JP4410881B2 - 測定センサの温度調整方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、混合気、例えば内燃機関の排気ガスにおける酸素濃度を測定するために測定センサを温度調整するための方法であって、酸素濃度に相応する、ネルンスト測定セルによって供給される検出電圧を評価し、測定センサを加熱装置を用いて作動温度に調整しかつカレントな作動温度をネルンスト測定セルの交流電流内部抵抗の測定から求める形式の方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
この形式の測定センサは公知である。この形式の測定センサは、内燃機関の排気ガスにおける酸素濃度を検出を介して、内燃機関を作動するための燃料空気混合気の調整設定を前以て決めるために用いられる。燃料空気混合気は所謂濃縮領域にある可能性があり、即ち燃料は化学量論的に過剰な状態にあり、この場合は排気ガス中には、その他の部分的に未燃焼の成分に比べて僅かな量の酸素しか存在していない。燃料空気混合気において空気の酸素が勝っている所謂希薄領域では、排気ガス中の酸素濃度は相応に高い。
【0003】
排気ガス中の酸素濃度を検出するために、所謂λセンサが公知である。これは、希薄領域において、>1のλ値を検出し、濃縮領域において<1を検出しかつ化学量論的な領域ではλ値=1を検出する。この場合測定センサのネルンスト測定セルは公知のように、検出電圧を発生し、この検出電圧は回路装置に供給される。この場合検出電圧は、測定ガスに曝されている電極と参照ガスに曝されている、ネルンスト測定セルの電極との酸素濃度差によって求められる。排気ガス中の酸素濃度に相応して、検出電圧は上昇するか、またはそれは低下する。この場合、ネルンスト測定セルの電極間に、酸素イオンを透過する固体電解質体が配置されている。
【0004】
この形式の測定センサは、活性領域において、固体電解質の必要なイオン伝導性を実現するためには、約300℃より上方の温度に加熱されなければならない。測定センサの測定精度を高めることを可能にするために、測定センサの作動温度をコントロールしかつ必要に応じて調整操作することが公知である。このために、測定センサに加熱装置を配属させることが公知であり、この場合加熱装置は測定センサにおいて測定された作動温度に依存して閉じられたり、開かれたりする。
【0005】
作動温度を求めるために、ネルンスト測定セルに交流電圧を印加しかつ測定装置によって測定センサの交流電流抵抗を求めることが公知である。
【0006】
この公知の方法では、温度に依存した交流電流抵抗を求めるために、電極、固体電解質並びに電極のリード線の交流電流抵抗は一定であることから出発していることは不都合である。この場合、リード線の抵抗は作動状態においてネルンスト測定セルの全抵抗の約50%にもなる。製造時に生じるばらつきに基づいてリード線抵抗は比較的大きなばらつきにさらされているので、ネルンスト測定セルの交流電流抵抗を求める測定装置はこのばらつきに相応する誤差を有している。測定装置は交流電流抵抗の温度により生じる変動のこの種のばらつき誤差を上乗せしかつ測定センサの加熱装置に対して相応にエラーが含まれている調整信号を提供する。これにより、測定センサは誤った作動温度に調整される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、冒頭に述べた形式の方法をこのような欠点が取り除かれるように改良することである。
【0008】
【課題を解決するための手段および発明の効果】
この課題は本発明によれば請求項1の特徴部分に記載のように、測定センサの始動および/または再始動の際に、ネルンスト測定セルの電極のリード線の交流電流内部抵抗を求め、該求められたリード線の交流電流内部抵抗を、作動温度を求める際に、リード線抵抗の製造に起因して生じる許容偏差または老化に起因する抵抗変化を排除するために使用することによって解決される。
【0009】
本発明の方法は、従来技術に比して、測定センサの作動温度を正確な調整状態に持っていくことができるという利点を有している。測定センサの始動ないし再始動の際に、ネルンスト測定セルの電極のリード線の交流電流内部抵抗を求めかつ求められたカレントなリード線内部抵抗を作動温度を求める際に考慮することによって、抵抗値の、製造により規定されて生じる変動を除去することができる。それから測定センサの作動の期間に測定される、ネルンスト測定セルの交流電流内部抵抗は実際に、温度変動に基づいてのみ変動するので、測定装置から供給される、加熱装置に対する調整信号を大きな精度で形成することができる。殊に、測定センサの再始動の際にリード線内部抵抗を繰り返し測定することによって、老化が原因で生じる抵抗変化を考慮することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の別の実施形態において、リード線のカレントな交流電流内部抵抗は、全体の交流電流内部抵抗が測定される、加熱装置の短い過熱フェーズによって求められるようにしている。この測定された交流電流内部抵抗から、電極の抵抗成分および電極間の固体電解質の抵抗成分に対する一定の値が減算される。これにより、測定センサの正確なリード線内部抵抗が得られる。更に、カレントなリード線内部抵抗を求める際に、電極の温度係数を考慮すると、有利であり、そうすれば、実際のリード線内部抵抗を求める際の精度が高められる。
