JP4412120B2 - 内燃機関の吸気装置 - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関の吸気装置に関する。
従来、特許文献1に記載のように、吸気ポートの通路内を隔壁により第1通路と第2通路とに区画形成し、第2通路を開閉する吸気制御弁(シャッタ弁)を設け、吸気制御弁の閉状態では吸気制御弁の前縁を隔壁と当接させてタンブル生成を確実に行うことが知られている。
実開平7−25264号公報
しかしながら、特許文献1に記載の装置では隔壁が1つであったため、吸気制御弁の開閉状態は、第2通路を全開にする状態と、第2通路を全閉にする状態との2つの状態しかなかった。このため、機関の運転状態に応じて種々の強度のガス流動を得ることが困難であった。
本発明は、上記問題に鑑みなされたものであり、吸気制御弁の開閉状態を変化させることで種々の強度のガス流動を得ることを可能にすると共に、吸気制御弁の開閉状態を変化させた場合においても、安定したガス流動を確保することを目的とする。
そのため本発明では、吸気通路の通路壁近傍位置に配設された弁軸と、該弁軸の軸回りを回動する弁体とを有し、該弁体の回動位置に応じてガス流動を制御する吸気制御弁と、この吸気制御弁の弁体の他端側に一端部を揺動自在に連結し、吸入空気の流れ方向に延在する仕切り板と、この仕切り板に一端部を揺動自在に連結し、吸気制御弁の弁体の回動に伴って他端部を支点として揺動し、仕切り板を吸入空気の流れ方向に略沿った状態で移動させるリンク部材と、を有し、前記吸気制御弁は、前記弁体の他端側の幅方向のいずれか一方に底部と側部とを有するようスワール発生用切り欠きが形成され、前記側部から吸入空気の流れ方向下流側に延びる縦板状部材を有するスワール制御弁であり、前記吸気通路壁の一部を切り欠いて、前記吸気制御弁を格納する格納部を形成すると共に、この格納部に前記縦板状部材に対応した形状の溝を形成した。
本発明によれば、吸気制御弁の弁体の回動位置に応じて仕切り板の位置が変化するため、連続的に吸気制御弁を作動させる場合でも効率よく吸入空気を整流することができる。
以下、図面に基づき、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る内燃機関の吸気装置の全体構成を示す図である。
複数個(例えば4個)設けられた各シリンダ1(1個のみ図示)内にピストン2が移動可能に配置されている。ピストン2の冠面2aと、シリンダ1の上側に配設されたシリンダヘッド3とにより燃焼室4が画成されている。燃焼室4の上部のシリンダヘッド3には、点火プラグ5が配設されている。
各燃焼室4には、吸気バルブ6および排気バルブ7が2個ずつ配置されている。吸気バルブ6および排気バルブ7は、それぞれに設けられた動弁機構8,9により開閉駆動される。
更に各燃焼室4には、二股の吸気ポート10および排気ポート11が互いに対向して設けられている(各1個のみ図示)。これら各吸気ポート10には、吸気マニホールド12が接続されて吸気通路13を構成している。各排気ポート11には、排気マニホールド(図示せず)が接続されて排気通路15を構成する。
吸気通路13には、上流側にスロットルバルブ16が配置され、スロットルバルブ16の開閉制御により、スロットルバルブ16の上流側に配置されたエアクリーナー17を介して吸入新気が吸入される。
スロットルバルブ16の下流側には、コレクタ18が配置されており、このコレクタ18に接続された吸気マニホールド12を介して各シリンダ1に吸入空気を分配する。
吸気通路13(例えば、吸気マニホールド12)には、底壁の一部を切り欠いて、吸気制御弁20を格納する格納部21が形成されている。
吸気制御弁20(本実施形態では、タンブル制御弁)は、図2(ロ)に示すように、格納部21の所定位置にて回動可能な弁軸22に長方形板状の弁体23の一端部23aが固着されて弁軸22の軸回りを回動するフラップ弁として構成されている。吸気制御弁20の弁体23の他端部23bは、吸気通路13の上壁と平行に形成されており、弁体23の回動位置に応じてガス流動を制御する。
