JP4411938B2 - 変調器集積半導体レーザ、光変調システムおよび光変調方法 - Google Patents

変調器集積半導体レーザ、光変調システムおよび光変調方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4411938B2
JP4411938B2 JP2003374759A JP2003374759A JP4411938B2 JP 4411938 B2 JP4411938 B2 JP 4411938B2 JP 2003374759 A JP2003374759 A JP 2003374759A JP 2003374759 A JP2003374759 A JP 2003374759A JP 4411938 B2 JP4411938 B2 JP 4411938B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
modulator
laser
electroabsorption
layer
light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003374759A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005142230A (ja
Inventor
宣弘 嵯峨
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority to JP2003374759A priority Critical patent/JP4411938B2/ja
Publication of JP2005142230A publication Critical patent/JP2005142230A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4411938B2 publication Critical patent/JP4411938B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Description

この発明は、レーザダイオードと電界吸収型(Electro-Absorption:EA)変調器とがモノリシックに集積された変調器集積半導体レーザ、ならびにその変調器集積半導体レーザを用いる光変調システムおよび光変調方法に関する。
光通信では、しばしば強度変調されたレーザ光が信号光として伝送される。変調電流の注入に応じて強度変調されたレーザ光を生成する直接変調型半導体レーザでは、変調時に波長チャープが生じる。このため、直接変調型レーザの出力光の波形は伝送中に劣化しやすい。この現象は、光通信が高速または長距離になるほど顕著になる。そこで、波長チャープの少ない電界吸収型(EA)変調器を集積した分布帰還型(Distributed Feedback:DFB)レーザが、特に10Gbpsの高速変調領域用の信号光源として使用されている。EA変調器集積DFBレーザの構造は、例えば下記の特許文献1〜4に開示されている。
EA変調器は、p型半導体、n型半導体およびp型半導体とn型半導体の間に挟まれた光変調層から構成されるpn接合構造を有している。光変調層の吸収端波長は、光変調層に逆方向電界が印加されると長波長側にシフトする性質を有する。この性質を利用してレーザ光を変調するために、EA変調器集積DFBレーザでは、DFBレーザの発振波長より短い吸収端波長を有するEA変調器がDFBレーザと集積される。通常、逆方向電界の印加時には、光変調層の吸収端波長がDFBレーザの発振波長を超えてシフトする。それに応じてレーザ光の吸収係数が高まり、それによりレーザ光の出力がオフになる。
EA変調器集積DFBレーザの出力レーザ光を長距離伝送に使用するためには、EA変調器のαパラメータが負であることが望ましいと判明している。そのため、EA変調器のαパラメータが負になるように、あらかじめ逆方向のDCバイアス電圧をEA変調器に印加しておくという技術が使用されている。
特開平7−106691号公報 特開平8−78790号公報 特開2001−221985号公報 特開2002−131714号公報
一般に、EA変調器集積DFBレーザでは、DFBレーザの発振波長とEA変調器の吸収端波長との間で温度変化率が異なる。一つの例では、DFBレーザの発振波長の温度変化率が約0.1nm/Kであるのに対し、EA変調器の吸収端波長の温度変化率は約0.4nm/Kである。このため、室温で最適化されたEA変調器集積DFBレーザがより高い温度下に置かれると、発振波長と吸収端波長とが過度に接近する可能性がある。この場合、EA変調器集積DFBレーザがオン状態にあるにもかかわらず、レーザ光がEA変調器に吸収され、光出力および消光比が低下してしまう。
このような問題を回避するため、EA変調器集積DFBレーザは、通常、ペルチェ素子を用いて温度を一定に調節しながら使用される。ペルチェ素子が消費する電力は、EA変調器集積DFBレーザのチップを搭載したモジュールの消費電力のなかで大きな割合を占める。したがって、消費電力の低減およびモジュールの小型化のために、温度調節が不要なEA変調器集積DFBレーザが要望されている。
そこで、本発明は、変調器集積半導体レーザを用いて広い温度範囲にわたってレーザ光を変調することを課題とする。
