JP3997822B2 - 送風機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、樹脂製ファンを回転駆動する送風機に関し、特にファンとシャフトとの固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の送風機として、特開2001−124101号公報に記載されたものがある。この公報に記載の送風機は、図6に示すように、樹脂製のファン10に丸軸状のシャフト21を圧入すると共に、金属製または樹脂製のキャップ300にシャフト21を圧入し、ファン10とキャップ300とを係合させることにより、キャップ300にてファン10がシャフト21に対して回転するのを防止する、すなわち回り止めを行うようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、送風機の組み付けに際して、ファン10とキャップ300とが仮固定可能であれば、ファン10とキャップ30とを仮固定した状態でシャフト21を圧入することにより、シャフト21の圧入工程を1回で済ませることができる。
【0004】
しかしながら、ファン10およびキャップ300が共に樹脂製の場合、樹脂製部品の寸法精度上、ファン10とキャップ300とを圧入可能な程度に圧入部の寸法精度を設定することは容易ではない。従って、ファン10にシャフト21を圧入した後、キャップ30にシャフト21を圧入する必要があり、シャフト21の圧入工程を1回で済ませることができなかった。
【0005】
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、ファンおよびキャップが共に樹脂製の場合でも、シャフトの圧入工程を1回で済ませることができるようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、駆動手段(20)によって回転駆動される丸軸状のシャフト(21)と、シャフト(21)が圧入された樹脂製のファン(10)と、シャフト(21)が圧入されると共にファン(10)と係合する樹脂製のキャップ(30)とを備え、キャップ(30)にてファン(10)がシャフト(21)に対して回転するのを防止するようにした送風機において、キャップ(30)は、シャフト(21)が圧入される円筒状のキャップボス部(31)と、キャップボス部(31)からファン(10)側に向かってシャフト(21)の軸方向に延長した複数の脚部(32)とを備え、ファン(10)は、脚部(32)が嵌合される複数の凹部(13)と、凹部(13)から径方向に突出し、先端部が変形して脚部(32)に密着した第1突起部(16)とを備えることを特徴とする。
【0007】
これによると、第1突起部の先端部を変形させて脚部に密着させるようにしているため、厳しい寸法精度を設定することなく、ファンとキャップとを仮固定することができる。従って、ファンとキャップとを仮固定した状態でシャフトを圧入することにより、シャフトの圧入工程を1回で済ませることができる。
【0008】
請求項2に記載の発明では、駆動手段(20)によって回転駆動される丸軸状のシャフト(21)と、シャフト(21)が圧入された樹脂製のファン(10)と、シャフト(21)が圧入されると共にファン(10)と係合する樹脂製のキャップ(30)とを備え、キャップ(30)にてファン(10)がシャフト(21)に対して回転するのを防止するようにした送風機において、キャップ(30)は、シャフト(21)が圧入される円筒状のキャップボス部(31)と、キャップボス部(31)からファン(10)側に向かってシャフト(21)の軸方向に延長した複数の脚部(32)とを備え、ファン(10)は、脚部(32)が嵌合される複数の凹部(13)と、凹部(13)から周方向に突出し、先端部が変形して脚部(32)に密着した第2突起部(18)とを備えることを特徴とする。
【0009】
これによると、第2突起部の先端部を変形させて脚部に密着させるようにしているため、厳しい寸法精度を設定することなく、ファンとキャップとを仮固定することができる。従って、ファンとキャップとを仮固定した状態でシャフトを圧入することにより、シャフトの圧入工程を1回で済ませることができる。
【0010】
また、凹部と脚部間に周方向のガタがあった場合、回転開始時および回転停止時に凹部と脚部が衝突して異音が発生するが、周方向に突出する第2突起部が脚部に密着しているため、換言すると凹部と脚部間に周方向のガタがないため、回転開始時および回転停止時の異音の発生を防止することができる。
【0011】
また、凹部と脚部間に周方向のガタがあった場合、回転開始時に凹部と脚部が衝突してキャップとシャフト間に大きなトルクが作用し、キャップとシャフトが滑る恐れがあるが、凹部と脚部間に周方向のガタがないため、回転開始時のキャップとシャフト間の滑りを未然に防止することができる。
【0012】
