を定常設定値から変化させる必要があると判定される場合、目標操作トルクTh* はTh* =Kh・θhの関係から求められるので、目標駆動電流i2* は目標操作トルクTh* から検出操作トルクThを差し引いた偏差(Th* −Th)の関数とされる。例えば、制御装置65に記憶したi2* =G2・(Th* −Th)の関係とトルクセンサ67により検出した操作トルクThとから目標駆動電流i2* を演算する。G2はトルク偏差(Th* −Th)に対する目標駆動電流i2* の伝達関数であり、例えばPI制御を行う場合、ゲインをK2、ラプラス演算子をs、時定数をτaとして、G2=K2〔1+1/(τa・s)〕になる。ゲインK2および時定数τaは最適な制御を行えるように適宜調整される。これにより、回転伝達比を定常設定値から変化させる必要があると判定された時点から、ステアリングホイール2の検出操作角θhに上記トルク制御基準比Khを乗じた目標操作トルクTh* が作用するように、付加トルクの目標駆動電流i2* が標準値である零から変更される。
第2アクチュエータ62の駆動回路62aは、第2アクチュエータ62の駆動電流が目標駆動電流i2* になるように例えばPWM制御を行い、付加トルクが目標値になるように第2アクチュエータ62を駆動する駆動部として機能する。
図6のフローチャートを参照して制御装置65による第1アクチュエータ61と第2アクチュエータ62の制御手順を説明する。
まず、各センサ66〜70による操作角θh、操作トルクTh、車速V、ヨーレートγ、舵角θwの検出値を読み込む(ステップS1)。次に、検出操作角θhに応じた目標ヨーレートγ* を求め(ステップS2)、車両100がオーバーステア状態か否かを判定する(ステップS3)。車両100がオーバーステア状態でなければ、第1アクチュエータ61の目標駆動電流i1* を回転伝達比の定常設定値である1に対応する値ioに設定し(ステップS4)、第1アクチュエータ61の制御を行う。この場合、キャリア15の回転速度が第1シャフト3の回転速度に等しくされることで回転伝達比が1とされる。次に、トルク制御フラグがオンか否を判定し(ステップS5)、オンでなければ目標操作トルクTh* を検出操作トルクThに設定し(ステップS6)、第2アクチュエータ62の目標駆動電流i2* をi2* =G2・(Th* −Th)の関係と検出操作トルクThから求め(ステップS7)、第2アクチュエータ62を制御する。ここではi2* は零になることから第2アクチュエータ62は駆動されず、付加トルクは零になる。次に、制御を終了するか否かを、例えばイグニッションスイッチがオンか否かにより判定し(ステップS8)、終了しない場合はステップ1に戻る。ステップS3において車両100がオーバーステア状態であれば、トルク制御フラグをオンし(ステップS9)、第1アクチュエータ61の目標駆動電流i1* をi1* =F(γ* ,γ)の関係と検出したヨーレートγから求め(ステップS10)、第1アクチュエータ61の制御を行う。また、回転伝達比を定常設定値から変化させる必要があると判定された時点における検出操作角θhと検出操作トルクThからトルク制御基準比Khを演算し(ステップS11)、目標操作トルクTh* をTh* =Kh・θhの関係とトルク制御基準比Khと検出操作角θhとから求め(ステップS12)、ステップS7において第2アクチュエータ62の目標駆動電流i2* を求め、第2アクチュエータ62を制御する。ステップS5においてトルク制御フラグがオンであれば、目標操作トルクTh* をTh* =Th+Kh(t)・θhの関係と検出操作トルクと検出操作角とから求め(ステップS13)、制御比Kh(t)が零に至ったか否かを判定し(ステップS14)、零に至っていればトルク制御フラグをオフし(ステップS15)、零に至っていなければトルク制御フラグをオフすることなく、ステップS7に進む。