一つの側面において、本発明は、所定の発振波長を有するレーザダイオードと第1および第2の電界吸収型変調器とがモノリシックに集積された変調器集積半導体レーザに関する。第1電界吸収型変調器の一端部は、レーザダイオードによって生成されたレーザ光を受け取るようにレーザダイオードの一端部に接続されている。第2電界吸収型変調器の一端部は、第1電界吸収型変調器からレーザ光を受け取るように第1電界吸収型変調器の他端部に接続されている。第1および第2電界吸収型変調器の双方は、レーザダイオードの発振波長よりも小さい吸収端波長を有している。第2電界吸収型変調器の吸収端波長は、第1電界吸収型変調器の吸収端波長よりも大きい。
この変調器集積半導体レーザは、二つの電界吸収型変調器を有する。レーザダイオードで生成されたレーザ光は、この二つの電界吸収型変調器のいずれか一方を用いて変調することができる。二つの電界吸収型変調器は、互いに異なる吸収端波長を有しているので、レーザ光の変調に適した温度範囲も互いに異なる。したがって、温度に応じて電界吸収型変調器を選択して使用することにより、広い温度範囲にわたってレーザ光を変調することができる。温度調節が不要なので、消費電力を削減することができる。このため、この変調器集積半導体レーザは、小型のモジュールに好適に適用することができる。
別の側面において、本発明は、上記の変調器集積半導体レーザを用いてレーザ光を変調する光変調システムに関する。この光変調システムは、その変調器集積半導体レーザに加えて、レーザダイオードに電流を注入してレーザ光を生成させるレーザ駆動回路と、第1および第2電界吸収型変調器にバイアス電圧を印加する変調器駆動回路とを備えている。変調器駆動回路は、所定の第1の温度範囲でレーザ光を変調するときは、変調された逆方向バイアス電圧を第2電界吸収型変調器に印加する。また、変調器駆動回路は、第1温度範囲より高い所定の第2の温度範囲でレーザ光を変調するときは、変調された逆方向バイアス電圧を第1電界吸収型変調器に印加するとともに、直流の順方向バイアス電圧を第2電界吸収型変調器に印加する。
さらに別の側面において、本発明は、上記の変調器集積半導体レーザを用いてレーザ光を変調する方法に関する。この方法では、所定の第1の温度範囲でレーザ光を変調するときは、変調された逆方向バイアス電圧が第2電界吸収型変調器に印加される。また、第1温度範囲より高い所定の第2の温度範囲でレーザ光を変調するときは、変調された逆方向バイアス電圧が第1電界吸収型変調器に印加されるとともに、直流の順方向バイアス電圧が第2電界吸収型変調器に印加される。
上記の変調器集積半導体レーザでは、より小さな吸収端波長を有する第1電界吸収型変調器がレーザダイオードに隣接しており、より大きな吸収端波長を有する第2電界吸収型変調器は、第1電界吸収型変調器を透過したレーザ光を受け取るように配置されている。この配置は比較的高い第2温度範囲での光変調に有益である。上述のように、第2温度範囲では、第1電界吸収型変調器に逆方向バイアス電圧が印加され、それによりレーザ光が変調される。第2電界吸収型変調器には、順方向バイアス電圧が印加され、それによりレーザ光に対する吸収係数が低減される。それでもなお、第2電界吸収型変調器は、第1電界吸収型変調器によって変調されたレーザ光の強度をある程度減衰させる。第1電界吸収型変調器による変調の際、レーザ光に雑音が混入する可能性がある。しかし、雑音が混入した変調レーザ光が第2電界吸収型変調器によって減衰されるので、信号対雑音比は劣化しない。これに対し、第1および第2電界吸収型変調器の配置を逆にすると、第2電界吸収型変調器によって減衰されたレーザ光が第1電界吸収型変調器によって変調されることになる。この場合、変調時に混入する雑音のレベルが信号のレベルに対して比較的高くなり、信号対雑音比が劣化する。このように、上記の変調器集積半導体レーザを使用して上記の方法によりレーザ光を変調すれば、変調レーザ光の信号対雑音比の劣化が抑えられる。
第2電界吸収型変調器のうち第1電界吸収型変調器に接続された端部の反対側に位置する端部には、反射防止コーティングが施されていてもよい。反射防止コーディングされた端部は反射率が低いので、第2電界吸収型変調器に順方向バイアス電圧が印加されたときにレーザ発振が防止される。これにより、変調器半導体集積レーザによるレーザ光の適切な変調が確保される。
本発明によれば、変調器集積半導体レーザを用いて広い温度範囲にわたってレーザ光を変調することができる。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、本実施形態の変調器集積半導体レーザ1を示す斜視図である。図2は、図1のII−II線断面図である。変調器集積半導体レーザ1は、分布帰還型レーザダイオード(以下、「DFBレーザ」)110、第1の電界吸収型変調器(以下、「EA変調器」)121、および第2のEA変調器122がモノリシックに集積された半導体デバイスである。DFBレーザ素子110、第1EA変調器121および第2EA変調器122は、同一の基板2上に集積されている。基板2は、n型InPからなる。DFBレーザ110と第1EA変調器121の間には分離部130が設けられ、第1EA変調器121と第2EA変調器122の間には分離部132が設けられている。分離部130および132は、イオン注入などの手法により高抵抗化されており、それによってDFBレーザ110ならびにEA変調器121および122が電気的に分離されている。変調器集積レーザ1には、さらにトレンチ19aおよび19bが設けられている。トレンチ19aおよび19bは、変調器集積レーザ1の光軸に沿って延びるメサ構造60を画定する。