また、送風機においては、ファンとキャップとシャフトとを組み付けた後、それらの回転方向のバランスを調整するが、凹部と脚部間に周方向のガタがあった場合、バランス調整後にキャップおよびシャフトに対してファンが周方向に相対移動してアンバランス量が増加してしまう。これに対し、請求項2の発明では、凹部と脚部間に周方向のガタがないため、キャップおよびシャフトに対してファンが周方向に相対移動するのを防止でき、アンバランス量の増加を防止することができる。
【0013】
請求項3に記載の発明では、ファン(10)は、凹部(13)から周方向に突出し、先端部が変形して脚部(32)に密着した第2突起部(18)を備えることを特徴とする。
【0014】
これによると、請求項2の発明と同様の効果を得ることができる。
【0017】
請求項4に記載の発明では、駆動手段(20)によって回転駆動される丸軸状のシャフト(21)と、シャフト(21)が圧入された樹脂製のファン(10)と、シャフト(21)が圧入されると共にファン(10)と係合する樹脂製のキャップ(30)とを備え、キャップ(30)にてファン(10)がシャフト(21)に対して回転するのを防止するようにした送風機において、ファン(10)は複数の凹部(13)を備え、キャップ(30)は、シャフト(21)が圧入される円筒状のキャップボス部(31)と、キャップボス部(31)からファン(10)側に向かってシャフト(21)の軸方向に延長されて凹部(13)に嵌合される複数の脚部(32)と、脚部(32)から周方向に突出し、先端部が変形して凹部(13)に密着した第2突起部とを備えることを特徴とする。
【0018】
これによると、請求項2の発明と同様の効果を得ることができる。
【0019】
因みに、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
【0020】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
本実施形態は、本発明に係る送風機を車両用空調装置の遠心式送風機に適用したものであって、図1は本実施形態に係る遠心式送風機(以下、送風機という)の断面図、図2は図1のファン10およびキャップ30とシャフト21との嵌合部分の拡大断面図、図3は図2のA−A線に沿う断面図、図4は図3のキャップ30を単体で示すB矢視図である。
【0021】
図1において、送風機は、回転軸C方向から吸入した空気を径外方側に向けて吹き出す遠心式多翼ファン(以下、ファンという)10と、ファン10を回転駆動する電動モータ20と、電動モータ20の回転力をファン10に伝達するキャップ30を備えている。
【0022】
駆動手段に相当する電動モータ20は、駆動シャフト(以下、シャフトという)21を備え、このシャフト21は、金属製で断面が丸軸状に形成されている。
【0023】
ファン10は、シャフト21が圧入される略円筒状のファンボス部11と、ファンボス部11に連結されてシャフト21と一体に回転する複数枚の翼(ブレード)12を有している。因みに、ファンボス部11及びブレード12は、ポリプロピレン等の熱可塑性樹脂にて一体成形されている。
【0024】
図2および図3に示すように、ファンボス部11においてその外周側で且つキャップ30側の部位には、キャップ30の脚部32(詳細後述)を受け入れる4つの凹部13と、凹部13間に位置する4つの凸部14とを備え、これらの凹部13および凸部14は周方向に沿って交互に且つ等間隔に配置されている。
【0025】
また、各凹部13の表面のうち回転軸Cに近い側で且つ径方向外側に向いている面、すなわち各凹部13の底部15には、先端部が脚部32の内周面に密着する第1突起部16が1つずつ形成されている。
【0026】
この第1突起部16は、底部15から径方向外側で且つ脚部32側に向かって突出すると共に回転軸C方向に延びており、また、回転軸Cに対して垂直な断面で見たときに、脚部32側に向かって先端が細くなった3角形になっている。
【0027】
そして、回転軸Cを挟んで位置する2つの第1突起部16の先端部間の寸法L2は、回転軸Cを挟んで対向する2つの脚部32間の寸法L1よりも大きくなっている。但し、ここでいう寸法L2は、ファン10とキャップ30とを組み付ける前の時点での寸法である。
【0028】
また、凹部13の表面のうち、周方向に向いている面、すなわち底部15から径方向外側に向かって延びる2つの側面17には、先端部が脚部32の周方向側面に密着する第2突起部18が1つずつ形成されている。
【0029】
この第2突起部18は、図3に示すように、側面17から周方向で且つ脚部32側に向かって突出すると共に回転軸C方向に延びており、また、回転軸Cに対して垂直な断面で見たときに、脚部32側に向かって先端が細くなった3角形になっている。
【0030】
そして、対向する2つの第2突起部18の先端部間の寸法は、第2突起部18の先端部が接する脚部32間の寸法よりも小さくなっている。但し、ここでいう第2突起部18の先端部間の寸法は、ファン10とキャップ30とを組み付ける前の時点での寸法である。なお、本実施形態の第2突起部18は、4つの凹部13のうちの1つにのみ形成されている。
【0031】
