JP4411607B2 - 運搬用台車の荷支持台 - Google Patents

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Description

本発明は、運搬用台車の荷支持台に関するものである。
荷支持台の大きさを積載する荷物の大きさに応じて変えることができるように構成された運搬用台車は、各種のものが知られている。例えば特許文献1に記載の運搬用台車の荷支持台は、伸縮自在な二重パイプを荷支持台伸縮方向のフレームに利用し、各二重パイプを荷支持台伸縮方向に対し直交する連結フレームで連結した構造のものであって、縮小状態と伸長状態とで固定するロック手段を併設している。しかしながら、使用時に積載する荷物の大きさに応じて伸縮させることができる荷支持台ではなく、例えば特許文献2に記載されるように、荷支持台の三側辺から側パネルが立設された荷運搬台車のように、使用時に積載する荷物の大きさに応じて荷支持台の大きさを変えることができない荷運搬台車の場合は、荷支持台のサイズが異なる複数種類の荷運搬台車が予め製造され、ユーザーが取り扱う荷物の大きさやボリュームに応じて適合するサイズの荷支持台を備えた荷運搬台車を選択し、入手するのが一般的である。
特開平6−191410号公報 特開平8−282667号公報
而して、特許文献2に記載されたような運搬用台車の荷支持台は、同特許文献2にも記載されているように、形鋼や鉄パイプなどが補強用骨材として埋設された合成樹脂製のものが一般的であり、このような合成樹脂製の荷支持台の場合、サイズごとに大きくて高価な成形用金型を準備する必要があるだけでなく、全てのサイズの荷支持台を予め製造しておき、オーダーされたサイズの荷支持台を運搬用台車の組み立てラインにリアルタイムに提供できる状況を確保しておかなければならないので、荷支持台のサイズの種類を増やすことは大幅なコストアップにつながる結果となっていた。
本発明は上記のような従来の問題点を解消し得る運搬用台車の荷支持台を提供することを目的とするものであって、請求項1に記載の本発明の手段を後述する実施形態の参照符号を付して示すと、少なくとも左右2つの台構成部材20A〜21と支持用骨材22とから成り、各台構成部材20A〜21の互いに隣接する側辺は、左右方向に相対移動可能に互いに嵌合し合う櫛歯形に形成され、支持用骨材22は左右両端の台構成部材20A,20B間にわたって架設されたもので、この支持用骨材22が、櫛歯形側辺23〜26が互いに嵌合し且つ上面が面一になる状態で各台構成部材20A〜21を支持一体化するように構成された運搬用台車の荷支持台1において、台構成部材20A〜21の櫛歯形側辺23〜26を構成する各突出櫛歯部23a〜26aの側辺には、相対移動可能に隣接する突出櫛歯部23a〜26aの側辺と左右方向の相対移動のみ可能に嵌合するスライドガイド用嵌合部(凸形嵌合部27と凹形嵌合部28)が設けられた構成となっている。
また、請求項2に記載の本発明では、少なくとも左右2つの台構成部材20A〜21と支持用骨材22とから成り、各台構成部材20A〜21の互いに隣接する側辺は、左右方向に相対移動可能に互いに嵌合し合う櫛歯形に形成され、支持用骨材22は左右両端の台構成部材20A,20B間にわたって架設されたもので、この支持用骨材22が、櫛歯形側辺23〜26が互いに嵌合し且つ上面が面一になる状態で各台構成部材20A〜21を支持一体化するように構成された運搬用台車の荷支持台1において、左右両端の台構成部材20A,20Bは、運搬用台車の荷支持台1を支持するフレーム(背パネル2の下端水平フレーム5)に連結手段(ヒンジ15a,15b)で連結される構成となっている。
更に、請求項3に記載の本発明では、少なくとも左右2つの台構成部材20A〜21と支持用骨材22とから成り、各台構成部材20A〜21の互いに隣接する側辺は、左右方向に相対移動可能に互いに嵌合し合う櫛歯形に形成され、支持用骨材22は左右両端の台構成部材20A,20B間にわたって架設されたもので、この支持用骨材22が、櫛歯形側辺23〜26が互いに嵌合し且つ上面が面一になる状態で各台構成部材20A〜21を支持一体化するように構成された運搬用台車の荷支持台1において、支持用骨材22は、台構成部材20A〜21の櫛歯形側辺23〜26を構成する突出櫛歯部23a〜26aの内、少なくとも荷支持台1の前後両側辺に位置する突出櫛歯部の内部を左右方向に通るように設けられた骨材用孔29〜31に内嵌され、荷支持台1の少なくとも前側辺に位置する突出櫛歯部25a,26aの先端に隣接する凹入空間部44を埋める詰め部材46が当該凹入空間部44を貫通する支持用骨材22に外嵌支持された構成となっている。
