JP4414171B2 - 高周波電源装置 - Google Patents

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Description

本願発明は、たとえば半導体ウェハプロセスにおいてプラズマエッチングを行うプラズマ処理装置などに対して高周波電力を供給するための高周波電源装置に関する。
従来、上記プラズマ処理装置などの負荷に対して高周波電力を供給するための高周波電源装置が提案されている(たとえば、特許文献1参照。)。
特開平9−145752号公報
図7は、従来の高周波電源装置が適用されるシステムの構成例を示す図である。このシステムは、高周波電源装置51、インピーダンス整合装置52、および負荷としてのプラズマ処理装置53を備えている。高周波電源装置51は、伝送線路54を介してプラズマ処理装置53に接続され、伝送線路54の途中には、インピーダンス整合装置52が介装されている。
高周波電源装置51は、負荷に対して高周波電力を供給するための装置であり、出力設定部55、電力出力部56、および電力検出部57を備えている。出力設定部55は、電力出力部56から出力される進行波電力の出力設定値を定めるものであり、出力設定部55において設定された出力電力設定信号は、電力出力部56に与えられる。
電力出力部56は、図示しない電力増幅回路や発振回路などを備え、出力設定部55からの出力電力設定信号に基づいて伝送線路54を通じてインピーダンス整合装置52に、進行波電力を出力するものである。また、電力出力部56は、出力設定部55において設定された出力電力設定信号と、電力検出部57において検出された進行波電力検出信号PFとを比較し、両者の大きさが等しくなるように進行波電力を出力するといったフィードバック制御を行う。
電力出力部56から出力される進行波電力は、機器の調整時などにこの高周波電源装置51に接続される調整機器(たとえば校正用パワーメータ)の値を基準として、正規化された信号になるように校正されている。たとえば、出力電力設定信号を1Vに設定したとき、負荷に対して出力される進行波電力が500Wとなるように校正されている。そのため、出力電力設定信号を2Vに設定すると、負荷に対して出力される進行波電力は1000Wになる。
電力検出部57は、たとえば方向性結合器によって構成され、電力出力部56から出力される進行波電力およびプラズマ処理装置53において反射された反射波電力を検出するものである。電力検出部57は、電力出力部56から出力される進行波電力に相当する進行波電力検出信号PFを電力出力部56に戻す。これにより、上述したように、進行波電力検出信号PFは、電力出力部56において、出力設定部55で設定された出力電力設定信号と比較される。
インピーダンス整合装置52は、その入力端から高周波電源装置51側を見た入力インピーダンスと、その入力端からプラズマ処理装置53側を見た負荷インピーダンスとを整合させるためのものである。
プラズマ処理装置53は、エッチングやCDVなどの方法を用いてウェハや液晶基板などの被加工物を加工するための装置である。
以上の構成により、プラズマ処理装置53に対して所望の進行波電力が与えられれば、被加工物に対して適正な加工処理が行われる。通常、加工処理が行われた被加工物は、適切に加工処理が行われたことを判定するための検査が行われる。しかしながら、この検査において被加工物が不良と判定された場合、不良原因がシステムの故障であると限定したとき、上記システムのどの部分における故障であるかを特定するのは困難である。すなわち、プラズマ処理装置53の故障だけでなく、高周波電源装置51やインピーダンス整合装置52における故障も考えられ、不良の原因を特定するのは、非常に困難である。
そこで、たとえば高周波電源装置51では、上記電力出力部56において進行波電力検出信号の値が異常に大きいか否かを検出して、その値が異常に大きいときには、進行波電力の出力を抑制したり、出力そのものを停止したりするようにしている。これにより、プラズマ処理装置53における被加工物の保護を図るようにしている。
しかしながら、上記構成においては、フィードバック制御によって進行波電力の電力値を制御しているので、たとえば電力検出部57に異常があり、フィードバックされる進行波電力検出信号PFが本来の検出値でない場合であっても、高周波電源装置51としては、その進行波電力検出信号PFが正常に検出された値として認識する。