吸気制御弁20の弁体23の他端部23bには、吸気通路13の吸気流れ方向に沿って形成され、吸入空気の整流作用を持つ仕切り板24の上流側の一端部が揺動自在に連結されている。すなわち、吸気制御弁20の弁体23の他端部23bは、仕切り板24との連結部となっている。仕切り板24は、リンク機構のとして作用するリンク部材25により、吸気通路13(吸気ポート10)の上壁と平行に配置される。
吸気制御弁20の連結部23bより下流側の仕切り板24には、リンク部材25の一端部25aが揺動自在に連結されている。すなわち、リンク部材25の一端部25aは、仕切り板24の下流側の他端部との連結部となっている。
リンク部材25は、吸気制御弁20の弁体23の回動に伴って他端部25bを支点として揺動する。この時、仕切り板24は、吸入空気の流れ方向(吸気通路13の上壁)に平行な状態で吸入空気の流れ方向に略沿った状態で移動される。リンク部材25の他端部25bは、図2(イ)に示すように、格納部21に形成された段差21aに当接している。
ここで、吸気制御弁20、仕切り板24およびリンク部材25により構成されるリンク機構について説明する。
図2(イ)に示すように、リンク部材25は、吸気制御弁20を半開きの状態にした場合おいて、吸気制御弁20の弁体23と平行に形成されている。吸気制御弁20の弁軸22からリンク部材25の他端部25bまでの長さaは、吸気制御弁20と仕切り板24との連結部23bから仕切り板24とリンク部材25との連結部25aまでの長さbと等しく形成されている(a=b)。そして、吸気制御弁20(弁軸22から連結部23bまで)の長さdとリンク部材25(一端部25aから他端部25bまで)の長さcとが等しく形成されている(c=d)。
吸気制御弁20の弁軸22は、アクチュエータ27(サーボモータ)により回動可能となっている。このため、アクチュエータ27の制御、すなわち弁軸22の回動位置に応じて、吸気制御弁20の弁体23の他端部23bが弁軸22を中心とした円弧状に動くことにより、吸気通路13の開閉が制御される。
例えば、図2に示すように、吸気制御弁20が半開きの状態の場合には、吸気通路13の上壁と、吸気制御弁20の弁体23の他端部23bとの間の開口部から吸入空気がシリンダ1内へ導入され、タンブル流を生成する。
一方、吸気制御弁20が全開の場合、すなわち吸気制御弁20の弁体23が吸気通路13と平行な位置にある場合には、弁体23が格納部21に格納される状態となる。この状態では、吸気制御弁20の全体が格納部21に格納されることとなるため、吸入空気の流動抵抗を低減する。
吸気制御弁20の下流側の吸気通路13(吸気ポート10)には、燃料噴射弁28がシリンダ1に向けて配設されている。
また、内燃機関の運転状態を検出するため、各種センサが配設されている。例えば、図示のように、スロットルバルブ16の上流の吸気通路13に設けられたエアフロメータ29(吸入空気検出センサ)や、エンジン回転数に応じた信号を出力するクランク角センサ30などが配設されている。
これらのセンサ29,30からの出力信号がECU31に入力され、各種演算・制御を行う。ECU31は、点火プラグ5の点火時期制御、スロットルバルブ16の開度制御、アクチュエータ27の制御(弁体23の回動位置制御)、燃料噴射弁28からの燃料噴射制御などを行う。
これらの構成において、内燃機関の運転条件(負荷)と吸気制御弁20の開閉との関係ついて説明する。
内燃機関が低回転低負荷から中回転中負荷の間にある時には、吸気制御弁20を半開きにする。この時の吸気制御弁20の開度は、回転数および負荷の程度に応じて決定する。この時、仕切り板24は、吸気制御弁20の開度に応じて吸気通路13(吸気ポート10)の上壁と平行に上下移動をする。すなわち、吸気制御弁20の開度は、運転条件に応じて連続的に決定されるため、仕切り板24が運転状態に応じた位置に配置されて吸入空気を整流し、適切な排気、燃費および出力を両立させる。特に、低回転低負荷域においてタンブル流の強化を図ることができる。
