JP4414523B2 - 弾球遊技機における回転力伝達構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、弾球遊技機における回転力伝達構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、弾球遊技機における回転力伝達構造においては、通常、駆動側の軸と従動側の軸が連結されることによって、駆動側から従動側に回転力が伝達されている。
【0003】
この場合に、一般的に、駆動側の軸と従動側の軸との連結性と、円滑な回転状態を確保すべく、駆動側の軸と従動側の軸は、互いに偏心や斜交していない軸ずれのない状態であるとともに、その状態を完全に保持するべく、ガタなく固定されていた。
【0004】
つまり、駆動側の軸と従動側の軸の軸心が、互いに偏心や斜交して軸ずれしている場合には、駆動側の軸と従動側の軸の嵌合や挿通が困難となって連結できない虞があり、また、連結が可能であっても、回転時に軸に偏回転が生じて、異音が発生したり回転ムラが生じる虞があるため、上述したように互いに軸ずれのない状態であるとともに、その状態を完全に保持するべくガタなく固定されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、近年、回転力伝達構造の軸部材では、樹脂製のものが多く用いられているが、そのような樹脂製の軸部材では、金属などに比べて部材の精度が高くなく、個々の部材のばらつきも大きいものである。そのため、駆動側の軸と従動側の軸の軸心が互いに偏心や斜交した軸ずれを有するものとなりやすく、歩留まりが悪化してコスト高となるため、そのような、軸ずれ状態を吸収緩和することが可能な回転力伝達構造が希望されていた。
【0006】
そこで、本発明は、駆動側の軸と従動側の軸の軸心が互いに偏心や斜交した軸ずれ状態であっても、その軸ずれ状態を吸収緩和することが可能で、スムーズに連結することができるとともに、異音の発生、或いは不安定な回転も生じることもなく確実に回転力の伝達が可能な弾球遊技機における回転力伝達構造を提供する。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記問題点を解決するために創作されたものであって、第1には、弾球遊技機における回転力伝達構造であって、
回転力を出力する動力部(40)と、
外部から供給された回転力により回転動作する樹脂製の回転動作部(20)と、
前記動力部(40)と回転動作部(20)間に前記動力部の回転力を前記回転動作部に伝達するために設けられた樹脂製の動力伝達部(50)と、を有し、
前記回転動作部(20)と動力伝達部(50)のいずれか一方が凹状に形成された雌部材(32)を有するとともに、他方が凸状に形成された雄部材(55)を有し、
雄部材(55)は、円柱状の外周面を有する本体部(52)と、本体部の外周面から突出する突状部材(54)とを有し、
雌部材(32)は、雄部材における該本体部を挿通するための挿通孔(32a)と、雄部材における突状部材(54)を挿通するための挿通溝で、雌部材の軸線方向の開放端側の端部から開放端と反対側に向けて形成された挿通溝(34)を有し、
雄部材の本体部の外周と雌部材の内周との間には、第1の隙間(α)が設けられるとともに、雄部材の突状部材の側面と雌部材の挿通溝の側面との間には、第2の隙間(β)が設けられ、
さらに、雄部材は、雄部材の本体部における雌部材との接続側の端部の外周側の角部を全周に渡って傾斜状に切り欠いた形状の第1のテーパ部(56)を有し、雌部材は、雄部材との接続側の端部の内周側の角部を全周に渡って傾斜状に切り欠いた形状の第2のテーパ部(36)が設けられていることを特徴とする。
【0010】