図7は、ステアリングホイール2を一定操作速度で一定量だけ左右に往復操作した時の、第1シャフト3の回転角に対応する操作角θhと、第2シャフト5の回転角に対応する舵角θwと、時間との関係の一例を示す。回転伝達機構4による第1シャフト3と第2シャフト5の間における回転伝達比は、操作開始から時間taの経過時迄は定常設定値から変化させる必要がないと判定され、時間taの経過時に定常設定値から変化させる必要があると判定され、時間tbの経過時に再び定常設定値から変化させる必要がないと判定されたものとする。時間taの経過時迄は、回転伝達比は定常設定値の1であるから、操作角θhと舵角θwは相等しい。時間taの経過後は、ステアリングホイール2の操作方向と逆方向に舵角θwが変化するように回転伝達比は定常設定値から変化するので、操作角θhに対して舵角θwは破線で示すように相違する。時間tbの経過後は、回転伝達比は再び定常設定値の1になるので操作角θhと舵角θwは相等しい。
図8は、図7に示すようにステアリングホイール2を一定操作速度で一定量だけ左右に往復操作した場合における、第1シャフト3により伝達される操作トルクThと、第2シャフト5により伝達される路面と車輪9との間の摩擦に対応する転舵トルクTmと、時間との関係の一例を示す。時間taの経過時迄は、第2アクチュエータ62による付加トルクは零であるから、操作トルクThと転舵トルクTmは相等しくステアリングホイール2の直進位置からの操作量に相関して変化する。時間taの経過後は、ステアリングホイール2の操作方向と逆方向に舵角θwが変化するように回転伝達比は定常設定値である1から変化するので、舵角θwの変化に応じて転舵トルクTmは図中破線で示すように変化する。一方、回転伝達比の定常設定値からの変化に拘らず、第2アクチュエータ62による付加トルクの目標値が標準値から変更されることで、操作トルクThはステアリングホイール2の直進位置からの操作量に相関して変化する。時間tbの経過後は、回転伝達比は定常設定値である1に変化すると共に第2アクチュエータ62による付加トルクは零まで漸次変化するので、操作トルクThはステアリングホイール2の直進位置からの操作量に相関して変化し、また、第2アクチュエータ62による付加トルクが零になった時点で操作トルクThと転舵トルクTmは相等しくなる。
これにより、回転伝達機構4により第1シャフト3と第2シャフト5の間における回転伝達比を定常設定値から変化させる必要がない場合、その回転伝達比が定常設定値である1になるように第1アクチュエータ61は制御される。また、付加トルクの目標値が標準値である零とされることで、操作トルクThがステアリングホイール2の直進位置からの操作角θhに相関して変化する。第1シャフト3と第2シャフト5の間における回転伝達比を定常設定値から変化させる必要がある場合、その回転伝達比が定常設定値から変化した目標値になるように第1アクチュエータ61は制御される。また、付加トルクの目標値が標準値から変更されることで、操作トルクThがステアリングホイール2の直進位置からの操作角θhに相関して変化するように第2アクチュエータ62が制御される。すなわち、回転伝達比が定常設定値である時も定常設定値から変化する時も、操作トルクThをステアリングホイール2の直進位置からの操作角θhに相関して変化させることができる。本実施形態では、第1シャフト3と第2シャフト5の間における回転伝達比が定常設定値である時は車輪9と路面との間の摩擦に対応するトルクを操作トルクThとしてドライバにそのまま伝え、その回転伝達比を第1アクチュエータ61の制御により変化させるアクティブ操舵時はステアリングホイール2の操作量に応じた仮想的な操作トルクThをドライバに作用させる。これにより、カウンター操舵の必要時のような第1アクチュエータ61の制御量変化による回転伝達比の変化時に、ドライバが意図しない操作トルクThの変動を第2アクチュエータ62の制御により打ち消すことで、ドライバーはトルク変動を感じない。
また、第1シャフト3と第2シャフト5の間における回転伝達比が定常設定値である時、操作トルクThはステアリングホイール2の直進位置からの操作角θhに相関して変化し、その回転伝達比が定常設定値から変化する時、操作トルクThはステアリングホイール2の検出操作角θhにトルク制御基準比Khを乗じた値に対応する。トルク制御基準比Khは回転伝達比を定常設定値から変化させる必要があると判定された時点におけるステアリングホイール2の検出操作角θhに対する検出操作トルクThの比であるため、第1シャフト3と第2シャフト5の間における回転伝達比が定常設定値から変化する時、操作トルクThを段差状に変化させることなくステアリングホイール2の直進位置からの操作角θhに相関して円滑に変化させることができる。