たとえば進行波電力を1000Wに設定して出力させようとした場合、実際の出力値が1000Wであるにも関わらず、電力検出部57における検出値が1200Wであったとすると、電力出力部56においては、200W余分に出力していると認識して、その分を差し引いて出力しようとする。そのため、高周波電源装置51から出力される進行波電力は、出力設定値である1000Wより小さくなってしまう。
このように、たとえば電力検出部57が故障し、進行波電力検出信号PFが校正値と異なる値で出力されると、いくら出力電力設定信号の値を正確に調整していても、負荷に対する進行波電力を適切な値に制御することが不可能となる。これは、電力検出部57の故障に限らず、フィードバック方式を構成する回路のいずれの部分が故障しても起こり得る現象である。
この結果、プラズマ処理装置53では、被加工物には正常な出力状態に比べ、少ない電力量しか供給されないことになり、被加工物は、正常な加工ができなくなる。たとえば、エッチングを行う場合を考えると、供給される電力量が少なくなると、エッチングによって削られるたとえばアルミニウムや銅の深さが適正値以下になってしまう。そのため、被加工物は、不良品となる。
また、高周波電源装置51では、電力検出部57やフィードバック制御を構成する部分が異常を生じたとしても、あたかも正常であるように動作するので、異常であることを示す警報などは特に出力されない構成となっていた。
本願発明は、上記した事情のもとで考え出されたものであって、高周波電源装置を構成する回路(フィードバック系を構成する回路を含む)が故障したとしても、それを事前に検知してたとえば不良ウェハを生じさせることがないようにした高周波電源装置を提供することを、その課題とする。
上記の課題を解決するため、本願発明では、次の技術的手段を講じている。
本願発明によって提供される高周波電源装置は、直流電力を所定周波数の交流電力に変換する電力変換回路の前段に当該電力変換回路に入力する直流電圧を変化させる直流電圧変換回路を有するとともに、前記電力変換回路の後段に出力端子から負荷に出力される高周波電力を検出する電力検出部と、前記直流電圧変換回路の直流電圧変換動作を制御する制御部とを有し、当該制御部により、前記電力検出部の検出値が予め設定された前記出力端子の出力電力の目標値となるように前記直流電圧変換回路の直流電圧変換動作が制御される高周波電源装置であって、前記直流電圧変換回路から前記電力変換回路に入力される直流電力を検出する電力検出手段と、前記電力検出手段で検出される直流電力に対する前記出力端子の出力電力の目標値の比を算出し、その比が所定の範囲内にあるか否かを判別する第1の判別手段と、前記第1の判別手段で前記比が前記所定の範囲内にないと判別されたとき、装置内に異常があると判別する異常判別手段と、を備えたことを特徴としている。
好ましい実施形態によれば、前記電力検出手段は、前記電力変換回路の入力電流と入力電圧を検出する入力電流・電圧検出手段と、前記入力電流・電圧検出手段によって検出された入力電流と入力電圧とを乗算して前記直流電力を求める直流電力算出手段と、によって構成されているとよい。
好ましい実施形態によれば、前記異常判別手段は、前記負荷とのインピーダンス整合が取れているか否かを判別する整合状態判別手段を備え、前記整合状態判別手段によってインピーダンス整合が取れていると判別され、かつ、前記第1の判別手段によって前記比が前記所定の範囲内にないと判別されたときに、異常があると判別するとよい。
他の好ましい実施形態によれば、前記整合状態判別手段は、前記出力端子における反射波電力を検出する反射波電力検出手段と、前記反射波電力検出手段で検出された反射波電力に基づいて前記負荷とのインピーダンス整合が取れているか否かを判別する第2の判別手段とを含み、前記第2の判別手段は、前記反射波電力検出手段によって検出された反射波電力が所定の閾値以下であるか否かによって前記負荷とのインピーダンス整合が取れているか否かを判別するとよい。
他の好ましい実施形態によれば、前記異常判別手段は、前記出力端子と前記負荷との間に介装されるインピーダンス整合装置から出力される、当該インピーダンス整合装置が整合状態にあるか否かを示す整合状態信号を入力するための入力部を備え、前記整合状態信号が前記整合状態にあることを示す信号であり、かつ前記第1の判別手段によって前記比が前記所定の範囲内にないと判別されたときに、異常があると判別するとよい
他の好ましい実施形態によれば、前記異常判別手段は、前記入力電流・電圧検出手段で検出された入力電流及び入力電圧から前記電力変換回路におけるインピーダンスを算出するインピーダンス算出手段と、前記インピーダンス算出手段によって算出されたインピーダンスが所定の範囲内にあるか否かを判別する第3の判別手段と、を備え、前記第3の判別手段によってインピーダンス整合が所定の範囲内にあると判別され、かつ、前記第1の判別手段によって前記比が前記所定の範囲内にないと判別されたときに、異常があると判別するとよい