前記第1の構成の弾球遊技機における回転力伝達構造においては、前記回転動作部と動力伝達部との接続部分に第1の隙間(α)と第2の隙間(β)が設けられているため、駆動側の軸と従動側の軸の軸心が互いに偏心や斜交した軸ずれ状態であっても、前記隙間(α、β)によってその軸ずれ状態を吸収緩和することが可能で、スムーズに連結することができるとともに、異音の発生、或いは不安定な回転も生じることもなく確実に回転力の伝達が可能となる。また、歩留まりが良好となり安価なものとすることができる。また、第1のテーパ部(56)と第2のテーパ部(36)を設けているため、該テーパ部(36、56)が前記回転動作部と動力伝達部との接合誤差及び/又は軸ずれを吸収緩和する緩衝機能となる。そのため、駆動側の軸と従動側の軸の軸心が互いに偏心や斜交した軸ずれ状態であっても、その軸ずれ状態を吸収緩和することが可能で、スムーズに連結することができるとともに、異音の発生、或いは不安定な回転も生じることもなく確実に回転力の伝達が可能となる。また、歩留まりが良好となり安価なものとすることができる。
【0014】
また、第2には、上記第1の構成において、前記回転動作部(20)と動力伝達部(50)の接合部分においては、前記回転動作部側が凹状に形成され、前記動力伝達部側が凸状に形成されていることを特徴とする。
【0015】
また、第3には、上記第1又は第2の構成において、前記回転動作部(20)と動力伝達部(50)の接合部分においては、前記回転動作部側が凸状に形成され、前記動力伝達部側が凹状に形成されていることを特徴とする。
【0016】
また、第4には、上記第1から第3までのいずれかの構成において、前記回転動作部(20)は、弾球遊技機の遊技球払出し装置における送りロータであることを特徴とする。
【0017】
前記第4の構成の弾球遊技機における回転力伝達構造においては、前記回転動作部(20)が、弾球遊技機の遊技球払出し装置における送りロータであるため、駆動側の軸と従動側の送りロータの軸の軸心とが互いに偏心や斜交した軸ずれ状態であっても、その軸ずれ状態を吸収緩和することが可能で、スムーズに連結することができる。そのため、異音の発生、或いは不安定な回転も生じることもなく確実に回転力の伝達が可能な弾球遊技機における回転力伝達構造となる。
【0018】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態としての実施例を図面を利用して説明する。本発明に基づく弾球遊技機における回転力伝達構造は、弾球遊技機の遊技球払出し装置におけるモータと送りロータとの間での回転力伝達に適用したものである。この場合に、弾球遊技機の遊技球払出し装置Kは、図1に示されるように、ケース10、投入口12、玉通路14、賞玉検出センサ16、貸玉検出センサ18、送りロータ20、モータ40を有している。ここで、送りロータ20は前記回転動作部として機能し、また、モータ40は前記動力部として機能する。
【0019】
ケース10は、半透明の樹脂によって形成されており、内部が2つに分割されて形成され、それぞれに同一形状の玉通路14が形成されている。つまり、投入口12から送りロータ20に至る経路が、図2に示すように、2系統に分断されて形成されている。そして、送りロータ20まで送られた遊技球は、送りロータ20がモータ40によって回動されることによって、遊技球が1個毎に下流側に所定の個数送られる。さらに、ケース10には、図4に示すように、耐摩耗ブッシュ70を介して送りロータ20を軸支する略円筒形状の軸受け部11、モータ40を締結するためのインサートナット13aが埋め込まれたボス部13が形成されている。
【0020】
また、送りロータ20は、図2に示すように、2系統の玉通路14各々に位置する玉受け溝24が、互いに回転方向に位相差を有した形状に形成されている。これは、該一対の玉受け溝24から略同時に玉が送出された場合に、下流側に配設される賞玉検出センサ16或いは貸玉検出センサ18に連続して略同時に玉が通過してしまうことによる誤検出を防止するためである。
【0021】
また、前記遊技球払出し装置Kは、いわゆる「CR機(カードリーダ機)」に対応すべく、賞玉用払出し機能に加えて貸玉用払出し機能をも備えている。そのため、近接スイッチからなる前記賞玉検出センサ16及び貸玉検出センサ18の二種のセンサが配設されており、それぞれ、前記賞玉検出センサ16及び貸玉検出センサ18によって、賞玉数、貸玉数のカウントが可能になされている。また、前記モータ40においては、図2に示すように、モータフランジ42が一対のネジ46によってケース10に締結されることにより、ケース10に固着されている。そして、前記モータ40から後述するような回転力伝達構造によって送りロータ20に回転力が伝達される。