図2に示されるように、DFBレーザ110は、n型基板2上に順次に積層された光ガイド層4m、活性層5m、光ガイド層6mおよびp型の第1クラッド層7mを有する。光ガイド層6mとp型クラッド層7mとの界面には回折格子6aが設けられている。DFBレーザ110は、回折格子6aの周期に応じて定まる発振波長のレーザ光を生成する。光ガイド層4mおよび層6mは、このレーザ光を活性層5mに閉じ込める分離閉じ込めヘテロ構造(Separate Confinement Hetero-structure:SCH)層として機能する。
第1EA変調器121は、基板2上に順次に積層された光ガイド層14m、活性層15m、光ガイド層16mおよびp型の第1クラッド層17mを有する。活性層15mは、DFBレーザ110の活性層5mと端面同士を突き合わせて接合されている。活性層5mと15mは光学的に結合されており、共通の光軸を有している。したがって、活性層15mは、活性層5mで生成されたレーザ光を受け取る。活性層15mは、活性層5mで生成されたレーザ光を増幅する作用を有するとともに、印可電界の強度に応じて変化する吸収係数を有する光変調層としても動作する。以下では、活性層15mを光変調層と呼ぶことにする。光変調層15mは、SCH層である光ガイド層14mおよび16mの間に挟まれている。これによりレーザ光が光変調層15mに閉じ込められる。
第2EA変調器122は、第1EA変調器121と同様の構成を有している。すなわち、第2EA変調器122は、基板2上に順次に積層された光ガイド層24m、活性層25m、光ガイド層26mおよびp型の第1クラッド層27mを有する。活性層25mは、第1EA変調器121の光変調層15mと端面同士を突き合わせて接合されている。活性層25mと光変調層15mは光学的に結合されており、共通の光軸を有している。したがって、光変調層25mは、光変調層15mを透過したレーザ光を受け取る。活性層15mと同様に、活性層25mは、レーザ光を増幅する作用を有するとともに、印可電界の強度に応じて変化する吸収係数を有する光変調層としても動作する。したがって、以下では、活性層25mを光変調層と呼ぶことにする。光変調層25mは、SCH層である光ガイド層24mおよび26mの間に挟まれている。これによりレーザ光が光変調層25mに閉じ込められる。
半導体層4m〜7mから成る多層半導体Wは、半導体層14m〜17mからなる多層半導体Wと境界面B1において接合されている。また、半導体層14m〜17mからなる多層半導体Wは、半導体層24m〜27mからなる多層半導体Wと境界面B2において接合されている。これらの多層半導体W〜Wとn型基板2とは、それぞれpn接合構造を形成する。本実施形態では、分離部130および132は、それぞれEA変調器121および122と同じ半導体層から構成されている。ただし、これに限定されるものではない。図2では、回折格子6aは、光ガイド層6mとp型クラッド層7mとの間に形成されている。しかし、回折格子6aは、基板2と光ガイド層4mとの間に設けてもよい。
上記各層の組成を以下に示す。なお、簡単のため、In1−xGaAs1−y半導体(0<x<1、0<y<1)をInGaAsPと記す。
・n型基板2 :SiドープInP
・光ガイド層4m、14m、24m :アンドープInGaAsP
・活性層5mおよび光変調層15m、25m:アンドープInGaAsP
・光ガイド層6m、16m、26m :アンドープInGaAsP
・p型第1クラッド層7m、17m、27m:ZnドープInP
n型基板2ならびにp型第1クラッド層7m、17mおよび27mは、活性層5m、光変調層15mおよび25m、光ガイド層4m、14mおよび24m、ならびに光ガイド層6m、16mおよび26mよりも低い屈折率を有する。また、活性層5mならびに光変調層15mおよび25mは共通の光軸を有する。基板2のうち光ガイド層4m、14mおよび24mと隣接する部分は、n型クラッド層として機能する。このため、レーザ光は、これらの活性層、光変調層および光ガイド層に閉じ込められつつ光軸に沿って伝搬する。このように、多層半導体W〜Wは光導波路として機能する。
活性層5mならびに光変調層15mおよび25mは、多重量子井戸(Multiple Quantum Well:MQW)構造を有している。これらのMQW構造および回折格子6aの構造は、所定の発振波長の光を生成およびレーザ増幅するように決定される。本実施形態では、温度25℃の下でのDFBレーザ110の発振波長が1550nmである。言い換えると、DFBレーザ110の活性層5mの多重量子井戸は、1550nmのバンドギャップ波長を有している。一方、光変調層15mおよび25mの多重量子井戸は、DFBレーザ110の発振波長よりも小さい吸収端波長(バンドギャップ波長)を有する。このようにEA変調器121および122の吸収端波長をDFBレーザ110の発振波長からずらすことを、ディチューニング(離長)と呼ぶ。また、発振波長と吸収端波長との差をディチューニング量と呼ぶ。