上記構成の各発明を実施するについて、具体的には請求項4に記載のように、前記支持用骨材22は丸鋼管材から構成することができる。また、請求項5に記載のように、前記支持用骨材22は荷支持台1の前後奥行き方向に複数本並列し、各支持用骨材22は、各台構成部材20A〜21の櫛歯形側辺23〜26を構成する突出櫛歯部23a〜26aの内部を左右方向に通るように設けられた骨材用孔29〜31に内嵌させることができる。更に、請求項6に記載のように、左右両端の台構成部材20A,20Bの接近移動が前記支持用骨材22の両端で規制されるように構成することができる。
また、請求項2に記載の発明を実施する場合、請求項7に記載のように、前記連結手段は、左右両端の台構成部材20A,20Bの後側辺から突設された軸受け部(筒状軸受け部32a,32b)、前記フレーム(背パネル2の下端水平フレーム5)に突設された軸受け部(板状軸受け部39a,39b)、及び両軸受け部間にわたって挿通された支軸42とから成るヒンジ構造とし、前記支軸42の周りで荷支持台1を上下折り畳み可能に構成することができる。
また、請求項8に記載のように、前記台構成部材として、左右両端の台構成部材20A,20Bとその間に配置された中間台構成部材21の少なくとも3つの台構成部材を設け、前記中間台構成部材21が左右両端の台構成部材20A,20B間の中央位置に固定された構造とすることができる。この場合、請求項9に記載のように、前記中間台構成部材21を運搬用台車の荷支持台1を支持するフレーム(背パネル2の下端水平フレーム5)に位置決め手段(突出片対33,34と突出片40,41)で位置決めすることにより、当該中間台構成部材21を左右両端の台構成部材20A,20B間の中央位置に固定することができる。更にこの場合、請求項10に記載のように、前記中間台構成部材21の位置決め手段は、当該中間台構成部材21の後側辺と前記フレーム(背パネル2の下端水平フレーム5)との内の一方から突設された左右一対の突出片(突出片対33,34)と、この左右一対の突出片(突出片対33,34)間に嵌合するように他方から突設された突出片40,41とから構成することができる。
上記構成の本発明に係る運搬用台車の荷支持台によれば、櫛歯形側辺を有する各台構成部材は合成樹脂で成形することができ、これに形鋼や鉄パイプ材などが利用できる支持用骨材を組み合わせて構成されるものであるから、従来の骨材で補強された合成樹脂製の荷支持台と同様の軽量でしかも十分な強度を備えた荷支持台として活用することができ、しかも、隣接する2つの台構成部材間での櫛歯形側辺どうしの嵌合深さを左右方向に変えることにより、荷支持台全体の左右横巾を変えることができる。換言すれば、必要に応じて支持用骨材の長さを変えるだけで台構成部材のサイズは変えることなく、左右横巾の異なる荷支持台を簡単に構成することができる。従って、台構成部材を合成樹脂で成形する場合、同一の成形用金型を使用してサイズの異なる荷支持台を製造することができると共に、成形用金型そのもののサイズも荷支持台全体のサイズに比較して大巾に小さくなるので、荷支持台の製造コストを大巾に低減させることができる。勿論、同一サイズの台構成部材を準備しておけば、当該サイズの台構成部材で組み立てることができる「サイズの異なる荷支持台」のオーダーに即座に対処できるのであるから、在庫やその管理に要するコストも大巾に低減できる。しかも本発明の構成によれば、左右横巾の大きな荷支持台を構成するために隣接する台構成部材を互いに離間させたときも、その隣接する側辺間では突出櫛歯部が互いに嵌合しているので、隣接する台構成部材間には小さく分割された空隙が生じるだけであるから、この小さく分割された空隙から落ちる恐れの無い荷でありさえすれば問題なく取り扱うことができ、運搬用台車の用途が制限される恐れが殆ど無い。
更に、請求項1に記載の発明によれば、台構成部材の側辺間で互いに嵌合する各突出櫛歯部間の相対的な上下移動がスライドガイド用嵌合部によって防止され、上面に段差がない荷支持台、或いは荷積載時の荷重で上面に段差が生じような恐れの無い荷支持台として効果的に活用できる。また、請求項2に記載の発明によれば、支持用骨材と左右両端の台構成部材とを互いに固着して、両者が左右横方向に相対移動することがないように構成しなくとも、運搬用台車に対して所定の左右横巾の荷支持台を所定位置に組み付けることができる。この場合、支持用骨材が左右横方向に遊動して荷支持台から横側方に突出することが無いように構成するのが望ましい。またこの場合、請求項7に記載の構成によれば、荷支持台を例えば背パネルの内側に沿って立てることができる折り畳み構造の運搬用台車として構成する場合に必要な荷支持台軸支用ヒンジを利用して、請求項2に記載の構成を実施することができる。