【0022】
次に、モータ40と送りロータ20との間での回転力伝達構造について説明する。図3及び図4に示すように、モータ40の出力軸40aはプラグ50の嵌合孔58に圧入されており、該出力軸40aにプラグ50が固着されている。該プラグ50は、前記動力伝達部として機能する。プラグ50は、樹脂によって形成され、本体部52、挿通爪54、テーパ部56、嵌合孔58、プラグフランジ60を有しており、それらが一体的に外観略弾丸状を呈した形状に成型されている。前記本体部52は、略円柱状に形成されており、一端はテーパ部56に、他端はプラグフランジ60に連設している。また、前記本体部52の外周部には、4個の挿通爪54が等間隔で形成されて、プラグ50が構成されている。さらに、前記本体部52の中央部には、テーパ部56からプラグフランジ60まで貫通している嵌合孔58が穿設されている。また、テーパ部56は、滑らかな傾斜で全周に渡って形成されている。上記本体部52とテーパ部56とで上記雄部材としてのプラグ本体55が構成される。
【0023】
一方、前記送りロータ20は、図3及び図4に示すように、樹脂によって形成され、隔壁部22、玉受け溝24、仕切部26、軸部28、把持部30、ソケット部32、挿通溝34、テーパ部36を有しており、それらが一体的に成型されている。隔壁部22は、上述した2系統の玉通路14各々に位相差を有して位置する玉受け溝24を隔てる隔壁である。玉受け溝24は、2系統の玉通路14各々に6個分ずつ形成されており、遊技球1個のみが入りこむのを許容し、1個以上の遊技球は入り込まない大きさに形成されている。そのため、モータ40による送りロータ20の回転量を制御することによって、所定数の遊技球の送出を可能としている。
【0024】
仕切部26は、前記各玉受け溝24を仕切って隔てるものである。また、軸部28は、前記玉受け溝24の内側中空部に形成され、前記ケース10の軸受け部11の内側中空部11a内に挿通可能な大きさの円筒状に形成されている。また、該軸部28の先端部には、前記プラグ50と接続可能とすべくソケット部32が形成されている。該ソケット部32は、図5に示すように、前記プラグ50の本体部52の外径よりも大な直径(内径)を有する挿通孔32aが、略中央部に形成されている。つまり、前記プラグ50の本体部52を該挿通孔32aに挿通した場合に、本体部52と挿通孔32aとの間には、全周に隙間αが生じることになる。このソケット部32は上記雌部材として機能する。
【0025】
また、該挿通孔32aの外周部には、図3に示すように、前記プラグ50の4個の挿通爪54を挿通可能な挿通溝34が、前記挿通爪54に対応する位置に4個形成されている。この場合に、前記挿通爪54と挿通溝34との関係は、図6に示すように、前記プラグ50と前記ソケット部32を接続したときに、両側に隙間βを有した状態となるように設定されている。つまり、上記突状部材としての挿通爪54の側面と挿通溝34の側面の間には、隙間βが設けられている。従って、前記プラグ50と前記ソケット部32を接続したときには、上述した本体部52と挿通孔32aとの隙間α、及び前記挿通爪54と挿通溝34との隙間βを有した状態となる。つまり、前記プラグ50と前記ソケット部32とは、全体に隙間(α、β)を有して非接触状態で接続されていることになる。
【0026】
また、前記挿通孔32aの端部となるソケット部32の内径側の端部には、全周に渡ってテーパ部36が形成されている。さらに、前記送りロータ20の前記軸部28の逆側には、把持部30が突設されている。また、該把持部30には、図3に示すように、把持を容易にすべく表面にローレット目が形成されており、前記把持部30を把持して送りロータ20を回転させることによって、手動によって送りロータ20を回転させることが可能になされている。
【0027】
次に、本実施例の使用状態について説明する。まず、予め、図3及び図4に示すように、前記モータ40の出力軸40aをプラグ50の嵌合孔58に圧入して、モータ40とプラグ50を固着する。また、軸受け部11の先端部の内側中空部11a内に耐摩耗ブッシュ70を嵌め込んでセットする。その状態から、前記送りロータ20の軸部28を、前記耐摩耗ブッシュ70に挿通する。続いて、図3に示すように、モータ40が固着されたプラグ50を、前記送りロータ20のソケット部32に接続する。