第2EA変調器122の吸収端波長は、第1EA変調器121の吸収端波長よりも大きい。具体的には、温度25℃の下で、第1EA変調器121の吸収端波長1477nmであり、第2EA変調器122の吸収端波長は1490nmである。したがって、温度25℃の下で、第1EA変調器121のDFBレーザ110に対するディチューニング量は73nmであり、第2EA変調器122のDFBレーザ110に対するディチューニング量は60nmである。後述するように、第1EA変調器121は40℃以上85℃以下の温度範囲での光変調に使用され、第2EA変調器122は0℃以上40℃未満の温度範囲での光変調に使用される。
図2に示されるように、変調器集積レーザ1は、p型の第2クラッド層8mを更に有する。第2クラッド層8mは、DFBレーザ110、第1および第2EA変調器121および122、ならびに分離部130および132に対して共通に設けられている。第2クラッド層8mは、第1クラッド層7m、17mおよび27mと同様に、p型InPから構成される。よって、第2クラッド層8mは、これらの第1クラッド層と共に、レーザ光を光ガイド層、活性層および光変調層に閉じ込めるために役立つ。
第2クラッド層8mは、第1の部分80a、第2の部分80b、第3の部分80c、第4の部分80d、および第5の部分80eを有する。第1の部分80a上には、コンタクト層9aを介して、DFBレーザ110用の電極90aが設けられている。第3の部分80c上には、コンタクト層9bを介して、第1EA変調器121用の電極90bが設けられている。第5の部分80e上には、コンタクト層9cを介して、第2EA変調器122用の電極90cが形成されている。電極90aはDFBレーザ110に電流を注入するために使用され、電極90bおよび90cは第1および第2EA変調器121および122にバイアス電圧を印加するために使用される。これらの電極90a〜90cは、第2クラッド層8m上に設けられた絶縁膜85によって絶縁されている。基板2の裏面には、DFBレーザ110ならびに第1および第2EA変調器121および122に共通に使用される電極90dが形成されている。
図1に示されるように、多層半導体W、WおよびW、第2クラッド層8m、コンタクト層9a〜9cならびに絶縁膜85はメサ構造60をなしている。メサ構造60は電流狭窄用の埋め込み層62を有する。埋め込み層62は、基板2上に順次に積層された埋め込み層62aおよび62bを含んでいる。埋め込み層62aはp型InPから構成され、埋め込み層62bはn型InPから構成されている。埋め込み層62aは、基板2の上面ならびに多層半導体W、WおよびWの側面を覆う。埋め込み層62bは、埋め込み層62aを覆い、p型クラッド層7m、17mおよび27mと同一平面をなしている。埋め込み層62bは第2クラッド層8mによって覆われる。また、埋め込み層62は、Feドープ半絶縁性InPから構成されていてもよい。
図2に示されるように、変調器集積レーザ1は、互いに対向する二つの端面、すなわち出力面91および反射面92を有している。出力面91は、第2EA変調器122の端面でもある。出力面91は、第2EA変調器122の第1EA変調器121に接合された端面、すなわち境界面B2の反対側に位置する。反射面92は、DFBレーザ110の端面でもある。反射面92は、DFBレーザ110の第1EA変調器121に接合された端面、すなわち境界面B1の反対側に位置する。出力面91および反射面92は、レーザ共振器を構成する。出力面91には、チャープ低減のため反射防止(Anti Reflection:AR)コーティングが施されている。そのため、活性層5mで生成されたレーザ光に対する出力面91の反射率は0.1%以下に抑えられている。一方、反射面92には高反射(High Reflection:HR)コーティングが施されている。そのため、反射面92は活性層5mで生成されたレーザ光を80%以上の反射率で反射する。
以下では、図3および図4を参照しながら、DFBレーザ110の活性層5mで生成されたレーザ光を変調する方法を説明する。図3は、第1の温度範囲下におけるレーザ光の変調を示す概略図である。図4は、第1の温度範囲より高い第2の温度範囲下におけるレーザ光の変調を示す概略図である。本実施形態では、第1の温度範囲は0℃以上40℃未満であり、第2の温度範囲は40℃以上85℃以下である。
図3および図4には、光変調システム50が描かれている。光変調システム50は、変調器集積レーザ1に加えてレーザ駆動回路140および変調器駆動回路142を有している。レーザ駆動回路140は、DFBレーザ110に電気的に接続されており、電極90aを通じて活性層5mに電流141を注入してレーザ発振を生じさせ、それによりレーザ光を生成させる。変調器駆動回路142は、電極90bおよび90cを通じて第1および第2EA変調器121および122にバイアス電圧を印加し、それによりこれらの変調器を駆動する。
まず、図3を参照しながら、比較的低い第1温度範囲での光変調を説明する。第1温度範囲では、第2EA変調器122がレーザ光を変調する。まず、レーザ駆動回路140からDFBレーザ110に電流が注入され、それに応じてレーザ光が生成される。このレーザ光は活性層5m内を伝搬し、第1EA変調器121の光変調層15mに入射する。変調器駆動回路142は、第1温度範囲では、第1EA変調器121にバイアス電圧を印加しない。したがって、レーザ光は変調されることなく第1EA変調器121を透過し、第2EA変調器122の光変調層25mに入射する。変調器駆動回路142は、変調された逆方向バイアス電圧143を電極90cを通じて第2EA変調器122に印加する。したがって、第2EA変調器122は逆方向バイアス電圧143に応じてレーザ光を変調する。このようにして変調されたレーザ光145は出力面91から放出される。
