JP2621062B2 - 色校正用ラミネート装置 - Google Patents

色校正用ラミネート装置

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JP2621062B2
JP2621062B2 JP21857891A JP21857891A JP2621062B2 JP 2621062 B2 JP2621062 B2 JP 2621062B2 JP 21857891 A JP21857891 A JP 21857891A JP 21857891 A JP21857891 A JP 21857891A JP 2621062 B2 JP2621062 B2 JP 2621062B2
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laminating
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康彦 奥田
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Screen Holdings Co Ltd
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被ラミネート材(以
下、台紙と記す)と色材とをラミネートして多色刷印刷
物の色校正を行うための色校正用ラミネート装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に多色刷印刷物の色校正を行う場合
には校正機が用いられる。しかし、校正機は大型であ
り、また作業時間も長くかかることから、最近ハードコ
ピーによる簡易な色校正が行われている。ハードコピー
による色校正の一方法としては、まず原画を4色に色分
解してそれぞれの網点フィルムを作成する。一方、台紙
と色材とをラミネート装置によってラミネートし、これ
を網点フィルムと重ね合わせて露光する。露光した後
に、現像処理することにより、所望の色の画像が得られ
る。このような工程を4色の色材について順次繰り返し
行うことにより、カラープルーフが得られる。このカラ
ープルーフを検査することによって色校正が行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記のような色校正法
において、台紙と色材とをラミネートする場合には、両
者を1対の熱ローラ間に挟持しながら搬送し、両者を、
熱と圧力により接着するようにしている。このとき、特
に色材に接する熱ローラは、その温度を精度良く調整す
ることが重要である。このため、熱ローラの温度を測定
する温度センサと、この温度センサの検出結果をもとに
温度調整を行う温度調整回路とが設けられている。
【0004】ここで、熱ローラ表面の温度を正確に計測
するために、温度センサは熱ローラ表面に接触して配置
することが望ましい。そこで、色材及び台紙が通過しな
い領域の熱ローラ表面に温度センサを接触させて設ける
と、色材等の通過時に、吸熱によって温度変化に対する
応答性が悪くなり、所望の温度に精度良く維持すること
が困難である。また、常に色材等が通過する場所の温度
が測定できるように、熱ローラ表面の軸方向の中心に温
度センサを取り付けると、通常シリコンゴム等によって
形成される熱ローラ表面にセンサが接触し、熱ローラの
当該部分が磨耗し、この部分の色材と台紙のラミネート
が良好に行われないという問題が生ずる。
【0005】本発明の目的は、ラミネートに悪影響を与
えることなく精度良く熱ローラの温度を測定し、温度制
御が良好に行える色校正用ラミネート装置を提供するこ
とにある。本発明の別の目的は、正確な温度制御を行う
ことができるとともに、台紙及び色材が熱ローラに巻き
付いた場合にも、巻き付いた台紙及び色材が熱ローラ表
面に接触している温度センサに悪影響を与えることのな
い色校正用ラミネート装置を提供することにある。
【0006】本発明のさらに別の目的は、幅方向の全域
にわたって均一にラミネートすることができる色校正用
ラミネート装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る色校正
用ラミネート装置は、被ラミネート材と色材とを多色刷
印刷物の色校正を行うための装置であり、搬送手段と、
回転可能な1対の熱ローラと、加熱手段と、温度測定手
段と、温度制御手段とを備えている。前記搬送手段は、
被ラミネート材及び色材のそれぞれを幅方向の一端側に
偏倚させた片側基準で搬送する手段である。前記1対の
熱ローラは、搬送手段によって搬送されてきた被ラミネ
ート材及び色材を挟持して両者を接着させるためのロー
ラである。前記加熱手段は、1対の熱ローラのうちの少
なくとも一方の熱ローラを加熱する手段である。前記温
度測定手段は、加熱手段によって加熱される熱ローラの
搬送基準側の端部に、熱ローラ表面における色材の絵柄
領域以外の部分が通過する領域に当接するように配置さ
れ、熱ローラ表面の温度を測定する手段である。前記温
度制御手段は、温度測定手段の測定結果に基づいて加熱
手段を制御する手段である。
【0008】第2の発明に係る色校正用ラミネート装置
は、被ラミネート材と色材とをラミネートして多色刷印
刷物の色校正を行うための装置であり、回転可能な1対
の熱ローラと、排出搬送路と、加熱手段と、温度測定セ
ンサと、ジャム検出センサと、停止手段とを備えてい
る。前記1対の熱ローラは、被ラミネート材及び色材を
挟持して搬送しながら両者を接着させるローラである。
前記排出搬送路は、1対の熱ローラの搬送方向下流側に
設けられている。前記加熱手段は、1対の熱ローラのう
ちの少なくとも一方の熱ローラを加熱する手段である。
前記温度測定センサは、加熱される熱ローラに接触して
配置され、熱ローラ表面の温度を測定するセンサであ
る。前記ジャム検出センサは、排出搬送路に配置され、
被ラミネート材及び色材の熱ローラへの巻き付きを検出
するセンサである。前記停止手段は、ジャム検出センサ
の検出結果により1対の熱ローラの回転を停止させる手
段である。そしてこの装置においては、1対の熱ローラ
のニップ位置からジャム検出センサまでの搬送距離が、
ニップ位置から温度測定センサまでの円周距離よりも短
く設定されている。
【0009】第3の発明に係る色校正用ラミネート装置
は、被ラミネート材と色材とをラミネートして多色刷印
刷物の色校正を行うための装置であり、搬送手段と、支
持フレームと、下方熱ローラと、上方熱ローラと、スタ
ビライザ機構とを備えている。前記搬送手段は、被ラミ
ネート材及び色材のそれぞれを幅方向の一端側に偏倚さ
せた片側基準で搬送する手段である。前記下方熱ローラ
は、支持フレームに回転自在に支持されている。前記上
方熱ローラは、下方熱ローラに圧接して被ラミネート材