また、荷支持台の前後両側辺、運搬用台車の構造によっては特に荷支持台の前側辺は、荷の積み下ろしなどに際して衝撃を受ける恐れが大きいが、請求項3に記載の発明によれば、当該荷支持台の前後両側辺に位置に位置する突出櫛歯部を支持用骨材で効果的に補強することができ、しかも、当該荷支持台の少なくとも前側辺に位置する突出櫛歯部の先端に隣接する凹入空間部を支持用骨材で支持させた詰め部材で埋めることができ、当該荷支持台前側辺に位置する凹入空間部によって見栄えが悪くなったり、荷の積み下ろし時に荷が引っ掛かったりするのを防止できる。
尚、上記各発明を実施する場合、請求項4に記載の構成によれば、前以って成形した台構成部材に必要な骨材用孔の成形が容易であると共に、その骨材用孔に対する支持用骨材の挿通も方向性が無いために容易であり、しかも全体を軽量に構成しながら十分な強度を確保することができる。また、請求項5に記載の構成によれば、支持用骨材を台構成部材の厚さの範囲内に配置して荷支持台の厚さを薄く構成できると共に、少なくとも支持用骨材が挿通される位置にある突出櫛歯部の曲げ強度を効果的に高めることができ、耐荷重性能の高い荷支持台が構成できる。更に、請求項6に記載の構成によれば、目的とする左右横巾に対応した長さの支持用骨材を使用するだけで、目的とする左右横巾の荷支持台を簡単且つ容易に組み立てることができる。
また、請求項8に記載の構成によれば、中間台構成部材の組み合わせにより、組み立てることができる荷支持台の最小左右横巾と最大左右横巾の差を非常に大きくすることができる。この場合、支持用骨材に対して中間台構成部材を固定することにより当該中間台構成部材を左右両端の台構成部材間の中央位置に固定するように構成することもできるが、請求項9の構成によれば、支持用骨材に対して中間台構成部材を固定する必要がなくなり、荷支持台の組み立てが容易になると共に、運搬用台車に対する荷支持台の取付強度も高められる。更にこの場合、請求項10に記載の構成によれば、中間台構成部材を運搬用台車側に位置決めするための特別な作業が不要であり、単に両者の突出片どうしが互いに嵌合し合うように荷支持台を運搬用台車側に載置するだけで良いので、運搬用台車に対する荷支持台の組み付け作業が容易になる。勿論、この請求項10に記載の構成は、請求項7に記載の構成を採用する場合において、中間台構成部材の位置決め手段が荷支持台の折り畳みに影響することがない。
また、荷支持台の前後両側辺、運搬用台車の構造によっては特に荷支持台の前側辺は、荷の積み下ろしなどに際して衝撃を受ける恐れが大きいが、請求項11に記載の構成によれば、当該荷支持台の前後両側辺に位置に位置する突出櫛歯部を支持用骨材で効果的に補強することができ、しかも、当該荷支持台の少なくとも前側辺に位置する突出櫛歯部の先端に隣接する凹入空間部を支持用骨材で支持させた詰め部材で埋めることができ、当該荷支持台前側辺に位置する凹入空間部によって見栄えが悪くなったり、荷の積み下ろし時に荷が引っ掛かったりするのを防止できる。
以下に本発明の具体的実施例を添付図に基づいて説明すると、図1において、1は荷支持台、2は荷支持台1の後側辺から立ち上がる背パネル、3,4は荷支持台1の左右両側辺から立ち上がる側パネルである。背パネル2の下端水平フレーム5の左右両端下側と、左右両側パネル3,4の下端水平フレーム6,7の前端下側には、それぞれ移動用車輪8a〜8dが車輪取付座9a〜9dとその上に重ねられたシムプレート10a〜10dを介して取り付けられ、左右両側パネル3,4の下端水平フレーム6,7の後端は、背パネル2側の車輪取付座9a,9bの上のシムプレート10a,10b上に垂直支軸11a,11bにより軸支されている。また、左右両側パネル3,4の後側辺と背パネル2の左右両側辺とは、これら左右両側パネル3,4が前記垂直支軸11a,11bの周りで左右水平方向に回動するのを許す連結部材12,13により連結されている。而して左側パネル4は、垂直支軸11bの回りで水平に回動させることにより背パネル2の内側に重なる姿勢に折り畳み可能に構成されているが、右側パネル3は、垂直支軸11aの回りでの内側への回転がシムプレート10aとの間に介在されたボルトナット14と長孔とにより、背パネル2に対する直角姿勢から僅かに内側に傾斜する角度θの範囲に限定されている。
荷支持台1は、背パネル2の下端水平フレーム5の上側に左右一対のヒンジ15a,15bによって上下回動可能に軸支され、手前水平に回倒させたとき、背パネル2から直角前方に突出する平行姿勢の左右両側パネル3,4の下端水平フレーム6,7の上に当該荷支持台1の左右両側辺が支持されるように構成されている。この状態において荷支持台1をフォークリフトで持ち上げたときに、当該荷支持台1に対して背パネル2や左右両側パネル3,4がヒンジ15a,15bの周りで手前下方に回動するのを防止するロック手段16a,16bが設けられている。