次に、図4を参照しながら、より高い第2温度範囲での光変調を説明する。第2温度範囲では、第1EA変調器121がレーザ光を変調する。第1温度範囲での変調と同様に、レーザ駆動回路140からDFBレーザ110に電流が注入され、それに応じてレーザ光が生成される。このレーザ光は第1EA変調器121の光変調層15mに入射する。変調器駆動回路142は、第2温度範囲では、変調された逆方向バイアス電圧146を電極90bを通じて第1EA変調器121に印加する。したがって、第1EA変調器121は逆方向バイアス電圧146に応じてレーザ光を変調する。変調されたレーザ光は、第1EA変調器121の光変調層15mを伝搬し、第2EA変調器122の光変調層25mに入射する。第2温度範囲では、変調器駆動回路142は、直流の順方向バイアス電圧147を電極90cを通じて第2EA変調器122に印加する。したがって、第1EA変調器121によって変調されたレーザ145は、更に変調されることなく第2EA変調器122を透過し、出力面91から放出される。
順方向バイアス電圧147の印加によって、第2EA変調器122によるレーザ光の吸収が低減される。これにより、変調レーザ光145の強度を高めることができる。例えば、第2EA変調器122に1Vの順方向バイアス電圧を印加すれば、変調レーザ光145の強度が約1.5倍に高まると期待される。
上述のように、出力面91には反射率0.02%の反射防止コーティングが施されている。このため、第2EA変調器122に順方向バイアス電圧147を印加してもレーザ発振は生じない。また、順方向バイアス電圧147は直流なので、光変調層25mの伝送特性に影響を与えない。自由電子吸収や雑音の問題を考慮すると、順方向バイアス電圧147は、通常、1V以下が好ましい。また、出力面91の反射率は0.05%以下であることが好ましい。
このように、本実施形態では、レーザ光の変調に使用するEA変調器を低温時と高温時とで切り替える。これにより、レーザ光を変調するために必要なディチューニング量を広い温度範囲にわたって確保することができる。以下ではこの点を説明する。
すでに述べたように、DFBレーザ110の発振波長ならびにEA変調器121および122の吸収端波長は、温度の変化に応じて長波長側にシフトする。EA変調器121および122の吸収端波長の温度変化率は、DFBレーザ110の発振波長の温度変化率よりも大きい。具体的には、DFBレーザ110の発振波長の温度変化率が約0.1nm/Kであるのに対し、EA変調器121および122の吸収端波長の温度変化率は約0.4nm/Kである。このような波長シフトのため、0〜40℃の温度範囲において、第2EA変調器122のDFBレーザ110に対するディチューニング量は、0℃における68nmから40℃における55nmまで単調に減少する。このディチューニング量は、85℃では41nmにまで減少する。しかし、41nmのディチューニング量では、レーザ光を適切に変調することは難しい。このため、40〜85℃の温度範囲では、第2EA変調器122の代わりに第1EA変調器121を用いてレーザ光を変調する。40〜85℃の温度範囲において、第1EA変調器121のDFBレーザ110に対するディチューニング量は、40℃における67nmから85℃における53nmまで単調に減少する。85℃の温度下でも十分な大きさのディチューニング量が確保されるので、レーザ光を適切に変調することができる。
以下では、変調器集積レーザ1の利点を説明する。第1に、変調器集積レーザ1は、広い温度範囲にわたってレーザ光を変調することができる。変調器集積レーザ1は、異なる吸収端波長を有する二つのEA変調器121および122を有しており、これらのEA変調器が異なる温度範囲でレーザ光を変調する。言い換えると、温度の変化に応じてEA変調器121および122の吸収端波長がシフトしても、光変調に使用するEA変調器を切り替えることにより、適切な変調動作が維持される。したがって、変調器集積レーザ1は、温度調節を必要とせず、広い温度範囲にわたってレーザ光を変調できる。温度調節が不要なので、消費電力を削減することができる。このため、変調器集積レーザ1は、小型のモジュールに好適に適用することができる。
第2に、変調器集積レーザ1は、信号対雑音比の劣化を防止することができる。これは、二つのEA変調器121および122の配置に起因する。変調器集積レーザ1では、より小さな吸収端波長を有する第1EA変調器121がDFBレーザ110に隣接し、より大きな吸収端波長を有する第2EA変調器122は第1EA変調器121を透過したレーザ光を受け取るように配置されている。この配置は比較的高い第2温度範囲での光変調に有益である。第2温度範囲では、第1EA変調器121がレーザ光を変調し、第2EA変調器122は、その変調されたレーザ光をある程度減衰させる。これに対し、第1および第2EA変調器121および122の配置を逆にすると、第2温度範囲では、第2EA変調器122によって減衰されたレーザ光が第1EA変調器121によって変調されることになる。変調時に発生する雑音を考慮すると、変調されたレーザ光が減衰される方が、減衰されたレーザ光を変調する場合よりも信号対雑音比が劣化しにくい。したがって、本実施形態の変調器集積レーザ1は、変調レーザ光の信号対雑音比の劣化を抑えることができる。