内燃機関が高回転高負荷にある時には、吸気制御弁20を全閉にする。この時、吸気通路13の下側壁面に形成された格納部21に吸気制御弁20、仕切り板24およびリンク部材25が格納され、吸入空気の流動抵抗を減少させる。
なお、吸気制御弁20の開度は、機関冷却水の温度に応じて決定してもよい。この場合、冷却水温度が低い時(冷間時)には、吸気制御弁20を閉じて強いタンブル流を生成させる一方、冷却水温が高い時(暖機時)には、吸気制御弁20を開くことで格納部21に格納させる。
本実施形態では、吸気通路13の通路壁近傍位置に配設された弁軸22と、該弁軸22の軸回りを回動する弁体23とを有し、該弁体23の回動位置に応じてガス流動を制御する吸気制御弁20と、この吸気制御弁20の弁体23の他端側(他端部23b)に揺動自在に連結し、吸気制御弁20の弁体23の他端側(他端部23b)に一端部を揺動自在に連結し、吸入空気の流れ方向に延在する仕切り板24と、この仕切り板24に一端部25aを揺動自在に連結し、吸気制御弁20の弁体23の回動に伴って他端部25bを支点として揺動し、仕切り板24を吸入空気の流れ方向に略沿った状態で移動させるリンク部材25と、を有する。このため、吸気制御弁20の弁体23の回動位置に応じて仕切り板24の位置が変化するため、連続的に吸気制御弁20を作動させる場合でも効率よく吸入空気を整流することができる。
また本実施形態によれば、リンク部材25は、吸気制御弁20の弁体23と平行に配置されている。このため、仕切り板24の上下の位置を安定して移動させることができる。
また本実施形態によれば、吸気制御弁20の弁軸22からリンク部材25の他端部25bまでの長さaは、吸気制御弁20と仕切り板24との連結部23bから仕切り板24とリンク部材25との連結部25aまでの長さと等しい(a=b)。このため、安定したリンク機構を実現できる。
また本実施形態によれば、吸気制御弁20の長さdとリンク部材25の長さcとが等しい(c=d)。このため、リンク機構により仕切り板24を吸気通路13の上壁と平行に移動させることができる。
次に、本発明の第2の実施形態について図3を用いて説明する。
本実施形態では、リンク部材25(一端部25aから他端部25bまで)の長さcと、吸気制御弁20の弁軸22からリンク部材25の他端部25bまでの長さaとの和(a+c)は、吸気制御弁20の長さdと、吸気制御弁20と仕切り板24との連結部23bから仕切り板24とリンク部材25との連結部25aまでの長さbとの和(b+d)とが近似している場合(a+c≒b+d)について示している。
図3では、吸気制御弁20の弁軸22からリンク部材25の他端部25bまでの長さaが、吸気制御弁20と仕切り板24との連結部23bから仕切り板24とリンク部材25との連結部25aまでの長さbより短くなっている(a<b)。
そして、リンク部材25の長さcと、吸気制御弁20の弁軸22からリンク部材25の他端部25bまでの長さaとの和(a+c)は、吸気制御弁20の長さdと、吸気制御弁20と仕切り板24との連結部23bから仕切り板24とリンク部材25との連結部25aまでの長さbとの和(b+d)より小さなっている(a+c<b+d)。
この場合、仕切り板24は、吸気制御弁20の開時に吸気通路13(吸気ポート10)から遠ざかるようにリンク機構が形成される。特に、吸気通路13の底壁がより曲線形状であるエンジンでは、吸気制御弁20の開時に仕切り板24を吸気通路13に沿わせて段差を無くすことできるため有効である。
なお、図示しないが、リンク部材25の長さcと、吸気制御弁20の弁軸22からリンク部材25の他端部25bまでの長さaとの和(a+c)は、吸気制御弁20の長さdと、吸気制御弁20と仕切り板24との連結部23bから仕切り板24とリンク部材25との連結部25aまでの長さbとの和(b+d)より大きくしてもよい(a+c>b+d)。