この実施形態におけるロック手段16a,16bは、図1B及び図2に示すように、左右両側パネル3,4の下端水平フレーム6,7と車輪取付座9c,9dとの間に介装されたシムプレート10c,10dから連設されて、前記下端水平フレーム6,7の内側辺から立ち上がり且つ先端が外向きに折曲された倒立L形の係止片17と、荷支持台1の左右両側辺の前端近傍位置に前記係止片17が上向きに嵌入するように形成された係止孔18、及び左右両側パネル3,4の下端水平フレーム6,7上に付設された係止突起19から構成され、係止孔18の外側辺を構成する側壁部は一段低くなって被係止部18aを形成している。
上記構成の運搬用台車は、図1A,Bに示すように、手前水平に回倒させた荷支持台1の左右両側辺を左右両側パネル3,4の下端水平フレーム6,7で支持させた使用状態では、図1B及び図2Bの仮想線で示すように、左右両側パネル3,4側の係止片17が荷支持台1側の係止孔18内に嵌入すると共に、当該係止片17の先端折曲部17aが被係止部18aの上に被さり、そして係止突起19が荷支持台1の左右両側辺に隣接する状態にある。係る状態では、背パネル2に対して荷支持台1が上方に回動することは、係止片17の先端折曲部17aと係止孔18の被係止部18aとの上下方向の係合により阻止され、係止孔18内での係止片17の左右横方向の遊動範囲内で左右両側パネル3,4が垂直支軸11a,11bの周りで互いに接近する方向に揺動することは、係止突起19と荷支持台1の左右両側辺との当接により阻止される。
この使用状態から運搬用台車を折り畳むときは、先端折曲部17aと係止孔18の被係止部18aとが上下方向に当接するまで荷支持台1の前縁部を上方に持ち上げて、当該にし1の底面を係止突起19の上端レベルよりも上方に移動させた後、左右両側パネル3,4を垂直支軸11a,11bの周りで互いに接近する内側へ揺動させ、係止片17の先端折曲部17aを係止孔18の被係止部18aの真上位置から内側へずらし(この状態が右側パネル3の内側への揺動限界である)、係止片17が係止孔18から下方に抜出できる状態とし、この状態で荷支持台1をヒンジ15a,15bの周りで上方に回動させ、背パネル2の内側に沿った起立折り畳み姿勢に切り換える。この後、左側パネル4を垂直支軸11bの周りで内側へ回動させて、当該左側パネル4と背パネル2との間で起立折り畳み姿勢の荷支持台1を挟持させることにより、運搬用台車の折り畳みが完了する。この折り畳み状態の運搬用台車を展開させて使用状態とする場合は、上記の折り畳み操作と丁度逆の手順で運搬用台車を展開させれば良い。
上記のように運搬用台車に組み付けられる荷支持台1の詳細構造を、図3〜図7に基づいて説明する。この実施形態における荷支持台1は、左右両端に位置する台構成部材20A,20Bと1つの中間台構成部材21、及び複数本の丸鋼管利用の支持用骨材22から構成されている。各台構成部材20a〜21は合成樹脂成形品である。
左右両端に位置する台構成部材20A,20Bは、左右両側辺の内、内側(中間台構成部材21に隣接する側)の側辺が櫛歯形に形成され、中間台構成部材21は、その左右両側辺が櫛歯形に形成されている。而して、左端台構成部材20Aの櫛歯形側辺23と中間台構成部材21の左側櫛歯形側辺25、及び右端台構成部材20Bの櫛歯形側辺24と中間台構成部材21の右側櫛歯形側辺26とは、左右横方向に相対移動可能に互いに嵌合するもので、左右両端の台構成部材20A,20Bの櫛歯形側辺23,24を構成する突出櫛歯部23a,24aには、その両側辺に左右長さ方向に沿ってスライドガイド用凸形嵌合部27が設けられ、中間台構成部材21の左右両側櫛歯形側辺25,26を構成する突出櫛歯部25a,26aには、前記スライドガイド用凸形嵌合部27が嵌合するスライドガイド用凹形嵌合部28が両側辺に左右長さ方向に沿って形成され、これらスライドガイド用凸形嵌合部27とスライドガイド用凹形嵌合部28との嵌合により、各台構成部材20A〜21が、それぞれの上面が面一になる状態を保って左右横方向に相対移動できるように構成されている。
また、左右両端の台構成部材20A,20Bの櫛歯形側辺23,24は、後側辺に突出櫛歯部23a,24aが位置すると共に前側辺には中間台構成部材21の突出櫛歯部25a,26aが嵌入する歯間凹部が位置するように、突出櫛歯部23a,24aが配列され、中間台構成部材21の櫛歯形側辺25,26は、前側辺に突出櫛歯部25a,26aが位置すると共に後側辺には左右両端の台構成部材20A,20Bの突出櫛歯部23a,24aが嵌入する歯間凹部が位置するように、突出櫛歯部25a,26aが配列されている。そして、各台構成部材20A〜21には、その前後両側辺に隣接する位置と中間3箇所とに支持用骨材22が左右横方向に嵌合する骨材用孔29〜31が形成されている。左右両端の台構成部材20A,20Bの骨材用孔29,30は、前側辺の骨材用孔を除く全ての骨材用孔が突出櫛歯部23a,24aの中心を通るように形成されると共に、これら台構成部材20A,20Bの外側辺側が閉じた底29a,30aとなるように形成され、中間台構成部材21の骨材用孔31は、後側辺の骨材用孔を除く全ての骨材用孔が突出櫛歯部25a,26aの中心を左右方向に貫通するように形成されている。