以下では、図5〜図18を参照しながら、変調器集積レーザ1の製造方法を説明する。まず、図5に示されるように、基板2の上面全体に多層半導体W10を形成する。多層半導体W10は、上述の多層半導体Wと同様に、基板2の上面全体に順次に積層された光ガイド層4m、活性層5m、光ガイド層6mおよびp型の第1クラッド層7mから構成されている。
次に、図6に示されるように、多層半導体W10の上面に方形のマスクパターン150を設ける。図7に示されるように、多層半導体W10はこのマスクパターン150を用いてエッチングされる。多層半導体W10は一部を除いて除去され、残った多層半導体W10の周囲に基板2の上面が露出する。エッチング後の多層半導体W10は方形の平面形状を有する。
図8に示されるように、基板2の露出面上に多層半導体W10と同じ厚さの多層半導体W20が形成される。多層半導体W20は、上述の多層半導体Wと同様に、基板2上に順次に積層された光ガイド層14m、光変調層15m、光ガイド層16mおよびp型クラッド層17mから構成されている。この後、図9に示されるように、多層半導体W10の上面を完全に覆い、さらに多層半導体W20の上面の一部を覆う方形のマスクパターン151が形成される。図10に示されるように、多層半導体W20はこのマスクパターン151を用いてエッチングされる。多層半導体W20は多層半導体W10の周囲に位置する部分を除いて除去され、残った多層半導体W20の周囲に基板2の上面が露出する。エッチング後の多層半導体W20は、多層半導体W10の三つの辺に隣接するコ字状の平面形状を有する。
図11に示されるように、基板2の露出面上に多層半導体W10およびW20と同じ厚さの多層半導体W30が形成される。多層半導体W30は、上述の多層半導体Wと同様に、基板2上に順次に積層された光ガイド層24m、光変調層25m、光ガイド層26mおよびp型クラッド層27mから構成されている。エッチング後の多層半導体W30は、多層半導体W10の外縁に隣接するコ字状の平面形状を有する。この結果、図11に示されるように、多層半導体W10、W20およびW30は基板2の上面において入れ子状に配置される。
次に、図12に示されるように、多層半導体W10、W20およびW30の上面にストライプ状のマスクパターン152が形成される。このマスクパターン152は、多層半導体W10、W20およびW30を直線的に横断する。図13に示されるように、多層半導体W10、W20およびW30はマスクパターン152を用いてエッチングされ、これによりメサ形状の多層半導体W、WおよびWが形成される。図14に示されるように、基板2上において多層半導体W、WおよびWの周囲に電流狭窄用の埋め込み層62aおよび62bが順次に形成され、さらに多層半導体W、WおよびWならびに埋め込み層62aおよび62bを覆うようにp型クラッド層8mおよびコンタクト層9mが形成される。
図15に示されるように、コンタクト層9m上には2本のストライプ状のマスクパターン153が形成される。一方のマスクパターン153は多層半導体WとWとの境界面の真上に配置され、他方のマスクパターン153は多層半導体WとWとの境界面の真上に配置される。図16に示されるように、コンタクト層9mはこれらのマスクパターン153を用いてエッチングされ、それにより分離部130および132が形成される。分離部130および132は、例えばプロトンまたはイオンの注入によって高抵抗化される。
この後、図17に示されるように、多層半導体W、WおよびWの両側方にトレンチ19aおよび19bが形成される。これにより、互いに分離したコンタクト層9a、9bおよび9cが多層半導体W、WおよびWの上方にそれぞれ形成される。さらに、図18に示されるように、コンタクト層9a、9bおよび9cならびにトレンチ19aおよび19bを覆うように絶縁膜85が形成される。絶縁膜85において多層半導体W、WおよびWの上方に位置する部分にはコンタクトホールが設けられる。これらのコンタクトホールを充填するように電極90a、90bおよび90cが形成される。このようにして変調器集積レーザ1が製造される。
以上、本発明をその実施形態に基づいて詳細に説明した。しかし、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明は、その要旨を逸脱しない範囲で様々な変形が可能である。
上記実施形態では、バットジョイント法を用いて変調器集積レーザ1を製造する。このほかに、選択成長法を用いて変調器集積レーザを製造してもよい。選択成長法では、図19に示されるように、基板2上に選択成長マスク154が形成される。基板2の上面のうちマスク154によって覆われていない部分に多層半導体W、WおよびWが一括成長される。
