JP4414051B2 - 電源装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一次巻線と二次巻線とがそれぞれ分離しており、独立した部品となっているトランスを有する電源装置及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、この種の特にスイッチング電源装置においては、供給される交流電源電力を一次側の整流平滑回路によって整流平滑して直流入力電力を得、この直流入力電力を主トランスの一次巻線に断続的に印加する。そして、主トランスの二次巻線に誘起された電力を、二次側の整流平滑回路で整流平滑した後に、所望の直流出力電力を出力するように構成している。
【0003】
ところで、従来のこうした電源装置は、図7に示すように、前記一次側回路37、トランス10、二次側回路38を含むほとんどすべての部品を一枚の基板36上に収めているため、一旦電源装置1Aがパッケージ化されてしまうと、その決められた仕様とは異なる出力電流や出力電圧を得ることができず、出力数の変更や、故障個所の交換等もできない。そのうえ、図7において、一次側回路37と二次側回路38の境界線上に置かれているトランス10は、組立て後に分解及び仕様の変更をすることが困難で、二次巻線の巻数が変更できない構造であるため、トランス10の仕様が決定した後には出力が固定されてしまう。
【0004】
そこで本願出願人は特願平10−10748号公報(特開平11―215809号公報)において、目的に応じて自由な電源設計を行なえる汎用性、柔軟性の高い電源装置を先に提案している。この特開平11―215809号公報に開示されている電源装置は、一次巻線を一体に取り付けた一次側モジュールと、二次巻線を一体に取り付けた二次側モジュールと、前記一次側モジュールから前記二次側モジュールへと電力伝送を行なう主トランスとを各々機構的に独立して備えており、これらの各モジュールを選択的に組み合わせることにより、異なる出力電流や出力電圧の電源装置を簡単に構築できるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上述の電源装置に用いられている主トランスは、一次側モジュールの基板上に設けられているため、取り付ける位置が限られていた。そのうえ、この主トランスに使用されていたトランスケースは、樹脂によって成形されていることから、熱伝導性が悪く、主トランスの放熱を阻害する原因となっていた。したがって、この電源装置では主トランスの放熱を図るため、ヒートシンクを別部材で設けなくてはならなかった。さらに、この構造では、外郭ケース内に主トランス用のヒートシンクを設けるためのスペースが必要となるため、外郭ケース内の主トランスの位置や取付け方法に大きな制約が生じていた。
【0006】
そこで、本発明は上記問題点に鑑み、主トランスに対してヒートシンクを別部材で設けることなく主トランスの放熱が図れ、主トランスの位置や取付け方法の自由度の高い電源装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の電源装置は、予め一体に接続された一次巻線を有し、入力電力を該一次巻線に供給する入力回路を有する少なくとも一つの一次側モジュールと、
それぞれ予め一体に接続された二次巻線を有し、前記一次巻線から二次巻線へと供給された電力を所定の電圧レベルに変換して出力する出力回路を有する複数の二次側モジュールと、
前記一次側モジュールと二次側モジュールとの間に設けられ、前記一次側モジュールの一次巻線と前記複数の二次側モジュールのそれぞれの二次巻線とが着脱自在に装着されるコアと、前記一次巻線と二次巻線とが装着された状態の前記コアを収納かつ保持し、高熱伝導性の樹脂材料で形成された略箱型のトランスケースとを有し、前記一次巻線と二次巻線とが前記コアに装着された状態で一次巻線と二次巻線との間で絶縁を確保するとともに、それらの間で電磁誘導作用を介して電力の受け渡しをするトランスと、
高熱伝導性の金属材料で成形され、前記一次側モジュール、二次側モジュール及びトランスを収納する外郭ケースと、を有し、
前記一次側モジュール、二次側モジュール及びトランスが、それぞれ機構的に独立したモジュールとして構成され、それらのモジュールが前記外郭ケースにそれぞれ分離してかつ離間した状態で着脱自在に設けられており、