この場合、仕切り板24は、吸気制御弁20の開時に吸気通路13(吸気ポート10)の上壁にせり出すようにリンク機構が形成される。特に、吸気通路13の底壁がより直線的な形状であるエンジンでは、吸気制御弁20の開時に仕切り板24を吸気通路13に沿わせて段差を無くすことできるため有効である。
次に、本発明の第3の実施形態について図4を用いて説明する。
図4では、吸気制御弁20として、弁体23の他端部23bの右側に底部23eと側部23fとを有するようスワール発生用切り欠き23cが形成されたスワール制御弁を用いている。スワール発生用切り欠き23cは、図4(ロ)に示す通り、吸気制御弁20の弁体23の他端部23bにおいて弁体23の中心線(A−A線)から右側半分を切り欠いて形成している。吸気制御弁20のスワール発生用切り欠き23cが形成されていない他端側の前縁23dは、スワール発生用切り欠き23cが形成されている底部23eより弁体23の他端側に形成される。
仕切り板24は、吸気制御弁20のスワール発生用切り欠き23cにより形成された底部23eの位置に揺動自在に連結されている。仕切り板24には、吸気制御弁20を全開にした場合(吸気制御弁20を格納部21に格納した場合)に、スワール発生用切り欠き23cが形成されていない他端側の前縁23dが仕切り板24に干渉しないように切り欠き(図示せず)を形成する。
そして、吸気制御弁20の弁軸22からリンク部材25の他端部25bまでの長さaは、吸気制御弁20と仕切り板24との連結部23bから仕切り板24とリンク部材25との連結部25aまでの長さbと等しく形成されている(a=b)。そして、吸気制御弁20の長さdとリンク部材25の長さcとが等しく形成されている(c=d)。すなわち、リンク部材25の長さcと、吸気制御弁20の弁軸22からリンク部材25の他端部25bまでの長さaとの和(a+c)は、吸気制御弁20の長さdと、吸気制御弁20と仕切り板24との連結部23bから仕切り板24とリンク部材25との連結部25aまでの長さbとの和(b+d)とが等しい(a+c=b+d)。
これらの構成において、内燃機関の負荷(運転条件)と吸気制御弁20の開閉との関係ついて説明する。
内燃機関が低回転低負荷にある時には、吸気制御弁20を全閉(吸気制御弁20を最大傾斜角度)にする。この時、吸気制御弁20のスワール発生用切り欠き23cが形成されていない他端側の前縁23dは、吸気通路13の上壁に当接する。そして、吸気制御弁20のスワール発生用切り欠き23cを通過した吸入空気は、仕切り板24によりガス流動が乱されることなくシリンダ1内に供給されるため、強いスワール流を形成する。
内燃機関が中回転中負荷にある時には、吸気制御弁20を半開きにする(図示せず)。この時の吸気制御弁20の開度は、回転数および負荷の程度に応じて決定する。これにより吸気通路13の開度を連続的に変化させることができ、吸気制御弁20の中間開度においてもガス流動を乱すことを防止する。
内燃機関が高回転高負荷にある時には、吸気制御弁20を全閉にする。この時、吸気通路13の底壁に形成された格納部21に吸気制御弁20(弁体23)が格納され、吸入空気の流動抵抗を減少させる。
また、図5では、前述の図3と同様に、リンク部材25の長さcと、吸気制御弁20の弁軸22からリンク部材25の他端部25bまでの長さaとの和(a+c)は、吸気制御弁20(弁軸22から連結部23bまで)の長さdと、吸気制御弁20と仕切り板24との連結部23bから仕切り板24とリンク部材25との連結部25aまでの長さbとの和(b+d)とが近似する場合(a+c≒b+d)において、吸気制御弁20の弁軸22からリンク部材25の他端部25bまでの長さaが、吸気制御弁20と仕切り板24との連結部23aから仕切り板24とリンク部材25との連結部25aまでの長さbより短い場合(a<b)について示している。