変調器集積半導体レーザを示す斜視図である。 図1のII−II線断面図である。 変調器集積半導体レーザを用いた光変調方法を示す概略図である。 変調器集積半導体レーザを用いた光変調方法を示す概略図である。 変調器集積半導体レーザの製造方法を示す側面図である。 変調器集積半導体レーザの製造方法を示す斜視図である。 変調器集積半導体レーザの製造方法を示す斜視図である。 変調器集積半導体レーザの製造方法を示す斜視図である。 変調器集積半導体レーザの製造方法を示す斜視図である。 変調器集積半導体レーザの製造方法を示す斜視図である。 変調器集積半導体レーザの製造方法を示す斜視図である。 変調器集積半導体レーザの製造方法を示す斜視図である。 変調器集積半導体レーザの製造方法を示す斜視図である。 変調器集積半導体レーザの製造方法を示す斜視図である。 変調器集積半導体レーザの製造方法を示す斜視図である。 変調器集積半導体レーザの製造方法を示す斜視図である。 変調器集積半導体レーザの製造方法を示す斜視図である。 変調器集積半導体レーザの製造方法を示す斜視図である。 変調器集積半導体レーザの別の製造方法を示す斜視図である。
符号の説明
1…変調器集積半導体レーザ、2…基板、4m、6m、14m、16m、24mおよび26m…光ガイド層(SCH層)、5m…活性層、6a…回折格子、7m、8m、17m、18m、27mおよび28m…p型クラッド層、9a、9b、9cおよび9m…コンタクト層、15mおよび25m…光変調層、19aおよび19b…トレンチ、110…DFBレーザ、85…絶縁膜、90a、90b、90cおよび90d…電極、91…出力面、92…反射面、121および122…EA変調器、130および132…分離部、W、WおよびW…多層半導体。

Claims (4)

  1. 所定の発振波長を有するレーザダイオードと第1および第2の電界吸収型変調器とがモノリシックに集積された変調器集積半導体レーザであって、
    前記第1電界吸収型変調器の一端部は、前記レーザダイオードによって生成されたレーザ光を受け取るように前記レーザダイオードの一端部に接続されており、
    前記第2電界吸収型変調器の一端部は、前記第1電界吸収型変調器から前記レーザ光を受け取るように前記第1電界吸収型変調器の他端部に接続されており、
    前記第1および第2電界吸収型変調器の双方は、前記レーザダイオードの発振波長よりも小さい吸収端波長を有しており、
    前記第2電界吸収型変調器の吸収端波長は、前記第1電界吸収型変調器の吸収端波長よりも大きい、
    変調器集積半導体レーザ。
  2. 前記第2電界吸収型変調器の他端部には反射防止コーティングが施されている、
    請求項1に記載の変調器集積半導体レーザ。
  3. 請求項1または2に記載の変調器集積半導体レーザと、
    前記レーザダイオードに電流を注入して前記レーザ光を生成させるレーザ駆動回路と、
    前記第1および第2電界吸収型変調器にバイアス電圧を印加する変調器駆動回路と
    を備える光変調システムであって、
    前記変調器駆動回路は、
    所定の第1の温度範囲で前記レーザ光を変調するときは、変調された逆方向バイアス電圧を前記第2電界吸収型変調器に印加し、
    前記第1温度範囲より高い所定の第2の温度範囲で前記レーザ光を変調するときは、変調された逆方向バイアス電圧を前記第1電界吸収型変調器に印加するとともに、直流の順方向バイアス電圧を前記第2電界吸収型変調器に印加する、
    光変調システム。
  4. 請求項1または2に記載の変調器集積半導体レーザを制御して、前記レーザダイオードで生成されたレーザ光を変調する方法であって、
    所定の第1の温度範囲で前記レーザ光を変調するときは、変調された逆方向バイアス電圧を前記第2電界吸収型変調器に印加し、
    前記第1温度範囲より高い所定の第2の温度範囲で前記レーザ光を変調するときは、変調された逆方向バイアス電圧を前記第1電界吸収型変調器に印加するとともに、直流の順方向バイアス電圧を前記第2電界吸収型変調器に印加する
    光変調方法。
JP2003374759A 2003-11-04 2003-11-04 変調器集積半導体レーザ、光変調システムおよび光変調方法 Expired - Fee Related JP4411938B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003374759A JP4411938B2 (ja) 2003-11-04 2003-11-04 変調器集積半導体レーザ、光変調システムおよび光変調方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003374759A JP4411938B2 (ja) 2003-11-04 2003-11-04 変調器集積半導体レーザ、光変調システムおよび光変調方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005142230A JP2005142230A (ja) 2005-06-02
JP4411938B2 true JP4411938B2 (ja) 2010-02-10

Family

ID=34686378

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003374759A Expired - Fee Related JP4411938B2 (ja) 2003-11-04 2003-11-04 変調器集積半導体レーザ、光変調システムおよび光変調方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4411938B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2007108094A1 (ja) * 2006-03-20 2009-07-30 富士通株式会社 光半導体装置の製造方法