前記トランスは、前記外郭ケースに、前記トランスケースを介して前記外郭ケースと熱的に結合された状態で取り付けられていることを特徴とする。
【0008】
以上のような構成によれば、一次側モジュール、トランス、二次側モジュールがそれぞれ分離しており、それぞれを機構的に独立したモジュールとして扱うことができるため、電源装置の組立てや分解が容易になる他、設計の自由度が大幅に向上する。
【0009】
また、前記外郭ケースに設けられた前記一次側モジュール及び二次側モジュールは、標準化された複数種の一次側標準モジュール及び二次側標準モジュールの中からそれぞれ選択して取り付けることも可能であり、そのようにすることで、所望の仕様の電源装置を短期間で製作することが可能となる。
【0010】
また、前記コアから前記一次巻線及び二次巻線を取り外すことにより、前記一次側モジュール及び二次側モジュールを前記外郭ケースからそれぞれ独立して取り外すことができるような構造にすることも可能であり、そのようにすることで、この電源装置を組み立てた後の出力電力の変更や、出力数の変更等の仕様の変更や、故障個所の交換等が容易になる。
【0011】
また、前記コアを前記コアを保持するトランスケースを介して前記外郭ケースに取り付け、前記トランスケースを前記外郭ケースと熱的に結合することにより、前記トランスにヒートシンクを設けることなく前記トランスの放熱を図ることが可能となる。
【0012】
また、前記トランスケース及び前記外郭ケースを高熱伝導性の材料で成形することにより、そのようにすることで、前記トランスの放熱の効率を向上させることが可能となる。
【0015】
本発明の他の目的、構成及び効果は、図面を参照して行う以下の実施形態の説明から、より明らかとなるであろう。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明における電源装置の一実施形態を、添付図面を参照しながら詳述する。
【0017】
図1ないし図3は、それぞれ、本発明の電源装置1の一実施形態の正面図、側板4側からの側面図、開口8側からの側面図であり、図4は、該電源装置1の構造を示す分解斜視図である。また、図5は、本発明の電源装置に使用されているトランスの分解斜視図であり、図6は、本発明の電源装置の他の実施形態の正面図である。なお、上記図7に示した従来の電源装置1Aと同様の機能を有する構成部材には同一の番号を付記する。また、図1、図4及び図6に示された一次側基板15に載置される回路部品は、図面の簡略化のため、省略してある。
【0018】
まず、本発明の電源装置の全体構成を図1ないし図4に基づいて説明する。
【0019】
この電源装置1は、図1及び図4に示すように、予め一体に接続された一次巻線13を有し、外部からの入力電流をトランス10に供給する一次側モジュール9と、それぞれ予め一体に接続された二次巻線14を有し、前記一次巻線13から二次巻線14へと供給された電力を所定の電圧レベルにて変換して出力する出力回路を有する複数の二次側モジュール11と、前記一次側モジュール9と二次側モジュール11の間に設けられ、前記一次側モジュール9の一次巻線13と前記複数の二次側モジュール11のそれぞれの二次巻線14とが着脱自在に装着されるコア22を有し、前記一次巻線と二次巻線とが前記コア22に装着された状態で一次巻線13と二次巻線14との間で絶縁を確保するとともに、それらの間で電磁誘導作用を介して電力の受け渡しをするトランス10と、前記一次側モジュール9、二次側モジュール11及びトランス10を収納する外郭ケース2と、これらのモジュールに載置された発熱部品を冷却するためのファン12とを有している。
【0020】
外郭ケース2は、図5に示すように、各々がアルミニウムなどの金属材料で形成されたシャーシ2a及びカバー2bの2部材にて構成されている。
【0021】
シャーシ2aは、図1及び図4に示すように、電源装置1の各モジュールが装着される底板3と、底板3に対し垂直になるよう折り曲げられた側板4及び側板5とを有している。側板4には、図2に示すように、一次側モジュール9に電力を供給するための入力端子19が位置する端子孔17とファン12によって外部から外郭ケース2内に風を供給するための空気取入孔18が設けられており、この空気取入孔18の位置に合わせてファン12が側板4の内側に取り付けられている。また、外郭ケース2を組み立てた際、この側板4の対向する面は、開口8となる。