更に、左右両端の台構成部材20A,20Bの後側辺、具体的には櫛歯形側辺23,24の後側辺に隣接する突出櫛歯部23a,24aの先端部後側には、背パネル2の下端水平フレーム5との連結手段となる前記ヒンジ15a,15bの筒状軸受け部32a,32bが突設され、中間台構成部材21の後側辺中央位置には、背パネル2の下端水平フレーム5に対する位置決め手段となる左右二組の突出片対33,34が突設されている。また、左右両端の台構成部材20A,20Bの外側辺には、先に説明したロック手段16a,16bの被係止部18aを備えた係止孔18が形成されている。
而して、5本の支持用骨材22を中間台構成部材21の各骨材用孔31に左右両開口端の一方から挿通させると共に、この中間台構成部材21から左右に突出する各支持用骨材22を左右両端の台構成部材20A,20Bの各骨材用孔29,30に挿通させながら、左右両端の台構成部材20A,20Bの櫛歯形側辺23,24を中間台構成部材21の左右両側の櫛歯形側辺25,26に、各突出櫛歯部23a〜26aのスライドガイド用凸形嵌合部27とスライドガイド用凹形嵌合部28とが互いに嵌合するように、左右方向に嵌合させ、各支持用骨材22の両端を左右両端の台構成部材20A,20Bの各骨材用孔29,30の閉じた底部29a,30aに当接させる。
上記の組み立てにより、左右両端の台構成部材20A,20Bが互いに接近移動するのを支持用骨材22が阻止する状態になるが、このとき図4に示すように、中間台構成部材21が左右両端の台構成部材20A,20Bの間で左右に遊動できる状態にあって、当該中間台構成部材21を左右両端の台構成部材20A,20B間の中央に位置させたとき、左右両端の台構成部材20A,20Bの櫛歯形側辺23,24と中間台構成部材21の左右両側の櫛歯形側辺25,26との嵌合深さが許容最小深さとなるように、各支持用骨材21の長さが設定されている。換言すれば、支持用骨材22によって支持一体化された3つの台構成部材20A〜21で構成された荷支持台1は、最大左右横巾WLの荷支持台となる。
上記のように各台構成部材20A〜21は合成樹脂成形品であるから、左右両端の台構成部材20A,20Bの外側辺に形成された係止孔18の被係止部18aは、薄い板状部分であるから強度的に補強する必要がある。この実施形態では、図3〜図6に示すように、係止孔18の被係止部18aを補強する帯状鉄板35a,35bが組み込まれている。この帯状鉄板35a,35bは、係止孔18の前後に位置する2本の支持用骨材22の端部周壁に形成された係合孔に差し込まれる係合部36,37を備えたもので、係止孔18の直後に位置する支持用骨材22の端部周壁の係合孔に差し込まれる係合部36は、帯状鉄板35a,35bの先端から延出する小巾部で形成され、係止孔18の直前に位置する支持用骨材22の端部周壁の係合孔に差し込まれる係合部37は、帯状鉄板35a,35bの後端側に形成された切り起こし舌片37aで形成されている。而して、左右両端の台構成部材20A,20Bの左右両側辺には帯状鉄板差し込み孔38が前後方向に形成されており、当該帯状鉄板差し込み孔38に帯状鉄板35a,35bを後方に向かって差し込むことにより、当該帯状鉄板35a,35bが係止孔18の内側で被係止部18aに隣接する位置に配置されると共に、先端の係合部36が係止孔18の直後に位置する支持用骨材22の端部周壁の係合孔に挿入され、後端側の係合部37が係止孔18の直前に位置する支持用骨材22の端部周壁の係合孔に挿入されるように構成されている。また、図2B及び図5Aに示すように、帯状鉄板35a,35bには、所定位置に差し込まれたときに係止孔18の被係止部18aと側面視において面一となる上縁部が切欠き形成されている。
尚、上記のように組み込まれた帯状鉄板35a,35bが帯状鉄板差し込み孔38から抜け出さないように固定する止めネジなど適当な手段を併用してもよいが、例えば帯状鉄板35a,35bに支持用骨材22や台構成部材20A,20Bと係合して抜け止めとなる逆止爪部を設けることもできるし、単に帯状鉄板差し込み孔38との間の摩擦力で帯状鉄板35a,35bが差し込み位置に保持されるように構成することもできる。