【0011】
請求項7に記載の特徴を有する本発明の方法により更に、測定センサの過熱が回避されるという利点が生じる。測定センサの作動の期間、殊に測定センサの遮断フェーズにおいて、ネルンスト測定セルの電極のリード線の交流電流内部抵抗を求めかつこの求められたカレントな交流電流内部抵抗を作動温度を求める際に考慮することによって、測定センサの作動の期間に有利にも、交流電流内部抵抗の変動を考慮することができる。これにより、測定センサの加熱装置は、意図的にスイッチオンもしくはスイッチオフされ、これにより、測定センサに熱応力断裂を引き起こすやもしれない、測定センサの過熱が回避される。殊に、測定センサの作動温度では固体電解質体の内部抵抗は非常に小さくなるので、ネルンスト測定セルに対するリード線抵抗における変動は相応に著しく強く作用する。
【0012】
本発明の別の有利な実施例は、その他の従属請求項に記載されている。
【0013】
【実施例】
次に本発明を図示の実施例につき図面を用いて詳細に説明する。
【0014】
図1において測定センサ10が測定ヘッドを切った断面にて示されている。プレーナ形の広帯域測定センサとして実現されておりかつ上下に重ねて配置された多数の層から成っている。これら層は例えば、シートを流し込んで成形したり、スタンピングしたり、シルクスクリーンをかけたり、積層化したり、切断したり、焼結したりまたは類似のようにして構造化することができる。層構成の実現法については、本発明の説明の枠内では、このことは周知であるので、詳しく説明しないものとする。
【0015】
測定センサ10は、内燃機関の排気ガスにおける酸素濃度を測定して、内燃機関を作動する燃料空気混合気を調整設定するための制御信号を得るために用いられる。測定センサ10はネルンスト測定セル12およびポンプセル14を有している。ネルンスト測定セル12は第1電極16および第2電極18を有している。これらの電極の間には、固体電解質20が配置されている。電極16は拡散バリヤ22を介して測定すべき排気ガス24に曝されている。測定センサ10は測定用孔26を有しており、そこに排気ガス24が供給されるようになっている。測定用孔26の底部には拡散バリヤ22が延在しており、その際拡散バリヤは中に電極16が配置されている中空室28が形成されるようにしている。ネルンスト測定セル12の電極18は参照空気通路30に配置されておりかつ参照空気通路30に供給される参照ガス、例えば空気にさらされている。固体電解質20は例えば、イットリウム酸化物安定化されたジルコニウム酸化物から成っており、一方電極16および18は例えば、白金およびジルコニウム酸化物から成っている。
【0016】
測定センサ10はここには略示されているにすぎない回路装置32に接続されている。回路装置は、測定センサ10の信号の評価および測定センサ10の制御のために用いられる。電極16および18はこの場合入力側34ないし36に接続されており、これらにネルンスト測定セル12の検出電圧UDが現れる。
【0017】
ポンプセル14は第1の電極38並びに第2の電極40から成っており、これらの電極の間に電解質42が配置されている。電解質42はこの場合も例えば、イットリウム酸化物安定化されたジルコニウム酸化物から成っており、一方電極38および40はこの場合も、白金およびジルコニウム酸化物から成っていることができる。電極38は同様に中空室28に配置されており、従って同様に拡散バリヤ22を介して排気ガス24に曝されている。電極40は多孔性である保護層44によって被覆されているので、電極40は排気ガス24に直接曝されている。電極40は回路装置32の入力側46に接続されており、一方電極38は電極16に接続されておりかつ電極16と一緒に、回路装置32の入力側34に接続されている。
【0018】
測定センサ10は更に、加熱装置50を有している。加熱装置は所謂ミアンダ状発熱体によって形成されておりかつ回路装置32の入力側52および54に接続されている。入力側52および54に、調整回路56を用いて、加熱電圧UHを加えることができるようになっている。
【0019】
測定センサ10の働きは次の通りである:
排気ガス24は測定用孔26および拡散バリヤ22を介して中空室28に、従ってネルンスト測定セル12の電極16およびポンプセル14の電極38に加わる。測定すべき排気ガス中に存在している酸素濃度に基づいて、電極16と参照ガスに曝されている電極18との間に酸素濃度差が生じる。接続端子34を介して電極16は、一定の電流を供給する回路装置32の電流源に接続されている。電極16および18において存在する酸素濃度差に基づいて、所定の検出電圧(ネルンスト電圧)UDが生じる。ネルンスト測定セル12はこの場合、排気ガス24において、高い酸素濃度かまたは低い酸素濃度が存在しているかを検出するλセンサとして動作する。酸素濃度に基づいて、内燃機関を作動する燃料空気混合気が濃縮混合気であるかまたは希薄混合気であるかが明らかである。濃縮領域から希薄領域への移行またはその逆の移行の際に、検出電圧UDは低下もしくは上昇する。
【0020】
回路装置32を用いて、ポンプセル14がその電極38ないし40の間に印加されるポンプ電圧UPを求めるために検出電圧UDが使用される。検出電圧UDを介して、燃料空気混合気が濃縮領域にあることが信号報知されるかまたは希薄領域にあるかことが信号報知されるかに応じて、ポンプ電圧UPは負または正であり、その結果電極40はカソードまたはアノードとして接続されている。相応に、回路装置32の測定装置を介して測定可能であるポンプ電流IPが生じる。ポンプ電流IPを用いて、酸素イオンが電極40から電極38にまたはその逆にポンピングされる。測定されたポンプ電流IPは、内燃機関を作動する燃料空気混合気を調整設定するための装置を制御するために用いられる。
【0021】
調整装置56を介して、回路装置32の出力側54および52に、加熱電圧UHが現れて、これにより加熱装置50をスイッチオンもしくはスイッチオフすることができる。加熱装置50によって測定センサ10は約300℃以上の作動温度にすることができる。排気ガス24の速度変動および/または排気ガス24の温度変動に基づいて、測定センサ10は排気ガス24を介して所定の変動する熱エネルギーが加えられることになる。排気ガス24を介する測定センサ10の加熱に応じて、加熱装置50をスイッチオンもしくはスイッチオフすることが必要である。測定センサ10のカレントな作動温度を求めるために、回路装置32は測定回路58を有している。この測定回路を介して、回路装置32までのリード線も含めたネルンスト測定セル12の交流電流内部抵抗が測定可能である。ネルンスト測定セル12の交流電流内部抵抗は周知のように温度に依存しているので、ネルンスト測定セル12の測定された交流電流内部抵抗によって作動温度を推定することができる。求められた作動温度に依存して、測定回路58は加熱制御部56に対して信号60を供給する。
【0022】
図2に示されている、ネルンスト測定セル12の等価回路図に基づいて、ネルンスト測定セル12の交流電流内部抵抗の求め方について詳細に説明したい。
【0023】
ネルンスト測定セル12の全体の交流電流内部抵抗Riは、部分抵抗R1,R2,R3,R4およびR5から合成されている。抵抗R1は固体電解質20の内部抵抗から生じ、抵抗R2は電極16の交流電流内部抵抗から生じ、抵抗R3は電極18の交流電流内部抵抗から生じ、抵抗R4は電極16から接続端子34へのリード線の交流電流内部抵抗から生じ、抵抗R5は電極18から接続端子36へのリード線の交流電流内部抵抗から生じる。
【0024】
交流電流内部抵抗R1,R2およびR3は、測定センサ10の構造的な形状に基づいて既知である。抵抗R4およびR5はリード線の構造化に依存しており、それは普通シルクスクリーンを用いて被着される導体路によって形成されているので、製造に規定される変動を受けているているものである。抵抗R1+R2+R3は、例えば作動温度では10Ωであり、一方抵抗R4+R5は例えば40および80Ωの間にある可能性がある。従ってそれ自体同一に構成されている測定センサ10では、例えば50ないし90Ωの、ネルンスト測定セル12の種々異なった交流電流内部抵抗が発生する可能性がある。
【0025】
測定センサ10の始動もしくは再始動の際、加熱装置50を介して測定センサ10は短時間過熱される。この加熱フェーズの期間に、測定回路58によってネルンスト測定セル12の交流電流抵抗が求められる。この場合周知のように、ネルンスト測定セル12に交流電圧が印加され、それは本来の検出電圧UDに重畳されている。交流電流抵抗を求めることは一般に公知であるので、本発明の説明の枠内では詳しく説明しないものとする。
【0026】
測定センサ10の短時間の過熱の期間に測定回路58を用いて求められる交流電流抵抗Riから、既知の抵抗R1+R2+R3の和が減算され、その結果ネルンスト測定セル12のリード線のカレントな交流電流抵抗Ri=R4+R5を求めることができる。従ってこれは測定センサ10に対して個別に求められてものであり、ここでは既にリード線抵抗の製造に規定されて生じる変動は考慮されている。
【0027】
従って、ネルンスト測定セル12の今や分かった全体の交流電流内部抵抗は、Ri=R1+R2+R3+カレントに測定されるR4+R5から得られるものである。従って、加熱装置50のスイッチオンもしくはスイッチオフを介して行われる、ネルンスト測定セル12の交流電流抵抗Riの、例えば100Ωへの引き続く調整の際には、リード線の実際の内部抵抗を考慮することができる。ネルンスト測定セル12の作動中の交流電流内部抵抗の調整の際に製造に規定されて生じる許容偏差を排除することによって、測定センサ10は「正しい」作動温度で作動することができる。
【0028】
ネルンスト測定セル12のカレントなリード線抵抗R4+R5の測定は例えば固定的に決めることができる間隔において行うことができ、即ち通例は車両のスタートの際である測定センサ10の再始動の都度ではなくて、n番目毎の再始動時にだけその都度、即ち101回目の始動時にその都度行われる。これにより、例えば実際のリード線交流電流抵抗を測定するための繰り返される過熱による、加熱装置50ないし測定センサ10の過剰な老化は回避される。従って、全体として、測定センサ10の作動の際に、測定装置58の制御信号60を、ネルンスト測定セル12の実際の交流電流内部抵抗に合わせることができ、その際ネルンスト測定セル12のリード線抵抗の製造に規定されて生じる許容偏差は排除されている。従ってこの補正された信号60に応じて、加熱回路56を介して、測定センサ10の作動温度を調整するための加熱装置50のスイッチオンもしくはスイッチオフが行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】測定センサの断面図である。
【図2】測定センサのネルンスト測定セルの等価回路図である。
【符号の説明】
10 測定センサ、 12 ネルンスト測定セル、 14 ポンプセル、 16,18.36,38 電極、 22,42 固体電解質、 24 排気ガス、32 回路装置、 50 加熱装置、 56 調整回路、 58 測定回路、Rz 交流電流内部抵抗、 UD 検出電圧、 UH 加熱電圧、 UP ポンプ電圧
Claims (6)
- 内燃機関の排気ガス中の酸素濃度を測定するための測定センサを温度調整するための方法であって、
前記測定センサはネルンスト測定セルを有し、
酸素濃度に相応する、前記ネルンスト測定セルから送出される検出電圧を評価し、
前記測定センサを加熱装置を用いて作動温度に調整し、
現在の作動温度を前記ネルンスト測定セルの交流電流内部抵抗の測定から求める
形式の方法において、
前記測定センサ(10)の始動および/または再始動の際に、前記ネルンスト測定セル(12)の電極(16,18)のリード線の交流電流内部抵抗(Rz)を求め、
該求められたリード線の交流電流内部抵抗(Rz)を、前記作動温度を求める際に、リード線抵抗の製造に起因して生じる許容偏差または老化に起因する抵抗変化を排除するために使用する、
ことを特徴とする測定センサの温度調整方法。 - 始動および再始動の都度、前記リード線の交流電流内部抵抗(Rz)を求める
請求項1記載の測定センサの温度調整方法。 - n番目の再始動の都度、前記リード線の交流電流内部抵抗(Rz)を求める
請求項1記載の測定センサの温度調整方法。 - 前記リード線の交流電流内部抵抗(Rz)を求める間、前記測定センサ(10)を作動温度以上に加熱(過熱)する
請求項1から3までのいずれか1項記載の測定センサの温度調整方法。 - 前記ネルンスト測定セル(12)の交流電流内部抵抗(Ri)を求め、
該交流電流内部抵抗(Ri)から、前記電極(16,18)および固体電解質(20)の既知の交流電流内部抵抗(R1,R2,R3)を減算し、
これにより前記リード線の交流電流内部抵抗を求める
請求項1から4までのいずれか1項記載の測定センサの温度調整方法。 - 内燃機関の排気ガス中の酸素濃度を測定するために測定センサを温度調整するための方法であって、
前記測定センサはネルンスト測定セルを有し、
酸素濃度に相応する、前記ネルンスト測定セルから送出される検出電圧を評価し、
前記測定センサを加熱装置を用いて作動温度に調整し、
現在の作動温度を前記ネルンスト測定セルの交流電流内部抵抗の測定から求める
形式の方法において、
作動中に、ネルンスト測定セル(12)の電極(16,18)のリード線の交流電流内部抵抗(Rz)を求め、
該求められたリード線の交流電流内部抵抗(Rz)を、作動温度を求める際に、リード線抵抗の製造に起因して生じる許容偏差または老化に起因する抵抗変化を排除するために使用する
ことを特徴とする測定センサの温度調整方法。
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