キャップ30は、ファン10よりも固い樹脂よりなり、より詳細には、例えばポリアミドのガラス強化剤のような引っ張り強度の高い樹脂よりなる。このキャップ30は、図2〜図4に示すように、シャフト21が圧入される円筒状のキャップボス部31と、このキャップボス部31の外周側からファンボス部11側に向かって延びて凹部13に嵌合される4つの脚部32とを備えている。そして、キャップボス部31における径方向の厚さt1は、脚部32における径方向の厚さt2よりも大きくなっている。
【0032】
キャップボス部31には、回転軸C方向に延びてファンボス部11側の端面にて開口する8個の空洞部33が形成されており、これらの空洞部33は周方向に沿って等間隔に配置されている。空洞部33の間には、キャップボス部31における空洞部33よりも内周側部位と空洞部33よりも外周側部位とを連結する連結部34が形成されている。
【0033】
上記送風機の組み付けに際しては、まず、ファン10とキャップ30が仮固定される。ここで、第1突起部16および第2突起部18が形成されたファン10は、脚部32が形成されたキャップ30よりも軟らかいことと、前述した脚部間寸法と突起部間寸法との関係により、脚部32を凹部13に嵌合させると、第1突起部16および第2突起部18の各先端部が塑性変形する。そして、第1突起部16および第2突起部18の各先端部が脚部32に密着し、ファン10とキャップ30が仮固定される。
【0034】
この仮固定後、ファン10とキャップ30にシャフト21が圧入される。この圧入により、シャフト21からの回転力は、直接ファン10に伝達されると共に、脚部32と凹部13が係合しているため、キャップ30を介してファン10に伝達される。但し、圧入後におけるキャップ30とシャフト21との回り止めトルクが、ファン10とシャフト21との回り止めトルクよりも大きくなるように、接触面圧や接触面積等が設定されており、従って、シャフト21からの回転力は、主にキャップ30を介してファン10に伝達される。
【0035】
本実施形態では、第1突起部16および第2突起部18の各先端部を変形させて脚部32に密着させるようにしているため、厳しい寸法精度を設定することなく、ファン10とキャップ30とを仮固定することができる。従って、ファン10とキャップ30とを仮固定した状態でシャフト21を圧入することにより、シャフト21の圧入工程を1回で済ませることができる。
【0036】
また、凹部13と脚部32間に周方向のガタがあった場合、回転開始時および回転停止時に凹部13と脚部32が衝突して異音が発生するが、周方向に突出する第2突起部18が脚部32に密着しているため、換言すると凹部13と脚部32間に周方向のガタがないため、回転開始時および回転停止時の異音の発生を防止することができる。
【0037】
また、凹部13と脚部32間に周方向のガタがあった場合、回転開始時に凹部13と脚部32が衝突してキャップ30とシャフト21間に大きなトルクが作用し、キャップ30とシャフト21が滑る恐れがあるが、凹部13と脚部32間に周方向のガタがないため、回転開始時のキャップ30とシャフト21間の滑りを未然に防止することができる。
【0038】
また、送風機においては、ファン10とキャップ30とシャフト21とを組み付けた後、それらの回転方向のバランスを調整するが、凹部13と脚部32間に周方向のガタがあった場合、バランス調整後にキャップ30およびシャフト21に対してファン10が周方向に相対移動してアンバランス量が増加してしまう。これに対し、本実施形態では、凹部13と脚部32間に周方向のガタがないため、キャップ30およびシャフト21に対してファン10が周方向に相対移動するのを防止でき、アンバランス量の増加を防止することができる。
【0039】
また、回転力を伝達するキャップ30をファン10よりも固い樹脂にて形成しているため、キャップ30とシャフト21との接触面圧を十分高くして圧入強度を高めることができ、また、シャフト21が圧入されるキャップボス部31の厚さt1を脚部32の厚さt2よりも大きくしているため、キャップ30とシャフト21との接触面圧を十分高くして圧入強度を高めることができ、それらが相俟って、大きな回転力をシャフト21からファン10に伝達することができる。従って、安い樹脂にてキャップ30を形成しても十分な回り止めトルクを確保可能であり、安い樹脂の使用により低コスト化を図ることができる。
【0040】
また、空洞部33を設けたことにより、樹脂の特性であるひけを防止でき、ひけの防止によるキャップ30の強度アップにより、キャップ30とシャフト21との接触面圧を十分高くして圧入強度を高めることができ、回り止めトルクをさらにアップさせることができる。
【0041】
(第2実施形態)
上記実施形態では、第2突起部18を1つの凹部13の周方向両側の各側面17に形成したが、本実施形態は、第2突起部18を凹部13の周方向片側の側面17にのみ形成したものである。
【0042】
図5は、ファン10およびキャップ30とシャフト21との嵌合部分を、回転軸に対して垂直な断面で示したものであり、第2突起部18は、凹部13の周方向両側の各側面17のうち回転向きRで見たとき後方側の側面17にのみ形成されている。また、第2突起部18は、回転軸Cを挟んで位置する2つの凹部13に形成されている。
【0043】