及び色材を下方熱ローラとの間で挟持可能なラミネート
位置と、下方熱ローラから離れた退避位置とをとり得る
ように移動自在であり、かつ回転自在に支持フレームに
支持されている。前記スタビライザ機構は、上方熱ロー
ラの軸の傾きを規制するための機構である。
【0010】
【作用】第1の発明に係る色校正用ラミネート装置で
は、被ラミネート材及び色材は搬送手段によって幅方向
一端側に偏倚させられた片側基準で搬送される。また、
温度測定手段は、この搬送基準側の端部に配置されてお
り、被ラミネート材及び色材の絵柄領域以外の部分が当
接する領域の熱ローラ表面に接触している。そして、こ
の温度測定手段によって検出された結果に基づいて加熱
手段が制御され、熱ローラが常に所望の温度に維持され
る。
【0011】このように、温度測定手段は被ラミネート
材及び色材が通過する位置に配置されているため、これ
らが通過する際の温度変化に対する応答性が良好とな
り、高精度の温度調整が可能となる。また、温度測定手
段によって熱ローラ表面が損傷を受けた場合でも、この
温度測定手段は色材の絵柄領域以外の部分が通過する位
置に配置されているため、カラープルーフの品質に悪影
響を与えることはない。
【0012】第2の発明に係る色校正用ラミネート装置
では、加熱される熱ローラに接触して温度測定センサが
設けられており、熱ローラの表面温度がこの温度測定セ
ンサによって測定される。一方、1対の熱ローラの下流
側には被ラミネート材及び色材の熱ローラへの巻き付き
を検出するためのジャム検出センサが配置されており、
このジャム検出センサの検出結果により熱ローラの回転
が制御される。
【0013】このとき、熱ローラのニップ位置からジャ
ム検出センサまでの搬送距離は、ニップ位置から温度測
定センサまでの円周距離よりも短く設定されており、し
かもジャム検出センサによってジャムが検出された際に
は即座に熱ローラの回転が停止させられる。このため、
巻き付いた被ラミネート材及び色材が温度測定センサに
まで到達して温度測定センサを損傷するのが防止され
る。
【0014】第3の発明に係る色校正用ラミネート装置
では、下方熱ローラと上方熱ローラとの間に幅方向の一
端側に偏倚させた片側基準で被ラミネート材と色材とが
供給される。このため、幅方向に短いサイズの被ラミネ
ート材及び色材が熱ローラを通過する際には、搬送基準
側のローラ軸が逆側に比べて上昇しようとする。しか
し、この搬送基準側の軸の上昇はスタビライザ機構によ
って逆側にも伝達され、常に両熱ローラの軸は並行とな
る。このため、幅方向にわたって均一なラミネートを行
うことができる。
【0015】
【実施例】全体構成 図1は、本発明の一実施例による色校正用ラミネート装
置の概略構成を示す図である。このラミネート装置は、
ベース1と、このベース1上部に配置されたラミネート
部2と、ラミネート部2のさらに上部に配置され、ラミ
ネート部2に色材を供給するフィーダ部3と、装置の各
部を制御するための制御部(図8参照)とから主に構成
されている。
【0016】ラミネート部2の図右側部(以下この方向
を前方とする)には、予め所定の長さにカットされたシ
ート状色材を載置するシート状色材の挿入トレイ4と、
台紙を挿入するための台紙挿入トレイ5とが上下に並べ
て配置されている。また、ラミネート部2の後方には、
ラミネートされた台紙及び色材(以下、ラミネート紙と
記す)を下方に案内するためのガイド部材6が配置され
ており、このガイド部材6はその下部がベース1に装着
されている。さらに、ガイド部材6によって上方から案
内されてきたラミネート紙を、装置の前方側に排出し、
載置するための排出トレイ7がベース1の下部に装着さ
れている。
【0017】前記フィーダ部3は、ラミネート部2の上
部に固定されたフレーム及びケースからなるフィーダ本
体8と、このフィーダ本体8に対して装置の前後方向に
移動自在なフィーダキャリッジ(以下単にキャリッジと
記す)9とを備えている。キャリッジ9内には、上下2
段に4つのロール状色材が収納されている。すなわち、
下段前方からシアンのロール状色材を収納するシアン色
材ロール10aと、イエローのロール状色材を収納する
イエロー色材ロール10bとが配置されている。また、
上段前方からマゼンタのロール状色材を収納するマゼン
タ色材ロール10cと、ブラックのロール状色材を収納
するブラック色材ロール10dとが配置されている。各
ロール10a〜10dはキャリッジフレーム(図示せ
ず)に回転自在に支持されている。また、図1から明ら
かなように、上段と下段の色材ロールは、その中心軸が
互いに偏心して千鳥状に配置されている。このため、キ
ャリッジ9の小型化が可能となっている。
【0018】また、このラミネート装置では、色校正を
行う場合のラミネート順序はシアン→マゼンタ→イエロ
ー→ブラックとなっており、装置前方側からこのラミネ
ート順に色材ロール10a〜10dが配置されている。
このため、4色の色材を台紙にラミネートする際、キャ
リッジ9の移動距離が短くなり、作業待ち時間が少なく
なる。また、フィーダ本体8には、各色材ロール10a
〜10dから供給されてきた色材を所定の長さに切断す
るためのカッタ装置11と、このカッタ装置11を駆動
するためのモータ12とが配置されている。さらにフィ
ーダ本体8には、キャリッジ9の原点位置を検出するセ
ンサ13aと、各色材ロール10a〜10dが供給位置
に来たことを検出するセンサ13bとが設けられてい
る。なお、キャリッジ9の駆動及び各色材の送り出しの
ための機構については後述する。ラミネート部の構成 搬送部及び熱ローラ装置 ラミネート部2は、装置の中央部から若干後方よりに配
置された熱ローラ装置15と、この熱ローラ装置15に
色材を供給するための色材搬送部16と、熱ローラ装置
15に台紙を供給するための台紙搬送部17と、熱ロー
ラ装置15及び各搬送部16,17を駆動するための駆
動部18とから主に構成されている。
【0019】色材搬送部16は、シート状色材挿入トレ
イ4からの色材を案内するシート状色材案内部20と、
フィーダ部3からのロール状色材を案内するロール状色
材案内部21とを有している。シート状色材案内部20
には、シート状色材が挿入されたことを検出するための
シート状色材検出センサ22が、また台紙搬送部17に
は、台紙が挿入されたことを検出するための台紙検出セ
ンサ23がそれぞれ設けられている。また、フィーダ本
体部8のカッタ装置11下方には、ロール状色材が供給
されたことを検出するためのロール状色材検出センサ2
4が設けられている。
【0020】図2に示すように、熱ローラ装置15は、
上方熱ローラ30と、この上方熱ローラ30が圧接する
下方熱ローラ31とから構成されている。各熱ローラ3
0,31は、図3に示すように、円筒状のローラ軸3
2,33と、各ローラ軸32,33の表面に一体成形さ