例えば、もし時間taの経過後における操作角θhに対する操作トルクThの比がトルク制御基準比Khでなければ、第2アクチュエータ62により付加トルクを発生させた時に図9に示すように時間taの経過時に操作トルクThに段差状変化δ1が生じる。これに対し、時間taの経過後における操作角θhに対する操作トルクThの比をトルク制御基準比Khとすることで、第2アクチュエータ62により付加トルクを発生させた時に図8に示すように時間taの経過前後において操作トルクThを滑らかに変化させることができる。
さらに、第1シャフト3と第2シャフト5の間における回転伝達比を定常設定値から変化させる必要があると判定された後に必要がないと判定された時、付加トルクを漸次零まで変化させることで、操作トルクThを段差状に変化させることなくステアリングホイール2の直進位置からの操作量に相関して円滑に変化させることができる。例えば、もし時間tbの経過時に付加トルクを一挙に零にすると、転舵トルクTmはタイヤの弾性等により一挙に変化しないのに対して回転伝達比の変化により操作トルクThは一挙に変化することから、図9に示すように時間tbの経過時に操作トルクThに段差状変化δ2が生じる。これに対し、時間tbの経過後に付加トルクを漸次零まで変化させることで、図8に示すように時間tbの経過後に操作トルクThを操作量に相関して円滑に変化させることができる。
上記実施形態によれば、バネ50の弾力により摩擦部材40を両サンギヤ11、12の間に挟み込むことで、その摩擦部材40と各サンギヤ11、12との相対回転を抑制する方向の摩擦力を付与できる。これにより、両サンギヤ11、12の中の一方から両遊星ギヤ13、14を介して両サンギヤ11、12の中の他方に回転が伝達される時、両サンギヤ11、12の相対回転を抑制する方向の摩擦力が作用する。すなわち、両サンギヤ11、12の相対回転を抑制する力を作用させつつ、両サンギヤ11、12の中の一方から両遊星ギヤ13、14を介して両サンギヤ11、12の中の他方に回転を伝達することで、その回転伝達中においては、第1サンギヤ11の歯が第1遊星ギヤ13の歯に押し付けられ、第2サンギヤ12の歯が第2遊星ギヤ14の歯に押し付けられ、互いに噛み合う歯の間においてガタが発生するのを防止できる。さらに、摩擦部材40を両サンギヤ11、12の間に挟み込むための弾力により、第1、第2転がり軸受33、34における外輪33b、34bと内輪33a、34aとを転動体33c、34cに押し付け、第1、第2転がり軸受33、34におけるガタの発生を防止できる。
さらに、上記実施形態によれば、定常制御モードにおいては回転伝達機構4のキャリア15の回転速度を第1シャフト3の回転速度に等しくすることで、回転伝達機構4による回転伝達比が1とされる。これにより、定常制御モードにおいては各回転伝達要素であるサンギヤ11、12、遊星ギヤ13、14、キャリア15は一体的に回転して相互間での噛み合い変化は生じないので、ドライバーに伝達されるトルクに変動が生じるのを防止できる。さらに、定常制御モードにおいては全ての回転伝達要素が同軸中心に同行回転し、第1シャフト3と第2シャフト5が直結されているかのように操作トルクを円滑に伝達できる。
回転伝達機構4による回転伝達比がキャリア15の回転速度に応じて如何に変化するかは特に限定されない。以下の表1は、第1シャフト3の回転速度を1としてキャリア15の回転速度を4段階に変化させた場合の第2シャフト5の回転速度と、第1シャフト3とキャリア15との回転速度差と、第2シャフト5とキャリア15との回転速度差を示す。表1において例Aはキャリア15の回転速度を第1シャフト3の回転速度の1/2にした場合で、この場合は第1シャフト3に対して第2シャフト5は増速される。例Bはキャリア15の回転速度を第1シャフト3の回転速度と等しくした場合、すなわち定常制御モードであり、この場合は第1シャフト3と第2シャフト5とキャリア15は同行回転するので相対回転しない。例Cはキャリア15の回転速度を第1シャフト3の回転速度の3/2にした場合で、この場合は第1シャフト3に対して第2シャフト5は減速される。例Dはキャリア15を停止させた場合で、この場合は第1シャフト3に対して第2シャフト5は増速される。
Figure 0004415761
本発明は上記実施形態に限定されない。例えば、回転伝達機構の構成は本発明の範囲内であれば特に限定されず、第1遊星ギヤ13と第2遊星ギヤ14の数は限定されず、単一でもよいし3以上であってもよい。また、図10の第1変形例の回転伝達機構4に示すように、各遊星ギヤ13、14の歯数が両サンギヤ11、12の歯数より少なくてもよく、回転伝達機構4を構成する各サンギヤ11、12と遊星ギヤ13、14の歯数は特に限定されない。図11の第2変形例の回転伝達機構4に示すように、第1遊星ギヤ13と第2遊星ギヤ14が同一素材から一体的に形成されてもよい。摩擦部材は摩擦を各サンギヤとの間で発生させることができれば材質や形状は特に限定されず、金属板等により構成してもよい。弾性部材はバネに限定されず例えばゴムであってもよい。第1転がり軸受と第2転がり軸受の転動体はローラーであってもよい。本発明は操舵装置以外の回転伝達機構を有する装置に適用できる。
本発明の実施形態の車両用操舵装置の構成説明図 本発明の実施形態の回転伝達機構の断面図 本発明の実施形態の回転伝達機構における摩擦部材の正面図 本発明の実施形態の回転伝達機構における摩擦部材の断面図 本発明の実施形態の車両用操舵装置における制御装置による制御機能を表すブロック図 本発明の実施形態の回転伝達機構における回転伝達比を定常設定値から変化させる必要があると判定された後に必要がないと判定された場合の、操作角に対する付加トルクの制御比と時間との関係を示す図 本発明の実施形態の車両用操舵装置における制御装置による制御手順を示すフローチャート 本発明の実施形態に係る車両用操舵装置における操作角と舵角と時間との関係の一例を示す図 本発明の実施形態に係る車両用操舵装置における操作トルクと転舵トルクTmと時間との関係の一例を示す図 車両用操舵装置における操作トルクと転舵トルクTmと時間との関係の一例を示す図 本発明の第1変形例に係る回転伝達機構の構成説明図 本発明の第2変形例に係る回転伝達機構の構成説明用部分断面図
符号の説明
3 第1シャフト
4 回転伝達機構
5 第2シャフト
11 第1サンギヤ
12 第2サンギヤ
13 第1遊星ギヤ
14 第2遊星ギヤ
15 キャリア
31 支持部材
33 第1転がり軸受
34 第2転がり軸受
40 摩擦部材
50 バネ(弾性部材)

Claims (2)

  1. 第1サンギヤと、
    前記第1サンギヤと対向すると共に同軸に配置される第2サンギヤと、
    前記第1サンギヤに噛み合うと共に前記第1サンギヤと平行な軸を有する第1遊星ギヤと、
    前記第2サンギヤに噛み合うと共に前記第1遊星ギヤと同軸中心に同行回転する第2遊星ギヤと、
    前記両サンギヤと前記両遊星ギヤを、それぞれの軸中心に回転可能に支持するキャリアと、
    前記キャリアを前記両サンギヤに対し同軸中心に相対回転可能に支持する支持部材と、
    前記第1サンギヤと前記第2サンギヤとの間に配置される摩擦部材と、
    前記第1サンギヤと前記第2サンギヤを互いに近接させる弾力を作用させる弾性部材とを備え、
    前記弾力により前記摩擦部材を前記両サンギヤの間に挟み込むことで、前記摩擦部材と前記各サンギヤとの相対回転を抑制する方向の摩擦力が付与される回転伝達機構。
  2. 前記第1サンギヤと同軸中心に同行回転すると共に軸方向に同行移動可能な第1シャフトと、
    前記第2サンギヤと同軸中心に同行回転すると共に軸方向に同行移動可能な第2シャフトと、
    前記第1シャフトを軸中心に回転可能に支持する第1転がり軸受と、
    前記第2シャフトを軸中心に回転可能に支持する第2転がり軸受とを備え、
    前記第1転がり軸受の内輪は前記第1シャフトと軸方向に同行移動可能とされ、
    前記第2転がり軸受の内輪は前記第2シャフトと軸方向に同行移動可能とされ、
    前記第1転がり軸受の外輪と前記第2転がり軸受の外輪は前記弾力により互いに近接する方向に付勢される請求項1に記載の回転伝達機構。
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