一方、ヒンジ15a,15bを介して荷支持台1を支承する背パネル2の下端水平フレーム5には、図4に示すように、荷支持台1の左右両端の台構成部材20A,20Bの後側辺に設けられた筒状軸受け部32a,32bの左右両側を各別に挟むそれぞれ左右一対の板状軸受け部39a,39bが左右2箇所に突設されると共に、その中間位置には、荷支持台1の中間台構成部材21の後側辺に設けられた突出片対33,34それぞれの間に嵌入する突出片40,41が突設されている。これら左右一対の板状軸受け部39a,39b及び突出片40,41は、それぞれ1つの横長孔の両端の切り起こしによって形成されている。
上記のように組み立てられた荷支持台1は、その後側辺の筒状軸受け部32a,32bを背パネル2の下端水平フレーム5上の板状軸受け部39a間及び板状軸受け部39b間に嵌合させると共に、突出片対33,34それぞれの間に突出片40,41を嵌合させ、筒状軸受け部32aとこれを挟む板状軸受け部39a、及び筒状軸受け部32bとこれを挟む板状軸受け部39bに水平支軸42,43を挿通させて、連結手段としてのヒンジ15a,15bを構成し、当該ヒンジ15a,15bの水平支軸42,43の周りで上下揺動自在となるように荷支持台1を背パネル2の下端水平フレーム5上に連結する。このとき突出片対33,34それぞれの間に突出片40,41が嵌合することにより、中間台構成部材21の位置が左右両端の台構成部材20A,20B間の中央位置に規制されるが、当該中間台構成部材21が左右両端の台構成部材20A,20Bと共に水平支軸42,43の周りで上下揺動することは許容される。
尚、上記のように組み付けられた荷支持台1の左右両端の台構成部材20A,20Bの位置は、背パネル2の下端水平フレーム5との連結手段であるヒンジ15a,15bによって左右横方向の位置が決まるので、支持用骨材22に対して左右両端の台構成部材20A,20Bが外側へ抜取り可能な状態であっても、即ち、支持用骨材22と左右両端の台構成部材20A,20Bとが互いに固着されていなくとも差し支えない。また、中間台構成部材21も、位置決め手段である突出片対33,34と突出片40,41との嵌合により、背パネル2の下端水平フレーム5に対し左右両端の台構成部材20A,20B間の中央位置に位置決めされるので、支持用骨材22に対し中間台構成部材21を固着する必要がない。しかしながら、場合によっては支持用骨材22に対し中間台構成部材21を固着し、背パネル2の下端水平フレーム5に対する位置決め手段(上記実施形態では、突出片対33,34と突出片40,41)は省くこともできる。また、当該位置決め手段を併用する場合でも、その構成は上記実施形態のもの限定されず、例えば一対の突出片対33とその間に嵌合する1つの突出片40とから構成することもできる。
上記構成の荷支持台1によれば、図7に示すように、支持用骨材22の長さを短くすることにより、左右両端の台構成部材20A,20Bの櫛歯形側辺23,24と中間台構成部材21の左右両側の櫛歯形側辺25,26との嵌合深さを限界まで深めて、最小左右横巾WSの荷支持台1を構成することができる。この場合、強度面で問題なければ、前後奥行き方向の中間領域に配置した支持用骨材22を無くしたり、本数を減らすことができる。例えば本実施形態の場合、前後奥行き方向の中間領域に配置した3本の支持用骨材22の内、中央の支持用骨材22を省いて2本とするかまたは両側の2本の支持用骨材22を省いて中央の支持用骨材22のみとすることができる。更に、支持用骨材22の長さを調整することにより、先に示した最大左右横巾WLと最小左右横巾WSとの間で荷支持台1の左右横巾を任意に変更することができる。このように荷支持台1の左右横巾を変えた場合は、背パネル2の左右横巾も荷支持台1の左右横巾に対応して変えられ、当該背パネル2の下端水平フレーム5上に設けられる連結手段としてのヒンジ15a,15bの板状軸受け部39a,32bの位置も変えられることになる。
尚、荷支持台1の左右横巾を狭めた場合、強度面で問題のない範囲で支持用骨材22の本数を減らすことができる。この場合、荷支持台1の前後両側辺に隣接する位置の支持用骨材22は必須とし、前後奥行き方向の中間領域に配置した支持用骨材22の本数を減らすのが望ましい。例えば本実施形態の場合、前後奥行き方向の中間領域に配置した3本の支持用骨材22の内、中央の支持用骨材22を省いて2本としたり、両側の2本の支持用骨材22を省いて中央の支持用骨材22のみとすることができる。
また、図7に示す最小左右横巾WSの荷支持台1よりも左右横巾の大きな荷支持台1を組み立てたときは、図4に示すように、左右両端の台構成部材20A,20Bの前後両側辺と中間台構成部材21の前後両側辺との間には、中間台構成部材21の突出櫛歯部25a,26aの先端に隣接する凹入空間部44や左右両端の台構成部材20A,20Bの突出櫛歯部23a,24aの先端に隣接する凹入空間部45が存在する。これら片側が開放され且つ内側に支持用骨材22が貫通する凹入空間部44,45の内、少なくとも荷の積み下ろしに際して影響のある前側辺側の凹入空間部44を、図8に示すように、詰め部材46で埋めるように構成することができる。この詰め部材46は、例えば凹入空間部44の内側を貫通する支持用骨材22と、当該凹入空間部44に隣接する突出櫛歯部23a,24aのスライドガイド用凸形嵌合部27に嵌合する凹形嵌合部46aとで支持させることができる。