【0028】
具体的には、図6に示すように、プラグ50の4個の挿通爪54を、それぞれ対応するソケット部32の挿通溝34に挿通する。なお、上述したように、前記プラグ50とソケット部32との接続状態は、全体に隙間α、βを有しているため、非接触状態で接続されている。そのため、駆動側の軸と従動側の軸、つまり、前記プラグ50とソケット部32の軸心が互いに偏心や斜交した軸ずれ状態であっても、前記隙間α、βによってその軸ずれ状態を吸収緩和することが可能となる。
【0029】
つまり、前記隙間α、βによって、前記ソケット部32とプラグ50の接続はラフなものとなり、若干の偏心や斜交した軸ずれ状態があっても、前記ソケット部32とプラグ50が互いに若干相対移動、或いは相対回転することによって、軸ずれ状態が吸収緩和され、その状態で接続することが可能となる。そのため、前記ソケット部32或いはプラグ50に、むりなせん断力や曲げモーメントが発生せず、スムーズに連結することができるとともに、異音の発生、或いは不安定な回転も生じることもなく確実に回転力の伝達が可能となる。
【0030】
また、樹脂製の軸部材では、金属などに比べて部材の精度が高くないため、前記ソケット部32及びプラグ50の軸の軸心が互いに偏心や斜交した軸ずれを有するものとなりやすいが、本実施例によれば、そのような軸ずれ状態を吸収緩和することができるため、不良品となる閾値を下げることができ不良品数の割合を低減できて、歩留まりが良好となり安価なものとすることができる。
【0031】
そして、前記モータ40に回転力が生じると、モータ40の回転によって4個の挿通爪54が回動して、回転方向側の挿通溝34の側面に当接することによって、前記モータ40の回転が4個の挿通爪54を介して、送りロータ20の挿通溝34に伝達されるため、モータ40から送りロータ20への回転力の伝達が可能になる。さらに、モータ40のカラー44も軸受け部11の内側中空部11a内に挿通し、モータフランジ42を一対のネジ46によって、それぞれボス部13のインサートナット13aに締結して、ケース10とモータ40を固着して一体化する。
【0032】
この場合に、前記ソケット部32及びプラグ50には、それぞれ、テーパ部36及びテーパ部56が形成されている。そのため、上述したプラグ50とソケット部32との接続が隙間α、βによる非接触状態で接続されているのに加えて、さらに、接合誤差及び/又は軸ずれを吸収緩和する緩衝機能を持つことになる。
【0033】
なお、本発明は、本実施例の構成のみに限定されるものではなく、多様な態様が可能である。例えば、本実施例では、前記送りロータ20側にソケット部32が凹状に形成され、前記モータ40側にプラグ50が凸状に形成されているが、それのみに限定されるものではなく、図7に示すように、前記送りロータ20側にプラグを形成し、前記モータ40側にソケット部を形成してもよい。
【0034】
また、本発明に基づく弾球遊技機における回転力伝達構造は、弾球遊技機の遊技球払出し装置におけるモータと送りロータとの間での回転力伝達に適用しているが、それのみに限定されるものではなく、切替弁や遮断弁の駆動軸、或いは、ステージ上の動作部品の駆動など、回転力を伝達する構造のものであれば全て含まれる。
【0035】
また、緩衝機能をより高めるためには、各テーパ部36、56を、接合部全体に及ぶように形成するのが好ましい。
【0037】
【発明の効果】
本発明に基づく請求項1に記載の弾球遊技機における回転力伝達構造によれば、上記回転動作部と動力伝達部との接続部分に第1の隙間(α)及び第2の隙間(β)が設けられているので、駆動側の軸と従動側の軸の軸心が互いに偏心や斜交した軸ずれ状態であっても、前記第1の隙間(α)及び第2の隙間(β)によってその軸ずれ状態を吸収緩和することが可能で、スムーズに連結することができるとともに、異音の発生、或いは不安定な回転も生じることもなく確実に回転力の伝達が可能となる。また、歩留まりが良好となり安価なものとすることができる。また、第1のテーパ部(56)及び第2のテーパ部(36)を設けているため、それらのテーパ部(36、56)が前記回転動作部と動力伝達部との接合誤差及び/又は軸ずれを吸収緩和する緩衝機能となる。そのため、駆動側の軸と従動側の軸の軸心が互いに偏心や斜交した軸ずれ状態であっても、その軸ずれ状態を吸収緩和することが可能で、スムーズに連結することができるとともに、異音の発生、或いは不安定な回転も生じることもなく確実に回転力の伝達が可能となる。また、歩留まりが良好となり安価なものとすることができる。