そして、脚部32を凹部13に嵌合させると、第1突起部16および第2突起部18の各先端部が塑性変形し、第1突起部16および第2突起部18の各先端部が脚部32に密着し、ファン10とキャップ30が仮固定される。
【0044】
この仮固定後は、第2突起部18により脚部32が回転向きRに押されて、凹部13の周方向両側の各側面17のうち回転向きRで見たとき前方側の側面17に、脚部32の周方向側面が当接した状態が維持される。
【0045】
キャップ30からファン10への回転力の伝達は、上記した凹部13の側面17と脚部32の周方向側面との当接面を介してなされる。従って、回転中には第2突起部18に回転力が作用しないため、第2突起部18の変形が防止され、第2突起部18と脚部32との密着状態を継続的に維持することができる。
【0046】
(他の実施形態)
上記第1実施形態では、第2突起部18を1つの凹部13にのみ形成し、また第2実施形態では、第2突起部18を2つの凹部13に形成したが、第2突起部18を全ての凹部13に形成することにより、回転開始時および回転停止時の異音の発生等を一層確実に防止することができる。
【0047】
また、上記各実施形態では、第1突起部16および第2突起部18をファン10の凹部13に形成したが、第1突起部16および第2突起部18をキャップ30の脚部32に形成しても、同様の効果が得られる。
【0048】
また、上記各実施形態では、第1突起部16および第2突起部18を共に設けたが、第1突起部16および第2突起部18のうちいずれか一方のみを設けてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る送風機の断面図である。
【図2】図1の送風機の要部の拡大断面図である。
【図3】図2のA−A線に沿う断面図である。
【図4】図3のキャップ30を単体で示すB矢視図である。
【図5】本発明の第2実施形態に係る送風機の要部の断面図である。
【図6】従来の技術に係る送風機の要部の断面図である。
【符号の説明】
10…ファン、13…凹部、16…第1突起部、
20…駆動手段をなす電動モータ、21…シャフト、30…キャップ、
31…キャップボス部、32…脚部。
Claims (4)
- 駆動手段(20)によって回転駆動される丸軸状のシャフト(21)と、前記シャフト(21)が圧入された樹脂製のファン(10)と、前記シャフト(21)が圧入されると共に前記ファン(10)と係合する樹脂製のキャップ(30)とを備え、前記キャップ(30)にて前記ファン(10)が前記シャフト(21)に対して回転するのを防止するようにした送風機において、
前記キャップ(30)は、前記シャフト(21)が圧入される円筒状のキャップボス部(31)と、前記キャップボス部(31)から前記ファン(10)側に向かって前記シャフト(21)の軸方向に延長した複数の脚部(32)とを備え、
前記ファン(10)は、前記脚部(32)が嵌合される複数の凹部(13)と、前記凹部(13)から径方向に突出し、先端部が変形して前記脚部(32)に密着した第1突起部(16)とを備えることを特徴とする送風機。 - 駆動手段(20)によって回転駆動される丸軸状のシャフト(21)と、前記シャフト(21)が圧入された樹脂製のファン(10)と、前記シャフト(21)が圧入されると共に前記ファン(10)と係合する樹脂製のキャップ(30)とを備え、前記キャップ(30)にて前記ファン(10)が前記シャフト(21)に対して回転するのを防止するようにした送風機において、
前記キャップ(30)は、前記シャフト(21)が圧入される円筒状のキャップボス部(31)と、前記キャップボス部(31)から前記ファン(10)側に向かって前記シャフト(21)の軸方向に延長した複数の脚部(32)とを備え、
前記ファン(10)は、前記脚部(32)が嵌合される複数の凹部(13)と、前記凹部(13)から周方向に突出し、先端部が変形して前記脚部(32)に密着した第2突起部(18)とを備えることを特徴とする送風機。 - 前記ファン(10)は、前記凹部(13)から周方向に突出し、先端部が変形して前記脚部(32)に密着した第2突起部(18)を備えることを特徴とする請求項1に記載の送風機。
- 駆動手段(20)によって回転駆動される丸軸状のシャフト(21)と、前記シャフト(21)が圧入された樹脂製のファン(10)と、前記シャフト(21)が圧入されると共に前記ファン(10)と係合する樹脂製のキャップ(30)とを備え、前記キャップ(30)にて前記ファン(10)が前記シャフト(21)に対して回転するのを防止するようにした送風機において、
前記ファン(10)は複数の凹部(13)を備え、
前記キャップ(30)は、前記シャフト(21)が圧入される円筒状のキャップボス部(31)と、前記キャップボス部(31)から前記ファン(10)側に向かって前記シャフト(21)の軸方向に延長されて前記凹部(13)に嵌合される複数の脚部(32)と、前記脚部(32)から周方向に突出し、先端部が変形して前記凹部(13)に密着した第2突起部とを備えることを特徴とする送風機。
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