れたシリコンゴム34,35とから構成されている。各
ローラ軸32,33内には、それぞれハロゲンランプヒ
ータ36,37が挿通されている。ハロゲンランプヒー
タ36,37は、それぞれローラの軸方向に熱分布が均
一化されるように、中心部はその周辺部に比べてコイル
の巻き密度が粗くなっている。下方熱ローラ31のロー
ラ軸33は、軸受を介して左右の側板38,39に回転
自在に支持されている。一方、上方熱ローラ30のロー
ラ軸32は、各側板38,39にそれぞれ昇降自在に装
着されたブラケット40,41に軸受を介して回転自在
に支持されている。ブラケット40,41は上下駆動モ
ータ19によって昇降されるようになっており、上方熱
ローラ30は、下方熱ローラ31に圧接するラミネート
位置と、下方熱ローラ31から離れた退避位置をとり得
る。
【0021】本ラミネート装置においては、色材及び台
紙の搬送部16,17と熱ローラ装置15における色材
及び台紙の搬送は、一方の側板38側に偏倚して搬送さ
れる、いわゆる片側基準方式である。そして、熱ローラ
装置15部分においては、図3に示すように、側板38
からL1の位置に台紙の側端が位置し、L3の位置に色
材の側端が位置するような状態で、台紙及び色材がそれ
ぞれ搬送される。そして、下方熱ローラ31の表面に
は、下温度センサ42が接触して設けられ、また上方熱
ローラ30には上温度センサ43が接触して設けられて
いる。下温度センサ42は、支持部材44によって側板
38に固定され、また上温度センサ43は支持部材45
によってブラケット40に支持されている。各温度セン
サ42,43は、その中心が側板38からL2の位置に
くるように配置されている。したがって、各温度センサ
42,43は、各熱ローラ30,31のラミネート紙が
通過する領域に当接していることとなる。ここで、温度
センサ42,43が接触している部分は、色材において
絵柄領域以外の部分に対応する部分である。このため、
温度センサ42,43によって熱ローラ30,31が磨
耗した場合にも、絵柄に悪影響を及ぼすことはない。
【0022】図3の矢印IV方向の矢視図を図4に示す。
この図に示すように、上方熱ローラ30にはスタビライ
ザ機構50が設けられている。スタビライザ機構50
は、各ブラケット40,41から外方に突出して設けら
れた連結部材51,52と、上方熱ローラ30の軸と平
行に、用紙搬送方向の一端側に配置されたスタビライザ
ロッド53とを有している。スタビライザロッド53
は、左右の側板38,39に回転自在に支持されてい
る。そして、その両端はそれぞれ上方熱ローラ30側に
ほぼ90°の角度で折り曲げられており、その折り曲げ
られた先端が左右の連結部材51,52にそれぞれ係止
している。
【0023】このようなスタビライザ機構50によっ
て、熱ローラ装置15の軸方向寸法に比較して比較的幅
の狭い台紙及び色材が供給されてきた場合にも、上方熱
ローラ30の傾斜を抑えることができる。図2に示すよ
うに、色材搬送部16は、色材搬送ローラ55を有して
いる。色材搬送ローラ55は、熱ローラ装置15の搬送
方向上流側に設けられており、シート状色材案内部20
及びロール状色材案内部21からの色材を熱ローラ装置
15側に搬送するためのローラである。熱ローラ装置1
5と色材搬送ローラ55との間には、色材の搬送をガイ
ドするためのガイド部材56が設けられている。またこ
のガイド部材56の下方には、色材の先端を検出してそ
の搬送タイミングを設定するための色材先端検出センサ
57が設けられている。
【0024】また、台紙搬送部17において、色材搬送
ローラ55の下方には、台紙を搬送するための台紙搬送
ローラ58が配置されている。熱ローラ装置15と台紙
搬送ローラ58との間には台紙の搬送をガイドするため
のガイド部材59が設けられている。ガイド部材59の
下方には、台紙の先端を検出し、台紙の搬送タイミング
を設定するための台紙先端検出センサ60が配置されて
いる。
【0025】熱ローラ装置15の搬送方向下流側には、
ラミネート紙をガイドするためのガイド部材61が配置
されており、排出搬送路が構成されている。熱ローラ装
置15の下流側において、ガイド部材61の下方には、
ラミネート紙を検出し、ジャム検出を行うための排出セ
ンサ62が設けられている。ここで、熱ローラ装置15
のニップ位置Nから各温度センサ42,43までの円周
距離R1,R2は、ニップ位置Nから排出センサ62ま
での距離R3よりも長く設定されている。したがって、
ジャムが発生した場合には、ジャムした用紙が上方熱ロ
ーラ30または下方熱ローラ31に巻きついて上温度セ
ンサ43,42まで到達するよりも先にジャム検出がな
され、熱ローラ装置15の回転が停止させられる。した
がって、ジャムしたラミネート紙が各温度センサ42,
43に到達して各温度センサ42,43を損傷するのを
防止することができる。フィーダ部の構成 フィーダ部3は、前述のようにフィーダ本体8と、この
フィーダ本体8に対して前後方向に移動自在なキャリッ
ジ9とから構成されている。図8に示すように、フィー
ダ本体8はキャリッジ9を移動させるための駆動機構8
0を有している。また、キャリッジ9のフレームには、
駆動機構80によって前後方向に駆動させられるブラケ
ット81が固定されている。
【0026】駆動機構80は、図5及び図7に示すよう
に駆動モータ82を有している。駆動モータ82には、
ジョイント83を介してローラ状色材送り出し用の第1
駆動スプロケット84と、キャリッジ9を移動させるた
めの第2駆動スプロケット85とが連結されている。ス
プロケット85は、キャリッジ移動用のスプロケット8
6にチェーン87を介して連結されている。チェーン8
7は、テンション調整用のスプロケットによってその張
力が調整されている。スプロケット86が装着された軸
には、第2スプロケット88が固定されており、スプロ
ケット86とスプロケット88とはクラッチ89を介し
て連結されている。
【0027】一方、図5に示すように、フィーダ本体8
の側部の前後両端上部には、支持部材90,91が配置
されている。この支持部材90,91には、スプロケッ
ト92,93,94が回転自在に支持されている。そし
て、これらの各スプロケット88,92〜94には、チ
ェーン95が架け渡されている。チェーン95の一端
は、キャリッジ9のブラケット81に固定され、また他
端もこのブラケット81に連結されている。このような
構成により、クラッチ89をオンしてモータ82を回転
させれば、各スプロケット及びチェーンによってキャリ
ッジ9は図5の実線で示す位置と一点鎖線で示す位置と
の間を往復移動し得るようになっている。なお、フィー
ダ本体8にはガイドレール96が固定されており、この
ガイドレール96上をキャリッジ9のフレームに回転自
在に設けられたガイドローラ97が転動するようになっ
ている。また、前記スプロケット88,92〜94とチ
ェーン95とは、左右両側部に設けられており、左右の
両機構は図7に示す連結シャフト98により連結され
て、同期して作動するようになっている。
【0028】また、フィーダ本体8には、前記駆動機構
80によって前後方向の所定の位置に移動させられた色
材ロールのロール状色材をラミネート部側に送り出すた
めの送り出し機構100(図6及び図7参照)が設けら
れている。この送り出し機構100は、駆動モータ82
に連結された第1駆動スプロケット84と、スプロケッ
ト101と、これらの間に架け渡されたチェーン102
とを有している。チェーン102は、テンション用のス
プロケットによってその張力が調整されている。スプロ
ケット101は、クラッチ104を介して大ギア105
に連結されている。なお、スプロケット101,クラッ
チ104及び大ギア105は、フィーダ本体8のフレー
ムに回転自在に支持された軸に装着されている。
【0029】一方、キャリッジ9側には、各色材ロール
10a〜10dに対応して送り出しローラ装置106,
107,108,109が設けられている。各送り出し
ローラ装置は構成が同様であるので、ここではシアン用
の送り出しローラ装置106について説明する。この装
置106は、互いに圧接し、その間にロール状色材を挟
んで搬送する送り出しローラ110と、この送り出しロ
ーラ110の軸111の一端側に連結され、フィーダ本
体8側の大ギア105と噛み合う小ギア112とを有し
ている。また、この小ギア112とキャリッジ9のフレ
ーム113との間には、摩擦パッド114と、この摩擦
パッド114を小ギア112に押し付けるスプリング1
15とからなるメカニカルブレーキが設けられている。
【0030】このメカニカルブレーキのブレーキトルク
は、クラッチ104の軸上に設けられた大ギア105の
空転トルクより大きく設定されている。したがって、キ
ャリッジ9の移動時に大ギア105に小ギア112が噛
み合った場合にも、小ギア112が回転してロール状色
材が巻き戻されたり、また各ロール側に送り返されたり
するのが防止される。制御ブロック このラミネート装置は、図8に示すような制御部120
を有している。制御部120は、CPU121と、プロ
グラム等を記憶するROM122と、データを記憶する
RAM123と、タイマー124とを有している。そし
て、これらの各回路は、ラミネート用の入力端子(L.
I.P)125、出力端子(L.O.P)126を介し
て長さセンサ150を含むラミネート部2の各センサ
や、ファン130,131、駆動モータ18及び上下駆
動モータ19に接続されている。また、オートフィーダ
用の入力端子(AF.I.P)127及び出力端子(A
F.O.P)128を介して、フィーダ部3における各
センサや駆動モータ12,82、クラッチ89,104
に接続されている。さらに、制御部120はコンソール
パネル129に接続されている。またこの制御部120
には、CPU121等に接続された温度調整回路130
を有している。この温度調整回路(T.Cont)13
0には、上下の温度センサ42,43やハロゲンランプ
ヒータ36,37に接続されている。概略動作 このラミネート装置では、色材と台紙とをラミネートす
るにあたって、プログラム制御モードを設定することが
可能である。このプログラム制御モードを選択し、かつ
オートフィードモードを選択した場合には、台紙あるい
は既に何色かの色材がラミネートされたラミネート紙を
台紙挿入トレイ5から挿入することにより、ラミネート
順にしたがって自動的に色材が選択され、またロール状
色材が設定された長さにカットされて順次ラミネートさ
れる。また、プログラム制御モードで手動送りの場合に
は、台紙あるいはラミネート紙を台紙挿入トレイ5から
挿入し、またシート状の色材を色材挿入トレイ4からラ
ミネート順に応じて挿入することにより、各色ごとにプ
ログラム設定された重なり具合で色材及び台紙がラミネ
ートされる。
【0031】一方、プログラム制御モードを選択しない
場合には、各色材ごとにコンソールパネルによって設定
された条件にしたがってラミネートが行われる。手動操
作についてのラミネート動作の概略を説明する。まず、
台紙を台紙挿入トレイ5からラミネート部2内に挿入す
ると、台紙検出センサ23によって台紙の挿入が検出さ
れる。すると、台紙搬送部17によって台紙がラミネー
ト部2内に引き込まれ、台紙の先端が台紙先端検出セン
サ60で検出されると一旦台紙の送りが停止される。次
に、色材挿入トレイ4からシート状の色材が挿入される
と、この色材は色材検出センサ22によって検出され
る。これにより、色材搬送部16が作動し、挿入された
色材がラミネート部2内に引き込まれる。そして、色材
先端検出センサ57によって色材の先端が検出される
と、一旦色材の送りが停止される。この状態から、コン
ソールパネル等によって設定された条件のもとで台紙及
び色材が熱ローラ装置15に送られる。熱ローラ装置1
5は、上方熱ローラ30及び下方熱ローラ31が、温度
調整回路130によって所定の温度(たとえば上熱ロー
ラ135℃、下熱ローラ82℃)に温度調節されてお
り、この熱ローラ30,31の間を色材及び台紙が通過
することによって両者はラミネートされる。ラミネート
された台紙及び色材は排出ガイド部材6に沿って装置の
下方に案内され、排出トレイ7上に案内される。
【0032】オートフィードモード時には、前述と同様
にして台紙を挿入し、コンソールパネル上のスタートキ
ーを押すと、キャリッジ9が移動し、所望の色材ローラ
がカッタ装置11上方の供給位置に移動させられる。そ
して、送り出し装置を作動させることによってロール状
色材がラミネート部2の色材搬送部16に送られる。以
降の動作は同様であり、ロール状色材が所定の長さにな
ったところでカッタ装置11が作動してロール状色材は
切断される。
【0033】また、幅方向において小サイズの色材及び
台紙が熱ローラ装置15を通過する際には、片側基準で
搬送されるので、基準側のローラ軸が上方に持ち上げら
れる場合がある。この場合には、スタビライザロッド5
3の捩じり剛性によって逆側も持ち上げられるので、常
にローラ軸を平行に位置させることができ、幅方向の全
域にわたって均一なラミネートを行うことができる。
【0034】 以上のようにして台紙に色材をラミネー
ト処理した後、色材のカバーフィルムを剥離し、露光装
置により当該色版用の色分解フィルムとラミネート紙と
を密着し露光を行う。次にこの露光された色材を現像器
に挿入し、所望の色(たとえばシアン)の画像を得る。
このようにして順次ラミネート順に前述の処理を繰り返
してカラープルーフを得る。制御動作 図9〜図16フローチャートにしたがって制御動作を
説明する。
【0035】まず、図9のフローチャートにしたがって
全体の制御処理を説明する。装置の起動スイッチがオン
されると、プログラムはスタートし、まずステップS1
では初期処理が行われる。この初期処理では、各部を初
期位置に移動させたり、熱ローラ装置15の温度調整が
行われる。次にステップS2では、原点リセット処理を
行う。この原点リセット処理では、搬送系の搬送速度を
演算したり、また色材及び台紙が所定の区間を搬送され
るに要する時間を算出する。これらの処理が終了すれ
ば、ステップS3に移行し待機処理を行う。この待機処
理では、コンソールパネルからのキー入力によって、各
種のラミネート条件や、動作モードの設定を行う。
【0036】待機処理が終了しスタートキーが押される
と、プログラムはステップS4に移行する。ステップS
4では、ステップS3の待機処理で動作モードとしてプ
ログラム制御モードが設定されたか否かを判断する。プ
ログラム制御モードが設定されている場合には、台紙と
各色の色材とのラミネートのタイミング(重なり具合)
が予め設定された条件にしたがって自動的に設定され、
またラミネート順序も予め設定された順序で自動的に行
われる。この場合には、ステップS5に移行して、ラミ
ネートする色材が何層目かを判断するためのiを「1」
とする。また、プログラム制御モードが設定されていな
い場合には、このステップS5の処理をスキップしてス
テップS6に移行する。
【0037】ステップS6では、オートフィードモード
が設定されたか否かを判断する。オートフィードモード
が設定されている場合には、ステップS7に移行する。
ステップS7では、挿入された台紙を台紙搬送部17の
所定位置に設定する台紙セット処理と、キャリッジ9内
の所望の色材ロールからロール状色材を引き出して色材
搬送部16の所定位置にセットするロール色材セット処
理とが並行して行われ、その後、台紙及び色材をラミネ
ートするラミネート処理が行われる。
【0038】一方、オートフィードモードが設定されて
いない場合には、プログラムはステップS6からステッ
プS8に移行する。ステップS8では、台紙挿入トレイ
5から挿入された台紙を台紙搬送部17の所定位置にセ
ットする台紙セット処理を行う。次にステップS9で
は、色材挿入トレイ4から挿入されたシート状色材を、
色材搬送部16の所定位置にセットする色材セット処理
を行う。次にステップS10では、台紙及びシート状の
色材を熱ローラ装置15に供給し、ラミネート処理を行
う。
【0039】ステップS7でのラミネート処理あるいは
ステップS10でのラミネート処理が終了するとステッ
プS11に移行する。ステップS11では、再度プログ
ラム制御モードが設定されているか否かを判断し、プロ
グラム制御モードが設定されている場合にはステップS
12に移行する。ステップS12では、前記iが「4」
になったか否かを判断する。4枚の色材についてラミネ
ート処理が終了していない場合には、このステップS1
2でNOと判断されステップS13に移行する。ステッ
プS13では、iをインクリメントするとともに、台紙
と色材とのずれ量を設定するためのx1をdだけ減少さ
せ、ステップS6に戻る。この台紙と色材とのずれにつ
いては後述する。一方、すべての色材についてラミネー
トが終了した場合には、ステップS12でYESと判断
され、ステップS3に戻って次の処理を待つ。また、ス
テップS11でNOと判断された場合には、ステップS
11からS3に戻る。
【0040】次に、図9のステップS1における初期処
理を図10で説明する。この初期処理においては、まず
ステップS20において初期設定がなされる。この初期
設定においては、キャリッジ9をホームポジションに移
動させる等の処理が行われる。次にステップS21で
は、熱ローラ装置15の回転をラミネート時の回転速度
より低速な待機速度でスタートさせる。そしてステップ
S22では、制御部120の温度調整回路130によっ
て、熱ローラ装置15の温度調整を開始する。ステップ
S23では、温度調整が完了したか否かを判断する。す
なわち、上方熱ローラ30の温度が135℃となり、下
方熱ローラ31が82℃になったか否かを判断する。温
度調整が完了するのを待ってプログラムはステップS2
3からステップS24に移行する。ステップS24で
は、コンソールパネル129の表示部に温度調整が完了
したことを表示する。次にステップS25では、クリア
ーキーが作業者によって押されるのを待って、ステップ
S26に移行する。このステップS25は、作業者が確
実に温度が上がったことを確認した後に次のステップに
移行するための処理である。ステップS26では、コン
ソールパネル129の表示部にそれまで表示されていた
温度調整完了表示を消去し、次の処理である原点リセッ
ト表示を行う。このようにして初期処理を終了する。
【0041】次に、図9のステップS2で行われる原点
リセット処理を図11にしたがって説明する。初期処理
のステップS26において原点リセット表示がなされた
ことを確認すると、作業者は原点リセット処理に移行す
るためにスタートキーを押す。ステップS30では、こ
のスタートキーが入力されるのを待ち、ステップS31
に移行する。ステップS31では、熱ローラ装置15を
前記待機速度より高速でラミネートする際の回転速度に
制御する。そしてステップS32では、色材送りクラッ
チをオンし、色材搬送部16の色材搬送ローラ55を回
転させる。またステップS33では、タイマーT1をス
タートさせるとともに、ステップS34において色材搬
送ローラ55に接続されたエンコーダ等の長さセンサ1
50のパルスをカウントする。次にステップS35で
は、長さセンサのカウント値c1が「500」になった
か否かを判断する。カウント値c1が「500」になる
のを待ってステップS36に移行し、ステップS36で
タイマーT1をストップさせる。このステップS33〜
ステップS36において、長さセンサの500パルスに
対する時間T1を計測する。ステップS37では、色材
送りクラッチをオフして色材搬送ローラ55の回転を停
止させる。次にステップS38では、前記カウント値c
1とタイマー時間T1とにより色材搬送ローラ55の速
度SPを演算する。ここで、色材搬送ローラ55と台紙
搬送ローラ58とは同じ駆動系で駆動されており、した
がって台紙搬送ローラ58の速度は色材搬送ローラ55
の速度SPと同じになる。
【0042】次に、ステップS39では、上方熱ローラ
30を下方熱ローラ31側に移動させる。これと同時に
ステップS40においてタイマーT2をスタートさせ
る。ステップS41では、上方熱ローラ30と下方熱ロ
ーラ31とがニップしたか否かを判断する。この熱ロー
ラ30,31のニップは、上熱ローラ31を下降させる
ためのモータの軸回転数によって判断する。両熱ローラ
30,31がニップするのを待ってステップS42に移
行する。ステップS42では、タイマーT2をストップ
させる。そしてステップS43では、上方熱ローラ30
の下降を停止させるとともに、モータ回転を逆にして原
点位置へ上昇させる。そしてステップS44において熱
ローラ装置15の回転速度を待機速度に制御する。
【0043】以上のようにして求められた色材搬送ロー
ラ55及び台紙搬送ローラ58の速度、すなわち搬送速
度SPと、上方熱ローラ30の下降に要する時間T2と
から、以降の処理において用いられるジャム検出等のた
めの所要計算時間を演算する。すなわち、ステップS4
5では、台紙検出センサ23と台紙先端検出センサ60
との間の距離N1を搬送速度SPで除算し、台紙検出セ
ンサ23から台紙先端検出センサ60まで台紙が送られ
るときの計算時間T3を演算する。ステップS46で
は、色材検出センサ22から色材先端検出センサ57ま
での距離N2を前記搬送速度SPで除算し、色材検出セ
ンサ22から色材先端検出センサ57までシート状色材
が送られるときの計算時間T4を演算する。ステップS
47では、台紙先端検出センサ60から排出センサ62
までの距離N3を搬送速度SPで除算し、台紙先端検出
センサ60から排出センサ62まで台紙及び色材が送ら
れるときの計算時間T5を演算する。またステップS4
8では、色材先端検出センサ57から熱ローラ装置15
のニップ位置までの距離N4を搬送速度SPで除算した
時間からさらに前記ステップS40〜S42で得られた
上方熱ローラ30がニップするまでの時間T2を減算
し、上熱ローラ31の下降開始のための計算時間T6を
演算する。またステップS49では、熱ローラ30,3
1のニップ位置Nから色材先端検出センサ57と台紙先
端検出センサ60までの各々の距離の差αと、台紙と色
材の端部のずれ量x1(図18参照)を加算したものを
前記搬送速度SPで除算し、台紙先端と色材の先端の距
離をx1とするための色材送り出し開始のための計算時
間T11を演算する。このようにして各計算時間を演算
し、待機処理に移行する。
【0044】待機処理では、前述のように各種のモード
を設定したり、また条件設定のためのキー入力が行われ
る。次に、プログラム制御モードが設定された場合のス
テップS7の処理について説明する。このステップS7
の処理は、オートフィードモードが選択された場合に実
行される。
【0045】 まず、図12及び図13に示す台紙セッ
ト処理及びロール色材セット処理が実行される。台紙セ
ット処理においては、ステップS55において台紙トレ
イ5から台紙が挿入されたか否かを判断する。この台紙
の挿入は、台紙検出センサ23によって行われる。台紙
が挿入された場合には、ステップS56に移行し、台紙
送りクラッチをオンして台紙搬送ローラ58を回転させ
る。次にステップS57では、タイマーT7をスタート
させる。ステップS58では、タイマーT7が前記ステ
ップS45で演算された台紙ジャム検出用の計算時間T
3を超えていないか否かを判断する。時間T7が台紙ジ
ャム検出時間T3を超えていない場合にはステップS5
9に移行し、台紙先端検出センサ60によって台紙の先
端が検出されたか否かを判断する。台紙の先端がセンサ
60によって検出されるまでステップS58及びS59
を繰り返し実行する。台紙先端が検出されないまま時間
T7が台紙ジャム検出時間T3になった場合には、エラ
ー処理へ移行する。ジャム検出時間T3内に台紙の先端
が検出された場合には、ステップS60に移行し、台紙
送りクラッチをオフして台紙搬送ローラ58の回転を停
止する。これにより、台紙の先端がセンサ60に位置し
た状態で台紙の搬送が停止させられる。
【0046】一方、台紙セット処理を行っている間にコ
ンソールパネル129のスタートキーが押された場合に
は、図13のステップS61でYESと判断され、ステ
ップS62に移行する。この場合には、台紙セット処理
とロール色材のセット処理とが並列的に処理される。ス
テップS62では、まずキャリッジ9の移動を開始す
る。この場合には、モータ82を回転させ、駆動機構8
0のクラッチ89をオンするとともに、送り出し機構1
00のクラッチ104をオフする。これにより、モータ
82の回転は、各スプロケット及びチェーンを介してキ
ャリッジ9のブラケット81に伝えられ、キャリッジ9
は原点位置から前方に移動する。ここで、第1層目のラ
ミネート処理においてはi=1となっているので、ステ
ップS63では第1層目のシアンの色材ロール10aが
供給位置、すなわちカッタ装置11の真上の位置に移動
させられたか否かを判断する。シアンの色材ロール10
aが所望位置にきた場合には、ステップS64に移行し
てクラッチ89をオフし、これによりキャリッジ9の移
動を停止させる。
【0047】 次に、ステップS65では、色材搬送
ーラ55の駆動を開始する。この状態でステップS66
では、送り出し機構100により所定長のロール状色材
を送り出す。次にステップS67では、色材先端検出セ
ンサ57によってロール状色材の先端を検出したか否か
を判断する。検出した場合にはステップS67からステ
ップS68に移行し、色材搬送ローラ55による色材搬
送を停止させる。
【0048】ここで、ステップS66におけるロール状
色材の送り出し処理を図14を用いて詳細に説明する。
図14において、ステップS70では、ロール状色材が
所定長を送り出されたか否かを判断する。所定長送り出
された場合には、ステップS71に移行する。ステップ
S71では、カッタ装置11を作動させ、ロール状色材
を切断する。次にステップS72では、モータ82を逆
転させる。そしてステップS73では、所定長のロール
状色材を送り戻す。すなわち、ロール状色材の先端がキ
ャリッジ9内のロールニップ位置にくるまで送り戻し、
送り戻された場合にはステップS74に移行する。この
送り戻し量は、たとえば、エンコーダ等により送り出し
ローラ装置106の回転数を検出することにより行われ
る。ステップS74では、モータ82及びカッタ装置1
1のモータをオフする。
【0049】このようにして台紙は、その先端が台紙先
端検出センサ60の位置で一旦停止され、またロール状
色材も色材先端検出センサ57の位置で一旦停止させら
れる。一方、オートフィードモードが設定されていない
場合には、図9におけるステップS8及びS9の処理に
よって台紙及び色材がセットされる。この場合の制御フ
ローを図15に示す。
【0050】まずステップS80では、台紙が挿入され
たか否かを検出する。台紙が挿入されるまでは待機処理
を実行している。台紙の挿入が台紙検出センサ23によ
って検出されると、ステップS80からステップS81
に移行する。ステップS81では、台紙送りクラッチを
オンして台紙搬送ロール58を回転させる。また、ステ
ップS82においてタイマーT7をスタートさせる。ス
テップS83及びステップS84の処理は前記図12に
おけるステップS58及びステップS59における処理
と同様であり、台紙のジャム検出を行う。台紙先端が検
出された場合には、ステップS84からステップS85
に移行し、台紙送りクラッチをオフして台紙搬送ローラ
58を停止させる。
【0051】次にステップS86では、色材検出センサ
22によって色材挿入トレイ4からシート状の色材が挿
入されたか否かを判断する。色材が挿入されていない場
合には待機処理を実行する。色材が挿入されたことが検
出されると、ステップS86からステップS87に移行
する。ステップS87では、コンソールパネル129の
スタートキーが押されるのを待つ。このステップS87
の処理は、作業者が台紙が挿入されてセットされている
ことを確認した後に色材をセットするようにするためで
ある。スタートキーが押された場合にはステップS88
に移行する。ステップS88では、色材送りクラッチを
オンして色材搬送ローラ55を回転させる。これによ
り、シート状の色材は色材搬送ローラ55によって熱ロ
ーラ装置15側に搬送される。
【0052】次にステップS89では、タイマーT8を
スタートさせる。次にステップS90では、時間T8が
色材ジャム検出のための計算時間T4を超えていないか
否かを判断する。超えていない場合にはステップS91
に移行する。ステップS91では、色材の先端が色材先
端検出センサ57によって検出されたか否かを判断す
る。色材の先端が検出されるまでステップS90及びス
テップS91を繰り返し実行する。色材の先端が検出さ
れるまでに時間T8が色材ジャム検出時間T4になった
場合には、ステップS90からエラー処理へ移行する。
ジャム検出時間T4内に色材が検出された場合には、ス
テップS92に移行して色材送りクラッチをオフし、色
材搬送ローラ55の回転を停止させる。
【0053】このようにして、台紙を台紙先端検出セン
サ60の位置で一旦停止させ、シート状の色材を色材先
端検出センサ57の位置で一旦停止させる。次に、ステ
ップS7及びステップS10におけるラミネート処理を
図16にしたがって説明する。前述のようにしてロール
状の色材あるいはシート状の色材を色材先端検出センサ
57の位置で停止させ、また台紙を台紙先端検出センサ
60の位置で停止させた後に、ラミネート処理を実行す
る。このラミネート処理では、まずステップS100で
熱ローラ装置15をラミネート速度で回転させる。また
ステップS101では、タイマーT9をスタートさせ
る。そしてステップS102では、時間T9が2秒にな
ったか否かを判断する。この時間T9は、熱ローラ駆動
用のモータをラミネート速度に変速したときに、熱ロー
ラ装置が安定したラミネート速度になるまでの時間を確
保するためである。時間T9が2秒になった場合にはス
テップS103に移行する。ステップS103では、台
紙送りクラッチをオンして台紙搬送ローラ58を回転さ
せる。これにより、台紙が熱ローラ装置15側に供給さ
れる。またヒータ104では、タイマーT10をスター
トさせる。ステップS105では、時間T10が色材送
り開始のための計算時間T11になったか否かを判断す
る。時間T10が色材送り開始時間T11になるのを待
ってステップS106に移行する。ステップS106で
は、色材送りクラッチをオンして、色材搬送ローラ55
を回転させ、色材を熱ローラ装置15側に搬送する。こ
のようにして、台紙の供給開始より所定時間後に色材を
送ることによって、図18に示すように台紙140の先
端から距離x1だけずれて第1層目のシアンの色材14
1がラミネートされることとなる。
【0054】次にステップS107では、時間T10が
上方熱ローラ30を下降開始させるための計算時間にな
ったか否かを判断する。時間T10が時間T6になるの
を待ってステップS108に移行する。ステップS10
8では、上方熱ローラ30の下降を開始する。次にステ
ップS109では、上方熱ローラ30が下方熱ローラ3
1にニップしたか否かを判断する。ニップした場合に
は、ステップS110に移行し、上方熱ローラ30の下
降を停止する。
【0055】次に、ステップS111では、時間T10
が巻き付き検出のための計算時間T5を超えていないか
判断する。ステップS111での判断がYESの場合に
は、ステップS112に移行する。ステップS112で
は、排出センサ62が台紙の先端を検出したか否かを判
断する。台紙の先端を検出しない場合には、ステップS
111及びステップS112を繰り返し実行する。そし
て、巻き付き検出時間T5の間に台紙の先端が排出セン
サ62によって検出されない場合には、台紙及び色材が
熱ローラに巻き付いたと判断されるので、ステップS1
11からエラー処理へ移行する。巻き付き検出時間T5
内に台紙の先端が排出センサ62によって検出された場
合には、ステップS113に移行する。ステップS11
3では、排出センサ62がオフしたか否かを判断する。
すなわち、台紙及び色材が排出センサ62上を通過した
か否かを判断する。通過した場合には、ステップS11
4に移行し、上方熱ローラ30を原点位置へ上昇させ
る。次にステップS115では、熱ローラ装置15を待
機速度に制御する。そして、ステップS116では、色
材送りクラッチ及び台紙送りクラッチをともにオフと
し、各搬送ローラ55,58の回転を停止させる。
【0056】以上のようにしてラミネート処理が終了し
た場合には、図9のステップS11においてプログラム
制御モードが設定されているか否かを判断する。プログ
ラム制御モードが設定されており、かつすべての色材に
ついてのラミネート処理が終了していない場合には、ス
テップS11からステップS12を介してステップS1
3に移行する。このステップS13では、次の色材を選
択するためにiをインクリメントし、また、台紙と色材
とのずれ量であるx1を、(x1−d)とし、ステップ
S6に戻る。以下、第2層目、第3層目及び第4層目に
ついて同様の処理が繰り返し実行される。
【0057】このようなプログラム制御モードでは、図
18に示すように、台紙140に対してシアンの色材1
41、マゼンタの色材142、イエローの色材143及
びブラックの色材144を、それぞれ距離dだけずらし
て、下の色材をその上層の色材が覆うようラミネートす
る。このため、現像処理時において色材が除去されて台
紙上に残った接着剤がその上層の色材によって覆われ、
残留した接着剤によって台紙140が上方熱ローラ30
に巻き付くことが防止される。
【0058】次に、エラー処理について図17を用いて
説明する。このエラー処理では、ステップS120にお
いて駆動系のすべてを一旦オフする。そしてステップS
121においてコンソールパネル129の表示部にエラ
ー表示を行う。そして、作業者によるエラー原因の解除
がなされパワーリセットキーが押された場合には、ステ
ップS122から初期処理へ移行する。
【0059】このような装置では、色材及び台紙の搬送