各台構成部材20A〜21は合成樹脂成形品で構成されるものであるから、軽量化と材料コストの低減、或いは変形防止のために不要な肉部分を適当に切除した構造とすることができるものである。例えば図2B、図5B,C、図6などに示すように、本体部分や各突出櫛歯部は、適当位置で境界壁で区画された下側開放の中空構造とすることができる。また、図9に示すように、荷支持台1に通気性を持たせるために、強度その他に悪影響が及ばない範囲で上下方向に貫通した貫通孔部47を多数配置してメッシュ構造とすることができる。この場合、軽量化や材料コストの低減を図るために、支持用骨材22の上に被さる壁部分に対しても、上下方向に貫通した貫通孔部48を設けることができる。
尚、上記実施形態での荷支持台1のロック手段16a,16bは、左右両側パネル3,4を内側へ寄せるように少し揺動させる操作を伴う構造のものである。従って、図1B及び図4に示すように、左右両側パネル3,4を内側へ寄せるときに当該左右両側パネル3,4の前側垂直支柱部3a,4a(図1B参照)が入り込めるように、荷支持台1(左右両端の台構成部材20A,20B)の前側辺の外端角部に内側への凹入部49を形成している。このため、図4に示すように、補強用の帯状鉄板35a,35bの係合部37を形成する切り起こし舌片37aを有する端部は、前記凹入部49a,49bに沿うように内側に屈曲させている。
荷支持台1のロック手段は、上記実施形態のロック手段16a,16bに限定されない。例えば、図10及び図11に示すように、荷支持台1(左右両端の台構成部材20A,20B)の左右外側辺において左右横方向に出退移動自在なロックピン50を配設したロック手段51が知られている。このようなロック手段51を採用する場合、左右両端の台構成部材20A,20Bの前側には、ロック手段51のための領域を確保しなければならないので、当該台構成部材20A,20Bの櫛歯形側辺23,24の前側辺部分を中間台構成部材21の側に突出させ、この突出量だけ中間台構成部材21の前側辺部分の左右横巾を狭めれば良い。尚、ロック手段51は従来周知のもので、荷支持台1の左右両側辺を左右両側パネル3,4の下端水平フレーム6,7の内側辺上に支持させたとき、当該下端水平フレーム6,7の内側辺から立ち上がるようにシムプレート10c,10dから連設された係止片52が荷支持台1の左右両側辺(左右両端の台構成部材20A,20Bの外側辺)の内側に入り込み、この係止片52に設けられた係止孔を左右横方向に貫通するようにロックピン50を外向きに進出させることにより、荷支持台1をロックするものである。50aはロックピン50の操作用握り部であって、荷支持台1の表面に対し起伏自在である。53は荷支持台1側に形成された凹部であって、ロックピン50の操作用握り部50aを倒伏させて収納させるために設けられている。54は、先の実施形態における補強用の帯状鉄板35a,35bに相当する補強用の帯状鉄板であって、荷支持台1の左右両側辺を構成する側壁部の内側に隣接する状態で、前記係止片52の前側に位置する支持用骨材22を貫通して後側の支持用骨材22に差し込まれるものであり、ロック状態でのロックピン50の上に隣接する下側辺を備えている。
尚、中間台構成部材21が1つの荷支持台1を例示したが、荷支持台の左右横巾が狭くて良い場合は、左右両端の台構成部材20a,20bの櫛歯形側辺23,24どうしを直接互いに嵌合させるように構成しても良いし、2つまたはそれ以上の中間台構成部材を使用して巾広の荷支持台を構成することもできる。
A図は運搬用台車の全体構成を説明する斜視図、B図は荷支持台とその支持構造を示す横断平面図である。 A図は荷支持台の左端部の正面図、B図は同荷支持台の左端部のロック手段を説明する縦断正面図である。 荷支持台の分解平面図である。 組み立てられた荷支持台と背パネルの下端水平フレーム側の構成とを示す平面図である。 A図は組み立てられた荷支持台の左側面図、B図は図4のA−A線断面図、C図は図4のB−B線断面図である。 荷支持台の前側辺左端部の横断平面図である。 組み立てられた最小左右横巾の荷支持台と、背パネルの下端水平フレーム側の構成とを示す平面図である。 A図は荷支持台の変形例を示す要部の平面図、B図は同A図のC−C線拡大断面図である。 荷支持台の別の変形例を示す平面図である。 ロック手段の変形例を示す荷支持台要部の平面図である。 図10に示す荷支持台の支持ロック状態を示す要部の一部縦断正面図である。
符号の説明
1 荷支持台
2 背パネル
3,4 側パネル
5〜7 各パネルの下端水平フレーム
15a,15b ヒンジ(連結手段)
16a,16b,51 ロック手段
20A,20B 左右両端の台構成部材
21 中間台構成部材
22 支持用骨材
23〜26 櫛歯形側辺
23a〜26a 突出櫛歯部
27 スライドガイド用凸形嵌合部
28 スライドガイド用凹形嵌合部
29〜31 骨材用孔
32a,32b 筒状軸受け部(ヒンジ構成部材)
33,34 突出片対(位置決め手段)
35a,35b 補強用帯状鉄板
38 帯状鉄板差し込み孔
39a,39b 板状軸受け部(ヒンジ構成部材)
40,41 突出片(位置決め手段)
42,43 水平支軸(ヒンジ構成部材)
44,45 凹入空間部
46 詰め部材
47,48 貫通孔部

Claims (10)

  1. 少なくとも左右2つの台構成部材と支持用骨材とから成り、各台構成部材の互いに隣接する内側辺は、左右方向に相対移動可能に互いに嵌合し合う櫛歯形に形成され、支持用骨材は左右両端の台構成部材間にわたって架設されたもので、この支持用骨材が、櫛歯形側辺が互いに嵌合し且つ上面が面一になる状態で各台構成部材を支持一体化するように構成された運搬用台車の荷支持台において、
    台構成部材の櫛歯形側辺を構成する各突出櫛歯部の側辺には、相対移動可能に隣接する突出櫛歯部の側辺と左右方向の相対移動のみ可能に嵌合するスライドガイド用嵌合部が設けられている、運搬用台車の荷支持台。
  2. 少なくとも左右2つの台構成部材と支持用骨材とから成り、各台構成部材の互いに隣接する内側辺は、左右方向に相対移動可能に互いに嵌合し合う櫛歯形に形成され、支持用骨材は左右両端の台構成部材間にわたって架設されたもので、この支持用骨材が、櫛歯形側辺が互いに嵌合し且つ上面が面一になる状態で各台構成部材を支持一体化するように構成された運搬用台車の荷支持台において、
    左右両端の台構成部材は、運搬用台車の荷支持台を支持するフレームに連結手段で連結されることにより、左右両端の台構成部材間の間隔が設定長さに規制されるように構成された、運搬用台車の荷支持台。
  3. 少なくとも左右2つの台構成部材と支持用骨材とから成り、各台構成部材の互いに隣接する内側辺は、左右方向に相対移動可能に互いに嵌合し合う櫛歯形に形成され、支持用骨材は左右両端の台構成部材間にわたって架設されたもので、この支持用骨材が、櫛歯形側辺が互いに嵌合し且つ上面が面一になる状態で各台構成部材を支持一体化するように構成された運搬用台車の荷支持台において、
    支持用骨材は、台構成部材の櫛歯形側辺を構成する突出櫛歯部の内、少なくとも荷支持台の前後両側辺に位置する突出櫛歯部の内部を左右方向に通るように設けられた骨材用孔に内嵌され、荷支持台の少なくとも前側辺に位置する突出櫛歯部の先端に隣接する凹入空間部を埋める詰め部材が当該凹入空間部を貫通する支持用骨材に外嵌支持されている、運搬用台車の荷支持台。
  4. 前記支持用骨材が丸鋼管材から構成されている、請求項1〜3の何れか1項に記載の運搬用台車の荷支持台。
  5. 前記支持用骨材は荷支持台の前後奥行き方向に複数本並列され、各支持用骨材は、各台構成部材の櫛歯形側辺を構成する突出櫛歯部の内部を左右方向に通るように設けられた骨材用孔に内嵌されている、請求項1〜4の何れか1項に記載の運搬用台車の荷支持台。
  6. 左右両端の台構成部材の接近移動が前記支持用骨材の両端で規制されるように構成された、請求項1〜5の何れか1項に記載の運搬用台車の荷支持台。
  7. 前記連結手段が、左右両端の台構成部材の後側辺から突設された軸受け部、前記フレームに突設された軸受け部、及び両軸受け部間にわたって挿通された支軸とから成るヒンジ構造であって、前記支軸の周りで荷支持台が上下折り畳み可能に構成されている、請求項2に記載の運搬用台車の荷支持台。
  8. 前記台構成部材として、左右両端の台構成部材とその間に配置された中間台構成部材の少なくとも3つの台構成部材が設けられ、前記中間台構成部材が左右両端の台構成部材間の中央位置に固定されている、請求項1〜7の何れか1項に記載の運搬用台車の荷支持台。
  9. 前記中間台構成部材が運搬用台車の荷支持台を支持するフレームに位置決め手段で位置決めされることにより、当該中間台構成部材が左右両端の台構成部材間の中央位置に固定されている、請求項8に記載の運搬用台車の荷支持台。
  10. 前記中間台構成部材の位置決め手段が、当該中間台構成部材の後側辺と前記フレームとの内の一方から突設された左右一対の突出片と、この左右一対の突出片間に嵌合するように他方から突設された突出片とから構成されている、請求項9に記載の運搬用台車の荷支持台。
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