他の好ましい実施形態によれば、前記異常判別手段によって異常があると判別されたとき、前記電力変換回路の出力を停止する停止手段を更に備えるとよい。また、前記異常判別手段によって異常があると判別されたとき、異常があることを示す信号を外部に出力する異常出力手段を更に備えてもよい。
上記構成によれば、電力検出部による出力端子から負荷に出力される高周波電力の検出値が出力電力の目標値となるように直流電圧変換回路の直流電圧変換動作が制御されているときに、出力端子の出力電力の目標値と電力検出手段で検出される直流電力との比が所定範囲(正常範囲)内にないときには、装置に異常があると判別し、たとえば、負荷への電力の出力が停止される。通常、直流電力と出力端子の出力電力とは比例関係にあるので、出力電力の目標値に対して出力端子の出力電力が変化すれば、直流電力も同様の割合で変化するようになる。したがって、電力検出部に異常が生じ、制御部による直流電圧変換回路の制御が不適切になる場合でも異常判別手段により異常があると判別されたときには、たとえば進行波電力の出力を停止することにより不良ウェハなどの発生を事前に抑制することができる。
本願発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
以下、本願発明の好ましい実施の形態を、添付図面を参照して具体的に説明する。
図1は、本願発明にかかる高周波電源装置が適用されるシステム構成例を示す図である。このシステムは、半導体ウェハや液晶基板などの被加工物に対して高周波電力を供給してたとえばプラズマエッチングといった加工処理を行うものである。このシステムは、高周波電源装置1、インピーダンス整合装置2、および負荷としてのプラズマ処理装置3を備え、高周波電源装置1は、伝送線路4を介してプラズマ処理装置3に接続されている。伝送線路4の途中には、インピーダンス整合装置2が介装されている。一般に、この種の高周波電源装置では、数百kHz以上の周波数の高周波電力を出力している。
インピーダンス整合装置2は、プラズマ処理装置3において進行波電力の反射を抑えるために、その入力端から高周波電源装置1側を見た入力インピーダンスと、その入力端からプラズマ処理装置3側を見た負荷インピーダンスとを整合させるものである。このインピーダンス整合装置2は、たとえば内部に可変コンデンサや可変インダクタなどの可変インピーダンス素子を備えており、内部のインピーダンスを変化させることにより、プラズマ処理装置3側を見た負荷インピーダンスを変化させる。
プラズマ処理装置3は、半導体ウェハや液晶基板などの被加工物をエッチングやCDVなどの方法を用いて加工するための装置である。プラズマ処理装置3では、被加工物の加工目的に応じて各種の加工プロセスが実行される。たとえば、被加工物に対してエッチングを行う場合には、そのエッチングに応じたガス種類、ガス圧力、進行波電力の供給電力値、および進行波電力の供給時間などが適切に設定された加工プロセスが行われる。たとえば、プラズマ処理装置3では、被加工物が配置される容器内にプラズマ放電用ガスを導入し、そのプラズマ放電用ガスを放電させて非プラズマ状態からプラズマ状態にしている。そして、プラズマ状態になったガスを用いて被加工物を加工している。
高周波電源装置1は、プラズマ処理装置3に対してたとえば数百kHz以上の周波数を有する高周波電力を供給するための装置であり、図2に示すように、整流平滑部11、DC−DCコンバータ部12、パワーアンプ部13、フィルタ部14、パワー検出部15、および制御部16によって構成されている。パワーアンプ部13は、高周波インバータ部21、高周波電流検出部22、および高周波トランスTによって構成されている。
整流平滑部11は、高周波電源装置1に入力される商用電源P(たとえばAC200V)を整流平滑化して直流電圧に変換するものである。なお、商用電源Pとしては、図2に示すように3相の交流電源に限らず、単相交流電源が用いられてもよい。整流平滑部11は、DC−DCコンバータ部12に接続され、整流平滑部11によって整流平滑化された直流電圧は、DC−DCコンバータ部12に送られる。
DC−DCコンバータ部12は、整流平滑部11によって整流平滑化された直流電圧を所望の直流電圧に変換するものである。DC−DCコンバータ部12は、パワーアンプ部13に接続され、DC−DCコンバータ部12によって所望の値に変換された直流電圧は、パワーアンプ部13に送られる。
パワーアンプ部13は、DC−DCコンバータ部12によって変換された直流電圧を高周波の交流電圧に変換するものであり、DC−DCコンバータ部12の出力電力に応じてパワーアンプ部13から出力する高周波電力が変化する。すなわち、DC−DCコンバータ部12の出力電力を制御することによってパワーアンプ部13から出力する高周波電力を制御することができる。
このパワーアンプ部13は、たとえば高周波インバータ部21および高周波トランスTによって構成されている。高周波インバータ部21は、たとえば図示しないスイッチング素子をスイッチングすることにより、入力された直流電圧を高周波の交流電圧に変換する。高周波トランスTは、高周波インバータ部21の出力である高周波の交流電圧を昇圧する。昇圧された高周波の交流電圧は、フィルタ部14に送られる。高周波電流検出部22は、高周波トランスTの1次側電流を検出し、高周波電流検出信号Irを出力する。
また、高周波インバータ部21は、DC−DCコンバータ部12から入力された直流電力を検出し、その直流電力の電流成分および電圧成分である入力電流検出信号Idcおよび入力電圧検出信号Vdcを取得し、それらを制御部16に対して出力する。入力電流検出信号Idcおよび入力電圧検出信号Vdcは、後述するように、制御部16において異常検出信号を出力するために用いられる。
フィルタ部14は、パワーアンプ部13から出力される高周波の交流電圧のうち、高調波成分を減衰し正弦波として出力するものである。すなわち、フィルタ部14は、ローパスフィルタとして機能する。フィルタ部14によって高調波成分が減衰された交流電圧は、パワー検出部15に送られる。
パワー検出部15は、たとえば方向性結合器によって構成され、伝送線路4を伝搬する進行波電力および反射波電力を検出するものである。
すなわち、パワー検出部15は、フィルタ部14によって高調波成分が減衰された交流電圧を、プラズマ処理装置3側に進行する進行波電力として検出し、その検出結果を進行波電力検出信号PFとして制御部16に出力する。また、パワー検出部15は、プラズマ処理装置3側において反射される反射波電力を検出し、その検出結果としての反射波電力検出信号PRを制御部16に出力する。
ここで、パワー検出部15から出力される進行波電力検出信号PFは、機器の調整時などにこの高周波電源装置1に接続される調整機器(たとえば校正用パワーメータ)の出力値を基準として、正規化された信号になるように予め校正されている。たとえば、プラズマ処理装置3に対して出力される進行波電力が500Wのとき、進行波電力検出信号PFが1Vになるように校正される。
制御部16は、パワー検出部15によって検出された進行波電力検出信号PFと、被加工物に基づいて予め設定された出力電力設定信号PSとを比較し、進行波電力検出信号PFが出力電力設定信号PS(後述)にほぼ一致するように、DC−DCコンバータ部12の出力を制御するものである。このような制御方式をたとえばフィードバック制御方式という。ここで、出力電力設定信号PSは、図示しない外部の装置から入力されるものであり、上記した進行波電力検出信号PFの校正に基づいて設定される。たとえば、進行波電力が500Wのとき、進行波電力検出信号PFが1Vになるように校正されているとき、出力電力設定信号PSを1Vに設定すれば、進行波電力が500Wとなる。そのため、進行波電力を1000Wにするには、出力電力設定信号PSを2Vに設定すればよいことになる。なお、従来の構成のように、高周波電源装置1内に出力設定部55を設け、この出力設定部55によって上記出力電力設定信号PSが設定されてもよい。
また、制御部16は、パワー検出部15からの反射波電力検出信号PR、高周波インバータ部21からの入力電流検出信号Idcおよび入力電圧検出信号Vdc、並びに高周波電流検出部22からの高周波電流検出信号Irを入力し、これらの信号を常時監視するとともに、いずれかの信号量が異常に増加した場合には、DC−DCコンバータ部12に対して出力停止信号を送る機能を有する。これにより、進行波電力の出力が停止され、被加工物や高周波電源装置1が保護されるようになっている。
図3は、制御部16の内部構成を示す図である。制御部16は、第1比較器31と、第2比較器32と、誤差増幅器33と、調節部34と、保護回路35と、異常検出回路36とを備えている。
第1比較器31は、出力電力設定信号PSと、保護回路35からの出力抑制信号とを比較し、出力電力設定信号PSに対して出力抑制信号を加味した信号を出力するものである。
第2比較器32は、第1比較器31の出力、すなわち出力電力設定信号PSに対して出力抑制信号が加味された信号と、パワー検出部15から送られる進行波電力検出信号PF(フィードバック信号)とを比較するものである。
誤差増幅器33は、第2比較器32の出力を増幅するためのものである。調節部34は、誤差増幅器33によって増幅された、出力電力設定信号PSと進行波電力検出信号PFとの差に基づく操作信号をDC−DCコンバータ部12に対して送る。また、調節部34は、保護回路35からの出力停止信号または後述する異常検出回路36からの異常検出信号に基づいて、DC−DCコンバータ部12に対して出力を停止させる信号を送る。
上記のように、パワー検出部15から送られる進行波電力検出信号PFは、第2比較器32において出力電力設定信号PSと比較され、その差が操作信号としてDC−DCコンバータ部12に送られる。そのため、DC−DCコンバータ部12では、その操作信号に基づいて、整流平滑部11によって整流平滑化された直流電圧を所望の直流電圧に変換し、高周波インバータ部21に送る。したがって、入力電流検出信号Idcおよび入力電圧検出信号Vdcは、進行波電力検出信号PFに基づいてフィードバックされた信号となる。
保護回路35は、パワーアンプ部13の高周波インバータ部21から送られる入力電流検出信号Idcおよび入力電圧検出信号Vdc、高周波電流検出部22から送られる高周波電流検出信号Ir、並びにパワー検出部15から送られる反射波電力検出信号PRに基づいて、必要に応じて進行波電力の出力を停止または抑制するためのものである。具体的には、保護回路35は、上記入力電流検出信号Idc、入力電圧検出信号Vdc、高周波電流検出信号Irおよび反射波電力検出信号PRを監視し、それらが異常な値になったときに調節部34に対して進行波電力の出力を停止するための信号を出力する。または、第1比較器31に対して進行波電力の出力を抑制するための信号を出力する。
本実施形態の特徴である異常検出回路36は、パワーアンプ部13の高周波インバータ部21から送られる入力電流検出信号Idcおよび入力電圧検出信号Vdcによって入力電力を取得し、入力電力と出力電力設定信号PSとの比を求め、この比の値に基づいて進行波電力の出力を停止するものである。異常検出回路36は、図4に示すように、乗算器41と、除算器42と、第1および第2のコンパレータCP1,CP2と、OR回路43とによって構成されている。
乗算器41は、パワーアンプ部13からの入力電流検出信号Idcと入力電圧検出信号Vdcとを乗算して、パワーアンプ部13に入力される直流入力電力Wを求めるものである(直流入力電力W=入力電流検出信号Idc×入力電圧検出信号Vdc)。
除算器42は、出力電力設定信号PSをパワーアンプ部13に入力される直流入力電力Wで除算することにより、パワーアンプ部における効率η(=設定電力/直流入力電力W)を求めるためのものである。
第1および第2のコンパレータCP1,CP2は、除算器42によって求められた効率ηが予め設定された効率上限値Vref1と予め設定された効率下限値Vref2との範囲内にあるか否かを判別するものである。OR回路43は、第1および第2のコンパレータCP1,CP2の出力を入力し、いずれか一方が効率上限値Vref1および効率下限値Vref2の範囲外であった場合には、異常検出信号を調節部34に対して出力するものである。
すなわち、この異常検出回路36では、パワーアンプ部13からの入力電流検出信号Idcおよび入力電圧検出信号Vdcに基づいて直流入力電力Wを求め、この直流入力電力Wに対する出力電力設定信号PSの比を求めることにより、パワーアンプ部13における効率ηを算出し、その効率ηが所定範囲内にない場合、異常検出信号を出力するようにしている。通常、直流入力電力Wと進行波電力とは比例関係にあるので、設定電力(進行波電力の目標値)に対して進行波電力が変化すれば、直流入力電力Wも同様の割合で変化するようになる。そのため、設定電力と直流入力電力Wとの比を算出することにより、直流入力電力Wと進行波電力との比例関係がくずれたことが検出でき、すなわち高周波電源装置1内のいずれかの部分で異常が生じたことを判別することができる。したがって、たとえば設定電力と直流入力電力Wとの比が一定範囲(正常範囲)内にないときには、進行波電力の出力を停止することにより、たとえば不良ウェハの発生を事前に抑制するようにしている。
次に、上記構成による作用について説明する。
高周波電源装置1に入力された商用電源Pは、整流平滑部11によって整流平滑化された後、DC/DCコンバータ部12によって所望の直流電圧に変換される。この直流電圧は、パワーアンプ部13の高周波インバータ部21によってスイッチングされることによって高周波の交流電圧に変換され,進行波電力として出力される。
進行波電力は、フィルタ部14によって高調波成分がカットされ、パワー検出部15において検出される。パワー検出部15では、進行波電力に相当する進行波電力検出信号PFを検出し、それを制御部16にフィードバックする。制御部16は、パワー検出部15から送られた進行波電力検出信号PFと、出力電力設定信号PSとを比較することによって、進行波電力が所望の値でプラズマ処理装置3に供給されているか否かを監視する。そして、進行波電力検出信号PFに基づいて所望の値で進行波電力が出力されていないと判定した場合には、DC−DCコンバータ部12に対して出力抑制信号を出力して、進行波電力が所望の値で出力されるように制御する。
また、パワー検出部15では、進行波電力がプラズマ処理装置3において反射された反射波電力に相当する反射波電力検出信号PRを検出すると、それを制御部16に出力する。制御部16では、その反射波電力検出信号PRに基づいてインピーダンスが整合されているか否かを判別し、インピーダンスが整合されていない場合、DC−DCコンバータ部12に対して出力停止信号を出力する。
また、制御部16では、パワーアンプ部13から送られる入力電流検出信号Idc、入力電圧検出信号Vdc、および高周波電流検出信号Irを監視し、それらが異常に大きな値になったとき、DC−DCコンバータ部12に対して出力停止信号を出力して、不良ウェハなどが発生するといったことを回避するようにしている。
ここで、従来の高周波電源装置では、フィードバック制御によって進行波電力の電力値を制御しているので、たとえば電力検出部に異常があり、フィードバックされる進行波電力検出信号PFが本来の検出値でない場合であっても、その進行波電力検出信号PFが正常に検出された値として認識していた。そのため、出力電力設定信号PSとかけ離れた実際の進行波電力を負荷に対して供給することがあった。
そこで、本実施形態においては、制御部16に設けられた異常検出回路36によって、パワーアンプ部13に入力される直流入力電力Wと、出力電力設定信号PSとの比(パワーアンプ部13の効率η)を監視することによって、進行波電力の異常を検知するようにし、パワー検出部15またはそれを含むフィードバック系の故障を検出して、不良ウェハの発生を抑制している。
すなわち、上述したように、ほぼ整合状態においては、直流入力電力Wと進行波電力とは比例関係にある。そのため、高周波電源装置1に何らかの異常が発生し、設定電力よりも進行波電力が大きくなれば、パワーアンプ部13に入力される直流入力電力Wが大きくなるため、直流入力電力Wに対する設定電力の比が低下する。一方、設定電力よりも進行波電力が小さくなれば、直流入力電力Wが小さくなるため、直流入力電力Wに対する設定電力の比が高くなる。そのため、直流入力電力Wに対する設定電力の比を監視することにより、進行波電力の異常を検知することができる。
具体的には、異常検出回路36の乗算器41では、パワーアンプ部13からの入力電流検出信号Idcおよび入力電圧検出信号Vdcが入力され、これらを乗算することにより、パワーアンプ部13に入力される直流入力電力Wを求め、除算器42において出力電力設定信号PSを直流入力電力Wで除算することにより、両者の比、すなわち効率ηを求める。
除算器42によって求められた効率ηは、第1および第2のコンパレータCP1,CP2の入力端子にそれぞれ入力され、その値が予め設定された効率上限値Vref1と予め設定された効率下限値Vref2との範囲内であるか否かが判別される。第1コンパレータCP1は、上記効率ηが効率上限値Vref1より高い場合、「HIGH」レベルを出力する。また、第2コンパレータCP2は、上記効率ηが効率下限値Vref2より低い場合、「HIGH」レベルを出力する。すなわち、第1および第2のコンパレータCP1,CP2によって、上記効率ηが効率上限値Vref1および効率下限値Vref2の範囲外であるか否かが判別される。
第1および第2のコンパレータCP1,CP2の出力は、OR回路43に入力され、異常検出信号としてOR回路43から出力される。すなわち、上記効率ηが第1および第2のコンパレータCP1,CP2によって効率上限値Vref1および効率下限値Vref2の範囲内にない場合、異常検出信号が出力される。この例の場合、「HIGH」レベルが出力される。
調節部34では、この異常検出信号に基づいてDC−DCコンバータ部12に対して出力停止信号を出力する。これにより、進行波電力がプラズマ処理装置3に出力されなくなるので、半導体ウェハなどの不良の発生を抑制することができる。
なお、調節部34において、DC−DCコンバータ部12に出力停止信号を出力するのではなく、異常検出回路36から入力された異常検出信号を外部装置に出力するとともに、図示しない表示装置や音声出力装置に対して出力異常である旨を出力するようにして、表示や音声により外部に警報出力するようにしてもよい。
なお、異常検出回路36は、図5に示すように、整合条件が加えられた構成としてもよい。具体的には、異常検出回路36Aは、図4に示した構成に、第3のコンパレータCP3と、AND回路44と、複数の抵抗R1,R2とが付加されている。
第3のコンパレータCP3は、出力電力設定信号PSを抵抗R1,2によって分圧した反射電力上限値と、パワー検出部15からの反射波電力検出信号PRとを比較するものである。これにより、反射波電力検出信号PRに基づく反射係数が規定値以下(整合状態)であるか否かが判別され、規定値以下(整合状態)であれば、第3のコンパレータCP3は、異常検出出力許可信号を出力する。この例の場合、「HIGH」レベルが出力される。
AND回路44は、異常検出信号と異常検出出力許可信号とを入力し、その論理積を出力するものである。
これらの構成における作用を説明すると、第3のコンパレータCP3では、パワー検出部15からの反射波電力検出信号PRと、入力された出力電力設定信号PSが抵抗R1,R2によって分圧されることによって求められる反射電力上限値とが比較され、反射波電力検出信号PRに基づく反射係数が規定値以下(整合状態)であれば、異常検出出力許可信号を出力する。
OR回路43からの異常検出信号と第3のコンパレータCP3からの異常検出出力許可信号は、AND回路44によってそれらの論理積が演算される。すなわち、異常検出出力許可信号が出力されているときに、異常検出信号が出力された場合、進行波電力の異常として異常検出信号を出力する。この異常検出信号は、調節部34に向けて出力される。
このように、異常検出信号に対して、反射波電力信号が大きいか否かの判別条件を付加することにより、インピーダンスが整合されているか否かの条件が付加されることになり、出力異常をより精度よく検出し、出力することができる。
図6は、さらに上記した異常検出回路の変形例を示す図である。図6に示す異常検出回路36Bでは、パワーアンプ部13からの入力電流検出信号Idcおよび入力電圧検出信号Vdcによってインピーダンスを算出し、そのインピーダンスが正常範囲であるか否かを判別して、上記効率ηが正常範囲であるか否かの判別結果に付加された形で異常検出信号を出力するようにしている。
具体的には、図4に示した異常検出回路36に加えて、除算器45、コンパレータCP3,CP4、およびAND回路44,46が設けられている。
除算器45は、パワーアンプ部13からの入力電流検出信号Idcおよび入力電圧検出信号Vdcを入力して、それらの比を演算するものであり、この場合、入力電圧検出信号Vdcを入力電流検出信号Idcで除算することにより、インピーダンスを求める。除算器45によって求められたインピーダンスの値は、コンパレータCP3,CP4に入力される。
コンパレータCP3,CP4では、除算器45によって求められたインピーダンスの値と、予め設定されたインピーダンス上限値Zref1とインピーダンス下限値Zref2との範囲内であるか否かが判別され、当該インピーダンスの値が正常範囲にある場合、AND回路46の出力端子からは、「HIGH」レベルが出力される。そして、AND回路44によって、このAND回路46の出力とOR回路43の出力との論理積が求められ、AND回路44の出力からは、異常検出信号が出力される。
すなわち、インピーダンスが正常の場合であって、かつ直流入力電力Wと出力電力設定信号PSとの比である効率ηが正常範囲にないとき、異常検出信号が出力される。この異常検出信号は、調節部34に向けて出力される。また、インピーダンスが異常の場合には、異常検出信号は出力されない。このように、効率ηに基づいて異常検出信号を出力する場合、入力インピーダンスの値が加味されていてもよく、この構成により、出力異常をより精度よく検出し、出力することができる。
また、図3に示した異常検出回路36に加えられる整合条件として、たとえばインピーダンス整合装置2からのインピーダンスが整合状態にあるか否かを示す整合状態信号を用いるようにしてもよい。
もちろん、この発明の範囲は上述した実施の形態に限定されるものではない。たとえば、上記実施形態では、パワーアンプ部13にインバータ方式が採用されたが、これに代えて、リニアアンプ方式のパワーアンプ部が採用されてもよい。リニアアンプ方式のパワーアンプ部であっても、各設定電力に対する直流入力電力Wと出力電力設定信号PSとの比はほぼ一定であるため、同様に進行波電力の異常を検知することができる。
本願発明の高周波電源装置が適用されるシステム構成図である。 図1に示す高周波電源装置の構成を示す図である。 高周波電源装置の制御部の構成を示す図である。 異常検出回路の構成を示す図である。 変形例の異常検出回路の構成を示す図である。 他の変形例の異常検出回路の構成を示す図である。 従来の高周波電源装置が適用されるシステム構成図である。
符号の説明
1 高周波電源装置
2 インピーダンス整合装置
3 プラズマ処理装置(負荷)
12 DC−DCコンバータ部
16 制御部
15 パワー検出部
13 パワーアンプ部
21 高周波インバータ部
36 異常検出回路
41 乗算器
42 除算器
P 商用電源

Claims (9)

  1. 直流電力を所定周波数の交流電力に変換する電力変換回路の前段に当該電力変換回路に入力する直流電圧を変化させる直流電圧変換回路を有するとともに、前記電力変換回路の後段に出力端子から負荷に出力される高周波電力を検出する電力検出部と、前記直流電圧変換回路の直流電圧変換動作を制御する制御部とを有し、当該制御部により、前記電力検出部の検出値が予め設定された前記出力端子の出力電力の目標値となるように前記直流電圧変換回路の直流電圧変換動作が制御される高周波電源装置であって、
    前記直流電圧変換回路から前記電力変換回路に入力される直流電力を検出する電力検出手段と、
    前記電力検出手段で検出される直流電力に対する前記出力端子の出力電力の目標値の比を算出し、その比が所定の範囲内にあるか否かを判別する第1の判別手段と、
    前記第1の判別手段で前記比が前記所定の範囲内にないと判別されたとき、装置内に異常があると判別する異常判別手段と、
    を備えたことを特徴とする、高周波電源装置。
  2. 前記電力検出手段は、
    前記電力変換回路の入力電流と入力電圧を検出する入力電流・電圧検出手段と、
    前記入力電流・電圧検出手段によって検出された入力電流と入力電圧とを乗算して前記直流電力を求める直流電力算出手段と、
    によって構成されている、請求項1に記載の高周波電源装置。
  3. 前記異常判別手段は、
    前記負荷とのインピーダンス整合が取れているか否かを判別する整合状態判別手段を備え、
    前記整合状態判別手段によってインピーダンス整合が取れていると判別され、かつ、前記第1の判別手段によって前記比が前記所定の範囲内にないと判別されたときに、異常があると判別する、請求項1または2に記載の高周波電源装置。
  4. 前記整合状態判別手段は、前記出力端子における反射波電力を検出する反射波電力検出手段と、前記反射波電力検出手段で検出された反射波電力に基づいて前記負荷とのインピーダンス整合が取れているか否かを判別する第2の判別手段とを含む、請求項3に記載の高周波電源装置。
  5. 前記第2の判別手段は、
    前記反射波電力検出手段によって検出された反射波電力が所定の閾値以下であるか否かによって前記負荷とのインピーダンス整合が取れているか否かを判別する、請求項4に記載の高周波電源装置。
  6. 前記異常判別手段は、
    前記出力端子と前記負荷との間に介装されるインピーダンス整合装置から出力される、当該インピーダンス整合装置が整合状態にあるか否かを示す整合状態信号を入力するための入力部を備え、
    前記整合状態信号が前記整合状態にあることを示す信号であり、かつ前記第1の判別手段によって前記比が前記所定の範囲内にないと判別されたときに、異常があると判別する、請求項1または2に記載の高周波電源装置。
  7. 前記異常判別手段は、
    前記入力電流・電圧検出手段で検出された入力電流及び入力電圧から前記電力変換回路におけるインピーダンスを算出するインピーダンス算出手段と、
    前記インピーダンス算出手段によって算出されたインピーダンスが所定の範囲内にあるか否かを判別する第3の判別手段と、を備え、
    前記第3の判別手段によってインピーダンス整合が所定の範囲内にあると判別され、かつ、前記第1の判別手段によって前記比が前記所定の範囲内にないと判別されたときに、異常があると判別する、請求項2に記載の高周波電源装置。
  8. 前記異常判別手段によって異常があると判別されたとき、前記電力変換回路の出力を停止する停止手段を更に備える、請求項1ないし7のいずれかに記載の高周波電源装置。
  9. 前記異常判別手段によって異常があると判別されたとき、異常があることを示す信号を外部に出力する異常出力手段を更に備える、請求項1ないし8のいずれかに記載の高周波電源装置。
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