【0022】
カバー2bは、図4に示すように、前記底板3の対向する面を覆うための上板7と、前記側板5に対向する面を覆うため、上板7と垂直になるように折り曲げられた側板6とを有している。
【0023】
外郭ケース2内部には、一次側モジュール9と、トランス10と、二次側モジュール11及びこれらのモジュールを冷却するためのファン12とが設けられている。そして、これらの各モジュールはネジによってシャーシ2aの底板3に取り付けられており、各々が着脱可能となっている。
【0024】
なお、各モジュールと底板3との結合方法は、各モジュールと底板3とが着脱可能であれば、この実施形態のようにネジを用いる他、嵌合を用いる等、様々な結合方法を用いることが可能である。
【0025】
また、本実施形態ではトランスケース21をシャーシ2aに対してネジ32によって固定しているが、本実施形態に限らず、トランスケース21をシャーシ2aと溶接や接着等によって接合し、トランスケース21とシャーシ2aとを強固に固定することも可能であり、そのような構造を用いることによりトランスケース21とシャーシ2aとの熱的な結合を強めることができる。
【0026】
一次側モジュール9は、図1に示すように、整流回路やノイズフィルター回路等の回路を備えた一次側基板15と、前記トランス10を介して前記二次側モジュール11へ電力を伝達するため、前記一次側基板15と予め一体に接続された一次巻線13とを備えている。また、この一次側モジュール9はシャーシ2aに対してネジによって着脱自在に取り付けられている。
【0027】
なお、この一次側モジュール9には、力率改善回路を設けることにより、一次側モジュール9の電力損失が減少し、電源装置の効率を向上させることが可能となる。また、一次側モジュール9は、この実施形態のように1つに限らず、複数設けることも可能である。また、一次側モジュール9には、一次側基板15に設けられた発熱部品の放熱のため、金属材料等によって形成されたヒートシンクを設けることが好ましい。
【0028】
トランス10は、図1に示すように、前記一次側モジュール9と前記二次側モジュール11の中間に一次側モジュール9及び二次側モジュール11と分離した状態で位置し、シャーシ2aにネジによって直接固定されている。このトランス10は、図5に示すように、高熱伝導性樹脂によって成形された略箱型のトランスケース21と、前記一次側モジュール9に接続された一次巻線13と、前記二次側モジュール11に接続された二次巻線14と、これらのコイルを電磁的に結合させるためのコア22と、これらのコイル及びコアを下方に押圧するためのクランプ23とを備えている。
【0029】
一次巻線13及び二次巻線14は、図5に示すように、各々がユニット化され、独立した部品となっている。より詳しく説明すると、一次巻線13には、コア挿通孔24aを有する薄型のボビン24に導線25を巻回した薄型コイル25が用いられており、二次巻線14には、円環状のシート型に成形したコア挿通孔27aを有するコイル部27の両面に絶縁性の被覆シート28を貼り付けたシートコイル29が用いられている。そして、これらの一次巻線13及び二次巻線14は、一次側モジュール9及び二次側モジュール11に予め一体に取り付けられており、しかもこれらの一次巻線13及び二次巻線14を一次側モジュール9及び二次側モジュール11から取り外すことなくコア22に対して着脱することが可能な構造となっている。
【0030】
このような構造を用いることにより、本発明の電源装置1は、ユーザーのニーズに応じて、予め用意された一次側モジュール9及び二次側モジュール11を組み合わせることにより所望の仕様の電源装置を短期間に製作することが可能であり、しかも故障個所等を容易に交換することが可能な構造となっている。
【0031】
コア22は、磁性体で成形された2つの部材よりなっており、トランスケース21側には断面E字型の下部片22aが、クランプ23側には、断面I字型の上部片22bがそれぞれ位置するようになっている。そして、これらを組み立てる際には、トランスケース21に取り付けた下部片22aに一次巻線13及び二次巻線14を取り付けた後に、上部片22b及びクランプ23を取り付けるようになっている。