そして、リンク部材25の長さcと、吸気制御弁20の弁軸22からリンク部材25の他端部25bまでの長さaとの和(a+c)は、吸気制御弁20の長さdと、吸気制御弁20と仕切り板24との連結部23bから仕切り板24とリンク部材25との連結部25aまでの長さbとの和(b+d)より小さくなっている(a+c<b+d)。
この場合、仕切り板24は、吸気制御弁20の開時に吸気通路13(吸気ポート10)から遠ざかるようにリンク機構が形成される。特に、吸気通路13の底壁がより曲線形状であるエンジンでは、吸気制御弁20の開時に仕切り板24を吸気通路13に沿わせて段差を無くすことできるため有効である。
なお、図示しないが、リンク部材25の長さcと、吸気制御弁20の弁軸22からリンク部材25の他端部25bまでの長さaとの和(a+c)は、吸気制御弁20(弁軸22から連結部23bまで)の長さdと、吸気制御弁20と仕切り板25との連結部23bから仕切り板24とリンク部材25との連結部25aまでの長さbとの和(b+d)より大きくともよい(a+c>b+d)。
この場合、仕切り板24は、吸気制御弁20の開時に吸気通路13(吸気ポート10)の上壁にせり出すようにリンク機構が形成される。特に、吸気通路13の底壁がより直線的な形状であるエンジンでは、吸気制御弁20の開時に仕切り板24を吸気通路13に沿わせて段差を無くすことできるため有効である。
次に、本発明の第4の実施形態について図6を用いて説明する。
本実施形態では、吸気制御弁20のスワール発生用切り欠き23cにより形成される側部23f(弁体23の中心線(A−A線))から吸入空気の流れ方向に延びるように縦板状部材26が、吸気制御弁20の弁体23の他端部23bに設けられている。このため、縦板状部材26は、吸気制御弁20の弁体23と一体に回動する(図6(イ)参照)。格納部21には、縦板状部材26に対応した形状の溝を形成し、吸気制御弁20の全閉時に縦板状部材26を格納部21に格納する。
そして、図4と同じく、吸気制御弁20の弁軸22からリンク部材25の他端部25bまでの長さaは、吸気制御弁20と仕切り板24との連結部23bから仕切り板24とリンク部材25との連結部25aまでの長さbと等しく(a=b)、吸気制御弁20の長さdとリンク部材25の長さcとが等しく形成されている(c=d)。
また、図7は、リンク部材25の長さcと、吸気制御弁20の弁軸22からリンク部材25の他端部25bまでの長さaとの和(a+c)は、吸気制御弁20の長さdと、吸気制御弁20と仕切り板24との連結部23bから仕切り板24とリンク部材25との連結部25aまでの長さbとの和(b+d)とが近似する場合(a+c≒b+d)において、吸気制御弁20の弁軸22からリンク部材25の他端部25bまでの長さaを、吸気制御弁20と仕切り板24との連結部23aから仕切り板24とリンク部材25との連結部25aまでの長さbより短い場合(a<b)について示している。
そして、リンク部材25の長さcと、吸気制御弁20の弁軸22からリンク部材25の他端部25bまでの長さaとの和(a+c)は、吸気制御弁20の長さdと、吸気制御弁20と仕切り板24との連結部23bから仕切り板24とリンク部材25との連結部25aまでの長さbとの和(b+d)より小さくなっている(a+c<b+d)。
この場合、仕切り板24は、吸気制御弁20の開時に吸気通路13(吸気ポート10)から遠ざかるようにリンク機構が形成される。特に、吸気通路13の底壁がより曲線形状であるエンジンでは、吸気制御弁20の開時に仕切り板24を吸気通路13に沿わせて段差を無くすことできるため有効である。
なお、図示しないが、リンク部材25の長さcと、吸気制御弁20の弁軸22からリンク部材25の他端部25bまでの長さaとの和(a+c)は、吸気制御弁20(弁軸22から連結部23bまで)の長さdと、吸気制御弁20と仕切り板25との連結部23bから仕切り板24とリンク部材25との連結部25aまでの長さbとの和(b+d)より大きくともよい(a+c>b+d)。
この場合、仕切り板24は、吸気制御弁20の開時に吸気通路13(吸気ポート10)の上壁にせり出すようにリンク機構が形成される。特に、吸気通路13の底壁がより直線的な形状であるエンジンでは、吸気制御弁20の開時に仕切り板24を吸気通路13に沿わせて段差を無くすことできるため有効である。
第1の実施形態に係る吸気装置を示す構成図 第1の実施形態における吸気通路の断面図 第2の実施形態における吸気通路の断面図 第3の実施形態における吸気通路の断面図 第3の実施形態における吸気通路の断面図 第4の実施形態における吸気通路の断面図 第4の実施形態における吸気通路の断面図
符号の説明
10 吸気ポート
12 吸気マニホールド
13 吸気通路
16 スロットルバルブ
20 吸気制御弁
21 格納部
22 弁軸
23 弁体
23a 弁体の一端部
23b 弁体の他端部(連結部)
23c スワール発生用切り欠き
23e スワール発生用切り欠きにより形成される底部
23f スワール発生用切り欠きにより形成される側部
24 仕切り板
25 リンク部材
25a リンク部材の一端部(連結部)
26 縦板状部材
28 燃料噴射弁
31 ECU

Claims (7)

  1. 吸気通路の通路壁近傍位置に配設された弁軸と、該弁軸の軸回りを回動する弁体とを有し、該弁体の回動位置に応じてガス流動を制御する吸気制御弁と、
    前記吸気制御弁の弁体の他端側に一端部を揺動自在に連結し、吸入空気の流れ方向に延在する仕切り板と、
    前記仕切り板に一端部を揺動自在に連結し、前記吸気制御弁の弁体の回動に伴って他端部を支点として揺動し、前記仕切り板を吸入空気の流れ方向に略沿った状態で移動させるリンク部材と、
    を有し、
    前記吸気制御弁は、前記弁体の他端側の幅方向のいずれか一方に底部と側部とを有するようスワール発生用切り欠きが形成され、前記側部から吸入空気の流れ方向下流側に延びる縦板状部材を有するスワール制御弁であり、
    前記吸気通路壁の一部を切り欠いて、前記吸気制御弁を格納する格納部を形成すると共に、この格納部に前記縦板状部材に対応した形状の溝を形成した
    ことを特徴とする内燃機関の吸気装置。
  2. 前記リンク部材は、前記吸気制御弁の弁体と平行に配置されていることを特徴とする請求項1記載の内燃機関の吸気装置。
  3. 前記吸気制御弁の弁軸から前記リンク部材の他端部までの長さaは、前記吸気制御弁と前記仕切り板との連結部から前記仕切り板と前記リンク部材との連結部までの長さbと等しいことを特徴とする請求項1または請求項2記載の内燃機関の吸気装置。
  4. 前記吸気制御弁の長さdと前記リンク部材の長さcとが等しいことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載の内燃機関の吸気装置。
  5. 前記吸気制御弁の弁軸から前記リンク部材の他端部までの長さaは、前記吸気制御弁と前記仕切り板との連結部から前記仕切り板と前記リンク部材との連結部までの長さbより短いことを特徴とする請求項1または請求項2記載の内燃機関の吸気装置。
  6. 前記リンク部材の長さcと、前記吸気制御弁の弁軸から前記リンク部材の他端部までの長さaとの和a+cは、前記吸気制御弁の長さdと、前記吸気制御弁と前記仕切り板との連結部から前記仕切り板と前記リンク部材との連結部までの長さbとの和b+dより小さいことを特徴とする請求項1または請求項2記載の内燃機関の吸気装置。
  7. 前記リンク部材の長さcと、前記吸気制御弁の弁軸から前記リンク部材の他端部までの長さaとの和a+cは、前記吸気制御弁の長さdと、前記吸気制御弁と前記仕切り板との連結部から前記仕切り板と前記リンク部材との連結部までの長さbとの和b+dより大きいことを特徴とする請求項1または請求項2記載の内燃機関の吸気装置。
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