JP4410365B2 - 搬送装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数のローラに巻掛けられたベルトを、少なくとも1つの駆動ローラによる回転駆動力を受けて周回されるベルトが設けられた搬送装置及び画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
感光材料に画像を記録し、この画像が記録された感光材料を受像材料と重ね合わせた状態で熱現像処理を施し、前記画像を受像紙に転写する画像形成装置が提案されている。
【0003】
上記熱現像処理において、感光材料と受像材料とを画像形成用溶媒(例えば、水)の存在下で重ね合わされた2枚のシート材料は、加熱ドラムの周面に巻き付けられ、かつベルトによって挟持されながら搬送される。加熱ドラムは、軸芯に熱源としてのハロゲンランプを備えており、このハロゲンランプが点灯することにより発生する熱で、当該周面が加熱される。この熱により感光材料及び受像材料は熱現像転写処理され、感光材料上の画像が受像材料に転写される。
【0004】
ここで、前記ベルトは、複数のローラに巻掛けられており、その内の1つのローラが駆動ローラとされている。この駆動ローラの回転駆動力でベルトは、前記加熱ドラムの回転速度に同期して複数のローラを周回する
ベルトの搬送には、蛇行という問題点が無視できない。上記画像形成装置では、比較的大サイズ(A0サイズ、B1サイズ等)の原稿を対象としており、この原稿のサイズに応じてベルトの幅を拡大する必要がある。ところで、ベルトの搬送は、ベルトの幅寸法が大きければ大きい程、蛇行量が多くなる性質がある。この蛇行は、巻掛けられるローラの周面が平坦(軸線方向に亘り、同径)であることに起因する。
【0005】
このため、前記駆動ローラ以外の従動ローラの軸線方向の両端部近傍をテーパ状とし、全体として堤形ローラとすることが提案されている(一例として、特開平2−66036号公報参照)。これにより、蛇行してテーパ部分にのりあがったベルトは、このテーパ部が拡径によって線速度が速くなっていることに起因して増速し、元の位置に戻るようになり、この結果、蛇行が助長されることを防止することができる。
【0006】
しかしながら、上記先行技術では、テーパ部が母体となる従動ローラと一体回転するため、蛇行しようとする力と、蛇行を回避しようとする力とが釣り合うことがある。この結果、連続する蛇行は発生しないものの、ある位置でベルトが幅方向に移動するため、このときに、感光材料及び受像材料がずれることがある。このときに転写むらを発生させ、画質の低下につながっている。
【0007】
また、上記先行技術では、蛇行が生じた場合に、一部の従動ローラの軸線方向両端部をそれぞれ独立してその位置を調整することができる技術も開示されている。すなわち、従動ローラの軸線を蛇行方向とは反対方向に傾けることによって蛇行を解消している。
【0008】
しかしながら、この傾き方向が軸線がベルト搬送方向にも傾いているため、無理な捻じれが生じ、ベルトに弛みが生じる可能性がある。この弛みにより、感光材料及び受像材料に対しての挟持力が幅方向に亘って変動し、転写むらを起こすことがある。
【0009】
本発明は上記事実を考慮し、ベルトに生じる蛇行により、ドラムに巻き掛けたシート材料にズレが生じるのを防止した搬送装置を得ることが目的である。
【0011】
また、本発明は、感光材料と受像材料とを重ね合わせた状態で加熱することにより感光材料上の画像を受像材料に転写するときに、ベルトの蛇行に起因する画質の低下を抑制する画像形成装置を得ることが目的である。
【0012】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、画像が記録された感光材料と、受像材料と、を重ね合わせて搬送しながら加熱及び加圧することにより、前記感光材料に記録された画像を前記受像材料へ転写し、受像材料に画像を形成する画像形成装置であって、周面が熱源によって加熱されながら回転され、該周面に重ね合わせられて巻き掛けられた前記感光材料と前記受像材料とを加熱する加熱ドラムと、複数のローラに巻き掛けられると共に、前記加熱ドラムへの巻掛開始位置に対向されるローラと巻掛終了位置に対向されるローラとの間で加熱ドラムに巻き掛けられて周回移動され、巻掛開始位置から巻掛終了位置までの間で前記感光材料と前記受像材料とを加熱ドラムとの間で挟持して加圧する無端のベルトと、少なくとも前記巻掛開始位置に対向されるローラの前記ベルトの周回方向の上流側及び、前記巻掛終了位置に対向されるローラの前記ベルトの周回方向の下流側に隣接して、前記ベルトが巻き掛けられる前記複数のローラとして設けられ、ベルトの周回移動に追従して回転される従動ローラと、前記従動ローラの軸線方向の両端部に、従動ローラに対して相対回転可能に設けられ、かつ、従動ローラ側の端部から軸線方向にかけて径寸法が徐々に拡大された補助ローラと、を含む。
【0013】
請求項1に記載の発明によれば、従動ローラの軸線方向両端部に、母体となる従動ローラと相対回転可能なテーパ状の補助ローラを設けたため、ベルトがこの補助ローラに至ると(すなわち、幅方向に蛇行すると)、補助ローラは、ベルトの搬送力に従って回転される。このとき、補助ローラがテーパ状であるため、軸線方向各部での線速度が異なっており、外側へいくほどその線速度は速くなるため、ベルトは無理なく元の位置に戻される。すなわち、補助ローラが母体となる従動ローラの回転とは無関係にベルトの搬送力のみで回転するため、蛇行する方向の力と、戻す力とが釣り合って変位した状態を維持するような不具合がない。
【0014】
この補助ローラが設けられた従動ローラを、感光材料と受像材料が重ねられたシート材料をベルトとの間で挟持して加熱及び加圧する加熱ドラムを挟んで設けて折り、これにより、加熱ドラムに巻き掛けられているベルトの蛇行を防止でき、ベルトの蛇行により生じる画質の低下を抑制することができる。
【0015】
このような補助ローラを備えた従動ローラは、ベルトの周回方向に連続して配置することで、ベルト張力等に起因する蛇行が増幅する前に適正位置に戻すことができる。
【0016】
請求項2に記載の発明は、前記請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記ベルトの幅寸法W1と、前記補助ローラが設けられた従動ローラの軸線方向寸法W2と、の関係がW1≧W2としている。
【0017】
この発明によれば、上記W1≧W2の関係としておくことで、ベルトが蛇行せず正規な位置にあるときには、補助ローラは何らベルトに関与せず、蛇行があったときに始めて、この蛇行を抑制力(正規の位置に戻す力)が働く。従って、ベルトを常に無理な力で押さえつけることはないため、ベルトの寿命に悪影響を与えることがない。
【0018】
請求項3に記載の発明は、前記補助ローラが設けられた前記従動ローラの1つに対して、該従動ローラの軸線方向の両端部に対して設けられ、従動ローラの軸線方向の端部のそれぞれを該従動ローラに巻き掛けられる前記ベルトの搬送方向に沿う接触範囲の中心位置と従動ローラの軸心を結ぶ線方向に独立して移動可能とする従動ローラ移動手段と、前記従動ローラ移動手段により移動される前記従動ローラの軸線方向の両端部のそれぞれの位置を、前記ベルトの蛇行が抑制される位置に位置決め固定する位置決め固定手段と、を含む。
【0019】
この発明によれば、従動ローラの少なくともひとつを、従動ローラ移動手段により移動可能とする。この移動方向は、ベルト搬送方向の接触範囲(接触幅)の中心位置と当該従動ローラの軸心とを結ぶ方向とする。すなわち、ベルトがローラの周面に巻掛られている場合は、この巻掛開始位置と終了位置との間の角度の1/2の位置と軸心とを結ぶ線方向となり、ベルトが直線搬送されており、この直線が従動ローラの接線となっている場合はこの接線の接触点と軸心とを結ぶ線方向となる。
【0020】
従動ローラの移動方向を上記のように定義することにより、従動ローラは、ベルト搬送方向に対しては傾斜せず、ベルトの張りの変化のみとなる。すなわち、ベルトが張りの弱い位置から強い位置へ移動することは、一般的に使用されるクラウンローラの軸線中心方向に引き寄せられることから明確であり、その力は無理なく作用する。
【0021】
従って、蛇行する方向と反対側の端部の張りを強くするように従動ローラ移動手段で移動させ、位置決め固定手段でその位置に固定しておけば、蛇行は解消される。
【0022】
このような本発明は、回転されるドラムにシート材料を巻き掛けて搬送する搬送装置であって、前記ドラムへの巻掛開始位置及び巻掛終了位置のそれぞれに対向するローラを含む複数のローラに巻き掛けられて前記ドラムの回転に応じて周回移動されると共に、前記巻掛開始位置に対向されるローラと前記巻掛終了位置に対向されるローラとの間で前記ドラムに巻き掛けられて、該ドラムの周面に巻き掛けられる前記シート材料を挟持する無端のベルトと、少なくとも前記巻掛開始位置に対向されるローラの前記ベルトの周回方向の上流側及び、前記巻掛終了位置に対向されるローラの前記ベルトの周回方向の下流側に隣接して、前記ベルトが巻き掛けられる前記複数のローラとして設けられ、ベルトの周回移動に追従して回転される従動ローラと、前記従動ローラの軸線方向の両端部に、該従動ローラに対して相対回転可能に設けられ、かつ、従動ローラ側の端部から軸線方向に沿って径寸法が徐々に拡大された補助ローラと、を含む搬送装置に適用することができる。
【0023】
この搬送装置は、前記ベルトの幅寸法W1と、前記補助ローラが設けられた前記従動ローラの軸線方向寸法W2と、の関係が、W1≧W2とすることができる。
【0024】
また、本搬送装置は、前記補助ローラが設けられた少なくとも前記従動ローラの1つに対して、該従動ローラの軸線方向の両端部に対して設けられ、従動ローラの軸線方向の端部のそれぞれを該従動ローラに巻き掛けられる前記ベルトの搬送方向に沿う接触範囲の中心位置と従動ローラの軸心を結ぶ線方向に独立して移動可能とする従動ローラ移動手段と、前記従動ローラ移動手段により移動される前記従動ローラの軸線方向の両端部のそれぞれの位置を、前記ベルトの蛇行が抑制される位置に位置決め固定する位置決め固定手段と、を含むことができる。
【0026】
なお、請求項1と請求項4は、蛇行が発生したときにそれを元に戻すことが前提であり、請求項3と請求項6は、蛇行そのものを抑える。
【0027】
従って、これらを組み合わせることにより、蛇行を未然に防止し、かつ経時的な変化(ベルトの弾性力を劣化や、従動ローラの回転抵抗力の変化等)があった場合に蛇行が発生してもこれを迅速に解消することができ、長期間に亘り蛇行抑制効果が持続するという、さらなる効果が得られる。
【0028】
【発明の実施の形態】
図1には、本実施の形態に係る画像形成装置14が示されている。
【0029】
画像形成装置14は、画像露光装置10と画像処理装置12から構成されている。
【0030】
画像露光装置10は、感光材料装填部18と、補正回路20と、補正データ作成部22と、露光ユニット24とを含んで構成されている。また、画像処理装置12は、フェース部26と、熱現像ユニット28と、感光材料巻取部30と、受像給紙装填部32と、色測定センサ34と、温湿度センサ36とを含んで構成されている。
【0031】
画像露光装置10の感光材料装填部18には、巻取軸38に巻き取られた感光材料16を装填するようになっている。感光材料装填部18に装填された感光材料16は、図示しない搬送ローラが駆動することによって所定方向に搬送される。感光材料16の搬送方向下流側には、露光ユニット24が配設されている。露光ユニット24には、画像データを補正する補正回路20の出力端が接続されており、補正回路20で生成された補正画像データが入力される。すなわち、露光ユニット24では補正画像データに基づいてレーザー(図示省略)の駆動が指示され、感光材料16を光ビームで走査して露光するようになっている。なお、露光ユニット24には中心角が略180°の円弧状のドラム78が配設されており、感光材料16はドラム78の内周面に沿って巻き付けられて搬送され、光ビームがドラム78の内周方向から感光材料16に照射される構成(所謂インナースピナー式)となっている(詳細後述)。
【0032】
前述した補正回路20には、補正データ作成部22の出力端が接続されている。補正データ作成部22には、画像処理装置12に備えられた温湿度センサ36及び色測定センサ34の出力端が接続されている。温湿度センサ36は、画像処理装置12内の温度及び湿度を検出するセンサであり、色測定センサ34は熱現像ユニット28によって熱現像処理された受像紙40に記録された画像の色を測定するセンサである。従って、補正データ作成部22は温湿度センサ36及び色測定センサ34による検出(測定)データに基づき、補正回路20において画像データを補正する際に用いる補正データを作成する。
【0033】
続いて、画像露光装置10に隣接して備えられた画像処理装置12の内部構成の詳細を図2を参照して説明する。
【0034】
図2に示されるように、画像処理装置12における画像露光装置10との接続部近傍には、フェース部26が備えられている。フェース部26にはソレノイドによって作動する分岐ガイド(図示省略)が配設されている。分岐ガイドは、水平状態と垂直状態とに切り換えられるようになっており、垂直状態に切り換えられた場合には図2の想像線で示されるように搬送ローラ42の間に感光材料16を弛ませることができる。これにより、画像処理装置12の処理速度と画像露光装置10の処理速度との速度差を吸収することができる。なお、搬送ローラ42の駆動は画像処理装置12の下方に備えられた制御ユニット94によって制御されるようになっている。
【0035】
フェース部26の下方には、受像給紙装填部32が備えられている。受像給紙装填部32には、巻取軸44に巻き取られた受像紙40が装填され、搬送ローラ42によって所定方向に搬送される。
【0036】
感光材料16の搬送方向下流側には、熱現像ユニット28が配設されている。熱現像ユニット28には、感光材料16に画像形成用溶媒としての水が充填された水塗布部80が備えられている。
【0037】
水塗布部80には、画像処理装置12の下部に備えられた水タンク82から図示しないポンプによって水が供給されるようになっている。感光材料16に水が塗布されることにより、受像紙40と感光材料16とを貼り合わせたときの密着性を向上させることができる。
【0038】
熱現像ユニット28には、水塗布部80の他に加熱ドラム84も備えられている。加熱ドラム84の内部にはヒータ100が収容されており、加熱ドラム84が回転することによって昇温する。なお、このヒータ100には、温度センサ122が取付けられている。
【0039】
このヒータ100は、ハロゲンランプが適用されており、加熱ドラム84の中心回りの所定の角度の範囲に均一ピッチで配列されている。このハロゲンランプを点灯・消灯することにより、加熱ドラム84の表面温度を制御するようになっている。
【0040】
これにより、加熱ドラム84の外周面に沿って搬送される感光材料16と受像紙40を所定時間加熱し(すなわち、熱現像処理を施す)、受像紙40に画像を形成する。また、加熱ドラム84の外周近傍にはずれ防止用ベルト86が配設され、加熱ドラム84の外周面に沿って搬送される感光材料16と受像紙40のずれを防止し、画像が受像紙40に正確に形成されるように配慮している。
【0041】
加熱ドラム84における感光材料16と受像紙40の搬送方向下流側には、受像紙40と貼り合わせられた感光材料16を剥離するための感光材料用剥離部材88、及び受像紙40を加熱ドラム84から剥離するための受像紙用剥離部材90が備えられている。
【0042】
感光材料用剥離部材88によって受像紙40と剥離された感光材料16は、感光材料巻取部30に備えられた巻取軸92に巻き取られ、廃材として処分される。また、受像紙用剥離部材90によって加熱ドラム84から剥離され、画像が形成された受像紙40の搬送方向下流側には色測定センサ34が配設されている。色測定センサ34は、受像紙40に形成された画像の色を測定し、測定データを画像露光装置10に配設された補正データ作成部22に出力する。色測定センサ34によって色の測定が行われた受像紙40は、画像処理装置12の外部へ排出される。
【0043】
前記ベルト86は、複数(本実施の形態では、5個)のローラ200、202、204、206、208(以下、総称する場合は、ローラ群という)にそれぞれ巻掛けられており、その内の2個のローラ200、202が、前記感光材料16と受像紙40との加熱ドラム84への巻掛開始位置、及び巻掛終了位置に配置されている。このため、このローラ200、202間のベルト86の搬送経路は、加熱ドラム84の周面に沿って円弧状となっている。また、図2に示される如く、別途ベルト86に接するようにテンションローラ209が設けられており(図3では図示省略)、このテンションローラ209の両端軸部には、当該テンションローラ209を熱現像ドラム84へ接近する方向へ移動するように付勢する付勢手段(引張コイルばね等)211が取付けられており、ベルト86に適度なテンションを与える役目を有している。なお、テンションローラ209を別途設けずに、前記ローラ204、206、208の何れかをテンションローラとしてもよい。
【0044】
上記円弧状となる搬送経路以外は、それぞれのローラ間(ローラ202と204、ローラ204と206、ローラ206と208、ローラ208と200)では、直線的に搬送される搬送経路となっている。
【0045】
上記ローラ群の内の1つは図示しない駆動手段の駆動力で回転する駆動ローラとされている。本実施の形態では、感光材料16と受像紙40との加熱ドラム84への巻掛終了位置に配置されたローラ202が駆動ローラである。なお、この駆動ローラ以外のローラは、全て自身で駆動力を有しない従動ローラとされている。なお、全てを従動ローラとし、ベルトの内周又は外周に接触して、ベルトに直接駆動力を付与するローラ、スプロケット、プーリー等を配設する構造としてもよい。
【0046】
ここで、ベルト86の搬送方向長さと、幅方向長さとを設定する場合、本実施の形態では、以下の関係が成り立つ構成としている。
【0047】
すなわち、図7に示される如く、当該ベルト86を一対のローラ300(ローラ300は、ベルト86の寸法を決定するための治具であり、実機とは別物である。)に巻き掛けループ状にすると、ベルト86はフィールドトラック形状(一対の直線部とこれらを連結する一対の半円弧部)となる。この直線部の長さL1とベルト86の幅寸法W1とがほぼ等しくなる(L1≒W1±α,αはL1の20%程度)ようにしている。なお、本実施の形態では、熱現像ドラム84の外形寸法との関係からL1=1000mm、W1=800mmとしている。この関係を維持することで、ベルト86の蛇行を最小限に押さえることができる。
【0048】
図3に示される如く、ローラ群は、それぞれの回転軸200A、202A、204A、206A、208Aが加熱ドラム84と共に一対の互いに平行な側板210に軸受212を介して掛け渡されている。なお、加熱ドラム84もその回転軸84Aが軸受85を介して側板210に軸支されている。
【0049】
前記感光材料16及び受像紙40の加熱ドラム84への巻掛開始位置に配置されたローラ200の直上に位置するローラ208は、前記側板210における軸受212が取付けられる孔が長孔214とされている。この長孔214の長手方向(図3の矢印A方向)は、前記ローラ208に巻掛けられるベルト86の巻掛幅の中心と、当該ローラ208の軸線とを結ぶ線と一致している。
【0050】
図4に示される如く、軸受212には、移動手段の一部を構成する略L字形のブラケット216が取付けられており、このブラケット216の側板210の内側に突出した突起部216Aには、ナット218が溶着され、側板210にブラケット220を介して軸支された、前記ブラケット216と共に移動手段を構成するボルト222が螺合されている。ボルト222は、軸回転は可能であるが、軸線方向の移動が阻止されており、この結果、ボルト222を回転することによって、軸受212の位置を移動させることができるようになっている。
【0051】
この軸受212の位置の移動により、ローラ208の軸線は傾斜することになるが、この傾斜によってベルト86の両端部にかかる張力差を吸収し、両端部での張力の均一化を図っている。
【0052】
このため、このローラ208は、その両端の回転軸が、独立して図3の矢印A方向に移動可能となっている。
【0053】
なお、ボルト222には、ブラケット220の下側に位置決め固定手段としての固定ナット224が螺合されており、所定の位置でナット224をブラケット220に接触する方向に螺合することによって、ボルト222の回転が抑止され、軸受212の位置を所定の位置で固定させることができるようになっている。
【0054】
上記構造により、前記ローラ208の傾きは、ベルト86の搬送方向ではなく、ベルト86の張りの強さを増減する方向に限定されることになる。すなわち、ベルト86の張りが強い方にベルト86は引き寄せられるため(図5(B)の矢印B方向)、ベルト86に蛇行が生じていた場合、この蛇行方向とは反対方向の軸端側の張りを強くするようにローラ208を傾斜させることにより、蛇行を未然に防止することができる構成である。
【0055】
図3に示される如く、感光材料16及び受像紙40の巻掛開始位置及び巻掛終了位置のローラ200、202を除く全てのローラ204、206、208は、ベルト86の幅方向寸法に対応する長さのローラ部204B、206B、208Bを有しており、このローラ部204B、206B、208Bよりも外側の回転軸204A、206A、208Aには、補助ローラ226が軸支されている。
【0056】
補助ローラ226は、前記ローラ部204B、206B、208Bの端面では、ローラ部204B、206B、208Bの径寸法と同一とされ、軸端にいくに従い徐々に拡径される、所謂テーパ形状とされている。この補助ローラ226は、母体となる従動ローラ204、206、208に対して相対回転可能とされており、通常(ベルト86が蛇行せずに搬送されている状態)では、ベルト86とは干渉しない構造となっている。
【0057】
すなわち、図4及び図5に示される如く、ベルト86の幅寸法をW1、従動ローラ204、206、208の軸線方向長さをW2とした場合、本実施の形態では、W1=W2としている。このため、ベルト86に蛇行が生じた場合、ベルト86は、補助ローラ226に乗り上げることになるが、この乗り上がったベルト86の搬送力により、補助ローラ226は回転する。
【0058】
ここで、補助ローラ226はテーパ形状となっているため、ベルト86の幅方向末端が最も線速度が速く、中央寄りが遅いため、線速度が速いベルト86の幅方向末端が先行し、蛇行した方向とは反対方向(図6矢印C方向)に移行しながら搬送されることになり、蛇行が解消されるようになっている。
【0059】
なお、このW1とW2との関係は、W1≧W2で許容されており、通常の状態で、ベルト86が補助ローラ226にかかっていても蛇行防止上はW1=W2のときと同様の効果を得ることができるが、ベルト86の寿命を併せて考えるならば、W1≒W2であることが好ましい。
【0060】
以下に本実施の形態の作用を説明する。
【0061】
画像露光装置10において、感光材料装填部18に装填された感光材料16は、図示しない搬送ローラが駆動することによって露光ユニット24へ送られる。露光ユニット24では補正画像データに基づいて感光材料16を光ビームで走査して露光する。すなわち、露光ユニット24には中心角が略180°の円弧状のドラム78が配設されており、感光材料16はドラム78の内周面に沿って巻き付けられて搬送され、光ビームがドラム78の内周方向から感光材料16に照射される。
【0062】
感光材料24は、画像処理装置12と画像露光装置10との接続部近傍に配設されたフェース部26に送られ、熱現像ユニット28に属する水塗布部80で感光材料に水が塗布され、加熱ドラム84へと送られる。
【0063】
加熱ドラム84の内部にはヒータ100が収容されており、加熱ドラム84が回転することによって昇温する。これにより、加熱ドラム84の外周面に沿って搬送される感光材料16と受像紙40が所定時間加熱され、受像紙40に画像を形成する。
【0064】
感光材料用剥離部材88によって受像紙40と剥離された感光材料16は、感光材料巻取部30の巻取軸92に巻き取られ、廃材として処分される。また、受像紙用剥離部材90によって加熱ドラム84から剥離された受像紙40は、画像処理装置12の外部へ排出される。
【0065】
ここで、加熱ドラム84に感光材料16及び受像紙40を巻き付けて搬送する場合、ベルト86によって感光材料16及び受像紙40を加熱ドラム84方向へ押圧し、密着性を助長し、確実に加熱ドラム84からの熱を受けるようにしている。
【0066】
このベルト86は、ローラ群に巻掛られており、ローラ202の駆動力で加熱ドラム84と同期して搬送される。
【0067】
ここで、ベルト86は、搬送時に蛇行することがある。この蛇行量は、ベルト86の幅寸法に比例しており、本実施の形態の画像形成装置10では、比較的大サイズ(A0サイズやB1サイズ等)の原稿を主体としているため、ベルト86の幅寸法を大きい部類に入る。
【0068】
そこで、本実施の形態では、この蛇行を抑制すべく、処理開始前にローラ208の軸線の傾きを調整している。このローラ208は、感光材料16及び受像紙40の加熱ドラム84への巻掛開始位置に配置されたローラ200の直上にあり、回転軸208Aを軸支する軸受212は、側板210の長孔214に取付けられており、この長孔214に沿って移動できる構成となっている。
【0069】
すなわち、固定ナット224を緩めた状態でボルト222を回転させると、前記軸受212に取付けられたブラケット216を移動する。この移動に伴って前記軸受212を長孔214に沿って移動させることができる。
【0070】
ここで、この回転軸208Aは、両端部を独立に移動可能であり、かつその移動方向は、ベルト86の巻掛幅の中心と、ローラ208の軸線とを結ぶ線方向とされているため、ローラ208が調整によって傾斜しても、この傾斜は、ベルト86の搬送方向に対しては正規の位置を維持したままとなり、ベルト86の張りの大きさのみを軸線方向で変更することができる。
【0071】
ベルト86は、張りが強い方に引き寄せられることが知られており、この作用を利用して、ベルト86が蛇行する方向とは反対の軸端の張りを強くするようにボルト222を回転して調整する。
【0072】
調整が完了した後は、固定ナット224で締めつけ、ボルト222の回転を抑止する。これにより、初期状態におけるベルト86の蛇行を改善することができ、ベルト86の弾力性やローラ群のがたつき等、経時的な変化がない限り、ベルト86を正規の状態で搬送させることができる。
【0073】
次に、上記のような経時的変化、或いは初期調整位置がずれたような場合、ベルト86に蛇行が発生する。
【0074】
このような場合、本実施の形態では、ローラ204、206、208の軸線方向両端部に補助ローラ226を設けている。この補助ローラ226は、ローラ部200B、206B、208B各々の端部から軸端にかけて徐々に拡径したテーパ形状であり、通常はベルト86との干渉はない。
【0075】
ベルト86が蛇行すると、ローラ部204B、206B、208Bからこの補助ローラ226に乗り上げられる。このとき、ベルト86の末端が接触するのは、補助ローラ226によって拡径された周面に当たるため、この末端が最も線速度が速くなり、ベルト86は、蛇行した方向とは反対方向に移動しようとする力が働く。このため、蛇行したベルト86は迅速に元の正規の位置に戻される。
【0076】
このように、本実施の形態では、初期設定において、部品組み付け性の公差によりベルト86が蛇行する傾向にあるのを、組み付け完了後に、従動ローラの軸線の傾きを変更し、この従動ローラに巻掛けられるベルト86の幅方向の両端部の張りの強さを調整することができるため、組み付け時に起因する蛇行傾向を解消することができる。
【0077】
また、経時的な変化(ベルト86の弾力性の低下やローラの位置決め状態の変化等)があった場合、作業中に蛇行が発生することがあるが、この場合、ローラ204、206、208の軸線方向両端部にテーパ形状の補助ローラ226を、母体となるローラ204、206、208に対して相対回転可能に取り付けているため、蛇行によって補助ローラ226に乗り上がったベルト86を迅速に元の位置に戻すことができる。
【0078】
なお、本実施の形態では、軸線の傾き調整を、加熱ドラム84への感光材料16及び受像紙40の巻掛開始位置に配設されたローラ200の直上のローラ208としたが、これは、巻掛量が最も多く(略90°に対応する量)、張りの強さに最も敏感に作用するためである。従って、別の従動ローラに軸線の傾き調整機構を設けてもよい。
【0079】
【発明の効果】
以上説明した如く請求項1に係る発明は、加熱ドラムとの間で感光材料と受像材料とを挟持するベルトの蛇行が起因する画質低下を防止することができるという優れた効果を有する。
【0080】
また、請求項4に係る発明では、ベルトの蛇行に起因してシート材料にズレが生じるのを防止できる。
【0081】
請求項2及び請求項5に係る発明では、ベルトを常に無理な力で押さえつけることはないため、ベルトの寿命に悪影響を与えることがない。
【0082】
請求項3及び請求項6に係る発明では、従動ローラの軸線の傾きをベルトの蛇行を事前に解消できるように設定しておき、ベルトの蛇行を抑制することができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る画像形成装置の概略構成図である。
【図2】画像形成装置の一部を構成する画像処理装置の概略構成図である。
【図3】熱現像ユニットの分解斜視図である。
【図4】図3のIV−IV線断面図である。
【図5】従動ローラの軸線傾斜状態を示し、(A)は従動ローラの端面方向から見た正面図、(B)は図5(A)の右側面図である。
【図6】補助ローラへのベルト乗り上げ時の状態を示す平面図である。
【図7】ベルトの寸法を決定するために一対のローラ間に当該ベルトを巻き掛けた場合の斜視図である。
【符号の説明】
16 感光材料
28 熱現像ユニット
40 受像紙(受像材料)
80 水塗布部
84 加熱ドラム
86 ベルト
Claims (6)
- 画像が記録された感光材料と、受像材料と、を重ね合わせて搬送しながら加熱及び加圧することにより、前記感光材料に記録された画像を前記受像材料へ転写し、受像材料に画像を形成する画像形成装置であって、
周面が熱源によって加熱されながら回転され、該周面に重ね合わせられて巻き掛けられた前記感光材料と前記受像材料とを加熱する加熱ドラムと、
複数のローラに巻き掛けられると共に、前記加熱ドラムへの巻掛開始位置に対向されるローラと巻掛終了位置に対向されるローラとの間で加熱ドラムに巻き掛けられて周回移動され、巻掛開始位置から巻掛終了位置までの間で前記感光材料と前記受像材料とを加熱ドラムとの間で挟持して加圧する無端のベルトと、
少なくとも前記巻掛開始位置に対向されるローラの前記ベルトの周回方向の上流側及び、前記巻掛終了位置に対向されるローラの前記ベルトの周回方向の下流側に隣接して、前記ベルトが巻き掛けられる前記複数のローラとして設けられ、ベルトの周回移動に追従して回転される従動ローラと、
前記従動ローラの軸線方向の両端部に、従動ローラに対して相対回転可能に設けられ、かつ、従動ローラ側の端部から軸線方向にかけて径寸法が徐々に拡大された補助ローラと、
を含む画像形成装置。 - 前記ベルトの幅寸法W1と、前記補助ローラが設けられた前記従動ローラの軸線方向寸法W2と、の関係が、W1≧W2である請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記補助ローラが設けられた前記従動ローラの少なくとも1つに対して、該従動ローラの軸線方向の両端部に対して設けられ、従動ローラの軸線方向の端部のそれぞれを該従動ローラに巻き掛けられる前記ベルトの搬送方向に沿う接触範囲の中心位置と従動ローラの軸心を結ぶ線方向に独立して移動可能とする従動ローラ移動手段と、
前記従動ローラ移動手段により移動される前記従動ローラの軸線方向の両端部のそれぞれの位置を、前記ベルトの蛇行が抑制される位置に位置決め固定する位置決め固定手段と、
を含む請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。 - 回転されるドラムにシート材料を巻き掛けて搬送する搬送装置であって、
前記ドラムへの巻掛開始位置及び前記巻掛終了位置のそれぞれに対向するローラを含む複数のローラに巻き掛けられて前記ドラムの回転に応じて周回移動されると共に、前記巻掛開始位置に対向されるローラと前記巻掛終了位置に対向されるローラとの間で前記ドラムに巻き掛けられて、該ドラムの周面に巻き掛けられる前記シート材料を挟持する無端のベルトと、
少なくとも前記巻掛開始位置に対向されるローラの前記ベルトの周回方向の上流側及び、前記巻掛終了位置に対向されるローラの前記ベルトの周回方向の下流側に隣接して、前記ベルトが巻き掛けられる前記複数のローラとして設けられ、ベルトの周回移動に追従して回転される従動ローラと、
前記従動ローラの軸線方向の両端部に、該従動ローラに対して相対回転可能に設けられ、かつ、従動ローラ側の端部から軸線方向に沿って径寸法が徐々に拡大された補助ローラと、
を含む搬送装置。 - 前記ベルトの幅寸法W1と、前記補助ローラが設けられた前記従動ローラの軸線方向寸法W2と、の関係が、W1≧W2である請求項4に記載の搬送装置。
- 前記補助ローラが設けられた前記従動ローラの少なくとも1つに対して、該従動ローラの軸線方向の両端部に設けられ、従動ローラの軸線方向の端部のそれぞれを該従動ローラに巻き掛けられる前記ベルトの搬送方向に沿う接触範囲の中心位置と従動ローラの軸心を結ぶ線方向に独立して動可能とする従動ローラ移動手段と、
前記従動ローラ移動手段により移動される前記従動ローラの軸線方向の両端部のそれぞれの位置を、前記ベルトの蛇行が抑制される位置に位置決め固定する位置決め固定手段と、
を含む請求項4又は請求項5に記載の搬送装置。
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