速度を装置使用前ごとに行い、この計測結果をもとに、
色材及び台紙の送りの際のジャム検出等の搬送制御のた
めの時間の演算を行うので、色材及び台紙のジャムが発
生した場合に、これを正確にかつ素早く検出することが
できる。また、台紙及び色材の先端を正確に所望の位置
に合わすことができ、精度のよいラミネートを行うこと
ができる。また、色材及び台紙が熱ローラへ巻き付いた
場合にも、この巻き付きを早急に検出することができ、
巻き付き面積を小さくできるので熱ローラの清掃も最小
の面積で済み、装置の早期復旧が可能となる。
【0060】さらに、装置の使用前ごとに前記計測を行
っているので、電源の周波数変動や電圧変動にも追従し
て正確な制御を行うことができる。 〔他の実施例〕 (a) 前記実施例では、ロール状色材を収納したフィ
ーダ部3を備えた装置に本発明を適用したが、シート状
の色材収納カセットを有し、このカセットから色材を自
動的に供給するようにした装置にも、本発明を同様に適
用することができる。 (b) 前記実施例では、上下の熱ローラ30,31の
それぞれにハロゲンランプヒータ36,37を設けた
が、台紙の熱容量が特にラミネートに悪影響を与えない
場合には、ヒータは上方熱ローラのみに設ければよい。
【0061】
【発明の効果】以上のように第1の発明では、温度測定
手段を被ラミネート材及び色材の通過する範囲に配置し
ているので、被ラミネート材及び色材が通過し温度が変
化した場合にも素早く所望の温度に調整することができ
る。また、温度測定手段は、色材の絵柄領域以外が通過
する熱ローラの表面に接触して設けられているので、温
度測定手段によって熱ローラが磨耗した場合でも、絵柄
に悪影響が及ぶことはない。
【0062】また第2の発明では、熱ローラの近傍にジ
ャム検出センサを設け、この検出センサの検出結果によ
り熱ローラの回転を制御しているので、熱ローラに巻き
付いた被ラミネート材及び色材が温度測定センサに到達
するまでに熱ローラの回転を停止させることができる。
このため、熱ローラに巻き付いた被ラミネート材及び色
材による温度測定センサの損傷が防止される。
【0063】さらに第3の発明では、被ラミネート材及
び色材を片側基準で搬送する際、下方及び上方熱ローラ
の軸が常に平行になるようなスタビライザ機構を設けて
いるので、幅方向の全域にわたって均一なラミネート処
理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるラミネート装置の縦断
面概略構成図。
【図2】そのラミネート部の概略構成図。
【図3】 熱ローラ装置の断面正面図。
【図4】 上方熱ローラ装置及びスタピライザ機構の平
面断面図。
【図5】前記装置のフィーダ部のキャリッジ駆動機構を
示す概略構成図。
【図6】前記装置のロール状色材の送り出し機構を示す
概略構成図。
【図7】前記装置のフィーダ部の駆動機構の断面平面
図。
【図8】前記装置の制御ブロック図。
【図9】前記装置の全体制御フローチャート。
【図10】初期処理のフローチャート。
【図11】原点リセット処理のフローチャート。
【図12】台紙セット処理のフローチャート。
【図13】ロール状色材セット処理のフローチャート。
【図14】ロール状色材送り出し処理の制御フローチャー
ト。
【図15】オートフィーダを用いない場合の台紙セット処
理及び色材セット処理のフローチャート。
【図16】ラミネート処理のフローチャート。
【図17】エラー処理のフローチャート。
【図18】ラミネートされた台紙及び色材の断面構成図。
【符号の説明】
16 色材搬送部 17 台紙搬送部 30 上方熱ローラ 31 下方熱ローラ 36,37 ハロゲンランプヒータ 42,43 温度センサ 50 スタビライザ機構 61 排出搬送路 62 排出センサ 120 制御部 130 温度調整回路

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被ラミネート材と色材とをラミネートして
    多色刷印刷物の色校正を行うための色校正用ラミネート
    装置であって、 被ラミネート材及び色材のそれぞれを幅方向の一端側に
    偏倚させた片側基準で搬送する搬送手段と、 前記搬送手段によって搬送されてきた被ラミネート材及
    び色材を挟持して両者を接着させる回転可能な1対の熱
    ローラと、 前記1対の熱ローラのうちの少なくとも一方の熱ローラ
    を加熱する加熱手段と、 前記加熱手段によって加熱される熱ローラの搬送基準側
    の端部に、前記熱ローラ表面における色材の絵柄領域以
    外の部分が通過する領域に当接するように配置され、前
    記熱ローラ表面の温度を測定する温度測定手段と、 前記温度測定手段の測定結果に基づいて前記加熱手段を
    制御する温度制御手段と、を備えた色校正用ラミネート
    装置。
  2. 【請求項2】被ラミネート材と色材とをラミネートして
    多色刷印刷物の色校正を行うための色校正用ラミネート
    装置であって、 被ラミネート材及び色材を挟持して搬送しながら両者を
    接着させる回転可能な1対の熱ローラと、 前記1対の熱ローラの搬送方向下流側に設けられた排出
    搬送路と、 前記1対の熱ローラのうちの少なくとも一方の熱ローラ
    を加熱する加熱手段と、 前記加熱される熱ローラに接触して配置され、前記熱ロ
    ーラ表面の温度を測定する温度測定センサと、 前記排出搬送路に配置され被ラミネート材及び色材の前
    記熱ローラへの巻き付きを検出するジャム検出センサ
    と、 前記ジャム検出センサの検出結果により前記1対の熱ロ
    ーラの回転を停止させる停止手段とを備え、 前記1対の熱ローラのニップ位置からジャム検出センサ
    までの搬送距離が、前記ニップ位置から温度測定センサ
    までの円周距離よりも短く設定されている、色校正用ラ
    ミネート装置。
  3. 【請求項3】被ラミネート材と色材とをラミネートして
    多色刷印刷物の色校正を行うための色校正用ラミネート
    装置であって、 被ラミネート材及び色材のそれぞれを幅方向の一端側に
    偏倚させた片側基準で搬送する搬送手段と、 支持フレームと、 前記支持フレームに回転自在に支持された下方熱ローラ
    と、 前記下方熱ローラに圧接して被ラミネート材及び色材を
    前記下方熱ローラとの間で挟持可能なラミネート位置
    と、前記下方熱ローラから離れた退避位置とをとり得る
    ように移動自在に、かつ回転自在に前記支持フレームに
    支持された上方熱ローラと、 前記上方熱ローラの軸の傾きを規制するためのスタビラ
    イザ機構と、を備えた色校正用ラミネート装置。
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