JP4954935B2 (ja) * 2008-04-18 2012-06-20 日本電信電話株式会社 光送信装置及び光送信方法
JP5314435B2 (ja) * 2009-01-14 2013-10-16 日本オクラロ株式会社 集積光デバイス及びその製造方法
US9306672B2 (en) * 2013-03-14 2016-04-05 Encore Corporation Method of fabricating and operating an optical modulator
JP6713843B2 (ja) * 2016-06-07 2020-06-24 日本ルメンタム株式会社 光送信機及び光送信機の制御信号生成方法
JP6168265B1 (ja) * 2016-11-29 2017-07-26 三菱電機株式会社 光デバイス
JP2021068820A (ja) * 2019-10-24 2021-04-30 住友電気工業株式会社 半導体レーザ素子及び半導体レーザ素子の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005142230A (ja) 2005-06-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6455338B1 (en) Method of manufacturing an integrated semiconductor laser-modulator device
US7463663B2 (en) Semiconductor laser diode and integrated semiconductor optical waveguide device
US7809038B2 (en) Electro-absorption optical modulator integrated with a laser to produce high speed, uncooled, long distance, low power, 1550 nm optical communication device with optimized parameters
CN110168824B (zh) 半导体光放大器及其制造方法、光相位调制器
US7593445B2 (en) Semiconductor optical device and optical transmission module
US7636378B2 (en) Semiconductor laser diode
JP5170236B2 (ja) 導波路型半導体光変調器及びその製造方法
US7580595B1 (en) Data transmission optoelectric device
JP6717733B2 (ja) 半導体光集積回路
JP4411938B2 (ja) 変調器集積半導体レーザ、光変調システムおよび光変調方法
JPH0732279B2 (ja) 半導体発光素子
JPH0194689A (ja) 光半導体素子
JPH069280B2 (ja) 半導体レーザ装置
JP2005116644A (ja) 半導体光電子導波路
US20010026671A1 (en) Waveguide optical device
JP2012002929A (ja) 半導体光素子の製造方法、レーザモジュール、光伝送装置
JP4105618B2 (ja) 半導体光変調導波路
JP2004311556A (ja) 半導体レーザ並びにそれを用いた光モジュール及び機能集積型レーザ
JP2605911B2 (ja) 光変調器及び光検出器
JP7402014B2 (ja) 光半導体素子、光半導体装置
JP2760276B2 (ja) 選択成長導波型光制御素子
JP7112262B2 (ja) 半導体光素子及び光送信モジュール
JP4961732B2 (ja) 光変調器集積光源
CN112350148B (zh) 半导体光学元件和包括该元件的半导体光学装置
JP2776381B2 (ja) 半導体レーザ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060316

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091013

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091027

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091109

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121127

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121127

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131127

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees