JP4066977B2 - 内燃機関のリフト特性補正装置 - Google Patents

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Description

この発明は、内燃機関の吸気弁又は排気弁のバルブリフト特性を変更可能な可変動弁機構を備えた内燃機関に関し、特に、リフト特性の補正(学習)に関する。
車両搭載用内燃機関の分野では、内燃機関の吸気弁又は排気弁のリフト特性を変更可能な可変動弁機構が種々提案されている。例えば特許文献1には、制御軸の回転位置に応じて、吸気弁のバルブリフト量(最大リフト量)と作動角とを連続的に変更可能なリフト・作動角可変機構が開示されている。このようなリフト・作動角可変機構によれば、スロットル弁のみに依存せずに吸入空気量を調整することが可能である。また、この特許文献1では、吸入空気量の検出値と推定値との偏差に基づいて、リフト特性を補正する技術が開示されている。上記吸入空気量の検出値は、吸気通路に設けられたエアフロメータにより検出され、上記吸入空気量の推定値は、リフト特性に応じた制御軸の回転位置を検出する制御軸センサの検出信号に基づいて推定される。
特開2003−41976号公報
近年の厳しい排気ガス規制等を克服するために、近年ではエアフロメータ(流量センサ)の高精度化が進んでいるとはいえ、やはりその検出値には不可避的に誤差が含まれている。従って、上記の特許文献1のように、単に吸入空気量の検出値と推定値との偏差に基づいてリフト特性を補正すると、エアフロメータによる検出値のずれ・誤差を含んだ形でリフト特性が補正されるため、補正精度の低下を招くおそれがあり、更なる改良が望まれていた。つまり、検出値と推定値との偏差が、エアフロメータの検出値に起因するものであるのか、それともリフト特性のばらつきに起因するものであるのかを判別することができないので、正確なリフト特性の補正を行うことができない。
特に、可変動弁機構として、吸気弁のバルブリフト量及び作動角を連続的に変更可能なリフト・作動角可変機構を用いている場合、リフト特性としてのバルブリフト量や作動角が吸入空気量に大きな影響を与えるので、補正精度の向上が極めて重要である。
また、エアフロメータとしては流速を検出する熱線式の流量センサが多く用いられているが、このようなセンサでは、検出された流速に流路断面積をかけて質量流量を算出するようになっており、流量変化に対する感度に優れる一方、このような流量変化に比して流量そのものの検出精度が比較的低く、上述した補正精度の低下を招き易い。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、リフト特性の補正精度を有効に向上し得る新規な内燃機関のリフト特性補正装置を提供することを目的としている。
内燃機関が吸入する吸入空気量の検出値を得る吸入空気量検出手段と、内燃機関の吸気弁又は排気弁のリフト特性を変更可能な可変動弁機構と、少なくとも上記リフト特性に基づいて、上記吸入空気量の推定値を推定する吸入空気量推定手段と、所定の小リフト運転の下で、上記吸入空気量の推定値と検出値との偏差に相当する第1比較値を算出する第1比較手段と、上記小リフト運転に比してリフト特性が大きい所定の大リフト運転の下で、上記吸入空気量の推定値と検出値との偏差に相当する第2比較値を算出する第2比較手段と、上記第1比較値と第2比較値との偏差に相当するリフト補正量に基づいて、上記リフト特性を補正するリフト特性補正手段と、を有する。
なお、ここでのリフト特性の「補正」とは、例えばその補正結果をバックアップメモリに記憶・更新する学習形態をも含んだ広義の意味の補正である。
エアフロメータ等の吸入空気量検出手段による検出値には不可避的にずれ・誤差が含まれており、このようなずれ・誤差は、第1比較値及び第2比較値の双方に反映される。従って、第1比較値と第2比較値との偏差に相当するリフト補正量には、上記の吸入空気量検出手段に関するずれ・誤差が相殺・吸収される形となり、このリフト補正量に基づいてリフト特性を補正(学習)することにより、エアフロメータ等の吸入空気量検出手段による検出値のずれ・誤差を除外・低減することができ、精度の高いリフト特性の補正を実現することができる。例えばエアフロメータ等の吸入空気量検出手段は既存の内燃機関でも一般的に用いられており、ハードウェアの追加を招くことのない簡素な構成で、本補正を実現することが可能である。
上記のリフト特性は、スロットル弁の開度と同様、吸入空気量を調整・変更できる因子である。但し、リフト特性(特に、バルブリフト量)は、スロットル開度に比して、その大きさによって吸入空気量の感度が大きく変動する傾向にあり、典型的には、小リフト側で感度が非常に高くなる。つまり、リフト特性が小さい(例えばバルブリフト量が1mm程度の)所定の小リフト運転の下では、わずかなリフト特性の変化(ずれ・誤差)により吸入空気量が大きく変動する一方、リフト特性が大きい所定の大リフト運転の下では、リフト特性の変化により吸入空気量があまり変動しない。従って、小リフト運転での推定値にはリフト特性のずれ・誤差が大きく反映する一方、大リフト運転での推定値ではリフト特性のずれ・誤差が実質的に無視できるほど小さなものとなる。よって、小リフト運転での第1比較値には吸入空気量検出手段のずれ・誤差分とリフト特性のずれ・誤差分の双方が反映しているのに対し、大リフト運転での第2比較値には吸入空気量検出手段のずれ・誤差分のみが反映することとなり、両者の偏差に相当するリフト補正量には、リフト特性のずれ・誤差分が過不足なく抽出されることとなる。よって、このリフト補正量に基づいてリフト特性を精度良く補正することができるのである。
以下、この発明の好ましい実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、この発明に係る内燃機関のリフト特性補正装置が適用された内燃機関のシステム構成図である。火花点火式ガソリン機関からなる内燃機関1は、吸気弁3と排気弁4とを有し、かつ、吸気弁3のリフト特性を連続的に変更可能な可変動弁機構2が設けられている。排気弁4側の動弁機構は、排気カムシャフト5により排気弁4を駆動する直動型のものであり、そのバルブリフト特性は常に一定である。
各気筒の排気を集合させる排気マニホルド6の出口側は触媒コンバータ7に接続されている。この触媒コンバータ7の上流位置には空燃比を検出するための空燃比センサ8が設けられている。触媒コンバータ7の下流側には第2の触媒コンバータ10および消音器11が設けられている。各気筒の吸気ポートに向かって各気筒毎に燃料を噴射供給するように燃料噴射弁12が配設されている。この吸気ポートにはブランチ通路15がそれぞれ接続されている。これら複数のブランチ通路15の上流端がコレクタ16に接続されている。このコレクタ16の一端には吸気入口通路17が接続されている。この吸気入口通路17には電子制御スロットル弁18が設けられている。これら吸気ポート,ブランチ通路15,コレクタ16及び吸気入口通路17等により吸気通路が構成されている。
電子制御スロットル弁18は、電気モータからなるアクチュエータ18aを備え、エンジンコントロールユニット19から与えられる制御信号によって、そのスロットル開度が連続的に変更・制御される。例えば、スロットル弁18の実際の開度を検出するセンサ18bを一体に備えており、その検出信号に基づいて、スロットル開度TVOが目標開度にクローズドループ制御される。また、スロットル弁18の上流に、吸入空気流量を検出するエアフロメータ20が配置され、さらに上流にエアクリーナ21が設けられている。エアフロメータ20は、流速を検出する熱線式センサであって、検出された流速に流路断面積をかけて質量流量を算出する。
機関回転速度(機関回転数)およびクランク角位置を検出するために、クランクシャフトに対してクランク角センサ22が設けられとともに、シリンダブロックの側壁には、エンジン振動を検出する振動センサ25が取り付けられている。更に、運転者により操作されるアクセルペダル開度(踏込量)を検出するアクセル開度センサ23を備えている。これらの検出信号は、上記のエアフロメータ20や空燃比センサ8等の検出信号とともに、エンジンコントロールユニット19に入力されている。エンジンコントロールユニット19では、これらの検出信号に基づいて、燃料噴射弁12の噴射量や噴射時期、点火プラグ24による点火時期、可変動弁機構2による吸気弁のリフト特性、スロットル弁18の開度、などを制御する。
上記の吸気弁3側の可変動弁機構2は、例えば特開2002−89341号公報等によって公知のものであり、図2に示すように、複数の気筒の吸気弁3のバルブリフト量及び作動角の双方を連続的に可変制御するリフト・作動角可変機構51と、複数の気筒の吸気弁の作動角の中心位相(クランクシャフトに対する位相)を連続的に進角もしくは遅角させる位相可変機構52と、が組み合わされて構成されている。このようにリフト・作動角可変機構51と位相可変機構52とを組み合わせた可変動弁機構2によれば、吸気弁開時期(IVO)および吸気弁閉時期(IVC)の双方をそれぞれ独立して任意に制御することが可能であり、かつ、低負荷域ではリフト量(最大リフト量)を小さくすることで、負荷に応じた吸入空気量に制限することができる。なお、リフト量がある程度大きな領域では、シリンダ内に流入する空気量が主に吸気弁3の開閉時期によって定まるのに対し、リフト量が十分に小さい状態では、主にリフト量によって空気量が定まる。
リフト・作動角可変機構51は、クランクシャフトに連動して回転する中空状の駆動軸53と、この駆動軸53に偏心して設けられた駆動偏心カム部55と、駆動軸53の斜め上方に平行に配置された制御軸56と、この制御軸56に偏心して設けられた制御偏心カム部57と、この制御偏心カム部57に揺動自在に取り付けられたロッカアーム58と、各吸気弁3上端のタペット(又はバルブリフタ)59に当接して吸気弁を開閉作動する揺動カム60と、を備えている。
駆動軸53及び制御軸56は軸受ブラケット等を用いてシリンダヘッド側に回転可能に支持されている。駆動偏心カム部55とロッカアーム58の一端とは第1リンク61によって連係されている。第1リンク61は、その環状部61aが上記駆動偏心カム部55の外周面に回転可能に嵌合しており、かつ、延長部61bが上記ロッカアーム58の一端部に連係している。ロッカアーム58の他端と揺動カム60とは、第2リンク62によって連係されている。ロッカアーム58が回転可能に嵌合する制御偏心カム部57の円形の外周面は、制御軸56の軸心に対して偏心している。従って、制御軸56の角度位置に応じてロッカアーム58の揺動中心が変化する。
上記揺動カム60は、駆動軸53の外周に嵌合して回転自在に支持されており、側方へ延びた端部に、上記第2リンク62の下端部が連係している。この揺動カム60の下面には、駆動軸53と同心状の円弧をなす基円面と、該基円面から上記端部へと所定の曲線を描いて延びるカム面と、が連続して形成されている。上記基円面はリフト量が0となる区間であり、揺動カム60が揺動してカム面がタペット59に接触すると、徐々にリフトしていくことになる。
上記制御軸56は、一端部に設けられた例えば電動モータからなるリフト・作動角制御用アクチュエータ65によって、その回転位置が変更・保持される。このアクチュエータ65により例えば制御偏心カム部57の位置を変更することにより、揺動カム60の初期位置が変化し、吸気弁のバルブリフト量及び作動角の双方が変化する。制御偏心カム部57の初期位置は連続的に変化させ得るので、これに伴って、バルブリフト特性は連続的に変化する。つまり、リフトならびに作動角を、両者同時に、連続的に拡大,縮小させることができる。
位相可変機構52は、図2に示すように、上記駆動軸53の前端部に設けられたスプロケット71と、このスプロケット71と上記駆動軸53とを所定の角度範囲内において相対的に回転させる位相制御用油圧アクチュエータ72と、から構成されている。上記スプロケット71は、図示せぬタイミングチェーンもしくはタイミングベルトを介して、クランクシャフトに連動している。従って、上記位相制御用油圧アクチュエータ72への油圧制御によって、スプロケット71と駆動軸53とが相対的に回転し、リフト中心角が遅進する。つまり、リフト特性の曲線自体は変わらずに、全体が進角もしくは遅角する。
この実施例では、リフト・作動角可変機構51の制御として、実際のリフト・作動角に相当する制御軸56の角度位置を検出する制御軸センサ64を設け、この制御軸センサ64の検出信号に基づいて高精度なクローズドループ制御を行うことができる。但し、機関運転条件によっては単にオープンループ制御としても良い。
図3は、本発明の第1実施例に係るリフト・作動角可変機構51のリフト特性の補正(学習)処理の流れを示すフローチャートである。本ルーチンは上記コントロールユニット19により所定期間毎に繰り返し実行される。図4は、この第1実施例に係るリフト特性の補正時のタイムチャートである。
ステップ(図では「S」と記す)1では、内燃機関の運転状態がリフト特性の補正を行うべき所定の比較運転領域にあるかを判定する。この比較運転領域は、(目標)機関負荷及び機関回転数が実質的に一定の定常運転域であり、例えば機関負荷がアイドルより高い低・中負荷域であって、かつ、機関回転数が低・中回転域(例えば1200〜3200rpm)の一定回転・負荷域である。後述するように、吸入空気量を一定に保ちつつ小リフト運転M1と大リフト運転M2とでリフト特性(及びスロットル開度)を積極的に大きく変更できるように、吸入空気量がある程度大きな回転・負荷域でリフト特性の補正処理を行うようにしている。逆に言えば、仮に吸入空気量が極めて少ないアイドル域や極低負荷域では、後述するように吸入空気量を一定に保ちつつリフト特性を大きく変更することができない。なお、このステップ1においては、補正精度を更に向上するために、制御軸センサ64の異常判定、冷却水温等の判定をあわせて行うようにしても良い。
比較運転領域でなければ、ステップ2へ進み、後述するフラグFLG1を0に初期化して本ルーチンを終了する。つまり、比較運転領域でなければ、後述する補正処理が行われず、また、補正中であっても補正処理が中断される。
比較運転領域である場合、ステップ3へ進み、フラグFLG1が0(零)であるかを判定する。このフラグFLG1は、比較運転領域でない場合に0にリセットされ(ステップ2)、また、後述するように第1比較値H1の算出処理が終了した時点で1にセットされ(ステップ7)、かつ、学習処理が完了した時点で0に初期化される(ステップ12)。第1比較値H1の算出処理が未だ済んでいない場合にはステップ3からステップ4へ進む。
ステップ4では、所定の小リフト運転M1を行う。この小リフト運転M1では、図4にも示すように、バルブリフト量を所定の小リフトとする一方、比較運転領域での目標吸入空気量を維持するように、相対的にスロットル開度を全開又は所定の大開度とする。
ステップ5では、内燃機関の運転状態が実際に小リフト運転M1へ移行したかを確認・判定する。この判定は、制御軸センサ64やスロットル開度センサ18bの検出信号に基づいて行っても良く、あるいは、より簡易的に、周知のタイマー等を利用して小リフト運転M1の開始から所定期間経過したかを判定するようにしても良い。小リフト運転M1へ移行したことを確認すると、ステップ5からステップ6へ進む。
ステップ6では、小リフト運転M1下での吸入空気量の検出値rQ1と吸入空気量の推定値tQ1とに基づいて、両者rQ1,tQ1の偏差に相当する第1比較値H1を算出する。吸入空気量の検出値rQは、上記のエアフロメータ20を利用して得られるもので、このエアフロメータ20により検出される流速に流路断面積を乗じた質量流量として計測される。吸入空気量の推定値tQは、主としてリフト特性とスロットル開度とに基づいて推定されるもので、制御軸センサ64及びスロットル開度センサ18bの検出信号や吸気負圧等に基づいて推定しても良く、あるいは簡易的にリフト特性とスロットル開度の目標値から求めても良い。第1比較値H1は、この実施例では簡素化のために、小リフト運転M1下での検出値rQ1から推定値tQ1を差し引いた差分値(rQ1−tQ1)としている。
このように第1比較値H1の算出処理を終えると、ステップ6からステップ7へ進み、上記のフラグFLG1を1にセットする。従って、内燃機関が未だ比較運転領域にあれば、次回の本ルーチンの演算時にステップ1及びステップ2が肯定されて、ステップ8へ進む。
このステップ8では、所定の大リフト運転M2を行う。この大リフト運転M2では、小リフト運転M1に比して、バルブリフト量が相対的に大きく、かつ、スロットル開度が相対的に小さい。つまり、この大リフト運転M2では、上記の小リフト運転M1時と同等の(目標)吸入空気量が得られるように、リフト特性を大きくした分、スロットル開度を閉じ側に操作している。特に、この第1実施例においては、同一の機関負荷・回転域である比較運転領域において、小リフト運転M1から大リフト運転M2へ連続的に切り換えており、それぞれの運転状態M1,M2における比較値H1,H2を算出している。なお、このように小リフト運転M1から大リフト運転M2へ移行する移行過渡期M3に、機関運転性が一時的に不安定となることのないように、リフト特性とスロットル開度との操作・変更は同時かつ徐々に行われる(図4参照)。
ステップ9では、内燃機関の運転状態が大リフト運転M2へ移行したかを判定する。この判定は、例えば制御軸センサ64やスロットル開度センサ18bの検出信号に基づいて行っても良く、あるいは、より簡易的に、タイマーを利用して所定時間経過したかを判定するようにしても良い。大リフト運転M2への移行を確認すると、ステップ9からステップ10へ進む。
このステップ10では、大リフト運転M2下での吸入空気量の検出値rQ2と吸入空気量の推定値tQ2とに基づいて、両者rQ2,tQ2の偏差に相当する第2比較値H2を算出する。第2比較値H2は、上記の第1比較値H1と同様、簡素化のために大リフト運転M2下での検出値rQ2から推定値tQ2を差し引いた差分値(rQ2−tQ2)を用いている。
次にステップ11では、第1比較値H1と第2比較値H2とに基づいて、両者H1,H2の偏差に相当するリフト補正量HSを算出し、ステップ13において上記のフラグFLG1を0にリセットする。この実施例では簡易的に、第1比較値H1から第2比較値H2を差し引いた差分値(H1−H2)をリフト補正量HSとしている。
このリフト補正値HSに基づいて、リフト特性の補正処理・学習処理が行われる。例えば、小リフト運転M1時のリフト量に基づいて、図5に示すような所定のリフト量−リフト空気量特性の相関マップを検索して、リフト空気量特性を求め、このリフト空気量特性と上記のリフト補正量HSとの積により、目標リフト補正値tHSを算出し、この値tHSをリフト特性の補正値・学習値としてバックアップメモリ等に記憶・更新する。この目標リフト補正値tHSに基づいて、リフト特性の目標値が補正されることとなる。例えば、目標値から上記の目標リフト補正値tHSを差し引くことにより目標値を補正する。図4に示すように、小リフト運転M1及び大リフト運転M2の双方で検出値が推定値よりも大きく、上記の補正量HSが正の値となる場合には、上記の目標リフト補正値tHSの分、リフト特性の目標値が増加側に補正される。具体的には、制御軸の目標角度位置が大リフト・大作動角側へ補正される)。図4の場合とは逆に、検出値が推定値よりも小さいときのように、上記のリフト補正量HSが負の値となるような場合には、上記の目標リフト補正値tHSの分、目標値が減少側に補正される。なお、制御軸センサ64の基準出力位置を補正・学習するようにしても良い。
エアフロメータ20による検出値rQには不可避的にずれ・誤差が含まれており、このようなずれ・誤差は、第1比較値H1及び第2比較値H2の双方に等しく反映される。従って、第1比較値H1と第2比較値H2との偏差に相当するリフト補正量HSには、エアフロメータ20側のずれ・誤差が相殺・吸収される形となり、このリフト補正量HSに基づいてリフト特性を補正することにより、エアフロメータ20による検出値の誤差・ずれを除外・低減することができ、精度の高いリフト特性の補正を実現することができる。
また、後述するように、小リフト運転M1での推定値tQ1にはリフト特性のずれ・誤差が大きく反映する一方、大リフト運転M2での推定値tQ2ではリフト特性のずれ・誤差が実質的に無視できるほど小さなものとなる。よって、小リフト運転M1での第1比較値H1には吸入空気量検出手段のずれ・誤差分とリフト特性のずれ・誤差分の双方が反映しているのに対し、大リフト運転M2での第2比較値H2には吸入空気量検出手段のずれ・誤差分のみが反映することとなり、両者の偏差に相当するリフト補正量HSには、リフト特性のずれ・誤差分が過不足なく抽出されることとなる。
従って、第1比較値H1の絶対値が第2比較値H2の絶対値よりも大きい場合に限り、リフト特性のずれ・誤差分が良好にリフト補正量HSに反映されているものとして、上記リフト補正量HSに基づく補正を行う。つまり、第1比較値H1の絶対値が第2比較値H2の絶対値よりも小さい場合には、リフト特性のずれ・誤差分が良好にリフト補正量HSに反映されていないと予想されるので、この補正量HSを用いた補正を禁止する。
図6は、本発明の第2実施例に係るリフト特性の補正制御の流れを示すフローチャートである。この第2実施例では、第1実施例のように所定の比較運転領域で積極的にリフト特性及びスロットル開度を操作して小リフト運転M1と大リフト運転M2とを切り換えるのではなく、内燃機関の機関運転状態が小リフト運転M1・大リフト運転M2の状態となると、その都度、比較値を算出するようにしている。すなわち、小リフト運転M1の場合には、ステップ21からステップ22へ進み、小リフト運転M1下でのリフト特性の検出値と推定値との偏差に対応する第1比較値H1を算出する。また、大リフト運転M2の場合には、ステップ23からステップ24へ進み、大リフト運転M2下でのリフト特性の検出値と推定値との偏差に対応する第2比較値H2を算出する。そして、両比較値H1,H2に基づいて、第1実施例と同様にリフト補正値HSを演算する(ステップ25)。
この第2実施例での小リフト運転M1と大リフト運転M2とは、吸入空気量がほぼ等しいものの、機関負荷や機関回転数が異なるものである。例えば、小リフト運転M1が低回転・高負荷域であり、大リフト運転M2が高回転・低負荷域である。
以上の説明より把握し得る特徴的な技術思想及びその作用効果について以下に列記する。
(1)内燃機関が吸入する吸入空気量の検出値rQを得る吸入空気量検出手段(エアフロメータ20)と、内燃機関の吸気弁3又は排気弁4のリフト特性を変更可能な可変動弁機構2と、少なくとも上記リフト特性に基づいて、上記吸入空気量の推定値tQを推定する吸入空気量推定手段と、所定の小リフト運転M1の下で、上記吸入空気量の推定値tQ1と検出値rQ1との偏差に相当する第1比較値H1を算出する第1比較手段(ステップ6,ステップ22)と、上記小リフト運転M1に比してリフト特性が大きい所定の大リフト運転M2の下で、上記吸入空気量の推定値tQ2と検出値rQ2との偏差に相当する第2比較値H2を算出する第2比較手段(ステップ10,ステップ24)と、上記第1比較値H1と第2比較値H2との偏差に相当するリフト補正量HSに基づいて、上記リフト特性を補正するリフト特性補正手段(ステップ11,ステップ25)と、を有する。
上記エアフロメータ20等の吸入空気量検出手段による検出値rQには不可避的にずれ・誤差が含まれており、このようなずれ・誤差は、第1比較値H1及び第2比較値H2の双方に反映される。従って、第1比較値H1と第2比較値H2との偏差に相当するリフト補正量HSには、上記の吸入空気量検出手段に関するずれ・誤差が相殺・吸収される形となり、このリフト補正量HSに基づいてリフト特性を補正することにより、エアフロメータ20等の吸入空気量検出手段のずれを除外・低減することができ、精度の高いリフト特性の補正を実現することができる。例えばエアフロメータ等の吸入空気量検出手段は既存の内燃機関でも一般的に用いられており、ハードウェアの追加を招くことのない簡素な構成で、本補正を実現することが可能である。
リフト特性は、スロットル弁の開度と同様、吸入空気量を調整・変更できる因子である。但し、リフト特性(特に、バルブリフト量)は、スロットル開度に比して、その大きさによって吸入空気量の感度が大きく変動する傾向にあり、典型的には、小リフト側で感度が非常に大きくなる。つまり、リフト特性が小さい(例えばバルブリフト量が1mm程度の)所定の小リフト運転M1の下では、わずかなリフト特性の変化(ずれ・誤差)により吸入空気量が大きく変動する一方、リフト特性が大きい所定の大リフト運転M2の下では、リフト特性の変化により吸入空気量がほとんど変化しない。従って、小リフト運転M1での推定値tQ1にはリフト特性のずれ・誤差が大きく反映する一方、大リフト運転M2での推定値tQ2ではリフト特性のずれ・誤差が実質的に無視できるほど小さなものとなる。よって、小リフト運転M1での第1比較値H1には吸入空気量検出手段のずれ・誤差分とリフト特性のずれ・誤差分の双方が反映しているのに対し、大リフト運転M2での第2比較値H2には吸入空気量検出手段のずれ・誤差分のみが反映することとなり、両者の偏差に相当するリフト補正量HSには、リフト特性のずれ・誤差分が過不足なく抽出されることとなる。よって、このリフト補正量HSに基づいてリフト特性を精度良く補正することができるのである。
(2)このようなことから、好ましくは、上記第1比較値H1の絶対値が第2比較値H2の絶対値よりも大きい場合には、リフト特性のずれ・誤差分が良好にリフト補正量HSに反映されているものとして、この場合にのみ、上記リフト補正量HSに基づく補正を行う。
(3)より好ましくは、上記小リフト運転M1での(目標)吸入空気量と大リフト運転M2での(目標)吸入空気量とを等しくする。これにより、吸入空気量の相違に起因して吸入空気量検出手段による小リフト運転M1での検出値rQ1と大リフト運転M2での検出値rQ2との間にずれ・誤差が生じることがなく、リフト特性の補正精度をより一層高めることができる。
(4)上記実施例のように、吸気通路(コレクタ16)にスロットル弁18が設けられ、このスロットル弁18の開度と上記リフト特性とを併用して吸入空気量が制御される内燃機関にあっては、主としてリフト特性とスロットル弁の開度とに基づいて吸入空気量の推定値tQを推定することができる。この場合、上記小リフト運転M1は、上記大リフト運転M2に対して、吸入空気量が同じで、かつ、上記リフト特性が小さくスロットル開度が大きい関係となる。上記の推定値tQは、好ましくは、制御軸56の角度を検出する制御軸センサ64やスロットル開度センサ18bの検出信号に基づいて推定される。但し、これらのセンサを省略し、単にリフト特性やスロットル開度の目標値に基づいて推定値を求めても良く、あるいは吸気負圧等に応じて推定値を推定しても良い。
(5)更に好ましくは上述した第1実施例のように、一定の回転・負荷域において、上記小リフト運転M1と大リフト運転M2とが連続的に行われるように、上記リフト特性とスロットル弁の開度とを制御するリフト運転切換手段(ステップ4,5,8,9)を有する。これにより、同一の回転・負荷域において連続的に第1比較値H1と第2比較値H2の双方を求めることができるので、機関回転数や機関負荷を含めた種々の機関運転状況(水温等)の影響を除外することができ、より一層、リフト特性の補正精度を向上することができる。
また、リフト特性の異なる小リフト運転M1と大リフト運転M2とを切り換える移行過渡期M3には、このリフト特性の切換に連動してスロットル開度を適切に調整することにより、機関回転数及び機関負荷(すなわち、吸入空気量)を一定に保つことができ、この移行過渡期M3における吸入空気量の変動を抑制することができる。
(6)但し、上述したように吸入空気量が等しい小リフト運転M1と大リフト運転M2とを積極的に切り換えると、やはり切換過渡期M3等においてリフト特性やスロットル開度が適正値から外れるおそれがあり、機関運転性・安定性の低下を招くおそれがある。そこで、上記第2実施例のように、例えば低回転・高負荷域のように小リフト運転M1が行われる場合に第1比較値H1を算出し(ステップ21,22)、高回転・低負荷域のように大リフト運転M2が行われる場合に第2比較値H2を算出するようにしても良い(ステップ23,24)。この場合、リフト補正のために敢えてリフト特性やスロットル開度を変更する必要がなく、補正による機関運転性への悪影響を全く生じることがない。
(7)上記吸入空気量検出手段としては、可動ベーン式、カルマン渦式、あるいは熱線式等のエアフロメータ20が挙げられる。
(8)上記可変動弁機構2として、制御軸56の回転位置に応じて吸気弁3のバルブリフト量と作動角を連続的に変更可能なリフト・作動角可変機構51では、バルブリフト量や作動角によって吸入空気量を大きく変更・調整できるので、そのリフト特性であるバルブリフト量や作動角の誤差・ずれの影響も大きく、このリフト・作動角の補正の要求が高い。特に、(最大)バルブリフト量が例えば1mm以下の極小となる領域では、リフト特性のずれ・誤差が吸入空気量に与える影響が非常に大きいので、本発明によるリフト特性の補正が極めて有効である。
望ましくは、リフト特性に対応する制御軸56の回転位置を検出する制御軸センサ64が設けられ、この制御軸センサ64の検出信号に基づいてリフト特性、すなわち制御軸56の回転位置をクローズドループ制御することにより、リフト特性を精度良く調整できる。上述した補正処理は、制御軸56の目標回転位置に対して行っても良く、あるいは制御軸センサ64の検出信号に対して行っても良い。
(9)上記リフト・作動角可変機構51は、好ましくは、クランクシャフトに連動して回転する駆動軸53と、この駆動軸53に偏心して設けられた駆動偏心カム部55と、制御軸56に偏心して設けられた制御偏心カム部57と、この制御偏心カム部57に揺動可能に取り付けられたロッカアーム58と、吸気弁3を開閉作動する揺動カム60と、上記駆動偏心カム部55とロッカアーム58の一端とを連係する第1リンク61と、上記ロッカアーム58の他端と揺動カム60とを連係する第2リンク62と、上記制御軸56の回転位置を変更・保持するアクチュエータ65と、を有する。
このようなリフト・作動角可変機構51は、一般的な直動型固定動弁系のカムシャフト及び固定カムとほぼ同じ位置に駆動軸53及び揺動カム60を配置でき、かつ、駆動軸53の周囲に集約して配置できるため、コンパクトで機関搭載性に優れ、既存の内燃機関にも少ないレイアウトの変更で容易に適用できる。また、制御偏心カム部57とロッカアーム58との間の滑り軸受部のようにリンク要素の連結部位の多くが面接触となっており、かつ、リターンスプリング等による強制的な付勢手段を敢えて必要としないので、潤滑が容易で耐久性・信頼性にも優れている。
但し、可変動弁機構としては、上記実施例のようにリフト・作動角可変機構51と位相可変機構52とを併用するものに限らず、いずれか一方を単独で用いても良く、また、他の可変動弁機構、例えばカムシャフトに設けられた三次元形状のカムを有し、カムシャフトを軸方向に移動させることにより、リフト・作動角を連続的に変更する機構を用いても良い。
本発明の第1及び第2実施例が適用される内燃機関を示すシステム構成図。 上記第1,第2実施例に係る可変動弁機構の要部を示す斜視図。 本発明の第1実施例に係るリフト特性の補正制御の流れを示すフローチャート。 上記第1実施例に係るリフト特性の補正時のタイムチャート。 本発明の第1実施例に係る制御マップ。 本発明の第2実施例に係るリフト特性の補正制御の流れを示すフローチャート。
符号の説明
1…内燃機関
2…可変動弁機構
3…吸気弁
18…電子制御スロットル弁
51…リフト・作動角可変機構

Claims (9)

  1. 内燃機関が吸入する吸入空気量の検出値を得る吸入空気量検出手段と、
    内燃機関の吸気弁又は排気弁のリフト特性を変更可能な可変動弁機構と、
    少なくとも上記リフト特性に基づいて、上記吸入空気量の推定値を推定する吸入空気量推定手段と、
    所定の小リフト運転の下で、上記吸入空気量の推定値と検出値との偏差に相当する第1比較値を算出する第1比較手段と、
    上記小リフト運転に比してリフト特性が大きい所定の大リフト運転の下で、上記吸入空気量の推定値と検出値との偏差に相当する第2比較値を算出する第2比較手段と、
    上記第1比較値と第2比較値との偏差に相当するリフト補正量に基づいて、上記リフト特性を補正するリフト特性補正手段と、
    を有する内燃機関のリフト特性補正装置。
  2. 上記リフト特性補正手段は、上記第1比較値の絶対値が第2比較値の絶対値よりも大きい場合にのみ、上記リフト補正量に基づく補正を行う請求項1に記載の内燃機関のリフト特性補正装置。
  3. 上記小リフト運転での吸入空気量と大リフト運転での吸入空気量とが等しい請求項1又は2に記載の内燃機関のリフト特性補正装置。
  4. 上記吸気通路にスロットル弁が設けられ、このスロットル弁の開度と上記リフト特性とを併用して吸入空気量が制御され、
    上記吸入空気量推定手段が、上記リフト特性とスロットル弁の開度とに基づいて吸入空気量の推定値を推定し、
    上記小リフト運転は、上記大リフト運転に対して、吸入空気量が同じで、かつ、上記リフト特性が小さくスロットル開度が大きい関係にある請求項1又は2に記載の内燃機関のリフト特性補正装置。
  5. 一定の回転・負荷域において、上記小リフト運転と大リフト運転とが連続的に行われるように、上記リフト特性とスロットル弁の開度とを制御するリフト運転切換手段を有する請求項4に記載の内燃機関のリフト特性補正装置。
  6. 低回転・高負荷域で小リフト運転が行われ、高回転・低負荷域で大リフト運転が行われる請求項3又は4に記載の内燃機関のリフト特性補正装置。
  7. 上記吸入空気量検出手段が、吸気通路に設けられたエアフロメータである請求項1〜6のいずれかに記載の内燃機関のリフト特性補正装置。
  8. 上記可変動弁機構が、制御軸の回転位置に応じて吸気弁のバルブリフト量と作動角を連続的に変更可能なリフト・作動角可変機構であり、
    上記リフト特性検出手段が、上記制御軸の回転位置を検出する制御軸センサである請求項1〜7のいずれかに記載の内燃機関のリフト特性補正装置。
  9. 上記リフト・作動角可変機構が、クランクシャフトに連動して回転する駆動軸と、この駆動軸に偏心して設けられた駆動偏心カム部と、上記制御軸に偏心して設けられた制御偏心カム部と、この制御偏心カム部に揺動可能に取り付けられたロッカアームと、吸気弁を開閉作動する揺動カムと、上記駆動偏心カム部とロッカアームの一端とを連係する第1リンクと、上記ロッカアームの他端と揺動カムとを連係する第2リンクと、上記制御軸の回転位置を変更・保持するアクチュエータと、を有する請求項8に記載の内燃機関のリフト特性補正装置。
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