【0038】
また、特に、請求項4に記載の弾球遊技機における回転力伝達構造によれば、前記回転動作部(20)が、弾球遊技機の遊技球払出し装置における送りロータであるため、駆動側の軸と従動側の送りロータの軸の軸心とが互いに偏心や斜交した軸ずれ状態であっても、その軸ずれ状態を吸収緩和することが可能で、スムーズに連結することができる。そのため、異音の発生、或いは不安定な回転も生じることもなく確実に回転力の伝達が可能な弾球遊技機における回転力伝達構造となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に基づく遊技球払出し装置の全体を示す正面図である。
【図2】本発明の実施例に基づく遊技球払出し装置の要部を示す側面図である。
【図3】本発明の実施例に基づく回転力伝達構造の外観を示す斜視図である。
【図4】本発明の実施例に基づく回転力伝達構造の構成を示す断面図である。
【図5】プラグとソケット部を接続した状態を示す縦断面図である。
【図6】プラグとソケット部を接続した状態を示す横断面図である。
【図7】回転動作部側が凸状に形成された例を示す断面図である。
【符号の説明】
20 送りロータ
32 ソケット部
36、56 テーパ部
40 モータ
50 プラグ
55 プラグ本体
α、β 隙間
Claims (4)
- 弾球遊技機における回転力伝達構造であって、
回転力を出力する動力部(40)と、
外部から供給された回転力により回転動作する樹脂製の回転動作部(20)と、
前記動力部(40)と回転動作部(20)間に前記動力部の回転力を前記回転動作部に伝達するために設けられた樹脂製の動力伝達部(50)と、を有し、
前記回転動作部(20)と動力伝達部(50)のいずれか一方が凹状に形成された雌部材(32)を有するとともに、他方が凸状に形成された雄部材(55)を有し、
雄部材(55)は、円柱状の外周面を有する本体部(52)と、本体部の外周面から突出する突状部材(54)とを有し、
雌部材(32)は、雄部材における該本体部を挿通するための挿通孔(32a)と、雄部材における突状部材(54)を挿通するための挿通溝で、雌部材の軸線方向の開放端側の端部から開放端と反対側に向けて形成された挿通溝(34)を有し、
雄部材の本体部の外周と雌部材の内周との間には、第1の隙間(α)が設けられるとともに、雄部材の突状部材の側面と雌部材の挿通溝の側面との間には、第2の隙間(β)が設けられ、
さらに、雄部材は、雄部材の本体部における雌部材との接続側の端部の外周側の角部を全周に渡って傾斜状に切り欠いた形状の第1のテーパ部(56)を有し、雌部材は、雄部材との接続側の端部の内周側の角部を全周に渡って傾斜状に切り欠いた形状の第2のテーパ部(36)が設けられていることを特徴とする弾球遊技機における回転力伝達構造。 - 前記回転動作部(20)と動力伝達部(50)の接合部分においては、前記回転動作部側が凹状に形成され、前記動力伝達部側が凸状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機における回転力伝達構造。
- 前記回転動作部(20)と動力伝達部(50)の接合部分においては、前記回転動作部側が凸状に形成され、前記動力伝達部側が凹状に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の弾球遊技機における回転力伝達構造。
- 前記回転動作部(20)は、弾球遊技機の遊技球払出し装置における送りロータであることを特徴とする請求項1又は2又は3に記載の弾球遊技機における回転力伝達構造。
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