【0032】
トランスケース21は、高熱伝導性樹脂によって略箱型に成形されており、その側面には、図5に示すように、このトランスケース21をシャーシ2aへと取り付けるための取付片30が設けられている。そして、この取付片30に設けられた孔部31とネジ32とによってトランスケース21は、図1に示すようにシャーシ2aへと取り付けられている。
【0033】
なお、トランスケース21は高熱伝導性の材料で成形されていればよく、本実施形態に用いられている高熱伝導性樹脂以外に金属等で成形することも可能である。そして、そのようにトランスケース21を金属等の電気伝導性の材料で成形した場合には、トランスケース21の表面に高熱伝導性かつ電気絶縁性の被覆を施すことが好ましい。
【0034】
また、このトランスケース21を外郭ケース2に取り付ける際には、このトランスケース21と外郭ケース2との間に高熱伝導性のシート等を設けることが好ましく、それによってトランスケース21と外郭ケース2との熱的な結合を強めることが可能となる。また、トランス10は、図6に示すように一次側基板15に取り付けることも可能である。
【0035】
二次側モジュール11は、それぞれ、前記トランス10を介して一次巻線13から伝達された電力を前記二次側モジュール11へ出力するための二次巻線14と、帰還回路や過電圧・過電流保護回路等の回路を備えた二次側基板16と、この二次側基板16に取り付けられた発熱部品を冷却する機能を有するベース33と、を備えている。
【0036】
ベース33は、アルミニウム等の金属板材を図3に示すように略コの字型に折り曲げたものである。そして、このベース33のシャーシ2a側の面にはネジ穴が設けられており、外郭ケース2に設けられたモジュール取付部にネジによって着脱自在に取り付けられている。
【0037】
また、二次側モジュール11は、図1及び図5に示すように、外郭ケース2の開口8付近に複数個並設することにより、複数種の直流電力を出力端子20からそれぞれ取り出すことが可能となっている。
【0038】
また、この二次側モジュール11には、複数の発熱部品(図示せず)が設けられており、それらの発熱部品は、前記ベース33に熱的に結合されている。
【0039】
さらに、二次側モジュール11の装着されない空モジュール部分34には、ブランクパネル35が装着され、ファン12によって外郭ケース2内に取り入れた風が、空モジュール部分34から放出することを防止するようになっている。
【0040】
なお、図3に示すように、該電源装置1の二次側モジュール11の幅wは、外郭ケース2の幅Wに対してW/n(nは整数)の大きさとなっており、各一次側モジュール9の大きさが均一化されているため、二次側モジュール11のモジュール化が容易となっている。そして、二次側モジュール11の形状は、この実施形態のように全てがほぼ同一である必要はなく、必要に応じて1個のモジュールに複数個分のスペースを占有させることも可能である。そのようにすることで、二次側モジュール11の形状の自由度が増加する。
【0041】
以下、本発明の電源装置の組み立て方法について詳述する。
【0042】
外郭ケース2のシャーシ2aの所定の位置にトランスケース21をネジ32を用いて取り付け、このトランスケース21内に前記コアの下部片22aを設ける。
【0043】
この下部片22aに一次側モジュール9からの一次巻線13を取り付け、二次側モジュール11からの二次巻線14も一次巻線13と同様に下部片22aに取り付ける。
【0044】
上部片22bを下部片22aの上に取り付け、その上からクランプ23をトランスケース21に固定する。
【0045】
次に、一次側モジュール9及び二次側モジュール11をネジによってシャーシ2aへと取り付ける。
【0046】
シャーシ2aにカバー2bを取り付ける。
【0047】
このように組み立てることにより、トランス10に一次側モジュール9及び二次側モジュール11を取り付けた後に一次側モジュール9及び二次側モジュール11をシャーシ2aに取り付けるため、トランス10、一次側モジュール9、二次側モジュール11の相互の配線が容易となる。
【0048】
なお、上述した組み立て方法は、一例であり、その他の組み立て方法によってこの電源装置1を組み立てることも可能である。
【0049】
最後に、本発明は、上述した実施形態に限定されるものでなく、特許請求の範囲に記載された範囲で種々の変更及び改良等が可能であることは言うまでもない。
【0050】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、シャーシに一次側モジュール、トランス、二次側モジュールをそれぞれ分離してかつ着脱自在に取り付けており、さらにトランスをシャーシと熱的に結合させることができる。そのため、トランスにヒートシンクを設けることなくトランスの放熱が図れるうえ、トランスの配置の自由度が高い電源装置が実現する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電源装置の構造を示す一実施形態の正面図である。
【図2】本発明の電源装置の側板4側からの側面図である。
【図3】本発明の電源装置の開口側からの側面図である。
【図4】本発明の電源装置の構造を示す分解斜視図である。
【図5】本発明の電源装置に使用されているトランスの分解斜視図ある。
【図6】本発明の電源装置の他の実施形態を示す正面図である。
【図7】従来の電源装置の一例を示す正面図である。
【符号の説明】
1 電源装置
2 外郭ケース
2a シャーシ
2b カバー
3 底板
4,5,6 側板
7 上板
8 開口
9 一次側モジュール
10 トランス
11 二次側モジュール
12 ファン
13 一次巻線
14 二次巻線
15 一次側基板
16 二次側基板
17 端子孔
18 空気取入孔
19 入力端子
20 出力端子
21 トランスケース
22 コア
22a 下部片
22b 上部片
23 クランプ
24 ボビン
24a コア挿通孔
25 導線
26 薄型コイル
27 コイル部
27a コア挿通孔
28 被覆シート
29 シートコイル
30 取付片
31 孔部
32 ネジ
33 ベース
34 空モジュール部分
35 ブランクパネル
36 基板
37 一次側回路
38 二次側回路

Claims (3)

  1. 一次巻線を有し、入力電力を該一次巻線に供給する入力回路を有する一次側モジュールと、
    それぞれ二次巻線を有し、前記一次巻線から各二次巻線へと供給された電力を所定の電圧レベルに変換して出力する出力回路を有する複数の二次側モジュールと、
    前記一次側モジュールと二次側モジュールとの間に設けられ、前記一次側モジュールの一次巻線と前記複数の二次側モジュールのそれぞれの二次巻線とが着脱自在に装着されるコアと、前記一次巻線と二次巻線とが装着された状態の前記コアを収納かつ保持し、高熱伝導性の樹脂材料で形成された略箱型のトランスケースとを有し、前記一次巻線と二次巻線とが前記コアに装着された状態で一次巻線と二次巻線との間で絶縁を確保するとともに、それらの間で電磁誘導作用を介して電力の受け渡しをするトランスと、
    高熱伝導性の金属材料で成形され、前記一次側モジュール、二次側モジュール及びトランスを収納する外郭ケースとを有し、
    前記一次側モジュール、二次側モジュール及びトランスが、それぞれ機構的に独立したモジュールとして構成され、それらのモジュールが前記外郭ケースにそれぞれ分離してかつ離間した状態で着脱自在に設けられており、
    前記トランスは、前記外郭ケースに、前記トランスケースを介して前記外郭ケースと熱的に結合された状態で取り付けられていることを特徴とする電源装置。
  2. 前記外郭ケースに設けられた前記一次側モジュール及び二次側モジュールは、標準化された複数種の一次側標準モジュール及び二次側標準モジュールの中から、それぞれ選択して取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の電源装置。
  3. 前記コアから前記一次巻線及び二次巻線を取り外すことにより、前記一次側モジュール及び二次側モジュールを前記外郭ケースからそれぞれ独立して取り外すことができるようになっていることを特徴とする請求項1または2に記載の電源装置。
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